JP2008297067A - フォークリフトのリアバンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】 人との接触を検知するだけでなく、周囲の人にフォークリフトの存在を注意喚起することができ、しかも、接触センサの設置が簡単なリアバンパーを提供する。
【解決手段】 車体Bの背面に車幅方向に延びて設けられる緩衝板10にセンサ支持基板20を貼着し、このセンサ支持基板20の正面に線状感圧センサ30を車幅方向に延ばした状態で、正面から注意喚起用接着テープ40を貼り付ける。これにより、線状感圧センサ30は、センサ支持基板20を介在させて緩衝板10に固定される。従って、注意喚起用接着テープ40により周囲の人への注意喚起と、線状感圧センサ30の緩衝板10への固定とを兼用して行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フォークリフトのリアバンパーに関し、特に、車両が人などの他物に接触したことを検知する接触センサを備えたリアバンパーに関する。
従来から、工場や倉庫内で物品を搬送するフォークリフトのバンパーに接触センサを設け、車両の走行中に人や物品がバンパーに接触したときに接触センサからの検出信号により車両の走行を停止させる技術が知られている。例えば、特許文献1に提案された装置においては、車体に取り付けられるベース板と、ベース板の前面に配置される緩衝材と、緩衝材を覆うカバーとでバンパーを構成するとともに、このベース板と緩衝材との間に感圧センサを設けている。
実開平5−46634号公報
しかしながら、こうしたバンパーでは人との接触を検知できるものの、人に接触する前に注意喚起することができない。また、特許文献1に提案された装置では、ベース板と緩衝材との間に感圧センサを設けるため、感圧センサの設置スペース(ベース板と緩衝材との離隔)を所定の寸法にする必要があり、寸法精度が悪いと感圧センサの検出感度に影響を与えてしまう。従って、感圧センサを寸法精度よく設置する必要がある。
本発明の目的は、上記問題に対処するためになされたもので、人の接触を検知するだけでなく、周囲の人にフォークリフトの接近を注意喚起でき、しかも、接触センサの設置が簡単なリアバンパーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のフォークリフトのリアバンパーの特徴は、車体背面に車幅方向に延びて設けられる緩衝本体部と、上記緩衝本体部に取り付けられて他物との接触を検知する接触センサとを備えたフォークリフトのリアバンパーにおいて、上記接触センサは、注意を促す表示が施された注意喚起用接着テープを緩衝本体部の正面に貼り付けることにより、上記緩衝本体部と上記注意喚起用接着テープとの間に挟まれて固定されることにある。
この発明においては、緩衝本体部を車体背面に備え、車両が他物に衝突したときの衝撃を緩衝本体部で吸収する。この緩衝本体部には、その正面に接触センサを介在させて注意喚起用接着テープが貼り付けられる。つまり、注意喚起用接着テープを緩衝本体部の正面に貼り付けることにより、緩衝本体部と注意換気用接着テープとの間に接触センサが挟持される。従って、本発明によれば、注意喚起用接着テープにより周囲の人への注意喚起と、接触センサの緩衝本体部への固定とを兼用して行うことができる。
また、柔軟性を有する注意喚起用接着テープを用いて接触センサを固定するため、センサ収納用の特別なスペースやその寸法精度も要求されず構成が非常に簡単となり、しかも、接触センサの検出機能を十分発揮させることができる。更に、接触センサの取付も簡単であり、接触センサの取付態様も制限されない。
本発明の他の特徴は、上記緩衝本体部は、板状弾性部材で構成されることにある。
この発明によれば、緩衝本体部が板状弾性部材(弾性材料で形成した板状体)で構成されるため、その板面に注意喚起用接着テープを良好に貼り付けることができる。この結果、接触センサの固定が一層確実なものとなる。また、車体の背面が丸みを帯びた湾曲面であっても、板状弾性部材の板面を背面形状に合わせて湾曲させることにより、板状弾性部材を車体の背面に簡単に取り付けることができる。
本発明の他の特徴は、上記接触センサは、線状の感圧センサであり、上記板状弾性部材と上記感圧センサとの間に基板を介在させたことにある。
