JP2006246087A - データフレーム転送装置およびデータフレーム転送方法 - Google Patents

データフレーム転送装置およびデータフレーム転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 輻輳が発生していない通信ポート宛のトラヒックに影響を与えないデータフレーム転送装置を提供する。
【解決手段】 外部通信ポート識別情報ごとに、この外部通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブル110と、IP網4〜9へ送信するデータフレームを出力する通信ポート12,13において輻輳が発生したとき、この通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを生成する輻輳通知データフレーム生成部108と、生成した輻輳通知データフレームを他のデータフレーム転送装置に送信するデータフレーム送受信部101と、他のデータフレーム転送装置から輻輳通知データフレームを受信したとき、輻輳発生通信ポートへ送信するデータフレームの送出レートの値を低くするデータフレーム送出レート制御部106とを有する構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データフレーム転送装置およびデータフレーム転送方法に関する。
従来から、データ通信網を構成するデータフレーム転送装置において、トラヒック輻輳発生時に、フレーム転送処理を制御してフレーム廃棄を回避する方法が知られている(非特許文献1)。
非特許文献1に示されるPAUSE機能は、レイヤ2スイッチまたはイーサネット(登録商標)のエンドステーションの受信バッファ輻輳時のフレーム廃棄を抑止するものである。
このPAUSE機能は、トラヒックの受信側装置(受信側のスイッチまたはエンドステーション)が受信バッファの輻輳を検出した場合に、この受信側装置が、トラヒックの送信側装置(送信側のスイッチまたはエンドステーション)に対してデータフレームの送信を停止させるPAUSEフレームを送信する。そして、このPAUSEフレームを受信した送信側装置は、データフレームの送信を停止する。これにより、送信側装置の送出レートが受信側装置の輻輳状況に応じて制限されるため、受信側装置における受信バッファの輻輳状態を回避することができる。
また、非特許文献2に示されるDiffServ機能は、受信側装置(IPルータ)において輻輳が発生したとき、フレーム送信順序を受信データフレームの優先度クラスに応じて決めるものである。
このDiffServ機能を用いれば、IPルータにおいて輻輳が発生したとき、このIPルータは低優先クラスのデータフレームを優先的に廃棄する。このデータフレーム廃棄により輻輳が回避できれば、高優先クラスに属するデータフレームはIPルータにおいて廃棄されない。これにより、IPルータにおいて、低優先クラスのデータフレーム転送の輻輳が発生しても、高優先クラスのデータフレーム転送はこの影響を受けないようにすることができる。
非特許文献3に示されるイーサネット(登録商標)優先処理機能は、受信側装置(イーサネット(登録商標)スイッチ)において輻輳が発生したとき、受信フレームが属する優先度クラスに応じて、フレーム送信順序を決定することを目的とする。
このイーサネット(登録商標)優先処理機能を用いれば、DiffServ機能と同様に、低優先クラスのデータフレーム転送の輻輳が発生しても、高優先クラスのデータフレーム転送はこの影響を受けないようにすることができる。
非特許文献4に示されるSource Quenchメッセージを用いた輻輳制御機能は、IPゲートウェイ装置またはIPホストの受信バッファ輻輳時のフレーム廃棄を抑止するものである。
この機能を用いれば、トラヒックの受信側のIPゲートウェイまたはIPホストの受信バッファで輻輳を検出した場合に、受信側装置が、送信元IPアドレスを元に送信側装置に対して、Source Quenchメッセージ(輻輳が発生している宛先IPアドレス情報を含む輻輳通知メッセージ)を送信する。そして、このSource Quenchメッセージを受信した送信側装置は、このメッセージに含まれるIPアドレス宛のトラヒックの送出レートを制限する。
これにより、送信側装置の送出レートが、受信側装置の輻輳状況に応じて制限されるので、受信側装置における受信バッファの輻輳状態を回避することができる。
lEEE802.3、"IEEE Standard for Information techno1ogy--Telecommunications and information exchange between Systems--Local and metropolitan area networks--Specific requirements--Part3: Carrier Sense Multiple Access With Collision Detection(CSMA/CD) Access Method and Physical Layer Specifications" IETF RFC2475、"An Architecture for Differentiated Services"、S.Blake、他、(1998.12)、[online]、[平成17年2月24日検索]、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc2475.txt?number=2475> 1EEE802.1D、"Information techno1ogy--Telecommunications and information exchange between systems--Local area networks--Media Access Control(MAC)bridges" IETF RFC792、"INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL DARPA INTERNET PROGRAM PROTOCOL SPECIFICAT10N"、J Postel、(1981.9)、[online]、[平成17年2月24日検索]、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc2475.txt?number=792>
しかし、非特許文献1に開示されるPAUSE機能を用いた輻輳制御方法では、トラヒックの受信側装置にて輻輳を検出した場合に、送信側装置が、この受信側装置向けに転送するデータフレームの送信をすべて停止してしまう。
また、非特許文献2および非特許文献3に開示される優先制御機能を用いた輻輳制御方法では、受信側装置においてトラヒック輻輳が発生した場合に、受信フレームの優先度クラスに基づいて送信制御を行うものに過ぎない。
