JP2008297975A - 内燃エンジンの動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バルブのリフト量及び開閉タイミングの双方を可変にすることが可能で、構成が簡単化された動弁装置を提供する。
【解決手段】ロッカーアーム4A,4Bはカムシャフト2と平行なロッカーシャフト5に取り付けられている。ロッカーシャフト5は、側板6A,6Bの上向きガイド面67及びこれに対応する頂板8の下向きガイド面からなるガイドに対して摺動可能に適合する可動部材7A,7Bにより、ロッカーシャフト方向と直交する方向の平行移動が可能なように支持されている。このロッカーシャフト5の平行移動を駆動する手段は、回転駆動源からの駆動回転力の伝達を受け且つロッカーシャフト5と交差する方向に配列された回転駆動軸10を含んでいる。回転駆動軸10の雄ねじ10’とロッカーシャフト5の雌ねじ5’とが噛み合っている。
【選択図】図1
【解決手段】ロッカーアーム4A,4Bはカムシャフト2と平行なロッカーシャフト5に取り付けられている。ロッカーシャフト5は、側板6A,6Bの上向きガイド面67及びこれに対応する頂板8の下向きガイド面からなるガイドに対して摺動可能に適合する可動部材7A,7Bにより、ロッカーシャフト方向と直交する方向の平行移動が可能なように支持されている。このロッカーシャフト5の平行移動を駆動する手段は、回転駆動源からの駆動回転力の伝達を受け且つロッカーシャフト5と交差する方向に配列された回転駆動軸10を含んでいる。回転駆動軸10の雄ねじ10’とロッカーシャフト5の雌ねじ5’とが噛み合っている。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃エンジンの動弁装置に関するものであり、とくに弁(バルブ)のリフト量及び開閉タイミングの双方を可変となす動弁装置に関するものである。
内燃エンジンにおいては、シリンダ内へと吸入した燃料混合気を密閉シリンダ内で圧縮し着火爆発させることで、駆動出力を得ている。爆発により形成された燃焼ガスはシリンダから排気される。シリンダへの吸気及びシリンダからの排気を適正に行うために、吸気バルブ及び排気バルブを適時開閉させる制御が行われる。この制御のために、エンジンの出力シャフトからタイミングベルトを介して動弁装置のカムシャフトへと同期回転力が入力される。カムシャフトには、吸気側カムまたは排気側カムが固定されている。吸気バルブ及び排気バルブはそれぞれ、バルブスプリングにより、常時、シリンダの吸気開口及び排気開口を閉じる向きに付勢されている。カムシャフトの吸気側カムまたは排気側カムは、吸気側ロッカーアームまたは排気側ロッカーアームの入力部と係合している。これらのロッカーアームは、それぞれロッカーシャフトに回動可能に取り付けられており、出力部が吸気バルブのステムまたは排気バルブのステムと係合している。ロッカーアームは、その入力部の吸気側カムまたは排気側カムとの係合関係に基づき、出力部が適時バルブスプリングの付勢力に抗してバルブステムを押し吸気開口または排気開口を開くようになっている。
内燃エンジンに関しては、燃費改善及び排気ガス浄化を目的とする研究が絶えず続けられている。その目的のためには、エンジンの動作状態に応じて吸気バルブ及び排気バルブの開閉のタイミング及びこれらのバルブのリフト量を適正に制御することが求められる。このような目的の達成に繋がる1つの技術として、以下に述べるようなエンジン効率低下防止のためのノンスロットリング技術がある。
エンジンの出力を決定する1つの要因として、1行程当たりシリンダへと吸入される燃料混合気(燃料直噴方式の場合には空気)の量すなわち吸気量が挙げられる。吸気量は吸気経路中に設けられたスロットルバルブの開度を変化させることで、変化させることができる。
しかしながら、このスロットルバルブの開度を調節することによる吸気量調節は、エンジンにポンピングロスを引き起こし、とくに低出力時にはスロットルバルブの開度を小さくするので、ポンピングロスの影響が大きくなり、エンジンの効率低下の原因となる。
