JP2003070004A - 画像復号化装置、および画像復号化方法 - Google Patents

画像復号化装置、および画像復号化方法

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JP2003070004A
JP2003070004A JP2001260140A JP2001260140A JP2003070004A JP 2003070004 A JP2003070004 A JP 2003070004A JP 2001260140 A JP2001260140 A JP 2001260140A JP 2001260140 A JP2001260140 A JP 2001260140A JP 2003070004 A JP2003070004 A JP 2003070004A
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Nobuhiko Yamada
信彦 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビットストリームの切り替え時に他の復号化
装置に影響を及ぼすことなく、切り替え途中の乱れた画
像の表示を回避可能な画像復号化装置及び画像復号化方
法を提供する。 【解決手段】 ビットストリームの切り替え時におい
て、切り替え後のリフレッシュが完了するまでは、イン
トラスライスはそのまま通常通り復号化し、ノンイント
ラスライスは切り替え後のイントラスライスの復号化に
よるリフレッシュが行われていないスライスを参照する
際に、強制的に同じ位置の参照画像を復号化データとす
る。ただし、イントラスライスが途中のスライスから開
始した場合には、切り替え後のイントラスライスの復号
化によるリフレッシュが行われたとはみなさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議、ケー
ブルテレビ等に使用するディジタル動画像信号を復号化
する信号処理装置に関し、特に、画像ごとの圧縮率を一
定に保ちながら圧縮する符号化装置から出力されたビッ
トストリームの復号を行う画像復号化装置、および画像
復号化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像圧縮手段としてMPEG2規格が
知られている。MPEG2規格による動画像の圧縮は、
入力画像信号をフレームまたはフィールドのピクチャを
16画素×16画素で構成されるMB(マクロブロッ
ク)に分割し、MB単位で圧縮し符号化する。このMB
ごとに過去や未来の参照画像の、差分の小さいMBを選
択し、その動きベクトルと差分情報を抽出することで時
間方向の圧縮を行う。また、同じくMBごとに差分情報
をDCTで空間的な圧縮を行い、さらに、その結果を量
子化し可変長符号化を用いて圧縮する。このような圧縮
方法で符号化されたビットストリームは、データ転送レ
ートが一定の伝送路を経由して伝送しなければならない
ことがある。
【0003】しかし、符号化単位であるピクチャは、そ
れ自体で符号化できるIピクチャと、過去のピクチャを
参照して符号化しているPピクチャ、過去と未来のピク
チャを参照して符号化しているBピクチャがあり、一般
的にそれぞれのピクチャタイプにより、符号量は不均一
となる。そこで、これを平滑化するために、送信側と受
信側でバッファを用意し、符号量の不均一に備えてい
る。
【0004】一方、テレビ会議などの用途では、送信側
で動画像信号が入力され、符号化、伝送、復号化され、
受信側で復号画像が表示されるまでの遅延時間が短いこ
とが望まれるが、上記バッファによる平滑化を行うと遅
延時間が大きくなってしまう。これに対して、イントラ
スライスによるリフレッシュ方式を用いることが知られ
ている。イントラスライスによるリフレッシュ方式と
は、Iピクチャを用いずに1つのピクチャを複数のスラ
イスに分け、分割されたスライスをイントラスライス
(全てイントラMBで構成されるスライス)として複数
のピクチャに渡って順に端から端にずらしていく方法で
ある。端から端というのは、例えば、上部から下部に向
かってでもよいし、下部から上部に向かってでもよい。
【0005】ここで、イントラスライスによるリフレッ
シュ方法について説明する。
【0006】図5は、イントラスライスによるリフレッ
シュの例を示す図である。なお、ここでは、1つのピク
チャを4つの領域(マクロブロックの集合体をスライス
と呼び、イントラマクロブロックのみからなるスライス
をイントラスライスと呼ぶ)に分け、ピクチャごとにイ
ントラスライスの位置を少しずつずらしている。
【0007】図5に示すように、イントラスライスの配
置がピクチャの上部から下部に向かってずれていく場合
は、最上部のスライスがイントラスライスであるピクチ
ャから最下部のスライスがイントラスライスであるピク
チャになるまでの全ての(ここでは、4つの)ピクチャ
を復号化すると、リフレッシュが完了する。なお、イン