つまり、非特許文献1ないし非特許文献3に開示されるいずれの輻輳制御方法においても、輻輳が発生している装置が複数の通信ポートを持ち、そのうち一部の通信ポート宛トラヒックのみが輻輳状態のとき、輻輳が発生していない他の通信ポート宛トラヒックにおいてもフレーム廃棄が発生する可能性がある。つまり、トラヒックの受信側装置の送信先通信ポート間でトラヒック干渉が発生する可能性がある。
また、非特許文献4に示されるメッセージを用いた輻輳制御方法では、宛先IPアドレスを元に送出レート制御を行う。この方法を、レイヤ2スイッチやイーサネット(登録商標)のエンドステーションのようにIPアドレスを用いないデータ転送装置で輻輳制御に適用しようとすると、輻輳制御を行うデータ転送装置はIPアドレスによるトラヒック振り分け処理を行う必要があるので、データ転送装置における処理が複雑化する。
本発明は、前記した問題を解決し、複数の通信ポートを持つデータフレーム転送装置において、一部の通信ポート宛トラヒックのみに輻輳が発生したとき、IPアドレスを用いたトラヒック振り分け処理を行わずに輻輳が発生している通信ポート宛トラヒックの送出レートを制御することにより、輻輳が発生していない通信ポートのトラヒックに影響を与えないデータフレーム転送装置等を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、データフレーム転送装置間の通信を行うためのコアネットワークと接続するコアネットワーク通信ポート、およびこのコアネットワークとは別の外部データ通信ネットワークと通信を行うための外部通信ポートをそれぞれ1つ以上備え、データフレーム転送を行うデータフレーム転送装置を外部通信ポートと、コアネットワーク通信ポートと、外部通信ポートから受信したデータフレームのヘッダに書き込まれたルーティング情報にしたがったデータフレームの送信先データフレーム転送装置の送信先外部通信ポートの識別情報を特定し、送信先外部通信ポート解決を行う送信先通信ポート解決部と、送信先データフレーム転送装置の送信先外部通信ポートの識別情報ごとに、この通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブルを格納する記憶部と、自身のデータフレーム転送装置において輻輳が発生したとき、輻輳が発生している通信ポートの識別情報である輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを生成する輻輳通知データフレーム生成部と、生成した輻輳通知データフレームを、コアネットワーク通信ポートを介して、他のデータフレーム転送装置へ送信するデータフレーム送受信部と、コアネットワーク通信ポート経由で、他のデータフレーム転送装置から輻輳通知データフレームを受信したとき、この輻輳通知データフレームの輻輳発生通信ポート識別情報を読み出し、送出レート設定テーブルにこの輻輳発生通信ポートへのデータフレームの送出レートを書き込む輻輳通知データフレーム解析部と、送出レート設定テーブルに基づき、輻輳発生通信ポートへ送出するデータフレームの送出レートを制御するデータフレーム送出レート制御部とを有する構成とした。その他の構成については、後記する実施の形態で説明する。
本発明によれば、複数のデータフレーム転送装置を接続してネットワークを構成する場合であって、データフレーム転送装置の一部の通信ポートのトラヒックのみが輻輳状態となるときに、輻輳が発生していない他の通信ポートに輻輳の影響を受けないフレーム転送が可能となる。これにより、ネットワーク全体のスループットを向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」とする)について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のデータフレーム転送装置(コアネットワークのエッジノード)が接続(収容)されるシステムの全体構成を示すブロック図である。図1を用いて本実施の形態のシステムの全体構成を説明する。ここでは、IP網(外部データ通信ネットワーク)4〜9のコアネットワーク10が、イーサネット(登録商標)網である場合を例に説明する。なお、コアネットワークとは、ネットワーク同士を結ぶ大容量の基幹通信回線のことであり、例えば、インターネットサービスプロバイダ内の接続拠点間を結ぶ回線や、プロバイダと他のプロバイダやIX(Internet eXchange、事業者間相互接続ポイント)を結ぶ回線等である。本実施の形態では、このコアネットワーク10が接続する外部データ通信ネットワークがIP網4〜9である場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
本実施の形態のシステムは、IP網4〜9と、コアネットワーク10と、IP網4,5およびコアネットワーク10を接続するデータフレーム転送装置1と、IP網6,7およびコアネットワーク10を接続するデータフレーム転送装置2と、IP網8,9およびコアネットワーク10を接続するデータフレーム転送装置3とを含んで構成される。
データフレーム転送装置1〜3は、IP網4〜9経由で受信したデータフレームを、コアネットワーク10経由で、送信先であるデータフレーム転送装置1〜3宛に転送する。例えば、データフレーム転送装置1は、IP網4経由でIP網6宛のデータフレームを受信すると、コアネットワーク10経由で、データフレーム転送装置2宛にデータを転送する。
データフレーム転送装置1は、少なくともIP網4またはIP網5の通信ポートと、コアネットワーク10の通信ポートとをそれぞれ1つ以上備えるコアネットワーク10のエッジノード(エッジルータ、L2SW(layer 2 switch)等)である。ここでは、データフレーム転送装置1〜3は、コアネットワーク10に接続する通信ポート(請求項におけるコアネットワーク通信ポート)と、IP網4〜9のいずれかに接続する通信ポート(請求項における外部通信ポート)とをそれぞれ1つ以上備えるものとして説明する。データフレーム転送装置1はコアネットワーク10に接続する通信ポート11を備え、IP網4,5に接続する通信ポート12,13を備える。同様に、データフレーム転送装置2は、コアネットワーク10に接続する通信ポート21を備え、IP網6,7に接続する通信ポート22,23を備える。同様に、データフレーム転送装置3も、コアネットワーク10に接続する通信ポート31を備え、IP網8,9に接続する通信ポート32,33を備える。なお、コアネットワーク10がイーサネット(登録商標)である場合、通信ポート11,21,31は、イーサネット用の通信ポートとなる。
例えば、図1のデータフレーム転送装置1は、IP網4および通信ポート12経由でデータフレームを受信すると、このデータフレームを通信ポート11経由でコアネットワーク10に出力する。そして、コアネットワーク10から、通信ポート21経由でデータフレーム転送装置2に入力され、通信ポート22経由で、IP網6へ出力される。
