JP2008500506A - 高温ガスの冷却装置 - Google Patents

高温ガスの冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008500506A
JP2008500506A JP2007513902A JP2007513902A JP2008500506A JP 2008500506 A JP2008500506 A JP 2008500506A JP 2007513902 A JP2007513902 A JP 2007513902A JP 2007513902 A JP2007513902 A JP 2007513902A JP 2008500506 A JP2008500506 A JP 2008500506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
support plate
refrigerant
skirt
heat shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2007513902A
Other languages
English (en)
Inventor
テックソーン・ラウ
タイチョー・アギエン・ウァン・ダー・プラス
エドウィン・バーナルダス・ウィルヘルムス・ゲラーダス・ヴォエテン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JP2008500506A publication Critical patent/JP2008500506A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0229Double end plates; Single end plates with hollow spaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/02Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled
    • F28D7/024Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled the conduits of only one medium being helically coiled tubes, the coils having a cylindrical configuration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00074Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
    • B01J2219/00087Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements outside the reactor
    • B01J2219/0009Coils
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00074Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
    • B01J2219/00087Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements outside the reactor
    • B01J2219/00092Tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

高温ガス媒体の冷却装置(1)であって、容器(2)を備え、該容器(2)内では複数の管(4)の束(3)が冷媒室(5)に配置され、使用中は液体冷媒(6)がこの管束(3)の周りを流れ、(i)前記管(4)が少なくとも該管の上流端部にて又は上流端部に近接して熱シールド(7)中に取付けられ、(ii)前記管(4)はさらに支持板(8)を通って延び、この支持板(8)は、熱シールド(7)から一定距離をおいて取付けられて、容器(2)内で冷媒室(5)から分離された熱シールド(7)と支持板(8)との間の前方空間(9)を定め、(iii)冷却液を前方空間(9)に加える手段(10)を備え、(iv)支持板(8)の開口部(11)が管(4)よりも大きく、管と支持板との間に環状空間(12)を形成し、この環状空間(12)を通して冷却液が管(4)内の高温ガス媒体と並流にて前方空間(9)から冷媒室(5)に流れることができ、(v)スカート型の延長部(13)が前方空間(9)において管(4)の周りに設けられ、支持板(8)に固定されかつ熱シールド(7)のところに開口部(14)を有する、ことを特徴とする高温ガス媒体の冷却装置(1)。