このような原因によるエンジン効率低下を防止するために、スロットルバルブを使用せずに吸気量の調節を行うノンスロットリングの技術が提案されている。ノンスロットリングのための機構としては、動弁装置により吸気バルブのリフト量を変化させるものが挙げられる。このようなノンスロットリング技術に適用可能な動弁機構すなわち動弁装置は、例えば、特開2003−56322号公報(特許文献1)及び特開2005−282474号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2003−56322号公報
特開2005−282474号公報
上記特許文献1または特許文献2に開示された動弁装置では、バルブリフト量を変化させるために、カムシャフトに固定される吸気側カムとして所謂三次元カムを使用しており、ロッカーシャフトを適時軸方向に移動させることで、ロッカーアームに付設されたローラとカムシャフトに固定された三次元カムとの軸方向当接位置を変化させている。
一方、上記ノンスロットリング技術の実用化のためには、バルブリフト量の変化に伴い発生する吸気バルブ開のタイミングの変動を十分に小さなものとすることが必要である。このような吸気バルブ開タイミングの調節を行うために、上記特許文献1または特許文献2には、具体的には詳細に開示されていないが、可変バルブタイミング機構を付加することが提案されている。
しかし、このような別途のバルブタイミング機構の付加は、更にエンジンの構成を複雑化する要因となる。
本発明は、以上の如き技術的課題に鑑みて、バルブのリフト量及び開閉タイミングの双方を可変にすることが可能な動弁装置であって、構成が簡単化されたものを提供することを目的とするものである。
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
内燃エンジンの吸気または排気のバルブの開閉を制御するための動弁装置であって、エンジンと同期して回転するカムシャフトを備え、該カムシャフトからロッカーアームを介して前記バルブへとバルブ開駆動力を伝達する動弁装置において、
前記ロッカーアームは前記カムシャフトと平行なロッカーシャフトに取り付けられており、
前記ロッカーシャフトは支持手段により前記ロッカーシャフトの方向を横切る方向の平行移動が可能なように支持されており、
前記支持手段に対する前記ロッカーシャフトの平行移動を駆動する平行移動駆動手段が備えられていることを特徴とする動弁装置、
が提供される。
内燃エンジンの吸気または排気のバルブの開閉を制御するための動弁装置であって、エンジンと同期して回転するカムシャフトを備え、該カムシャフトからロッカーアームを介して前記バルブへとバルブ開駆動力を伝達する動弁装置において、
前記ロッカーアームは前記カムシャフトと平行なロッカーシャフトに取り付けられており、
前記ロッカーシャフトは支持手段により前記ロッカーシャフトの方向を横切る方向の平行移動が可能なように支持されており、
前記支持手段に対する前記ロッカーシャフトの平行移動を駆動する平行移動駆動手段が備えられていることを特徴とする動弁装置、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記ロッカーシャフトは、前記支持手段に形成されたガイドに沿って移動可能に配置された可動部材により支持されている。本発明の一態様においては、前記ロッカーシャフトの平行移動は、該ロッカーシャフトの方向と直交する面内において円弧状の移動経路でなされ、該移動経路の円弧の中心を前記バルブのステムの中心軸の延長線が通る。本発明の一態様においては、前記平行移動駆動手段は回転駆動軸を備えており、該回転駆動軸は回転駆動源からの駆動回転力の伝達を受け且つ前記ロッカーシャフトと交差する方向に配列されており、前記回転駆動軸と前記ロッカーシャフトとがねじ結合されている。
本発明の動弁装置によれば、支持手段に対してロッカーシャフトを平行移動させることで、該ロッカーシャフトとカムシャフトとの間の距離に対する前記ロッカーシャフトとバルブステムとの間の距離の比率を変化させることができる。これにより、バルブリフト量を変化させることが可能になり、更に、ロッカーアームの入力部とカムとの当接タイミングを変化させてバルブ開閉タイミングを変化させることが可能になり、しかも装置構成が簡単化される。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による動弁装置の一実施形態を示す模式的分解斜視図であり、図2はその組立状態を示す模式的斜視図である。図3および図4は本実施形態の動弁装置の模式的部分断面図である。
