JP2008303645A - かくし蝶番 - Google Patents

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克明 高橋
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Abstract

【課題】枠側ヒンジ部材の幅寸法が小さなかくし蝶番の提供。
【解決手段】縦枠2の内側面に取付けられる枠側ヒンジ部材11に第1アーム54および第2アーム55の一端部を回動自在に連結し、ドア側ヒンジ部材21に第3アーム59および第4アーム60の一端部を回動自在に取付ける。第1アーム54および第2アーム55の他端部に第1リンク56を連結し、その第1リンク56の他端部に連結された第2リンク61を第4アーム60の中央部および第3アーム59の他端部に連結する。第2アーム55の他端に連設された連結片55aを第4アーム60の他端部に連結し、第1アーム54および第2アーム55の揺動運動を第1リンク56および第2リンク61を介して第3アーム59および第4アーム60に伝え、その第3アーム59および第4アーム60の揺動および上記第1アーム54および第2アーム55の揺動によりドア側ヒンジ部材21を開閉させる。
【選択図】図6

Description

この発明は、ドアを開閉自在に支持するかくし蝶番に関するものである。
この種のかくし蝶番として、図10乃至図13に記載されたものが従来から知られている。このかくし蝶番は、枠側ヒンジ部材70とドア側ヒンジ部材80のそれぞれにコの字形嵌合部71、81と、その嵌合部71、81の両端から上下方向に向く一対の取付片72、82とを設け、各嵌合部71、81内にリンク連結部材73、83を組込み、上記枠側ヒンジ部材70のリンク連結部材73とドア側ヒンジ部材80のリンク連結部材83を枠側リンク74とドア側リンク84によって開閉自在に連結した構成とされている。
ここで、枠側リンク74とドア側リンク84のそれぞれはほぼへの字形とされてピン90で相対的に回動自在に連結され、枠側リンク74の一端部は枠側リンク連結部材73の一側面に形成されたリンク収容溝75内に挿入されてピン76で回動自在に連結され、他端部に設けられた固定ピン77がドア側リンク連結部材83の背面に形成されたリンク収容溝85の上下のガイド溝86内にスライド自在に挿入されている。
また、ドア側リンク84の一端部はドア側リンク連結部材83の一側面に形成されたリンク収容溝87内に挿入されてピン88で回動自在に連結され、他端部に設けられた固定ピン89が枠側リンク連結部材73の背面に形成されたリンク収容溝78の上下のガイド溝79内にスライド自在に挿入されている。
上記のかくし蝶番においては、図12および図13に示すように、ドア枠における縦枠1の内側面に形成された嵌合孔4に枠側ヒンジ部材70の嵌合部71を嵌合して取付片72を上記縦枠2にねじ止めし、一方、ドア側ヒンジ部材80の嵌合部81をドア3の吊り元側の側面に形成された嵌合孔6に嵌合して取付片82をドア3の側面にねじ止めする取付けであるため、ドア3の閉鎖状態では外部から見えることがなく、ドア周りの体裁が良好であるという特徴を有する。
ところで、上記従来のかくし蝶番においては、ドア3の開閉時にリンク74、84の他端部に設けた固定ピン77、89をガイド溝79、86に沿ってスライドさせるため、枠側ヒンジ部材70およびドア側ヒンジ部材80の取付片72、82の側面から嵌合部71、81の側面までの左右方向の長さLが長く、ドア3を180°開閉させることができるようにしたかくし蝶番の場合は、幅寸法Lが35mm以上の長さとされ、ドア枠1の縦枠2としては35mmを超える幅寸法のものが必要とされる。
ここで、近年の建築物においては、ドア枠1の縦枠2として幅寸法が35mm以下のものが多く採用されるようになってきており、このような縦枠2の場合に、その内部に枠側ヒンジ部材70を組込むことができず、改良すべき点が残されていた。