Description

本発明は、液体の冷媒を用いる間接熱交換により高温ガス媒体を冷却するための装置に関する。
このような熱交換装置は、多くの産業分野、例えば石油産業において水添分解装置や天然ガス、石油、石炭などの炭素(炭化水素)含有燃料の部分酸化用の反応器から得られる生成物を冷却するために大規模に用いられている。
一般に、高温ガスを管に通し、管の外面に冷媒を接触させることで熱交換が起こる。冷媒が水ならば、装置内の熱交換プロセスの副生成物として水蒸気を有利に生成できる。
冷却のために、外側が冷媒で冷却される管に高温ガスを通す際、管壁は高温ガスから管金属への熱伝達により高温になり、この熱がさらに冷媒に伝達される。
冷却する高温ガス媒体の例は、炭素(炭化水素)含有燃料の部分酸化により生成される高温の合成ガスであり、一般にこれは、ガス化装置に隣接して配置された熱交換器において冷却され、それにより高圧水蒸気を生成する。重要な領域は、高温の合成ガスが熱交換装置の管に入る熱交換器のガス入口である。入口領域の壁厚は最小にすべきであるが、圧力及び熱負荷に対する機械的な完全性を確保するのに十分な厚さにしなければならない。入口領域でのガス速度は、ファウリングを防ぐために十分大きくすべきであるが(例えば12m/s)、一方、ガス側の十分低い熱伝達率を確保するのに十分なだけ小さくすべきである。特に、ファウリングと速度との間で最適条件を得るのが望ましい。
US-A-3610329には、ガス化プロセスからの高温ガスを冷却する熱交換器が記載されている。垂直に向けられた入口部分は、支持板と高温ガスが流出する場所との間に配置されるレンガによって過度な熱から保護される。高温ガスが流れる管は、レンガを通り抜ける。US-A-3610329の図4に示された態様では、管の入口部分は低温の冷却液により冷却される。使用される冷却液は、別の導管によって入口部分から放出される。この設計の欠点は、使用中に瓦解し得るレンガを用いていることである。
レンガを利用する必要のない改善された設計がUS-A-5671807及びUS-A-4245696に記載されている。これらの刊行物に記載の熱交換装置の入口部分では、管がその上流端部にて追加の管板(明細書では熱シールドとも称する)及び支持板中に取り付けられる。熱シールドと支持板との間に、冷媒が加えられる空間が存在する。この冷媒は、熱シールドと管の外面とを冷却し、そして、前記空間から、管が支持板を通るところにある管を取り囲む環状空間を介して放出される。前記環状空間内では、冷媒は管中を流れる高温ガスと並流にて流れる。
EP-A-290812に記載の熱交換器容器が有する入口部分では、管がその上流端部にて支持板中に取り付けられている。入口部分を冷却するのに用いられた冷却液は、その後、管の全長を取り囲む第2の管を介して管の下流端部に沿って送られる。これらのジャケット型の外部管は複数の開口部を備えており、管を取り囲む空間内に冷却液を放出でき、かつ容器から1つの出口開口部を介して冷却液を放出できる。
EP-A-774103に記載の装置が有する入口部分では、管がその上流端部にて熱シールド及び支持板中に取り付けられている。熱シールドと支持板との間に空間が存在する。上記の文献と同様に、管が支持板を通る際に管の周りに環状空間が存在する。この環状空間に冷媒が加えられ、管中を流れる高温ガスに対して向流の方向に冷媒が支持板を通過する。加えて、管の外面に沿って熱シールドと支持板との間の空間に冷媒を案内するスカートが存在する。冷却液は、熱シールドの近くの位置にて放出され、また支持板の開口部を介して主冷却液室に放出される。
US-A-3610329 US-A-5671807 US-A-4245696 EP-A-290812 EP-A-774103
上記従来技術の装置の欠点は、管の上流端部及び熱シールドに対する冷却が十分でないことである。本発明はこの欠点を解消することを狙った設計を含む。
発明の概要
次の装置を備えた更に改善された装置が提供される。高温ガス媒体の冷却装置(1)であって、容器(2)を備え、該容器(2)内では複数の管(4)の束(3)が冷媒室(5)に配置され、使用中は液体冷媒(6)がこの管束(3)の周りを流れ、
(i)前記管(4)が少なくとも該管の上流端部にて又は上流端部に近接して熱シールド(7)中に取付けられ、
(ii)前記管(4)はさらに支持板(8)を通って延び、この支持板(8)は、熱シールド(7)から一定距離をおいて取付けられて、容器(2)内で冷媒室(5)から分離された熱シールド(7)と支持板(8)との間の前方空間(9)を定め、
(iii)冷却液を前方空間(9)に加える手段(10)を備え、
