JP2008500272A - イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン(ivtntt)を含む生物活性ペプチド - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は短いペプチドおよびその使用に関する。特に、本発明は生物活性を持った短いペプチドに関する。
ペプチドは疾患の治療ためにおよび医薬品組成物として当該技術では公知である。例えば、(特許文献1)は、平滑筋細胞の増殖に対して抑制活性を有する、それ故、動脈硬化症、血管形成術後の再狭窄、血管移植後の管腔狭窄および平滑筋肉腫のような平滑筋細胞の増殖に関連する病態を予防するおよび治療するのに有用であるペプチドを開示している。(特許文献2)は、上皮増殖ゾーンの増量活動および育毛のような生理学的過程を調節することが見出されている別のペプチドを開示している。さらに、(特許文献3)および(特許文献4)は、ある種のペプチドおよびそれらの医薬品組成物が生物活性であり、免疫応答を調節することができることを提案した。
本発明の一態様は、生物活性を包含することが見出されたヘキサペプチドCMS017、イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン(IVTNTT)に関する。試験目的のために、ペプチドL−イソロイシル−L−バリル−L−スレオニル−L−アスパラギニル−L−スレオニル−L−スレオニンが用いられた。本発明のさらなる態様には、イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニンを含む、それから本質的になる、またはそれからなる単離されたまたは精製されたペプチドが含まれる。別の態様は、実質的に純粋なIVTNTT(CMS017)ペプチドに関する。
豚脾臓ペプチド抽出物はヒトB型肝炎感染に治療効果を有することが以前に報告された(Jurin、M.、et al.Effects of low molecular weight glycoproteins in chronic hepatitis B.Hepatogastroenterology.1996;43(10):882−886)。しかしながら、活性成分の分子的性状およびその薬理学は両方とも知られていない。元の抽出物はグリコペプチドの混合物であると報告され、抗HBY活性は免疫システムの刺激によってもたらされると仮定された。不明確な分子組成の混合物であるので、混合物中の個々の活性成分の治療作用を最適化することは不可能である。また、抽出物は動物起源のものであるので、未知の動物疾患のヒトへの感染の可能性を無視することはできない。個々の活性成分を化学的に合成するという究極的な目標を持って、活性成分を選び出し、その治療作用を最適化するために、抽出物の化学組成が分析され、成分のそれぞれの治療活性が試験された。抽出物中のペプチドの多くは、実施例1に下で報告されるように、CMS017がインビトロで最強のHBV阻害剤であって、抗HBV活性を有することが見出された。CMS017はまた実施例2に下で報告されるように免疫刺激性を有することも見出された。CMS017は配列IVTNTTを有し、L−アミノ酸を使用して合成された。CMS017が抗ウィルスおよび免疫刺激性を有するという発見は、IVTNTT分子、より大きなペプチドおよびそれらの配列内にこのペプチドの配列を含有するペプチドをはじめとする、この分子を含有するより大きな分子、ならびにIVTNTTの機能性誘導体が免疫システムを強化するための化合物、抗ウィルス剤、医薬品および食品サプリメントとして有用である可能性があることを示唆する。
上記のペプチド配列をベースにする遺伝子治療は、これらのペプチドの1つをコードする核酸配列をデザインすることによって行われる。核酸は化学的に合成され、プロモーターに操作可能に結合され、発現ベクター中へクローン化されてもよい。発現ベクターは次に、ヒト細胞での発現のための遺伝子治療の形としてヒト身体へ投与される。用語「遺伝子ベクター」は、本明細書で用いるところでは、これらの発現ベクターを含む。遺伝子治療のために用いることができるベクターには、アデノ関連ウィルス(Mizuno、M.et al.(1998)Jpn J Cancer Res 89、76−80)、LNSXベクター(Miller、A.D.et al.(1993)Methods Enzymol 217、581−599)およびレンチウィルス(Goldman、M.J.et al.(1997)Hum Gene Ther 8、2261−2268)が含まれる。
1.Principles of Pre−clinical Research of New Drugs、People's Republic of China.1993、7:134−135Shuyun Xu、Rulian Bian、Xiu Chen.Methodology of pharmacological experiment.People's Health Publishing House.1991、1221−1234
2.Principle of new drug research in pre−clinic issued by Ministry of Health、People's Republic of China.1993、7:140
3.Jinsheng He、Ruizhu Li、Tingyi Zong.The study on MTT reduction method of testing NK cell activity.China Immunology Journal.1996、1(6):356−358
4.Qian Wang.Modern medical experiment method.People's Health Publishing House.1998、482−483
5.Principle of new drug research in pre−clinic issued by Ministry of Health、People's Republic of China.1993、7:141
6.Principle of new drug research in pre−clinic issued by Ministry of Health、People's Republic of China.1993、7:132−133
7.Principle of new drug research in pre−clinic issued by Ministry of Health、People's Republic of China.1993、7:128−129
8.Yuanpei Zhang、Huaide Su.Phamalogical experiment(second edition).People's Health Publishing House.1998、137−138
9.Jiatai Li、clinical pharmacology(second edition).People's Health Publishing House.1998、1338−1339.
