JP2008307311A - 手術具及び手術装置 - Google Patents

手術具及び手術装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008307311A
JP2008307311A JP2007159884A JP2007159884A JP2008307311A JP 2008307311 A JP2008307311 A JP 2008307311A JP 2007159884 A JP2007159884 A JP 2007159884A JP 2007159884 A JP2007159884 A JP 2007159884A JP 2008307311 A JP2008307311 A JP 2008307311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surgical instrument
gear
driving force
action piece
action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007159884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4999168B2 (ja
Inventor
Hirosuke Kishi
宏亮 岸
Makoto Hashizume
誠 橋爪
Kazuo Tagami
和夫 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu University NUC
Hitachi Ltd
Original Assignee
Kyushu University NUC
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu University NUC, Hitachi Ltd filed Critical Kyushu University NUC
Priority to JP2007159884A priority Critical patent/JP4999168B2/ja
Priority to EP08011065A priority patent/EP2005906A3/en
Priority to US12/141,125 priority patent/US20080319474A1/en
Publication of JP2008307311A publication Critical patent/JP2008307311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4999168B2 publication Critical patent/JP4999168B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/062Needle manipulators
    • A61B17/0625Needle manipulators the needle being specially adapted to interact with the manipulator, e.g. being ridged to snap fit in a hole of the manipulator
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/00234Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
    • A61B2017/00353Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery one mechanical instrument performing multiple functions, e.g. cutting and grasping
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/2912Handles transmission of forces to actuating rod or piston
    • A61B2017/2923Toothed members, e.g. rack and pinion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2927Details of heads or jaws the angular position of the head being adjustable with respect to the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2932Transmission of forces to jaw members
    • A61B2017/2943Toothed members, e.g. rack and pinion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2947Pivots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/70Manipulators specially adapted for use in surgery

Abstract

【課題】手術具において、小型で安価にしかも手術具を交換不要として作用片による複数の術具機能を得ること。
【解決手段】手術具45は、複数の作用片を有する先端術具部5と、この先端術具部5に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒40とを備えている。複数の作用片は、第1の術具機能を有する一対の第1の作用片1及び第2の作用片2と、第1の作用片1及び第2の作用片2の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する第3の作用片3とを備えている。駆動力伝達手段は、第1の作用片1及び第2の作用片2に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段と、この第1の駆動力伝達手段と独立して第3の作用片3に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、手術具及び手術装置に係り、特に、内視鏡下手術に用いられ、作用片による複数の術具機能を有する手術具及び手術装置に好適なものである。