(iv)支持板(8)の開口部(11)が管(4)よりも大きく、管と支持板との間に環状空間(12)を形成し、この環状空間(12)は、使用中に冷却液が管(4)内の高温ガス媒体と並流にて前方空間(9)から冷媒室(5)に流れることができるように、前方空間(9)と冷媒室(5)とを流動自在に連結し、
(v)スカート型の延長部(13)が前方空間(9)において管(4)の周りに設けられ、支持板(8)に固定されかつ熱シールド(7)のところに開口部(14)を有する、
ことを特徴とする高温ガス媒体の冷却装置(1)。
出願人は、スカートと、管の上流端部に沿った冷媒の並流との組み合わせにより、熱交換器の入口部分の冷却が改善されることを見い出した。
図面の詳細な説明
図1は、高温ガス媒体を冷却するための本発明による熱交換装置(1)の一部を示す。高温の合成ガスが生成される部分酸化又はガス化反応器(20)の下端部も示されており、この高温の合成ガスは装置(1)により適当に冷却される。本装置(1)は容器(2)を備え、複数の管(4)の束(3)が冷媒室(5)内に配置される。装置内の管の数は適切には4個以上である。管の最大数は、1装置当たりに必要な冷却容量によって決められ、最大で24個まで(24は含む)、適切には6(6は含む)〜20個とし得る。この管束は、まっすぐで平行な1組の管として構成でき、例えば管のガス出口端部が、熱交換装置の共通のガス出口に流動自在に連結された第2の管板シールド中に配置される。有利には、スペースを節約するために、図1に示されるように螺旋コイル管を用いる。図1はまた管(4)のガス出口端部(17)を示す。
使用中、液体の冷媒(6)は管束(3)の周りを自由に流れる。適当な冷媒は水である。使用中、水は蒸発して水蒸気を生成する。以下の説明では冷媒として水を考える。下記の態様では水の代わりに他の冷媒も使用できることが分かる。容器(2)の頂部で水蒸気を放出する手段や、新しい冷媒、好ましくは水を、本発明による装置内に存在するであろう冷媒室(5)に直接加える任意の手段は、図1には図示されていない。しかし、水のほぼすべて、適切には新しい冷却水の90重量%より多く、好ましくは100%を手段(10)、前方空間(9)及び環状空間(12)を介して冷媒室(5)に与えるのが有利である。
図1では、管(4)がそれらの上流端部にて熱シールド(7)中に取付けられているのが示されている。高温ガス流の方向のすぐ下流では、管(4)が支持板(8)を通って更に延びている。熱シールド(7)は支持板(8)から少し離れて取付けられ、容器(2)内で該熱シールド(7)と該支持板(8)との間に前方空間(9)を定める。この支持板は前方空間(9)を冷媒室(5)から分離する。この前方空間は、熱シールドと管の上流端部とを十分に冷却すべく、手段(10)により加えられる水のために十分大きくすべきである。しかし、この空間は、水がこの空間内で蒸発するのを避けるために、大きすぎないようにしなければならない。適当な寸法例が、上記のUS-A-5671807、US-A-4245696及びEP-A-774103に記載されている。
熱シールドと支持板は、図1に示されるように垂直方向に置かれるのが好ましい。この配置により、ガス化反応器(20)と熱交換装置(1)とをより効率的に連結できる。この効率の良さは、耐熱性ライニングを必要とする表面積が最小化されるという点で得られる。
図2には、図1の入口部分のさらに詳細な図が示されている。手段(10)により水が前方空間(9)に加えられる。好ましくは、手段(10)は水の輸送導管であり、容器外部の水タンクから支持板(8)を介して冷媒分配器(19)に通じており、この冷媒分配器(19)は、前方空間(9)内に複数の出口開口部を備える。好ましくは、これらの出口開口部(18)は、種々の管の入口開口部の間に配置され、前記支持板の最適な冷却を達成するために出口にて熱シールドに向かう好ましい流れ方向を有する。手段(10)により加えられる水の体積が、使用中、主冷媒室(5)内で蒸発する水の体積を補うのに十分でなければ、水を主冷却液室(5)に加える追加の手段が適当に設けられる。
図2には、支持板(8)中の開口部(11)が管(4)よりも大きく、管と支持板との間に環状空間(12)を形成しているのが示されている。この環状空間(12)を通して、冷却液が管(4)中の高温ガス媒体と並流にて前方空間(9)から冷媒室(5)に流れることができる。冷却液の並流は、EP-A-774103に記載のように冷却液が向流にて流れる場合に比べて、より効率的な冷却が熱シールド(7)及び管(4)の入口端部に対して行われるので有利である。これらの重要な部分の冷却は、スカート型の延長部(13)を前方空間(9)内で管(4)の周りに配置することによって更に改善される。スカート(13)は支持板(8)に固定される。スカート型の延長部は冷媒の入口用の開口部(14)を備える。この開口部(14)は、好ましくは図2に示されるように完全に円形の開口部である。上記重要な部分を最適に冷却するため、開口部(14)は図1に示されるように熱シールド(7)のところにある。有利には、スカートは回転対称であり、例えば図2に示されるようにスリーブである。
