JP2008294104A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
基板の加熱効率を高め、基板の加熱時間を短縮してスループットの向上を図ると共に、周囲への放熱量を抑制し、金属汚染、異物の発生を防止し、基板の処理品質を向上させる。
【解決手段】
処理室1内に収納した基板4を加熱して処理する基板処理装置に於いて、基板を載置して加熱する基板載置台3と該基板載置台に対向する熱反射板25とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラズマを発生し、処理ガスを活性化して、シリコンウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜の生成、エッチング等の基板処理を行う基板処理装置に関するものである。
半導体装置を製造する処理工程の1つに、プラズマを発生させシリコンウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜を生成し、或はエッチングする基板処理の工程がある。又、基板処理を行う基板処理装置の一例として、電界と磁界により高密度プラズマを生成できる変形マグネトロン型プラズマ源(Modified Magnetron Typed Plasma Source)を用いて基板処理を行うMMT装置がある。
図2に於いて、従来のMMT装置について概略を説明する。
処理室1を画成する処理容器2の内部にサセプタ3が設けられ、該サセプタ3に被処理基板であるウェーハ4が載置される。前記サセプタ3はヒータを内蔵しており、前記ウェーハ4を加熱する様になっている。前記処理容器2の周囲には放電機構5が配設され、高周波電源6より前記放電機構5に高周波電力が供給されることで交番磁界、交番電界が前記処理室1に形成される。
前記サセプタ3により前記ウェーハ4を加熱した状態で、前記処理容器2のシャワーヘッド7より処理ガスを導入し、更に前記放電機構5により交番磁界、交番電界を発生させることでプラズマ8が生成され、活性化したガス分子により前記ウェーハ4に所要の処理がなされる。
上記従来のMMT装置に於いて、前記サセプタ3により前記ウェーハ4を加熱する状態では、前記サセプタ3は伝熱により前記ウェーハ4を加熱するばかりでなく、熱輻射により周囲に大量の熱を放散している。更に、前記ウェーハ4が高温となった状態では、該ウェーハ4からも熱輻射で周囲に熱を放散している。
この為、前記サセプタ3から周囲へ放熱されることで、前記ウェーハ4の加熱効率が低下し、該ウェーハ4の加熱時間が長くなる。更に、前記処理室1の壁面等構造物が前記サセプタ3からの放熱で直接加熱されることから、金属汚染、異物の発生等の原因にもなっている。
特開2003−282567号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、基板の加熱効率を高め、基板の加熱時間を短縮してスループットの向上を図ると共に、周囲への放熱量を抑制し、金属汚染、異物の発生を防止し、基板の処理品質を向上させるものである。
本発明は、処理室内に収納した基板を加熱して処理する基板処理装置に於いて、基板を載置して加熱する基板載置台と該基板載置台に対向する熱反射板とを具備する基板処理装置に係るものである。
本発明によれば、処理室内に収納した基板を加熱して処理する基板処理装置に於いて、基板を載置して加熱する基板載置台と該基板載置台に対向する熱反射板とを具備するので、基板載置台からの輻射熱が前記熱反射板に反射され、或は該熱反射板に蓄熱され、基板載置台上の基板を効率よく加熱し、加熱時間が短縮され、スループットが向上する。又、周囲への熱放散が抑制されるので、金属汚染、異物の発生を防止でき、基板処理品質が向上する、等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1に本発明が実施される基板処理装置の一例であるMMT装置を示す。尚、図1中、図2中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
