JP2008295242A - 給電受信装置、通信システム、及びこれらの方法 - Google Patents

給電受信装置、通信システム、及びこれらの方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、小規模の回路で給電信号と受信信号の周波数帯を同一にし、無線端末を充電する給電受信装置を提供する。
【解決手段】本発明の給電受信装置は、アンテナ16と、受信信号の周波数帯と同一の周波数帯の給電信号を生成し、アンテナ16に供給する給電部4と、給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成する分配部6と、3つの端子を具備し、第1端子が分配部6側に接続され、第2端子がアンテナ16側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部14と、第1分配信号の振幅を、漏洩信号反射信号の振幅と同一にし、第1分配信号の位相を、漏洩信号または反射信号の位相と逆相にする第1調整部8と、サーキュレータ部14の第3端子よりの信号と第1調整部8よりの信号とを合成する合成部10とを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、無線端末からの受信信号を受信し、無線端末に給電信号を送信する給電受信装置、通信システム、及びこれらの方法に関する。
サービスの多様化に伴い、携帯電話端末(以下、無線端末という)の消費電力は増加する傾向にある。また、今後もさらに多くのサービスが提供されるものと予想され、消費電力増加の傾向は続くものと見込まれる。端末の電源として一般的に使われている二次電池は、リチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は、高いエネルギー密度のエネルギーの蓄積が可能であり、端末の利用時間増などに貢献してきたが、今後の大幅な容量増加は難しいのが現状である。そこで、無線端末の外部から給電を行いながら、通信する技術が提案されている。
特許文献1によれば、所定の電磁波を生成する電磁波生成装置と、該電磁波を放射するアンテナと、からなり、所定の位置に設置される送電システムによって放射された該電磁波をレクテナから成る受電システムによって受信し、電力に変換するシステムが提案されている。
特開2005−261187号公報
送電用信号の周波数帯と通信信号の周波数帯とが同一であると、通信の品質を劣化させてしまうため、送電用に新たな周波数を用意する必要があった。
また、特許文献1のシステムを既存の通信システムに適用する場合、電磁波生成装置と、受電システムを新たに設置しなければならず、給電受信装置、無線端末ともに装置規模の増大をまねくという問題があった。
本発明は、通信品質を劣化させることなく、給電信号の周波数帯と受信信号の周波数帯とを同一にでき、かつ、給電信号装置と無線端末の小型化に適した給電受信装置および通信システムを提供することを目的とする。
本発明の給電受信装置は、アンテナと、給電部と、分配部と、サーキュレータ部と、第1調整部と、合成部と、受信部と、を有する。給電部は、受信信号の周波数帯と同一の周波数帯の給電信号を生成し、前記アンテナに供給する。分配部は、前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成する。サーキュレータ部は、3つの端子を具備し、第1端子が分配部側に接続され、第2端子がアンテナ側に接続され、理想的には、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する。第1調整部は、後述する合成部出力において、第1分配信号の振幅を、サーキュレータ部の第1端子から第3端子に漏れた給電信号(以下、「漏洩信号」という。)またはアンテナで反射された給電信号(以下、「反射信号」という。)の振幅と同一にし、第1分配信号の位相を、漏洩信号または反射信号の位相と逆相にする。合成部は、サーキュレータ部の第3端子よりの信号と第1調整部よりの信号とを合成し、出力する。受信部は、合成部よりの信号を受信する。
さらに、アンテナとサーキュレータ部との間に移相部を有しても良い。移相部は、反射信号の位相をサーキュレータの第3端子において漏洩信号の位相と逆相または同相にする。この場合、第1調整部は、第1分配信号を、合成部出力において、漏洩信号と反射信号が合成された信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する。
さらに、分配部と、合成部との間に第2調整部を有しても良い。この場合、分配部は、前記給電信号を分配して第2分配信号も生成する。第1調整部は、合成部出力において、第1分配信号の振幅を、漏洩信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する。第2調整部は、合成部出力において、第2分配信号の振幅を、反射信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する。
さらに、アンテナとサーキュレータ部との間に第1フィルタも有してもよい。第1フィルタは、受信信号の周波数帯の信号のみを通過させる。また、送信部と、アンテナと当該送信部との間に第2フィルタとを有しても良い。送信部は、受信信号と異なる周波数帯の給電受信装置送信信号を生成する。第2フィルタは、給電受信装置送信信号の周波数帯の信号のみを通過させる。
本発明によれば、給電信号と受信信号の周波数帯とを同一にしても、給電信号の一部を分配した第1分配信号を用いて、漏洩信号や反射信号を抑圧できる。従って、通信品質を劣化させることなく、給電信号の周波数帯と受信信号の周波数帯とを同一にすることができる。また給電受信装置の大型化も避けられる。
また、給電受信装置が給電信号を生成し、無線端末に送信する。そして、無線端末の整流部が当該給電信号を直流電力に変換して、当該直流電力を無線端末の各部分に供給できる。当該機能追加における無線端末装置規模は、整流部が追加されるのみであり、無線端末も小型化における支障は小さい。
以下に、本発明の実施例を説明する。なお、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1は実施例1の給電受信装置100の機能構成例と、無線端末200の機能構成例であり、図2は給電受信装置100と無線端末200を用いた通信システムの主な処理の流れを示したフローチャートである。給電受信装置100は、給電部4、分配部6、第1調整部8、合成部10、受信部12、サーキュレータ部14、アンテナ16を有する。無線端末200は、端末アンテナ252、端末サーキュレータ部256、整流部254、端末送信部260を有し、必要に応じて、蓄電部258を有しても良い。なお、無線端末200の詳細は、本願出願人の出願公開されていない特許出願(特願2007−118048号、特願2007−118049号)に記載されている。まず、無線端末200が、蓄電部258を有する場合を説明する。