この発明の課題は、枠側ヒンジ部材の幅寸法が小さなかくし蝶番を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、ドア枠における縦枠の内側面に形成された嵌合孔に嵌合される嵌合部を有し、その嵌合部の側面上下に一対の取付片が設けられ、その一対の取付片間に嵌合部の側面で開口する収納凹部が設けられた枠側ヒンジ部材と、ドアの吊り元側の側面に設けられた嵌合孔に嵌合される嵌合部を有し、その嵌合部の側面上下に一対の取付片が形成され、その一対の取付片間に嵌合部の側面で開口する収納凹部が形成されたドア側ヒンジ部材と、前記枠側ヒンジ部材の取付片とドア側ヒンジ部材の取付片が正対する衝合状態で各ヒンジ部材の収納凹部内に両端部が配置され、前記枠側ヒンジ部材の収納凹部内に位置する一端部を中心にして揺動可能な平行配置の第1アームおよび第2アームと、前記枠側ヒンジ部材の取付片とドア側ヒンジ部材の取付片が正対する衝合状態でドア側ヒンジ部材の収納凹部内に全体が収容されて、一端部を中心に揺動可能な平行配置の第3アームおよび第4アームとを有し、前記第2アームの他端に第4アームの他端部に連結される連結片を連設し、前記第1アームの他端部に第1リンクの一端部を回動自在に連結し、その第1リンクの長さ方向中央部を第2アームの他端部に回動自在に連結し、前記第1リンクの他端部に前記第4アームに対して交差状の配置とされた第2リンクの一端部を回動自在に連結し、その第2リンクの他端部と第3アームの他端部を回動自在に連結し、かつ、第2リンクと第4アームの交差部を回動自在に連結した構成を採用したのである。
ここで、枠側ヒンジ部材の収納凹部内に台座を組込み、その台座によって調整台を前後方向に移動自在に支持し、その調整台に前記第1アームおよび第2アームの一端部を回動自在に連結し、前記調整台を前後方向に移動させる前後調整手段を設けることによって、調整台の前後方向への移動により、ドア側ヒンジ部材を枠側ヒンジ部材に対して前後方向に移動させることができ、そのドア側ヒンジ部材が取付けられるドアを前後方向に取付け位置を調整することができる。
この場合、前後調整手段として、台座に形成された円形の支持孔内に回転自在に組込まれた回転体の表面偏心位置に偏心ピンを設け、その偏心ピンを調整台に形成された縦長孔に挿入し、上記回転体の回転による偏心ピンの偏心回転により調整台を前後方向に移動させるようにしたものを採用することができる。
また、前記台座を前記枠側ヒンジ部材の一対の取付片を含む仮想平面と直交する左右方向に移動自在に支持し、その台座を左右方向に移動させる左右調整手段を設けることによって、台座の左右方向への移動によりドア側ヒンジ部材を枠側ヒンジ部材に対して左右方向に移動させることができ、そのドア側ヒンジ部材が取付けられるドアを左右方向に取付け位置を調整することができる。
この場合、左右調整手段として、台座の上下部に一側面から他側面に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔に前記枠側ヒンジ部材によって回転自在に支持された左右調整ねじをねじ係合し、その左右調整ねじの回転により台座を左右方向に移動させるようにしたものを採用することができる。
さらに、ドア側ヒンジ部材の収納凹部内に前記第3アームおよび第4アームの一端部が回動自在に連結される支持台を組込み、その支持台の奥側の側面上部に傾斜面を設け、その傾斜面に面接触する傾斜面が形成された一対のカム部材を前記収納凹部内に組込み、各カム部材に傾斜面から背面側に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔にドア側ヒンジ部材によって回転自在に支持された上下調整ねじをねじ係合することにより、上記上下調整ねじの回転によりカム部材を上下調整ねじの軸方向に移動させることによって、カム部材の傾斜面が支持台の傾斜面に沿って摺動するため、ドア側ヒンジ部材が上下方向に移動し、ドア側ヒンジ部材が取付けられるドアを上下方向に取付け位置を調整することができる。
上記のように、この発明に係るかくし蝶番においては、枠側ヒンジ部材に平行配置の第1アームと第2アームの各一端部を回動自在に連結し、ドア側ヒンジ部材に平行配置の第3アームと第4アームの各一端部を回動自在に連結し、上記第1アームと第2アームの他端部を連結する第1リンクの他端部と第3アームの他端部とを第2リンクで連結し、さらに、第2アームの他端に連設された連結片の端部と第4アームの他端部を連結し、その第4アームと第2リンクの交差部を連結したことにより、第1アームおよび第2アームが揺動すると、その揺動運動は第1リンクおよび第2リンクを介して第3アームおよび第4アームに伝達されて、その第3アームおよび第4アームが平行状態を保って揺動することになる。
このため、第1アームと第2アームの揺動範囲を90°以上とし、かつ、第3アームおよび第4アームの揺動範囲を90°以上とすることによって、枠側ヒンジ部材に対しドア側ヒンジ部材を180°開閉させることができる。
