JP2008293165A - アクセスコントロール装置、アクセスコントロール方法、アクセスコントロールプログラム、及び、アクセスコントロールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

アクセスコントロール装置、アクセスコントロール方法、アクセスコントロールプログラム、及び、アクセスコントロールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上に導入された新たなネットワーク機器と、そのネットワーク機器を制御するアプリケーションソフトとを容易に対応付けることを課題とする。
【解決手段】制御対象機器3dとネットワーク機器3a〜3cとのアドレス情報を取得して、アドレス記憶部111から読み出したアドレス情報に一致しないアドレス情報を検出し、制御機器情報記憶部112から読み出した制御機器名を選択可能に表示し、選択された制御機器名に対応するホスト名を制御機器情報記憶部112から読み出して、読み出したホスト名と検出されたアドレス情報とを関連付けてホストテーブル113に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、既に導入されたアプリケーションから、新たにネットワークに接続されるネットワーク機器を制御可能にする設定を行う技術に関する。
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づくネットワークでは、IPアドレスを用いて、ネットワークに接続されている各コンピュータ機器や、プリンタ,スキャナ,カメラなどの各ネットワーク機器を区別する。そして、各機器間の通信を確立するには、IPアドレスを個々の機器に正しく設定する必要があるが、ネットワーク管理知識の乏しい一般的なユーザにとって、そのようなIPアドレスの設定は困難を伴うものである。
一方、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の仕組みによれば、ネットワーク上に配置されたDHCPサーバによって、DHCPクライアントとして動作する各機器のIPアドレスの設定を自動的に行うことができ、ユーザは、各機器にどのようなIPアドレスが割り振られたかを認識することなく、ネットワーク上で各機器を利用することができる。
また、特に、UNIX(登録商標)などのOS(Operating System)上で動作するコンピュータ機器では、ネットワーク上の各機器を識別するためのホスト名をアスキー文字で表現し、そのOSの有するホストテーブルにおいて、各機器のホスト名とIPアドレスとの対応付けを定義することができる。この仕組みによれば、コンピュータ上で動作するアプリケーションを用いてネットワーク上の各機器を制御する場合、制御対象となる各機器のホスト名もしくはIPアドレスのどちらかを用いてそのアプリケーションを設計しても、制御対象機器との通信を確立することができる。
Scott Oaks、Java(登録商標) セキュリティ、O’REILLY(オライリー・ジャパン)、p.1-174
ここで、制御対象のネットワーク機器に対するIPアドレスの設定がDHCPにより自動的に行われた場合であって、かつ、そのネットワーク機器を制御するためのアプリケーションがIPアドレスの自動設定以前に既にコンピュータ上に導入されていた場合に、そのアプリケーションを用いてそのネットワーク機器を制御するには、次の2つのうちいずれかの処理が必要となる。
(i)そのネットワーク機器に割り振られたIPアドレスに応じて、アプリケーションの設定を手動で更新する。
(ii)ホスト名を用いてネットワーク機器を制御するアプリケーションの場合、ネットワーク機器に割り振られたIPアドレスを直接確認し、ホスト名とIPアドレスとを対応付けてコンピュータのホストテーブルに手動で登録する。
これら2つの処理は、手動によるコンピュータの設定更新が必要であり、コンピュータ管理知識の乏しいユーザにとっては困難な作業であるという問題があった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、ネットワーク上に導入された新たなネットワーク機器と、そのネットワーク機器を制御するアプリケーションソフトとを容易に対応付けることを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、ネットワークを介して接続される第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションを備えたアクセスコントロール装置であって、前記アプリケーションに設定された前記第1のネットワーク機器のホスト名と、当該ホスト名よりも容易に当該第1のネットワーク機器を識別可能な制御機器名とを関連付けて記憶しておく制御機器情報記憶手段と、前記ネットワークに接続されている第2のネットワーク機器のアドレス情報を記憶しておくアドレス記憶手段と、前記第1のネットワーク機器と前記第2のネットワーク機器とのアドレス情報を取得するアドレス取得手段と、前記アドレス情報を前記アドレス記憶手段から読み出して、取得した当該アドレス情報に一致しないアドレス情報を検出するアドレス差分検出手段と、前記制御機器名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、当該制御機器名を選択可能に表示する制御機器情報表示手段と、選択された前記制御機器名に対応するホスト名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、読み出した当該ホスト名と検出された前記アドレス情報とを対応付けてホストテーブルに設定するホストテーブル更新手段と、を有することを要旨とする。
本発明にあっては、ネットワークを介して接続される第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションを備えたアクセスコントロール装置であって、アプリケーションに設定された第1のネットワーク機器のホスト名と、このホスト名よりも容易に第1のネットワーク機器を識別可能な制御機器名とを関連付けて記憶しておく制御機器情報記憶手段と、ネットワークに接続されている第2のネットワーク機器のアドレス情報を記憶しておくアドレス記憶手段とを有し、第1のネットワーク機器と第2のネットワーク機器とのアドレス情報を取得して、アドレス記憶手段から読み出したアドレス情報に一致しないアドレス情報を検出し、制御機器情報記憶手段から読み出した制御機器名を選択可能に表示し、選択された制御機器名に対応するホスト名を制御機器情報記憶手段から読み出して、読み出したホスト名と検出されたアドレス情報とを関連付けてホストテーブルに設定するため、ネットワーク上に導入される第1のネットワーク機器と、その第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションとを容易に対応付けることができる。即ち、コンピュータネットワーク管理知識の乏しい一般的なユーザであっても、予め記憶されている制御機器名から適切なものを選択することにより、ユーザによるアプリケーションの設定更新作業を伴うことなく、アプリケーションと第1のネットワーク機器との通信を簡単に確立することが可能となる。これにより、アプリケーションから第1のネットワーク機器を正しく制御することが可能となる。
請求項2に記載の本発明は、前記制御機器情報記憶手段に記憶された前記ホスト名および前記制御機器名は、前記アプリケーションの設定記憶手段に設定されるものであって、当該設定記憶手段に設定された当該ホスト名と当該制御機器名とを取得して、前記制御機器情報記憶手段に記憶させる制御機器情報取得手段を更に有することを要旨とする。
請求項3に記載の本発明は、ネットワークを介して接続される第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションを備えたアクセスコントロール方法であって、前記アプリケーションに設定された前記第1のネットワーク機器のホスト名と、当該ホスト名よりも容易に当該第1のネットワーク機器を識別可能な制御機器名とを関連付けて制御機器情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記ネットワークに接続されている第2のネットワーク機器のアドレス情報をアドレス記憶手段に記憶しておくステップと、前記第1のネットワーク機器と前記第2のネットワーク機器とのアドレス情報を取得するステップと、前記アドレス情報を前記アドレス記憶手段から読み出して、取得した当該アドレス情報に一致しないアドレス情報を検出するステップと、前記制御機器名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、当該制御機器名を選択可能に表示するステップと、選択された前記制御機器名に対応するホスト名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、読み出した当該ホスト名と検出された前記アドレス情報とを対応付けてホストテーブルに設定するステップと、を有することを要旨とする。
請求項4に記載の本発明は、前記制御機器情報記憶手段に記憶された前記ホスト名および前記制御機器名は、前記アプリケーションの設定記憶手段に設定されるものであって、当該設定記憶手段に設定された当該ホスト名と当該制御機器名とを取得して、前記制御機器情報記憶手段に記憶させるステップを更に有することを要旨とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1又は2項に記載のアクセスコントロール装置における各手段をコンピュータによって実行させることを要旨とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載のアクセスコントロールプログラムを記録した記録媒体であることを要旨とする。
