JP2008306611A - 1周波複直交偏波導波管スロットアレーアンテナおよび1周波複直交偏波通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナは、4個の導波管スロットアレーアンテナ1a〜1dを、それらの開口面を同一方向に向けて2行2列の田の字状に配列し、各アンテナの偏波面は行方向および列方向で隣り合うアンテナ間では直交し、使用周波は同一周波数とし、このアンテナを無線局間で互いに偏波面が揃うようにして対向させて設け、一方の無線局が送信アンテナとして用いる偏波面の異なる2つのアンテナの偏波面と他方の無線局が受信アンテナとして用いる2つのアンテナの偏波面とが同じであり、他方の無線局が送信アンテナとして用いる偏波面の異なる2つのアンテナと一方の無線局が受信アンテナとして用いる偏波面の異なる2つのアンテナについても同様であるように送信装置および受信装置を接続する。
【選択図】図2
Description
即ち、図4に示すように、両側の無線局(基地局A、B)はそれぞれ、同じ周波数で動作し偏波面が交差する送信アンテナと受信アンテナを具備し、一方側の無線局(基地局A)の送信アンテナ4Aの偏波面と他方側の無線局(基地局B)の受信アンテナ3Bの偏波面が垂直偏波で揃うようにし、他方側の無線局(基地局B)の送信アンテナ4Bの偏波面と一方側の無線局(基地局A)の受信アンテナ3Aの偏波面が水平偏波で揃うようにして設けられているシステムである。
偏波面を上記のように揃えた結果、両無線局の送信アンテナ同士の偏波面は、揃っていないので相手方無線局からの送信電波は送信アンテナでは受信されにくい。
従って、自局と相手局の送信周波数が同じであっても、換言すれば、それぞれの無線局において、送信周波数と受信周波数が同じであっても送受同時併行の双方向交信が可能となる。
その第1の構成は、基地局Aも基地局Bも図4の構成に同じ構成を追加して単純に2倍の構成としたものであり、第2の構成は、基地局Aにおいては追加した受信アンテナは垂直偏波、追加した送信アンテナは水平偏波とし、基地局Bにおいては追加した送信アンテナは垂直偏波、追加した受信アンテナは水平偏波とする構成である。
まず、上記第1の構成においては、いずれの基地局においても送信アンテナと受信アンテナの偏波面は交差しているが2つの送信アンテナの偏波面は同じであるし、2つの受信アンテナの偏波面は同じである。
従って、いずれかの基地局の各別の送信装置に接続されている2つの送信アンテナから送信した2つの電波は相手方基地局の各別の受信機に接続されている2つの受信アンテナでともに受信され混合した状態で2つの受信機へ入力されることになり、いわゆる混信状態になるという問題がある。
本発明の第1の構成は、4個の導波管スロットアレーアンテナが開口面を同一方向に向けて2行2列の田の字状に配列され、各アンテナの偏波面は、行方向および列方向で隣り合うアンテナ間では直交し、使用周波数は1周波数であることを特徴とする1周波複直交偏波導波管スロットアレーアンテナである。
その理由は、例えばC−C′の線をD方向に移動させて行った場合を想定すると、移動が進むにつれてC−C′の線にかかるスロット2の数は減少して行く。これはC−C′の線をD′の方向へ移動させた場合、D−D′の線をC方向、或いはC′方向に移動させた場合も同じである。
これに対して、B−B′の線をA方向やA′方向へ移動させた場合およびA−A′の線をB方向やB′方向へ移動させた場合、その線にかかるスロットの数は変化しない。
要するに、図3の場合C方向,C′方向、D方向およびD′方向(いわゆる対角線方向)におけるサイドローブレベルは、A方向,A′方向、B方向およびB′方向(いわゆる上下、左右方向)におけるサイドローブレベルより低い。
従って、本発明第1の構成の複直交偏波スロットアレーアンテナは、1つの周波で2組の直交偏波通信システムを成立させることができ、有限の電波資源の有効活用に資することができるという効果がある。