本発明の生物活性ペプチドは、追加の効果もしくは用途を提供するためにまたはそれらの治療有効性を高めるために他の生物学的に有効なまたは有用な分子に結合されてもよい。多くの潜在的な結合分子、それらの生物学的効果およびペプチドへの分子の結合方法は当該技術では公知である。他の候補結合パートナーについて、それに本発明ペプチドを結合させるための化学反応は必要以上の実験なしに当業者によって推定され得る。有効な分子は以下に記載される。本発明による様々なペプチドがそれらの有効な分子に結合されてもよい方法および生じた結合生成物の生物学的特性の具体的な例が記載される。本発明の他のペプチドもまた類似の反応で結合されてもよいことは理解される。
実施例1
CMS017のインビトロ研究
CMS017は配列IVTNTTを有し、L−アミノ酸を用いて合成した。B型肝炎ウィルスでトランスフェクトされた細胞へのCMS017治療の効果を本実験で調べた。
CMS017は、アメリカン・ペプチド・カンパニー社、米国(American Peptide Company,Inc.,USA)によって(L−アミノ酸を用いて)カスタム合成され、普通の生理食塩水で所望の濃度に希釈した。
a.インビトロで最大非毒性濃度でのHBsAgおよびHBeAgへのCMS017の阻害効果
対数増殖期で増殖中の2.2.15細胞を採取し、MEM培地(10%子牛血清、100mg/mlペニシリン、および100U/mlストレプトマイシンを含有する)中に2×106/ml細胞懸濁液として再懸濁させた。懸濁液をウェル当たり1.5mlで24−ウェル細胞培養プレートへ接種し、37℃、5%CO2で48時間培養した。1濃度当たり3平行サンプルで、被験物質CMS017を希釈し、2.2.15培養物に加えて0、50、100、200、400、800μg/mlの最終濃度にした。細胞を次に37℃、5%CO2で培養した。上澄液を3日および6日に新しくした。2.2.15細胞培養物へのCMS017の細胞毒性を次に8日にMTT汚染で観察し、CMS017の最大非毒性濃度を測定した。
阻害百分率(%)=(ブランク対照−サンプル)/ブランク対照×100
細胞生存百分率(%)=サンプル(A595−A650)/ブランク対照(A595−A650)×100
細胞懸濁液を調製し、上記の方法1に記載したように培養した。この実験では、ビダラビン・モノホスフェート(Ara-AMP)を正対照物質として使用した。濃度当たり3平行サンプルで、被験物質、CMS017またはAra-AMPを希釈し、活性化細胞培養物に加えて0、20、40、80、160、320μg/mlの最終濃度にした。添加した被験物質入りの培地を3日および6日に取り替えた。8日目に、細胞培養物の上澄液を、キット供給業者によって記載された方法を用いる、蛍光定量PCR[3,4]によるHBV−DNA濃度の測定のために採取した。培養細胞を、各被験物質の細胞毒性の分析のために採取した。ドラッグの阻害百分率を次のように計算した。
阻害百分率(%)=(ブランク対照−サンプル)/ブランク対照×100
細胞生存百分率(%)=サンプル(A595−A650)/ブランク対照(A595−A650)×100
a.HBsAgおよびHBeAgへのCMS017の阻害効果
CMS017の最大非毒性濃度は400μg/mlであることが見出された。表1はこの最大非毒性濃度での計算された阻害百分率を示した。
表2は被験物質のTC50、IC50、およびSIを示し、表3はそれらの阻害百分率を示した。
豚脾臓グリコペプチドはヒトB型肝炎感染に治療効果を有することが報告されてきた。しかしながら、活性成分の化学的性状ははっきりしないままであった。それを化学的に合成し、その治療投与を最適化し、そして他の共存する汚染成分によって引き起こされる望ましくない副作用を排除するという究極的な目標を持って、関係する活性成分を特定するために、豚脾臓抽出物を分子レベルで分析した(エール大学のケック施設(Keck facility of Yale University)を用いて)。個々のペプチド成分を次に化学的に合成し、これらのペプチドのそれぞれを抗ウィルス活性についてスクリーニングした。多数のペプチドがインビトロで様々なレベルの抗ウィルス活性を有することが観察された。これらの中で、CMS017はインビトロで最強の抗ウィルス活性を持ったペプチドの1つである。
1.Wu Qing、et al.The inhibition of hepatitis B viral gene expression by antisense