トラスライスの配置は、ピクチャのずれていく方向に対
して下部から上部に向かってずれていってもよく、その
場合は、最下部のスライスがイントラスライスであるピ
クチャから最上部のスライスがイントラスライスである
ピクチャになるまでの全てのピクチャを復号化すると、
リフレッシュが完了する。ただし、イントラスライス
が、ピクチャの最上部または最下部からではなく、途中
から開始した場合はリフレッシュしたとはみなさない。
なお、イントラスライスとなる領域の大きさは、図6に
示すように、固定である必要はない。図6において、第
1のリフレッシュは、第2ピクチャでイントラスライス
が2つ連続しており、第2のリフレッシュは、第1、第
2ピクチャでイントラスライスが2つ連続している。
【0008】次に、従来の復号化装置について図7を用
いて説明する。なお、この復号化装置は、上述したイン
トラスライスによるリフレッシュを用いた符号化装置か
ら出力されたビットストリームを受信し復号するもので
ある。
【0009】図7において、701は入力バッファであ
り、符号化データをマクロブロック単位に分割し出力す
る。702は可変長復号化手段であり、入力バッファ7
01の出力データを可変長復号化する。703は逆量子
化手段であり、可変長復号化手段702の出力データに
対し逆量子化処理を施す。704は逆DCT手段であ
り、逆量子化手段703の出力データに対し逆離散コサ
イン変換処理を施す。705は加算器であり、動き補償
予測手段708より出力される参照データと逆離散コサ
イン変換処理されたデータとを加算する。707はフレ
ームメモリであり、出力画像データを格納する。
【0010】708は動き補償予測手段であり、入力バ
ッファ701から出力された予測モードや動きベクトル
などの情報に基づいてフレームメモリ707から参照デ
ータを読み出す。なお、動き補償予測手段708は、逆
DCT処理後の画素データがノンイントラデータである
とき、フレームメモリ707から読み出した加算器70
5に出力する。
【0011】709は復号化モード選択手段であり、可
変長復号化手段702より出力される復号化情報に基づ
いて切り替えスイッチ706を切り替える。なお、復号
化モード選択手段709は、可変長復号化手段702か
ら、MPEG規格のMBTYPE(Macroblock type)のフィ
ールドをデコードした結果、入力された符号化データが
Intraであると通知された場合、動き補償予測手段70
8を使用する必要がないので、切り替えスイッチ706
をA01に接続し、入力された符号化データがMC/NoMC
であると通知された場合、動き補償予測手段708を使
用するので、切り替えスイッチ706をA02に接続す
る。さらに、MBAI(Macroblock addressincrement)の
フィールドをデコードした結果、入力された符号化デー
タがSkipped MBである場合、A03に接続する。
【0012】以上のように構成された従来の復号化装置
の動作について説明する。入力バッファ701は、符号
化された動画像圧縮情報(ビットストリーム)を、マク
ロブロック単位に分割し、可変長復号化手段702に出
力する。
【0013】可変長復号化手段702は、入力されたデ
ータを可変長復号化するとともに、入力されたビットス
トリームの復号化情報を復号化モード選択手段709に
出力する。その後、逆量子化手段703、逆DCT手段
704がそれぞれ逆量子化・逆DCT処理し、画素デー
タまで復号化する。
【0014】復号化モード選択手段709は、可変長復
号化手段702から受け取った復号化情報に基づいて、
符号化データがイントラデータであれば、切り替えスイ
ッチ706をA01に接続し、そのまま復号化データと
して画像出力するとともに、フレームメモリ707に格
納する。また、ノンイントラデータであれば、切り替え
スイッチ706をA02に接続し、動き補償予測手段7
08にて作成された参照データと加算器705により加
算し、復号化データとして画像出力するとともに、フレ
ームメモリ707に格納する。また、動き補償なし・差
分データなしであれば、切り替えスイッチ706をA0
3に接続し、動き補償予測手段708で動きなしとして
作成された参照データを、復号化データとして画像出力
するとともに、フレームメモリ707に格納する。
【0015】このように、上述したイントラスライスに
よるリフレッシュを用いた符号化装置から出力されたビ
ットストリームを受信して復号する、図7に示すような
従来の復号化装置では、複数の符号化装置から出力され
る別のビットストリームに切り替える際、または複数の
チャンネルを符号化できる符号化装置から出力されるビ
ットストリーム中にある異なるチャンネルのビットスト
リームに切り替える際に、図8の例に示すような復号画
像が出力されていた。
【0016】図8は、画像データの出力例を示す図であ
り、図8において、第1の符号化装置は「7」という文
字の絵を符号化し、第2の符号化装置では「5」という
文字の絵を符号化している。第1の復号化装置は、第1
