JP2008502280A - 無線通信システムのためのセル内共通再使用 - Google Patents

無線通信システムのためのセル内共通再使用 Download PDF

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Abstract

セル内干渉を回避または抑圧するために、セルの各セクタは、システム資源(例えばサブバンド)のセクタ固有セットおよびシステム資源の少なくとも1つのオーバラップしない共通セットに関係づけられる。各セクタのための各共通セットは、セル内の少なくとも1つの他のセクタからの干渉をほとんどまたは全く観測しないシステム資源を含む。与えられたセクタx内の端末に対するチャンネル状態は、端末に対する順方向および/または逆方向リンク測定値に基づいて確認される。端末は、端末のチャンネル状態に基づいてセクタxのための共通セットまたはセクタ固有セットからシステム資源を割り当てられる。例えば、端末が別のセクタyからの高い干渉を観測する場合、端末はセクタyからの干渉をほとんどまたは全く観測しない共通セットからシステム資源を割り当てられる。本方法は周波数ホッピングを用いるOFDMAシステムに用いられるかもしれない。
【選択図】 図10

Description

関連出願
本出願は、2004年6月8日出願の米国仮出願番号60/578、214に対する優先権を主張する。これはここに参照によって全体として組み込まれる。
発明の分野
本発明は一般には通信に関する。より詳細には無線通信におけるデータ伝送に関する。
多元接続システムは、複数の端末に対する通信を順方向リンクおよび逆方向リンク上で並行してサポートすることができる。順方向リンク(または、下りリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、上りリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。複数の端末は同時に、逆方向リンク上でデータを送信および/または順方向リンク上でデータを受信するかもしれない。これは、各リンク上で、時間、周波数、および/または符号領域で互いに直交するようにデータ伝送を多重化することによって達成されるかもしれない。直交性は、各端末へのデータ伝送が他の端末へのデータ伝送と干渉しないことを確実にする。
多元接続システムには通常多くのセルがある。ここで用語「セル」は、その用語が用いられる文脈によって基地局および/またはそのカバレッジ領域を指す。容量を増加させるために、各基地局のカバレッジ領域は適切なアンテナ放射パターンを用いることによって複数の(例えば3個の)セクタに分割されるかもしれない。各セクタでは基地局送受信サブシステム(BTS)を利用している。同一セルのすべてのセクタ用のBTSは、そのセル用の基地局の内部に通常置かれており、これらのセクタは共通配置されていると考えられる。一般に、用語「セクタ」は、その用語が用いられる文脈によってBTSおよび/またはそのカバレッジ領域を指す。
セクタ化されたシステムにおいては、各セルのセクタは通常同一周波数帯を利用する。したがって、与えられたセルの各セクタの内のデータ伝送は、同一セルの他のセクタ内のデータ伝送との起こりうる干渉を代理的に表している。同一セル内の複数のセクタ間の干渉分離は、アンテナ利得がセクタに対して意図したカバレッジ領域の外側で急激に低下するように各セクタ用アンテナ放射パターンを制御することによって通常達成される。しかし、各セクタの端部は隣接セクタの端部と通常オーバラップする。従って、同じセルの2つのセクタの間の境界に位置している端末は隣接セクタから高い「セル内」干渉を観測するかもしれない。この干渉は性能を大幅に低下させるかもしれない。
それ故、当業者には同じセルのセクタの間の境界に位置する端末に対するセル内干渉の有害な影響を緩和する技術に対する要求がある。
端末に対するセル内干渉を効率的に回避または抑圧する方法をここに説明する。これらの方法は、「セル内共通再使用」方法と呼ばれ、種々の無線通信システムにおいて順方向および逆方向リンク双方に対して用いられるかもしれない。セル内共通再使用により、セルの各セクタは、システム資源のセクタ固有セットおよびシステム資源の少なくとも1つの共通セットに関係づけられる。システム資源は、周波数サブバンド、タイムスロットなどであるかもしれない。各セクタ用のセクタ固有セットは、セル内の少なくとも1つの共通セットとオーバラップしておらず、またそれと異なるシステム資源を含む。各セクタ用の各共通セットは、セル内の少なくとも1つの他のセクタからの干渉をほとんどまたは全く観測しないシステム資源を含む。後に説明するように、異なる共通セットがセル内共通再使用の異なる実施例に対して定義されるかもしれない。
与えられたセクタx内の1つの端末にシステム資源を割り当てるために、最初にその端末に対するチャンネル状態が、例えば端末によってなされる異なるセクタに対する順方向リンク測定、および/または異なるセクタによりなされる端末に対する逆方向リンク測定に基づいて確認される。端末は、少なくとも端末のチャネル状態に基づいて、セクタx用の共通セットまたはセクタ固有セットからシステム資源を割り当てられる。例えば、端末が別のセクタyからの高い干渉を観測する場合、端末はセクタyとの干渉をほとんどまたは全く観測しない共通セットからシステム資源を割り当てられるかもしれない。また、端末が「ソフタ」ハンドオフ中で、セクタxおよびy双方と通信中の場合は、端末はこの共通セットから資源を割り当てられるかもしれない。いずれの場合でも、端末のためのデータ伝送は割り当てられたシステム資源を用いて順方向および/または逆方向リンクで送られる。
セル内共通再使用は直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用した直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムに用いられるかもしれない。OFDMAシステムにおいて、各共通セットおよび各セクタ固有セットは複数の周波数サブバンドを含み、端末はデータ伝送用に1つ以上の周波数サブバンドが割り当てられるかもしれない。周波数ホッピングOFDMA(FH−OFDMA)システムにおいて、複数の直交したFHパターンが各共通セットおよび各セクタ固有セット用に形成されるかもしれない。端末はデータ伝送用に1セットから1つのFHパターンが割り当てられるかもしれない。
本発明の種々の態様および実施例は後に詳述される。
同じ参照記号は全般にわたり同じとして取り扱う図面と共に、本発明の特徴および本質は、後に記載された詳細な説明からより明らかになるだろう。
「代表的」という言葉は、ここでは「例、実例、または例証として役立つこと」を意味するために用いられる。ここで「代表的」と説明されたいかなる実施例または設計も、必ずしも他の実施例より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
ここに説明するセル内共通再使用方法は種々の無線多元接続通信システムに用いられるかもしれない。明快さのために、これらの方法はOFDMを利用するOFDMAシステムについて説明される。OFDMはシステムの全帯域幅を複数(N個)の直交周波数サブバンドに効果的に分割する。これらはトーン、副搬送波、ビン、周波数チャンネルなどとも呼ばれる。各サブバンドはデータで変調されるかもしれないそれぞれの副搬送波に関係づけられる。
図1に多くの無線端末120のための通信をサポートする多くの基地局110を有する代表的OFDMAシステム100を示す。基地局は、端末と交信するために用いられる固定交信局であり、アクセスポイント、ノードBとも、または他の用語で呼ばれるかもしれない。端末120は通常システム全体に分散されており、各端末は固定、または移動であるかもしれない。端末は移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイスとも、または他の用語で呼ばれるかもしれない。各端末は順方向および逆方向リンク上で何時でも、1つのまたは場合により複数の基地局と交信するかもしれない。集中型アーキテクチャにおいては、システム制御器130は基地局と結合し、これらの基地局のための調整および制御を提供する。分散アーキテクチャにおいては、基地局は例えば端末のために動作し、システム資源の利用を調整し、その他のために必要に応じてお互いに交信するかもしれない、
各基地局110はそれぞれの地理的領域に対して通信カバレッジを提供する。各基地局のカバレッジ領域は指向性アンテナの放射パターンを用いて複数(例えば3個)のセクタに分割されるかもしれない。
図2にセクタ用の代表的アンテナの放射パターン210を示す。アンテナ放射パターンは異なる角度における正規化アンテナ利得を示す。ここで正規化は最大アンテナ利得を0デシベル(dB)となるようにしている。アンテナ放射パターン210は−3dBビーム幅が約65°の1つの主ビームを有する。
図3Aに3つのセクタ312a、312b、および312cを有するセル310を示す。これらをそれぞれセクタ1、2、および3と名付ける。各セクタはそれぞれのアンテナ放射パターン210によって定義されるかもしれない。3つのセクタ用の3つのアンテナ放射パターンの主ビームは互いに水平角度120°の間隔で指向するかもしれない。適切なアンテナ放射パターンを用いることにより、これらのセクタの大部分のユーザにとって、3つのセクタ間の干渉分離度は良好である。
図3Bに、セル310内の2つのユーザuおよびvにより観測されるセル内干渉を示す。このセルは図2に示す65°のアンテナ放射パターンを用いる。ユーザuは、セクタ1から水平角度32.5°の位置にあり、セクタ1に対して−3dBのアンテナ利得を有している。ユーザuは、また水平角度87.5°にあるセクタ2に対して−18dBのアンテナ利得、および水平角度152.5°にあるセクタ3に対して−31dBのアンテナ利得を有している。ユーザuによって観測されるセクタ2および3双方からのセル内干渉はセクタ1からの所望信号レベルより14.8dB低い。ユーザvは、セクタ1から水平角度60°の位置にあり、セクタ1と3の間の境界上にある。ユーザvによって観測されるセル内干渉は所望信号レベルより高いことを示すことができる。
