JP2008304072A - 温水システムの配管状態判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温水入口部(330)と温水出口部(331)を備えた熱源機(3)と、前記温水が流れる通水管(11)を備えた温水端末機(F)と、前記温水出口部(331)と通水管(11)の上流端部を接続する往き配管(20)と、前記通水管(11)の下流端部と前記温水入口部(330)を接続する戻り配管(21)と、を具備するものに於いて、往き配管(20)等の逆接続状態等の判定時に、熱源機(3)が正常動作しない場合でも、前記接続状態の誤判定を防止できるようにする。
【解決手段】通水管(11)の上流端部から下流端部への通水を許容する逆止弁(17)と温度センサ(29)と、熱源機(3)が温水出口部から温水供給させているか否かを判断する供給判断手段を設け、確認スイッチ(62)の操作時に、前記温水供給させていると判断されたにもかかわらず前記温度センサ(29)の検知温度が上昇しない場合には逆接続信号を出力する一方、温水供給させていないと判断された場合は、逆接続の判断をしない。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱源機で加熱生成される温水を用いて室内暖房を行なう端末機や床暖房用のマット等の温水端末機に対し、温水配管が誤って接続されていないか否かを判定する配管状態判定装置に関するものである。
熱源機で加熱生成される温水を利用して室内暖房や床暖房等を行なう温水システムが知られている。
このものでは、温水を加熱生成する熱源機から延びる往き配管および戻り配管を温水端末機に接続することで、熱源機と温水端末機との間に温水循環回路が形成されている。そして、温水端末機の熱交換器内での水流方向を通気方向との関係で所定の一方向に設定することで熱効率の向上を図ったり、温水の逆流に起因する配管部品への過負荷防止を図るようにするため、温水端末機内での通水方向が予め所定の一方向に決められている。
従って、往き配管と戻り配管とが前記温水端末機に対して誤って逆接続された場合には、温水端末機内を温水が逆流して熱効率が低下したり、配管部品が逆流圧で破損したり、又、異音を発生させるおそれがある。
そこで、前記逆接続を防止できるものとして特開平4−268123号公報(特許文献1)に記載されたものが提案されている。
このものでは、図4に示すように、通水管(11)が貫通する熱交換器(10)と、熱交換器(10)からの熱を室内に拡散させる放熱ファン(12)を備えていると共に、通水管(11)に於ける熱交換器(10)の入口部(15)側と出口部(16)側には、夫々、入水温センサ(13)と出水温センサ(14)が配設されている。
このものでは、図4に示すように、通水管(11)の上流端部には、熱源機(3)から延びる往き配管(20)が接続される一方、下流端部には戻り配管(21)が接続される。尚、以下に於いては、通水管(11)の上流端部に往き配管(20)が接続されると共に、下流端部に戻り配管(21)が接続された図4の配管接続状態を「正接続状態」といい、その逆の配管接続状態を「逆接続状態」という。
そして、熱源機(3)からの温水を温水端末機(F)の通水管(11)に流したときに、入水温センサ(13)の検知温度が出水温センサ(14)の検知温度より高い場合は、前記往き配管(20)と戻り配管(21)が正接続状態にあると判断される一方、これとは逆に、入水温センサ(13)の検知温度が出水温センサ(14)の検知温度より低い場合は、逆接続状態であると判断し、該逆接続状態であることが適宜報知される。これにより、配管作業者は、前記報知に基づいて往き配管(20)と戻り配管(21)を正接続状態に接続し直すことができる。
特開平4−268123号公報
ところが、前記文献1のものは、熱源機(3)からの温水を一旦通水管(11)に流した後に、入水温センサ(13)と出水温センサ(14)の検知温度を比較することで逆接続状態等を判定する。従って、温水の逆流で振動を起こす熱動弁が通水管(11)に設けられている場合は、前記逆流による振動で異音を発すると共に、前記熱動弁や他の配管部品に逆流圧が作用してこれらが破損するおそれがある。従って、特許文献1のものでも、逆接続判定時には前記異音発生等の問題が残っている。
かかる問題を解決するために、図4の想像線で示すように、前記逆流を防止する為の逆止弁(17)を通水管(11)に配設すると共に出水温センサ(14)を除去する構成に改良(以下、「改良案」という。)することも考えられる。このようにすると、通水管(11)での温水の逆流が逆止弁(17)によって物理的に遮断されるから、前記逆流による熱動弁の振動等が防止できる。又、通水管(11)に対して往き配管(20)と戻り配管(21)が逆接続状態にある場合は、熱源機(3)からの温水が逆止弁(17)で遮断されて流れないから、入水温センサ(13)の検知温度が上昇せず、これにより、前記逆接続状態を判定できる。