の符号化装置から出力されるビットストリームを復号
し、第2の復号化装置は、第2の符号化装置から出力さ
れるビットストリームを復号している。
【0017】第1の復号化装置は、t=1までは第1の
符号化装置のビットストリームを復号している。t=2
にて第2の符号化装置のビットストリームに切り替えら
れると、上部から1/4に位置するスライスは第2の符
号化装置のt=1の画像をもとに予測されているため、
参照画像のミスマッチが発生し、復号画像は乱れた画像
になる。上部から2/4に位置するスライスはイントラ
スライスであり参照画像を必要としないため、復号画像
は綺麗な画像になる。上部から3/4と4/4に位置す
るスライスは、上部から1/4に位置するスライスのと
きと同じように参照画像のミスマッチが発生し、復号画
像は乱れた画像になる。
【0018】t=3では、上部から1/4と4/4のス
ライスでは引き続き参照画像のミスマッチが修正されな
いため、復号画像は乱れた画像のままである。上部から
2/4に位置するスライスは、すでにビットストリーム
切り替え後にイントラスライスで復号した画像の部分か
らのみ参照するように符号化されていれば、復号画像は
綺麗な画像になるが、そうでなければ、復号画像の全て
または部分的に乱れた画像になる。このような処理を繰
り返し、イントラスライスが最上部から順に下方向にず
れていき、最下部まで達したときにピクチャ全体が綺麗
な画像になる。
【0019】しかしながら、このような方法では、ビッ
トストリーム切り替えを素早く高画質に行うことができ
ないという問題があった。これに対して、特開平9−1
63378号公報では、ビットストリーム切り替え信号
による3つのリフレッシュ制御方法を提案している。こ
の方法は、復号化装置側でビットストリームを切り替え
る際に符号化装置側でリフレッシュ制御を最適化するこ
とにより、復号画像が切り替わるまでの時間を短くし、
符号化画質を向上させている。しかし、全体としては符
号化画質は向上しているものの、切り替え途中では短い
時間ではあるが乱れた画像が表示されてしまう。
【0020】また、図4に示すような複数の復号化装置
が接続されている場合の画像出力例について、図9を用
いて説明する。ここでは、第1の符号化装置がチャンネ
ル1を符号化し、第2の符号化装置がチャンネル2を符
号化し、第1の復号化装置がチャンネル1のビットスト
リームを復号化し、第2の復号化装置がチャンネル2の
ビットストリームを復号化しているものとし、第1の復
号化装置がチャンネル2のビットストリームに切り替え
を行うと、チャンネル2を符号化している第2の符号化
装置は、ビットストリーム切り替え信号により特開平9
−163378号公報中で提案されているリフレッシュ
制御方法で切り替え時間の短縮を図ることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うに複数の復号化装置が接続されている場合、第2の復
号化装置はチャンネル2のビットストリームを復号化し
ているため、この影響により第2の符号化装置が、第1
の復号化装置のためのビットストリーム切り替え用のリ
フレッシュが完了するまで、短い時間ではあるが画質劣
化が発生してしまう。
【0022】また、特開平9−163378号公報の解
決方法では、図10に示すように、復号化装置側から符
号化装置側に対して、ビットストリームの切り替え信号
などの情報を通知する手段がないシステムでは実現でき
ないという問題があった。
【0023】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、ビットストリームの切り替え時に、
他の復号化装置に映像を及ぼすことなく、切り替え途中
の乱れた画素の表示時間を短縮し、かつ、画質を向上さ
せることのできる画像復号化装置および画像復号化方法
を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る画像復号化装置は、イント
ラスライスによるリフレッシュ方法を用いて、入力ビッ
トストリームを伸張する画像復号化装置において、複数
の復号化モードを有し、上記入力ビットストリームの内
容に応じて、上記復号化モードの選択を行う復号化モー
ド選択手段と、上記復号化モード選択手段により選択さ
れた復号化モードに応じて、上記入力ビットストリーム
を復号する復号化手段と、外部から入力されるビットス
トリーム切り替え信号の入力に応じて、入力ビットスト
リームのリフレッシュが完了するまで上記復号化モード
選択手段による上記復号化モードの選択を強制的に制御
するリフレッシュ復号制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。これにより、ビットストリームの切り
替え時に他の復号化装置に影響を及ぼすことなく、リフ
レッシュ期間中の乱れた画像の表示時間を短縮する。
【0025】本発明の請求項2に係る画像復号化装置
は、請求項1に記載の画像復号化装置において、上記復
号化モードは、ピクチャのイントラスライスデータの復