一般に、各基地局のカバレッジ領域は任意の大きさ並びに形状であるかもしれないし、また、地形、障害物その他の種々の要因に依存するかもしれない。各セクタの大きさ、形状は、他の要因と同様、そのセクタ用のアンテナ放射パターンに依存している。セルの複数のセクタは通常オーバラップしており、セル用の良好な通信カバレッジを確実にし、かつセクタ間のハンドオフを容易にする。セル/セクタは連続的な領域であるかもしれないし、そうでないかもしれない。またセル/セクタの端部は非常に複雑であるかもしれない。
通常各セクタはBTSを利用する。同じセルのすべてのセクタ用のBTSは、通常そのセル用の基地局内に置かれている。簡単さのために、以下の説明において、用語「基地局」はセルのために動作する固定局およびセクタのために動作する固定局の両方に用いられる。「利用する」基地局または「利用する」セクタは端末が交信するものである。また、用語「端末」および「ユーザ」は互換性を持ってここに用いられる。
OFDMAシステムでは、異なるチャンネル状態を有するユーザが各セル全体に分布されているかもしれない。これらのユーザはセル内干渉に対して異なる寄与および許容度があるかもしれない。各ユーザに対するチャンネル状態は、受信パイロット強度、受信パイロット電力、チャネル利得、信号対干渉並びに雑音比(SINR)、および/または1つ以上のセクタに対する他の測定値によって定量化されるかもしれない。セクタの境界に位置するユーザ(または、単に「セクタ端部ユーザ」)は通常不十分なチャネル状態にある。このチャネル状態とは例えば利用セクタに対する低チャネル利得に起因するそのセクタに対する低いSINR、高いセル内干渉、その他である。一般に、セクタ端部ユーザは、一般的にセル内干渉に許容度が小さく、隣接セクタ内の他のユーザへのより大きな干渉を引き起こし、不十分な性能であって、公平性要求を課すシステムにおいてはボトルネックであるかもしれない。
セル内共通再使用方法は、セクタ端部ユーザによって観測される干渉を、回避または抑圧することができる。セル内共通再使用により、複数のセクタの境界に位置するユーザuはこれらのセクタ内の他のユーザに割り当てられたサブバンドと直交したサブバンドを割り当てられる。従って、ユーザuはこれらの他のユーザからのセル内干渉をほとんどまたは全く観測しないだろうし、また改善された性能が得られるだろう。セル内共通再使用の種々の実施例は後に説明される。
図4にセル内共通再使用の第1の実施例に従うサブバンドの共通セットおよびサブバンドのセクタ固有セットのベン図を示す。共通セットはCと表示され、白い円で代表される。セクタ固有セットはSと表示され、斜線の領域によって代表される。共通セットCはセルのすべてのセクタのための共通のサブバンドを含む。セクタ固有セットSは各セクタによってそのユーザに割り当てられるかもしれないサブバンドを含む。セットCとSにおけるサブバンドはデータ伝送のために利用可能なすべてのサブバンドの全セットから取られる。共通セットCとセクタ固有セットSは、各利用可能なサブバンドがセットCまたはSにのみ属するため、オーバラップしていない(すなわち、分離または互いに排他的)。
共通およびセクタ固有セットは以下のように定義される。
S=Ω\C かつ S∩C = Θ 式(1)
ここで、「\」は差集合演算、
「∩」は積集合演算、
Ωはすべての利用可能なサブバンドを含む全集合、
Θは零/空集合を示す。
共通セットCはシステム内のN個のサブバンド全体の中から選択されたサブバンドを含む。周波数ダイバーシチを実現するために、共通セットCにおけるサブバンドは、後に説明するようにN個の全サブバンドにわたって分布される。セクタ固有セットSは全セットΩと共通セットCの間の差集合演算により形成されるかもしれない。共通セットのサイズは、例えば、セクタ端部ユーザの予想数、セルに関して必要な全体のスペクトル効率などのような種々の要因に基づいて選択されるかもしれない。共通セットサイズは、多くのユーザに対して干渉抑圧を提供しながら、システム帯域幅の効率的な利用を達成するように選択されるかもしれない。
各セクタはセクタ固有セットS内のサブバンドを、良好または公平なチャンネル状態を観測したユーザに割り当てるかもしれない。共通セットC内のサブバンドは不十分なチャンネル状態を観測した弱ユーザに割り当てられるかもしれない。セル内の1つのセクタまたはセル自体は、共通セットC内のサブバンドをセル内のすべての弱ユーザに割り当てるように指示されるかもしれない。共通セット内の各サブバンドはセル内のただ1つのユーザに割り当てられる。セットCとSはオーバラップしていないため、共通セットC内のサブバンドを割り当てられた弱ユーザは、セクタ固有セットS内のサブバンドを割り当てられた他のユーザからのセル内干渉をほとんどまたは全く観測しないだろう。
各セクタには、良好なチャンネル状態にあり高いSINRを得ている強ユーザがあるかもしれない。これらの強ユーザは、順方向および/または逆方向リンク上の低電力伝送を適切に提供されるかもしれない。各セクタは、共通セットC内のサブバンドをその強ユーザに割り当てるかもしれない。また、これらのサブバンドを割り当てられた弱ユーザへの過大な干渉を引き起こすのを回避するために、これらのサブバンドに関する使用を制御または制限するかもしれない。例えば、強ユーザに対する共通セット内のサブバンド上のデータ伝送は、予め定めた送信電力限度以下に制限されるかもしれない。
共通セットCは、「ソフタ」ハンドオフ中のユーザをサポートするために用いられるかもしれない。ソフタハンドオフは、ユーザが並行して同じセルの複数のセクタと交信する過程を指す。ソフタハンドオフは、複数セクタへの異なる信号経路を介してデータ送信または受信することによるダイバーシチ利得を提供することができる。ソフタハンドオフは、順方向リンク、逆方向リンク、または両リンク上でサポートされるかもしれない。
与えられたユーザuが共通セットC内のサブバンドを割り当てられる場合、ユーザuに対する順方向リンクのトラヒック/パケットデータは同じセルの中の1つ以上のセクタから送信されるかもしれない。トラヒックデータが単一のセクタから送信される場合、ユーザuに割り当てられたサブバンドは、同じサブバンドを割り当てられた他のユーザとの十分な干渉分離度をユーザuが得られる限り、他のセクタで再使用されるかもしれない。ユーザuに対するトラヒックデータが、ソフタハンドオフのために複数のセクタから送られる場合、ユーザuは複数伝送を通じて得たダイバーシチ利得から利益を得る。
ユーザuが逆方向リンク上で送信する場合、ユーザuからの逆方向リンクのデータ伝送は、同じセル内の1つ以上のセクタにより受信され復号されるかもしれない。セクタは共通配置されているため、これらのセクタによって得られたユーザuに対するソフト判定シンボルは、復号性能を向上させるために結合され復号されるかもしれない。これは一般的に結合復号と呼ばれる。結合復号が実行される場合、ユーザuはユーザuからの逆方向リンク伝送を受信する複数のセクタによって得られるダイバーシチ利得から利益を得る。結合復号が実行されない場合、ユーザuに割り当てられたサブバンドは他のセクタで再使用されるかもしれない。ユーザuに割り当てられたサブバンドと同じサブバンドを割り当てられた他のユーザは、逆方向リンク上のユーザuに対して無視できる程度の干渉となるように動作されるかもしれない。
図3Bに戻り、ユーザvは、セクタ1と3の間の境界に位置しており、セクタ2からの干渉をほとんど観測しないかもしれない。同様に、セクタ1と2の間の境界に位置するユーザはセクタ3からの干渉をほとんど観測しないかもしれない。また、セクタ2と3の間の境界に位置するユーザはセクタ1からの干渉をほとんど観測しないかもしれない。すべてのセクタにではなく、セクタのペアに対して共通セットを定義することによって、帯域幅利用の改善が達成されるかもしれない。
図5Aに、セル内共通再使用の第2の実施例に従う、C12、C13、およびC23と表示される3つの共通サブバンドセットのベン図を示す。本実施例において、3つの共通セットは互いにオーバラップしない。共通セットC12は同じセルのセクタ1および2に共通なサブバンドを含み、共通セットC13はセクタ1および3に共通なサブバンドを含み、また、共通セットC23はセクタ2および3に共通なサブバンドを含む。
各セクタxにおいて、セクタ固有セットSが、セクタxのためにセクタx用の2つの共通セットCxyおよびCxzとオーバラップしないように定義されるかもしれない。ここでx∈{1、2、3}、y∈{1、2、3}、z∈{1、2、3}、x≠y、x≠z、y≠z。セクタ固有セットSは共通セットCxyおよびCxzに含まれないすべての利用可能なサブバンドを含むかもしれない。セクタx用の共通およびセクタ固有セットは以下で定義されるかもしれない。
=Ω\(Cxy∪Cxz)、 Cxy∩Cxz∩Cyz=Θ 式(2)
図5Bにセクタ1のための共通セットC12並びにC13およびセクタ固有セットSのベン図を示す。共通セットC12およびC13は白い円でそれぞれ代表される。セクタ固有セットSは斜線の領域によって代表される。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC12およびC13にはないすべてのサブバンドを含む。セクタ1はセクタ固有セットS内のサブバンドを、セクタ内に位置し良好または公平なチャネル状態を観測している強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図5Cにセクタ2のための共通セットC12並びにC23およびセクタ固有セットSのベン図を示す。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC12およびC23にはないすべてのサブバンドを含む。セクタ2はセクタ固有セットS内のサブバンドをセクタ内の強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図5Dにセクタ3のための共通セットC13並びにC23およびセクタ固有セットSのベン図を示す。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC13およびC23にはないすべてのサブバンドを含む。セクタ3はセクタ固有セットS内のサブバンドを、セクタ内の強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図5Bから5Dにおいて、共通セットC12内のサブバンドは、セクタ1と2の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。共通セットC13内のサブバンドは、セクタ1と3の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。共通セットC23内のサブバンドは、セクタ2と3の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。