なお、データフレーム転送装置1〜3、IP網4〜9およびコアネットワーク10の数や、データフレーム転送装置1〜3の通信ポートの数は図1に示した数に限定されない。
(データフレーム転送装置)
次に、図1を参照しつつ、図2を用いてデータフレーム転送装置1〜3の構成について説明する。図2は、図1のデータフレーム転送装置の構成を示すブロック図である。
なお、図1のデータフレーム転送装置1の構成は、データフレーム転送装置2,3の構成と同じであるので、ここでは代表してデータフレーム転送装置1の構成を説明する。
図2に示すように、データフレーム転送装置1は、IP網4,5およびコアネットワーク10との通信ポート11〜13と、データフレーム転送の実行処理を行うときの演算処理部であるCPU(Central Processing Unit)14と、このCPU14が各種演算処理を行うときの記憶領域であるメインメモリ16とを備える。このメインメモリ16は、データフレーム転送プログラム120と、送信先通信ポート解決テーブル109と、送出レート設定テーブル110と、輻輳判定テーブル111とを格納する。
CPU14は、送信先通信ポート解決テーブル109、送出レート設定テーブル110および輻輳判定テーブル111を参照しつつ、データフレーム転送プログラム120に基づき、本実施の形態のデータフレーム転送処理を実行する。このデータフレーム転送プログラム120、送信先通信ポート解決テーブル109、送出レート設定テーブル110および輻輳判定テーブル111の詳細については、図3を用いて詳細に説明する。
なお、CPU14がデータフレーム転送プログラム120を実行するかわりに、専用ハードウェアにより本実施の形態のデータフレーム転送処理を実行するようにしてもよい。
このようにすることで、データフレーム転送装置1〜3によるデータフレーム転送処理を高速化することができる。また、データフレーム転送処理の一部を専用ハードウェアにより実行し、一部をCPU14とデータフレーム転送プログラム120で実行するようにしてももちろんよい。
図3は、図2のデータフレーム転送装置の機能をブロック展開して説明した図である。適宜図1および図2を参照しつつ、図3を用いて、データフレーム転送装置1の機能を説明する。
データフレーム転送装置1は、コアネットワーク10およびIP網4,5との入出力インタフェースである通信ポート11〜13と、通信ポート11〜13経由で入力されたデータフレームの転送処理を実行する制御部130と、送信先通信ポート解決テーブル109、送出レート設定テーブル110および輻輳判定テーブル111を格納する記憶部140とを含んで構成される。なお、この記憶部140は、前記した図2のメインメモリ16に相当する。
制御部130は、通信ポート11〜13経由でデータフレームの送受信を行うデータフレーム送受信部101と、輻輳通知を含んだデータフレーム(輻輳通知データフレーム)を受信したか否かを判断する輻輳通知データフレーム受信判定部102と、輻輳通知データフレームを解析し、送出レート設定テーブル110に送出レートの設定を行う輻輳通知データフレーム解析部103と、送信先通信ポート解決テーブル109を参照して受信したデータフレームの送信先通信ポートの解決(特定)を行う送信先通信ポート解決部104と、データフレーム送受信部101経由で送信する送信データフレームを生成する送信データフレーム生成部105と、送出レート設定テーブル110を参照して前記生成した送信データフレームの送出レートの制御を行うデータフレーム送出レート制御部106と、輻輳判定テーブル111を参照して通信ポート12,13に輻輳が発生したか否かを判定する送信先通信ポート毎輻輳判定部(輻輳判定部)107と、通信ポート12,13に輻輳が発生したとき輻輳通知データフレームを生成する輻輳通知データフレーム生成部108とを含んで構成される。
これらの構成要素は、CPU14は、送信先通信ポート解決テーブル109、送出レート設定テーブル110および輻輳判定テーブル111を参照しつつ、データフレーム転送プログラム120を実行することにより実現される。
次に、制御部130の各構成要素について説明する。なお、ここでは、データフレーム転送装置1が、データフレームの受信側になる場合および送信側になる場合の両方の場合についてあわせて説明する。
データフレーム送受信部101は、通信ポート11から受信したデータフレームを輻輳通知データフレーム受信判定部102に出力する。また、このデータフレーム送受信部101は、データフレーム送出レート制御部106から出力されたデータフレームのヘッダ情報を参照して通信ポート11〜13のいずれかへ出力する。このとき送信するデータフレームは、通常のデータフレーム(輻輳通知データフレーム以外のデータフレーム)や、輻輳通知データフレームである。
輻輳通知データフレーム受信判定部102は、データフレーム送受信部101から受信したデータフレームが輻輳データフレームか否かを判定し、受信したデータフレームが輻輳通知データフレームであった場合、この受信データフレームを輻輳通知データフレーム解析部103に出力する。一方、受信したデータフレームが輻輳通知データフレームでなかった場合、受信したデータフレームを送信先通信ポート解決部104に出力する。ここで、受信したデータフレームが輻輳通知データフレームか否かの判定は、データフレームタイプ識別子の値が、輻輳通知データフレームを示す値であるか否かにより行われる。
輻輳通知データフレーム解析部103は、輻輳通知データフレーム受信判定部102から出力された輻輳通知データフレームを解析し、このデータフレームから輻輳発生通信ポート識別情報を取得する。そして、この輻輳発生通信ポート宛のデータフレームの送出レートを制限するよう、送出レート設定テーブル110に、輻輳発生通信ポート識別情報と送出レートとの組を設定する。
表1を用いて、この送出レート設定テーブル110について説明する。表1は、送出レート設定テーブル110を例示した表である。
Figure 2006246087
表1に示すように、送出レート設定テーブル110は、送信先データフレーム転送装置(例えば、図1のデータフレーム転送装置2の送出レート設定テーブル110の場合は、送出先データフレーム転送装置1,3)の外部通信ポートである送信先通信ポートの識別情報ごとに、その送信先データフレーム転送装置の通信ポートへの送出レート(送出レート)を示したものである。つまり、送出レート設定テーブル110は、受信側データフレーム転送装置における外部通信ポート識別情報ごとに、その通信ポートへの送出レートを示したものである。
例えば、表1は、送出レート設定テーブル110に送信先通信ポート識別情報「a」の通信ポート宛のデータフレームの送出レートは「500Mbps」という情報が設定され、送信先通信ポート識別情報「b」、「e」および「f」の通信ポート宛のデータフレームの送出レートは「1Gbps」という情報が設定されたことを示している。また、この送出レートの情報は、初期状態では定められた値(例えば、1Gbps)を入れ、輻輳通知データフレーム解析部103が輻輳通知データフレームを受信するたびに、輻輳通知データフレーム解析部103がこの値(1Gbps)よりも低い値(例えば、500Mbpsや0Mbps)に更新する。また、所定時間以上、輻輳通知データフレームを受信しない場合、送信先通信ポート識別情報ごとに、送出レートの情報を初期値(1Gbps)に更新する。
