JP2008294520A - フレーム振り分け方式 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレーム振り分け装置は、フレーム送信先のフレーム転送装置が輻輳を検出したときにフレーム振り分け装置に送信するフロー制御フレームを受信し、フロー制御フレームに含まれる情報に基づいて定量的なフレーム振り分け情報を作成して輻輳していないフレーム転送装置にフレームを振り分ける。
【選択図】 図1
Description
特許文献1では、送信装置内の出力バッファの使用量及びパケット流量を回線毎に監視し、ある閾値を超えた場合に出力先を振り分けている。
特許文献2は、送信装置内の送出データ量を回線毎に監視し、異なる回線が存在しても均一に出力先を振り分けている。
特許文献3では、送信装置内の送受信データ量とエラー回数を監視し、送受信データ量、エラー回数を基に出力先を振り分けている。
特許文献4では、送信装置内を通過するパケットからユーザー数、使用帯域を抽出監視し、さらに送出先のリンク使用率を監視することで、通信品質を均等にするように出力先を振り分けている。
特許文献5では、受信データ量が閾値を超えたときポーズフレーム(フロー制御フレーム)を送信している。
特許文献6では、ポーズパケット(フロー制御フレーム)を受信したときにポーズパケットの内の情報を基に、送出レートを調整している。
その理由は、フレーム振り分け装置内が輻輳する前に、送出先装置において検出した輻輳状態を検出することができるからである。また、転送レートが低下することなく通信することが可能となる。その理由は、送信先装置が輻輳した場合に転送レートを押さえ込むのではなく振り分け先を変更するためである。
[構成の説明]
本発明の構成について図1を参照して詳細に説明する。
本発明の振り分け装置(図1の10)は、受信先装置からのデータフレームを受信する受信部(図1の11)と、送信先装置へデータフレームを送出する送信部(図1の12)と、送信先装置からのフロー制御フレームを監視し、データフレーム解析部(図1の14)に定量的な振り分け制御情報を受け渡すフロー制御フレーム解析部(図1の13)と、受信部にて受信したデータフレームをオペレータなどから設定されたある構成要素単位にグループ化し、フロー制御フレーム解析部からくる振り分け制御情報を用いて、振り分け先を決定するデータフレーム解析部(図1の14)を備えている。
[動作の説明]
次に動作について第1の実施の形態をもとに図1、図2を用いて説明する。
図1では、振り分け先を1〜nとしているが、以下説明では、n=2として説明する。また図2は、本発明を説明するためのフレーム交換ネットワーク図である。図2の10は、本発明のフレーム振り分け装置である(以後、フレーム振り分け装置10と表記)。図2の101、102、103は、転送装置である(以後転送装置101、転送装置102、転送装置103と表記)。図2の200〜203は、端末である(以後、端末200、端末201、端末202、端末203と表記)。図2の300〜303は回線である(以後、回線300、回線301、回線302、回線303と表記)。端末200からデータフレームを端末201向けに送信している。また、端末202からデータフレームを端末203に送信する。
端末200から端末201へのデータフレームは、通常、回線300、回線301を通り、端末201に到着している。このとき、振り分け装置10及び、転送装置103は、特に輻輳は検出していない。そこに端末202から端末203へのデータフレームの転送が開始され、転送装置103が輻輳しだしたとする。ただし、振り分け装置10は、未だ輻輳していない。このとき転送装置103は、フロー制御フレーム、具体的には、ポーズフレームをフレーム振り分け装置10と端末202に送信し、転送装置103へのデータフレーム転送を抑止するよう依頼する。フレーム振り分け装置10は、図1に示す構成となっており、ポーズフレームを送信先装置、すなわち転送装置103から受信するとフロー制御フレーム解析部(図1の13)は、ポーズフレーム内情報である、ポーズ時間をもとに、出力先を振り分けるための制御情報を作成する。
図3は、ポーズフレーム内情報であるポーズ時間をもとに定量的に振り分けるための制御情報を作成した例である。
次にデータフレーム解析部(図1の14)では、フロー制御フレーム解析部(図1の13)からくる振り分けるための制御情報をもとに振り分け時間だけ、振り分け先を切り替える。たとえば、図3を用いると回線300より受信したポーズフレームのフレーム内情報であるポーズ時間が150だった場合は、回線300から回線302に200mS振り分けることになる。
このように送出先装置からくるポーズフレームを監視することで、送信先装置の輻輳を即座に検出し振り分け先を変更することが可能となる。また、端末200から端末201へのデータフレームは、回線302、回線303を通るため、輻輳している転送装置103を使わずに転送装置101を通過する。そのため、端末200と端末201での転送レートが低下しないことになる。
<第二の実施形態>
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。基本的な構成は第一の実施の形態と同じであるが、振り分けるための制御情報にレベル情報を追加し、振り分ける単位を全部ではなく、ある決められた構成要素単位に振り分けている。以下に動作の一例を説明する。