セル内共通再使用の第2の実施例において、共通セットCxy内のサブバンドはセクタ固有セットSおよびS内のサブバンドと直交している。したがって、セクタxおよびyの間の境界に位置する弱ユーザは共通セットCxy内のサブバンドを割り当てられるかもしれない。したがってこれらのユーザはセクタ固有セットSとS内のサブバンドを割り当てられた他のユーザからのセル内干渉をほとんどまたは全く観測しないだろう。セル内共通再使用の第2の実施例は帯域幅利用を改良することもできる。共通セットCxy内のサブバンドは、セクタ固有セットSに含まれ、セクタz内の強い公平なユーザに割り当てられるかもしれない。
第2の実施例の代替において、全セットΩ内にあって3つの共通セットC12、C13およびC23には含まれないすべてのサブバンドを含むS123が次のように定義される。
123=Ω\(C12∪C13∪C23) 式(3)
各セクタxはセクタ固有セットS123内のサブバンドを強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。共通セットCxy内のサブバンドはセクタxとyの間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。また、共通セットCxz内のサブバンドはセクタxとzの間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。セクタxは共通セットCyz内のサブバンドを強ユーザへ割り当てるかもしれない。この強ユーザは、セクタyとzの間の境界に位置しており、この共通セットCyz内のサブバンドを割り当てられた弱ユーザに対して起こす干渉は無視できる程度だろう。
ユーザは他の2つのセクタからの高い干渉を観測する可能性がある。共通セットは、良好な帯域幅利用を達成しながら、そのような不利なユーザに利用されるように定義されるかもしれない。
図6Aにセル内共通再使用の第3実施例に従う4つの共通サブバンドセットC12、C13、C23、およびC123のベン図を示す。共通セットC12は同じセルのセクタ1および2に対して共通なサブバンドを含み、共通セットC13はセクタ1および3に対して共通なサブバンドを含み、共通セットC23はセクタ2および3に対して共通なサブバンドを含み、共通セットC123は3つのすべてのセクタ1、2、ならびに3に対して共通なサブバンドを含む。
各セクタxにおいて、セクタ固有セットSが、セクタxのためにセクタx用の3個の共通セットCxy、CxzおよびCxyzとオーバラップしないように定義されるかもしれない。セクタ固有セットSは共通セットCxy、Cxz、およびCxyzに含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含むかもしれない。セクタxのための共通およびセクタ固有セットは以下のように定義されるかもしれない。
=Ω\(Cxy∪Cxz∪Cxyz)、 Cxy∩Cxz∩Cyz∩Cxyz=Θ 式(4)
図6Bにセクタ1に対する共通セットC12、C13並びにC123およびセクタ固有セットSのベン図を示す。共通セットC12は縦線の領域によって代表され、共通セットC13は格子の領域によって代表され、共通セットC123は白い円で代表され、セクタ固有セットSは斜線の領域で代表される。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC12、C13およびC123には含まれないすべてのサブバンドを含む。セクタ1はセクタ固有セットS内のサブバンドを、セクタ内の強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図6Cにセクタ2に対する共通セットC12、C23並びにC123およびセクタ固有セットSのベン図を示す。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC12、C23およびC123には含まれないすべてのサブバンドを含む。セクタ2はセクタ固有セットS内のサブバンドを、セクタ内の強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図6Dにセクタ3に対する共通セットC13、C23並びにC123およびセクタ固有セットSのベン図を示す。セクタ固有セットSは全セットΩ内にあって共通セットC13、C23およびC123には含まれないすべてのサブバンドを含む。セクタ3はセクタ固有セットS内のサブバンドを、セクタ内の強い公平なユーザに割り当てるかもしれない。
図6Bから6Dにおいて、共通セットC12内のサブバンドは、セクタ1と2の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。共通セットC13内のサブバンドは、セクタ1と3の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。共通セットC23内のサブバンドは、セクタ2と3の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。共通セットC123内のサブバンドは、3つのすべてのセクタ1、2および3の間の境界に位置する弱ユーザに割り当てられるかもしれない。
セル内共通再使用の第3の実施例において、共通セットCxy内のサブバンドはセクタ固有セットSおよびS内のサブバンドと直交している。セクタxおよびyの間の境界に位置する弱ユーザは共通セットCxy内のサブバンドを割り当てられるかもしれない。したがってこれらのユーザはセクタ固有セットSおよびS内のサブバンドを割り当てられた他のユーザからのセル内干渉をほとんどまたは全く観測しないだろう。共通セットCxyz内のサブバンドはセクタ固有セットS、S、およびS内のサブバンドと直交している。3つのすべてのセクタx、yおよびzの間の境界に位置する弱ユーザは共通セットCxyz内のサブバンドを割り当てられるかもしれない。したがってこれらのユーザはセクタ固有セットS、SおよびS内のサブバンドを割り当てられた他のユーザからのセル内干渉をほとんどまたは全く観測しないだろう。第3の実施例は帯域幅利用を改良することもできる。共通セットCxy内のサブバンドはセクタ固有セットSに含まれており、セクタz内の強い公平なユーザに割り当てられるかもしれない。セクタxは共通セットCyz内のサブバンドを、セクタyとzの間の境界に位置しセットCyz内のサブバンドが割り当てられている弱ユーザに対して無視できる干渉を引き起こす強ユーザに割り当てるかもしれない。
図7に1つのセルの3つのセクタにおける、8つのユーザの分布例を示す。図7にセル内共通再使用の第3の実施例に基づくサブバンドの割当も示す。本例において、ユーザaはセクタ1に位置しており、セクタ固有セットSからサブバンドを割り当てられる。ユーザbはセクタ1および2の間に位置しており、共通セットC12からサブバンドを割り当てられる。ユーザcおよびdはセクタ2に位置しており、セクタ固有セットSからサブバンドを割り当てられる。ユーザeはセクタ2および3の間に位置しており、共通セットC23からサブバンドを割り当てられる。ユーザfはセクタ3に位置しており、セクタ固有セットSからサブバンドを割り当てられる。ユーザgはセクタ1および3の間に位置しており、共通セットC13からサブバンドを割り当てられる。ユーザhはセクタ1、2および3の間に位置しており、共通セットC123からサブバンドを割り当てられる。
共通およびセクタ固有セットは種々の方法で形成されるかもしれない。OFDMAシステムにおいて、OFDMによって作られたN個の全サブバンドが利用可能である。N個の全サブバンドのすべてまたはサブセットは、トラヒックデータ、パイロット、および信号を伝送するために用いられるかもしれない。通常、いくつかのサブバンドは伝送には用いられず、システムがスペクトルマスク要求を満足できるようにガードサブバンドとして利用される。簡明さのために、以下の説明は、N個の全サブバンドは伝送のために利用可能、すなわちガードサブバンドがないと仮定する。
図8Aにセル内共通再使用の第1の実施例のための共通セットCおよびセクタ固有セットSを形成するための例を示す。本例において、N個の全サブバンドは、各グループがL個のサブバンドを含むM個のグループに配置される。ここで M≧1、L>1、M・L=Nである。共通セットCは各グループ内の1つ(例えば1番目)のサブバンドを含む。セクタ固有セットSは各グループ内の残りのサブバンドを含む。一般に、共通セットは任意の数のサブバンドおよびN個の全サブバンドのいずれか1つを含むかもしれない。共通セットは、周波数ダイバーシチを達成するために、N個の全サブバンドから横断的に取られたサブバンドを含むかもしれない。共通セット内のサブバンドは、N個の全サブバンドにわたり、予め定めたパターン(例えば図8Aに示すようなパターン)に基づいて分布されるかもしれない。あるいは、共通セット内のサブバンドは、N個の全サブバンドにわたり、疑似ランダムに分布されるかもしれない。