給電部4は、周波数帯Fの給電信号Aを生成し、分配部6、サーキュレータ部14を経て、アンテナ16に供給する(ステップS2)。
ここで、サーキュレータ部について説明する。サーキュレータ部は方向性を有するデバイスである。サーキュレータ部14と端末サーキュレータ部256は、第1端子、第2端子、第3端子、の3つの端子を具備する。サーキュレータ部14の第1端子が分配部6側に接続され、第2端子がアンテナ16側に接続され、第3端子は合成部10側に接続されている。端末サーキュレータ部256の第1端子が端末送信部260側に接続され、第2端子が端末アンテナ252側に接続され、第3端子が整流部254側に接続される。理想的には、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する。なお、図1等では、第1端子、第2端子、第3端子をそれぞれ#1、#2、#3と示している。
アンテナ16が、無線端末200に給電信号Aを送信する(ステップS4)。無線端末200が端末アンテナ252で給電信号Aを受信すると(ステップS6)、給電信号Aは、端末サーキュレータ部256の第2端子から入力され第3端子から出力され、整流部254に入力される。整流部254は受電信号Aを直流電力に変換する(ステップS8)。蓄電部258は変換された直流電力を蓄電する(ステップS10)。その後、蓄電部258は、蓄電した直流電力を端末送信部260等に供給する。
端末送信部260は、情報を送信するための端末送信信号Bを生成し、端末アンテナ252に供給する(ステップS12)。ここで端末送信信号Bの周波数帯は、給電信号Aの周波数帯Fと同一である。生成された端末送信信号Bは、端末サーキュレータ部256の第1端子から入力されて第2端子から出力されて、端末アンテナ252に供給される。端末送信信号Bは端末アンテナ252から、給電受信装置100に対して送信される(ステップS14)。給電受信装置100は、アンテナ16で端末送信信号Bを受信する。以下では、端末送信信号B(無線端末200からの送信信号)を受信信号B(給電受信装置100の受信信号)と言及する場合もある。給電受信装置100に受信された受信信号Bは、サーキュレータ部14の第2端子から入力され、第3端子から出力され、合成部10に入力される。
一方、給電部4よりのサーキュレータ部14の第1端子に入力された全ての給電信号Aは、理想的には、第1端子に入力され、第2端子から出力されることが望ましい。しかし、第1端子と第3端子との分離度(アイソレーション)は無限大にはならない。よって、現実的には、給電信号は第1端子から第3端子側にわずかではあるが漏れてしまう。以下、この漏れた信号を漏洩信号と言う。
また、上述の通り、給電信号Aはアンテナ16で無線端末200に対して送信される。理想的には、全ての給電信号Aがアンテナ16から送信されることが望ましいが、現実的には、アンテナ16の不整合などにより、給電信号Aの一部がアンテナ16で反射され、サーキュレータ部14の第2端子に入力されてしまう。以下、この反射された信号を反射信号と言う。
漏洩信号、反射信号は給電信号Aの一部であるため、漏洩信号、反射信号の周波数帯は給電信号Aの周波数帯と同じFである。漏洩信号、反射信号の周波数帯Fと受信信号Bの周波数帯Fとが同一であるため、漏洩信号や反射信号は、受信信号Bに干渉してしまう。
しかも、一般に受信信号Bの電力レベルは小さいため、漏洩信号や反射信号が、受信信号Bに干渉してしまうと、受信部12は、高品質な受信信号Bを受信できず、無線端末200から給電受信装置100への端末送信信号Bによる情報伝送が困難になる。そこで、この実施例1では、以下の方法により、漏洩信号と反射信号のうちどちらか一方を抑圧する。
分配部6は、給電部4よりの給電信号Aの一部を分配して、第1分配信号を生成する(ステップS16)。第1分配信号は第1調整部8に入力される。ここで、図3は第1調整部8の機能構成例を示した図である。第1調整部8は、例えば、振幅調整手段82、位相調整手段84、遅延手段86とで構成される。ここでは、漏洩信号を抑圧することを考える。振幅調整手段82は、合成部10の出力において第1分配信号の振幅を、漏洩信号の振幅と同一にする。位相調整手段84は、合成部10の出力において振幅調整手段よりの信号の位相を、漏洩信号の位相と逆相にする。遅延手段86は、合成部10の出力において位相調整手段84よりの信号と、漏洩信号との遅延時間差をなくす。このようにして、第1調整部8は、第1の分配信号の振幅と位相を調整して(ステップS18)、合成部10の出力において漏洩信号と同振幅逆位相の信号を生成する。また、反射信号を抑圧する場合は、同じ手法により、第1調整部8が、第1分配信号の位相と振幅を調整して、合成部10の出力において反射信号と同振幅逆位相の信号を生成すればよい。
第1調整部8よりの信号は合成部10に入力され、サーキュレータ部14の第3端子よりの信号も合成部10に入力される。合成部10は、第1調整部8よりの信号と、サーキュレータ部14の第3端子よりの信号と、を合成する(ステップS20)。上述の通り、第1調整部8で、合成部10の出力において漏洩信号または反射信号のうちどちらか一方の信号と同振幅逆位相の信号が生成されているので、合成部10の合成で、漏洩信号または反射信号のうちどちらか一方を抑圧できる。従って、漏洩信号または反射信号のうち電力が強い方の信号と同振幅逆位相の信号を第1調整部8で生成することが望ましい。受信部12は合成部10よりの受信信号Bを受信する(ステップS22)。
図4に給電受信装置100において、給電信号Aの周波数帯Fと受信信号Bの周波数帯F1とが1.95GHz〜2.05GHzである場合の漏洩信号の抑圧量を示す。横軸が周波数Fの値であり、縦軸が漏洩信号の抑圧量(単位はdB)である。図4より、F1が2GHz近辺であると、100dB以上の抑圧が可能であることが分かる。ここで、サーキュレータ部14の周波数特性を考慮していない。受信信号Bとして、狭帯域の信号を用いるほど、抑圧量が大きく、有効である。
このように、給電信号Aの周波数帯と受信信号Bの周波数帯とを同一にしても、分配部6、第1調整部8、合成部10が、漏洩信号、反射信号のうちどちらかを抑圧して、漏洩信号の受信信号Bへの干渉、もしくは、反射信号の受信信号Bへの干渉を防ぐことが出来る。その結果、受信部12は高品質な受信信号Bを受信できる。また、アンテナ16などの構成部を給電信号Aの送信と受信信号Bの受信に共用できるので、装置の大型化を避けることができる。
給電受信装置100の給電部4が給電信号Aを生成し、無線端末200に送信する。そして、無線端末200が給電信号Aを受信し整流部254が直流電力に変換し、直流電力を無線端末の各部分に供給する。従って、給電受信装置、無線端末ともに小規模にでき、給電受信装置は無線端末に給電できる。
[変形例]