ちなみに、送出レート設定テーブル110の送出レートの値を0Mbpsに設定したとき、データフレーム転送装置1は、この送信先データフレーム転送装置の通信ポート宛のデータフレームの送信(転送)を停止する。
また、前記した実施の形態では、送出レート設定テーブル110は、輻輳通知データフレームを受信したタイミングで設定(更新)するものとしたが、例えば、データフレーム転送装置1が当該輻輳発生通信ポートに関する輻輳通知データフレームを、所定時間内に所定個数受信したときに、設定(更新)するようにしてもよい。
送信先通信ポート解決部104は、輻輳通知データフレーム受信判定部102から出力されたデータフレームに含まれる宛先IPアドレス(請求項におけるルーティング情報)に基づき、送信先外部通信ポートの解決、すなわち送信先通信ポート(送信先外部通信ポート)の識別情報の特定を行う。具体的には、まず輻輳通知データフレームに含まれる宛先IPアドレスを読み出す。次に、このIPアドレスをキーにして送信先通信ポート解決テーブル109から、このデータフレームの送信先通信ポート識別情報を検索する。そして、送信先通信ポート解決部104は、検索された送信先通信ポート識別情報をデータフレームに付与して送信データフレーム生成部105に出力する。
ここで、表2を用いて、送信先通信ポート解決テーブル109について説明する。表2は、送信先通信ポート解決テーブル109を例示した表である。
Figure 2006246087
表2に示すように、送信先通信ポート解決テーブル109は、データフレームの宛先IPアドレスごとに、そのIPアドレス宛のデータフレームを送信するときの送信先データフレーム転送装置の通信ポート識別情報(送信先通信ポート識別情報)を示したものである。
例えば、宛先IPアドレス「192.168.1.0/24」のデータフレームを受信したときは、このデータフレームを送信先データフレーム転送装置の通信ポート「a」へ送信し、「192.168.2.0/24」のデータフレームを受信したときは、送信先データフレーム転送装置の通信ポート「b」へ送信することを示している。すなわち、送信先通信ポート解決部104は、宛先IPアドレス「192.168.1.1」のデータフレームを受信したときは、このデータフレームの送信先通信ポート識別情報である「a」をデータフレームに付与して送信データフレーム生成部105へ出力する。
送信データフレーム生成部105は、送信先通信ポート解決部104から出力されたデータフレームに対し、送信先通信ポートの種別にあわせて送信データフレームを生成し、この送信データフレームをデータフレーム送出レート制御部106に出力する。例えば、送信先通信ポートがコアネットワーク10に接続する通信ポート11の場合には、送信データフレームにイーサネット(登録商標)ヘッダを付与して、データフレーム送出レート制御部106に出力する。
データフレーム送出レート制御部106は、送信データフレーム生成部105および輻輳通知データフレーム生成部108から受信したデータフレームをバッファリングし、データフレーム送受信部101に対して、このバッファ内のデータフレームを送出する。
この際、送出レート設定テーブル110に設定されている通信ポート(輻輳発生通信ポート)宛のデータフレームについては、送出レート設定テーブル110に設定されている送出レートで送信する。もし、送出レート設定テーブル110に送出レートが設定されていない場合は、記憶部140に記憶された所定の送出レートで、バッファから送信データフレームを取り出して送信する。
送信先通信ポート毎輻輳判定部(輻輳判定部)107は、データフレーム送出レート制御部106のバッファにおける送信先通信ポート毎のキュー長を測定し、この通信ポートのキュー長が定められた閾値を超えているか否かを判定する。具体的には、輻輳判定部107が測定した送信先ポート毎のキュー長と輻輳判定テーブル111とを参照して、輻輳判定テーブル111に設定された閾値を超えている通信ポートが存在するか否かを判定する。ここで、輻輳判定部107が通信ポートのキュー長が定められた閾値を超えていると判定したとき、この通信ポート識別情報を輻輳発生通信ポート識別情報として、輻輳通知データフレーム生成部108に通知する。
ここで、表3を用いて輻輳判定テーブル111を説明する。表3に示すように、輻輳判定テーブル111は、外部通信ポート識別情報(送信先通信ポート識別情報)ごとに、その通信ポートに輻輳が発生していると判定するためのキュー長の閾値を示したものである
Figure 2006246087
例えば、輻輳判定部107は、表3の輻輳判定テーブル111に基づき、通信ポート識別情報「a」の通信ポートのキュー長が「xxx(byte)」を超えたと判断したとき、その通信ポートに輻輳が発生していると判定する。
輻輳通知データフレーム生成部108は、輻輳判定部107から出力された輻輳発生通信ポート識別情報をもとに、データフレームタイプ識別子の値を、輻輳通知データフレームを示す値に設定した輻輳通知データフレームを生成し、このデータフレームをデータフレーム送出レート制御部106に出力する。この輻輳通知データフレームは、宛先アドレスにマルチキャストアドレスを用いることにより、送信元である全データフレーム転送装置に対して送出する。
ここで、図4を用いて、輻輳通知データフレーム生成部108が生成する輻輳通知データフレームを説明する。図4は、本実施の形態の輻輳通知データフレームを例示した図である。
図4に示すように、輻輳通知データフレームは、ヘッダとして宛先MACアドレス401、送信元MACアドレス402およびタイプフィールド403を含み、ペイロードとしてMAC制御命令404、輻輳発生通信ポートのMACアドレス405およびパディング406を含む。なお、前記したデータフレームタイプ識別子の値は、タイプフィールド403およびMAC制御命令404の組み合わせで示される。
次に、適宜図1〜図4を参照しつつ、図5を用いてデータフレーム転送装置1のデータフレーム転送手順について説明する。図5は、図1のデータフレーム転送装置のデータフレーム転送手順を示すフローチャートである。
まず、ネットワーク管理者等がPC(Personal Computer)経由で、データフレーム転送装置1の記憶部140に、送信先通信ポート解決テーブル109および輻輳判定テーブル111を設定しておく(ステップS201)。例えば通信ポート11に、PCを接続し、このPCおよび通信ポート11経由でデータフレーム転送装置1に設定情報を入力する。