図8Bにセル内共通再使用の第2の実施例のための共通セットC12、C13、並びにC23、およびセクタ固有セットS、S、並びにSを形成するための例を示す。本例において、N個の全サブバンドは、図8Aについて上で説明したようにM個のグループに配置される。共通セットC12は各グループにおける1番目のサブバンドを含み、共通セットC13は各グループにおける2番目のサブバンドを含み、共通セットC23は各グループにおける3番目のサブバンドを含む。一般に、各共通セットは、2つの共通セットが同じサブバンドを含むことがないという制約を条件として、任意の数のサブバンドおよびN個の全サブバンドのいずれか1つを含むかもしれない。共通セットは同数のサブバンド(図8Bに示す)または異なる数のサブバンドを含むかもしれない。各共通セット内のサブバンドの数は種々の要因、例えば共通セットを割り当てられた弱ユーザの予測数などに依存するかもしれない。 各共通セットは、周波数ダイバーシチを達成するために、N個の全サブバンドから横断的に(例えばN個の全サブバンドにわたり均一にまたは疑似ランダムに分布して)取られたサブバンドを含むかもしれない。
セクタ固有セットSは共通セットC12およびC13に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。セクタ固有セットSは共通セットC12およびC23に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。セクタ固有セットSは共通セットC13およびC23に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。
図8Cにセル内共通再使用の第3の実施例のための共通セットC12、C13、C23、並びにC123およびセクタ固有セットS、S、並びにSを形成するための例を示す。本例において、N個の全サブバンドは、図8Aについて上で説明したようにM個のグループに配置される。共通セットC12は各グループにおける1番目のサブバンドを含み、共通セットC13は各グループにおける2番目のサブバンドを含み、共通セットC23は各グループにおける3番目のサブバンドを含み、共通セットC123は各グループの4番目のサブバンドを含む。一般に、各共通セットは、2つの共通セットが同じサブバンドを含むことがないという制約を条件として、任意の数のサブバンドおよびN個の全サブバンドのいずれか1つを含むかもしれない。セクタ固有セットSは共通セットC12、C13およびC123に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。セクタ固有セットSは共通セットC12、C23およびC123に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。セクタ固有セットSは共通セットC13、C23およびC123に含まれていないすべての使用可能なサブバンドを含む。
共通およびセクタ固有セットは種々の方法で定義されるかもしれない。一実施例において、共通およびセクタ固有セットは静的であり、変化しないかもしくはゆっくり変化する。別の実施例において、共通およびセクタ固有セットは、セクタの負荷および場合によっては他の要因に基づいて動的に定義されるかもしれない。例えば、各セクタのための共通セットは、時間と共に変化するかもしれないセクタ内の弱ユーザの数に依存しているかもしれない。指定されたセクタまたはセルは、種々のセクタに対する負荷情報を受信し、共通およびセクタ固有セットを定義し、かつこれらのセットをセクタに通知するかもしれない。本実施例はユーザの分布に基づくシステム資源の、より良い利用を可能にするかもしれない。
サブバンドの端末への割当を容易にするために、複数の直交した「トラヒック」チャンネルが各(共通またはセクタ固有)サブバンドセットに対して定義されるかもしれない。与えられたサブバンドセットにおいて、各サブバンドは任意の与えられた時間インターバル内のただ1個のトラヒックチャンネルに用いられ、各トラヒックチャネルは各時間インターバル内の0、1、または複数のサブバンドを割り当てられるかもしれない。各セクタ固有セットに対するトラヒックチャンネルは、互いに干渉せず、またセクタ固有セットとオーバラップしない共通セットに対するトラヒックチャネルと干渉しない。同様に、各共通セットに対するトラヒックチャンネルは、互いに干渉せず、また共通セットとオーバラップしないセクタ固有セットに対するトラヒックチャンネルと干渉しない。トラヒックチャンネルは異なる時間インターバルに対するサブバンドの割当を表す便利な方法と見なされるかもしれない。ユーザは、適切な(共通またはセクタ固有)サブバンドセットに対するトラヒックチャネルをユーザチャネル状態に依存して割り当てられるかもしれない。
OFDMAシステムは周波数ホッピング(FH)を用いるかもしれないし、用いないかもしれない。周波数ホッピングにより、データ伝送は疑似ランダムまたは決定論的にサブバンドからサブバンドへホップする。周波数ホッピングは有害な経路効果に対する周波数ダイバーシチおよび他のセル/セクタからの干渉のランダム化を提供できる。
図9に、FH−OFDMAシステムにおいて順方向および/または逆方向リンクに用いられるかもしれない周波数ホッピング方式900を示す。図9に示す実施例において、与えられた(共通またはセクタ固有)サブバンドセット内のサブバンドは、K個のサブセットに配置され、各サブセットはP個のサブバンドを含む。ここでK>1、P≧1である。各サブセット内のサブバンドは、そのセット内で隣接しているかもしれないし(図9に示す)、または隣接しないサブバンドであるかもしれない(例えばセットにわたり分布している)。
サブバンドセットに対する各トラヒックチャンネルは各「ホップ」期間に用いるP個のサブバンドの固有サブセットを示すFHパターンに関係づけられる。また、FHパターンはFH系列、ホップパターン、または他の用語で呼ばれるかもしれない。ホップ期間は与えられたサブセットに使われた時間の総量であり、Q>1としてQ個のOFDMシンボル期間(または、単に「シンボル期間」)に渡る。サブバンドセット内の異なるトラヒックチャネルに対するFHパターンは互いに直交しており、2つのトラヒックチャネルがいずれの与えられたホップ期間においても同じサブバンドを用いるということはない。この特性は、セクタ内干渉を回避または最小にする。各トラヒックチャンネルに対するFHパターンは、異なるホップ期間に異なるサブバンドを疑似ランダムに選択するかもしれない。周波数ダイバーシチは、いくつかのホップ期間にわたって、セット内のすべてまたは多くのサブバンドを選択することにより達成される。セクタ間干渉をランダム化するために、各セクタ固有セットに対するFHパターンは他のセクタ固有セットに対するFHパターンとの関係において擬似ランダムであるかもしれない。
図10にセル内共通再使用によりデータを伝送するためのプロセス1000のフローチャートを示す。最初に、与えられたセクタxの端末に対するチャンネル状態が決定される(ブロック1012)。チャンネル状態は、後に説明されるように種々の方法で確定され、端末が同じセル内の少なくとも1つの他のセクタからの高い干渉を観測するか否かを表示するかもしれない。端末は、その端末の少なくともチャネル状態に基づいてセクタxに対する共通またはセクタ固有セットのいずれかの中のサブバンドを割り当てられる(ブロック1014)。共通セットおよびセクタ固有セットはオーバラップしない。セクタ固有セットはセクタx内の端末に割当可能なサブバンドを含む。共通セットは、セクタxおよびセル内の少なくとも1つの他のセクタから、あったとしてもほとんど干渉を受けないサブバンドを含む。端末に対するデータは処理され、割り当てられたサブバンドで順方向および/または逆方向リンクを通じて伝送される(ブロック1016)。
各セクタは種々の方法でサブバンドをその端末に割り当てるかもしれない。例えば、端末の複数のグループが、各セクタに対して形成されるかもしれない。サブバンドの各セットに対して1つの端末グループ、また各グループ内の端末が関連するセット内のサブバンドを割り当てられるかもしれない。各端末は、端末に対するチャンネル状態、各セット内のサブバンド数、各セット内のサブバンドを共有する端末数、その他に基づいて、複数グループの1つに分類されるかもしれない。 次に、各グループ内の端末は、サービス品質(QoS)、システム負荷、公平要求、他の情報、および/または他の考慮に基づいて、関連するセット内のサブバンドを割り当てられるかもしれない。
図11にサブバンドを端末に割り当てるためのプロセス1100のフローチャートを示す。プロセス1100は、図10のブロック1012および1014に用いられるかもしれない。プロセス1100は、任意の時間インターバルであるかもしれない各スケジューリングインターバルにおいて、各セクタにより実行されるかもしれない。初めに、異なるセクタに対して端末によっておよび/または端末に対して異なるセクタによって測定値が求められる(ブロック1112)。各セクタは順方向リンク上でパイロットを送信するかもしれない。パイロットはシステム内の端末によって信号検出、タイミング並びに周波数同期、チャネル推定、その他のために用いられるかもしれない。通常、パイロットは、既知の方法で処理され送信される既知の変調シンボルで構成される。端末は、セクタによるデータ受信を容易にするために、逆方向リンク上でパイロットを送信するかもしれない。端末に対する測定値は順方向リンク上でセクタが送信するパイロット、逆方向リンク上で端末が送信するパイロット、および/または他の伝送に基づいているかもしれない。
一実施例において、端末はシステム内のセクタによって送信されたパイロットを探索し、一定数の最も高いパイロット測定値を利用中のセクタに報告する。他の実施例において、端末は、異なるサブバンドセットに関して観測された干渉を測定し、各サブバンドセットに対するチャンネル品質指標(CQI)を導出し、異なるサブバンドセットに対するCQIを利用中のセクタに送る。CQIは、サブバンドセットに対して端末が得た受信信号品質を示す。受信信号品質は、信号対干渉および雑音比(SINR)、チップ当たりエネルギ対全雑音比(Ec/N0)、チップ当たりエネルギ対雑音比(Ec/Nt)、キャリア対干渉比(C/I)、または他の信号品質尺度により定量化されるかもしれない。CQIは、パイロット測定より短い時間で測定され報告されるかもしれない。従ってこれはサブバンドの高速割当、およびチャネル状態の速い変化へのより速い応答を可能にするだろう。さらに他の実施例において、セクタは、端末によって送信されたパイロットを測定し、パイロット測定値を利用中のセクタに報告する。