oligo deoxynucleotides.Journal of Anhui University of Medical Science.2001;36(6):434−437
2.Gao Yong、et al.A study of hepatitis B virus(HBV)anti−genome and its inhibitory effect on HBV replication.Zhong Hua Nei Ke Za Zhi.2001;40(4):243−246
3.Ausubel F.M、et al.Short Protocols in Molecular Biology.Science Publishing House.Beijing、1998、the first edition(translation).P596−598
4.Tian Hua、et al.Determination of the serum HBV−DNA of the patients with hepatitis B by FQ−PCR.Journal of Shanghai Medical Laboratory.2001;16(6):363−364
CMS017のインビボ研究
次の動物研究はConAによって誘発されるマウスのTリンパ球形質転換へのCMS017の効果を研究するために行った。
a.実験動物
BALB/cマウス、18〜22g、オス、ビタル・リバー社、北京、中華人民共和国(VITAL RIVER,Inc.,Beijing,PR China)によって提供された。
CMS017:CSバイオ、米国(CS Bio,USA)によってカスタム合成された
ウシ胎児血清およびRPMI-1640細胞培地:ギブコ、米国
MTTおよびConA:シグマ(Sigma)、米国
rhIL-2:上海フアキシン・バイオテック社(Shanghai Huaxin Biotech Inc.)、中国
a.グループ分けおよび投与
BALB/cマウスをランダムにCMS017用量Iグループ(200μg/kg/日)、CMS017用量IIグループ(50μg/kg/日)、組み換えヒトIL(rhIL)−2グループ(3×105IU/kg/日)、および生理食塩水グループ(0.5ml/日)に分けた。1グループ当たり12匹マウス。
1.脾臓細胞懸濁液の調製[1,2]
最後の被験物質投与の次の日に、マウスを頸椎脱臼によって犠牲にした。脾臓を無菌で分離し、注射針を用いて冷たいD−ハンク(D-Hank)の溶液に手動で分散させた。分散した細胞懸濁液を、100ゲージ150μm直径ステンレススチール篩によってさらに篩いにかけた。200gで10分間遠心分離後に、上澄液を捨てた。細胞ペレットを10容量のトリス−NH4Clバッファーに再懸濁させ、次に室温で10分間培養した。懸濁細胞を150gで10分間の遠心分離によって集めた。細胞を、上記のような再懸濁および遠心分離による収集によって冷たいD−ハンクの溶液で2〜4回洗浄した。洗浄した細胞を次に、10%ウシ胎児血清を含有するRPMI-1640培地に所望の細胞密度に希釈した。
密度4×106/mlの脾臓細胞を96ウェル細胞培養プレートへ100μl/ウェル、マウス当たり効力検定サンプルおよび対照サンプルの両方の3平行ウェルで入れた。各効力検定ウェルに、RPMI−1640中5μg/mlで100μl/ウェルのConAを加え、100μl/ウェルの純RPMI−1640を対照ウェルに加えた。細胞を37℃、5%CO2で68時間培養した。細胞を次に150gで10分間の遠心分離によってペレットにした。RPMI−1640中0.5mg/mlで100μl/ウェルのMTTを細胞ペレットに加え、2分間振盪することによって細胞を再懸濁させた。培養を4時間続けた。150gで10分間遠心分離後に上澄液を捨てた。100μlのHCl−2−プロパノール(1:1)を細胞ペレットに加え、ペレットを3分間振盪した。630nmを基準にするELISA読み取り装置を用いて各ウェルのOD570nmを得た。
各マウスにつき3効力検定および3対照ウェルがあった。各マウスの刺激指数(SI)は、先ず3平行ウェルの平均ODを導き出し、次に効力検定ウェルの平均値を対照ウェルのそれで割ることによって得た。
50μg/kg/日で、CMS017はTリンパ球形質転換を高め、下の表に示すように、生理食塩水対照グループと比べて統計的に有意な差(P<0.05)を示すことが見出された。
ペプチドCMS017がインビトロでTリンパ球形質転換を高め、CMS017が動物への免疫刺激性を有する可能性があると推測できることが見出された。
1.Principles of Pre−clinical Research of New Drugs、People's Republic of China.1993、7:134−135