しかしながら、前記逆接続状態を判定する為に通水管(11)に逆止弁(17)を設けると、逆接続状態の判定時に熱源機(3)内のガスバーナが点火不良で燃焼していない場合は、往き配管(20)と戻り配管(21)が正接続状態にあるにも関わらず、入水温センサ(13)の検知温度が上昇しない。従って、かかる場合は、逆接続状態と誤判定される問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『温水入口部(330)からの流入水を加熱して温水出口部(331)から温水として流出させる熱源機(3)と、
前記熱源機(3)の温水出口部(331)から供給される温水が流れる通水管(11)を備えた温水端末機(F)と、
前記温水出口部(331)と通水管(11)の上流端部を接続する往き配管(20)と、
前記通水管(11)の下流端部と前記温水入口部(330)を接続する戻り配管(21)と、を具備する温水システムの配管状態判定装置』に於いて、
往き配管(20)と戻り配管(21)の逆接続状態の判定時に、熱源機(3)が正常動作しない場合でも、前記接続状態が誤って判断されないようにすることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記往き配管(20)と戻り配管(21)の接続状態の適否検査をする際に操作する確認スイッチを設けると共に、
温水端末機(F)の前記通水管(11)には、前記上流端部から前記下流端部へ温水が流れるのを許容する逆止弁(17)と温度センサ(29)を設け、
前記確認スイッチが操作された際に、前記熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させているか否かを判断する供給判断手段を具備させ、
前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断したにもかかわらず前記温度センサ(29)の検知温度が上昇しない場合には、前記通水管(11)の上流端部に戻り配管(21)が接続され且つ下流端部に往き配管(20)が接続されたことを示す逆接続信号を出力する一方、前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断しない場合は、前記逆接続信号の出力の要否を判断しない』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
温水端末機(F)の通水管(11)に対して往き配管(20)及び戻り配管(21)が逆接続されているか否かを確認するときは、確認スイッチを操作する。尚、熱源機(3)は、前記確認スイッチの操作信号で温水の加熱生成を開始するものでも良いが、別途設けられた暖房スイッチ等が前記確認スイッチの前に操作されたときに温水の加熱生成を開始するものであっても良い。
前記確認スイッチが操作された際には、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させているか否かを供給判断手段が判断する。そして、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させている場合は、前記供給判定手段が前記温水供給させていると判断する。
この温水供給時に於いては、温水端末機(F)に設けられた通水管(11)の上流端部に戻り配管(21)が接続され且つ下流端部に往き管(20)が接続された逆接続状態にあるときは、通水管(11)内の温水の流れが逆止弁(17)で遮断される。従って、かかる場合は、熱源機(3)で加熱生成された温水は前記温度センサ(29)の配設部に到達しないから、該温度センサ(29)の検知温度は上昇しない。
この場合、供給判定手段が前記温水供給させていることを判断したにもかかわらず、温水端末機(F)側の温度センサ(29)の検知温度が上昇しないのであるから、往き配管(20)及び戻り配管(21)が逆接続されていることを示す逆接続信号が出力される。従って、例えば、この逆接続信号を利用して報知動作を行なえば、往き配管(20)等を接続し直す必要性を作業者に認識させることができる。