端末に対するセル内干渉は、端末に対して求めた測定値に基づいて決定される(ブロック1114)。順方向のリンクにおいて、セル内干渉は、同じセルの中にあって端末に向けて送信するように指示されていない全セクタに対するパイロット測定値に基づいて決定されるかもしれない。逆方向リンクにおいて、セル内干渉は、端末に対して同じセル内の全セクタによって行われるパイロット測定に基づいて決定されるかもしれない。端末はセル内干渉の測定も行い、測定値を利用中のセクタに報告するかもしれない。また、セル内干渉は端末の位置推定値に基づいて推定されるかもしれない。このようにセル内干渉は、種々の方法で、および種々の測定値に基づいて決定されるかもしれない。一般に、セル内干渉は、順方向リンクおよび/または逆方向リンク測定値に基づいて決定されるかもしれない。順方向および逆方向リンクは長い期間を見ると相反的であると仮定されるかもしれない。この場合、与えられたセクタに対して順方向リンク上で端末によってなされる強いパイロット測定は、そのセクタが順方向リンク上で強い干渉源となり、また逆方向リンク上で端末から強い干渉を受けるだろうということを意味するかもしれない。同じ推論は逆方向リンクのパイロット測定値にも当てはまる。
端末に対するセル内干渉は干渉しきい値と比較される(ブロック1116)。セル内干渉が、ブロック1120で決定されるように、しきい値を超える場合、端末は共通セットからサブバンドを割り当てられる。(ブロック1122)。そのほかの場合、端末は利用中のセクタ用のセクタ固有セットからサブバンドを割り当てられる(ブロック1124)。次に、割り当てられたサブバンドは端末に送られる(ブロック1126)。ブロック1112および1114は図10のブロック1012に対応するかもしれない。またブロック1116から1124はブロック1014に対応するかもしれない。
一般に、端末は、例えば端末が観測するセル内干渉、端末に対するハンドオフ要求、サービス品質(QoS)要求、端末の優先度、その他のような種々の要因に基づいて、共通セットまたはセクタ固有セットからサブバンドを割り当てられるかもしれない。共通セットかセクタ固有セットを用いるかの判定は異なるセクタからの直接または間接の入力(例えば、異なるセクタに対する/からの測定値)に基づいて決定されるかもしれない。
図12に端末に割り当てられたサブバンド上でデータを送信するためのプロセス1200のフローチャートを示す。プロセス1200は順方向および/または逆方向リンク上のデータ送信用に用いられるかもしれない。端末に対するトラヒックデータはデータシンボルを生成するように処理(例えば、符号化およびシンボルマップ化)される(ブロック1212)。「データ」シンボルは、ここに用いられる場合、トラヒックデータ用の変調シンボルであり、「パイロット」シンボルはパイロット用の変調シンボルであり、変調シンボルは変調方式に対する信号コンステレーションの点の複素数値である。データシンボルは端末に割り当てられたサブバンドに写像される(ブロック1214)。パイロットシンボルおよび/または信号と同様に、写像されたデータシンボルは、さらに処理され、(1)1つ以上のセクタから順方向リンク上で端末へ、または(2)端末から逆方向リンク上で1つ以上のセクタへ送信される(ブロック1216)。
図13に端末に割り当てられたサブバンド上でデータを受信するためのプロセス1300のフローチャートを示す。プロセス1200は順方向および/または逆方向リンク上のデータ受信用に用いられるかもしれない。端末に対する伝送信号は、(1)順方向リンクを介して端末により、または(2)逆方向リンクを介してセクタにより受信される(ブロック1312)。次に、端末が共通セット内かセクタ固有セット内のサブバンドを割り当てられたか(ブロック1314)、および端末に対してソフタハンドオフが実行されているかかどうか(ブロック1316)の判定がなされる。端末がセクタ固有セット内のサブバンドを割り当てられている場合、または、ソフタハンドオフが実行されていない場合、1つのセクタ(利用中セクタ)から/によって受信されるデータ伝送は、端末のための軟判定シンボルを得るために処理される(ブロック1322)。軟判定シンボルは、雑音およびその他のアーチファクトに起因する単一ビットにおける不確定さを捕捉するために用いられている付加的ビットを伴う、送信機から送られる単一ビット(または「硬」)値に対して受信機によって得られるマルチビット値である。次に、端末の軟判定シンボルは、端末のための復号データを得るために処理(例えば、検出、復号)される(ブロック1324)。
端末が共通セット内のサブバンドを割り当てられ、かつソフタハンドオフが実行されている場合、複数のセクタ(利用中セクタおよび少なくとも1つの他のセクタ)から/によって受信される端末のためのデータ伝送は、各セクタのための軟判定シンボルを得るために処理される(ブロック1332)。順方向リンク伝送において、端末は、改善された信号品質を有する結合軟判定シンボルを導出するために、複数のセクタに対して得られた軟判定シンボルを結合するかもしれない(ブロック1334)。逆方向リンク伝送において、利用セクタは、端末のために他のセクタによって得られた軟判定シンボルを受信するかもしれないし、また端末のための結合軟判定シンボルを導出するために、異なるセクタによって得られた軟判定シンボルを結合するかもしれない(同じくブロック1334)。いずれの場合においても、端末のための結合軟判定シンボルは、端末のための復号データを得るために復号される(ブロック1336)。
図14にセクタx用の基地局110x、セクタy用の基地局110y、無線端末120、およびセルエンティティ150の一実施例のブロックダイアグラムを示す。基地局110x、110y、およびセルエンティティ150は1つのセルにおけるネットワークエンティティである。
基地局110xにおいて、符号器/変調器1412xは基地局110xによって提供されている各端末に対するトラヒックデータを受信し、端末用に選択された符号化および変調方式に基づいて、各端末に対してトラヒックデータを処理(例えば符号化、インターリーブおよびシンボル写像)し、各端末用のデータシンボルを生成する。シンボルからサブバンドへの写像器1414xは、制御器1430xからの制御信号の指示に従って、各端末用のデータシンボルを端末に割り当てられたサブバンドへ写像する。写像器1414xは、パイロット伝送に用いられるサブバンド上にパイロット信号を、伝送に用いない各サブバンドに対して零の信号値を提供する。各OFDMシンボル期間で、写像器1414xは、N個の全サブバンドに対してN個の伝送シンボルを提供する。ここで、各伝送シンボルはデータシンボル、パイロットシンボル、または零信号値であるかもしれない。
OFDM変調器(Mod)1416xは、各OFDMシンボル期間にN個の伝送シンボルを受信し、対応するOFDMシンボルを生成する。OFDM変調器1416xは通常、逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニットおよび巡回プレフィックス発生器含む。各OFDMシンボル期間において、IFFTユニットは、N個の時間領域チップを含む「変換された」シンボルを得るために、N個の伝送シンボルをN点逆FFTにより時間領域へ変換する。各チップは1チップ期間に伝送される複素数値である。次に、巡回プレフィックス発生器は、N+Cチップを含むOFDMシンボルを形成するために、各変換されたシンボルの一部分を繰り返す。ここでCは繰り返されるチップ数である。繰り返された部分は、しばしば巡回プレフィックスと呼ばれ、周波数選択性フェージングに起因するシンボル間干渉(ISI)を克服するために用いられる。OFDMシンボル期間はN+Cチップ期間である1つのOFDMシンボルの継続時間に対応している。OFDM変調器1416xはOFDMシンボルのストリームを提供する。送信機ユニット(TMTR)1418xは、アンテナ1420xから送信される変調信号を発生するためにOFDMシンボルストリームを処理(例えばアナログへの変換、フィルタリング、および周波数アップコンバージョン)する。
端末120において、1つ以上の基地局によって送信された変調信号はアンテナ1452で受信され、受信信号はサンプルを生成するために受信機に送られ処理される。1OFDMシンボル期間に対するサンプルセットは1受信OFDMシンボルを代表する。OFDM復調器(Demod)1456はサンプルを処理し、受信シンボルを提供する。これは基地局によって送信された送信シンボルの雑音を含む推定値である。OFDM復調器1456は通常、巡回プレフィックス除去ユニットおよびFFTユニットを含む。巡回プレフィックス除去ユニットは、受信変換シンボルを得るために、各受信OFDMシンボルにある巡回プレフィックスを除去する。FFTユニットは、N個の全サブバンドに対するN個の受信シンボルを得るために、 各受信変換シンボルを周波数領域へN点高速フーリエ変換を用いて変換する。サブバンドからシンボルへの逆写像器1458は、各OFDMシンボル期間に渡ってN個の受信シンボルを得て、端末120に割り当てられたサブバンドのための受信シンボルを、制御器1470からの制御指示に従って提供する。次に、復調器/復号器1460は端末120への受信シンボルを処理(例えば、検出、デインターリービング、および復号)し、端末に復号したデータを提供する。
逆方向リンク伝送において、トラヒックデータは、端末120において、符号器/変調器1462によって処理され、シンボルからサブバンドへの写像器1464によって端末120に割り当てられたサブバンドに写像され、さらにOFDM変調器1466によって処理され、送信機ユニット1468で調整され、アンテナ1452を通じて送信される。基地局110xにおいて、他の端末と同様に端末120からの変調信号はアンテナ1420xによって受信され、受信機ユニット1422xによって調整され、OFDM復調器1424xによって処理される。シンボルからサブバンドへの逆写像器1426xは、各OFDMシンボル期間に渡ってN個の受信シンボルを得て、端末に割り当てられたサブバンドからの各端末のための受信シンボルを提供する。復調器/復号器デコーダ1428xは各端末に対する受信シンボルを処理し、端末に対する復号データを提供する。