号を行う第1の復号化モードと、上記復号されたイント
ラスライスデータを参照画像とし、ピクチャのノンイン
トラスライスデータの復号を行う第2の復号化モード
と、ピクチャのノンイントラスライスデータを上記参照
画像の同位置スライスデータに置換する第3の復号化モ
ードとを含み、上記リフレッシュ復号制御手段は、上記
ビットストリーム切り替え信号の入力に応じて、強制的
に上記第1、第2、第3の復号化モード間で切り替え
る、ことを特徴とするものである。これにより、ビット
ストリームの切り替え時に復号化モードに応じて復号化
方法を変更可能とでき、従来のようにリフレッシュ期間
中に生じていた乱れた画像の表示時間を短縮し、さら
に、画質を向上させることができる。
【0026】本発明の請求項3に係る画像復号化方法
は、イントラスライスによるリフレッシュ方法を用い
て、入力ビットストリームを伸張する画像復号化方法に
おいて、入力ビットストリームの内容に応じて、ピクチ
ャのイントラスライスデータの復号を行う第1の復号化
モードと、上記復号されたイントラスライスデータを参
照画像とし、ピクチャのノンイントラスライスデータの
復号を行う第2の復号化モードと、ノンイントラスライ
スデータを上記参照画像の同位置スライスデータに置換
する第3の復号化モードとを選択し、該選択された復号
化モードに応じて、上記入力ビットストリームを復号す
る復号化ステップを含み、上記復号化ステップを、外部
から入力されるビットストリーム切り替え信号の入力に
応じて、上記入力ビットストリームのリフレッシュが完
了するまで強制的に上記第1、第2、第3の復号化モー
ド間で切り替えながら行うことを特徴とするものであ
る。これにより、ビットストリームの切り替え時に復号
化方法を変更可能とでき、ビットストリームの切り替え
時に他の復号化装置に影響を及ぼすことなく、リフレッ
シュ期間中の乱れた画像の表示時間を短縮し、さらに、
画質を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施
の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の
形態に限定されるものではない。
【0028】(実施の形態1)以下に、本実施の形態1
による画像復号化装置とその方法について図1,図2及
び図3を用いて説明する。図1は実施の形態1による画
像復号化装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図1において、100はストリーム切り替
え手段であり、外部から入力されたビットストリーム切
り替え信号に基づいてストリーム切り替えを行い、入力
された符号化データを出力する。101は入力バッファ
であり、符号化データをマクロブロック単位に分割し出
力する。102は可変長復号化手段であり、入力バッフ
ァ101の出力データを可変長復号化する。103は逆
量子化手段であり、可変長復号化手段102の出力デー
タに対し逆量子化処理を施す。104は逆DCT手段で
あり、逆量子化手段103の出力データに対し逆離散コ
サイン変換処理を施す。105は加算器であり、動き補
償予測手段108より出力される参照データと逆離散コ
サイン変換処理されたデータとを加算する。107はフ
レームメモリであり、出力画像データを格納する。
【0030】108は動き補償予測手段であり、入力バ
ッファ101から出力された予測モードや動きベクトル
などの情報に基づいてフレームメモリ107から参照デ
ータを読み出す。なお、動き補償予測手段108は、逆
DCT処理後の画素データがノンイントラであるとき、
フレームメモリ107から読み出した加算器105に出
力する。
【0031】109は復号化モード選択手段であり、可
変長復号化手段102より出力される復号化情報に基づ
いて切り替えスイッチ106を切り替える。なお、復号
化モード選択手段109は、可変長復号化手段102か
ら、MPEG規格のMBTYPE(Macroblock type)のフィ
ールドをデコードした結果、入力された符号化データが
Intraであると通知された場合、動き補償予測手段10
8を使用する必要がないので、切り替えスイッチ106
をA01に接続し、入力された符号化データがMC/NoMC
であると通知された場合、動き補償予測手段108を使
用するので、切り替えスイッチ106をA02に接続す
る。さらに、MBAI(Macroblock addressincrement)の
フィールドをデコードした結果、入力された符号化デー
タがSkipped MBである場合、A03に接続する。110
はリフレッシュ復号制御手段であり、ビットストリーム
切り替え信号に基づいて復号化モード選択手段109を
制御する。
【0032】以上のように構成された画像復号化装置の
動作について説明する。ストリーム切り替え手段100
は、外部より入力されたビットストリーム切り替え信号
により、切り替えたいチャンネル用のビットストリーム
を選択し、入力バッファ101に出力する。そして、入
