JP2008288743A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
周囲の映像を適切な露光レベルに保ちながらLED情報表示装置など高速で点滅する被写体も撮影できる撮像装置を提供する。
【解決手段】
フレーム蓄積方式の固体撮像素子102にて撮影した映像信号の中に高速で点滅を繰り返す対象物が混在していると判断したときに、一方のフレームでは固体撮像素子102にて画角全体の明るさにあわせた適切な電子シャッタパルスで被写体を撮影し、他方のフレームでは固体撮像素子102にて高速で点滅を繰り返す対象物の点灯時を必ず撮影できる十分に長い電子シャッタパルスで被写体を撮影し、両映像を画像記憶手段121、122に記憶し、一方のフレームの映像信号と他方のフレーム映像信号とを画像合成手段125で合成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置の信号処理に関する発明である。
広ダイナミックレンジ機能に関する背景技術としては、例えば、特開2002−314885公報(特許文献1)がある。該公報には、課題として「高速用、低速用の各電子シャッタ処理を用いて撮像し、得られた映像信号を信号処理し、極めて広範囲な光量に対する画像撮像が可能となる。」と記載され、解決手段として、「CCDカメラ部302の撮像出力は、電子シャッタ回路により異なる露光時間による第1、第2の画像信号として得られる。第1、第2の画像信号は2系統に分岐され、それぞれ特性制御が行われ合成される。積算値回路315、ピーク値検出回路316、マイコン回路318により画面特性が検出され、輝度ダイナミックレンジの広い撮像を得るようにシャッタタイミングが制御される。」と記載されている。
特開2002−314885公報
近年、固体撮像素子を用いた撮像装置はビデオカメラ、監視カメラなど多くの用途に使われている。一般的にカメラでは適切な光量で撮像を行うために、固体撮像素子の電子シャッタ機能により光量調節を行っている。ここでいう電子シャッタ機能とは、各光電変換素子の蓄積した信号電荷をシャッタパルスの印加により掃き出すことが可能な固体撮像素子において、フィールド期間内における電荷蓄積期間をシャッタパルスの印加によって調節することにより露光時間を可変させる機能のことで、シャッタパルス間隔を短くすれば露光時間が短くなり、長くすれば露光時間は長くなる。
そして、低輝度の被写体と高輝度の被写体が混在する広範囲な輝度を有する被写体に対しては、フィールド画像期間あるいはフレーム画像期間中に、短いシャッタパルス間隔で撮影した画像と長いシャッタパルス間隔で撮影した画像の両方の画像を取り込んで合成することで広いダイナミックレンジを実現している。
ところで、近年、省エネおよび装置の長寿命化に優れたLED(Light Emitting Diode=発光ダイオード)による照明や情報表示装置が急増しており、交流電源の商用周波数もしくはその2倍で点灯と消灯を繰り返している。
前述の通り、固体撮像素子を用いた撮像装置の電子シャッタ機能は、撮像する時間と撮像しない時間を有しており、LED情報表示装置の発光タイミングも発光する時間と発光していない時間を有しているため、電子シャッタによる撮像期間とLEDの発光期間が図2に示す組み合わせとなった場合、LEDの消灯状態を画像化してしまう。
このような従来のシャッタ機能を用いると、例えばエレベータの籠内に取り付けられた監視カメラにおいて、重要な情報であるエレベータ内のLED情報表示装置に表示された階数の表示情報を撮影できないという課題が生じる。露光時間を長くすることで、LED情報表示装置の情報を確実に撮影することが可能となるが、画面の大半を占める周囲の映像に対して、撮像時のダイナミックレンジが不十分となり、白飛びするなど監視カメラ映像としては不適切な映像となる。従来の広ダイナミックレンジ機能では、低輝度の被写体と高輝度の被写体が混在する被写体に対する画質確保は有効であるものの、本発明が課題とする画面の局部位置にて高速点滅を繰り返す被写体を確実に点灯状態にて撮影することには有効ではない。この点、前述の特許文献1ではこれらの課題について考慮されていない。
本発明の目的は、上記問題を解決するもので、被写体を好適に撮影できる撮像装置を提供することである。
本発明による撮像装置では、電子シャッタをフレーム単位で切り替え、画角全体の明るさに調節された電子シャッタ速度で読み出した映像信号と、高速で点滅を繰り返す対象物の点灯時を撮影できる十分に長い電子シャッタ速度で読み出した映像信号とを取り込む。そして、画面全体の明るさに調節された適切な電子シャッタ速度で読み出した映像信号では撮影できない、高速で点滅を繰り返す対象物の部分を、十分に長い電子シャッタ速度で読み出した部分の波形で置き換えるように、2つの映像信号を合成する。
詳細には、上記目的を達成するため、本発明は、一例として特許請求の範囲に記載の構成とする。
本発明の撮像装置によれば、被写体を好適に撮影できる撮像装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる撮像装置の実施例について図面を参照して説明する。
まず、本発明にかかるエレベータの籠内に取り付けられた監視カメラの設置例について、図3を用いて説明する。
エレベータの籠420の中に取り付けられた監視カメラ100は、画角内にLED情報表示装置410、階数表示部411、ドア430を含めて撮影している。LED情報表示装置410内にある階数表示部411は、LED情報表示装置410からの信号に応じて、エレベータの籠420が位置している階数をエレベータの利用者に知らせる。
次に、本発明にかかるLED情報表示装置410の構成について、図4を用いて簡単に説明する。