術者が操る手術具は数多くの種類が存在する。術者は、症例や状況に応じて、何種類もの手術具を使い分けながら治療行為を行う。患者の体に負担をかけない低侵襲手術として実施されている内視鏡手術においては、体表に空けた小さな穴にトロッカーと呼ばれる外筒管を挿入し、そのトロッカーの穴に手術具を挿入して手術を行う。そのため、用いる手術具の種類が多いと、何度もトロッカーから手術具を取り出し、違う手術具に持ち替えてトロッカーを経由して体内に挿入するという作業が発生し、手間と時間がかかる。さらに、多くの種類の手術具を用意する必要がありコストもかかる。
また、ロボットによる手術においても、ロボット術具の交換のために、人手が必要であったり、交換のための装置が大型化したりするといった問題が生じる。
さらには、診断と治療を同時に実現するために、近年、MRI装置の中で手術を行うという術式が注目を集めているが、MRI装置の撮像領域は、非常に狭く手術具の出し入れをするような空間は限られている。そこで、手術具を交換するために、MRI装置の中から患者を外に運びだして手術具を交換したり、非常に窮屈な姿勢で、MRI装置内で手術具を交換したりする必要があり、手間と時間がかかる。
そこで、例えば特開平10−174689号公報(特許文献1)では、把持鉗子のほかに、電気焼灼や吸引/灌注といった付加機能を有した手術具を開示している。
また、特開平5−184535号公報(特許文献2)では、本体カテーテルの中に複数本の手術具を挿入し、手術具をそれぞれ独立して動作可能な術具技術を開示している。
特開平10−174689号公報 特開平5−184535号公報
前記特許文献1では、作用片による把持機能と電気焼灼や吸引/灌注といった付加機能とを有しているが、作用片による複数の術具機能を有するものではない。このため、作用片による複数の術具機能を伴う処置を行う場合には、手術具を取り替えなければならず、手術時間がその分だけ長くなるという課題があった。
また、前記特許文献2では、一本のカテーテルの中に独立した数本の手術具を入れているため、カテーテルを細くすれば、手術具1本の大きさは挿入しているカテーテルに対して細くなり、対象のサイズによっては手術具が小さすぎて操作がしづらくなり、あるいは、対象に適したサイズの手術具を用いれば、それらを収納するカテーテルの太さは太くなり、体表に必要以上の大きな穴を開けることになり患者への侵襲が大きくなるという課題があった。
本発明の目的は、小型で安価にしかも手術具を交換不要として作用片による複数の術具機能を得ることができ、これにより患者への低侵襲性を確保しつつ手術時間の短縮を図ることができる手術具及び手術装置を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明の第1の態様は、複数の作用片を有する先端術具部と、前記先端術具部に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒とを備えた手術具において、前記複数の作用片は、第1の術具機能を有する一対の第1の作用片及び第2の作用片と、前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する第3の作用片とを備え、前記駆動力伝達手段は、前記第1の作用片及び前記第2の作用片に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段と、この第1の駆動力伝達手段と独立して前記第3の作用片に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段とを備えたことにある。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記先端術具部は、ハウジングと、前記第1の作用片と一体的に形成され且つ前記ハウジングに回転可能に支持された第1のマイタギアと、前記第2の作用片と一体的に形成され且つ前記第1のマイタギアと平行に対向して配置した状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第2のマイタギアと、前記第1のマイタギア及び前記第2のマイタギアに噛み合った状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第3のマイタギアと、第3のマイタギアと一体的に形成された第1の入力ギアと、前記第3の作用片と一体的に形成され且つ前記第1のマイタギアと交差する方向に配置した状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第2の入力ギアとを備え、前記第1の入力ギアは前記術具筒側の前記第1の駆動力伝達手段に接続され、前記第2の入力ギアは前記術具筒側の前記第2の駆動力伝達手段に接続されていること。
(2)前記(1)において、前記第1の作用片及び前記第2の作用片は、前記第1の入力ギアの回転により、前記第3のマイタギア、前記第1のマイタギア及び前記第2のマイタギアが回転することによって開閉動作され、前記第3の作用片は前記第2の入力ギアの回転により前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と開閉動作されること。
(3)前記(2)において、第1の作用片と第2の作用片とで患部を剪刀する鉗子機能を有し、前記第1の作用片と前記第3の作用片とで患部を把持する鉗子機能を有すること。
(4)前記(2)において、第1の作用片と第2の作用片との距離を湾曲針の曲率に合わせた大きさに変更する機能を有し、前記第1の作用片及び前記第2の作用片と前記第3の作用片とで前記湾曲針を把持する持針器の機能を有すること。
(5)前記先端術具部は屈曲関節を介して前記術具筒に屈曲可能に支持されていること。
(6)前記(1)において、前記先端術具部は屈曲関節を介して前記術具筒の先端部に屈曲可能に支持され、前記屈曲関節は、一側端部が前記ハウジングに回動可能に支持されると共に他側端部が前記術具筒に回動可能に支持されて前記ハウジングと前記術具筒とを連結する屈曲プレートと、前記術具筒に固定された不動ギアと、前記ハウジングに固定されると共に前記不動ギアに噛み合うように配置されたガイドギアとを備え、前記屈曲プレートは前記駆動力伝達手段の第3の駆動力伝達手段に接続され、前記不動ギアと前記ガイドギアとはピッチ円が等しく構成されていること。