力バッファ101は、符号化された動画像圧縮情報(ビ
ットストリーム)を、マクロブロック単位に分割し、可
変長復号化手段102に出力する。
【0033】可変長復号化手段102は、入力されたデ
ータを可変長復号化するとともに、入力されたビットス
トリームの復号化情報を復号化モード選択手段109に
出力する。その後、逆量子化手段103、逆DCT手段
104がそれぞれ逆量子化・逆DCT処理し、画素デー
タまで復号化する。
【0034】復号化モード選択手段109は、可変長復
号化手段102から受け取った復号化情報に基づいて、
符号化データがイントラデータであれば、切り替えスイ
ッチ106をA01に接続し、そのまま復号化データと
して画像出力するとともに、フレームメモリ107に格
納する。また、ノンイントラデータであれば、切り替え
スイッチ106をA02に接続し、動き補償予測手段1
08にて作成された参照データと加算器105により加
算し復号化データとして画像出力するとともに、フレー
ムメモリ107に格納する。また、動き補償なし・差分
データなしであれば、切り替えスイッチ106をA03
に接続し、動き補償予測手段108で動きなしとして作
成された参照データを復号化データとして画像出力する
とともに、フレームメモリ107に格納する。
【0035】入力バッファ101に入力されるビットス
トリームが切り替わる場合は、ビットストリーム切り替
え信号により、リフレッシュ復号制御手段110は、ス
ライスごとに復号化モード選択手段109が選択する切
り替えスイッチ106の選択のままにするか、強制的に
A03側を選択するかを適応的に切り替える。ここで
は、スライスごとに切り替える例を示したが、マクロブ
ロックごとに切り替えてもよい。
【0036】ここで、リフレッシュ復号制御手段110
がスライスごとに復号化モード選択手段109が選択す
る切り替えスイッチ106の選択のままにするか、強制
的にA03側を選択するかを適応的に切り替える動作
を、図2を用いて説明する。
【0037】まず、ピクチャ単位の処理として、S20
1でビットストリーム切り替え信号をチェックし、その
信号を受信していると判断した場合はS202に進み、
そうでなければ、復号化の状態を「通常復号」の状態と
してS203に進む。
【0038】S202では、復号化の状態を「チャンネ
ル切り替え後のリフレッシュ中」の状態に移行し、S2
03に進む。
【0039】次に、スライス単位の処理に入り、S20
3で復号化の状態をチェックし、復号化の状態が「チャ
ンネル切り替え後のリフレッシュ中」の状態であれば、
S204に進み、そうでなければ、S208に進み、こ
のスライスを復号化モード選択手段109が選択する切
り替えスイッチ106の選択のままにし(以降、これを
通常の復号処理と呼ぶ)、S209に進む。
【0040】S204では、スライスがイントラスライ
スであるかどうかをチェックし、イントラスライスであ
れば、S208に進み、このスライスに対し通常の復号
処理を行う。そうでなければ、S205に進む。
【0041】S205では、スライスが途中リフレッシ
ュかどうかをチェックし、途中リフレッシュであれば、
S207に進む。そうでなければ、S206に進む。な
お、途中リフレッシュとは、リフレッシュ開始時のイン
トラスライスがピクチャの最上部のスライスから開始し
ていない場合のことを示す。
【0042】S206では、現在のピクチャ中のイント
ラスライスを復号したかどうかをチェックし、復号して
いればS207に進む。そうでなければ、S208に進
み、通常の復号処理を行う。
【0043】S207では、このスライスを強制的に動
き補償予測なし・差分データなしとして復号し、S20
9に進む。S209では、ピクチャが終了しているか否
かを判断し、ピクチャが終了していれば、S210に進
み、そうでなければ、S203に戻る。
【0044】次に、ピクチャの最後のスライスの処理が
終了したら、S210で復号化の状態をチェックし、復
号化の状態が「チャンネル切り替え後のリフレッシュ
中」状態の場合には、S211に進み、そうでなけれ
ば、ピクチャデコードを終了する。
【0045】S211では、最下部のスライスがイント
ラスライスであるか否か、つまり、チャンネル切り替え
後のリフレッシュが完了したかどうかをチェックする。
その結果、完了していたらS212に進み、復号化の状
態を「通常復号」状態に移行し、ピクチャデコードを終
了し、次のピクチャに移行する。
【0046】次に、本実施の形態1による画像復号化装
置により復号された画像出力例を、図3に示す。図3に
おいて、第1の符号化装置では「7」という文字の絵を
符号化しており、第2の符号化装置では「5」という文
字の絵を符号化している。ここで、第1の符号化装置、
第2の符号化装置は別々の符号化装置としているが、複
数のチャンネルを符号化できる1つの符号化装置であっ
てもよい。
【0047】t=1のとき、第1の復号化装置は、第1
の符号化装置が出力するビットストリームを受信し、復
号しているものとし、第2の復号化装置は、第2の符号