一方、前記供給判断手段が、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させていると判断しない場合は、前記逆接続信号の出力の要否判断をしない。従って、熱源機(3)が動作不良等で運転しない場合は、既述改良案のように正接続状態にあるのに逆接続状態と判定されることがない。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記温度センサ(29)は、前記通水管(11)に於ける放熱域(26)の上流側に設けられている』ものでは、放熱域(26)の下流側に温度センサ(29)を設ける場合に比べ、温度センサ(29)の検知温度が顕著に上昇するから、該検知温度と基準温度の相違が大きくなって確実な判定が行なえる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は請求項2に係る発明に於いて、
『前記確認スイッチが操作された際に、前記供給判断手段が、前記温水供給させていると判断しない場合は、判定不能信号を出力する』ものでは、熱源機(3)から温水が流出していない場合は判定不能信号が出力されるから、例えば、この判定不能信号を利用して報知動作を行なえば、往き配管(20)等の正・逆接続状態を判定できない状態にあることを作業者に認識させることができる。これにより、作業者に判定操作の再試行の必要性を喚起することができる。
[請求項4に係る発明]
請求項3に係る発明に於いて、
『前記逆接続信号に応答して作動する逆接続報知手段と、前記判定不能信号に応答して作動する判定不能報知手段が設けられている』ものとすることができる。
このものでは、前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断したにもかかわらず前記温度センサ(29)の検知温度が上昇しない場合に出力される逆接続信号に応答して逆接続報知手段が作動する。そして、逆接続報知手段の作動により、往き配管(20)等を接続し直す必要性を作業者に認識させたり、又、作業者に判定操作の再試行の必要性を喚起するための報知をすることができる。
一方、前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断しない場合は、このときに出力される判定不能信号に応答して判定不能報知手段が作動する。これにより、往き配管(20)等の正・逆接続状態を判定できない状態にあることを作業者に認識させることができ、作業者に判定操作の再試行の必要性を喚起する為の報知をすることができる。
[請求項5に係る発明]
請求項4に係る発明に於いて、
『前記逆接続報知手段と判定不能報知手段は、前記温水端末機(F)又は該温水端末機(F)を操作するリモコン装置(6)に設けられている』ものでは、温水端末機(F)への配管作業の近傍で逆接続状態等が報知されるから、その場で、往き配管(20)等の接続をし直す作業が行なえる。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、既述したように、供給判定手段が、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させていないと判断した場合は、往き配管(20)と戻り配管(21)が逆接続されたことを示す逆接続信号を出力する動作は行なわれない。従って、熱源機(3)が動作不良等で運転しない場合は、既述改良案のように正接続状態にあるのに逆接続状態と判定されることがない。即ち、正接続状態を誤って逆接続状態と判定することがない。
また、請求項2に係る発明によれば、放熱域(26)の下流側に温度センサ(29)を設ける場合に比べ、温度センサ(29)の検知温度が顕著に上昇するから、該検知温度と基準温度の相違が大きくなって確実な判定が行なえる。
請求項1、3、4に係る発明では、既述したように、往き配管(20)等を接続し直す必要性を作業者に認識させたり、又、作業者に判定操作の再試行の必要性を喚起することができる。
請求項5に係る発明では、逆接続状態等が報知される場所で、往き配管(20)等の接続をし直す作業が行なえる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、熱源機(3)と温水端末機(F)は往き配管(20)と戻り配管(21)で接続されていると共に、熱源機(3)に設けられた熱源機制御装置(31)と、温水端末機(F)に設けられた端末制御装置(51)は通信線(40)で接続されている。又、通信線(40)にはリモコン装置(6)が分岐接続されていると共に、該リモコン装置(6)と温水端末機(F)は、本実施の形態では、居室や浴室等の同一の室内(R)に配設されている。以下、各部の構成等について詳述する。
[熱源機(3)]
熱源機(3)に設けられた熱交換器(32)を加熱するガスバーナ(34)へのガス回路(35)には、ガス量調整弁(36)が設けられていると共に、該ガス量調整弁(36)は熱源機制御装置(31)で制御されるようになっている。