次に、データフレーム転送装置1のデータフレーム送受信部101は、通信ポート11経由でデータフレームを受信すると(ステップS202)、これを輻輳通知データフレーム受信判定部102に出力し、輻輳通知データフレーム受信判定部102は、受信データフレームが輻輳通知データフレームか否かの判定を行う(ステップS203)。
ここで輻輳通知データフレーム受信判定部102が、受信データフレームは輻輳通知データフレームでないと判定した場合(ステップS203のNo)、このデータフレームを送信先通信ポート解決部104に出力する。そして、送信先通信ポート解決部104は、このデータフレームに含まれる宛先IPアドレス情報をキーにして、送信先通信ポート解決テーブル109を検索して、このデータフレームの送信先通信ポート識別情報を取得する(ステップS204)。
そして、送信データフレーム生成部105は、送信先通信ポート解決部104が特定した送信先通信ポート識別情報に基づき、送信先通信ポートの種別(例えば、コアネットワーク10に接続する通信ポートか否か)を判断する。そして、送信データフレーム生成部105は、前記送信先通信ポート識別情報に基づき、送信先通信ポート解決部104が判断した送信先通信ポートの種別にあわせて送信データフレームを生成する(ステップS205)。
続いて、データフレーム送出レート制御部106は、送信データフレーム生成部105が生成した送信データフレームをバッファリングする(ステップS206)。このとき、輻輳判定部107が、このバッファにおける送信先通信ポート毎のキュー長を測定し、定められた閾値を超えるキュー長の通信ポートが存在するか否かの判定を行う(ステップS207)。具体的には、輻輳判定部107が、輻輳判定テーブル111を参照して、通信ポート11〜13のそれぞれが、輻輳判定テーブル111に定められたキュー長を超えるか否かを判断する。
ここで、定められた閾値を超えている通信ポートが存在する場合(ステップS207のYes)、輻輳通知データフレーム生成部108は、輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを生成し(ステップS221)、ステップS222へ進む。一方、定められた閾値を超えている通信ポートが存在しない場合は(ステップS207のNo)、そのままステップS222へ進む。
ステップS222では、データフレーム送出レート制御部106が、データフレーム送受信部101を制御して、送出レート設定テーブル110に設定されている輻輳発生通信ポート宛のデータフレームについては、送出レート設定テーブルに設定されている送出レートで、そうでない場合は定められた送出レートで、バッファから送信データフレームを取り出す。そして、送信先通信ポート識別情報に基づき、該当する通信ポートヘ送信データフレームを送信し(ステップS223)、ステップS202へ戻る。
ここで、ステップS203で受信したデータフレームが輻輳通知データフレームの場合(ステップS203のYes)、すなわち、データフレーム転送装置1が他のデータフレーム転送装置(例えば、データフレーム転送装置2,3)から輻輳通知データフレームを受信した場合の処理手順について説明する。
データフレーム転送装置1は、輻輳通知データフレームを受信すると、受信した輻輳通知データフレームを解析して、輻輳発生通信ポート識別情報を取得する(ステップS210)。具体的には、輻輳通知データフレーム解析部103が、受信した輻輳通知データフレームに含まれる輻輳発生通信ポート識別情報を読み出す。そして、送出レート設定テーブル110に、この通信ポート宛データフレームの送出レートを制限するよう、輻輳発生通信ポート識別情報と送出レートとの組を設定し(ステップS211)、ステップS202に戻る。
例えば、図1のデータフレーム転送装置2の輻輳通知データフレーム解析部103は、データフレーム転送装置2の通信ポート識別情報「a」の通信ポート12に輻輳が発生している旨の通知を受けたとき、表1に示す送出レート設定テーブル110のように、通信先ポート識別情報「a」と、この通信ポートの送出レート「500Mbps」を設定する。そして、データフレーム転送装置2のデータフレーム送出レート制御部106は、この送出レート設定テーブル110に基づき、データフレームの送出レートを制御する。このようにすることでデータフレーム転送装置1の通信ポート13宛のトラヒックは、データフレーム転送装置1の通信ポート12(通信ポート識別情報「a」に対応する通信ポート)で発生した輻輳にかかわらず、データ廃棄なしに転送することができる。
続いて、図1〜図5を参照しつつ、図6を用いて、本実施の形態のデータフレーム転送装置1〜3の動作を詳細に説明する。ここでは、送信先通信ポート識別情報として、データフレーム転送装置1〜3のコアネットワーク10への通信ポート11,21,31に複数のMACアドレス(Media Access Control address)を付与し、このMACアドレスに基づいてデータフレーム転送装置1の外部通信ポートが一意に決まるようにした場合に、このMACアドレスを用いる場合について説明する。図6は、図1のデータフレーム転送装置の動作を説明する図である。
ここでは、データフレーム転送装置1のコアネットワーク10への通信ポート11に、MACアドレス「a」および「b」の2アドレスを付与する。
データフレーム転送装置1は、コアネットワーク10からMACアドレス「a」のデータフレームを受信した場合、このデータフレームを通信ポート12から送出し、MACアドレス「b」のデータフレームを受信した場合、このデータフレームは通信ポート13から送出する。このような通信ポートの振り分けは、送信先通信ポート解決テーブル109(表2参照)に基づき、送信先通信ポート解決部104が行う。
データフレーム転送装置1が接続する回線の通信速度(回線により転送が許容される所定時間あたりの最大の通信量)は、通信ポート11に接続する回線は1.6Gbpsとし、通信ポート12および通信ポート13に接続する回線は1Gbpsとする。
また、データフレーム転送装置2の通信ポート22,23およびデータフレーム転送装置3の通信ポート32,33に接続する回線は、それぞれ1Gbpsとし、データフレーム転送装置2の通信ポート21およびデータフレーム転送装置3の通信ポート31に接続する回線は、それぞれ2Gbpsとする。
ここで、データフレーム転送装置2は、コアネットワーク10経由で、宛先MACアドレス「a」のトラヒック(データフレーム)を700Mbpsの送出レートで転送し、宛先MACアドレス「b」のトラヒックを300Mbpsの送出レートで転送するものとする。
また、データフレーム転送装置3は、コアネットワーク10経由で、宛先MACアドレス「a」のトラヒックを700Mbpsの送出レートで転送し、宛先MACアドレス「b」のトラヒックを300Mbpsの送出レートで転送するものとする。