次に、実施例1の変形例として、無線端末200が蓄電部258を有していない場合を説明する。図5に変形例1の給電受信装置100と無線端末230の機能構成例を示し、図6に主な処理の流れを示す。無線端末230は、蓄電部258を有していない点、整流部254が端末送信部260に変換された直流電力を供給する点、が無線端末200と異なる。また処理の流れ(図6参照)では、図2と比較すると、蓄電部258が蓄電するステップ(ステップS10)の代わりに、整流部254が直流電力を少なくとも端末送信部260に供給するステップ(ステップS11)を有する。
給電部4が給電信号Aを生成するステップ(ステップS2)と、アンテナ16が給電信号Aを無線端末200に送信するステップ(ステップS4)と、をまとめて給電信号送信過程(ステップS30)とする。端末アンテナ252が給電信号Aを受信するステップ(ステップS6)と、整流部254が給電信号Aを直流電力に変換するステップ(ステップS8)と、整流部254が端末送信部260等に直流電力を供給するステップ(ステップS11)と、をまとめて給電過程(ステップS32)とする。端末送信部260が端末送信信号Bを生成するステップ(ステップS12)と、端末アンテナ252が端末送信信号Bを送信するステップ(ステップS14)と、をまとめて送信信号送信過程(S34)とする。分配部6が第1分配信号を生成するステップ(ステップS16)と、第1調整部8が第1分配信号の位相と振幅を調整するステップ(ステップS18)と、合成部10が調整された第1分配信号と送信信号を合成するステップ(ステップS20)と、受信部12が合成部10よりの信号を受信するステップ(ステップS22)と、をまとめて送信信号受信過程(ステップS36)とする。
無線端末200が蓄電部258を有していない場合は、図6に示すように、給電信号送信過程(ステップS30)、給電過程(ステップS32)、送信信号送信過程(ステップS34)、送信信号受信過程(ステップS36)の順番で各過程が開始する。つまり、ステップS4の処理終了後、ステップS6の処理が開始される。ステップS11の終了後、ステップS12の処理が開始される。ステップS14の処理の終了後、ステップS16の処理が開始される。また、ステップS30とステップS32の順番で行い、ステップS30とステップS32とをまとめた過程を給電信号送受信過程(ステップS40)とし、ステップS34とステップS36の順番で、ステップS34とステップS36とをまとめた過程を送信信号送受信過程(ステップS42)とする(図6参照)。一通りの過程が終了した後は、ステップ40とステップS42とは独立して、行われる。
図7は、実施例2の給電受信装置300の機能構成例を示した図である。給電受信装置300は、移相部18をアンテナ16とサーキュレータ部14との間に有する点が給電受信装置100と異なる。移相部18は、サーキュレータ部の第3端子において反射信号の位相を漏洩信号の位相と逆相または同相にする。実施例1で説明した給電受信装置100では、反射信号、漏洩信号のうち抑圧されない方の信号と、受信信号Bと、が干渉してしまう。本実施例では、移相部18を設けることで、反射信号、漏洩信号の両方を抑圧できる。
移相部18が、反射信号の位相を漏洩信号の位相と逆相にした場合は、サーキュレータ部14の第3端子からは逆相にされた反射信号と漏洩信号とが合成された信号が出力される。第1調整部8は、第1分配信号の振幅と位相を調整して、合成部12の出力において逆相にされた反射信号と漏洩信号との合成信号と同振幅逆位相の信号を生成する。合成部10でこれらの信号が合成される。
移相部18が、反射信号の位相を漏洩信号の位相と同相にした場合は、サーキュレータ部14の第3端子からは同相にされた反射信号と漏洩信号とが合成された信号が出力される。第1調整部8は、第1分配信号の振幅と位相を調整して、合成部12の出力において同相にされた反射信号と漏洩信号との合成信号と同振幅逆位相の信号を生成する。合成部10でこれらの信号が合成される。
このように、移相部18を設けることで、反射信号、漏洩信号の両方を抑圧できる。従って、実施例1と比較して、受信部12はより高品質な受信信号を受信できる。
図8は、実施例3の給電受信装置400の機能構成例を示した図である。給電受信装置400は、第2調整部20を第1調整部8と並列的に、分配部6と合成部10との間に有する点が給電受信装置100と異なる。この場合、分配部6は、給電信号Aの一部を分配して、上述した第1分配信号の他、第2分配信号をも生成する。分配部6の分配比は任意である。第1分配信号は第1調整部8に入力され、第2分配信号は第2調整部20に入力される。第1調整部8は、第1分配信号の振幅、位相を、合成器12の出力において漏洩信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する。第2調整部20は、第2分配信号の振幅、位相を、合成器12の出力において反射信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する。つまり第1調整部8は、漏洩信号を抑圧するための信号を生成し、第2調整部20は、反射信号を抑圧するための信号を生成する。第2調整部20の機能構成例は第1調整部8の機能構成例(図3参照)と同様である。また、第1調整部8が、第1分配信号の振幅、位相を、反射信号と同じ振幅かつ逆位相に調整し、第2調整部20が、第2分配信号の振幅、位相を、漏洩信号と同じ振幅かつ逆位相に調整してもよい。
合成部10には、サーキュレータ部14の第3端子からの受信信号Bと、漏洩信号と、反射信号と、第1調整部8から漏洩信号を抑圧するための信号と、第2調整部20から反射信号を抑圧するための信号と、がそれぞれ入力される。合成部10は、これらの信号を全て合成し、漏洩信号、反射信号をそれぞれ抑圧できる。従って、受信部12は、高品質な受信信号Bを受信できる。
このように、漏洩信号を抑圧するための信号を生成する第1調整部8、反射信号を抑圧するための信号を生成する第2調整部20を設けて、漏洩信号、反射信号を別々に抑圧することもできる。このようにしても、実施例2と同様の効果を得ることができる。
図9は実施例4の給電受信装置500の機能構成例と無線端末250の機能構成例を示した図であり、図10−1、図10−2は実施例4の主な処理の流れを示したフローチャートである。給電受信装置500は、送信部26とデュプレクサ23を有する点が給電受信装置100と異なり、無線端末250は、端末受信部262と端末デュプレクサ223を有する点が無線端末200と異なる。
実施例1〜3で説明した給電受信装置および無線端末では、無線端末から給電受信装置へ情報を送信する回線しかない。しかし、通常、給電受信装置から無線端末へ情報を送信する。この実施例4で説明する給電受信装置500と無線端末250との間で、情報を交互に送信できる。