基地局110yは順方向リンク上のデータを処理し、基地局110yと交信中の端末へ送信する。また、これらの端末から逆方向リンク上のデータを受信する。基地局110yによる処理は基地局110xによる処理と同様である。同じセル用の複数の基地局は、ソフタハンドオフのための軟判定シンボルを交換するかもしれない。これは図14には示されない。
セル内共通再使用の一実施例において、各基地局110の制御器1430は、順方向および/または逆方向リンク上でデータ伝送を望んでいる端末を特定し、各端末に対するチャネル状態を確認し、各端末が共通セット内のサブバンドを割り当てられるべきかセクタ固有セット内のサブバンドを割り当てられるべきかを決定する。各端末に対するチャンネル状態は基地局110によってなされる逆方向リンク測定に基づいて確認されるかもしれないし、または端末によってなされた基地局へ報告される順方向リンク測定に基づいて確認されるかもしれない。各基地局のセクタスケジューラ1434は、セクタ固有セット内のサブバンド(または、トラヒックチャンネル)を端末に割り当て、これらの端末を、順方向および/または逆方向リンク上でのデータ伝送のためにスケジューリングする。各基地局は、次に、スケジューリングされた各端末に割り当てられたトラヒックチャネルを、例えば無線信号で提供する。セルエンティティ150内のセルスケジューラ1434wは、そのセル用の共通セット内のサブバンド(または、トラヒックチャンネル)を端末に割り当て、これらの端末をデータ伝送用にスケジューリングする。セルスケジューラ1434wは、セル内の端末のスケジューリングを調整するためにセクタスケジューラ1434xおよび1434yと交信するかもしれない。他の実施例において、単一のスケジューラが順方向および逆方向リンク上のデータ伝送のためにセル内のすべての端末をスケジューリングする。また、順方向および/または逆方向リンク伝送のための端末へのサブバンド割当は他の種々の方法でも実行されるかもしれない。
制御器1430x、1430y、1430w、および1470は、それぞれ基地局110x並びに110y、セルエンティティ150、および端末120における動作を指示する。メモリユニット1432x、1432y、1432w、および1472は、それぞれ制御器1430x、1430y、1430w、および1470によって用いられるプログラムコードおよびデータを格納する。制御器1430xおよび1430yは、それぞれ基地局110xおよび110yと交信中の各端末のためのFHパターンを生成するような他の処理をデータ送信および受信のために実行するかもしれない。制御器1470は割り当てられたトラヒックチャンネルに基づいて端末120のためのFHパターンを生成するかもしれない。
明快さのために、セル内共通再使用は3セクタのセルを有するシステムに限定して説明してきた。一般に、セル内共通再使用は任意の数のセクタで用いられるかもしれない。R>1として、Rセクタを有するセルにおいて、1つの共通セットが全セクタに対して形成されるかもしれないし(第1の実施例)、または、複数の共通セットが異なるセクタの組合せに対して形成されるかもしれない(第2および第3の実施例)。各セクタのためのセクタ固有セットはセルに対して定義された共通セットに基づいて形成されるかもしれない。
セル内共通再使用についての上記説明は1つのセルに対するものである。上で注意したように、システムは通常多くのセルを含む。セル内共通再使用はシステム内のセルに対して種々の方法で適用されるかもしれない。セル内干渉をランダム化するために、各セル内のセクタ固有セット用のFHパターンは、隣接セル内のセクタ固有セット用のFHパターンとの関係において疑似ランダムであるかもしれない。異なるセルのための共通セットは、種々の方法で定義され実行されるかもしれない。
一実施例において、同じ共通セットはシステム内のすべてのセルに用いられる。同じFHパターンが、隣接セル内の共通セットに用いられるかもしれない。これはセル間のソフトハンドオフを簡易化することができる。代替的には、共通セットは、異なる隣接セル用の共通および疑似ランダムFHパターン双方により定義されるかもしれない。共通FHパターンは、異なるセル間のソフトハンドオフをサポートするために用いられるかもしれない。擬似ランダムFHパターンは、共通セット内のサブバンドを割り当てられた異なるセル内のユーザによって観測される干渉をランダム化できる。本実施例はシステムの周波数計画を簡素化する。さらに、共通セットが十分に大きく、その結果各ユーザが同じ強い干渉源と衝突することが頻繁にはないような場合には、十分な干渉平均化またはダイバーシチが実現されるかもしれない。他の実施例において、隣接セル用の共通セットはオーバラップしていない。本実施例において、1セル内の共通セット内のサブバンドを割り当てられたユーザは隣接セル内のユーザからのランダム化された干渉を観測する。本実施例は、特に小さい共通セルサイズに対して、より良好な干渉ダイバーシチを提供するかもしれない。さらに他の実施例において、各セル用の共通セットは隣接セル用の共通セットとの関係において疑似ランダムである。本実施例も良好な干渉ダイバーシチを提供するかもしれない。各セルは、共通およびセクタ固有セットを形成するためおよび/またはセット情報を交換するために隣接セルと交信するかもしれない。
セル内共通再使用をOFDMAシステムに対して説明してきた。セル内共通再使用は時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、多搬送波CDMAシステム、その他に用いられるかもしれない。TDMAシステムは時分割多重化(TDM)を用い、異なるユーザに対する伝送は異なる時間インターバルでの送信によって直交化される。FDMAシステムは周波数分割多重(FDM)を用い、異なるユーザに対する伝送は異なる周波数チャネルまたはサブバンドでの送信により直交化される。一般に、利用可能なシステム資源(例えば、周波数サブバンド/チャンネル、時間スロットなど)は共通およびセクタ固有セットに配置されるかもしれない。各セクタは上述したように共通およびセクタ固有セット内のシステム資源をユーザに割り当てるかもしれない。
セル内共通再使用は広域移動通信システム(GSM)にも用いられるかもしれない。GSMシステムは1つ以上の周波数帯で作動するかもしれない。各周波数帯は、特定の範囲の周波数をカバーしており、多くの200kHz無線周波数(RF)チャンネルに分割される。各RFチャンネルは特定のARFCN(絶対無線周波数チャネル番号)によって特定される。例えば、GSM900の周波数帯はARFCN1〜124をカバーしており、GSM1800の周波数帯はARFCN512〜885をカバーしており、GSM1900の周波数帯はARFCN512〜810をカバーしている。セル内共通再使用は、効率を改善しセル内干渉を抑圧するために用いられるかもしれない。GSMシステムのための利用可能なRFチャンネルは共通およびセクタ固有セットに配置されるかもしれない。次に各GSMセクタ(通常「GSMセル」と呼ばれる)は、セクタ固有セット内のRFチャネルを強く公平なユーザへ割り当て、共通セット内のRFチャネルを弱ユーザに割り当てるかもしれない。セル内共通再使用により、各GSMセルは、より高いスペクトル効率を達成するために、利用可能なRFチャンネルの中のより大きい部分を用いることができるかもしれない。
ここに説明されたセル内共通再使用方法は、種々の手段で実施されるかもしれない。例えば、これらの方法はハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実施されるかもしれない。ハードウェアの実施において、基地局でセル内共通再使用をサポートするために用いられる処理ユニットは、1つ以上の特定用途向IC(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、プログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組み合わせで実施されるかもしれない。端末でセル内共通再使用をサポートするために用いられる処理ユニットは、1つ以上のASIC、DSPなどで実施されるかもしれない。
ソフトウェア実施において、セル内共通再使用技術は、ここに説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能その他)で実施されるかもしれない。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図14のメモリユニット1432x、1432y、1432w、または1472)に格納されるかもしれないし、またプロセッサ(例えば、制御器1430x、1430y、1430w、または1470)によって実行されるかもしれない。メモリユニットは、プロセッサ内、またはプロセッサの外部で実施されるかもしれない。
開示実施例のこれまでの説明は、どのような当業者も本発明を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。これらの実施例への種々の変更は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した原理は本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例に適用されるかもしれない。したがって、本発明は、ここに示した実施例に制限されることを意図していず、ここに開示した原理および新規な機能に矛盾しない最も広い範囲と一致するということである。