本実施形態の動弁装置は、エンジンと同期して回転するカムシャフト2と、該カムシャフト2から吸気バルブ3A,3Bへとバルブ開駆動力を伝達するためのロッカーアーム4A,4Bとを備えている。
カムシャフト2には、カム2A,2Bが取り付けられている。これらのカム2A,2Bは、ロッカーアーム4A,4Bの入力部42と係合する。
ロッカーアーム4は、カムシャフト2と平行なロッカーシャフト5に取り付けられており、該ロッカーシャフト5の中心軸を中心として該ロッカーシャフト5の周りで回動(揺動)可能であり、ロッカーシャフト5に関して上記入力部42とは反対側に位置する出力部43がバルブ3A,3Bのステムの上端に当接する。バルブ3A,3Bは、不図示のバルブスプリングにより常時シリンダの吸気開口を閉じる向き(図4では上向き)に付勢されている。ロッカーアーム入力部42とカム2A,2Bとの係合に基づきロッカーアーム4A,4Bがロッカーシャフト5の周りで回動することで、所要のタイミングで、ロッカーアーム出力部43がバルブ3A,3Bのステム上端に当接してこれを下向きに押し、かくしてバルブ3A,3Bがリフトせしめられ(図4において下方へと移動せしめられ)、バルブ3A,3Bが適宜のリフト量をもって開かれる。
ロッカーシャフト5は、支持手段により支持されている。この支持手段は、不図示のシリンダブロックに対して相対的に固定された2つの側板6A,6B及び該側板に対して固定された頂板8を備えている。側板6A,6Bは、ロッカーシャフト5の方向と直交する面に沿って互いに平行に配置されている。側板6A,6Bには上向きガイド面67が形成されており、これらに対応して頂板8には下向きガイド面87が形成されている。これらの対をなすガイド面67,87により、ロッカーシャフト5の方向と直交する面内の方向に沿ったガイドが形成される。これらのガイド内には、可動部材7A,7Bが配置されている。上記ロッカーシャフト5の両端部は可動部材7A,7Bにより回動可能に支持されている。可動部材7A,7Bは、ガイドに沿ってロッカーシャフト5の方向と直交する面内の方向の平行移動が可能なように、側板6A,6B及び頂板8により支持されている。可動部材7A,7Bは、側板6A,6Bの上向きガイド面67及び頂板8の下向きガイド面87に当接し且つこれらのガイド面に対して摺動可能な下向き摺動面76及び上向き摺動面78を備えている。
以上のような支持手段に対するロッカーシャフト5の平行移動を駆動するための平行移動駆動手段が備えられている。この平行移動駆動手段は、回転駆動軸10を備えている。回転駆動軸10は、ロッカーシャフト5と交差する方向に配列されており、該ロッカーシャフト5とねじ結合されている。すなわち、回転駆動軸10の一端部には雄ねじ10’が形成されており、ロッカーシャフト5には雌ねじ5’が形成されており、該雌ねじ5’が雄ねじ10’と噛み合っている。
回転駆動軸10の他端部には、ベベルギヤ10”が取り付けられている。該ベベルギヤ10”は、回転駆動軸10と直交する方向の入力軸11に取り付けられたベベルギヤ11’と噛み合っている。入力軸11は不図示の回転駆動源たとえばステッピングモータに接続されている。回転駆動軸10及び入力軸11は、ブラケット12によりそれぞれ回転可能に支持されている。従って、回転駆動軸10は入力軸11に対してそれと直交する面内で回動する自由度を持ち、入力軸11は回転駆動軸10に対してそれと直交する面内で回動する自由度を持つ。かくして、回転駆動軸10は、回転駆動源からの駆動回転力の伝達を受けて回転する。
本実施形態においては、支持手段に対するロッカーシャフト5の平行移動は、ロッカーシャフト5の方向と直交する面内において円弧状の移動経路でなされる。すなわち、図4に示されているように、ロッカーシャフト5の方向と直交する面内において、側板6A(6Bも同様)の上向きガイド面67及び可動部材7A(7Bも同様)の下向き摺動面76は移動経路の円弧の中心Cから半径R1の円弧上にあり、頂板8の下向きガイド面87及び可動部材7Aの上向き摺動面78は移動経路の円弧の中心Cから半径R2の円弧上にある。また、移動経路の円弧の中心Cをバルブ3A(3Bも同様)のステムの延長線が通る。