(7)前記(6)において、前記屈曲関節は、前記第3のマイタギアと一体的に形成された第1の入力ギアに噛み合わされて前記ハウジングに回動可能に支持された第1の屈曲関節ギアと、前記第1の屈曲関節ギアに噛み合わされて前記術具筒に回動可能に支持された第2の屈曲関節ギアと、前記第2の入力ギアに噛み合わされて前記ハウジングに回動可能に支持された第3の屈曲関節ギアと、前記第3の屈曲関節ギアに噛み合わされて前記術具筒に回動可能に支持された第4の屈曲関節ギアとを備え、前記第1屈曲関節ギア及び第3屈曲関節ギアは前記ガイドギアとピッチ円が等しく構成され、前記第2屈曲関節ギア及び第4屈曲関節ギアは前記不動ギアとピッチ円が等しく構成されていること。
また、本発明の第2の態様は、患部を処置する手術具と、この手術具を駆動する術具インタフェースとを備え、前記手術具は、複数の作用片を有する先端術具部と、この先端術具部に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒とを備え、前記術具インタフェースは前記駆動力伝達手段に駆動力を付与する駆動手段を備えた手術装置において、前記複数の作用片は、一対で第1の術具機能を有する第1の作用片及び第2の作用片と、前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する第3の作用片とを備え、前記駆動力伝達手段は、前記第1の作用片及び前記第2の作用片に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段と、この第1の駆動力伝達手段と独立して前記第3の作用片に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段とを備え、前記駆動手段は、前記第1の駆動力伝達手段に駆動力を付与する第1の駆動手段と、この第1の駆動手段と独立して前記第2の駆動力伝達手段に駆動力を付与する第2の駆動手段とを備えたことにある。
係る本発明の手術具及び手術装置によれば、小型で安価にしかも手術具を交換不要として作用片による複数の術具機能を得ることができ、これにより患者への低侵襲性を確保しつつ手術時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態の手術具及び手術装置を、図面を用いて説明する。
まず、本実施形態の手術装置の全体について図1を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る手術装置の斜視図である。この手術装置は手動術具装置の例である。
手術装置は、患部を処置する手術具45と、この手術具45を駆動する術具インタフェース50とを備えている。
手術具45は、複数の作用片1、2、3を有する先端術具部5と、この先端術具部5に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒40と、先端術具部5を術具筒40に屈曲可能に支持する屈曲関節10と、術具筒40を術具インタフェース50に着脱可能に装着する着脱部35とを備えている。手術具45の先端には、開閉動作を実現する作用片1と作用片2があり、さらに、これら作用片1、2の動きの向きに垂直な面で動作する作用片3が存在する。作用片1、2、3を含めた先端術具部5は、屈曲関節10により術具筒40に対して、屈曲可能である。手術具45は、着脱部35を介して術具インタフェース50と繋がっている。
術具インタフェース50は、手術具45の駆動力伝達手段に駆動力を付与する駆動手段を備えている。そして、この術具インタフェース50は、術者が把持するグリップ20と、術者が駆動するトリガー15、ダイヤル25、開閉フリップ30とを有している。術者は、グリップ20を手のひらで握り、トリガー15やダイヤル25、開閉フリップ30を動かして、手術具45の屈曲関節10や作用片1、2、3を操作する。
次に、図2及び図3を参照しながら、先端術具部5の詳細を説明する。図2は図1の先端術具部における作用片が全て閉じた状態の正面図、図3は図2の先端術具部における作用片が全て開いた状態の正面図である。
複数の作用片1、2、3は、第1の術具機能を有する一対の作用片1(第1の作用片)及び作用片2(第2の作用片)と、作用片1及び作用片2の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する作用片3(第3の作用片)とからなっている。
先端術具部5は、ハウジング80と、作用片1、2、3と、作用片1と一体的に形成され且つハウジングに回転可能に支持されたマイタギア51(第1のマイタギア)と、作用片2と一体的に形成され且つマイタギア51と平行に対向して配置した状態でハウジング80に回転可能に支持されたマイタギア52(第2のマイタギア)と、マイタギア51、52に噛み合った状態でハウジング80に回転可能に支持されたマイタギア55(第3のマイタギア)と、作用片3と一体的に形成され且つマイタギア51または52と交差する方向に配置した状態でハウジング80に回転可能に支持された入力ギア53(第2の入力ギア)とを備えている。
換言すれば、マイタギア51と一体化している作用片1は、ハウジング80にピン71にてカラー61と共に回転可能に支持されている。マイタギア52と一体化している作用片2は、ハウジング80にピン72にてカラー62と共に回転可能に支持されている。入力ギア53と一体化している作用片3は、ハウジング80にピン73にてカラー63と共に回転可能に支持されている。マイタギア55と一体化している入力ギア54(第1の入力ギア)は、ハウジング80にピン74にてカラー64と共に回転可能に支持されている。
マイタギア55はマイタギア51及び52と噛み合っており、入力ギア54が回転することによりマイタギア55が回転され、これに連動してマイタギア51、52が回転する。よって、入力ギア54が図2の矢印84の方向に回転すれば、マイタギア51、52とそれぞれ一体化している作用片1、2は、それぞれ図2の矢印81、82の方向に動き、図3の作用片1、2のような状態になる。一方、図2の作用片3は、入力ギア53が矢印83の方向に動くことにより、図3の作用片3のように動く。逆に、図3の矢印83、84のように入力ギア53、54が動けば、図3の作用片1、2、3は、図2の状態に動く。
つまり、作用片1、2は入力ギア54の動きにあわせて同時に動き、開閉動作を実現するが、作用片3は、作用片1、2の動きとは独立で、入力ギア53の動きにより動作する。これらから分かるように、作用片1、2の動きの面と垂直な面上で作用片3は動作する。
作用片同士が接触する面93、90及び面91、92を構成する部分の形状を、様々な形状にすることにより、剪刀鉗子と把持鉗子、持針器と把持鉗子といった様々な組合せの術具を実現でき、一本の手術具45で2種類の術具機能を有することができるようになり、内視鏡下手術での手術具45の交換回数を低減することができる。以下に、図4から図7に示す第1の例と、図8及び図9に示す第2の例を用いて説明する。