無線通信システムを示す。 セクタ用の代表的アンテナ放射パターンを示す。 3つのセクタを備えたセルを示す。 セル内の2ユーザにより観測されるセル内干渉を示す。 セル内共通再使用の第1の実施例のための共通セットおよびセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第2の実施例のための3つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第2の実施例のための3つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第2の実施例のための3つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第2の実施例のための3つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第3の実施例のための4つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第3の実施例のための4つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第3の実施例のための4つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セル内共通再使用の第3の実施例のための4つの共通セットおよび3つのセクタ固有セットを示す。 セルの3つのセクタにおける8ユーザの分布を示す。 セル内共通再使用の第1の実施例のための共通およびセクタ固有セットの構成を示す。 セル内共通再使用の第2の実施例のための共通およびセクタ固有セットの構成を示す。 セル内共通再使用の第3の実施例のための共通およびセクタ固有セットの構成を示す。 周波数ホッピング方式を示す。 セル内共通再使用でのデータ伝送のための処理を示す。 端末にサブバンドを割り当てるための処理を示す。 割り当てられたサブバンド上でデータを送信するための処理を示す。 割り当てられたサブバンド上でデータを受信するための処理を示す。 2つの基地局、セルエンティティ、および端末を示す。

Claims (44)

  1. 端末に対するチャネル状態を決定することと、
    少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて、端末に第1のセットまたは共通セットからシステム資源を割り当てることとを含み、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらずまた異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ共通セットはセル内の第1のセクタおよび少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、無線通信システムにおけるシステム資源割り当て方法。
  2. 端末を、少なくとも端末に対するチャンネル状態に基づいて複数のグループの1つに分類することをさらに含み、各グループがシステム資源の異なるセットに関連しており、端末は、少なくとも端末が分類されているグループに基づいてシステム資源を割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  3. 端末が、第1のおよび共通セット内のシステム資源の量、または第1のおよび共通セット内のシステム資源を共有する他の端末の数、またはその双方にさらに基づいて複数のグループの1つへ分類される、請求項2に記載の方法。
  4. 端末が、サービス品質(QoS)に対する情報、システム負荷、公平性要求、またはそれらの任意の組合せにさらに基づいてシステム資源を割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  5. システム資源が、周波数サブバンドであり、かつ端末が第1のセットまたは共通セットから少なくとも1つの周波数サブバンドを割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  6. システム資源が、タイムスロットであり、かつ端末が第1のセットまたは共通セットから少なくとも1つのタイムスロットを割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  7. システム資源が、無線周波数(RF)チャネルであり、かつ端末が第1のセットまたは共通セットから少なくとも1つのRFチャネルを割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  8. 共通セット内のシステム資源が、ソフタハンドオフ中および第1のセクタ並びに少なくとも1つの他のセクタと交信中に端末に割り当て可能である、請求項1に記載の方法。
  9. 共通セット内のシステム資源が、第1のセクタと少なくとも1つの他のセクタとの間の境界上に位置している端末へ割当可能である、請求項1に記載の方法。
  10. セルが、第1のセクタおよび第2の並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1、第2、並びに第3のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、請求項1に記載の方法。
  11. セルが、第1のセクタおよび第2並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1並びに第2のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 共通セット内のシステム資源が、第3のセル内の端末に割当可能なシステム資源の第2のセット内に含まれる、請求項11に記載の方法。
  13. 端末に対するチャネル状態を決定することが、
    端末に対するパイロット測定値を得ることと、
    パイロット測定値に基づいて少なくとも1つの他のセクタからの端末によって観測される干渉量を決定することとを含み、端末が少なくとも1つの他のセクタからの高い干渉を観測する場合には、端末が共通セットからシステム資源を割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  14. 端末に対するチャネル状態を決定することが、
    第1のセットおよび共通セットに対する受信した信号品質推定値を得ることを含み、端末が、受信した信号品質推定値に基づいて第1のセットまたは共通セットからシステム資源を割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  15. 無線通信システムが、直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用し、第1のセットおよび共通セット内のシステム資源がOFDMを介して得る周波数サブバンドである、請求項1に記載の方法。
  16. 無線通信システムが周波数ホッピングを利用する直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムであり、第1の複数の周波数ホッピング(FH)パターンが第1のセットに対して定義され、第2の複数の周波数ホッピング(FH)パターンが共通セットに対して定義され、端末が第1または第2の複数のFHパターンから選択されるFHパターンを割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  17. 周波数ホッピング(FH)を利用する直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて周波数サブバンドを割り当てる方法であって、
    端末に対するチャンネル状態を決定することと、
    少なくとも端末に対するチャンネル状態に基づいて第1の複数のFHパターンまたは第2の複数のFHパターンから1つのFHパターンを端末に割り当てることとを含み、 第1の複数のFHパターンが周波数サブバンドの第1のセットに対して定義され、第2の複数のFHパターンが周波数サブバンドの共通セットに対して定義され、第1のセットと共通セットがオーバラップしておらず、かつ異なる周波数サブバンドを含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末へ割当可能な周波数サブバンドを含み、かつ共通セットはセル内の第1のセクタおよび少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどない周波数サブバンドを含む方法。
  18. 端末を、少なくとも端末に対するチャンネル状態、第1および第2の複数のFHパターン内のFHパターン数、第1および第2の複数のFHパターン内のFHパターンを割り当てられる他の端末数、またはそれらの組合せに基づいて複数のグループの1つに分類することをさらに含み、端末は、少なくとも端末が分類されているグループに基づいて、FHパターンを割り当てられる、請求項17に記載の方法。
  19. 端末に対するチャネル状態を決定する操作が可能な制御器と、
    少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて、端末に第1のセットまたは共通セットからシステム資源を割り当てる操作が可能なスケジューラとを含み、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらずかつ異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ共通セットはセル内の第1のセクタおよび少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、無線通信システム内の装置。
  20. セルが、第1のセクタおよび第2並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1、第2並びに第3のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、請求項19に記載の装置。
  21. セルが、第1のセクタおよび第2並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1並びに第2のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む請求項19に記載の装置。
  22. 端末に対するチャネル状態を決定するための手段と、