ガスバーナ(34)の近傍に設けられた点火電極(37)、炎検知器(38)、及び、ポンプ(39)は、熱源機制御装置(31)に電気接続されている。更に、前記ポンプ(39)は、熱交換器(32)を構成する通水管(33)の上流端の温水入口部(330)から下流端の温水出口部(331)に温水を流す機能を備えている。
前記温水入口部(330)に設けられた配管接続具(42)には、温水端末機(F)へ繋がる戻り配管(21)の一端の器具側ジョイント(210)が接続されている。一方、温水出口部(331)に設けられた配管接続具(43)には、温水端末(F)へ繋がる往き配管(20)の一端の器具側ジョイント(200)が接続されている。
[温水端末機(F)]
温水端末機(F)に設けられた放熱用の熱交換器(10)を構成する通水管(11)の上流端部である入口部(15)に設けられた配管接続具(18)には、前記往き配管(20)の一端の端末側ジョイント(201)が接続されている。一方、前記通水管(11)の下流端部である出口部(16)に設けられた配管接続具(19)には、前記戻り配管(21)の一端の端末側ジョイント(211)が接続されている。
温水端末機(F)内には吸気口(23)から送風口(24)に繋がる通気路(25)が貫通していると共に、該通気路(25)には、熱交換器(10)と放熱ファン(12)がこの順序で上流側から配設されている。
熱交換器(10)を構成する通水管(11)には、放熱フィン(22)の配設部である放熱域(26)の下流側に位置する逆止弁(17)が配設されており、該逆止弁(17)は、図1の矢印で示すように、通水管(11)内の温水が上流側から下流具側へ流れるのを許容し、その逆流を防止する機能を備えている。
通水管(11)に於ける放熱域(26)の上流側には温度センサ(29)と熱動弁(27)が配設されていると共に、これら温度センサ(29)及び熱動弁(27)は端末制御装置(51)に電気接続されている。又、放熱ファン(12)の駆動モータ(120)は前記端末制御装置(51)で制御されるようになっている。
[リモコン装置(6)]
リモコン装置(6)には表示画面(60)、暖房スイッチ(62)、及び、温度設定スイッチ(63)が設けられており、本実施の形態では、前記暖房スイッチ(62)が既述発明特定事項たる「確認スイッチ」の機能を兼備している。
[温水端末機(F)の設置配管作業]
温水端末機(F)を設置するときは、先ず、室内(R)に温水端末機(F)を設置する。その後、熱源機(3)(室内(R)から離れた場所に据え付けられている)の熱交換器(32)を構成する通水管(33)に於ける温水出口部(331)の配管接続具(43)に往き配管(20)の器具側ジョイント(200)を接続すると共に、前記通水管(33)の温水入口部(330)に設けられた配管接続具(42)に戻り配管(21)の器具側ジョイント(210)を接続する。
次に、温水端末機(F)の熱交換器(10)を構成する通水管(11)の入口部(15)側の配管接続具(18)に往き配管(20)の端末側ジョイント(201)を接続すると共に、通水管(11)の出口部(16)側の配管接続具(19)に戻り配管(21)の端末側ジョイント(211)を接続する。又、端末制御装置(51)、熱源機制御装置(31)及びリモコン装置(6)を通信線(40)で接続すると、温水端末機(F)の設置作業が完了する。
[制御動作]
端末制御装置(51)には図2のフローチャートに従って動作するマイクロコンピュータが設けられていると共に、熱源機制御装置(31)には図3のフローチャートに従って動作するマイクロコンピュータが設けられている。
以下、図2、3のフローチャートに従って、各部の動作を説明する。
温水端末機(F)に設けられた図示しない電源プラグがコンセントに接続されると、図2のステップ(ST1)が実行され、先ず、温水端末機(F)の設置後最初の動作か否かを判断する為の初回判定フラグFが“初回”に設定される。
次に、ステップ(ST2)を実行し、暖房スイッチ(62)で暖房操作がされたことが確認できると、ステップ(ST3)で熱源機(3)へ燃焼指示信号を送信すると共に、温水端末機(F)内の放熱ファン(12)を回転させる。
一方、熱源機(3)に設けられた熱源機制御装置(31)は、図3のステップ(ST30)で、端末制御装置(51)から送信された前記燃焼指示信号を受信したことが確認されると、ステップ(ST31)で点火タイマ(T1)を0にリセットし、その後、ステップ(ST32)でポンプ(39)を作動させ、点火電極(37)をONにすると共にガス量調整弁(36)を所定の開度に設定し、これにより、ガスバーナ(34)への点火動作を開始する。これにより、熱源機(3)に於ける通水管(33)の温水入口部(330)→熱交換器(32)→温水出口部(331)→往き配管(20)→温水端末機(F)の通水管(11)の入口部(15)→通水管(11)の出口部(16)→戻り配管(21)と繋がる経路で温水を循環させる。