送信部26は、無線端末250に情報を送信するための給電受信装置送信信号Cを生成する(図10−2記載のステップS24)。給電受信装置送信信号Cの周波数帯Fは、端末送信信号Bの周波数帯Fと異なる。ここで、例えば、周波数帯Fと周波数帯Fとが隣接している場合、アンテナ16の共用が容易である。しかし、この場合、端末送信信号B(受信信号B)と給電受信装置送信信号Cとが干渉しやすくなる。そこで、アンテナ16は、デュプレクサ23を介して接続され、端末アンテナ252は、端末デュプレクサ223を介して接続される。デュプレクサ23、第1フィルタ22、第2フィルタ24とで構成され、端末デュプレクサ223は、第1フィルタ222、第2フィルタ224とで構成される。第1フィルタ22、222は周波数帯Fの信号のみを通過させ、つまり、給電信号Aおよび端末送信信号B(受信信号B)のみを通過させる。第2フィルタ24、224は周波数帯Fの信号のみを通過させ、つまり、給電受信装置送信信号Cのみを通過させる。
サーキュレータ部14の第2端子よりの給電信号Aは、第1フィルタ22を経由して、アンテナ16に入力される。送信部26よりの給電受信装置送信信号Cは、第2フィルタ24を経由して、アンテナ16に入力される。給電信号Aおよび給電受信装置送信信号Cはアンテナ16から無線端末250に送信される(ステップS26)。
給電信号Aおよび給電受信装置送信信号Cは、無線端末250の端末アンテナ252で受信されると(ステップS28)、給電信号Aおよび給電受信装置送信信号Cは、端末デュプレクサ223に入力される。上述の通り、第2フィルタ224は、給電受信装置送信信号Cのみを通過させるので、給電受信装置送信信号Cは端末受信部262に入力される(ステップS29)。また、第1フィルタ222は、給電信号Aのみを通過させるので、給電信号Aは端末サーキュレータ部256に入力される。
また、給電受信装置500が受信した受信信号Bは、第2フィルタ24は通過できず、第1フィルタ22を通過するので、受信信号Bは送信部26に入力されず、サーキュレータ部14に入力される。
このように、給電受信装置500が送信部26を有し、無線端末250が端末受信部262を有することで、給電受信装置500と無線端末250間で、情報を相互に送受信できる。また、給電受信装置500よりの給電受信装置送信信号Cの周波数帯Fと無線端末250よりの端末送信信号Bとの周波数帯Fとが隣接している場合、給電受信装置500および無線端末250がデュプレクサを有することで、端末送信信号B(受信信号B)と給電受信装置送信信号Cとの干渉を防ぐことが出来る。図10−2記載のように、ステップS24、ステップS26を給電受信装置送信信号送信過程(ステップS38)とし、ステップS28、ステップS29を給電受信装置送信信号受信過程(ステップS40)とすると、給電信号送信過程(ステップS30)、給電過程(ステップS32)と、端末送信信号送信過程(ステップS34)、端末送信信号受信過程(ステップS36)と、給電受信装置送信信号送信過程(ステップS38)、給電受信装置送信信号受信過程(ステップS40)とが並列に行われる。
なお、実施例2で説明した移相部18や実施例3で説明した第2調整部20を給電受信装置内に設ければ、漏洩信号や反射信号を抑圧して、給電受信装置500は高品質な受信信号Bを受信できる。
図11は実施例5の給電受信装置600の機能構成例を示した図であり、図12は給電受信装置600の主な処理の流れを示した図である。給電受信装置600は、給電信号Aが広帯域信号の場合に、有効である。給電受信装置600は給電部4、第1分配部6、第2分配部27、サーキュレータ部14、アンテナ16、第1調整部28、第2調整部30、第3調整部44、第1方向性結合部32、第2方向性結合部34、第3方向性結合部38、受信部12、終端部36、終端部37を有する。また、必要に応じて、第1モニタ40、第2モニタ41、第3モニタ42を有してもよい。また、広帯域な給電信号Aとして、図13に示す2波モデルで説明する。低域側の周波数をfとし、高域側の周波数をfとし、帯域幅をΔfとする。実施例1〜4と同様に、給電信号Aの周波数帯と端末送信信号Bの周波数帯は同じであるかまたは、一部帯域が重畳する。
第1方向性結合部32は第1出力手段E1、第2出力手段E2を有し、第2方向性結合部34は第3出力手段E3、第4出力手段E4を有し、第3方向性結合部38は第5出力手段E5、第6出力手段E6を有する。
給電部4で給電信号Aが生成されると(ステップS50)、給電信号Aは第1分配部6に入力される。第1分配部6は給電信号Aの一部を分配して、第1分配信号を生成する(ステップS52)。第1分配信号は第2分配部27に入力される。第2分配部27は、第1分配信号を第2分配信号と第3分配信号とに分配する(ステップS54)。分配比率は任意である。第2分配信号は第1調整部28に入力され、第3分配信号は第2調整部30に入力される。
第1方向性結合部32は、第1調整部28からの出力信号と、サーキュレータ部14の第3端子からの出力信号と、を入力信号とする。例えば、ユーザが第1モニタ40を見て、第1方向性結合部32の第1出力手段E1から出力される給電信号の周波数f成分の電力が最小になるように、第1調整部28は、第2分配信号の位相と振幅を調整する(ステップS56)。第1出力手段E1から出力される信号は第3方向性結合部38に入力される。第2出力手段E2から出力される信号は第2方向性結合部34に入力される。
第2方向性結合部34は、第2調整部30からの出力信号と、第2出力手段E2からの出力信号と、を入力信号とする。例えば、ユーザが第2モニタ41を見て、第2方向性結合部34の第3出力手段E3から出力される給電信号(以下、「第3出力手段信号」という。)の周波数f成分の電力が最小になるように、第2調整部30は、第3分配信号の位相と振幅を調整する(ステップS58)。第3出力手段信号は第3調整部44に入力される。第4出力手段から出力される信号は終端部36に入力され、当該信号は終端される。
第3方向性結合部38は、第3調整部44からの出力信号と第1方向性結合部32の第1出力手段E1からの出力信号とを入力信号とする。例えば、ユーザが第3モニタ42を見て、第3方向性結合部38の第5出力手段E5から出力される給電信号の周波数f成分の電力が最小になるように、第3調整部44は、第3出力手段信号の位相と振幅を調整する(ステップS60)。受信部12は、第5出力手段E5から出力された信号を受信する(ステップS62)。第6出力手段E6から出力される信号は終端部37に入力され、当該信号は終端される。このようにして、給電信号Aが広帯域信号であり、2つの周波数を有する場合であっても、効率よく給電信号Aを抑圧できる。