MMT装置11は、処理容器2を有し、該処理容器2は、第1の容器であるドーム型の上側容器12と第2の容器である碗型の下側容器13により気密に形成され、前記上側容器12は前記下側容器13の上に同心に又気密に設置されている。処理室1にはサセプタ3が収納され、該サセプタ3は前記下側容器13にサセプタ昇降機構41を介して昇降可能に設けられ、又前記下側容器13、前記サセプタ昇降機構41とは絶縁されている。
前記上側容器12は酸化アルミニウム又は石英等の非金属材料で形成されており、前記下側容器13はアルミニウムで形成されている。又、前記サセプタ3はヒータ一体型、或はヒータを内蔵した基板載置台であり、前記サセプタ3を窒化アルミニウムや、セラミックス又は石英等の非金属材料で構成することによって、処理の際に膜中に取込まれる金属汚染を低減している。
前記上側容器12の天井部にシャワーヘッド7が設けられている。該シャワーヘッド7は、平板状のガス分散空間であるバッファ室17を有し、該バッファ室17の下面は多数のガス吹出孔18が穿設されたガス分散板19となっている。
前記バッファ室17にはガスを供給するガス供給管21が接続されており、該ガス供給管21は、開閉弁22、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ23を介して反応ガス供給源(図示せず)に接続されている。
前記サセプタ3と対向して熱反射板25が、吊り部材26を介して前記上側容器12に設けられる。前記熱反射板25、前記吊り部材26は、耐熱性を有し、基板を汚染しない材質、例えば石英、炭化珪素が用いられ、前記熱反射板25については好ましくは黒色石英が用いられる。
又、前記熱反射板25は、放電機構5の高周波電極の高さ中心より上方に位置する様に支持され、前記放電機構5によるプラズマの生成効率に影響を与えない様に配設される。
前記下側容器13には、ウェーハ4を搬入出する為の基板搬入出口27が設けられ、該基板搬入出口27はゲート弁28によって開閉され、該ゲート弁28を介して図示しない基板搬送ロボットによりウェーハ4が前記処理室1に搬入出する様になっており、前記サセプタ3が降下した状態で基板搬送ロボットと前記サセプタ3との間でウェーハ4の授受が行われる様になっている。
前記下側容器13の下部、前記サセプタ3より下方に排気管29が接続され、該排気管29は、圧力調整器であるAPC31、開閉弁32を介して排気装置である真空ポンプ33に接続されている。
前記シャワーヘッド7から反応ガスが前記処理室1に供給され、基板処理後のガスは前記サセプタ3の周囲から前記処理室1の底方向へ流れ、前記排気管29より排気される。
供給される反応ガスを励起させる放電機構(放電手段)5として、筒状、例えば円筒状に形成された第1の電極である筒状電極34が設けられる。該筒状電極34は前記上側容器12の外周に設置され、前記処理室1内のプラズマ生成領域35を囲んでいる。
前記筒状電極34にはインピーダンスの整合を行う整合器36を介して高周波電力を印加する高周波電源37が接続されている。
又、前記筒状電極34は、筒状、例えば円筒状に形成された磁界形成機構(磁界形成手段)であり、該筒状電極34の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成する様になっている。
前記サセプタ3は、例えば窒化アルミニウムやセラミックス、又は石英等の非金属材料で形成され、内部に加熱機構(加熱手段)としてのヒータ(図中省略)が一体的に埋込まれており、ウェーハ4を加熱できる様になっている。ヒータは電力が印加されてウェーハ4を500℃程度に迄加熱できる様になっている。
又、前記サセプタ3の内部には、更にインピーダンスを変化させる為の電極である第2の電極(図示せず)が設けられており、該第2の電極がインピーダンス可変機構38を介して接地されている。該インピーダンス可変機構38は、コイルや可変コンデンサから構成され、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、前記第2の電極及び前記サセプタ3を介してウェーハ4の電位を制御できる様になっている。
ウェーハ4をマグネトロン型プラズマ源でのマグネトロン放電により処理する為の処理炉39は、少なくとも前記処理室1、前記処理容器2、前記サセプタ3、前記放電機構5、前記シャワーヘッド7、及び前記排気管29等から構成されており、前記処理室1でウェーハ4をプラズマ処理することが可能となっている。
