JP2008307464A - 穀類処理施設の湿式集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯水槽内の汚水を良好に浄化処理して好適に循環利用可能とした穀類処理施設の湿式集塵装置を提供する。
【解決手段】 ケーシング本体2の下位に配設する貯水槽3底部の略全長に亘って空気供給用の送気管14を配設し、この送気管14には供給空気を貯水槽3内に噴出させる噴出ノズル15を所定間隔にて複数備えると共に、送気管14の一端部を貯水槽3近傍に設置したブロア16に接続する。そして、ブロア16を駆動し、貯水槽3内に回収され貯留される汚水に対して多量の空気を供給し、汚水中の溶存酸素量を効果的に増やして好気性菌を活性化させて良好に浄化処理させ、好適に循環利用可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、穀類処理施設において各種穀類を乾燥・調整処理する際に生じる含塵空気から粉塵を集塵して浄化処理する穀類処理施設の湿式集塵装置に関する。
従来、周辺農家で収穫される米等の穀類を共同で乾燥・調整処理して大型のサイロにて貯蔵する、一般にライスセンター、或いはカントリーエレベータ等と呼ばれる穀類処理施設がある。この穀類処理施設では、穀類を乾燥・調整処理する際に籾かす等の細かい粉塵が多量に発生するため、これら粉塵を捕集して浄化処理する設備として、通常、湿式集塵装置を設置している。
前記湿式集塵装置は、例えば特許文献1にも示されているように、穀類処理施設から排気される含塵空気を導入するケーシング本体を配設し、該ケーシング本体内部には導入した含塵空気に散水して粉塵を捕捉させて浄化処理する散水機を備え、ケーシング本体上端部には散水にて浄化処理した清浄空気から水滴を除去しながら排気させるエリミネーターを備えている一方、ケーシング本体の下位には散水によって生じた汚水を回収して貯留する貯水槽を配設し、該貯水槽の底部には汚水より沈降して堆積するスラッジを随時掻き出して排出させるスラッジコンベヤを備えていると共に、貯水槽の近傍には貯水槽内の汚水を適宜汲み上げて前記散水機へ循環供給させる揚水ポンプを備えている。
特公平7−34847号公報
ところで、前記汚水中には含塵空気から捕捉した細かい籾かす等の有機物が多量に混入しており、これら有機物は時間の経過と共に徐々に分解されていく。このとき、貯水槽にて回収、貯留しながら何度も繰り返し循環利用する汚水中には好気性菌が活性化するだけの溶存酸素が十分にはないため、主に嫌気性菌による腐敗や悪臭等を伴う分解が進行し、周辺の環境に悪影響を与えることが懸念される。
本発明は上記の点に鑑み、貯水槽内の汚水を良好に浄化処理して好適に循環利用可能とした穀類処理施設の湿式集塵装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る穀類処理施設の湿式集塵装置では、穀類処理施設から排気される含塵空気を導入するケーシング本体を配設し、該ケーシング本体内部には導入した含塵空気に散水して粉塵を捕捉させて浄化処理する散水機を備え、ケーシング本体上端部には散水にて浄化処理した清浄空気から水滴を除去して排気するエリミネーターを備える一方、ケーシング本体の下位には散水によって生じた汚水を回収して貯留する貯水槽を配設し、該貯水槽の底部には汚水より沈降して堆積するスラッジを掻き出して排出するスラッジコンベヤを備えると共に、貯水槽の近傍には貯水槽内の汚水を汲み上げて前記散水機へ循環供給する揚水ポンプを備えて成る穀類処理施設の湿式集塵装置において、前記貯水槽底部の略全長に亘って空気供給用の送気管を配設し、該送気管には供給空気を貯水槽内に噴出させる噴出ノズルを所定間隔にて複数備えると共に、送気管の一端部を貯水槽近傍に設置したブロアに接続したことを特徴としている。
本発明に係る穀類処理施設の湿式集塵装置によれば、ケーシング本体の下位に配設する貯水槽底部の略全長に亘って空気供給用の送気管を配設し、該送気管には供給空気を貯水槽内に噴出させる噴出ノズルを所定間隔にて複数備えると共に、送気管の一端部を貯水槽近傍に設置したブロアに接続したので、貯水槽内の汚水の溶存酸素量を効果的に増やせ、好気性菌を活性化させて良好に浄化処理でき好適に循環利用可能となる。