無線端末よりの受信信号Bは、サーキュレータ部14を経て、第1方向性結合部32に入力され、第1出力手段E1から出力される。そして、受信信号Bは、第3方向性結合部38に入力され、第5出力手段E5から出力され、受信部12で受信される。従って、第1方向性結合部32の分配比は、サーキュレータ部14の第3端子から入力された受信信号Bが、第1出力手段E1に出力される分配を大きくするように調整し、第3方向性結合部38の分配比は、第1出力手段E1から入力された受信信号Bが第5出力手段E5に出力される分配を大きくするように調整することが好ましい。また、第1方向性結合部32、第2方向性結合部34、第3方向性結合部38の分配比はそれぞれ異なっても良い。以上の説明では、低域側の周波数をfとし、高域側の周波数をfとしたが、高域側の周波数をfとし、低域側の周波数をfとしても実施できる。
図14に給電受信装置600による漏洩信号の抑圧量を示す。横幅がΔfの値であり、縦軸が漏洩信号を40dB以上抑圧できた帯域幅である。図14に示すように、Δfを5、10、15MHzとした場合、漏洩信号を40dB以上抑圧できた帯域幅はそれぞれ10、15、20MHzである。ある漏洩電力抑圧量を達成できる帯域幅はΔfが大きければ大きいほど、大きくなることが分かる。
給電受信装置600のような構成にすることで、給電信号A、つまり漏洩信号がΔfの帯域幅をもつ広帯域信号であっても、効率よく、漏洩信号を抑圧できる。
実施例1〜5では、1つの給電受信装置と1つの無線端末との通信システムについて説明した。この実施例6では、N(Nは2以上の整数)個の前記給電受信装置とN個の前記無線端末との通信システムについて説明する。この場合は、端末送信信号Bの周波数帯がN個(F〜F)ある。図15に実施例6の給電受信装置700−n(n=1、...、N)と無線端末800−nの機能構成例を示す。給電受信装置700−nは、第1フィルタ22−nをアンテナ16−nとサーキュレータ部14−nとの間に有する点が給電受信装置100と異なる。無線端末800−nは、第1フィルタ222−nを端末アンテナ252−nと端末サーキュレータ部256−nとの間に有する。給電受信装置700−nが送信する給電信号A−nの周波数帯と無線端末800−nが送信する端末送信信号B−nの周波数帯をFとする。
給電受信装置700−nに設けられたサーキュレータ部14−nは、給電信号A−nと同じ周波数帯である周波数帯Fの信号は通過させ、それ以外の周波数帯の信号は反射させる機能を有する。しかし、その反射量が十分でない場合は、他の周波数帯の信号が受信部12−nに入力される恐れがある。そこで、給電受信装置に第1フィルタ22−nを設ければよい。第1フィルタ22−nは周波数帯Fの信号のみを通過させるフィルタである。第1フィルタ22−nを設けることで、給電受信装置700−nは、給電信号A−nと同じ周波数帯である周波数帯Fの受信信号B−nのみを受信することができる。その結果、他の周波数帯の信号と干渉することはない。
なお、実施例2で説明した移相部18や実施例3で説明した第2調整部20を給電受信装置700−n内に設ければ、漏洩信号や反射信号を抑圧して、高品質な受信信号Bを受信できる。また、図16に示すように実施例4で説明した送信部26−nとデュプレクサ23−nを給電受信装置700−n内に設け、(以下、給電受信装置700’−nという)端末受信部262−nと端末デュプレクサ223−nを無線端末800−n内に設けることもできる(以下、無線端末800’−nという)。このような構成にすることで、給電受信装置700’−nから無線端末800’−nに給電受信装置送信信号C−nを送信できる。給電受信装置送信信号C−nの周波数帯はFanとし、FanはFと異なる。給電受信装置700’−n内にデュプレクサ23−nを設けることで、端末送信信号B−nと給電受信装置送信信号C−nとの干渉を防ぐことが出来る。無線端末800’−nに端末デュプレクサ223−nを設けることで、給電信号A−nと給電受信装置送信信号C−nとの干渉を防ぐことが出来る。給電信号Aが広帯域信号の場合は、給電受信装置を実施例5の構成にすることで、効率よく漏洩信号を抑圧できる。
[変形例1]
次に実施例6の変形例1を説明する。変形例1の無線端末はマルチバンド端末である。この実施例6の変形例1では、N(Nは2以上の整数)個の給電受信装置700−n(n=1、...、N)、M(Mは1以上の整数)個の無線端末800−mに対応する無線端末900−m(m=1、...、M)との通信システムについて説明する。図17に変形例1の給電受信装置700−nと無線端末900−mの機能構成例を示す。無線端末900−mは複数の端末送信器215−mn、端末直流合成部204−m、蓄電部206−mを有する。端末送信器215−mnは、端末アンテナ252−mn、端末サーキュレータ部256−mn、端末送信部260−mn、整流部254−mn、第1フィルタ222−mnを有する。無線端末900−mは複数の周波数帯の端末送信信号B−mnを送信できる。
端末送信部260−mnは端末アンテナ252−mnに、給電受信装置700−nの給電信号A−mnと同じ周波数帯Fの端末送信信号B−mnを供給する。整流部254−mnは交流信号を直流電力に変換する。変換された直流電力は、それぞれ端末直流合成部204−mに入力される。端末直流合成部204−mはこれらの直流電力を合成する。合成された直流電力は、蓄電部206−mで蓄電される。蓄電部206−mを有していない場合は、端末直流合成部204−mが、端末送信器215−mnなどに直流電力を供給する。
給電受信装置700−n内に第1フィルタ22−nを設けているので、給電信号A−nと同じ周波数帯Fである端末送信信号B−mnのみを受信できる。その結果、他の周波数帯の信号と干渉することはない。
また、給電受信装置700−nから、無線端末900−mに給電受信装置送信信号Cを送信する場合は、図18に示すように、給電受信装置700−nをそれぞれ給電受信装置700’−n(変形例1で説明)に代え、無線端末900−mの各々の端末送受信器215−mnに、端末デュプレクサ223−mn、端末受信部262−mnを設け(図18では、無線端末900’―mと記載)、実施例4で説明したように接続すればよい。
[変形例2]
図19に実施例6の変形例2の給電受信装置700−nと無線端末800−nに対応する無線端末1000−mの機能構成例を示す。この実施例6の変形例2では、N(Nは1以上の整数)個の給電受信装置700−nとM(Mは2以上の整数)個の無線端末1000−mとの通信システムについて説明する。無線端末1000−mは、複数の端末送信器211−nm、端末交流合成部204−n、整流部208−n、とを有し、必要に応じて蓄電部206−n、とを有する。端末送信器211−nmは、端末アンテナ252−nm、端末サーキュレータ部256−nm、端末送信部260−nm、移相部210−nmを有する。また第1フィルタ222−nmを有する。複数の端末送信器211−nmは同一の周波数帯の送信信号を生成し、送信する。