この発明においては、接触センサとして線状の感圧センサが用いられ、衝撃本体部として板状弾性部材が用いられる。こうした構成においては、バンパーに他物が接触したときに、板状弾性部材による感圧センサを受ける支持反力が弱いと感圧センサ自体が板状弾性部材の中に入り込んでしまい、外部から受ける圧力を検知しにくくなるおそれがある。そこで、この発明においては、板状弾性部材と接触センサとの間に基板を介在させ、この基板で感圧センサを支持することにより、感圧センサに外圧を良好に働かせることができる。従って、他物との接触を精度よく検出することができる。尚、この基板は、板状弾性部材よりも弾性変形しにくいものであれば種々のものを用いることができる。
また、本発明の他の特徴は、上記板状弾性部材は、車体背面に貼設されるスポンジ板であることにある。
この発明によれば、緩衝本体部としてスポンジ板を用いているため、人と接触した場合であっても、人に与える衝撃が少ない。特に、スポンジ板では圧縮される寸法(圧縮ストローク)を大きくとることができるため、スポンジ板の圧縮途中で接触センサにより人との接触を検知できる。従って、人に大きなダメージを与える前にセンサ信号を出力することができ、迅速な安全処置を行うことが可能となる。また、フレキシブル性の高いスポンジ板を緩衝本体部として使うため、車体背面形状を選ばず簡単に貼設することができる。更に、非常に低コストにて構成することができる。
本発明の他の特徴は、上記板状弾性部材は、車体背面に貼設されるスポンジ板であり、上記基板は、上記スポンジ板よりも上下方向の幅の狭いゴム板であることにある。
この発明によれば、感圧センサをゴム板で受けるため、他物との接触時に適切な支持反力で感圧センサを支えることができ、感圧センサによる検出精度を向上させることができる。また、ゴム板は、線状の感圧センサを良好に受けるだけの面積があればよく、本発明においては、スポンジ板よりも上下方向の幅を狭くしている。従って、スポンジ板の正面面積に対してゴム板の正面面積を小さくすることができるため、人との接触時に人に与える衝撃を小さくすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るフォークリフトのリアバンパーについて図面を用いて説明する。図1は、フォークリフトに本実施形態のリアバンパーを装着した状態を表す概略斜視図、図2は、リアバンパーの分解斜視図である。
本実施形態のフォークリフトのリアバンパー1は、緩衝板10と、センサ支持基板20と、線状感圧センサ30と、注意喚起用接着テープ40とから構成される。
緩衝板10は、フォークリフト(以下、車両と呼ぶ)が他物と衝突したときの衝撃を吸収する本発明の緩衝本体部を構成するもので、主目的としては人と接触したときに人に与える衝撃を最小限にするためのものである。本実施形態においては、緩衝板10として正面視長方形のスポンジ板が用いられる。この緩衝板10は、表面11、裏面12ともに平坦面であって、裏面12が車体B背面に接着される部分、表面11がセンサ支持基板20、注意喚起用接着テープ40を接着する部分となる。緩衝板10は、その長手方向寸法が車幅寸法とほぼ同じ長さに設定され、また、衝撃吸収を有効に行うことのできる厚さを有する。本実施形態においては、150mm×1000mm×50mm(縦×横×厚さ)のスポンジ板を用いる。この緩衝板10は、その長手方向が車幅方向となるように車体Bの背面に接着剤や両面接着テープ等を用いて接着することにより固定される。車体Bの背面が丸みを帯びた湾曲面となっている場合には、その背面にそって緩衝板10を湾曲させて接着固定する。
緩衝板10の正面には、正面視長方形のセンサ支持基板20が設けられる。センサ支持基板20は、正面視長方形の薄いゴム板で、その長手方向寸法が緩衝板とほぼ同じであり、高さ寸法が緩衝板よりも短く3分の1程度となっている。センサ支持基板20は、他物が線状感圧センサ30に接触したときに、線状感圧センサ30が緩衝板10の中に入り込まないように支えるものであり、緩衝板10よりも弾性変形しにくいゴム板が使われる。このセンサ支持基板20は、緩衝板10の高さ方向中心位置で緩衝板10の長手方向に延びて緩衝板10に接着剤等により貼着される。本実施形態においては、センサ支持基板20として、45mm×990mm×3mm(縦×横×厚さ)のゴム板を用いる。