好ましくは、熱シールド(7)のところの管(4)の入口開口部は、図1及び2に示されるように円錐形状である。このことは、管(4)が熱シールド(7)を通るところでの管(4)の内側開口部は、管(4)が支持板(8)を通るところでの管(4)の内側開口部よりも大きいことを意味する。管(4)の切頭円錐部分の入口内面と管の軸との角度αは、好ましくは30°未満、さらに好ましくは5〜25°、最も好ましくは10〜25°である。好ましくは、管(4)の円錐形状の内面と熱シールドの表面との間の角は、その地点を通る高温ガスの乱流を防ぐべく十分に滑らかである。出願人は、更にこのような設計により、温度が過大になり得る装置内の一点にて局所的な高温金属面が生じるのが避けられることを見出した。好ましくは、スカート型の延長部(13)の形状は、管(4)の入口端部の形状に平行に延びる。よって、スカート型の延長部の形状は、好ましくは図2に示されるような切頭円錐部分に固定された管状部分から構成される。さらに好ましくは、この円錐形状の入口の長さは、前方空間の深さとほぼ同じである。そのときは、スカート型の延長部(13)は単に切頭円錐形状を有することになる。さらに好ましくは、スカートは、スカートの直径が広がり始める地点からの長さd1だけ延びる。この長さd1は、管において円錐部分の直径が広がり始める地点から測定して、円錐形状の入口部分に沿った長さdの30〜70%である。この長さdは、管の表面に沿ってガス流の方向に測定した円錐部分の全長である。コンピュータシュミレーションは、上述の好ましい設計及びさらに好ましい設計によって熱シールド(7)及び管(4)の入口端部への最適な冷却効果が達成されることを示した。
図2はまた、支持板(8)中に管(4)を固定するためのスペーサリング(15)を示す。スペーサリング(15)は開口部(16)を備え、前方空間から流れてくる水は、この開口部(16)を通って冷媒室(5)に流れることができる。このスペーサリング(15)は、US-A-5671807及びUS-A-4245696に示されているように環状空間(12)の任意の場所に配置できる。好ましくは、スペーサリング(15)は冷媒室(5)に面する支持板(8)の側の開口部(11)に配置される。この場所は、過熱した場合に環状空間(12)内での水蒸気の集積が避けられるので有利である。というのは、そのときには水蒸気が更に自由に前方空間(9)に逃れることができ、そこから例えば熱サイホンシステム(図示せず)を介して放出し得るからである。これはUS-A-5671807の設計での欠点であり、US-A-5671807では、水蒸気は容易に前方空間に流れて安全弁(簡単のため図示されていない)を介して容器から出ることはできないので、水蒸気は環状空間内に蓄積し得る。管(4)の外側面積のほぼすべてが冷媒室(5)内の水と直接接触していることは明らかである。ここで、ほぼすべてというのは、管(4)の外側の表面積の90%以上を意味する。
図3は図2と同様の図である。図3の好ましい態様では、スカートは支持板(8)を通って延び、図2に示すような追加の支持リングを必要としていない。このスカート型の延長部(20)は、水が環状空間(12)から冷媒室(5)に流れることを可能にする1個以上の開口部(22)を除いて、冷媒室(5)に面するその端部にて閉じている。好ましくは、このスカート型の延長部(20)は、図3に示されるようにスカート型延長部(20)と支持板(8)との間およびスカート型延長部(20)と管(4)との間の溶接(21)によって管(4)を支持板(8)に固定する。
本発明はまた、温度が700〜1600℃、好ましくは1000〜1600℃の高温ガスを冷媒の水で冷却して圧力が最大で15Mpaまでの水蒸気を生成するための、上述した装置の使用にも関する。
反応器に連結された本発明の熱交換器の断面図を概略的に示す。 本発明の熱交換器において冷却される前部の詳細図である。 本発明の熱交換器の別の態様において冷却される前部の詳細図である。
符号の説明
1…熱交換装置
2…容器
3…管束
4…管
5…冷媒室
6…冷媒液
7…熱シールド
8…支持板
9…前方空間