移相部210−nmは、整流部208−nで変換される直流電力が最も大きくなるように、端末サーキュレータ部256−nmの第3端子よりの交流信号の位相を調整する。端末交流合成部204−nは、移相部210−nmからの全ての出力信号を合成する。整流部208−nは端末交流合成部204から出力された交流信号を直流電力に変換する。このように位相を調整した上で、合成すれば、効率よく直流電力が得ることができる。変換された直流電力は、蓄電部206−nに蓄電される。蓄電部206−nを有していない場合は、整流部208−nが、端末送信器211−nmなどに直流電力を供給する。
給電受信装置700−n内に第1フィルタ22−nを設けているので、給電信号A−nと同じ周波数帯Fである送信信号のみを受信できる。その結果、他の周波数帯の信号と干渉することはない。
また、給電受信装置700−nから、無線端末1000−mに送信信号を送信する場合は、図20に示すように、給電受信装置700−nをそれぞれ給電受信装置700’−nとし、端末送信器215−nmの少なくとも1つに、端末デュプレクサ223−nm、端末受信部262−nmを設け、実施例4で説明したように、接続すればよい。
[変形例3]
図21に実施例6の変形例3の機能構成例を示す。図21は、実施例6の給電受信装置700−mが基地局の役割を果たし、無線端末800−nが移動端末の役割を果たした場合のセルラーシステムの1セルを示した図である。このように、基地局同士で端末送信信号B−n(n=1、...N)が干渉しなければ、全ての端末送信信号B−nの周波数帯を同一の周波数帯を用いることができ、周波数の有効利用を図ることができる。
[変形例4]
実施例6およびその変形例1および変形例2に示したように、同一の周波数を用いる無線端末が複数存在する場合には、各無線端末に割り当てられたコードによって、情報(端末送信信号B)を変調し、同一周波数で空間多重して、給電受信装置へ伝送することも可能である。例えば、CDMA方式を採用すれば、各々の無線端末が、給電受信装置から送信された同一周波数の給電信号Aを受信して、蓄電できる。
実施例1の給電受信装置100と無線端末200の機能構成例を示した図。 実施例1の主な処理の流れを示したフローチャート。 第1調整部8の機能構成例を示した図。 給電受信装置100の漏洩信号の抑圧量を示した図。 実施例1の変形例の給電受信装置100と無線端末230の機能構成例を示した図。 変形例1の主な処理の流れを示したフローチャート。 実施例2の給電受信装置300の機能構成例を示した図。 実施例3の給電受信装置400の機能構成例を示した図。 実施例4の給電受信装置500と無線端末250の機能構成例を示した図。 実施例4の主な処理の流れを示したフローチャート。 実施例4の主な処理の流れを示したフローチャート。 実施例5の給電受信装置600の機能構成例を示した図。 給電受信装置600の主な処理の流れを示したフローチャート。 給電信号Aが広帯域信号である場合に給電信号Aを模式的に示した図。 給電受信装置600により、40dB以上の漏洩信号を抑圧できた帯域幅を示した図。 実施例6の給電受信装置700−nと無線端末800−nの機能構成例を示した図。 実施例6の給電受信装置700’−nと無線端末800’−nの機能構成例を示した図。 変形例1の給電受信装置700−nと無線端末900−nの機能構成例を示した図。 変形例1の給電受信装置700’−nと無線端末900’−nの機能構成例を示した図。 変形例2の給電受信装置700−nと無線端末1000−nの機能構成例を示した図。 変形例2の給電受信装置700’−nと無線端末1000’−nの機能構成例を示した図。 変形例3の給電受信装置700と無線端末800−nの機能構成例を示した図。

Claims (15)

  1. アンテナと、
    受信信号の周波数帯と同一の周波数帯の給電信号を生成し、前記アンテナに供給する給電部と、
    前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成する分配部と、
    3つの端子を具備し、第1端子が前記分配部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部と、
    前記第1分配信号の振幅と位相を調整する第1調整部と、
    前記サーキュレータ部の第3端子よりの信号と前記第1調整部よりの信号とを合成し、出力する合成部と、
    前記合成部よりの信号を受信する受信部と、
    を有し、
    前記第1調整部は、前記合成部出力における前記第1分配信号の振幅を前記サーキュレータ部の第1端子から第3端子に漏れた給電信号(以下、「漏洩信号」という。)または前記アンテナで反射された給電信号(以下、「反射信号」という。)の振幅と同一にし、位相を、前記漏洩信号または前記反射信号の位相と逆相にすることを特徴とする給電受信装置。
  2. 請求項1記載の給電受信装置であって、
    前記アンテナと前記サーキュレータ部との間に移相部も有し、
    前記移相部は、前記サーキュレータ部の第3端子において、前記反射信号の位相を前記漏洩信号の位相と逆相または同相にするものであり、
    前記第1調整部は、前記合成部出力における前記第1分配信号を、前記漏洩信号と前記反射信号が合成された信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する
    ことを特徴とする給電受信装置。
  3. 請求項1記載の給電受信装置であって、
    前記分配部は、前記給電信号を分配して第2分配信号も生成するものであり、
    前記分配部と前記合成部との間に、第2調整部も有し、
    前記第1調整部は、前記合成部出力において、前記第1分配信号を、前記漏洩信号と同じ振幅かつ逆位相に調整し、
    前記第2調整部は、前記合成部出力において、前記第2分配信号を、前記反射信号と同じ振幅かつ逆位相に調整する
    ことを特徴とする給電受信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の給電受信装置であって、
    前記アンテナと前記サーキュレータ部との間に第1フィルタも有し、
    前記第1フィルタは、受信信号の周波数帯の信号のみを通過させる
    ことを特徴とする給電受信装置。
  5. 請求項4記載の給電受信装置であって、
    前記受信信号と異なる周波数帯の給電受信装置送信信号を生成する送信部と、
    前記アンテナと前記送信部との間に、前記給電受信装置送信信号の周波数帯の信号のみを通過させる第2フィルタと、
    を有していることを特徴とする給電受信装置。
  6. アンテナと、
    受信信号と同じ周波数帯の2つの周波数f、fの給電信号を生成し、前記アンテナに供給する給電部と、
    前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成する第1分配部と、
    前記第1分配信号を第2分配信号と第3分配信号とに分配する第2分配部と、
    3つの端子を具備し、第1端子が前記第1分配部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部と、
