JP2008289668A - 照明付き喉頭鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】喉頭鏡の滅菌処理を行う際における照明機構の着脱作業を簡素化する。
【解決手段】ブレード15の側壁部15bにおける後端部に、挟持部19を介して照明部17を設け、照明が必要な際の、ブレード15の後端部に照明部17を取り付ける作業と、照明が不要な際の、ブレード15から照明部17を取り外す作業を、挟持部19を介して簡素な工数で実行可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、喉頭内を照明しながら観察可能な照明付き喉頭鏡に関する。
喉頭鏡は、喉頭部位の疾患治療、疾患状態記録、気管への管挿入の際などに、口腔から舌圧子を挿入して舌を抑えながらその奥の喉頭内、特に、食道と気管の分岐部や声帯などを観察するために汎用されている。
このうち、例えば、気管挿管は、全身麻酔の実施時に必要な手技であるが、患者の症例によって困難を伴う場合がある。そうした困難を除去してその処置を適切に行うために、従来、マッキントッシュ(登録商標)型喉頭鏡や気管支鏡、スタイレットファイバースコープなど、種々の機器が開発されてきた。
最近では、喉頭鏡のグリップに光源を内蔵させるとともに、光源からの光をライトガイドを介してブレードの先端方向へと導くことにより、喉頭内を照明するようにした技術が知られている(特許文献1)。
しかしながら、上述した従来の喉頭鏡では、照明光をブレードの先端方向に導くための構成が複雑であった。そのため、例えば、喉頭鏡の消毒または滅菌を行う際において、照明機構の着脱作業に長時間を要することとなっていた。これについて説明すると、喉頭鏡のような再使用がなされる医療用具にあっては、病原菌の感染を防止するために、その使用後には消毒または滅菌を行う必要がある。そのため、かかる消毒等を少ない工数で効率よく実行し得ることが医療の現場で強く要請されている。しかし、上述した従来の喉頭鏡では、喉頭鏡の消毒または滅菌を行う際において、照明機構の着脱作業に長時間を要することとなっていたのである。
特開2000−175867号公報
解決しようとする問題点は、従来の喉頭鏡では、喉頭鏡の滅菌処理を行う際において、照明機構の着脱作業が煩雑で長時間を要していた点である。
本発明は、喉頭鏡の滅菌処理を行う際における照明機構の着脱作業を簡素化するために、グリップと、このグリップに設けられたブレードと、を備えた喉頭鏡において、前記ブレードの後端部に対し、挟持部を介して支持される照明部を着脱自在に設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ブレードの後端部に対し、挟持部を介して支持される照明部を着脱自在に設けたので、従って、照明が必要な際の、ブレードの後端部に照明部を取り付ける作業と、照明が不要な際の、ブレードから照明部を取り外す作業を、挟持部を介して簡素な工数で実行可能となる結果として、喉頭鏡の滅菌処理を行う際において、照明機構の着脱作業を簡素化することができる。
喉頭鏡の滅菌処理を行う際における照明機構の着脱作業を簡素化するという目的を、ブレードの後端部に対し、挟持部を介して支持される照明部を着脱自在に設けることによって実現した。
以下に、本発明に係る照明付き喉頭鏡の好ましい実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す喉頭鏡の外観斜視図、図2は照明部の弾性把持部への取り付け構造を示す斜視図、図3は照明部の弾性把持部への取り付け構造を示す図1のA−A‘矢視方向から視た一部断面図、図4はLED光源を駆動するための電気回路図である。
本発明に係る照明付き喉頭鏡11は、図1に示すように、グリップ13と、このグリップ13に設けられたブレード15と、を備えて構成されている。
グリップ13は、操作者が手で握ったときにブレード15を操作しやすいように、握りやすい太さの略円筒状に形成されるとともに、その表面には縦や横や斜めのローレットが形成されている。
ブレード15は、口腔を介して喉頭内に挿入されるものであり、その挿入方向後端がグリップ13の上端に取り付けられている。ブレード15は、例えばステンレス鋼等の金属や合成樹脂などの剛性のある素材からなる。その形状は、下向きに湾曲して略円弧状に形成された舌圧部15aと、舌圧部15aの片端縁に沿って立設形成された側壁部15bと、側壁部15bの上端縁に沿って首振りに設けられた上壁部15cとを備え、縦断面がクランク状に形成されている。こうしてクランク状に形成されることでブレード15自身の占有空間が拡張される。この拡張されたブレード15の空間内に、後述する照明部が収容される。ブレード15における側壁部15bの高さは、挿入側端部側に向かって徐々に低くなるように形成されると共に、喉頭内への挿入を容易にするために、その表面が平滑に形成されている。
ブレード15の側壁部15bにおける後端部には、喉頭内を照明するための照明部17が設けられている。なお、ブレード15に照明部17を設けるにあたっては、上記例に代えて、その舌圧部15aにおける後端部に照明部17を設ける態様を採用してもよい。本実施例において、照明部17は、ブレード15の側壁部15bにおける後端部に対し、挟持部19を介して把持されている。
挟持部19は、図2及び図3に示すように、ブレード15の側壁部15bにおける後端部を挟持するための一対の第1,第2弾性当接部21,23を備える。第2弾性当接部23は、帯状に形成された第1弾性当接部21より延設される遊片25を、U字形状に折り返したその先端部分に形成されている。遊片25は、その先端部分に近づくに従って、その幅が徐々に狭くなるようになっている。その先端部分に形成される第2弾性当接部23は、ブレード面との接触面積を稼ぐために、略円形形状とされている。かかる構成を備えた一対の第1,第2弾性当接部21,23の協働作用によって、挟持部19は、ブレード15の側壁部15bにおける後端部を強固に挟持するように構成されている。