Claims (10)

  1. 高温ガス媒体の冷却装置(1)であって、容器(2)を備え、該容器(2)内では複数の管(4)の束(3)が冷媒室(5)に配置され、使用中は液体冷媒(6)がこの管束(3)の周りを流れ、
    (i)前記管(4)が少なくとも該管の上流端部にて又は上流端部に近接して熱シールド(7)中に取付けられ、
    (ii)前記管(4)はさらに支持板(8)を通って延び、この支持板(8)は、熱シールド(7)から一定距離をおいて取付けられて、容器(2)内で冷媒室(5)から分離された熱シールド(7)と支持板(8)との間の前方空間(9)を定め、
    (iii)冷却液を前方空間(9)に加える手段(10)を備え、
    (iv)支持板(8)の開口部(11)が管(4)よりも大きく、管と支持板との間に環状空間(12)を形成し、この環状空間(12)は、使用中に冷却液が管(4)内の高温ガス媒体と並流にて前方空間(9)から冷媒室(5)に流れることができるように、前方空間(9)と冷媒室(5)とを流動自在に連結し、
    (v)スカート型の延長部(13)が前方空間(9)において管(4)の周りに設けられ、支持板(8)に固定されかつ熱シールド(7)のところに開口部(14)を有する、
    ことを特徴とする高温ガス媒体の冷却装置(1)。
  2. 前記管(4)がスペーサリング(15)により支持板(8)に固定され、スペーサリング(15)が環状空間(12)と冷媒室(5)とを流動自在に連結する開口部を備える請求項1に記載の装置。
  3. 前記スペーサリング(15)が冷媒室(5)に面する支持板(8)の側の開口部(11)に配置される請求項2に記載の装置。
  4. スカート型の延長部が支持板(8)を通って延びており、冷媒が環状空間(12)から冷媒室(5)に流れることを可能にする1個以上の開口部(21)を除いて、冷媒室(5)に面する端部にて閉じている請求項1に記載の装置。
  5. スカート型の延長部がスカート型の延長部と支持板(8)との間およびスカート型の延長部(20)と管(4)との間の溶接(21)によって管(4)を支持板(8)に固定する請求項4に記載の装置。
  6. 熱シールド(7)での管(4)の入口開口部が円錐形状である請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記管(4)の切頭円錐部分の入口内面と管(4)の軸との間の角度(α)が30°未満である請求項6に記載の装置。
  8. スカート型の延長部(13)が、前記管の円錐形状の入口部分の直径が広がり始める地点から測定して円錐形状入口部分に沿った長さdの30〜70%だけ延びており、ここで前記長さdは前記管の表面に沿ってガス流の方向に測定した円錐部分の全長を表している請求項6〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記管(4)の数が6個以上24個以下である請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 温度が700〜1600℃の高温ガスを冷媒の水で冷却して圧力が最大で15Mpaまでの水蒸気を生成するための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置の使用。
JP2007513902A 2004-05-25 2005-05-03 高温ガスの冷却装置 Ceased JP2008500506A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04102286 2004-05-25
PCT/EP2005/052023 WO2005116560A1 (en) 2004-05-25 2005-05-03 Apparatus for cooling a hot gas