なお、データフレーム転送装置2,3は、それぞれ、送信先通信ポート解決テーブル109(表2参照)を保持しており、通信ポート22,23および通信ポート32,33から受信したデータフレーム(トラヒック)の宛先IPアドレスから、このデータフレームの送信先通信ポート(送信先データフレーム転送装置)を特定する。
ここで、データフレーム転送装置1のコアネットワーク10側の通信ポート11の回線の通信速度は1.6Gbpsであるため、データフレーム転送装置1は、データフレーム転送装置2,3が転送する前記トラヒックすべてのデータフレームを受信できない。
ここでトラヒックがランダムに廃棄されるとすると、データフレーム転送装置1は、通信ポート12から送信すべきトラヒックを、通信ポート11から700Mbps×1.6/2+700Mbs×1.6/2=1.12Gbpsのトラヒックレートで受信し、通信ポート13から送信すべきトラヒックを、通信ポート11から300Mbps×1.6/2+300Mbs×1.6/2=480Mbpsのトラヒックレートで受信する。つまり、送出レート制御の前には、データフレーム転送装置2,3は、データフレーム転送装置1の通信ポート13から送信すべきトラヒックを、通信ポート13に接続する回線の通信速度である1Gbpsよりも低い合計600Mbpsで送出しているにもかかわらず、データフレーム転送装置1が通信ポート13から送信するトラヒックレートは480Mbpsとなりパケット廃棄が発生する。ここで、通信ポート12に接続する回線の通信速度は1Gbpsであるので、この通信ポート12に輻輳が発生し、送出レートの制御を行う。これにより、データフレーム転送装置1は、通信ポート13から送信すべきトラヒックについて、データフレーム転送装置2,3が転送する全トラヒック(600Mbps)を送信することができる。
つまり、輻輳判定部107は、輻輳発生を検知すると、輻輳通知データフレーム生成部108は、MACアドレス「a」を輻輳発生通信ポート識別情報とした輻輳通知データフレームを生成する。そして、データフレーム送受信部101および通信ポート11経由でデータフレーム転送装置2,3に対して、輻輳通知データフレームを送信する。この輻輳通知データフレームを受信したデータフレーム転送装置2,3は、MACアドレス「a」宛のトラヒック送出レートを、例えば500Mbpsに制限する。
すなわち、データフレーム転送装置2,3の輻輳通知データフレーム受信判定部102が輻輳通知データフレームを受信したことを検知すると、この輻輳通知データフレーム解析部103がこの輻輳通知データフレームを解析し、送出レート設定テーブル110においてMACアドレス「a」宛の送出レートの値を設定する。
例えば、輻輳通知データフレーム解析部103は、MACアドレス「a」宛の送出レートを500Mbpsとする情報を書き込む。あるいは、この送出レートの値を0Mbpsに書き換えるようにして、データフレーム転送装置2,3からMACアドレス「a」宛のデータフレーム送信を停止するようにしてもよい。
これにより、データフレーム転送装置1において輻輳が発生したとき、送信先通信ポート間でトラヒック干渉が発生するのを防ぐことができる。つまり、データフレーム転送装置1は、他のデータフレーム転送装置2,3に対し、輻輳が発生した通信ポート12宛のトラヒック(データフレーム)の送出レートを抑制させるので、データフレーム転送装置1において輻輳が発生しない通信ポート13宛のトラヒック(データフレーム)の廃棄を発生しないようにすることができる。
また、輻輳発生通信ポート識別情報として、データフレーム転送装置1のコアネットワーク10の通信ポート11に付与されたMACアドレスと、このデータフレーム転送装置1内で一意に決められた通信ポート識別情報の組を使用するようにしてもよい。
すなわち、例えば、通信ポート11に付与されたMACアドレスが「a」であり、データフレーム転送装置1内で一意に決められた通信ポート識別情報が、通信ポート12は「BB」、通信ポート13は「CC」である場合に、通信ポート12に輻輳が発生したとき、輻輳通知データフレームに含まれる輻輳発生通信ポート識別情報は、これらの情報の組み合わせた「a,BB」とするようにしてもよい。
この場合、前記した送出レート設定テーブル110の送信先通信ポート識別情報にも、送信先データフレーム転送装置の通信ポートに付与されたMACアドレスと、データフレーム転送装置1内で一意に決められた通信ポート識別情報との組み合わせが記される(表4参照)。
Figure 2006246087
また、送信先通信ポート解決テーブル109における送信先通信ポート識別情報も、送信先データフレーム転送装置の通信ポートに付与されたMACアドレスと、データフレーム転送装置1内で一意に決められた通信ポート識別情報との組み合わせが記述される。
なお、前記した実施の形態では、コアネットワーク10がイーサネット(登録商標)網の場合を例に説明したが、このコアネットワーク10は、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)網や、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)網や、ATM(Asynchronous Transfer Mode)網を用いるようにしてもよい。コアネットワーク10がMPLS網やGMPLS網の場合には、通信ポート識別情報としてMPLSラベルを用い、データフレーム転送装置1〜3として、例えば、MPLSルータ機能あるいはGMPLSルータ機能を持ったエッジノードを用いる。さらに、コアネットワーク10がATM網の場合には、通信ポート識別情報としてVP(Virtual Path)やVC(Virtual Circuit)を用い、データフレーム転送装置1〜3として、例えば、ATMスイッチ機能を持ったエッジノードを用いる。
本発明は、前記した実施の形態に限定されず変形可能である。例えば、前記した輻輳通知データフレーム生成部108が作成する他のデータフレーム転送装置2,3への輻輳通知データフレームは、輻輳発生通信ポート識別情報のほかに、他のデータフレーム転送装置2,3への送出レートの要求情報を含んでいてもよい。
すなわち、輻輳判定部107が、送出データフレームのキューの長さ等から、データフレーム転送装置2,3に要求するデータフレームの送出レートを算出し、データフレーム送受信部101はこの送出レートを含む輻輳通知データフレームをデータフレーム転送装置2,3へ送信する。つまり、送信元であるデータフレーム転送装置2,3に対し、データフレームの送出レートをどの程度まで下げるかを指示する。
これを受けて、データフレーム転送装置2,3の輻輳通知データフレーム解析部103
は、受信した輻輳通知データフレームに含まれる輻輳発生通信ポート識別情報と、この通信ポートへのデータフレームの送出レートに基づき、送出レート設定テーブル110を設定(更新)する。そして、データフレーム送出レート制御部106は、この送出レート設定テーブル110の情報に基づき、当該通信ポート宛のデータフレームの送出レートを決定し、データフレーム送受信部101経由でデータフレームを送信する。