支持手段に対するロッカーシャフト5の平行移動は、角度ストロークSをもってなされる。この角度ストロークSは、ロッカーシャフト5の方向と直交する面内における、上向きガイド面67または下向きガイド面87の寸法と可動部材7Aの寸法との関係により決まる。
カム2A(2Bも同様)とロッカーアーム4A(4Bも同様)の入力部42との係合に基づきバルブ3Aが閉じている状態においては、ロッカーアーム4Aの入力部42が移動経路の円弧の中心Cから半径R3の円弧上にあり、一方、少なくともロッカーアーム4Aの出力部43がバルブステムと当接する領域は、移動経路の円弧の中心Cから半径R4の円弧上にある。
以上の実施形態においては、エンジンと同期してカムシャフト2が矢印の向きに回転すると、カム2A,2Bとロッカーアーム4A,4Bの入力部42との当接に基づき、適時ロッカーアーム4A,4Bがロッカーシャフト5の周りで回動し、これにより、ロッカーアーム4A,4Bの出力部43が適時バルブステム上端と当接してバルブ3A,3Bを開閉する。
本実施形態においては、エンジン制御のコンピュータからの指令に基づき回転駆動源から随時伝達される駆動回転力により回転駆動軸10を回転させることができ、これにより、可動部材7A,7Bが円弧中心Cを中心とする移動経路に沿ってガイドによりガイドされて移動する。可動部材7A,7Bが移動すると、ロッカーシャフト5とカムシャフト2との間の距離が変化するとともに、ロッカーシャフト5とバルブステム上端との間の距離が変化し、これらの距離の比率が変化する。かくして、バルブリフト量が変化する。また、本実施形態においては、ロッカーアーム4Aの入力部42の形状を適宜設定しておくことで、ロッカーアーム5の入力部42とカム2A,2Bとの当接タイミングを変化させることが可能になる。これにより、バルブリフト量変化とともに、バルブ開閉タイミング変化を実現することが可能になる。
図5および図6は本発明による動弁装置の他の実施形態を示す模式的部分断面図である。これらの図は、それぞれ上記実施形態の図3および図4に対応する部分を示す。これらの図5および図6において、上記図1〜4におけると同様の部材または部分には同一の符号が付されている。
本実施形態においては、カムシャフト2の位置およびロッカーアーム4A(4Bも同様)の入力部42’の位置および形状が図1他の実施形態のものとは異なる。すなわち、図1他の実施形態では、ロッカーシャフト5に対してカムシャフト2およびロッカーアーム4Aの入力部42とバルブステムおよびロッカーアーム4Aの出力部43とが互いに反対側に位置している。これに対して、図5および図6の本実施形態では、ロッカーシャフト5に対してカムシャフト2およびロッカーアーム4Aの入力部42’とバルブステムおよびロッカーアーム4Aの出力部43とが同一の側に位置している。カム2A(2Bも同様)とロッカーアーム4Aの入力部42との係合に基づきバルブ3A(3Bも同様)が閉じている状態においては、ロッカーアーム4Aの入力部42’が移動経路の円弧の中心Cから半径R3’の円弧上にある。
本実施形態においても、上記図1他の実施形態と同様な作用効果が得られる。但し、本実施形態では、ロッカーシャフト5の移動距離に対する、ロッカーシャフト5とカムシャフト2との間の距離変化と、ロッカーシャフト5とバルブステム上端との間の距離変化との関係が異なる。これにより、バルブリフト量変化の様式やこれに随伴するバルブ開閉タイミングの変化の様式が異なる。
以上の実施形態に代表されるような本発明は、バルブ開タイミングの変動を補償することでノンスロットリングに適用することができる。また、本発明のバルブリフト量及び開閉タイミングの双方を可変にする動弁装置は、他の燃費改善及び排気ガス浄化の目的その他の目的にも使用することができる。その場合には、所望のバルブリフト量変化及び所望のバルブ開閉タイミング(バルブ開時間を含む)に応じて、ロッカーアーム4Aの入力部42,42’の形状を適宜設定することができる。
更に、以上の実施形態では吸気バルブに関して述べたが、本発明のバルブリフト量及び開閉タイミングの双方を可変にする動弁装置は、排気バルブに適用することも可能である。排気バルブに適用する目的としては、例えば、予混合圧縮着火(HCCI)方式のエンジンにおける内部EGR量を最適に制御することが挙げられる。