    少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて、端末に第1のセットまたは共通セットからシステム資源を割り当てるための手段とを含み、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらずかつ異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ共通セットはセル内の第1のセクタおよび少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、無線通信システムにおける装置。
  23. セルが、第1のセクタおよび第2並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1、第2並びに第3のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、請求項22に記載の装置。
  24. セルが、第1のセクタおよび第2並びに第3のセクタを含み、かつ共通セットは、セル内の第1並びに第2のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、請求項22に記載の装置。
  25. セルのために利用可能である全システム資源の中からシステム資源の少なくとも1つの共通セットを形成することであって、各共通セットがセル内の少なくとも2つのセクタの異なる組み合わせに対して定義され、かつ少なくとも2つのセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、共通セットを形成することと、
    セル内の各セクタのためのシステム資源のセクタ固有セットを形成することであって、各セクタのためのセクタ固有セットがセクタに対して定義される各共通セット内のシステム資源を除く全システム資源のすべてを含む、セクタ固有セットを形成することとを含み、
    セル内の端末が、少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて、各セクタのためのセクタ固有セット内のシステム資源および少なくとも1つの共通セットを割り当てられる、無線通信システムにおけるシステム資源割り当て方法。
  26. 無線通信システムが、直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用し、全システム資源がOFDMを介して得る複数の周波数サブバンドである、請求項25に記載の方法。
  27. セルが、第1、第2および第3のセクタを含み、かつ各セクタは、第1、第2および第3のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどない周波数サブバンドの第1の共通セットに関連している、請求項26に記載の方法。
  28. 第1のセクタが、第2および第3の共通セットにさらに関連しており、第2の共通セットは第1および第2のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどない周波数サブバンドを含み、第3の共通セットは第1および第3のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどない周波数サブバンドを含む、請求項27に記載の方法。
  29. セルのために利用可能である全システム資源の中からシステム資源の少なくとも1つの共通セットを形成するための手段であって、各共通セットがセル内の少なくとも2つのセクタの異なる組み合わせに対して定義され、かつ少なくとも2つのセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む手段と、
    セル内の各セクタのためのシステム資源のセクタ固有セットを形成するための手段であって、各セクタのためのセクタ固有セットがセクタに対して定義される各共通セット内のシステム資源を除く全システム資源のすべてを含む手段とを含み、
    セル内の端末が、少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて、各セクタのためのセクタ固有セット内のシステム資源および少なくとも1つの共通セットを割り当てられる、無線通信システムにおける装置。
  30. 端末に対するシステム資源の割当を得ることであって、端末に割り当てられたシステム資源が少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて第1のセットまたは共通セットから選択され、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらず、かつ異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ、共通セットが第1のならびにセル内の少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、割当を得ることと、
    端末に割り当てられるシステム資源の制御表示を生成することとを含む、無線通信システムにおけるデータ伝送方法。
  31. データシンボルを得るために端末に対するデータを処理することと、
    制御に基づいて端末に割り当てられるシステム資源上へデータシンボルを写像することとをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. 受信シンボルを得るために受信データ伝送を処理することと、
    制御に基づいて端末へ割り当てられるシステム資源から受信シンボルを逆写像することとをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  33. 端末がシステム資源を共通セットから割り当てられ、かつデータが少なくとも2つのセクタのための少なくとも2つの基地局から端末へ送られる、請求項30に記載の方法。
  34. 少なくとも2つの基地局からデータ伝送を受信することと、
    基地局に対する軟判定シンボルを得るために各基地局からの受信データ伝送を処理することと、
    少なくとも2つの基地局に対して得た軟判定シンボルを結合することと、
    端末のための復号データを得るために結合した軟判定シンボルを復号することとをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  35. 端末がシステム資源を共通セットから割り当てられ、かつデータが少なくとも2つのセクタのための少なくとも2つの基地局へ端末により送られる、請求項30に記載の方法。
  36. 少なくとも2つの基地局により端末からのデータ伝送を受信することと、
    基地局に対する軟判定シンボルを得るために各基地局において受信データ伝送を処理することと、
    端末に対して少なくとも2つの基地局において得た軟判定シンボルを結合することと、
    端末のための復号データを得るために結合軟判定シンボルを復号することとをさらに含む、請求項35に記載の方法。
  37. 無線通信システムが、直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用し、かつ端末に割り当てられたシステム資源が、少なくとも1つの周波数サブバンドを含む請求項30に記載の方法。
  38. 無線通信システムが、周波数ホッピング(FH)を利用する直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムであり、かつ制御が、異なる時間インターバルにおいてデータ伝送に用いるための異なる周波数サブバンドを指示する、請求項30に記載の方法。
  39. 端末のためのシステム資源の割当を得て、端末に割り当てられたシステム資源の制御表示を生成する操作が可能な制御器であって、端末に割り当てられたシステム資源が少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて第1のセットまたは共通セットから選択され、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらずまた異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ共通セットはセル内の第1のセクタおよび少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む、制御器を含む無線通信システムにおける装置。
  40. データシンボルを得るために端末のためのデータを処理する操作が可能なデータプロセッサと、
    端末に割り当てられるシステム資源上へ制御に基づいてデータシンボルを写像する操作が可能な写像器とをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 受信シンボルを得るために受信データ伝送を処理する操作が可能な復調器と、
    制御に基づいて端末に割り当てられたシステム資源から受信シンボルを逆写像する操作が可能な逆写像器とをさらに含む、請求項39に記載の装置。
  42. 端末に対するシステム資源の割当を得るための手段であって、端末に割り当てられたシステム資源が少なくとも端末に対するチャネル状態に基づいて第1のセットまたは共通セットから選択され、第1のセットおよび共通セットがオーバラップしておらず、かつ異なるシステム資源を含み、第1のセットがセルの第1のセクタ内の端末に割当可能なシステム資源を含み、かつ、共通セットは第1のならびにセル内の少なくとも1つの他のセクタからの干渉が、あったとしても、ほとんどないシステム資源を含む手段と、
    端末に割り当てられるシステム資源の制御表示を生成するための手段とを含む、無線通信システムにおける装置。
  43. データシンボルを得るために端末に対するデータを処理するための手段と、
    制御に基づいて端末に割り当てられるシステム資源上へデータシンボルを写像するための手段とをさらに含む、請求項42に記載の方法。
  44. 受信シンボルを得るために受信データ伝送を処理するための手段と、
    制御に基づいて端末へ割り当てられるシステム資源から受信シンボルを逆写像するための手段とをさらに含む、請求項42に記載の方法。
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