図4から図7に示す第1の例では、作用片1、2を剪刀作用片101、102に、作用片3を把持鉗子作用片103としたものである。図4では、それぞれの作用片101、102、103は開いている。図4の状態から、剪刀作用片101、102を閉じることにより図5のような状態となるが、把持鉗子作用片103とは関係なく、剪刀作用片101、102は、剪刀術具として対象を切断することができる。一方、把持鉗子作用片103は、図6及び図7に示すように、剪刀作用片101、102の動きに関係なく、剪刀作用片101の側面と把持鉗子作用片103片開きの把持鉗子術具として対象を把持することができる。
また、図8及び図9に示す第2の例では、作用片1、2、3を全て使って持ち針器として利用したときの例である。図8の彎曲針95と図9の彎曲針96とは、大きさが異なる。この時、彎曲針95、96の彎曲及び太さに合わせて作用片1、2の開く大きさを変え、作用片1、2と作用片3の間に彎曲針を掴むことにより、大きさが異なる彎曲針95、96をしっかりと把持することができる。作用片1、2の開く大きさを容易に変更可能なため、彎曲針95、96の大きさ、太さに関わらず、術具を交換することなく、彎曲針95、96を用いた手術が可能となる。
次に、図10を参照しながら、手術具45の詳細を説明する。図10は図1における手術具の詳細斜視図である。
図10では、内部が分かるように、蓋380を外した状態で示してある。通常は、この蓋380は図示していないネジによって術具ベース260に固定されている。ギア押さえ370は、軸375と一体化されており、蓋380に対して上下に動くように設けられている。軸375を下に動かせば、ギア280、285、355とギア押さえ370とが接触し、ギア280、285、355が動かないようにロックされる。軸375を上に動かせば、ロックがはずれ、ギア280、285、355は自由に動くことが可能となる。
まず、上述した作用片1、2あるいは101、102を動かす入力ギア54を駆動するための仕組みについて説明する。
術具ベース260には、ギア280がピン270、350により回転可能に取り付けられている。ギア280にはピニオン275が一体化して設けられている。このピニオン275はラック265と噛み合っている。このラック265は、術具ベース260及び術具筒40の中を通り、術具筒40の先端部に回転可能に支持されているピニオン250と噛み合っている。このピニオン250にはギア240が一体化して設けられている。このギア240は屈曲関節ギア225(第2の屈曲関節ギア)と噛み合っており、屈曲関節ギア225は屈曲関節ギア205(第1の屈曲関節ギア)と噛み合っている。この屈曲関節ギア205は入力ギア54と噛み合っている。なお、ギア280から屈曲関節ギア205までの機構は、作用片1、2に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段を構成する。
係る構成によって、ギア280が回転すると、同時にピニオン275も回転し、それに噛み合っているラック265が術具筒40の軸方向に直動運動する。術具筒40の先端部で、ラック265がピニオン250を回転させ、ピニオン250と一体化して作られているギア240が回転する。ギア240が回転すると、ギア240と噛み合っている屈曲関節ギア225が回転し、さらに屈曲関節ギア225と噛み合っている屈曲関節ギア205が回転する。屈曲関節ギア205が回転すると、屈曲関節ギア205と噛み合っている入力ギア54が回転することにより、上述したように作用片1、2あるいは101、102が動く。
次いで、上述した作用片3あるいは103を動かす入力ギア53を駆動するための仕組みについて説明する。
術具ベース260には、ギア355がピン270、350により回転可能に取り付けられている。このギア355にはピニオン360が一体化して設けられている。このピニオン360はラック345と噛み合っている。このラック345は、術具ベース260及び術具筒40の中を通り、術具筒40の先端部に回転可能に支持されているピニオン335と噛み合っている。このピニオン335にはギア340が一体化して設けられている。このギア340は屈曲関節ギア330(第4の屈曲関節ギア)と噛み合っており、この屈曲関節ギア330は屈曲関節ギア310(第3の屈曲関節ギア)と噛み合っている。この屈曲関節ギア310は入力ギア53と噛み合っている。なお、ギア355から屈曲関節ギア310までの機構は、作用片3に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段を構成する。
係る構成によって、ギア355が回転すると、同時にピニオン360も回転し、それにと噛み合っているラック345が術具筒40の軸方向に直動運動する。術具筒40の先端部で、ラック345がピニオン335を回転させ、ピニオン335と一体化して動くギア340が回転する。ギア340が回転すると、ギア340と噛み合っている屈曲関節ギア330が回転し、さらに屈曲関節ギア330と噛み合っている屈曲関節ギア310が回転する。屈曲関節ギア310が回転すると、屈曲関節ギア310と噛み合っている入力ギア53が回転することにより、上述したように作用片3あるいは103が動く。
なお、ピニオン250とそれと一体化して動くギア240、及びピニオン335とそれと一体化して動くギア340は、ピン245、337によって術具筒40の先端部に回転可能に支持されている。屈曲関節ギア225と屈曲関節ギア330は、ピン220、325によって、術具筒40の先端部に回転可能に支持されている。
次に、図10及び図11を参照しながら、手術具45における屈曲について説明する。図11は図1における手術具の屈曲関節部の拡大斜視図である。手術具45は、先端術具部5を術具筒40に対して屈曲させることができるように構成されている。
術具筒40の先端部には、不動ギア315がピン325とピン220及びピン245とピン340によって固定されている。この不動ギア315は、ハウジング80に固定されたガイドギア部305と噛み合うように設置されている。
なお、屈曲関節ギア225、不動ギア315、屈曲関節ギア330は、それぞれギアのピッチ円が等しい。また、屈曲関節ギア205、ガイドギア305、屈曲関節ギア310は、それぞれギアのピッチ円が等しい。そして、屈曲関節ギア205と屈曲関節ギア310は、ピン200とピン300により、ハウジング80に対して回転可能に支持されている。
術具筒40とハウジング80とは、屈曲可能であり、不動ギア315とガイドギア部305とが噛み合って一定の距離を保つように配置されると共に、距離保持プレート210、320によって繋がれている。距離保持プレート210、320は、ピン220とピン325、及びピン200とピン300に対し回転可能となっている。
ギア285は、リンク225を介して、屈曲プレート215と繋がっている。このリンク225はピン365によって回転可能に支持されている。また、屈曲プレート215は、ピン230によってリンク255と回転可能に繋がっている。屈曲プレート215、リンク255、ギア285、術具筒40と術具ベース260は、平行リンクの関係になっている。ギア285が、ピン270、350を軸として揺動すると、屈曲プレート215は、ピン220、325を軸として揺動する。屈曲プレート215は、ピン200、300を介してハウジング80と繋がっており、屈曲プレート215が、ピン220、325を中心に動くと、ハウジング80も動かそうという力が伝わる。このとき、ハウジング80のガイドギア305は不動ギア315と噛み合っているため、不動ギア315の周りをハウジング80ごと回転させる。ここで、屈曲関節ギア310と屈曲関節ギア330、屈曲関節ギア205と屈曲関節ギア225は、ガイドギア305と不動ギア315の関係と同じように動くため、屈曲関節ギア310、屈曲関節ギア205は、ハウジング80に対しては動かない。よって、屈曲関節10の動きにかかわらず、作用片1、2、3は独立に駆動が可能である。なお、ギア285及びリンク225の機構は、屈曲プレート215に駆動力を付与する第3の駆動力伝達手段を構成する。
これらから分かるように、本実施形態の手術具45は、ワイヤを用いずに動作させることが可能である。ワイヤを用いずに作用片を駆動可能であるので、手術具45のメンテナンス性が向上し、ワイヤの弛みの問題や協調制御等の問題も発生せず制御性が向上する。もちろん、ラック265、ラック345、リンク255を用いずに、ワイヤによってギア240やギア340、屈曲プレート215を動かしても、本発明で示した複数機能を有する術具は適用できる。
次に、図12から図14を参照しながら、手術具45の術具着脱部35及び術具インタフェース50の詳細を説明する。図12は図1における手術具の着脱部及び術具インタフェース部の斜視図、図13は図12における手術具を術具インタフェースから取り外した状態の斜視図、図14は図12の一部分解拡大図である。
手術具45の着脱部35は、図12に示すように、術具インタフェース50の術具ガイド425のガイド部分に沿って取り付けられ、術具着脱レバー420によって固定される。術具着脱レバー420は、ピン415を軸としてガイドベース410に回転可能に取り付けられており、この術具着脱レバー420を動かすことにより、術具インタフェース50に対する手術具45の着脱が可能となる。
ガイドベース410には、図13に示すように、ラック430、435、440が直動可能に設置されている。これらのラック430、435、440は、手術具45を取り付けた時、図10で示したギア280、285、355とそれぞれ噛み合うようになっており、ラック430、435、440が動くことにより、術具先端の作用片1、2、3が動く。
ラック430、435、440を動かす機構については図14に示してある。説明を容易にするために、ガイドカバー405、フリップ30等を分解して図示している。
ラック430は、ダイヤル25、軸505と一体になって動くピニオン500と噛み合っている。軸505は、ガイドカバー405に回転可能に取り付けられている。術者がグリップ20を右手で握った場合、親指でダイヤル25を回転させることにより、ラック430が直動し、ギアトレインにより術具先端の作用片3が動く。
また、ラック435は、トリガー15と連結されており、ガイドベース410に対して直動運動ができる。術者がグリップ20を右手で握った場合、人差し指あるいは中指をトリガー15の穴に引っ掛けて、トリガー15を押し引きすることにより、ラック435が直動し、先端術具部5が屈曲関節10で屈曲する。
また、ラック440は、ピニオンと一体化した軸400と噛み合っている。軸400は、フリップ30と固定され、ガイドカバー405及びガイドベース410に回転可能に取り付けられる。術者がグリップ20を右手で握った場合、フリップ30を人差し指により押し込むことにより、フリップ30と一体化した軸400のピニオンがラック440を直動運動し、術具先端の作用片1、2が閉まる動作を行う。図示していないバネによってフリップ30が開くと作用片1、2も開く。
これらか分かるように、術具先端の作用片1、2、3の動作方向と術具インタフェース50で術者が動かす向きが同じ動作平面となっている。フリップ30の動く向きと作用片1、2の動く向き、ダイヤル25の回転方向と作用片3の動く向き、トリガー15の動く平面と屈曲関節10が動く平面が同じ、となることから、直感的で操作が容易な術具が提供できる。
さらに、術具インタフェース50の動作方向をそれぞれ変えることにより、術具先端に複数の機能があっても直感的で容易な操作が可能となる。
なお、本実施形態の手術具45と術具インタフェース50とは容易に着脱可能であるため、2種類の機能を持つ手術具45を、必要な術具種類分用意しても、術具インタフェース50は一つでよいため、コスト削減の効果もある。もちろん、手術具45と術具インタフェース50とを分離しなくても、本発明の適用は可能である。
また、手術具45は、術具インタフェース50と繋がるだけでなく、マニピュレータに取り付けて動作させることも可能である。
本実施形態によれば、2種類の術具機能を有する作用片1、2、3の動きは、それぞれ直交しているため、操作の邪魔にはならず、手術具45の軸を回すだけで、手術具45の先端の位置は変わらずに術具機能を変えて対象にアクセスすることができ、手術の時間が短縮できる。また、1本の手術具45に複数の術具機能を持たすことができるため、用意する術具本数を減らすことができ、コストの低減にもつながる。
本実施形態の手術装置は、術具先端の作用片1、2、3に独立に、術具先端を屈曲することも可能である。アクチュエータなどの電子的な制御を用いずに手動の手術機器として提供でき、手動操作部は、術具先端の作用片の動きと対応させることができるため、直感的で操作が容易である。
また、この手術具45は、手動の操作入力部と切り離すことができ、同じ術具をマニピュレータに取り付けて、マニピュレータにより操作することも可能である。