2.Shuyun Xu、Rulian Bian、Xiu Chen.Methodology of pharmacological experiment.People's Health Publishing House.1991、1221−1234
遺伝子操作された乳酸菌種によるペプチドの送達
以下は、本発明のペプチドを上記のようにホストに送達するための例示的な一方法として提供される。IVTNTT(CMS017)およびその機能性誘導体からなる群から選択されたペプチドをコードするDNA配列を化学的手段によって合成し、このDNA配列を、当業者にはよく知られている遺伝子工学の標準的な技法を用いて発現ベクター中へ挿入する。選択された発現ベクターは、乳酸菌で機能的な構成的プロモーター、抗生物質への耐性を与え(クローニング手順に役立つために)、かつ、シグナルペプチド配列のような、ペプチドの生産および/または分泌を支援するための他の配列を含んでもよい選択可能な標識遺伝子だけでなく特定の5'−3'配向でのDNA配列の導入のための多重クローニング部位を含有する。かかるベクターの例は、そのまま参照により本明細書に援用される、Pavlaに付与された米国特許第5,592,908号明細書によって提供されている。手短に言えば、この特許は、そのいずれかが本発明のペプチドをコードして乳酸菌で該ペプチドを発現する核酸に操作可能に結合されてもよい、新規プロモーターの前記細菌中での発見方法だけでなく、乳酸菌種で機能する幾つかの公知のプロモーターを議論している。上に引用された米国特許第5,592,908号明細書に記載されたラクトバチルス・ラクティス(Lactobacillus lactis)で活性である16〜35個のほとんどが疎水性のアミノ酸からなるペプチドのような、シグナルペプチドをコードする核酸は、シグナルペプチドをコードする核酸が本発明のペプチドをコードする核酸と共にフレームにあるようにプロモ−ターと本発明のペプチドをコードする核酸との間に置かれる。
枯草菌の遺伝子操作された形によるペプチドの送達
以下は、本発明のペプチドを上記のようにホストに送達するための別の例示的な方法として提供される。IVTNTT(CMS017)およびその機能性誘導体からなる群から選択されたペプチドをコードするDNA配列を化学的手段によって合成し、このDNA配列を、すべての技術が当該技術で公知である遺伝子工学の技術によって発現ベクターへ挿入する。選択された発現ベクターは、大腸菌および枯草菌の両方で増殖することができる、かつ、形質転換された細胞のコロニーを選択するために抗生物質耐性遺伝子を含有するpTZ18R(ファルマシア、ニュージャージー州ピスカタウェイ(Pharmacia,Piscataway,NJ))のような、シャトル・ベクターを含む。このベクターは、細菌細胞からの発現異種タンパク質の効率的な転送を指図する、枯草菌で活性なシグナルペプチドをコードするヌクレオチド配列だけでなく枯草菌のサック(Sac)B遺伝子に由来するプロモ−ターのような、枯草菌で活性な構成的プロモーターを含有することができる。かかるベクターの例は、その開示がそのまま参照により本明細書に援用される、Fahnestockに付与された米国特許第6,268,169号明細書に開示されている。手短に言えば、上に詳述されたように、本発明のペプチドをコードするDNAは、制限酵素部位および/または当業者にはよく知られている技法によってDNAのクローニングを容易にするための他の配列で合成されるであろう。プラスミド・ストックを生み出すための大腸菌への形質転換、プラスミドの平板培養、選択および増殖の後、プラスミドは次に枯草菌へ形質転換され、形質転換体は平板培養培地中の抗生物質への耐性のおかげで選択される。
遺伝子操作されたサッカロミセス酵母種によるペプチドの送達
以下は、本発明のペプチドを上記のようにホストに送達するための別の例示的な方法として提供される。IVTNTT(CMS017)およびその機能性誘導体からなる群から選択されたペプチドをコードするDNA配列を化学的手段によって合成し、このDNA配列を、すべての技術が当該技術で公知である遺伝子工学の技術によって発現ベクターへ挿入する。選択された発現ベクターは、pADH1、酵母および大腸菌の両方でのベクターの複製のための部位、選択目的のために栄養要求性酵母突然変異体にプロトトロフィ(prototrophy)を与える遺伝子、多重クローニング部位(MCS)および、必要ならば、シグナルペプチドについてコードする配列のような構成的酵母プロモーターを含む、安定に維持される酵母タンパク質発現ベクターを含む。