    前記第2分配信号の振幅と位相を調整する第1調整部と、
    前記第3分配信号の振幅と位相を調整する第2調整部と、
    前記第1調整部からの出力信号と前記サーキュレータ部の第3端子からの出力信号とを入力信号とし、第1出力手段と第2出力手段とを有する第1方向性結合部と、
    前記第2調整部からの出力信号と前記第2出力手段からの出力される信号とを入力信号とし、第3出力手段と第4出力手段とを有する第2方向性結合部と、
    前記第3出力手段から出力される信号の振幅と位相を調整する第3調整部と、
    前記第3調整部からの出力信号と前記第1方向性結合部の第1出力手段からの出力信号とを入力信号とし、第5出力手段と第6出力手段とを有する第3方向性結合部と、
    前記第5出力手段から出力される信号を受信する受信部を備え、
    前記第1調整部は、前記第1出力手段から出力される給電信号の周波数f成分の電力が最小になるように、第2分配信号の位相と振幅を調整し、
    前記第2調整部は、前記第3出力手段から出力される給電信号の周波数f成分の電力が最小になるように、第3分配信号の位相と振幅を調整し、
    前記第3調整部は、前記第5出力手段から出力される給電信号の周波数f成分の電力が最小になるように、前記第3出力手段から出力される第3出力手段信号の位相と振幅を調整する、
    ことを特徴とする給電受信装置。
  7. 請求項1〜4、6のいずれかに記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の受信信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    を備える通信システム。
  8. 請求項5記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の受信信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号を受信する端末受信部と、
    前記端末アンテナと前記端末サーキュレータ部との間に、前記給電信号の周波数帯の信号のみを通過させる第1フィルタと、
    前記端末アンテナと前記端末受信部との間に、前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号の周波数帯の信号のみを通過させる第2フィルタと、を備える通信システム。
  9. 1以上の請求項1〜4、6のいずれかに記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    複数の端末送信器と、
    前記端末送信器から出力される直流電力を合成し、出力する端末直流合成部と、
    を備えており、
    それぞれの前記端末送信器は、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の給電信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    を備える通信システム。
  10. 1以上の請求項5に記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    複数の端末送受信器と、
    前記端末送受信器から出力される直流電力を合成し、出力する端末直流合成部と、
    を備えており、
    それぞれの前記端末送受信器は、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の受信信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号を受信する端末受信部と、
    前記端末アンテナと前記端末サーキュレータ部との間に、前記給電信号の周波数帯の信号のみを通過させる第1フィルタと、
    前記端末アンテナと前記端末受信部との間に、前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号の周波数帯の信号のみを通過させる第2フィルタと、
    を備える通信システム。
  11. 1以上の請求項1〜4、6のいずれかに記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    複数の端末送信器と、
    前記端末送信器から出力される交流信号を合成し、出力する端末交流合成部と、
    前記端末交流合成器から出力される交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    を備えており、
    それぞれの前記端末送信器は、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の給電信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    前記整流部で変換される直流電力が最大となるように、前記端末送信器から出力される交流信号の位相を調整する移相部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記移相部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    を備える通信システム。
  12. 1以上の請求項5に記載の給電受信装置と、無線端末を備え、
    前記無線端末が、
    複数の端末送受信器と、
    前記端末送信器から出力される交流信号を合成し、出力する端末交流合成部と、
    前記端末交流合成器から出力される交流信号を直流電力に変換する整流部と、
    を備えており、
    それぞれの前記端末送受信器は、
    端末アンテナと、
    前記端末アンテナに、前記給電受信装置の給電信号と同じ周波数帯の端末送信信号を供給する端末送信部と、
    前記整流部で変換される直流電力が最大となるように、前記端末送受信器から出力される交流信号の位相を調整する移相部と、
    第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が前記移相部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、
    前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号を受信する端末受信部と、
    前記端末アンテナと前記端末サーキュレータ部との間に、前記給電信号の周波数帯の信号のみを通過させる第1フィルタと、
    前記端末アンテナと前記端末受信部との間に、前記給電受信装置よりの給電受信装置送信信号の周波数帯の信号のみを通過させる第2フィルタと、
    を備える通信システム。