このようにすることでも、データフレーム転送装置1は、データフレーム転送装置2,3に対し、データフレームの送出レートを抑制させることができる。また、輻輳通知データフレーム内に送出レートを指定することにより、輻輳発生通信ポート宛トラヒック量を送信側データフレーム転送装置間で公平に割り当てることも可能となる。
また、前記した輻輳通知データフレーム生成部108が作成する他のデータフレーム転送装置2,3への輻輳通知データフレームは、輻輳発生通信ポート識別情報の他に、他のデータフレーム転送装置2,3への送出レート制御時間の要求情報を含んでいてもよい。
すなわち、輻輳判定部107が、送出データフレームのキューの長さ等から、データフレーム転送装置2,3に要求する送出レート制御持続時間を含む輻輳通知データフレームをデータフレーム転送装置2,3へ送信する。つまり、送信元であるデータフレーム転送装置2,3に対し、輻輳発生通信ポートへ送信するデータフレームの送出レートを低く更新してから初期値に更新するまでの時間を指示する。
これを受けて、データフレーム転送装置2,3の輻輳通知データフレーム解析部103は、受信した輻輳通知データフレームに含まれる輻輳発生通信ポート識別情報に基づき、送出レート設定テーブル110を設定(更新)し、受信した輻輳通知データフレームに含まれる送出レート制御持続時間に基づいた時間が経過した後に、前記輻輳発生通信ポート識別情報に基づき、送出レート設定テーブル110を設定(更新)する。送出レート設定テーブル110への最初の設定では、送出レートの値として、初期値よりも低い値を設定し、その後の設定では、送出レートの値として初期値を設定する。そして、データフレーム送出レート制御部106は、この送出レート設定テーブル110の情報に基づき、当該通信ポート宛のデータフレームの送出レートを決定し、データフレーム送受信部101経由でデータフレームを送信する。
ちなみに、輻輳通知データフレームに含まれる送出レート制御持続時間を0に設定した場合、受信したデータフレーム転送装置は、送出レート設定テーブル110への設定を1度だけ行い、その際に送出レートの値として初期値を設定する。このようにすることでも、データフレーム転送装置1は、データタフレーム転送装置2,3に対し、データフレームの送出レートを抑制させることができる。また、輻輳通知データフレーム内に送出レート制御持続時間を指定することにより、受信側のデータフレーム転送装置が保持するバッファ量に応じて、輻輳発生通信ポート宛トラヒック量を送信側データフレーム転送装置に指示することが可能となる。
本実施の形態に係るデータフレーム転送装置1〜3は、前記したような処理を実行させるデータフレーム転送プログラム120によって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記憶媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することも可能である。また、そのプログラムを、ネットワークを通して提供することも可能である。
本実施の形態のデータフレーム転送装置が接続(収容)されるシステムの全体構成を示すブロック図である。 図1のデータフレーム転送装置の構成を示すブロック図である。 図2のデータフレーム転送装置の機能をブロック展開して説明した図である。 本実施の形態の輻輳通知データフレームを例示した図である。 図1のデータフレーム転送装置のデータフレーム転送手順を示すフローチャートである。 図1のデータフレーム転送装置の動作を説明する図である。
符号の説明
1,2,3 データフレーム転送装置
4〜9 IP網(外部データ通信ネットワーク)
10 コアネットワーク
11,21,31 通信ポート(コアネットワーク通信ポート)
12,13,22,23,32,33 通信ポート(外部通信ポート)
14 CPU
16 メインメモリ
101 データフレーム送受信部
102 輻輳通知データフレーム受信判定部
103 輻輳通知データフレーム解析部
104 送信先通信ポート解決部
105 送信データフレーム生成部
106 データフレーム送出レート制御部
107 送信先通信ポート毎輻輳判定部(輻輳判定部)
108 輻輳通知データフレーム生成部
109 送信先通信ポート解決テーブル
110 送出レート設定テーブル
111 輻輳判定テーブル
120 データフレーム転送プログラム
130 制御部
140 記憶部

Claims (10)

  1. データフレーム転送装置間の通信を行うためのコアネットワークと接続するコアネットワーク通信ポート、およびこのコアネットワークとは別の外部データ通信ネットワークと通信を行うための外部通信ポートをそれぞれ1つ以上備え、データフレーム転送を行うデータフレーム転送装置であって、
    前記外部通信ポートと、
    前記コアネットワーク通信ポートと、
    前記外部通信ポートから受信したデータフレームのヘッダに書き込まれたルーティング情報にしたがい前記データフレームの送信先データフレーム転送装置の送信先外部通信ポートの識別情報を特定し、送信先外部通信ポート解決を行う送信先通信ポート解決部と、
    送信先データフレーム転送装置の送信先外部通信ポートの識別情報ごとに、この通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブルを格納する記憶部と、
    自身のデータフレーム転送装置において輻輳が発生したとき、前記輻輳が発生している通信ポートの識別情報である輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを生成する輻輳通知データフレーム生成部と、
    前記生成した輻輳通知データフレームを、前記コアネットワーク通信ポートを介して、他のデータフレーム転送装置へ送信するデータフレーム送受信部と、
    前記コアネットワーク通信ポート経由で、他のデータフレーム転送装置から前記輻輳通知データフレームを受信したとき、この輻輳通知データフレームの輻輳発生通信ポート識別情報を読み出し、前記送出レート設定テーブルにこの輻輳発生通信ポートへのデータフレームの送出レートを書き込む輻輳通知データフレーム解析部と、
    前記送出レート設定テーブルに基づき、前記輻輳発生通信ポートへ送出するデータフレームの送出レートを制御するデータフレーム送出レート制御部と、
    を有することを特徴とするデータフレーム転送装置。
  2. 前記コアネットワークは、イーサネット(登録商標)を使用したネットワークであり、前記データフレーム転送装置のコアネットワーク通信ポートに対し、このコアネットワーク通信ポートに付与されたMACアドレスに基づいて前記データフレーム転送装置の外部通信ポートが一意に決まるよう、複数のMACアドレスを付与し、前記送信先通信ポート解決において特定する送信先外部通信ポートの識別情報として、このMACアドレスを使用し、かつ、前記輻輳発生通信ポート識別情報として、このMACアドレスを使用することを特徴とする請求項1に記載のデータフレーム転送装置。