化装置のビットストリームを受信し、復号しているもの
とする。このとき、図2では、S201,S202で復
号化の状態は通常状態となり、S203でチャンネル切
り替え後のリフレッシュ状態ではないので、S208の
通常の復号処理を行い、このピクチャが終了するまで、
S203,S208,S209の処理を繰り返し行う。
【0048】t=2のときに、第2の符号化装置が出力
するビットストリームを受信し、第1の復号化装置が復
号するようにビットストリームを切り替えると、第2の
符号化装置は上部から2/4に位置するスライスをイン
トラスライスとして符号化しているため、第1の復号化
装置が復号するピクチャでは、上部から1/4、3/
4、4/4に位置するスライスでは参照画像と同じ位置
の画像を表示し、上部から2/4に位置するスライスは
イントラスライスとして復号した画像を表示する。この
とき、図2において、S202でビットストリーム切り
替え信号により、復号化の状態は「チャンネル切り替え
後のリフレッシュ中」状態に移行し、まず上部から1/
4の位置のスライスに関する処理を行う。S203で
「チャンネル切り替え後のリフレッシュ中」状態なの
で、S204のイントラスライスのチェックを行い、イ
ントラスライスではないと判断され、S205で途中リ
フレッシュかどうかのチェックを行う。図3において、
リフレッシュ開始時のイントラスライスがピクチャの最
上部のスライスからではなく、上部から2/4の位置の
スライスから開始されているため、途中リフレッシュ、
ということになる。S205で途中リフレッシュと判断
されるため、このスライスはS207で強制的に動き補
償なし・差分データなし、として復号し、S209でピ
クチャの最後のスライスではないため、S203に戻り
次のスライスの処理を行う。次のスライスの処理では、
上部から2/4に位置するスライスに関する処理を行
う。S203で「チャンネル切り替え後のリフレッシュ
中」状態なのでS204のイントラスライスのチェック
を行い、S205では今度はイントラスライスなので、
このスライスをS208で通常の復号処理を行う。再び
S209でピクチャの最後のスライスのチェックを行
い、ピクチャの最後のスライスではないため、S203
に戻り次のスライスの処理を行う。次のスライスの処理
では、上部から3/4に位置するスライスに関する処理
を行う。このスライスに関する処理は、上部から1/4
に位置するスライスに関する処理と同じフローとなる。
さらに次のスライス処理では、上部から4/4に位置す
るスライスに関する処理を行うが、これも上部から1/
4に位置するスライスに関する処理と同じフローとな
る。ただし、このスライスはピクチャの最後のスライス
であるため、S209からS203に戻ることなくS2
10に進み、途中リフレッシュでないリフレッシュが最
終スライスまで完了したかどうかのチェックを行う。こ
のピクチャは、途中リフレッシュ中であるので、何もせ
ずにピクチャ復号化を終了する。このようなピクチャの
復号化をt=4まで継続する。
【0049】t=5のときに、リフレッシュ開始時のイ
ントラスライスがピクチャの最上部のスライスから開始
されているため、ここから途中リフレッシュでないリフ
レッシュが開始されることになる。このとき、図2のフ
ローは、S202では「チャンネル切り替え後のリフレ
ッシュ中」状態に移行したままになっており、S203
で「チャンネル切り替え後のリフレッシュ中」状態なの
で、S204のイントラスライスのチェックを行い、イ
ントラスライスなので、このスライスをS208で通常
の復号処理を行う。S209でピクチャの最後のスライ
スではないため、S203に戻り次のスライスの処理を
行う。次のスライスの処理では、上部から2/4に位置
するスライスに関する処理を行う。S203で「チャン
ネル切り替え後のリフレッシュ中」状態なので、S20
4のイントラスライスのチェックを行い、イントラスラ
イスではないため、S205で途中リフレッシュかどう
かをチェックし、途中リフレッシュではないので、S2
06でこのピクチャ中のイントラスライスを復号したか
どうかをチェックする。上部1/4のスライスですでに
イントラスライスを復号しているため、S207で強制
的に動き補償なし・差分データなし、として復号し、S
209でピクチャの最後のスライスでないため、S20
3に戻り次のスライスの処理を行う。次のスライスの処
理では、上部から3/4に位置するスライスに関する処
理を行う。このスライスに関する処理は、上部から2/
4に位置するスライスに関する処理と同じフローとな
る。さらに、次のスライス処理では、上部から4/4に
位置するスライスに関する処理を行うが、これも上部か
ら2/4に位置するスライスに関する処理と同じフロー
となる。ただし、このスライスはピクチャの最後のスラ
イスであるため、S209からS203に戻ることなく
S210,S211に進み、途中リフレッシュでないリ
フレッシュが最終スライスまで完了したかどうかのチェ
ックを行う。このピクチャは、途中リフレッシュではな