第1弾性当接部21には、略円筒形状の把持部27が延設されている。把持部27は、その円周方向の一部が切り欠かれており、そこに一対の折り返し部29が形成されている。かかる構成を備えた把持部27における把持部27の把持作用によって、照明部17は、その円筒形状の外周面を強固に把持されるように構成されている。
照明部17は、図4に示すように、直流電源31と、電流制限抵抗33と、白色LED35と、この白色LED35における照射方向前面に設けられ、照射光を拡散するための凸レンズ37と、電気回路の開閉スイッチ39と、を備えて構成されている。なお、照明光源としては、白色LED35に代えて、例えば黄色、赤、青、緑などの、用途或いは使用者の嗜好に応じた波長の光を発生するものを適宜採用することができる。
次に、上述のように構成された本発明に係る照明付き喉頭鏡11の作用を説明する。図5は本発明に係る喉頭鏡の使用状態を示す図である。
喉頭内を観察しようとする場合、操作者は、まず、喉頭鏡11のブレード15の側壁部15bにおける後端部に、挟持部19を介して照明部17を取り付ける。その後、開閉スイッチ39の操作によって白色LED35に直流電源を供給する。すると、白色LED35から白色光が照射され、この照射光が凸レンズ37を透過することで拡散される。
操作者は、ブレード15を患者の口腔から喉頭内へと挿入し、その先端で舌を下方へ押さえる(図5参照)。すると、ブレード15の先端方向における部位が、照明部17から発せられる拡散光によって広範囲の領域にわたり明るく照明される。
喉頭鏡11の使用後には、操作者は、開閉スイッチ39の操作によって白色LED35への電源供給を遮断する。その後、喉頭鏡11のブレード15の側壁部15bにおける後端部から照明部17を取り外す。そして、喉頭鏡11のブレード15に対して所定の消毒又は滅菌処理を施す。
以上述べたように、本発明によれば、ブレード15の側壁部15bにおける後端部に、挟持部19を介して照明部17を設けたので、従って、照明が必要な際の、ブレード15の後端部に照明部17を取り付ける作業と、照明が不要な際の、ブレード15から照明部17を取り外す作業を、挟持部19を介して簡素な工数で実行可能となる結果として、喉頭鏡の消毒等を行う際において、照明機構の着脱作業を簡素化することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う照明付き喉頭鏡もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明において、照明部17を、ブレード15の後端部に対して首振り方向に位置調整可能に設けるように構成してもよい。これについて、図6(1)〜(3)の、照明部がブレードの後端部に対して首振り方向に位置調整可能とされる様子を説明する図を参照して説明する。ブレード15における後端部に照明部17を、側壁部15bに対して略平行に設けてもよい(図6(1)参照)し、また、側壁部15bに対して上向き方向に指向させて設けてもよい(図6(2)の矢印C参照)し、さらに、側壁部15bに対して下向き方向に指向させて設けてもよい(図6(3)の矢印E参照)。なお、上述した位置調整は、照明部17を、ブレード15の舌圧部15aにおける後端部に設ける態様を採用した場合にも、上記と同様に適用可能である。
また、本実施例では、マッキントッシュ(登録商標)型喉頭鏡を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、あらゆるタイプの喉頭鏡に適用可能である。
最後に、本発明に係る照明付き喉頭鏡は、これを単独で使用してもよいし、又は、既存の照明付き喉頭鏡に適用することで明るさを格段に向上させて使用してもよいことはいうまでもない。
本発明の一実施例を示す喉頭鏡の外観斜視図である。 照明部の弾性把持部への取り付け構造を示す斜視図である。 照明部の弾性把持部への取り付け構造を示す図1のA−A‘矢視方向から視た一部断面図である。 LED光源を駆動するための電気回路図である。 本発明に係る喉頭鏡の使用状態を示す図である。 照明部がブレードの後端部に対して首振り方向に位置調整可能とされる様子を説明する図である。
符号の説明
11 喉頭鏡
13 グリップ
15 ブレード
17 照明部
19 挟持部
21 第1弾性当接部
23 第2弾性当接部
25 遊片
27 把持部
29 折り返し部
31 直流電源
33 電流制限抵抗
35 白色LED
37 凸レンズ
39 開閉スイッチ

Claims (5)

  1. グリップと、このグリップに設けられたブレードと、を備えた喉頭鏡において、
    前記ブレードの後端部に対し、挟持部を介して把持される照明部を着脱自在に設けた
    ことを特徴とする照明付き喉頭鏡。
  2. 請求項1記載の喉頭鏡であって、
    前記照明部を、前記ブレードの後端部に対して首振り方向に位置調整可能に設けた
    ことを特徴とする照明付き喉頭鏡。
  3. 請求項1又は2記載の喉頭鏡であって、
    前記挟持部は、前記ブレードの後端部を挟持するための一対の弾性当接部を備える
    ことを特徴とする照明付き喉頭鏡。
  4. 請求項1〜3のうちいずれかに記載の喉頭鏡であって、
    前記挟持部は、前記照明部を把持するための把持部を備える
    ことを特徴とする照明付き喉頭鏡。
  5. 請求項1〜4のうちいずれかに記載の喉頭鏡であって、
    前記照明部に、光源とその電源を内蔵させた
    ことを特徴とする照明付き喉頭鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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