また、第1アーム乃至第4アームの揺動によってドア側ヒンジ部材を開閉させる構成であるため、第1アームおよび第2アームが連結される枠側ヒンジ部材の幅寸法を小さくすることができ、幅寸法の小さな縦枠に対して組込み可能なかくし蝶番を得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4に示すように、この発明に係るかくし蝶番は、ドア枠1の縦枠2に取付けられる枠側ヒンジ部材11と、ドア3の吊り元側の側面に取付けられるドア側ヒンジ部材21を有する。
図2および図8に示すように、枠側ヒンジ部材11は、コの字形に曲げ成形された嵌合部14の両端に上下方向に向く取付片15を設けたベース枠12と台枠13の結合品からなり、上記嵌合部14の内側が収容凹部16とされている。
図2に示すように、枠側ヒンジ部材11の嵌合部14はドア枠1における縦枠2の内周面に形成された嵌合孔4内に嵌合される。また、取付片15は、上記嵌合孔4の上方および下方に形成された凹部5に嵌合され、ねじの締付けによって縦枠2に固定される。
図3および図9に示すように、ドア側ヒンジ部材21は、ヒンジ本体22と後面パネル23の結合品からなり、ヒンジ本体22は一側面および背面が開口する箱形の嵌合部24の側面開口部の上下に取付片25を設けた構成とされ、上記嵌合部24の内側が収容凹部26とされ、その収容凹部26の背面開口の一部が上記後面パネル23の取付けによって閉鎖されている。また、後面パネル23の一側縁の上下にヒンジ本体22の取付片25に衝合される取付片27が設けられている。
図3に示すように、ドア側ヒンジ部材21の嵌合部24はドア3の吊り元側の側面に形成した嵌合孔6内に嵌合され、2枚重ねの取付片25、27はその嵌合孔6の上方および下方に形成された凹部7内に嵌合されてねじの締付けによりドア3に固定される。
図2および図4に示すように、枠側ヒンジ部材11の収容凹部16内には台座31が組込まれている。台座31は収容凹部16の側面開口に向けて移動自在とされ、左右調整手段32を操作することによって左右方向に位置調整されるようになっている。
左右調整手段32は、台座31の上下部に形成された一対のねじ孔33のそれぞれに左右調整ねじ34をねじ係合し、その左右調整ねじ34の先端部と頭部を収容凹部16の側面パネル16aと、その側面パネル16aの前縁上下部に設けられた平面L形の支持片16bとで回転自在に支持し、上記左右調整ねじ34の回転によって台座31を移動させるようにしている。
台座31の一側面には前後方向に向く案内溝35が形成され、その案内溝35内に側面コの字形の調整台36が嵌合されている。調整台36は案内溝35に沿って一定ストローク移動自在とされ、前後調整手段37を操作することによって前後方向に位置調整されるようになっている。
図1および図4に示すように、前後調整手段37は、台座31に段付きの円形の支持孔38を形成し、その支持孔38によって回転体39を回転自在に支持し、その回転体39の表面偏心位置に設けられた偏心ピン40を調整台36に形成された縦長孔36aに挿入し、上記偏心ピン40の端面に形成された係合溝にドライバを係合して回転体39を回転し、偏心ピン40の偏心回転により調整台36を前後方向に移動させるようにしている。
図3および図4に示すように、ドア側ヒンジ部材21の収容凹部26内には支持台41が組込まれている。支持台41は、コの字形外枠42と、その外枠42内に嵌合されて結合されたコの字形の内枠43とからなる。この支持台41の側壁には上下方向に長い一対の長孔44が上下に間隔をおいて形成され、各長孔44にドア側ヒンジ部材21に固定されたガイドピン45が嵌合され、そのガイドピン45と長孔44の嵌合によってドア側ヒンジ部材21と支持台41は相対的に上下方向に移動自在とされている。
ドア側ヒンジ部材21と支持台41は、図3に示す上下調整手段46によって上下方向に相対移動される。上下調整手段46は、支持台41の奥側の側面上部に傾斜面47を形成し、ドア側ヒンジ部材21の収容凹部26内の上部に、その収容凹部26の上面および前後内面に沿って左右方向に移動可能なカム部材48を組込み、そのカム部材48に上記傾斜面47に接触する傾斜面49を設け、上記カム部材48には傾斜面49から背面に貫通するねじ孔50を形成し、そのねじ孔50にねじ係合した上下調整ねじ51の両端部をヒンジ本体22の側面パネルと後面パネル23の取付片27で回転自在に支持し、上記上下調整ねじ51の回転によりカム部材48を左右方向に移動させて、傾斜面47、49の接触によりドア側ヒンジ部材21と支持台41を上下方向に相対移動させるようにしている。