このようなベクターは商業的に入手可能であり、当該技術で周知であり、または標準的な技法を用いて容易に構築することができる。酵母ベクターへの合成DNAの挿入、大腸菌への形質転換、形質転換された大腸菌の選択的な培地上への平板培養、形質転換された細菌コロニーの選択および前記コロニーからの細菌の増殖培養物からのプラスミドDNAの調製の後に、ベクターを、酢酸リチウム形質転換または電気穿孔法のような周知の技法によってサッカロミセス・セレビシエへ形質転換する。形質転換のために選択されたサッカロミセス・セレビシエの株は、最小培地プレート上で増殖するためにプラスミドに遺伝子を必要とするであろう突然変異栄養要求性株である。形質転換された酵母コロニーを、ベクター上に提供される遺伝子を欠く増殖培地上で酵母を平板培養することによって分離する。ベクターおよびその選択的遺伝子を受け入れた、かつ、当該遺伝子産物を発現しているそれらの酵母のみが最小培地上でコロニーに増殖することができるであろう。ペプチド分泌の検証は、ウェスタンブロットを行うこと、増殖培地に存在するペプチドのゲル電気泳動または他の標準的な技法を行うことによって得ることができる。
特定場所へのペプチドのターゲッティング
以下は、本発明のペプチドを身体内の特定の区画、器官、細胞タイプまたは場所に選択的に送達するための例示的な方法として提供される。このケースでは、感染を、IVTNTT(CMS017)およびその機能性誘導体からなる群から選択されたペプチドに個人の腎臓中の組織をターゲットさせることによって治療する。例えば、IVTNTT(CMS017)を当該技術で公知の化学反応により共有結合によって低分子量(LMW)リゾチーム、特に腎臓組織に濃縮する商業的に入手可能なタンパク質部分に結合する。LMWリゾチームへの分子の結合を達成するための技法は文書化されている(Folgert etal.、Br.J.Pharmcology、136:1107、2002)。タンパク質またはペプチドを互いに結合させるための一般技法もまた、当該分野の文献に教示されている(Fischer et al.、Bioconj.Chem.、12:825、2001)。新たに生み出された結合ペプチドサンプルを次に、カチオン交換FPLCのようなクロマトグラフィ法および/または勾配遠心分離によって結合プロセスに使用された化学試剤から精製する。いったん精製されると、結合ペプチドはウィルス性腎炎の治療を必要とする個人に投与される。その抗ウィルス活性のために、IVTNTT(CMS017)は、それとLMWリゾチームとの間の結合のおかげで腎臓組織を優先的にターゲットし、それは腎臓の尿細管の細胞へのLMWリゾチームの親和性のおかげで腎臓組織に選択的に濃縮される。この優先的な送達は、モル当量のIVTNTT(CMS017)それ自体のそれと比較してより大きい抗腎炎効果を可能にする。逆に、それは、ある一定レベルの抗腎炎活性を達成するために必要とされるペプチドドラッグの量を減らすことができる。
その活性部位へのペプチドの送達の増強
以下は、脳への神経活性ペプチドの送達を増やすための例示的な方法として提示される。脳の神経細胞によって発現される受容体へその効果を発揮する本発明のペプチドは、当業者に公知の化学的方法によって合成される。あるいはまた、それは遺伝子操作された微生物によって発現し、上記の実施例に詳述するように、かかる生物の培養物から回収することができる。いったん精製された形で得られると、ペプチドは、ペプチドに結合されたトリグリセリドエステル結合部分を生み出すために一連の有機化学反応に利用される。結合部分は、ペプチドの末端カルボキシル炭素とのアミド結合によって本発明のペプチドに接合された第四級置換炭素中心からなる。第四級中心に結合した他の3つの基は、16炭素脂肪酸鎖への炭素エステル結合からなる。脂肪酸鎖それ自体は、鎖をより親油性にし、そしてそれらに特に血液脳関門の内皮細胞膜をターゲットさせる、ペプチドマスクとして公知の末端ジペプチド基に終わる。この合成の手順は、Patel etal.、Bioconjugate Chem.、8(3):434、1997に詳細に説明されており、当業者にはよく知られている一般試薬および装置を利用する。
酵素分解に抵抗するペプチド調合物の創製