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008500506A true JP2008500506A (ja) 2008-01-10

Family

ID=34929128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007513902A Ceased JP2008500506A (ja) 2004-05-25 2005-05-03 高温ガスの冷却装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8186423B2 (ja)
EP (1) EP1756506B1 (ja)
JP (1) JP2008500506A (ja)
CN (1) CN101389920B (ja)
AT (1) ATE440255T1 (ja)
CA (1) CA2567768C (ja)
DE (1) DE602005016107D1 (ja)
ES (1) ES2331082T3 (ja)
PL (1) PL1756506T3 (ja)
TW (1) TW200607977A (ja)
WO (1) WO2005116560A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2005101A1 (en) * 2006-04-12 2008-12-24 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Apparatus and process for cooling hot gas
US11029093B2 (en) * 2017-03-30 2021-06-08 Baltimore Aircoil Company, Inc. Cooling tower with direct and indirect heat exchanger
WO2021048351A2 (en) 2019-09-11 2021-03-18 Michiel Cramwinckel Process to convert a waste polymer product to a gaseous product

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148962A (ja) * 1974-04-25 1975-11-28
JPS54158748A (en) * 1978-04-28 1979-12-14 Bronswerk Bv High temperature gas cooling device
JPH10503834A (ja) * 1994-07-05 1998-04-07 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 高温ガスの冷却装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3133731A (en) * 1961-07-17 1964-05-19 Zink Co John Apparatus for heating gases
US3356135A (en) * 1964-12-24 1967-12-05 Robert K Sayre Once-through steam generator with means to provide saturated feed water
NL145654B (nl) * 1965-07-12 1975-04-15 Rodenhuis & Verloop Bv Gasbrander.
NL6919308A (ja) * 1968-12-27 1970-06-30
US3809523A (en) * 1971-01-06 1974-05-07 Ingbureau Rodehuis & Verloop N Method and apparatus for cooling the flame of an industrial gas burner
NL7500554A (nl) * 1975-01-17 1976-07-20 Shell Int Research Warmtewisselaar en werkwijze voor het koelen van hete gassen.
US4445463A (en) * 1983-04-06 1984-05-01 Syngas Company Waste heat boiler
DE3440088A1 (de) * 1984-11-02 1986-05-07 Veba Oel Entwicklungs-Gesellschaft mbH, 4650 Gelsenkirchen Brenner
FR2599133B1 (fr) * 1986-05-21 1990-09-21 Struthers Wells Sa Echangeur de chaleur tubulaire a double plaque de support du faisceau de tube
DE3715712C1 (de) 1987-05-12 1988-07-21 Borsig Gmbh Waermetauscher insbesondere zum Kuehlen von Spaltgas
US4736693A (en) * 1987-07-31 1988-04-12 Shell Oil Company Partial combustion burner with heat pipe-cooled face
US4858538A (en) * 1988-06-16 1989-08-22 Shell Oil Company Partial combustion burner
NL194891C (nl) 1993-11-24 2003-06-04 Lentjes Standard Fasel Bv Koelinrichting voor het koelen van een warm medium.
DE4404068C1 (de) * 1994-02-09 1995-08-17 Wolfgang Engelhardt Wärmetauscher
US5813453A (en) * 1996-06-01 1998-09-29 Deutsche Babcock-Borsig Ag Heat exchanger for cooling cracked gas
US5816322A (en) * 1997-04-18 1998-10-06 Abb Lummus Global Inc. Quench cooler
AU4090600A (en) * 1999-06-30 2001-01-04 Rohm And Haas Company High performance heat exchangers
DE10138626A1 (de) * 2001-08-13 2003-03-13 Alstom Power Energy Recovery Gmbh Vorrichtung für den Eintritt von Heißgas in ein Heizflächenrohr eines Abhitzekessels
CN1833152A (zh) 2003-08-06 2006-09-13 国际壳牌研究有限公司 用于冷却热气体的装置和方法
US7273366B1 (en) * 2003-10-28 2007-09-25 Soil-Therm Equipment, Inc. Method and apparatus for destruction of vapors and waste streams
US7270539B1 (en) * 2003-10-28 2007-09-18 Soil-Therm Equipment, Inc. Method and apparatus for destruction of vapors and waste streams using flash oxidation
DE102004004999B4 (de) * 2004-01-30 2007-03-08 Alstom Power Energy Recovery Gmbh Vorrichtung für den Eintritt von Heißgas in ein Heizflächenrohr eines Abhitzkessels
WO2005078358A1 (en) * 2004-02-16 2005-08-25 Kyung Dong Boiler Co., Ltd. Mutually convertible boiler between normal type and condensing type
US7780843B2 (en) * 2005-07-08 2010-08-24 ExxonMobil Chemical Company Patents Inc. Method for processing hydrocarbon pyrolysis effluent
EP2005101A1 (en) * 2006-04-12 2008-12-24 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Apparatus and process for cooling hot gas
US7552701B2 (en) * 2006-05-16 2009-06-30 Shell Oil Company Boiler for making super heated steam and its use