本発明に係る穀類処理施設の湿式集塵装置にあっては、穀類処理施設から排気される含塵空気を導入させるケーシング本体を配設し、該ケーシング本体内部には含塵空気に散水して粉塵を捕捉・除去させて浄化処理する散水機を備えていると共に、ケーシング本体の下位には散水で生じた汚水を回収して貯留させる貯水槽を配設している。また、前記貯水槽の底部にはスラッジコンベヤを備えていると共に、貯水槽近傍には貯水槽内の汚水を適宜汲み上げて散水機へ循環供給させる揚水ポンプを備えている。更に、貯水槽の底部の略全長に亘って空気供給用の送気管を配設しており、該送気管には供給空気を貯水槽内に噴出させる噴出ノズルを所定間隔にて複数備えていると共に、送気管の一端部を貯水槽近傍に設置したブロアに接続している。
そして、上記構成の湿式集塵装置にて、穀類処理施設から導入される含塵空気に散水して浄化処理すると多量の汚水が貯水槽に回収されて貯留され、この汚水は揚水ポンプにて適宜汲み上げられて散水機に循環供給され繰り返し利用される。このとき、汚水中には細かい籾かす等の有機物が多量に含まれており、この有機物は循環利用される間に徐々に分解されていくが、貯水槽での貯水中に送気管の噴出ノズルから多量の空気が吹き込まれるため効果的に溶存酸素量が高められ、その結果、好気性菌が活性化して良好な分解が速やかに進行するようになり、周辺環境に悪影響を与えることなく好適に循環利用可能となる。
このように、穀類処理施設の湿式集塵装置にて循環利用する汚水に対し、貯水槽において十分な量の空気を供給させるので、汚水中の有機物を良好にかつ速やかに分解処理可能となり、好適に循環利用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1中の1は、ライスセンターやカントリーエレベータ等の穀類処理施設に併設される湿式集塵装置であって、穀類処理施設にて穀類を乾燥・調整処理する際に多量に発生する含塵空気を導入させるケーシング本体2と、導入した含塵空気に散水して集塵処理する際に生じる汚水を回収して貯留させる貯水槽3とを主体に構成している。
ケーシング本体2は、その側部に穀類処理施設から排出される含塵空気を導入させるダクト4を備えていると共に、ケーシング本体2内部には前記ダクト4より導入される含塵空気に向けて散水して浄化処理する散水機5を備えている。前記散水機5は、ケーシング本体2内部の上部側に略水平に配管した給水管6と、その周囲に所定間隔にて設けた多数の散水ノズル7とから成り、給水管6に所定圧力にて水を供給すれば、各散水ノズル7からその下位側に導入される含塵空気に向けて散水が行われ、含塵空気中の籾かす等の粉塵は捕捉・除去されて浄化処理される。
また、散水機5の下位には防塵用のネット8を張設していると共に、ケーシング本体2の上端部には散水にて浄化処理した清浄空気からミスト状の水滴を除去しながら外部へ排気させるエリミネーター9を備えている一方、ケーシング本体2の下位には散水によって生じた汚水を回収して貯留させる貯水槽3を配設している。
貯水槽3は、その上部に汚水中の粗粉塵を分離・除去するダストスクリーン10を張設していると共に、該ダストスクリーン10上に残留する粗粉塵を掻き出して排出するダストコンベヤ11を配設している一方、貯水槽3の底部には、ダストスクリーン10を通過して貯留した汚水から時間の経過と共に沈降して堆積するスラッジを掻き出して排出するスラッジコンベヤ12を配設している。また、貯水槽3の近傍には、貯水槽3内の汚水を適宜汲み上げて前記散水機5の給水管6に循環供給させる揚水ポンプ13を備えている。
また、貯水槽3の底部には、その略全長に亘って空気供給用の送気管14を、スラッジコンベヤ12の両側位置に一対並設しており、該送気管14には供給空気を貯水槽3内に噴出させる噴出ノズル15を所定間隔にて多数備えていると共に、送気管14の基端部は貯水槽3の近傍に設置した、例えばルーツブロア等のブロア16に接続している。