線状感圧センサ30は、図5、図6に示すように、断面円形の空隙Hを有した中空円筒状の絶縁樹脂からなる弾性絶縁チューブ31と、弾性絶縁チューブ31の内周面に相互が接触しないように螺旋状に配置された4本の検知線32a,32b,33a,33bとを主要部として構成されている。4本の検知線32a,32b,33a,33bは、例えば、検知線32aと検知線32b、および、検知線33aと検知線33bが対向するように配置される。線状感圧センサ30は、弾性絶縁チューブ31の端部において、対向する検知線同志、すなわち、検知線32aと検知線32b、および、検知線33aと検知線33bが接続部材34,35により接続される。従って、電気的には検知線32aと検知線32bとが1本の検知線(以下、検知線32と呼ぶ)として機能し、検知線33aと検知線33bとが1本の検知線(以下、検知線33と呼ぶ)として機能する。
この接続部材34,35には、リード線38が接続される。リード線38は、被覆銅線38aと被覆銅線38aとを絶縁チューブ内に設けたもので、接続部材34に被覆銅線38aが接続され、接続部材35に被覆銅線38bが接続される。弾性絶縁チューブ31の端部は、防水処理を施すために、この接続部材34,35を包むように絶縁樹脂39が充填される。また、リード線38の他端は、車両内に設けられた図示しない車両制御基板に接続される。
線状感圧センサ30は、弾性絶縁チューブ31が外力により押されたときに変形し、検知線32と検知線33とが接触して両者間の抵抗値を変化させるスイッチ素子である。例えば、弾性絶縁チューブ31に外圧が加わると、抵抗値がMΩ(メグオーム)単位からΩ(オーム)単位まで急変する。従って、検知線32,33間の抵抗値を計測することにより外圧が働いたことを検出することができる。
線状感圧センサ30は、図3に示すように、センサ支持基板20の中心に長手方向にそって弾性絶縁チューブ31が配置される。弾性絶縁チューブ31は、センサ支持基板20の長手方向いっぱいにまで配設される。この線状感圧センサ30は、図4に示すように、注意喚起用接着テープ40を正面から覆うように貼り付けることで緩衝板10に固定される。
注意喚起用接着テープ40は、周囲の人に注意を喚起するために黄色と黒色とからなる斜めの縞模様を表面に印刷表示した柔軟性を有する薄いシート体であり、その裏面には接着剤が塗られて剥離紙が被覆されている。この注意換気用接着テープ40は、一般的にトラ柵テープとして市販されているものと同等品である。注意喚起用接着テープ40の大きさは、緩衝板10の表面11と略同一となっている。注意喚起用接着テープ40は、センサ支持基板20の中心に長手方向にそって弾性絶縁チューブ31を配置した状態(図3に示す状態)から、剥離紙をはがして接着面を緩衝板10とセンサ支持基板20の正面に当てて接着される。この場合、緩衝板10およびセンサ支持基板20の各正面が凹凸のない平坦面であるため、注意喚起用接着テープ40をそれら正面にぴったりと接着することができる。尚、車体Bの背面が丸みを帯びた湾曲面である場合には、緩衝板10およびセンサ支持基板20の各正面も湾曲面となるが、その場合であっても、注意喚起用接着テープ40の柔軟性によりぴったりと接着することができる。
これにより、線状感圧センサ30は、弾性絶縁チューブ31の周囲においてセンサ支持基板20の表面と注意喚起用接着テープ40の接着面とが密に接着され、センサ支持基板20にしっかりと固定される。また、センサ支持基板20は、緩衝板10に接着固定されているが、この注意喚起用接着テープ40で緩衝板10の正面全体を覆うように接着することにより、緩衝板10からの離脱が防止される。こうして、線状感圧センサ30は、センサ支持基板20を介在させて緩衝板10と注意喚起用接着テープ40との間に挟まれて固定されることとなる。また、線状感圧センサ30のリード線38も、接着テープ等を用いて車体Bに固定される。
また、注意喚起用接着テープ40は、その両端が緩衝板10から車幅方向にはみ出るように長手方向寸法を緩衝板10よりも長くしておいてもよい。この場合には、図1に示すように、緩衝板10の左右両側において注意喚起用接着テープ40を車体Bに接着することができ、緩衝板10の車体Bへの固定が一層しっかりしたものとなる。