本発明によれば、ネットワーク上に導入された新たなネットワーク機器と、そのネットワーク機器を制御するアプリケーションとを容易に対応付けることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るアクセスコントロール装置を含む全体的なシステム構成を示す構成図である。図1に示すように、アクセスコントロール装置10は、コンピュータ1の内部で動作するものであって、ネットワーク2を介して複数のネットワーク機器3a〜3dに接続されている。
ネットワーク機器3a〜3dとは、ネットワーク2を介して制御可能な機器であって、ネットワーク2に接続された場合に、図示しないDHCPサーバからIPアドレスが自動で割り当てられる機能を備えている。ネットワーク機器として、例えば、プリンタ、スキャナ、屋外カメラ、室内カメラなどを用いることができる。また、それら専用の機能を有する機器のみでなく、パソコンやワークステーションなどの汎用機器を用いても良い。
ネットワーク2とは、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆回線網、CATV網などの有線ネットワークや、無線LANなどの無線ネットワークを用いることができる。なお、インターネットとは、所定のプロトコルに基づいて相互リンクされたネットワークの集合体である。
コンピュータ1には、各ネットワーク機器3a〜3dの制御をそれぞれ行うネットワーク機器制御アプリケーション(以降、「アプリケーションソフト」と称する)20a〜20dが導入されており、このアプリケーションソフト20a〜20dには、各ネットワーク機器のホスト名と、ホスト名よりも容易に各ネットワーク機器を識別可能な制御機器名とが関連付けてそれぞれの設定記憶部201a〜201dに設定されている。制御機器名は、例えば、ネットワーク機器3aがプリンタである場合、「プリンタ」や「印刷装置」など、ユーザが識別しやすい平易な名前で表現されている。
なお、本実施の形態では、ネットワーク2に既に接続されているネットワーク機器をネットワーク機器3a〜3cとし、新たに接続されるネットワーク機器を制御対象機器3dとする。また、制御対象機器3dは、アプリケーションソフト20dを用いて制御可能であり、このアプリケーションソフト20dで設定される制御機器名とホスト名は、設定記憶部201dに設定されているとして以降説明を続ける。
アクセスコントロール装置10は、ネットワーク2に接続されているネットワーク機器3a〜3cのMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを関連付けて記憶しておくアドレス記憶部111と、ネットワーク2に接続される機器のMACアドレスとIPアドレスとを取得するアドレス取得部101と、取得したそれらアドレス情報とアドレス記憶部111に記憶されたアドレス情報との差分を検出するアドレス差分検出部102と、設定記憶部201a〜201dに設定された制御機器名とホスト名とを取得する制御機器情報取得部103と、取得した制御機器名とホスト名とを関連付けて記憶しておく制御機器情報記憶部112と、制御機器情報記憶部112に記憶された制御機器名を選択可能に表示する制御機器情報表示部104と、選択された制御機器名に対応するホスト名と検出されたアドレス情報のIPアドレスとを対応付けてホストテーブル113に設定するホストテーブル更新部105とを備えた構成である。
続いて、アクセスコントロール装置10における処理の流れについて説明する。図2は、アクセスコントロール装置10の処理の流れを示すフローチャートである。なお、アドレス記憶部111には、ネットワーク2に既に接続されているネットワーク機器3a〜3cのMACアドレスとIPアドレスとが関連付けて記憶されており、新たにネットワーク2に接続される制御対象機器3dのIPアドレスは、ネットワーク2に接続される時に、図示しないDHCPサーバにより割り振られることを前提に説明する。
最初に、制御対象機器3dがネットワークに接続された場合に、アドレス取得部101において、ネットワーク2に接続されている全てのネットワーク機器3a〜3c及び制御対象機器3dのMACアドレスとIPアドレスとを取得する(S101)。
ここで、UNIX(登録商標)の場合、APRコマンドなどを用いてそれらアドレス情報を取得することが可能である。また、OSを制御するコマンドを用いるのではなく、ソケット通信などを用いて、それらアドレス情報を各機器から取得するようにしてもよい。
次に、アドレス差分検出部102において、取得したMACアドレスのうち、アドレス記憶部111から読み出したMACアドレスに一致しないMACアドレスを検出し、検出したMACアドレスとこのMACアドレスに対応するIPアドレスとを関連付けてアドレス記憶部111に記憶する(S102)。