それぞれの無線局内においては、偏波面の一致する送信装置と受信装置の組が2組存在することになるが、偏波面の同じ導波管スロットアレーアンテナは、行方向および列方向で隣り合うアンテナ間で偏波面が直交するようにした当然の結果として、対角線方向の配置となっており、この方向のサイドローブは前述のように小さいのでアイソレーションが確保でき、無線局自局内での送信装置から受信装置への回り込み受信は実用上無視し得る。
このように構成することにより、基体をダイカストで製造することができ大量生産低価格が実現できることになる。
図1は、本発明の1周波複直交偏波導波管スロットアレーアンテナの開口面を示す正面図である。
この正面図ではスロット2が設けられたスロットアレー板3が見えているのみであるが、この背後には給電導波路および放射用導波路用の溝が設けられた基体が密着されている。
基体は、図に示すように区切られた田の字状の4つの領域となっており、各領域毎にその部分で構成される各スロットアレーアンテナ1a〜1dの偏波面に対応した給電導波路溝および放射用導波路溝が形成されている。
具体的には、図1の左右方向を水平方向と仮定するなら、スロットアレーアンテナ1aは水平偏波で使用周波数はf1、スロットアレーアンテナ1bは垂直偏波で使用周波数は同じくf1、従って、この2つのアンテナが1組の直交偏波スロットアレーアンテナを構成する。
このとき、隣り合うアンテナのスロット配列の対称中心線同士を一致させることにより直交偏波間のアイソレーションを向上できる。
両アンテナは互いに偏波面が揃うようにして対向させて設けられている。一方の無線局の送信装置4から周波数f1で出力された信号はスロットアレーアンテナ1aから送信され、他方の無線局の同一偏波面のスロットアレーアンテナ1aで受信され、受信装置10へ入力される。同様に送信装置5から周波数f1で出力された信号は受信装置11へ入力される。
このとき、スロットアレーアンテナ1aから送信された電波は、スロットアレーアンテナ1bの偏波面が異なるから受信装置8へは回り込まないし、スロットアレーアンテナ1dへは偏波面が同じであっても対角線方向のサイドローブレベルが低いので受信装置9へも回り込まない。同様に送信装置5の送信信号は、スロットアレーアンテナ1bへは偏波面が同じであっても対角線方向のサイドローブレベルが低いから受信装置8へは回り込まず、スロットアレーアンテナ1dへは、周波数が同じであっても偏波面が異なるから受信装置9へは回り込まない。
そして、両無線局間の偏波が同じ送信アンテナ間では相手の電波は受波されるがそのレベルは微弱であり、悪影響をもたらすことはない。
このように、1周波数で2組の直交偏波通信を行うことができるので、周波数帯の無駄のない活用に資することができる。
1A、1B 受信装置
1a〜1d スロットアレーアンテナ
2 スロット
2A、2B 送信装置
3 スロットアレー板
3A、3B 受信アンテナ
4〜7 送信装置
4A、4B 送信アンテナ
8〜11 受信装置
Claims (2)
- 4個の導波管スロットアレーアンテナが開口面を同一方向に向けて2行2列の田の字状に配列され、各アンテナの偏波面は、行方向および列方向で隣り合うアンテナ間では直交し、使用周波数は1周波数であることを特徴とする1周波複直交偏波導波管スロットアレーアンテナ。
- 一方の無線局と他方の無線局のそれぞれに請求項1記載の1周波複直交偏波導波管スロットアレーアンテナを有し、両アンテナは互いに偏波面が揃うようにして対向しており、それぞれの無線局は、偏波面の異なる2個の導波管スロットアレーアンテナを送信アンテナとして用い、他の2個を受信アンテナとして用い、送信アンテナおよび受信アンテナにはそれぞれ送信装置および受信装置が接続されていることを特徴とする1周波複直交偏波通信システム。
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