  13. アンテナと、給電部と、分配部と、第1調整部と、合成部と、受信部と、3つの端子を具備し、第1端子が前記分配部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第第3端子が、前記合成部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部と、を備える給電受信装置を制御する給電受信方法であって、
    前記給電部が、受信信号の周波数帯と同一の周波数帯の給電信号を生成し、前記アンテナに供給する給電過程と、
    前記分配部が、前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成する分配過程と、
    前記第1調整部が、前記合成部出力における、前記第1分配信号の振幅と位相をそれぞれ、前記合成部出力における、前記サーキュレータ部の第1端子から第3端子に漏れた給電信号(以下、「漏洩信号」という。)または前記アンテナで反射された給電信号(以下、「反射信号」という。)の振幅と同一、前記漏洩信号または前記反射信号の位相と逆相とする第1調整過程と、
    前記合成部が、前記サーキュレータ部の第3端子よりの信号と前記第1調整部よりの信号とを合成し、出力する合成過程と、
    前記受信部が、前記合成部よりの信号を受信する受信過程と、
    を有する給電受信方法。
  14. アンテナと、給電部と、分配部と、第1調整部と、合成部と、受信部と、第1端子が前記分配部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が、前記合成部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部と、を備える給電受信装置と、
    端末アンテナと、端末送信部と、整流部と、第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記端末アンテナ側に接続され、第3端子が整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、を備える無線端末と、
    を用いた通信システムを制御する通信方法であって、
    前記給電部が、給電信号を生成し、給電受信装置のアンテナに供給するステップと、
    前記アンテナから、無線端末に前記給電信号を送信するステップと、
    前記端末アンテナに、前記給電信号を受信するステップと、
    前記整流部が、前記給電信号を直流電力に変換するステップと、
    前記端末送信部が、前記給電信号の周波数帯と同一の周波数帯の端末送信信号を生成し、端末アンテナに供給するステップと、
    前記端末アンテナから、前記端末送信信号を前記給電受信装置に送信するステップと、
    前記分配部が、前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成するステップと、
    前記第1調整部が、前記合成器出力における、前記第1分配信号の振幅と位相をそれぞれ、前記合成部出力における、前記サーキュレータ部の第1端子から第3端子に漏れた給電信号(以下、「漏洩信号」という。)または前記アンテナで反射された給電信号(以下、「反射信号」という。)の振幅と同一、前記漏洩信号または前記反射信号の位相と逆相にするステップと、
    前記合成部が、前記サーキュレータ部の第3端子よりの信号と前記第1調整部よりの信号とを合成し、出力するステップと、
    前記受信部が、前記合成部よりの信号を受信するステップと、を有することを特徴とする通信方法。
  15. アンテナと、給電部と、分配部と、第1調整部と、合成部と、受信部、送信部と、第1端子が前記分配部側に接続され、第2端子が前記アンテナ側に接続され、第3端子が、前記合成部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力するサーキュレータ部と、を備える給電受信装置と、
    端末アンテナと、端末送信部と、整流部と、第1端子が前記端末送信部側に接続され、第2端子が前記端末アンテナ側に接続され、第3端子が整流部側に接続され、第1端子からの入力は第2端子に出力し、第2端子からの入力は第3端子に出力する端末サーキュレータ部と、端末受信部を備える無線端末と、
    を用いた通信システムを制御する通信方法であって、
    給電信号送信過程と、給電過程と、端末送信信号送信過程と、端末送信信号受信過程と、給電受信装置送信信号送信過程と、給電受信装置送信信号受信過程と、を有し、
    前記給電信号送信過程は、
    前記給電部が、給電信号を生成し、給電受信装置のアンテナに供給するステップと、
    前記アンテナから、無線端末に前記給電信号を送信するステップと、を有し
    前記給電過程は、
    前記端末アンテナに、前記給電信号を受信するステップと、
    前記整流部が、前記給電信号を直流電力に変換し、当該直流電力を少なくとも前記端末送信部に供給するステップと、を有し、
    前記端末送信信号送信過程は、
    前記端末送信部が、前記給電信号の周波数帯と同一の周波数帯の端末送信信号を生成し、端末アンテナに供給するステップと、
    前記端末アンテナから、前記端末送信信号を前記給電受信装置に送信するステップと、を有し、
    前記端末送信信号受信過程は、
    前記分配部が、前記給電信号の一部を分配して第1分配信号を生成するステップと、
    前記第1調整部が、前記合成器出力における、前記第1分配信号の振幅と位相をそれぞれ、前記合成部出力における、前記サーキュレータ部の第1端子から第3端子に漏れた給電信号(以下、「漏洩信号」という。)または前記アンテナで反射された給電信号(以下、「反射信号」という。)の振幅と同一、前記漏洩信号または前記反射信号の位相と逆相にするステップと、
    前記合成部が、前記サーキュレータ部の第3端子よりの信号と前記第1調整部よりの信号とを合成し、出力するステップと、
    前記受信部が、前記合成部よりの信号を受信するステップと、を有し、
    前記給電受信装置送信信号送信過程は、
    前記送信部が、給電受信装置送信信号を生成し、給電受信装置のアンテナに供給するステップと、
    前記アンテナから、無線端末に前記給電受信装置送信信号を送信するステップと、を有し、
    前記給電受信装置送信信号受信過程は、
    前記端末アンテナに給電受信装置送信信号を受信するステップと、前記端末受信部が、前記端末アンテナよりの信号を受信するステップと、を有し、
    前記給電信号送信過程、前記給電過程と、前記端末送信信号送信過程、前記端末送信信号受信過程と、前記給電受信装置送信信号送信過程、前記給電受信装置送信信号受信過程とが並列に行われることを特徴とする通信方法。
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