端末200から端末201へのデータフレームは、通常、回線300、回線301を通り、端末201に到着している。この時、振り分け装置10及び、転送装置103は、特に輻輳は検出していない。そこに端末202から端末203へのデータフレームの転送が開始され、転送装置103が輻輳し始めたとする。ただし、振り分け装置10は、未だ輻輳していない。このとき転送装置103は、フロー制御フレーム、具体的には、ポーズフレームをフレーム振り分け装置10と端末202に送信し、転送装置103へのデータフレーム転送を抑止するよう依頼する。フレーム振り分け装置10は、図1に示す構成となっており、ポーズフレームを送信先装置、すなわち転送装置103から受信するとフロー制御フレーム解析部(図1の13)は、ポーズフレーム内情報である、ポーズ時間をもとに、出力先を振り分けるための制御情報を抽出する。
図4は、ポーズフレーム内情報であるポーズ時間をもとに定量的に振り分けるための制御情報を作成した例であり、図3に示した第一実施形態の振り分け制御情報にレベル情報が追加されている。たとえば、回線300より受信したポーズフレーム内のポーズ時間が150だった場合は、回線300から回線302に200mS振り分けることになるが、この時レベルは、Bである。
次にデータフレーム解析部(図1の14)では、構成要素単位にグループ化を実施する。さらにフロー制御フレーム解析部からくる振り分けるための制御情報をもとに振り分け時間だけ、振り分け先を切り替える。切り替える単位は、レベル情報をもとにグループ化した要素単位に切り替える。図5は、フレーム転送装置10を通過するデータフレームから同条件のものをグループ化した例である。
図6は、レベルとグループ化した要素を対応させた例である。例えば、フロー制御フレーム解析部(図1の13)から振り分けるための制御情報として、振り分け先が回線202、振り分け時間が200mS、レベルがBであった場合、図6に示したとおり、グループ番号1と2のデータフレームを回線300から回線302に200mS振り分けることになる。つまり、プロトコルがbかつポート番号がbbとプロトコルがaの構成要素のみデータフレームを回線300から回線302に200mS振り分けることになる。そして、端末200から端末201へのデータフレームは、グループ番号3に属するデータフレーム以外は、回線302、回線303を通るため、輻輳している転送装置103を使わずに転送装置101を通過する。そのため、端末200と端末201での転送レートが極端に低下しないことになる。
<第三の実施形態>
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。基本的な構成は第一の実施の形態と同じであるが、フロー制御フレーム解析部(図1の13)において、フロー制御フレーム内情報ではなく、フロー制御フレームの単位時間あたりの受信レートにより、振り分けるための制御情報を作成している。第一の実施の形態の図3を図7に置き換えることで、同制御が可能となる。
11 受信部
12 送信部
13 フロー制御フレーム解析部
14 データフレーム解析部
101〜103 転送装置
200〜203 端末
300〜303 回線
Claims (4)
- 複数のフレーム転送装置を備えたネットワークにおいて、
前記複数のフレーム転送装置のうち何れかを選択してデータフレームを送信するフレーム振り分け装置を備え、
前記フレーム振り分け装置は、データフレーム送信先のフレーム転送装置からフロー制御フレームを受信する手段と、
前記フロー制御フレームに基づいて前記フレーム転送装置の輻輳情報を解析し、前記輻輳情報に基づいてデータフレーム送信先のフレーム転送装置を切替える手段とを備えていることを特徴とするフレーム振り分け方式。 - 前記フロー制御フレームは、ポーズフレームであり、
前記フレーム振り分け装置は、
前記ポーズフレーム内のポーズ時間に応じてデータフレームの振り分け先転送装置を設定する振り分け先転送装置設定手段と、
前記振り分け先転送装置設定手段によって設定されている振り分け先転送装置に対してデータフレームを所定時間送信する手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載のフレーム振り分け方式。 - 前記フレーム振り分け装置は、
受信したデータフレームのプロトコルやポート番号等のデータフレーム構成情報を解析するデータフレーム構成情報解析手段と、
前記データフレーム構成情報に基づいてグループ化された情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
前記ポーズ時間に応じたレベル情報を記憶するレベル情報記憶手段と、
前記グループ情報記憶手段によって記憶されているグループと前記レベル情報を対応付けて記憶するグループ/レベル対応情報記憶手段と、
前記グループ/レベル対応情報記憶手段によって記憶されている情報に基づいてデータフレームを前記グループ単位に振り分け先転送装置を設定するグループ単位振り分け先転送装置設定手段と、
前記グループ単位振り分け先転送装置設定手段によって設定されている振り分け先転送装置に対して所定時間送信する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のフレーム振り分け方式。 - 前記フレーム振り分け装置は、前記フロー制御フレームの単位時間当たりの受信レートに応じて設定されているデータフレーム振り分け先の転送装置に対してデータフレームを所定時間送信する手段を有することを特徴とする請求項1記載のフレーム振り分け方式。
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