いが、最終スライスがイントラスライスではないため、
何もせずにピクチャ復号化を終了する。
【0050】t=6のとき、S202では「チャンネル
切り替え後のリフレッシュ中」状態に移行したままにな
っており、S203で「チャンネル切り替え後のリフレ
ッシュ中」状態なので、S204のイントラスライスの
チェックを行い、イントラスライスではないので、S2
06で途中リフレッシュかどうかをチェックする。途中
リフレッシュではないので、S206でこのピクチャ中
のイントラスライスを復号したかどうかをチェックし、
まだイントラスライスを復号していないため、S208
で通常の復号処理を行う。次のスライス以降の処理は、
t=5のときの上部2/4のスライス以降と同じ処理に
なる。t=7も同様に行い、t=8もS209でピクチ
ャの最後のスライスであると判定されるまでは同様であ
る。S209でピクチャの最後のスライスであると判定
されると、S210,S211に進み、途中リフレッシ
ュでないリフレッシュが最終スライスまで完了したかど
うかのチェックを行う。このピクチャは、途中リフレッ
シュでないリフレッシュ中で、かつ、最終スライスがイ
ントラスライスであるため、復号化の状態を「通常復
号」状態に戻す。
【0051】これらの動作は全て復号化装置側で行う動
作であり、符号化装置に何ら影響を及ぼさない。すなわ
ち、ビットストリーム切り替えを行っていない他の復号
化装置は、ビットストリーム切り替えを行った復号化装
置が存在してもしなくても、従来のように画像の乱れを
生じることなく、画像を表示できる。
【0052】このような実施の形態1による画像復号化
装置では、複数のチャンネルを符号化する符号化装置
や、1つのチャンネルを符号化する符号化装置が、通信
網を通じて、1つまたは複数の復号化装置と接続されて
いるシステムにおいて、ある復号化装置が行うビットス
トリームの切り替えにより、他の復号化装置の復号画像
を劣化させずに、ビットストリーム切り替え時の切り替
え途中の乱れた画像の表示時間を短くし、画質を向上さ
せることができる。また、図10に示すような、復号化
装置側から符号化装置側に対してビットストリームの切
り替え信号を通知する通信手段がないシステムにおいて
も、ビットストリーム切り替え時の切り替え途中の乱れ
た画像の表示時間を短くし、画質を向上させることがで
きる。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の画像復号化装
置によれば、イントラスライスによるリフレッシュ方法
を用いて、入力ビットストリームを伸張する画像復号化
装置において、複数の復号化モードを有し、上記入力ビ
ットストリームの内容に応じて、上記復号化モードの選
択を行う復号化モード選択手段と、上記復号化モード選
択手段により選択された復号化モードに応じて、上記入
力ビットストリームを復号する復号化手段と、外部から
入力されるビットストリーム切り替え信号の入力に応じ
て、入力ビットストリームのリフレッシュが完了するま
で上記復号化モード選択手段による上記復号化モードの
選択を強制的に制御するリフレッシュ復号制御手段と、
を備えたことより、ビットストリームの切り替え時に他
の復号化装置に影響を及ぼすことなく、リフレッシュ期
間中の乱れた画像の表示時間を短縮する。
【0054】本発明の請求項2に記載の画像復号化装置
によれば、請求項1に記載の画像復号化装置において、
上記復号化モードは、ピクチャのイントラスライスデー
タの復号を行う第1の復号化モードと、上記復号された
イントラスライスデータを参照画像とし、ピクチャのノ
ンイントラスライスデータの復号を行う第2の復号化モ
ードと、ピクチャのノンイントラスライスデータを上記
参照画像の同位置スライスデータに置換する第3の復号
化モードと、を含み、上記リフレッシュ復号制御手段
は、上記ビットストリーム切り替え信号の入力に応じ
て、強制的に上記第1、第2、第3の復号化モード間で
切り替えることより、ビットストリームの切り替え時に
復号化モードに応じて復号化方法を変更可能とでき、従
来のようにリフレッシュ期間中に生じていた乱れた画像
の表示時間を短縮し、さらに、画質を向上させることが
できる。
【0055】本発明の請求項3に記載の画像復号化方法
によれば、イントラスライスによるリフレッシュ方法を
用いて、入力ビットストリームを伸張する画像復号化方
法において、入力ビットストリームの内容に応じて、ピ
クチャのイントラスライスデータの復号を行う第1の復
号化モードと、上記復号されたイントラスライスデータ
を参照画像とし、ピクチャのノンイントラスライスデー
タの復号を行う第2の復号化モードと、ノンイントラス
ライスデータを上記参照画像の同位置スライスデータに
置換する第3の復号化モードとを選択し、該選択された
復号化モードに応じて、上記入力ビットストリームを復
号する復号化ステップを含み、上記復号化ステップを、
外部から入力されるビットストリーム切り替え信号の入
力に応じて、上記入力ビットストリームのリフレッシュ