ここで、図6は、ドア3を閉鎖して枠側ヒンジ部材11にドア側ヒンジ部材21を対向させた状態を示す。図6で示すように、枠側ヒンジ部材11における調整台36には上下方向に延びる一対のピン52、53が前後に間隔をあけて設けられ、その屋内側のピン52により第1アーム54の一端部が支持され、そのピン52を中心として第1アーム54が揺動自在とされている。
また、屋外側のピン53により第2アーム55の一端部が支持され、そのピン53を中心にして第2アーム55が揺動自在とされている。上記第1アーム54と第2アーム55は前後方向に長く延び、支持台41の内部に対して出入り可能な第1リンク56に対する他端部の回転可能な連結によって平行の配置とされ、各ピン52、53を中心にして略90°の範囲で揺動自在とされている。
一方、ドア側ヒンジ部材21における支持台41内には上下方向に長く延びる一対のピン57、58が前後および左右に間隔をあけて設けられ、その奥側のピン57により第3アーム59の一端部が支持され、そのピン57を中心にして第3アーム59が揺動自在とされている。また、残りのピン58により第4アーム60の一端部が支持され、そのピン58を中心にして第4アーム60が揺動自在とされている。
第3アーム59と第4アーム60は、上記第1リンク56の他端部に一端部が回動自在に連結された第2リンク61に対する他端部の回動自在の連結によって平行の配置とされ、各ピン57、58を中心にして略90°の範囲で揺動自在とされている。
第2アーム55の他端には連結片55aが連設され、その連結片55aの端部が第4アーム60の他端部に回動自在に連結されている。
実施の形態で示すかくし蝶番は上記の構造からなり、図5および図6に示すように、枠側ヒンジ部材11とドア側ヒンジ部材21の取付片15、25が正対する状態において、ピン52、53を中心に第1アーム54および第2アーム55を揺動させると、第1アーム54および第2アーム55は平行状態を保つ状態で揺動する。その揺動運動は第1リンク56、第2リンク61および連結片55aを介して第3アーム59および第4アーム60に伝達され、第3アーム59および第4アーム60がピン57、58を中心にして揺動し、枠側ヒンジ部材11に対してドア側ヒンジ部材21が回動する。
ここで、枠側ヒンジ部材11の調整台36に支持された上記第1アーム54および第2アーム55は略90°の範囲で揺動自在であり、また、ドア側ヒンジ部材21の支持台41に支持された第3アーム59および第4アーム60も略90°の範囲で揺動自在であるため、上記第1アーム54および第2アーム55の90°の揺動によって枠側ヒンジ部材11に対しドア側ヒンジ部材21を180°を回動させることができる。
したがって、実施の形態で示すかくし蝶番によってドア3を開閉自在に支持することにより、そのドア3を図6に示す閉鎖状態から180°開放させることができる。ここで、図7はドア3を90°開放させた状態を示し、また、図4はドア3を180°開放させた状態を示す。
実施の形態で示すかくし蝶番のように、第1アーム54乃至第4アーム60の揺動によってドア側ヒンジ部材21を開閉させる構成とすることにより、第1アーム54および第2アーム55が連結される枠側ヒンジ部材11の幅寸法を小さくすることができ、幅寸法の小さな縦枠2に組込みを可能なかくし蝶番を得ることができる。
ここで、上記かくし蝶番によるドア3の支持状態において、図1および図4に示す回転体39を回転して偏心ピン40を偏心回転させることにより、調整台36が前後方向に移動し、その移動は第1アーム54乃至第4アーム60を介してドア3に伝達されるため、ドア3の吊り元側を前後方向に位置調整することができる。
また、図2に示す左右調整ねじ34を回転すると、台座31が左右方向に移動し、その移動は第1アーム54乃至第4アーム60を介してドア3に伝達されるため、ドア3を左右方向に位置調整することができる。
さらに、図3に示す上下調整ねじ51を回転すると、カム部材48が左右方向に移動し、そのカム部材48の移動により、カム部材48に形成された傾斜面49が支持台41の外枠42に形成された傾斜面47に沿って移動するため、ドア側ヒンジ部材21が上下方向に移動することになり、ドア3の吊り元側側部を上下方向に位置調整することができる。