ここで、ネットワーク機器3a〜3cのMACアドレスは既に記憶されているので、制御対象機器3dのMACアドレスが検出され、制御対象機器3dのMACアドレスとIPアドレスとがアドレス記憶部111に記憶される。
続いて、制御機器情報取得部103において、各アプリケーションソフト20a〜20dの設定記憶部201a〜201dにそれぞれ設定された制御機器名とホスト名とを取得し、それぞれが定義されているアプリケーションソフトの名称と共に、制御機器情報記憶部112に記憶させる(S103)。
そして、制御機器情報表示部104において、制御機器情報記憶部112に記憶された制御機器名の一覧を、例えば、コンピュータディスプレイなどを介して選択可能に提示する(S104)。
これにより、ユーザは、新たにネットワーク2に接続された制御対象機器3dを制御するアプリケーションソフト20dに設定された制御機器名を、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどの入力部を用いて一覧の中から選択することができる。なお、制御機器名のみではなく、アプリケーションソフトの名称も併せて提示してもよい。これにより、選択すべき制御機器名の特定をより容易に行うことができる。また、制御機器名を選択する場合、1つのみではなく、複数の制御機器名を選択してもよい。
最後に、ホストテーブル更新部105において、(S102)で検出されたMACアドレスに対応するIPアドレスをアドレス記憶部111から読み出し、更に、(S104)で選択された制御機器名に対応するホスト名を制御機器情報取得部103から読み出して、読み出したIPアドレスとホスト名とを対応付けてホストテーブルに登録する(S105)。
なお、コンピュータ1に新たなアプリケーションソフトが導入された時点、もしくは、既に導入されたアプリケーションソフトを削除する時点に(S103)と同じ処理を実行することで、(S103)の処理を省略することが可能となる。
最後に、本実施の形態におけるアクセスコントロール装置10は、ホスト名とIPアドレスとを対応付けるホストテーブルを備えたOSを有するコンピュータ1であればよく、OSの具体例としては、例えば、Windows(登録商標),UNIX(登録商標),Linuxなどを用いることができる。
本実施の形態によれば、ネットワーク2を介して接続される制御対象機器3dを制御するアプリケーションソフト20dを備えたアクセスコントロール装置10であって、アプリケーションソフト20dに設定された制御対象機器3dのホスト名と、このホスト名よりも容易に制御対象機器3dを識別可能な制御機器名とを関連付けて記憶しておく制御機器情報記憶部112と、ネットワーク2に接続されているネットワーク機器3a〜3cのアドレス情報を記憶しておくアドレス記憶部111とを有し、制御対象機器3dとネットワーク機器3a〜3cとのアドレス情報を取得して、アドレス記憶部111から読み出したアドレス情報に一致しないアドレス情報を検出し、制御機器情報記憶部112から読み出した制御機器名を選択可能に表示し、選択された制御機器名に対応するホスト名を制御機器情報記憶部112から読み出して、読み出したホスト名と検出されたアドレス情報とを関連付けてホストテーブル113に設定するため、ネットワーク2上に導入される制御対象機器3dと、その制御対象機器3dを制御するアプリケーション20dとを容易に対応付けることができる。即ち、コンピュータネットワーク管理知識の乏しい一般的なユーザであっても、予め記憶されている制御機器名から適切なものを選択することにより、ユーザによるアプリケーション20dの設定更新作業を伴うことなく、アプリケーション20dと制御対象機器3dとの通信を簡単に確立することが可能となる。これにより、アプリケーション20dから制御対象機器3dを正しく制御することが可能となる。
続いて、上述した本実施の形態に係るアクセスコントロール装置10の動作の一実施例として、新たな制御対象機器3dとしてのスキャナ3dがネットワーク2に接続された場合に、スキャナ3dに割り振られたIPアドレスがコンピュータ1のホストテーブルに登録されるまでの処理について説明する。
最初に、スキャナがネットワーク2に接続される前の状態について説明する。図3は、スキャナがネットワーク2に接続される前の状態を示す図である。プリンタ3a,屋外カメラ3b,及び,屋内カメラ3cが、ネットワーク2に接続されている。また、アドレス記憶部111には、プリンタ3a,屋外カメラ3b,及び,屋内カメラ3cのMACアドレスとIPアドレスとが関連付けて記憶されている。
また、コンピュータ1には、プリンタ3a,屋外カメラ3b,及び,屋内カメラ3cをそれぞれ制御するワープロソフト20a,防犯モニタソフト20b,及び,イラスト作成ソフト20cのアプリケーションソフトが導入されている。更に、ワープロソフト20aには、制御対象機器であるプリンタ3aを制御するため、制御機器名「プリンタ」,ホスト名「PTR」が設定されている。また、防犯モニタソフト20bには、制御対象機器である屋外カメラ3bならびに屋内カメラ3cを制御するため、制御機器名「屋外カメラ」,ホスト名「CAMERA1」、ならびに、制御機器名「屋内カメラ」,ホスト名「CAMERA2」がそれぞれ設定されている。イラスト作成ソフト20cには、制御対象機器である図示しないスキャナならびにプリンタ3aを制御するため、制御機器名「スキャナ」,ホスト名「SCANNER」、ならびに、制御機器名「プリンタ」,ホスト名「PRINTER」がそれぞれ設定されている。
更に、制御機器情報取得部103には、ワープロソフト20a,防犯モニタソフト20b,及び,イラスト作成ソフト20cのアプリケーションソフト名と、これらそれぞれのアプリケーションソフトごとに制御対象機器の制御機器名及びホスト名とが関連付けて記憶されている。
また、ホストテーブル113において、ホスト名「PTR」ならびに「PRINTER」にはプリンタ3aのIPアドレスが対応付けられ、ホスト名「CAMERA1」には屋外カメラ3bのIPアドレスが対応付けられ、ホスト名「CAMERA2」には屋内カメラ3cのIPアドレスが対応付けられて、それぞれ登録されている。
なお、イラスト作成ソフト20cの制御対象機器として設定されている図示しないスキャナは、ネットワーク2には未だ存在せず、ホストテーブル113にも登録されていない。
次に、スキャナがネットワークに接続された時の処理について説明する。図3で示す状態において、スキャナがネットワーク2に接続された場合に、アドレス取得部101において、ネットワーク2に接続されているプリンタ3a,屋外カメラ3b,屋内カメラ3c,及び,スキャナのMACアドレスとIPアドレスとを取得する。
次に、アドレス差分検出部102において、取得したMACアドレスのうち、アドレス記憶部111から読み出したMACアドレスに一致しないスキャナ3dのMACアドレス「DD:DD:DD:DD:DD:DD」とIPアドレス「X:X:X:14」とを検出する。
そして、制御機器情報表示部104において、制御機器情報記憶部112に記憶された制御機器名とアプリケーション名との一覧をコンピュータディスプレイに出力する。これにより、ユーザは、新たにネットワーク2に接続されたスキャナ3dに対応する制御機器名「スキャナ」を、マウスやキーボードなどを用いて選択することが可能となる。
図4は、スキャナのMACアドレスがアドレス差分検出部102によって検出され、制御機器名の一覧が表示された時の状態を示す図である。アドレス取得部101において、前述のARPコマンドを定期的に発行して取得した全てのMACアドレスが、アドレス記憶部111に既に記憶されているアドレスリストと比較され、このアドレスリストにないMACアドレス「DD:DD:DD:DD:DD:DD」を持つ新たなネットワーク機器としてのスキャナ3dが検出されている。なお、ARPコマンドでは、MACアドレスと共に、それと対をなすIPアドレスも取得することができる。新たなネットワーク機器が検出されたので、制御機器情報表示部104によって、接続機器名の候補である「プリンタ」,「屋外カメラ」,「屋内カメラ」,「スキャナ」,及び,「プリンタ」が制御機器情報記憶部112から読み出されて、画面に一覧表示されている。
なお、この状態では、スキャナはネットワーク2上に接続されているが、ホストテーブルには登録されていない。
最後に、スキャナ3dのアドレス情報がホストテーブルに登録されるまでの処理について説明する。ホストテーブル更新部105において、検出されたIPアドレス「X:X:X:14」と、選択された制御機器名「スキャナ」に対応するホスト名「SCANNER」とを対応付けてホストテーブルに登録する。
図5は、スキャナ3dに対応するホスト名「SCANNER」が、ネットワーク機器であるスキャナ3dに対してDHCPによって割り当てられたIPアドレス「X:X:X:14」に対応付けられて、ホストテーブル113に登録された時の状態を示す図である。これにより、イラスト作成ソフト20cにより、ネットワーク2を介してスキャナ3dを制御することが可能となる。更に、アドレス記憶部111には、スキャナ3dのMACアドレスとIPアドレスとが関連付けて記憶されるので、以降、アドレス差分検出部102において、スキャナ3dは検出されない状態となる。
本発明の実施の形態に係るアクセスコントロール装置を含む全体的なシステム構成を示す構成図である。 アクセスコントロール装置の処理の流れを示すフローチャートである。 スキャナがネットワークに接続される前の状態を示す図である。 スキャナがネットワークに接続された時の状態を示す図である。 スキャナのアドレス情報がホストテーブルに登録された時の状態を示す図である。
符号の説明
1…コンピュータ
2…ネットワーク
3a,3b,3c…ネットワーク機器(プリンタ,屋外カメラ,屋内カメラ)
3d…制御対象機器(スキャナ)
10…アクセスコントロール装置
20a…ワープロソフト
20a〜20d…アプリケーションソフト(ワープロソフト,防犯モニタソフト,イラスト作成ソフト)
101…アドレス取得部
102…アドレス差分検出部
103…制御機器情報取得部
104…制御機器情報表示部
105…ホストテーブル更新部
111…アドレス記憶部
112…制御機器情報記憶部
113…ホストテーブル
201a〜201d…設定記憶部
S101〜S105…ステップ

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続される第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションを備えたアクセスコントロール装置であって、
    前記アプリケーションに設定された前記第1のネットワーク機器のホスト名と、当該ホスト名よりも容易に当該第1のネットワーク機器を識別可能な制御機器名とを関連付けて記憶しておく制御機器情報記憶手段と、
    前記ネットワークに接続されている第2のネットワーク機器のアドレス情報を記憶しておくアドレス記憶手段と、
    前記第1のネットワーク機器と前記第2のネットワーク機器とのアドレス情報を取得するアドレス取得手段と、
    前記アドレス情報を前記アドレス記憶手段から読み出して、取得した当該アドレス情報に一致しないアドレス情報を検出するアドレス差分検出手段と、
    前記制御機器名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、当該制御機器名を選択可能に表示する制御機器情報表示手段と、
    選択された前記制御機器名に対応するホスト名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、読み出した当該ホスト名と検出された前記アドレス情報とを対応付けてホストテーブルに設定するホストテーブル更新手段と、
    を有することを特徴とするアクセスコントロール装置。
  2. 前記制御機器情報記憶手段に記憶された前記ホスト名および前記制御機器名は、前記アプリケーションの設定記憶手段に設定されるものであって、
    当該設定記憶手段に設定された当該ホスト名と当該制御機器名とを取得して、前記制御機器情報記憶手段に記憶させる制御機器情報取得手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のアクセスコントロール装置。
  3. ネットワークを介して接続される第1のネットワーク機器を制御するアプリケーションを備えたアクセスコントロール方法であって、
    前記アプリケーションに設定された前記第1のネットワーク機器のホスト名と、当該ホスト名よりも容易に当該第1のネットワーク機器を識別可能な制御機器名とを関連付けて制御機器情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記ネットワークに接続されている第2のネットワーク機器のアドレス情報をアドレス記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記第1のネットワーク機器と前記第2のネットワーク機器とのアドレス情報を取得するステップと、
    前記アドレス情報を前記アドレス記憶手段から読み出して、取得した当該アドレス情報に一致しないアドレス情報を検出するステップと、
    前記制御機器名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、当該制御機器名を選択可能に表示するステップと、
    選択された前記制御機器名に対応するホスト名を前記制御機器情報記憶手段から読み出して、読み出した当該ホスト名と検出された前記アドレス情報とを対応付けてホストテーブルに設定するステップと、
    を有することを特徴とするアクセスコントロール方法。
  4. 前記制御機器情報記憶手段に記憶された前記ホスト名および前記制御機器名は、前記アプリケーションの設定記憶手段に設定されるものであって、
    当該設定記憶手段に設定された当該ホスト名と当該制御機器名とを取得して、前記制御機器情報記憶手段に記憶させるステップを更に有することを特徴とする請求項3に記載のアクセスコントロール方法。
  5. 請求項1又は2項に記載のアクセスコントロール装置における各手段をコンピュータによって実行させることを特徴とするアクセスコントロールプログラム。
  6. 請求項5に記載のアクセスコントロールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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