こうして本実施形態のリアバンパー1が車体Bに取り付けられる。尚、リアバンパー1は、予め、緩衝板10,センサ支持基板20,線状感圧センサ30,注意喚起用接着テープ40にて一体的に形成してから車体Bに取り付けるようにしても良い。また、市販されている汎用の線状感圧センサ30を用いた場合、弾性絶縁チューブ31の寸法が緩衝板10の長手方向寸法より長い場合には、図7に示すように、弾性絶縁チューブ31をUターンさせて固定するようにすればよい。
次に、本実施形態のリアバンパー1の機能について説明する。本実施形態のリアバンパー1は、その正面が注意喚起用接着テープ40により覆われているため、周囲の人に対して注意を促すことができる。しかし、注意喚起用接着テープ40による注意喚起にもかかわらず人がリアバンパー1に接触した場合には、スポンジ板からなる緩衝板10が変形して人体への衝撃を吸収して保護する。このとき、線状感圧センサ30の弾性絶縁チューブ31が人との接触により押される。弾性絶縁チューブ31は、注意喚起用接着テープ40により覆われているが、注意喚起用接着テープ40が柔軟性のある薄いシート体で構成されているため、それに邪魔されることなく人体からの外圧をそのまま受ける。また、弾性絶縁チューブ31は、センサ支持基板20を介して緩衝板10に設けられているため、人との接触時にセンサ支持基板20による支持反力を受けて、線状感圧センサ30自体が緩衝板10の中に深く入り込んでしまうことがない。従って、弾性絶縁チューブ31は、人からの外圧により変形して(潰れて)、内部に設けた検知線32と検知線33とが確実に短絡する。
車両制御基板には、この線状感圧センサ30における検知線32と検知線33との短絡により作動する図示しないリレーを備え、このリレーの作動によりバッテリからエンジン制御回路への電源供給ラインを遮断する。これにより、人がリアバンパー1に接触したときに瞬時にエンジンを停止して車両停止することができ、周囲の人に対した高い保護性能を有する。
以上説明した本実施形態のフォークリフトのリアバンパー1によれば、次の効果を奏する。
1.注意喚起用接着テープ40により周囲の人への注意喚起と、線状感圧センサ30の緩衝板10への固定とを兼用して行うことができる。
2.柔軟性を有する注意喚起用接着テープ40を用いて線状感圧センサ30を固定するため、従来装置のようにバンパー本体内にセンサ収納用スペースを確保する必要もなく、寸法精度も要求されない。従って、線状感圧センサ30の取付が極めて簡単である。
3.接触センサとして可撓性を有する線状感圧センサ30を用いているため、その設置の自由度が高く、特に、注意喚起用接着テープ40との組み合わせにより、種々の態様にて線状感圧センサ30を固定することができる。
4.緩衝板10としてスポンジ板を用いているため、湾曲した車体Bの背面に密に貼着することができ、緩衝板10裏面を車体背面形状にあわせて加工する必要がない。従って、低コストにて実施することができる。また、人との接触時にスポンジ板が良好に衝撃を吸収するため、人に与える衝撃が少ない。また、スポンジ板では圧縮される寸法(圧縮ストローク)を大きくとることができるため、スポンジ板の圧縮途中で線状感圧センサ30により人との接触を検知できる。従って、人に大きなダメージを与える前にセンサ信号を出力することができ、迅速に車両を停止させることが可能となる。
5.線状感圧センサ30と緩衝板10との間にセンサ支持基板20を介在させているため、接触時に弾性絶縁チューブ31が確実に変形する。従って、高い検出精度を確保することができる。また、センサ支持基板20として薄いゴム板を用い、しかも、その上下方向の幅を弾性絶縁チューブ31を支持するのに必要な程度の寸法に抑えているため、人との接触時に人に与える衝撃を小さくすることができる。また、センサ支持基板20の材料費を節約することができる。
6.リアバンパー1は、緩衝板10、センサ支持基板20,線状感圧センサ30、注意喚起用接着テープ40を積層状態にすることで形成されるため、倉庫や工場など作業構内において、既存のフォークリフトに簡単に取り付けることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、注意喚起用接着テープ40を黄色と黒色の縞模様としているが、そうした模様に限らず、周囲の人たちに注意を喚起する表示形態であれば種々のものを採用することができる。例えば、「危険注意」とか「接近注意」といった文字表示であってもよい。また、注意喚起用接着テープ40として、表面に蛍光剤を塗布したものや、高輝度反射タイプのものを使用するとよい。