この発明に係るかくし蝶番により支持されたドアの開放状態を示す側面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 図1のIV−IV線に沿った断面図 図1に示すドアを閉鎖させた状態の正面図 図5のVI−VI線に沿った断面図 ドアを180°開放させた状態の横断平面図 縦枠側に取付けられる各種部品の分解斜視図 ドア側に取付けられる各種部品の分解斜視図 従来のかくし蝶番により支持されたドアの開放状態を示す側面図 図10のXI−XI線に沿った断面図 図10に示すドアの閉鎖状態を示す 図12のXII−XII線に沿った断面図
符号の説明
1 ドア枠
2 縦枠
3 ドア
4 嵌合孔
6 嵌合孔
11 枠側ヒンジ部材
14 嵌合部
15 取付片
16 収容凹部
21 ドア側ヒンジ部材
24 嵌合部
25 取付片
26 収容凹部
31 台座
32 左右調整手段
33 ねじ孔
34 左右調整ねじ
36 調整台
36a 縦長孔
37 前後調整手段
38 支持孔
39 回転体
40 偏心ピン
41 支持台
47 傾斜面
48 カム部材
49 傾斜面
50 ねじ孔
54 第1アーム
55 第2アーム
55a 連結片
56 第1リンク
59 第3アーム
60 第4アーム
61 第2リンク

Claims (6)

  1. ドア枠における縦枠の内側面に形成された嵌合孔に嵌合される嵌合部を有し、その嵌合部の側面上下に一対の取付片が設けられ、その一対の取付片間に嵌合部の側面で開口する収納凹部が設けられた枠側ヒンジ部材と、
    ドアの吊り元側の側面に設けられた嵌合孔に嵌合される嵌合部を有し、その嵌合部の側面上下に一対の取付片が形成され、その一対の取付片間に嵌合部の側面で開口する収納凹部が形成されたドア側ヒンジ部材と、
    前記枠側ヒンジ部材の取付片とドア側ヒンジ部材の取付片が正対する衝合状態で各ヒンジ部材の収納凹部内に両端部が配置され、前記枠側ヒンジ部材の収納凹部内に位置する一端部を中心にして揺動可能な平行配置の第1アームおよび第2アームと、
    前記枠側ヒンジ部材の取付片とドア側ヒンジ部材の取付片が正対する衝合状態でドア側ヒンジ部材の収納凹部内に全体が収容されて、一端部を中心に揺動可能な平行配置の第3アームおよび第4アームとを有し、
    前記第2アームの他端に第4アームの他端部に連結される連結片を連設し、前記第1アームの他端部に第1リンクの一端部を回動自在に連結し、その第1リンクの長さ方向中央部を第2アームの他端部に回動自在に連結し、前記第1リンクの他端部に前記第4アームに対して交差状の配置とされた第2リンクの一端部を回動自在に連結し、その第2リンクの他端部と第3アームの他端部を回動自在に連結し、かつ、第2リンクと第4アームの交差部を回動自在に連結したかくし蝶番。
  2. 前記枠側ヒンジ部材の収納凹部内に台座を組込み、その台座によって調整台を前後方向に移動自在に支持し、その調整台に前記第1アームおよび第2アームの一端部を回動自在に連結し、前記調整台を前後方向に移動させる前後調整手段を設けた請求項1に記載のかくし蝶番。
  3. 前記前後調整手段が、前記台座に形成された円形の支持孔内に回転自在に組込まれた回転体の表面偏心位置に偏心ピンを設け、その偏心ピンを調整台に形成された縦長孔に挿入し、前記回転体の回転による偏心ピンの偏心回転により調整台を前後方向に移動させるようにした構成からなる請求項2に記載のかくし蝶番。
  4. 前記台座を前記枠側ヒンジ部材の一対の取付片を含む仮想平面と直交する左右方向に移動自在に支持し、その台座を左右方向に移動させる左右調整手段を設けた請求項2又は3に記載のかくし蝶番。
  5. 前記左右調整手段が、台座の上下部に一側面から他側面に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔に前記枠側ヒンジ部材によって回転自在に支持された左右調整ねじをねじ係合し、その左右調整ねじの回転により台座を左右方向に移動させるようにした構成からなる請求項4に記載のかくし蝶番。
  6. 前記ドア側ヒンジ部材の収納凹部内に前記第3アームおよび第4アームの一端部が回動自在に連結される支持台を組込み、その支持台の奥側の側面上部に傾斜面を設け、その傾斜面に面接触する傾斜面が形成された一対のカム部材を前記収納凹部内に組込み、各カム部材に傾斜面から背面側に貫通するねじ孔を形成し、そのねじ孔にドア側ヒンジ部材によって回転自在に支持された上下調整ねじをねじ係合し、その上下調整ねじの回転によりカム部材を左右方向に移動させて傾斜面の接触によりカム部材と支持台を相対的に上下方向に移動させるようにした請求項1乃至5のいずれかの項に記載のかくし蝶番。
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