2 カムシャフト
2A,2B カム
3A,3B 吸気バルブ
4A,4B ロッカーアーム
42 入力部
43 出力部
5 ロッカーシャフト
5’ 雌ねじ
6A,6B 側板
67 上向きガイド面
7A,7B 可動部材
76 下向き摺動面
78 上向き摺動面
8 頂板
87 下向きガイド面
10 回転駆動軸
10’ 雄ねじ
10” ベベルギヤ
11 入力軸
11’ ベベルギヤ
12 ブラケット
C 円弧状移動経路の中心
S 角度ストローク
2A,2B カム
3A,3B 吸気バルブ
4A,4B ロッカーアーム
42 入力部
43 出力部
5 ロッカーシャフト
5’ 雌ねじ
6A,6B 側板
67 上向きガイド面
7A,7B 可動部材
76 下向き摺動面
78 上向き摺動面
8 頂板
87 下向きガイド面
10 回転駆動軸
10’ 雄ねじ
10” ベベルギヤ
11 入力軸
11’ ベベルギヤ
12 ブラケット
C 円弧状移動経路の中心
S 角度ストローク
Claims (4)
- 内燃エンジンの吸気または排気のバルブの開閉を制御するための動弁装置であって、エンジンと同期して回転するカムシャフトを備え、該カムシャフトからロッカーアームを介して前記バルブへとバルブ開駆動力を伝達する動弁装置において、
前記ロッカーアームは前記カムシャフトと平行なロッカーシャフトに取り付けられており、
前記ロッカーシャフトは支持手段により前記ロッカーシャフトの方向を横切る方向の平行移動が可能なように支持されており、
前記支持手段に対する前記ロッカーシャフトの平行移動を駆動する平行移動駆動手段が備えられていることを特徴とする動弁装置。 - 前記ロッカーシャフトは、前記支持手段に形成されたガイドに沿って移動可能に配置された可動部材により支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の動弁装置。
- 前記ロッカーシャフトの平行移動は、該ロッカーシャフトの方向と直交する面内において円弧状の移動経路でなされ、該移動経路の円弧の中心を前記バルブのステムの中心軸の延長線が通ることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか一項に記載の動弁装置。
- 前記平行移動駆動手段は回転駆動軸を備えており、該回転駆動軸は回転駆動源からの駆動回転力の伝達を受け且つ前記ロッカーシャフトと交差する方向に配列されており、前記回転駆動軸と前記ロッカーシャフトとがねじ結合されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145151A JP2008297975A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 内燃エンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145151A JP2008297975A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 内燃エンジンの動弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008297975A true JP2008297975A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40171714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007145151A Pending JP2008297975A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 内燃エンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008297975A (ja) |
-
2007
- 2007-05-31 JP JP2007145151A patent/JP2008297975A/ja active Pending
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