また、この手術具45は、術具先端に3片の作用片1、2、3を有することにより、通常の術具の作用片サイズと同等の大きさで2つの機能を有する術具、あるいは、湾曲針の大きさにかかわらず把持が可能な術具を実施可能である。さらに、作用片の動作平面と操作インタフェースでの入力動作平面が一致するため、操作が容易であり、操作間違えの起こりにくい直感的な操作が可能となる。これらにより、トロッカーを通しての術具の入れ替え時間が短縮され、手術時間が短くなる、衛生的により安全になる、術具の数を半分近くに減らすことができ、コストが低減できる、といった効果が生まれる。また、この術具は、ワイヤを用いることなく駆動可能であるため、ワイヤの弛み、疲労による切断等を気にする必要がなくなり、制御性、メンテナンス性が向上する。また、関節を独立に駆動可能であることから、制御性を向上、安定させる効果がある。
本発明の一実施形態に係る手術装置の斜視図である。 図1の先端術具部における作用片が全て閉じた状態の正面図である。 図2の先端術具部における作用片が全て開いた状態の正面図である。 図1の先端術具部の第1の例における作用片が全て開いた状態の正面図である。 図4の先端術具部における第1の作用片と第2の作用片とが閉じた状態の正面図である。 図4の先端術具部における作用片が全て閉じた状態の正面図である。 図4の先端術具部における第1の作用片と第2の作用片とが開き、第1の作用片と第3の作用片とが開いた状態の正面図である。 図1の先端術具部の第2の例における作用片で湾曲針を把持した状態の概略図である。 図2における作用片で異なる湾曲針を把持した状態の概略図である。 図1における手術具の詳細斜視図である。 図1における手術具の屈曲関節部の拡大斜視図である。 図1における手術具の着脱部及び術具インタフェース部の斜視図である。 図12における手術具を術具インタフェースから取り外した状態の斜視図である。 図12の一部分解拡大図である。
符号の説明
1、2、3…作用片(1…第1の作用片、2…第2の作用片、3…第3の作用片)、5…先端術具部、10…屈曲関節、15…トリガー、20…グリップ、25…ダイヤル、30…フリップ、35…着脱部、40…術具筒、45…手術具、50…術具インタフェース、51、52…マイタギア(51…第1のマイタギア、52…第2のマイタギア)、53、54…ギア(53…第2の入力ギア、54…第1の入力ギア)、55…マイタギア(第3のマイタギア)、80…ハウジング。

Claims (9)

  1. 複数の作用片を有する先端術具部と、
    前記先端術具部に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒とを備えた手術具において、
    前記複数の作用片は、第1の術具機能を有する一対の第1の作用片及び第2の作用片と、前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する第3の作用片とを備え、
    前記駆動力伝達手段は、前記第1の作用片及び前記第2の作用片に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段と、この第1の駆動力伝達手段と独立して前記第3の作用片に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段とを備えた
    ことを特徴とする手術具。
  2. 請求項1において、前記先端術具部は、ハウジングと、前記第1の作用片と一体的に形成され且つ前記ハウジングに回転可能に支持された第1のマイタギアと、前記第2の作用片と一体的に形成され且つ前記第1のマイタギアと平行に対向して配置した状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第2のマイタギアと、前記第1のマイタギア及び前記第2のマイタギアに噛み合った状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第3のマイタギアと、第3のマイタギアと一体的に形成された第1の入力ギアと、前記第3の作用片と一体的に形成され且つ前記第1のマイタギアと交差する方向に配置した状態で前記ハウジングに回転可能に支持された第2の入力ギアとを備え、前記第1の入力ギアは前記術具筒側の前記第1の駆動力伝達手段に接続され、前記第2の入力ギアは前記術具筒側の前記第2の駆動力伝達手段に接続されていることを特徴とする手術具。
  3. 請求項2において、前記第1の作用片及び前記第2の作用片は、前記第1の入力ギアの回転により、前記第3のマイタギア、前記第1のマイタギア及び前記第2のマイタギアが回転することによって開閉動作され、前記第3の作用片は前記第2の入力ギアの回転により前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と開閉動作されることを特徴とする手術具。
  4. 請求項3において、第1の作用片と第2の作用片とで患部を剪刀する鉗子機能を有し、前記第1の作用片と前記第3の作用片とで患部を把持する鉗子機能を有することを特徴とする手術具。
  5. 請求項3において、第1の作用片と第2の作用片との距離を湾曲針の曲率に合わせた大きさに変更する機能を有し、前記第1の作用片及び前記第2の作用片と前記第3の作用片とで前記湾曲針を把持する持針器の機能を有することを特徴とする手術具。
  6. 請求項1において、前記先端術具部は屈曲関節を介して前記術具筒に屈曲可能に支持されていることを特徴とする手術具。
  7. 請求項2において、前記先端術具部は屈曲関節を介して前記術具筒の先端部に屈曲可能に支持され、前記屈曲関節は、一側端部が前記ハウジングに回動可能に支持されると共に他側端部が前記術具筒に回動可能に支持されて前記ハウジングと前記術具筒とを連結する屈曲プレートと、前記術具筒に固定された不動ギアと、前記ハウジングに固定されると共に前記不動ギアに噛み合うように配置されたガイドギアとを備え、前記屈曲プレートは前記駆動力伝達手段の第3の駆動力伝達手段に接続され、前記不動ギアと前記ガイドギアとはピッチ円が等しく構成されていることを特徴とする手術具。
  8. 請求項7において、前記屈曲関節は、前記第3のマイタギアと一体的に形成された第1の入力ギアに噛み合わされて前記ハウジングに回動可能に支持された第1の屈曲関節ギアと、前記第1の屈曲関節ギアに噛み合わされて前記術具筒に回動可能に支持された第2の屈曲関節ギアと、前記第2の入力ギアに噛み合わされて前記ハウジングに回動可能に支持された第3の屈曲関節ギアと、前記第3の屈曲関節ギアに噛み合わされて前記術具筒に回動可能に支持された第4の屈曲関節ギアとを備え、前記第1屈曲関節ギア及び第3屈曲関節ギアは前記ガイドギアとピッチ円が等しく構成され、前記第2屈曲関節ギア及び第4屈曲関節ギアは前記不動ギアとピッチ円が等しく構成されていることを特徴とする手術具。
  9. 患部を処置する手術具と、この手術具を駆動する術具インタフェースとを備え、