前記噴出ノズル15は、図2に示すように、送気管14側部に連結した略L字形状のノズル本体17と、該ノズル本体17の噴き出し口の周囲を囲むように形成した略円筒状のガイド材18とから成り、ガイド材18の内部には螺旋状のフィン(図示せず)を多数内装している。そして、送気管14に空気を供給してノズル本体17の噴き出し口からガイド材18内方へ空気を噴出させると、ガイド材18内部のフィンによって微細な気泡の旋回流となって水中に放出され、その結果、貯水槽3内の水の溶存酸素量を効果的に高められると共に、貯水槽3の底部に堆積しているスラッジをエアリフト効果によって巻き上げて攪拌でき、好気性菌の分解活動を活性化できる。
そして、上記構成の湿式集塵装置1にて、穀類処理施設で発生する含塵空気を集塵して浄化処理する場合には、揚水ポンプ13を駆動して貯水槽3内の水を汲み上げ、ケーシング本体2内部の散水機5に供給して散水させ、ここにダクト4より含塵空気を導入して粉塵を捕捉・除去させて浄化処理し、浄化処理を終えた清浄空気は上位のエリミネーター9にて水滴を除去しながら外部へ排出させる一方、散水で生じた汚水は下位の貯水槽3に回収して貯留する。
このとき、汚水に含まれる粗粉塵は貯水槽3上部のダストスクリーン10にて分離除去し、ダストコンベヤ11にて随時掻き出して排出させると共に、ダストスクリーン10を通過して貯水槽3に貯留させた汚水から時間の経過に伴い沈降して堆積するスラッジ分は、スラッジコンベヤ12にて随時掻き出して排出させる。また、ブロア16を駆動して貯水槽3底部の送気管14に空気を供給して噴出ノズル15から汚水中に噴出させ、汚水中の溶存酸素量を高めながら攪拌し、好気性菌を活性化させて良好な分解を効率よく進行させる。こうして、貯水槽3内の汚水を良好に浄化処理しながら揚水ポンプ13にて再び汲み上げ、散水機5に循環供給させて散水させる。
このように、穀類処理施設の湿式集塵装置にて循環利用する汚水に対し、貯水時に十分な量の空気を供給し、溶存酸素量を高めることで好気性菌を活性化させて良好な分解が行われる状態とするので、周辺環境に悪影響を及ぼすおそれもなく好適に循環利用できる。
本発明に係る、穀類処理施設の湿式集塵装置の一実施例を示す一部切り欠き正面図である。 噴出ノズルの拡大図である。
符号の説明
1…湿式集塵装置 2…ケーシング本体
3…貯水槽 5…散水機
9…エリミネーター 11…ダストコンベヤ
12…スラッジコンベヤ 13…揚水ポンプ
14…送気管 15…噴出ノズル
16…ブロア

Claims (1)

  1. 穀類処理施設から排気される含塵空気を導入するケーシング本体を配設し、該ケーシング本体内部には導入した含塵空気に散水して粉塵を捕捉させて浄化処理する散水機を備え、ケーシング本体上端部には散水にて浄化処理した清浄空気から水滴を除去して排気するエリミネーターを備える一方、ケーシング本体の下位には散水によって生じた汚水を回収して貯留する貯水槽を配設し、該貯水槽の底部には汚水より沈降して堆積するスラッジを掻き出して排出するスラッジコンベヤを備えると共に、貯水槽の近傍には貯水槽内の汚水を汲み上げて前記散水機へ循環供給する揚水ポンプを備えて成る穀類処理施設の湿式集塵装置において、前記貯水槽底部の略全長に亘って空気供給用の送気管を配設し、該送気管には供給空気を貯水槽内に噴出させる噴出ノズルを所定間隔にて複数備えると共に、送気管の一端部を貯水槽近傍に設置したブロアに接続したことを特徴とする穀類処理施設の湿式集塵装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104248899A (zh) * 2014-10-09 2014-12-31 金继维 一种治理雾霾的方法
KR101763039B1 (ko) * 2015-12-14 2017-07-31 윤영덕 터널 공사용 분진 배출 장치
RU2716807C2 (ru) * 2017-07-10 2020-03-16 Ледовский Дмитрий Александрович Устройство очистки воздуха помещений от вредных газов, аэрозолей, продуктов горения при пожарах и техногенных авариях
CN112057987A (zh) * 2020-08-21 2020-12-11 江苏民威机电有限公司 一种多级除尘设备

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