が完了するまで強制的に上記第1、第2、第3の復号化
モード間で切り替えながら行うようにしたので、ビット
ストリームの切り替え時に復号化方法を変更可能とで
き、ビットストリームの切り替え時に他の復号化装置に
影響を及ぼすことなく、リフレッシュ期間中の乱れた画
像の表示時間を短縮し、さらに、画質を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像復号化装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のリフレッシュ復号制御手段の一具体例
を示す処理フロー図である。
【図3】本発明の実施の形態1による画像復号化装置の
画像出力例を示す図である。
【図4】通信網を用いたコーデックシステム例を示す図
である。
【図5】イントラスライス領域が固定である場合のイン
トラスライスによるリフレッシュ方法を説明する図であ
る。
【図6】イントラスライス領域が固定でない場合のイン
トラスライスによるリフレッシュ方法を説明する図であ
る。
【図7】従来の復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の画像出力の一例を示す図である。
【図9】従来の画像出力の一例を示す図である。
【図10】復号化装置から符号化装置への通信手段がな
いコーデックシステム例を示す図である。
【符号の説明】
100 ストリーム切り替え手段 101 入力バッファ 102 可変長復号化手段 103 逆量子化手段 104 逆DCT手段 105 加算器 106 切り替えスイッチ 107 フレームメモリ 108 動き補償予測手段 109 復号化モード選択手段 110 リフレッシュ復号制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 MA00 MA04 MA05 MA23 MC11 ME01 SS07 TA23 TB06 TC12 TC50 UA05 UA34 5C064 AA02 AB04 AD02 AD04 AD14 5J064 BA09 BB03 BC01 BC08 BC14 BC16 BD03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イントラスライスによるリフレッシュ方
    法を用いて、入力ビットストリームを伸張する画像復号
    化装置において、 複数の復号化モードを有し、上記入力ビットストリーム
    の内容に応じて、上記復号化モードの選択を行う復号化
    モード選択手段と、 上記復号化モード選択手段により選択された復号化モー
    ドに応じて、上記入力ビットストリームを復号する復号
    化手段と、 外部から入力されるビットストリーム切り替え信号の入
    力に応じて、入力ビットストリームのリフレッシュが完
    了するまで上記復号化モード選択手段による上記復号化
    モードの選択を強制的に制御するリフレッシュ復号制御
    手段と、を備えた、 ことを特徴とする画像復号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像復号化装置におい
    て、 上記復号化モードは、 ピクチャのイントラスライスデータの復号を行う第1の
    復号化モードと、 上記復号されたイントラスライスデータを参照画像と
    し、ピクチャのノンイントラスライスデータの復号を行
    う第2の復号化モードと、 ピクチャのノンイントラスライスデータを上記参照画像
    の同位置スライスデータに置換する第3の復号化モード
    と、を含み、 上記リフレッシュ復号制御手段は、上記ビットストリー
    ム切り替え信号の入力に応じて、強制的に上記第1、第
    2、第3の復号化モード間で切り替える、 ことを特徴とする画像復号化装置。
  3. 【請求項3】 イントラスライスによるリフレッシュ方
    法を用いて、入力ビットストリームを伸張する画像復号
    化方法において、 入力ビットストリームの内容に応じて、ピクチャのイン
    トラスライスデータの復号を行う第1の復号化モード
    と、上記復号されたイントラスライスデータを参照画像
    とし、ピクチャのノンイントラスライスデータの復号を
    行う第2の復号化モードと、ノンイントラスライスデー
    タを上記参照画像の同位置スライスデータに置換する第
    3の復号化モードとを選択し、該選択された復号化モー
    ドに応じて、上記入力ビットストリームを復号する復号
    化ステップを含み、 上記復号化ステップを、外部から入力されるビットスト
    リーム切り替え信号の入力に応じて、上記入力ビットス
    トリームのリフレッシュが完了するまで強制的に上記第
    1、第2、第3の復号化モード間で切り替えながら行
    う、 ことを特徴とする画像復号化方法。
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