    前記手術具は、複数の作用片を有する先端術具部と、この先端術具部に駆動力を付与する駆動力伝達手段を通す術具筒とを備え、
    前記術具インタフェースは前記駆動力伝達手段に駆動力を付与する駆動手段を備えた手術装置において、
    前記複数の作用片は、一対で第1の術具機能を有する第1の作用片及び第2の作用片と、前記第1の作用片及び前記第2の作用片の一方または両方と対になって第2の術具機能を有する第3の作用片とを備え、
    前記駆動力伝達手段は、前記第1の作用片及び前記第2の作用片に駆動力を付与する第1の駆動力伝達手段と、この第1の駆動力伝達手段と独立して前記第3の作用片に駆動力を付与する第2の駆動力伝達手段とを備え、
    前記駆動手段は、前記第1の駆動力伝達手段に駆動力を付与する第1の駆動手段と、この第1の駆動手段と独立して前記第2の駆動力伝達手段に駆動力を付与する第2の駆動手段とを備えた
    ことを特徴とする手術装置。
JP2007159884A 2007-06-18 2007-06-18 手術具及び手術装置 Expired - Fee Related JP4999168B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159884A JP4999168B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 手術具及び手術装置
EP08011065A EP2005906A3 (en) 2007-06-18 2008-06-18 Surgical tools and operation system
US12/141,125 US20080319474A1 (en) 2007-06-18 2008-06-18 Surgical Tools and Operation System

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159884A JP4999168B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 手術具及び手術装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008307311A true JP2008307311A (ja) 2008-12-25
JP4999168B2 JP4999168B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39768903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007159884A Expired - Fee Related JP4999168B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 手術具及び手術装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080319474A1 (ja)
EP (1) EP2005906A3 (ja)
JP (1) JP4999168B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100947491B1 (ko) * 2009-08-07 2010-03-17 주식회사 래보 외과 수술용 장치의 인스트루먼트
KR20110015982A (ko) * 2009-08-10 2011-02-17 주식회사 이턴 외과 수술용 장치의 인스트루먼트
KR101820517B1 (ko) 2011-09-21 2018-01-22 주식회사 미래컴퍼니 수술용 인스트루먼트의 이펙터 구조

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012074564A1 (en) 2010-12-02 2012-06-07 Freehand Endoscopic Devices, Inc. Surgical tool
EP3380017A4 (en) 2015-11-25 2019-11-27 Talon Medical, LLC DEVICES, SYSTEMS AND METHOD FOR TISSUE DEVICE
US11259884B2 (en) 2016-11-02 2022-03-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Robotic surgical stapler assembly configured to use stapler reload

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194601A (ja) * 1993-07-29 1995-08-01 Ethicon Inc 手動可能外科手術用ハンド、外科用具および腹腔鏡による外科手術用手動可能ハンド
US5456684A (en) * 1994-09-08 1995-10-10 Hutchinson Technology Incorporated Multifunctional minimally invasive surgical instrument
JP2003525687A (ja) * 2000-03-06 2003-09-02 ロバート・ビー・ハント 外科用器械

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5984938A (en) * 1989-12-05 1999-11-16 Yoon; Inbae Surgical instrument with jaws and movable internal scissors and method for use thereof
US5919202A (en) * 1989-12-05 1999-07-06 Yoon; Inbae Surgical instrument with jaws and movable internal needle and method for use thereof
JPH05184535A (ja) 1991-07-24 1993-07-27 Olympus Optical Co Ltd 多機能処置具
US5431669A (en) * 1993-07-16 1995-07-11 Origin Medsystems, Inc. Surgical clip applier with distal hook