また、本実施形態においては、本発明の緩衝本体部としてスポンジ材からなる緩衝板10を用いているが、緩衝能力があるものであれば他の材料を用いてもよい。また、緩衝本体部は、車体Bに接着固定するのではなく、他の固定部材を用いて固定するようにしてもよい。また、緩衝本体部は、複数の部材から構成することもできる。例えば、車体への取付部材と、緩衝部材等に分けて構成してもよい。また、スポンジ板の板面(表面あるいは裏面の少なくとも一方)に薄いシートを被覆したものを緩衝板10としてもよい。この場合には、注意喚起用接着テープ40が緩衝板10の板面に一層密に貼設されてはがれにくくなる。
また、本実施形態においては、他物との接触を検知する接触センサとして線状感圧センサ30を用いているが、他のセンサを用いても良い。例えば、線状ではない感圧センサを車幅方向に複数並べて緩衝本体部に設けてもよい。また、線状感圧センサであっても、例えば、中空円筒チューブの軸心に第1の検知線を設け、チューブ内周面に螺旋状に巻いた第2の検知線を設けて、両検知線の短絡を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、線状感圧センサ30と緩衝板10との間にセンサ支持基板20を介在させているが、センサ支持基板20は必ずしも設ける必要は無く、例えば、緩衝本体部の弾性変形度合いと線状感圧センサ30の弾性変形度合いとの関係から決めればよい。
また、本実施形態のリアバンパー1における寸法は、あくまでも一例にすぎない。例えば、本実施形態においては、注意喚起用接着テープ40の上下方向幅を緩衝板10と同一にしているが、緩衝板10の上下方向幅よりも大きくして、上下にはみ出た分を車体Bの背面に貼り付けるようにしてもよい。
フォークリフトにリアバンパーを装着した状態を表す斜視図である。 リアバンパーの分解斜視図である。 注意喚起用接着テープを貼り付ける前のリアバンパーの正面図である。 リアバンパーの側面断面図である。 線状感圧センサの軸線方向の断面図である。 線状感圧センサの径方向の断面図である。 変形例として注意喚起用接着テープを貼り付ける前のリアバンパーの正面図である。
符号の説明
1…リアバンパー、10…緩衝板(スポンジ板)、20…センサ支持基板(ゴム板)、30…線状感圧センサ、31…弾性絶縁チューブ、32a,32b,33a,33b…検知線、38…リード線、40…注意喚起用接着テープ、B…フォークリフトの車体。

Claims (5)

  1. 車体背面に車幅方向に延びて設けられる緩衝本体部と、上記緩衝本体部に取り付けられて他物との接触を検知する接触センサとを備えたフォークリフトのリアバンパーにおいて、
    上記接触センサは、注意を促す表示が施された注意喚起用接着テープを緩衝本体部の正面に貼り付けることにより、上記緩衝本体部と上記危険報知接着テープとの間に挟まれて固定されることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトのリアバンパー。
  2. 上記緩衝本体部は、板状弾性部材で構成されることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトのリアバンパー。
  3. 上記接触センサは、線状の感圧センサであり、
    上記板状弾性部材と上記感圧センサとの間に基板を介在させたことを特徴とする請求項2記載のフォークリフトのリアバンパー。
  4. 上記板状弾性部材は、車体背面に貼設されるスポンジ板であることを特徴とする請求項2または3記載のフォークリフトのリアバンパー。
  5. 上記板状弾性部材は、車体背面に貼設されるスポンジ板であり、
    上記基板は、上記スポンジ板よりも上下方向の幅の狭いゴム板であることを特徴とする請求項3記載のフォークリフトのリアバンパー。
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