  3. 前記コアネットワークにイーサネット(登録商標)を使用した場合に、前記送信先通信ポート解決において特定する送信先通信ポートの識別情報として、および、前記輻輳発生通信ポート識別情報として、前記データフレーム転送装置のコアネットワーク通信ポートに付与されたMACアドレスと、このデータフレーム転送装置で一意に決められた外部通信ポート識別情報との組を使用することを特徴とする請求項1に記載のデータフレーム転送装置。
  4. データフレーム転送装置間の通信を行うためのコアネットワークと接続するコアネットワーク通信ポート、およびこのコアネットワークとは別の外部データ通信ネットワークと接続する外部通信ポートをそれぞれ1つ以上備えるデータフレーム転送装置が、データフレーム転送を行うデータフレーム転送方法であって、
    前記データフレーム転送装置が、
    前記外部通信ポートにおいて輻輳が発生したとき、前記輻輳が発生している通信ポートの識別情報である輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを生成するステップと、
    前記生成した輻輳通知データフレームを、他のデータフレーム転送装置へ送信するステップと、
    前記コアネットワーク通信ポートを介して、他のデータフレーム転送装置から輻輳通知データフレームを受信したとき、この輻輳通知データフレーム内の輻輳発生通信ポート識別情報を読み出すステップと、
    前記読み出した輻輳発生通信ポート識別情報に基づき、送信先データフレーム転送装置の送信先外部通信ポートの識別情報ごとに、この通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブルにこの輻輳発生通信ポートへのデータフレームの送出レートを書き込むステップと、
    前記送出レート設定テーブルに基づき、前記輻輳発生通信ポートへ送信するデータフレームの送出レートを制御するステップと、
    を実行することを特徴とするデータフレーム転送方法。
  5. 前記コアネットワークは、イーサネット(登録商標)を使用したネットワークであり、前記データフレーム転送装置のコアネットワーク通信ポートに対し、このコアネットワーク通信ポートに付与されたMACアドレスに基づいて前記データフレーム転送装置の外部通信ポートが一意に決まるよう、複数のMACアドレスを付与し、前記送信先通信ポートポート解決において特定する送信先通信ポートの識別情報として、このMACアドレスを使用し、かつ、前記輻輳発生通信ポート識別情報として、このMACアドレスを使用することを特徴とする請求項4に記載のデータフレーム転送方法。
  6. 前記コアネットワークにイーサネット(登録商標)を使用した場合に、前記送信先通信ポート解決において特定する送信先通信ポートの識別情報として、および、前記輻輳発生通信ポート識別情報として、前記データフレーム転送装置のコアネットワーク通信ポートに付与されたMACアドレスと、このデータフレーム転送装置で一意に決められた外部通信ポート識別情報との組を使用することを特徴とする請求項4に記載のデータフレーム転送方法。
  7. コアネットワークを介して互いの装置間でデータフレームの送受信を行うデータフレーム転送装置において前記データフレームを受信する受信側データフレーム転送装置に輻輳が発生したとき、前記データフレームの送信側データフレーム転送装置に輻輳通知データフレームを送信し、前記送信側データフレーム転送装置からの前記データフレームの送出レートを制御するデータフレーム転送方法であって、
    前記送信側データフレーム転送装置が、
    前記受信側データフレーム転送装置から、前記輻輳が発生している通信ポートの識別情報である輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを受信するステップと、
    前記受信した輻輳通知データフレーム内の前記輻輳発生通信ポート識別情報に基づき、前記送信側データフレーム転送装置内にある、送信先データフレーム転送装置の送信先通信ポート識別情報ごとに、この通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブルに前記輻輳発生通信ポートへのデータフレーム送出レートを設定するステップと、
    前記送出レート設定テーブルに基づき、前記受信側データフレーム転送装置の前記輻輳発生通信ポートへ送信するデータフレームの送出レートを制御するステップと、
    を実行することを特徴とするデータフレーム転送方法。
  8. コアネットワークを介して互いの装置間でデータフレームの送受信を行うデータフレーム転送装置において、前記データフレームを受信する受信側データフレーム転送装置に輻輳が発生したとき、前記データフレームの送信側データフレーム転送装置に輻輳通知データフレームを送信し、前記送信側データフレーム転送装置からの前記データフレームの送出レートを制御するデータフレーム転送方法であって、
    前記受信側データフレーム転送装置が、
    前記輻輳が発生している通信ポートの識別情報である輻輳発生通信ポート識別情報を含む輻輳通知データフレームを作成し、前記作成した輻輳通知データフレームを前記送信側データフレーム転送装置へ送信し、
    前記送信側データフレーム転送装置が、
    前記受信側データフレーム転送装置から、前記輻輳通知データフレームを受信するステップと、
    前記受信した輻輳通知データフレーム内の前記輻輳発生通信ポート識別情報に基づき、前記送信側データフレーム転送装置内にある、送信先データフレーム転送装置の送信先通信ポート識別情報ごとに、この通信ポートへのデータフレームの送出レートを示した送出レート設定テーブルに、前記輻輳発生通信ポートへのデータフレーム送出レートを設定するステップと、
    前記送出レート設定テーブルに基づき、前記受信側データフレーム転送装置の前記輻輳発生通信ポートへ送信するデータフレームの送出レートを制御するステップと、
    を実行することを特徴とするデータフレーム転送方法。
  9. 前記輻輳発生通信ポート識別情報は、前記受信側データフレーム転送装置の識別情報と前記受信側データフレーム転送装置で一意に決められた外部通信ポート識別情報との組み合わせであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のデータフレーム転送方法。
  10. 前記データフレームの送出レートの制御は、前記データフレームの送出レートの低下および前記データフレームの送出の停止であることを特徴とする請求項4ないし請求項9のいずれか1項に記載のデータフレーム転送方法。
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