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148962A (ja) * 1974-04-25 1975-11-28
JPS54158748A (en) * 1978-04-28 1979-12-14 Bronswerk Bv High temperature gas cooling device
JPH10503834A (ja) * 1994-07-05 1998-04-07 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 高温ガスの冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
ES2331082T3 (es) 2009-12-21
ATE440255T1 (de) 2009-09-15
CA2567768C (en) 2012-04-03
US20090236084A1 (en) 2009-09-24
PL1756506T3 (pl) 2010-01-29
CN101389920A (zh) 2009-03-18
EP1756506A1 (en) 2007-02-28
EP1756506B1 (en) 2009-08-19
WO2005116560A1 (en) 2005-12-08
US8186423B2 (en) 2012-05-29
DE602005016107D1 (de) 2009-10-01
CA2567768A1 (en) 2005-12-08
CN101389920B (zh) 2010-11-03
TW200607977A (en) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000048B1 (ko) 합성가스의 폐열로 부터의 증기발생을 위한 열교환기
JP5420426B2 (ja) 内部多管壁及び複数バーナーを有するガス化反応容器
JP4477432B2 (ja) 改質器
NO774297L (no) Oppvarmningsinnretning for fluidiseringsskiktprosess
JP2008145097A (ja) 分解ガスを冷却するための熱交換器
US11054196B2 (en) Shell-and-tube heat exchanger
ES2282893T3 (es) Aparato y proceso para enfriar gas caliente.
JP6542224B2 (ja) 2つの流体の間で熱交換するための熱交換器、液体金属及びガスでの当該熱交換器の使用並びに液体金属により冷却される高速中性子原子炉への利用
US8133445B2 (en) Reaction chamber promoting heat exchange between the reagents and the gases that are produced
JP2008500506A (ja) 高温ガスの冷却装置
EA016441B1 (ru) Коллектор для трубчатых реакционных печей
US9481574B2 (en) Apparatus for HCL synthesis with steam raising
CN102992265B (zh) 具有集成式蒸汽产生管束的产氢换热器反应器
KR20030093098A (ko) 열 교환기
US8672021B2 (en) Simplified flow shell and tube type heat exchanger for transfer line exchangers and like applications
JP6585631B2 (ja) 合成ガスを冷却するための熱交換装置及びそれを組み立てる方法
KR101227444B1 (ko) 고온 가스의 냉각 장치
EP1972863A2 (en) Heat exchanger
US3456719A (en) Transfer line heat exchanger
RU169293U1 (ru) Трубчатый теплообменный аппарат
US20220395804A1 (en) Product gas manifold system for a steam reformer
JPH10298560A (ja) 粗ガス冷却器
JP2006022994A (ja) 合成ガス冷却用クェンチャー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080502

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100226

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100803

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20110308