次に、ステップ(ST33)で炎検知器(38)の出力を監視し、該炎検知器(38)がガスバーナ(34)の燃焼を検知しない場合は、ステップ(ST34)で点火タイマ(T1)の計測時間が点火監視時間たる20秒を超えるか否か判断する。そして、前記20秒の間にガスバーナ(34)が燃焼を開始しない場合は、該ガスバーナ(34)の点火不良と判断し、かかる場合は、ステップ(ST35)でガス量調整弁(36)を閉じると共に、温水端末機(F)側に点火不良信号を送信する。
次に、図2のフローチャートの説明に戻る。
端末制御装置(51)は、既述したように熱源機(3)へ燃焼指示信号を送信(ステップ(ST3))すると、その後、ステップ(ST4)で初回判定フラグFの内容を確認し、これが“初回”になっている場合、即ち、温水端末機(F)の設置後の最初の暖房動作と判断される場合は、ステップ(ST5)で、温度センサ(29)の検知温度を初期温度S1として記憶し、その後、ステップ(ST6)で熱動弁(27)を開弁させる。次に、ステップ(ST7)で20秒(図3のステップ(ST34)で説明した点火監視時間の20秒と同じ)が経過するまで待機する。その後、ステップ(ST8)で、熱源機(3)からの点火不良信号を受信したか否か、即ち、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させているか否かを判断する(このステップ(ST8)の制御を実行するマイクロコンピュータの機能部が、請求項1の発明特定事項たる「供給判断手段」に対応する。)。この点火不良信号は、図3のステップ(ST35)で送信される信号である。従って、熱源機(3)が点火不良信号を送信している場合は、該点火不良信号の有無が温水端末機(F)の端末制御装置(51)で確認され(図2のステップ(ST8)参照)、端末制御装置(51)が点火不良信号を受信している場合(熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させていると判断しなかった場合)は、ステップ(ST9)で熱源機(3)の点火不良が発生していること及び、往き配管(20)及び戻り配管(21)が通水管(10)に対して逆接続されているか否かの判定が不能であることを報知する。この報知は、温水端末機(F)やリモコン装置(6)に設けた図示しないブザーや、表示ランプ、もしくは、リモコン装置(6)の表示画面(60)での表示等により行なう。これにより、作業者に判定操作の再試行の必要性を喚起することができる。従って、本実施の形態では、ステップ(ST9)で作動されるブザーや、表示ランプ等が、既述発明特定手段たる「判定不能報知手段」に対応する。又、前記ブザー等を作動させるマイクロコンピュータの命令(ステップ(ST9))が、既述発明特定事項たる「判定不能信号」に対応する。
その後、ステップ(ST10)で熱源機(3)に消火指示信号を送信すると共に温水端末機(F)の通水管(11)に設けた熱動弁(27)を閉じ、更に、放熱ファン(12)を停止させる。
一方、熱源機制御装置(31)に備えられたマイクロコンピュータが図3の既述ステップ(ST33)を実行したときに、ガスバーナ(34)が燃焼していると判定すると、端末制御装置(51)からの消火指示信号を受信するまでガスバーナ(34)を燃焼させる(ステップ(ST36)(ST37))。従って、ガスバーナ(34)が燃焼する場合は、熱源機(3)の熱源機制御装置(31)が図3のステップ(ST35)を実行することはないから、温水端末機(F)の端末制御装置(51)側に点火不良信号を送信することはない。
次に、図2のステップ(ST8)からステップ(ST11)に分岐する制御の説明をする。
熱源機(3)のガスバーナ(34)が燃焼状態にあるときには、熱源機(3)から温水端末機(F)の端末制御装置(51)側に点火不良信号が送信されないことは上述の通りである。従って、端末制御装置(51)に組み込まれたマイクロコンピュータが図2のステップ(ST8)を実行した時には、端末制御装置(51)は熱源機(3)からの点火不良信号を受信することはない。従って、かかる場合は、熱源機(3)が温水を温水出口部(331)から温水供給させていると判断し、通水管(11)の両端に往き配管(20)及び戻り配管(21)が逆接続されていないか否かの逆接続判定を開始する。
このため、先ずステップ(ST8)からステップ(ST11)に制御が分岐する。