以下は、消化管の表面におよびそれに沿って見出されるプロテアーゼおよびペプチダーゼの活性に耐性のある経口投与のための生物活性ペプチドの調合物を創製するための例示的な方法として提供される。本実施例では、IVTNTT(CMS017)およびその機能性誘導体からなる群から選択されたペプチドを、患者への経口投与のための医薬品調合物の製造に利用する。Larionova et al.(Int.J.Pharma.、189:171、1999)に記載されているように、ペプチドを、可溶性デンプンと様々な管腔分泌される刷子縁膜結合したプロテアーゼの強力な阻害剤であるプロテアーゼ阻害剤アプロチニンとを使った微粒子の創製に使用する。手短に言えば、可溶性デンプン、プロテアーゼ阻害剤アプロチニンおよび本発明のペプチドを水性バッファーに溶解する。可溶性デンプン、アプロチニン、およびペプチドの比は、当業者にはよく知られている実験的方法によって決定され、例えば、Larionova et al.は、該比および彼らの研究に使用されるタンパク質に最も有効な調製条件を決定するためにインビトロ模擬消化効力検定を用いた。水溶液を、5%スパン(Span)−80、非イオン界面活性剤を含有するシクロヘキサン(1:3比、v/v)中で機械攪拌下に乳化させる。クロロホルム中の塩化テレフタロイル溶液をエマルジョンに加え、撹拌を30分間継続し、その間にデンプン分子はアプロチニンおよびペプチドと架橋される。当該方法で生み出された微粒子をシクロヘキサン、2%v/vトゥイーン(Tween)85洗剤入り95%エタノール溶液、95%エタノールおよび水で順次洗浄する。微粒子を水に再懸濁させ、凍結乾燥させる。凍結乾燥した化合物は、治療を必要とする個人への経口送達のためにゼラチンカプセル中へ入れることができる。
Claims (20)
- イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドを含む単離されたまたは精製されたペプチド。
- イソロイシル-バリル-スレオニル-アスパラギニル-スレオニル-スレオニン・ペプチドから本質的になる請求項1に記載の単離されたまたは精製されたペプチド。
- 前記ペプチドがウィルス性疾患の症状を低減する請求項2に記載のペプチド。
- 前記ウィルス性疾患がB型肝炎感染である、請求項3に記載のペプチド。
- 免疫刺激性を有する、請求項1に記載のペプチド。
- L−イソロイシル−L−バリル−L−スレオニル−L−アスパラギニル−L−スレオニル−L−スレオニンである請求項1〜5のいずれか一項に記載のペプチド。
- 実質的に純粋な形態である請求項1〜5のいずれか一項に記載のペプチド。
- イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドを含む医薬品組成物。
- L−イソロイシル−L−バリル−L−スレオニル−L−アスパラギニル−L−スレオニル−L−スレオニンを含む請求項8に記載の医薬品組成物。
- イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドを提供する工程と前記ペプチドを薬学的に許容可能なキャリアと混合する工程とを含む医薬品組成物の製造方法。
- 薬学的に有効な用量のイソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドを投与する工程を含むヒト疾患の影響の低減方法。
- 前記ヒトがウィルス性疾患を患っている、請求項11に記載の方法。
- 前記ウィルス性疾患がB型肝炎感染である、請求項12に記載の方法。
- 薬学的に有効な用量のイソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドを投与する工程を含む個人の免疫システムの刺激方法。
- 医薬品化合物としてのイソロイシル-バリル-スレオニル-アスパラギニル-スレオニル-スレオニン・ペプチドの使用。
- 前記化合物がウィルス性疾患を治療するために使用される請求項15に記載の使用。
- 前記ウィルス性疾患がB型肝炎感染である、請求項16に記載の使用。
- 免疫刺激剤としてのイソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドの使用。
- 栄養サプリメントとしてのイソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドの使用。
- イソロイシル−バリル−スレオニル−アスパラギニル−スレオニル−スレオニン・ペプチドの強化誘導体を含む分子であって、前記強化誘導体が前記イソロイシル-バリル-スレオニル-アスパラギニル-スレオニル-スレオニン・ペプチドに操作可能に結合された強化分子を含み、前記強化分子が前記ペプチドの治療有効性を高める分子。
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