US5827323A (en) 1993-07-21 1998-10-27 Charles H. Klieman Surgical instrument for endoscopic and general surgery
US5454827A (en) * 1994-05-24 1995-10-03 Aust; Gilbert M. Surgical instrument
US6132441A (en) * 1996-11-22 2000-10-17 Computer Motion, Inc. Rigidly-linked articulating wrist with decoupled motion transmission
WO1999023960A1 (en) * 1997-11-12 1999-05-20 Isothermix Inc Methods and apparatus for welding blood vessels
DE19807743A1 (de) * 1998-02-24 1999-06-02 Wolf Gmbh Richard Endoskopisches Nähinstrument
US6309403B1 (en) * 1998-06-01 2001-10-30 Board Of Trustees Operating Michigan State University Dexterous articulated linkage for surgical applications
DE19915061A1 (de) * 1999-04-01 2000-10-26 Erbe Elektromedizin Chirurgisches Instrument
DE60230084D1 (de) * 2001-03-23 2009-01-15 Arthrex Inc Instrument zum Durchziehen eines Fadens beim arthroskopischen Nähen von Gewebe
JP3912251B2 (ja) * 2002-10-02 2007-05-09 株式会社日立製作所 マニピュレータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194601A (ja) * 1993-07-29 1995-08-01 Ethicon Inc 手動可能外科手術用ハンド、外科用具および腹腔鏡による外科手術用手動可能ハンド
US5456684A (en) * 1994-09-08 1995-10-10 Hutchinson Technology Incorporated Multifunctional minimally invasive surgical instrument
JP2003525687A (ja) * 2000-03-06 2003-09-02 ロバート・ビー・ハント 外科用器械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100947491B1 (ko) * 2009-08-07 2010-03-17 주식회사 래보 외과 수술용 장치의 인스트루먼트
KR20110015982A (ko) * 2009-08-10 2011-02-17 주식회사 이턴 외과 수술용 장치의 인스트루먼트
KR101693355B1 (ko) * 2009-08-10 2017-01-06 (주)미래컴퍼니 외과 수술용 장치의 인스트루먼트
KR101820517B1 (ko) 2011-09-21 2018-01-22 주식회사 미래컴퍼니 수술용 인스트루먼트의 이펙터 구조

Also Published As

Publication number Publication date
US20080319474A1 (en) 2008-12-25
EP2005906A3 (en) 2010-06-23
JP4999168B2 (ja) 2012-08-15
EP2005906A2 (en) 2008-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6621895B2 (ja) 手術用インストルメント
EP2727545B1 (en) Medical manipulator
KR101926743B1 (ko) 복강경에서 사용하기 위한 조합형 가위-그래스퍼 도구
JP4938156B2 (ja) 手術用鉗子
EP2198790B1 (en) Operating mechanism, medical manipulator, and surgical robot system
US11592087B2 (en) Instrument transmission converting roll to linear actuation
EP3007633A1 (en) Surgical tool
JP4999168B2 (ja) 手術具及び手術装置
JP2003135473A (ja) 内視鏡手術用能動鉗子
JP2011200593A (ja) 医療器具
US11129637B2 (en) Instrument for surgery
JP6290376B2 (ja) 外科医制御内視鏡装置
JP4856109B2 (ja) 外科手術用処置具および外科手術用器具
JP2011206213A (ja) 医療用マニピュレータ
JP2009226093A (ja) 動作治具
JP2004154164A (ja) 多自由度型処置具
JP6858954B2 (ja) 内視鏡システム
WO2023024600A1 (zh) 一种多自由度的便携微创手术机械臂
JP2018538012A (ja) 医療装置用の制御アセンブリ及び関連する使用方法
JP3922955B2 (ja) 外科用処置具
WO2017119080A1 (ja) 内視鏡用処置具
CN219207307U (zh) 一种手持式手术器械
EP3518723B1 (en) A set comprising an endoscope and a work tool unit
WO2019194763A2 (en) Mechanical, wrist compatible haptic feedback laparoscopic surgery instrument that allows seven axial motions

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4999168

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees