JP2008289741A - Stamping device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は宅配物を荷受けする宅配ボックスに関し、詳しくは、一般家庭等で使用される無人の宅配ボックスにおける伝票用のスタンプ装置の技術に関するものである。 The present invention relates to a delivery box for receiving a delivery item, and more particularly to a technology of a stamp device for a slip in an unattended delivery box used in a general home or the like.
従来、宅配小荷物を無人で受取り受領印をスタンプできる一般家庭用の宅配ボックスとして、例えば、特許文献1の内容が知られている。
Conventionally, for example, the contents of
特許文献1の宅配ボックス4は図5に示すように、伝票Rを表面パネル51とカバー52の隙間に形成された挿入口53から伝票スペース2内に挿入した後に、スタンプボタン6を押すことにより伝票Rにスタンプできる。
As shown in FIG. 5, the
より詳しくは、伝票Rの表面をカバー52側にして挿入口53より伝票スペース2内に挿入する。そして、スタンプボタン6を押すことにより、スタンプボタン6の後端に配設された圧接板3が、ホルダー1に保持されたスタンプSのスタンプ面S1に向かって移動して伝票スペース2に配置された伝票Rの表面をスタンプ面S1に押圧することができる。
More specifically, the slip R is inserted into the
このスタンプボタン6はスプリング61を備え、スプリング61の弾性力を利用してスタンプボタン6を初期位置に復帰させることができる。
ところが、ホルダー1が宅配ボックス4の内部に向かって突出するのでホルダー1の裏面1aにおける垂直面1bと表面パネル51で囲まれるスペース55の収納効率が落ちるので荷物の収納量が減少するという問題があった。特に、箱形状の品物を収納する場合にはスペース55のほぼ全域がデッドスペースとなることがあった。
However, since the
このため、図6に示すように、宅配ボックス4の扉56に設けられた伝票Rの挿入口56aに連続する伝票受部60を水平にして、ホルダー57に保持されるスタンプ58を垂直に作動させる構成がある。これにより、ホルダー57とスタンプ58が垂直に配置されるのでデッドスペースは減少する。
For this reason, as shown in FIG. 6, the
しかし、伝票受部60が水平なので、箱形状の品物の収納に対して扉56から伝票受部60の先端部60aまでの空間幅Nは依然としてデッドスペースであった。
However, since the
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであり、宅配ボックスにおいて簡単な構造で収納効率を向上することができる伝票用のスタンプ装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and an object thereof is to provide a voucher stamp apparatus that can improve the storage efficiency with a simple structure in a delivery box.
請求項1の発明は、荷物を受入れる荷受室と扉を有する宅配ボックスの荷受け確認用のスタンプ装置であって、前記スタンプ装置は、スタンプ昇降具に保持されて上下動自在のスタンプと伝票受部とが前記扉の内面側に設けられて成り、前記伝票受部は、前記扉に形成される矩形開口部の上下辺に連結する一対の上部材と下部材から成り、この上部材と下部材は水平部と上方又は下方に湾曲する曲面部と垂直部とによって互いが平行に形成され、前記上部材の水平部にスタンプ用の孔部が形成されることを特徴としている。
The invention of
請求項2の発明は、請求項1に記載のスタンプ装置であって、前記伝票受部の曲面部は円弧状に形成されることを特徴としている。 A second aspect of the present invention is the stamp apparatus according to the first aspect, wherein the curved surface portion of the slip receiving portion is formed in an arc shape.
請求項1記載の発明によれば、前記伝票受部は、前記扉に形成される矩形開口部の上下辺に連結する一対の上部材と下部材から成り、この上部材と下部材は水平部と上方又は下方に湾曲する曲面部と垂直部とによって互いが平行に形成される。そして、前記上部材の水平部にスタンプ用の孔部が形成される。そして、伝票が前記伝票受部の一対の上部材と下部材に挟まれて挿入されると、スタンプ作業に関係のない略水平部以外の伝票領域を扉に沿って上方又は下方に導くことができる。 According to the first aspect of the present invention, the slip receiving part is composed of a pair of upper and lower members connected to upper and lower sides of a rectangular opening formed in the door, and the upper member and lower member are horizontal parts. Are formed in parallel with each other by a curved portion and a vertical portion that are curved upward or downward. A stamp hole is formed in the horizontal portion of the upper member. When the slip is inserted between the pair of upper and lower members of the slip receiving portion, the slip area other than the substantially horizontal portion that is not related to the stamping work can be guided upward or downward along the door. it can.
このため、略垂直部の長さに相当する長さだけ前記伝票受部の領域を扉側に移動することができるので、箱形状の品物が主流である宅配ボックスの収納効率を確実に増加することができる。 For this reason, since the area of the slip receiving part can be moved to the door side by a length corresponding to the length of the substantially vertical part, the storage efficiency of the delivery box in which box-shaped items are mainstream is surely increased. be able to.
請求項2記載の発明によれば、前記伝票受部の曲面部は円弧状なので、伝票受部がさらに簡単な形状となるので製作コストが下がるとともに請求項1記載の発明の効果と同様の効果が得られる。 According to the second aspect of the present invention, since the curved surface portion of the slip receiving portion has an arc shape, the slip receiving portion has a simpler shape and thus the manufacturing cost is reduced and the same effect as the effect of the first aspect of the invention is achieved Is obtained.
<本発明の第一の実施形態>
以下に、本発明の第一の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
<First embodiment of the present invention>
Below, 1st embodiment of this invention is described based on FIGS. 1-3.
<スタンプ装置の構成>
図1、図2、図3に示すように、本発明の宅配ボックス11は荷物を受入れる荷受室12と扉13を有し、扉13の外面側13aに扉開閉ボタン14と開錠鍵挿入口15と、荷受け確認のため伝票にスタンプするためのスタンプ始動ボタン16と伝票挿入口17とが設けられる。
<Configuration of stamp device>
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the
扉13の内面側13bには、扉13を施錠する施錠手段18とスタンプ装置20が設けられ、スタンプ装置20は上下動自在のスタンプ昇降具21とこのスタンプ昇降具21に連結するスタンプホルダー22とスタンプホルダー22に保持されるスタンプ23と、伝票挿入口17に連結して固着される伝票受部25とで構成される。
Locking means 18 for locking the
ここで、スタンプ昇降具21と、スタンプ昇降具21を一度だけ下降させる詳細説明しないスタンプ連動手段30とを、それぞれ上下にスライド自在に保持するための保持カバー31が設けられ、保持カバー31の上端部に受部31aを備える。
Here, a
また、スタンプ始動ボタン16に連動するスタンプシフトレバー35と扉開閉ボタン14に連動するプッシュレバー40が設けられる。
Further, a
伝票受部25は、扉13に形成される伝票挿入口17としての矩形開口部の上辺17aと下辺17bに連結する一対の上部材26と下部材27で形成される。この一対の上部材26と下部材27は互いが平行状態を保ちながら伝票挿入口17から延設する水平部Q1と、下方に円弧状に湾曲する曲面部Q2と、垂直部Q3とによって一体的に連続形成される。
The
垂直部Q3の下端部28は上部材26と下部材27を連結する底部28aで塞がれる。水平部Q1の先端に備える垂直取付部26b、27bの取付孔26c、27cを介して伝票受部25は扉13の内面側13bにビス等の固着具によって固着して連結される。上部材26の水平部Q1の中央部にスタンプ23を挿入するための孔部26aが設けられる。
The lower end portion 28 of the vertical portion Q3 is closed by a bottom portion 28a that connects the
ここで、水平部Q1の奥行きK1、曲面部Q2の曲線長K2、垂直部Q3の高さK3とすると、伝票Tを長さK4=K1+K2+K3だけ伝票挿入口17から挿入して、伝票Tの先端を底部28aに当接した状態で伝票Tのスタンプ位置を孔部26aの中心に自動的に合わせることができる。伝票Tの先端からスタンプ位置までの長さK5=(略K1の1/2)+K2+K3である。
Here, assuming that the depth K1 of the horizontal portion Q1, the curve length K2 of the curved surface portion Q2, and the height K3 of the vertical portion Q3, the slip T is inserted from the
伝票受部25は薄板鋼板や樹脂材等を用いて形成される。
The
<スタンプ動作の説明>
スタンプ昇降具21は略帯状で上端部両側に係止部21aが設けられ、スタンプ昇降具21を上方且つ荷受室側に付勢する第一の弾性体としての二組のバネ24を備える。このため、スタンプ昇降具21はスタンプを実施しない状態ではバネ24によって上昇して係止部21aが保持カバー31の受部31aに係止された状態を保っている。
<Description of stamp operation>
The
スタンプ動作を開始する際には、スタンプ昇降具21の係止部21aが詳細説明しない方法で受部31aから押出されて離脱した状態となるので、バネ24の力に打ち勝ってスタンプ昇降具21を下降することができる。
When starting the stamping operation, the
スタンプホルダー22は扉13側に一対のブラケット22aを備えている。スタンプシフトレバー35はその上端部35aを中心にしてスイングする構造で、上端部35aには扉13側に向けて押込レバー35bを備えている。
The
このため、スタンプ始動ボタン16を押込んでスタンプシフトレバー35の下端部35cが押されると、上端部35aが矢印G1で示すように回転して押込レバー35bが一方のブラケット22aを矢印G2で示すように押し下げることができる。そして、スタンプホルダー22が下降してスタンプ23が上部材26の孔部26aに挿入されて伝票Tに受取り確認用のスタンプが実施される。
For this reason, when the
なお、スタンプ始動ボタン16は、ボタンを押した後に自動復帰させるためのコイルスプリングPを内蔵している。図1において、スタンプ始動ボタン16は内蔵されたコイルスプリングPの状態を示すために透視図で描かれており、このスタンプ始動ボタン16を押込むとコイルスプリングPが宿小してスタンプ動作が開始し、押込みを止めるとコイルスプリングPが復帰してスタンプ動作が終了する。
The
同様に、扉13の施錠開錠は、扉開閉ボタン14に連動するプッシュレバー40によって回転レバー41を回転することで施錠手段18のラッチ用バー42が回転し、ラッチ用バー42に連動するフック43によって扉13の施錠開錠が実施できる。
Similarly, the
<宅配ボックスの作用>
水平部Q1の扉13から垂直部Q3までの突出長さK6は伝票Tの伝票受部25への挿入するに必要な長さK4=K1+K2+K3に対して例えば略50%短くすることができる。そして、スタンプ装置20そのものも扉13にできるだけ近接して設けることができる。
<Action of delivery box>
The protruding length K6 from the
このため、伝票受部全域が水平面状の場合に比べて、伝票受部25の略垂直部の長さK3に相当する長さだけ荷受室の水平荷受領域が扉側に移動するので、箱形状が主流である宅配ボックスの荷受室の実質的な容量を増加することができる。
For this reason, the horizontal load receiving area of the load receiving chamber moves to the door side by a length corresponding to the length K3 of the substantially vertical portion of the
伝票受部25は下方に円弧状に湾曲する曲面部Q2と垂直部Q3を有するので伝票受部25内に伝票Tの自重によって確実且つ容易に挿入することができるとともに挿入された伝票Tは手を離してもその自重によって安定した状態で静止しているのでスタンプ位置に確実に安定してスタンプできる。
Since the
<本発明の第二の実施形態>
本発明の第二の実施形態のスタンプ装置の伝票受部25aを図4を用いて説明するが、図3に示す伝票受部25の構成と同様の構成部分については図面に同符号を付して重複した説明を省略し、図1、図2、図3に示す伝票受部25以外の構成とは同じであるのでその説明および図面を省略する。
<Second embodiment of the present invention>
The
伝票受部25aの一対の上部材26と下部材27は互いが平行状態を保ちながら、伝票挿入口17からの水平部Q1と上方に円弧状に湾曲する曲面部Q2と垂直部Q3とによって一体的に連続形成される。垂直部Q3の上端部29は上部材26と下部材27を連結する頂部29aが形成される。
The pair of
上方に円弧状に湾曲する曲面部Q2を有するので伝票受部25a内部に雨水が浸水するのを防ぐことができる。
Since the curved surface portion Q2 that is curved in an arc shape is provided on the upper side, it is possible to prevent rainwater from entering the
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。 The embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and design changes and the like within the scope of the present invention are included in the present invention. It is.
例えば、荷受け確認手段はスタンプ印20aの代わりに印鑑を使用してもよい。また、穿孔手段を用いる荷受け確認手段でも構わない。 For example, the receipt confirmation means may use a seal instead of the stamp 20a. Moreover, the receipt confirmation means using a punching means may be sufficient.
伝票受部25の曲面部Q2は円弧でない湾曲面に形成してもよい。
The curved surface portion Q2 of the
13 扉
13b 内面側
17 伝票挿入口
17a 上辺
17b 下辺
23 スタンプ
25 伝票受部
26 上部材
26a 孔部
26b 垂直取付部
26c 取付孔
27 下部材
27b 垂直取付部
27c 取付孔
28 下端部
28a 底部
Q1 水平部
Q2 曲面部
Q3 垂直部
13
Claims (2)
前記スタンプ装置は、スタンプ昇降具に保持されて上下動自在のスタンプと伝票受部とが前記扉の内面側に設けられて成り、
前記伝票受部は、前記扉に形成される矩形開口部の上下辺に連結する一対の上部材と下部材から成り、この上部材と下部材は水平部と上方又は下方に湾曲する曲面部と垂直部とによって互いが平行に形成され、
前記上部材の水平部にスタンプ用の孔部が形成されることを特徴とするスタンプ装置。 A stamp device for confirming the receipt of a parcel delivery box having a cargo receiving room and a door for receiving luggage,
The stamp device comprises a stamp that is held by a stamp elevating tool and is movable up and down and a slip receiving portion provided on the inner surface side of the door,
The slip receiving portion includes a pair of upper and lower members connected to upper and lower sides of a rectangular opening formed in the door. The upper member and the lower member are a horizontal portion and a curved portion that curves upward or downward. Are formed parallel to each other by the vertical part,
A stamping device, wherein a stamp hole is formed in a horizontal portion of the upper member.
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