そして、ステップ(ST11)で、温度センサ(29)の検知温度が、初期温度S1(ステップ(ST5)を実行したときの温度センサ(29)の検知温度)より所定温度Kだけ高温の基準温度(S1+K)より高いと判定されると、ステップ(ST12)で往き配管(20)及び戻り配管(21)が正接続状態にあると判断する。即ち、通水管(11)の入口部(15)に往き配管(20)が接続され、通水管(11)の出口部(16)に戻り配管(21)が接続されていると判断するのである。このように接続された正接続状態では、熱源機(3)のポンプ(39)から送られる温水は、温水端末機(F)の熱交換器(10)を構成する通水管(11)を逆止弁(17)で遮断されることなく流れるから、熱源機(3)のガスバーナ(34)で加熱される熱交換器(32)からの温水が、温水端末機(F)の通水管(11)に設けられた温度センサ(29)部分に到達して該温度センサ(29)の検知温度が「初期温度S1+所定温度K」以上になる。従って、温度センサ(29)の検知温度が初期温度S1より所定温度Kだけ高温の基準温度(S1+K)より高いと判定されると、通水管(11)に対して往き配管(20)と戻り配管(21)が正接続状態にあると判定するのである。そして、かかる場合は、ステップ(ST12)で前記正接続状態にあることを報知する。その後、ステップ(ST14)で初回判定フラグFの内容をクリアしたうえで、既述したステップ(ST10)に制御を移す。
一方、ステップ(ST11)を実行したときに、温度センサ(29)の検知温度が基準温度(S1+K)より低いと判定された場合、即ち、温度センサ(29)の検知温度が初期温度S1から上昇していないと判定された場合は、 往き配管(20)と戻り配管(21)が通水管(11)に対して逆接続状態(通水管(11)の出口部(16)に往き配管(20)が接続され、且つ、通水管(11)の入口部(15)に戻り配管(21)が接続された状態)にあると判断し、かかる場合は、ステップ(ST11)からステップ(ST13)に制御が分岐し(この分岐する指令が既述発明特定事項たる「逆接続信号」に対応する)、往き配管(20)及び戻り配管(21)が逆接続状態(図1の想像線の状態)であることが報知される。尚、ステップ(ST12)(ST13)の報知は、温水端末機(F)やリモコン装置(6)に設けた図示しないブザーや、表示ランプ、もしくは、リモコン装置(6)の表示画面(60)での表示により行なう。そして、ステップ(ST13)に続いて、既述したステップ(ST10)の制御が実行される。尚、本実施の形態では、ステップ(ST13)の実行によって、作動される既述ブザーや表示ランプ等が、既述発明特定事項たる「逆接続報知手段」に対応する。
このように、本実施の形態では、ステップ(ST8)で温水端末機(F)の端末制御装置(51)が熱源機(3)側から点火不良信号を受信していないと判定された場合、即ち、熱源機(3)が温水端末機(F)に温水を供給している場合は、ステップ(ST11)〜(ST13)の制御が実行され、往き配管(20)及び戻り配管(21)と通水管(11)とが逆接続されていないか否かの逆接続判定が行なわれる。そして、この逆接続判定時に温度センサ(29)の検知温度が上昇していないと判定された場合(ステップ(ST11)から(ST13)へ分岐する制御)は、往き配管(20)及び戻り配管(21)が逆接続されていることをステップ(ST13)で報知するから、該報知により、往き配管(20)と戻り配管(21)を接続し直す必要性を作業者に認識させることができる。
そして、熱源機(3)のガスバーナが燃焼していない場合(端末制御装置(51)が点火不良信号を受信した場合)は、ステップ(ST8)からステップ(ST11)に制御が分岐せず、逆接続判定がされないから、正接続状態を誤って逆接続状態と判定することがない。
又、温水端末機(F)内の通水管(11)に逆止弁(17)を設けたから、通水管(11)での温水の逆流が逆止弁(17)によって物理的に遮断される。従って、該逆流による熱動弁(27)の振動が防止でき、該熱動弁(27)の振動による異音等が生じる不都合がない。
尚、図2のステップ(ST4)を実行したときに、初回判定フラグFが“初回”でない場合(ステップ(ST14)でクリアされている場合)は、ステップ(ST15)で暖房スイッチ(62)がOFF操作されるまで待機し、その後、ステップ(ST16)で熱源機(3)へ消火指示信号が送信される。
[その他]
1.上記実施の形態では、本願発明を室内暖房に使用する温水端末機(F)への外部配管(往き配管(20)及び戻り配管(21))が適正に接続されているか否かを判断する場合に適用したが、温水端末機(F)に代えて、温水式の衣類乾燥機や床暖房マットが接続される場合にも、本発明を適用することができる。
2.上記実施の形態では、通水管(11)に対する往き配管(20)及び戻り配管(21)の逆接続の判定を、端末制御装置(51)で実行するようにしたが、リモコン装置(6)や熱源機制御装置(31)で実行するようにしてもよい。