又、制御部(制御手段)としてのコントローラ45は信号線Aを通じて前記APC31、前記開閉弁32、前記真空ポンプ33を制御し、信号線Bを通じて前記サセプタ昇降機構41を制御し、信号線Cを通じて前記ゲート弁28を制御し、信号線Dを通じて前記整合器36、前記高周波電源37を制御し、信号線Eを通じて前記マスフローコントローラ23、前記開閉弁22を制御し、更に図示しない信号線を通じてサセプタに埋込まれたヒータや前記インピーダンス可変機構38をそれぞれ制御する様構成されている。
次に上記構成の処理炉39を用いて、半導体デバイスの製造工程の1工程として、ウェーハ4表面に対し、又はウェーハ4上に形成された下地膜の表面に対し所定のプラズマ処理を施す方法について説明する。尚、以下の説明に於いて、基板処理装置を構成する各部の動作は前記コントローラ45により制御される。
ウェーハ4は基板搬送ロボット(図示せず)によって前記ゲート弁28を通して前記処理室1に搬入され、前記サセプタ3上に搬送される。
該サセプタ3に埋込まれたヒータは予め加熱されており、搬入されたウェーハ4を室温〜500℃の範囲の内、所定のウェーハ処理温度に加熱する。前記真空ポンプ33、及び前記APC31を用いて前記処理室1の圧力を0.1〜100Paの範囲の内、所定の圧力に維持する。
前記サセプタ3はウェーハ4を加熱すると共に前記サセプタ3からは輻射熱が放出される。輻射熱は、前記熱反射板25によって反射され、或は該熱反射板25が加熱されることで、該熱反射板25が熱源となって前記ウェーハ4を加熱する。
従って、前記サセプタ3からの熱は周囲に放散されることが抑制され、前記ウェーハ4を効率よく加熱、昇温させる。尚、前記熱反射板25を黒色石英とすることで、輻射熱の透過が抑止され、輻射熱が効率よく前記熱反射板25に吸収される。
ウェーハ4の温度が処理温度に達し、安定化したら、前記ガス供給管21より前記バッファ室17に処理ガスを供給し、前記ガス分散板19を介して、反応ガスN2 、O2 、H2 、Heを前記サセプタ3上のウェーハ4の上面(処理面)に向けて導入する。この時のガス流量は20〜10000sccmの範囲の内、所定の流量とする。同時に前記筒状電極34に前記高周波電源37から前記整合器36を介して高周波電力を印加する。印加する電力は、150〜200Wの範囲の内、所定の出力値を投入する。この時前記インピーダンス可変機構38は予め所望のインピーダンス値となる様に制御しておく。
前記放電機構5の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、ウェーハ4の上方空間に電荷をトラップして前記プラズマ生成領域35に高密度プラズマが生成される。そして、生成された高密度プラズマにより、前記サセプタ3上のウェーハ4の表面にプラズマ処理が施される。プラズマ処理が終わったウェーハ4は、基板搬送ロボット(図示せず)によって、基板搬入と逆の手順で前記処理室1外へ搬送される。
本発明の基板処理装置では、処理炉内に熱反射板25を具備するので、ウェーハ4を効率よく加熱でき、例えば、基板を700℃迄加熱するのに従来では5分以上要したのに、本発明では3分程度で800℃迄加熱することができる。
尚、本発明は、MMT装置に限らず、処理室内にサセプタを具備する基板処理装置であれば実施可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態を示す概略断面図である。 従来例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 処理室
3 サセプタ
4 ウェーハ
5 放電機構
12 上側容器
13 下側容器
21 ガス供給管
25 熱反射板
26 吊り部材
29 排気管
35 プラズマ生成領域
39 処理炉
45 コントローラ

Claims (1)

  1. 処理室内に収納した基板を加熱して処理する基板処理装置に於いて、基板を載置して加熱する基板載置台と該基板載置台に対向する熱反射板とを具備することを特徴とする基板処理装置。
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