3.上記実施の形態では、暖房スイッチ(62)に確認スイッチの機能を兼備させたが、暖房スイッチ(62)とは別に独立した確認スイッチを設けてもよい。
4.熱源機(3)に組み込まれたポンプ(39)が故障により作動しない場合の故障信号が熱源機制御装置(31)で受信された場合も、上記点火不良信号が受信された場合と同様に、熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させていないと判断するようにしてもよい。そして、かかる場合は、点火不良信号が受信された場合と同様に、往き配管(20)及び戻り配管(21)が通水管(10)に対して逆接続されているか否かの判定が不能であることを報知する。
5.熱源機制御装置(31)から、熱源機(3)の電源のON・OFF状態を監視し、電源がOFFの場合は、往き配管(20)及び戻り配管(21)が通水管(10)に対して逆接続されているか否かの判定が不能であることを報知するようにしてもよい。その他、熱源機(3)が種々の故障で温水出口部(331)から温水供給させていないと判断される場合も、前記判定が不能であることを報知する。
本発明の実施の形態を説明する温水端末機(F)、熱源機(3)、及びリモコン装置(6)の関係図 端末制御装置(51)に組み込まれたマイクロコンピュータの動作を説明するフローチャート 熱源機(3)の熱源機制御装置(31)に組み込まれたマイクロコンピュータの動作を説明するフローチャート 従来例の説明図
符号の説明
(3)・・・熱源機
(11)・・・通水管
(20)・・・往き配管
(21)・・・戻り配管
(29)・・・温度センサ
(34)・・・ガスバーナ
(39)・・・ポンプ
(330)・・・温水入口部(330)
(331)・・・温水出口部(331)
(F)・・・温水端末機

Claims (5)

  1. 温水入口部(330)からの流入水を加熱して温水出口部(331)から温水として流出させる熱源機(3)と、
    前記熱源機(3)の温水出口部(331)から供給される温水が流れる通水管(11)を備えた温水端末機(F)と、
    前記温水出口部(331)と通水管(11)の上流端部を接続する往き配管(20)と、
    前記通水管(11)の下流端部と前記温水入口部(330)を接続する戻り配管(21)と、を具備する温水システムの配管状態判定装置に於いて、
    前記往き配管(20)と戻り配管(21)の接続状態の適否検査をする際に操作する確認スイッチを設けると共に、
    温水端末機(F)の前記通水管(11)には、前記上流端部から前記下流端部へ温水が流れるのを許容する逆止弁(17)と温度センサ(29)を設け、
    前記確認スイッチが操作された際に、前記熱源機(3)が温水出口部(331)から温水供給させているか否かを判断する供給判断手段を具備させ、
    前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断したにもかかわらず前記温度センサ(29)の検知温度が上昇しない場合には、前記通水管(11)の上流端部に戻り配管(21)が接続され且つ下流端部に往き配管(20)が接続されたことを示す逆接続信号を出力する一方、前記供給判断手段が前記温水供給させていると判断しない場合は、前記逆接続信号の出力の要否を判断しない、温水システムの配管状態判定装置。
  2. 請求項1に記載の温水システムの配管状態判定装置に於いて、
    前記温度センサ(29)は、前記通水管(11)に於ける放熱域(26)の上流側に設けられている、温水システムの配管状態判定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の温水システムの配管状態判定装置に於いて、
    前記確認スイッチが操作された際に、前記供給判断手段が、前記温水供給させていると判断しない場合は、判定不能信号を出力する、温水システムの配管状態判定装置。
  4. 請求項3に記載の温水システムの配管状態判定装置に於いて、
    前記逆接続信号に応答して作動する逆接続報知手段と、前記判定不能信号に応答して作動する判定不能報知手段が設けられている、温水システムの配管状態判定装置。
  5. 請求項4に記載の温水システムの配管状態判定装置に於いて、
    前記逆接続報知手段と判定不能報知手段は、前記温水端末機(F)又は該温水端末機(F)を操作するリモコン装置(6)に設けられている、温水システムの配管状態判定装置。
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