LED表示装置410は、階数表示部411と電源回路部501とLED制御回路503からなる。LED表示は、省エネおよび装置の長寿命化のため、図2に示すように点灯および消灯を繰り返して使用する。この点灯および消灯を行う間欠駆動を実現するため、電源回路部501は、交流電圧の入力電源504を用いて、入力電圧に応じてON/OFFを切り替える仮想的なスイッチ502を設けている。階数表示部411は、仮想的なスイッチ502がONになっている期間中、籠位置センサ505からの信号に基づいてLED制御回路503の制御に従い、階数表示部411に現在の階数を出力する。なお、電源回路501および仮想的なスイッチ502、LED制御回路503はLED情報表示装置410の外にあってもよい。
次に、本発明を実現する監視カメラ100の一実施例の構成について図1を用いて説明する。図1において、101は結像手段である。102は光学情報を電気的に変換し、フレーム蓄積方式(固体撮像素子の一つの画素の信号蓄積時間が1/30秒である方式)もしくはフィールド蓄積方式(固体撮像素子の一つの画素の信号蓄積時間が1/60秒である方式)で信号電荷を読み出し映像信号として出力する固体撮像素子である。103は信号増幅手段である。104はアナログ信号処理手段である。105はA/D変換手段である。106はデジタル信号処理手段である。107はD/A変換手段である。108は映像出力手段である。109は撮像素子駆動手段である。110は信号処理マイコンである。111は信号選択手段である。121、122は1フレーム分の映像を記憶できる画像記憶手段である。123は比較手段である。124は位置情報を記憶できる位置情報記憶手段である。125は合成手段である。また、140は監視カメラ100の外部にある制御コントローラである。
以下に、監視カメラ100の動作を説明する。被写体からの光を光学的に結像させるレンズ等の結像手段101により得られる光学像が固体撮像素子102により光電変換され、その出力が信号増幅手段103により増幅され、映像信号としてアナログ信号処理手段104へ供給される。アナログ信号処理手段104では、信号増幅手段103より出力される映像信号に対してガンマ補正、利得特性補正などが行われる。
アナログ信号処理手段104から出力される映像信号は、A/D変換手段105によりA/D変換され、信号選択手段111に送られる信号処理マイコン110からの情報により、1フレームごとに、画像記憶手段121、画像記憶手段122に記憶される。画像記憶手段121、画像記憶手段122に記憶された映像信号は、比較手段123により、固体撮像素子102により撮像された階数表示部411のような高速で点滅する被写体のエリアを判定し、その位置情報は位置情報記憶手段124に記憶される。位置情報は比較手段123からの情報を入力する代わりに、監視カメラ100の外部に設けられた制御コントローラ140からの信号を記憶することもできる。
画像記憶手段121、画像記憶手段122に記憶された映像信号は、合成手段125にて位置情報記憶手段124に記憶された位置情報を基に合成され、デジタルの1フレーム分の映像信号としてデジタル信号処理手段106に供給される。デジタル信号処理手段106では、デジタルの映像信号に対して輪郭補正、ノイズ低減などの各種信号処理が施され、D/A変換手段107によってD/A変換され、出力処理手段108によって信号がエンコードされて外部へ出力される。なお、D/A変換回路107を省略し、デジタルのまま出力してもよい。出力される映像信号は図示しない外部モニタや記録装置などといった外部機器に接続される。
このとき、信号処理マイコン110にはデジタル信号処理手段106から映像信号の輝度レベル情報がフレーム毎に伝送される。
信号処理マイコン110は、デジタル信号処理手段106からの映像信号の輝度レベル情報および位置情報記憶手段124からの点滅を繰り返す対象物の有無の情報に基づき、
所定の電子シャッタ速度で固体撮像素子102を駆動するよう撮像素子駆動手段109を制御している。
また、固体撮像素子102、信号増幅手段103、アナログ信号処理手段104、A/D変換手段105、デジタル信号処理手段106、D/A変換手段107、映像出力手段108、撮像素子駆動手段109、信号処理マイコン110、信号選択手段111、画像記憶手段121、画像記憶手段122、比較手段123、画像記憶手段124、合成手段125の全てもしくは任意の組み合わせにより、ワンチップにしてもよい。
次に、高速で点滅を繰り返す被写体と周囲の被写体を含む画像フレームに対するシャッタ速度の影響を図5、高速で点滅を繰り返す被写体の点灯状態の画像フレームの検出方法を図6、高速で点滅を繰り返す被写体の点灯状態の画像フレームと周囲の被写体の画像フレームを合成する方法を図7を用いて説明する。
図5は、シャッタ速度によって、点滅を繰り返す被写体と周囲の被写体で撮影される映像状態が異なることを、階数表示部411とドア430を例にとって示す。
図5(A)は、シャッタ速度を、高速で点滅を繰り返す対象物の点灯時を撮影できる十分に長い速度(例えば1/60秒)で撮影した時の映像である。このとき、階数表示部411はLED点灯状態で撮影されるとともに、ドア430も撮影されている。
図5(B)は、シャッタ速度1/120秒で撮影した時の映像である。このとき、階数表示部411とドア430が撮影状態は、シャッタ速度が1/60秒の時に比べて、露光時間が1/2となるため、信号増幅手段103による増幅率を(A)と(B)を同じ値にして撮影すると、得られる映像信号量は半分になる。
図5(C)はシャッタ速度1/480秒で撮影した時の映像である。階数表示部411は、LEDの発光タイミングと固体撮像素子のシャッタタイミングが完全にずれてLED点灯状態で撮影することができなくなり、LED点灯状態を撮影できない部分については信号量が非常に小さくなる。また、ドア430の撮影状態は、シャッタ速度が1/60秒の時に比べて、露光時間が1/8となるため、信号増幅手段103による増幅率を(A)と(C)を同じ値にして撮影すると、信号量は1/8になる。
即ち、高速で点滅を繰り返す被写体を撮影する場合、LEDの発光タイミングと固体撮像素子のシャッタタイミングが完全にずれる場合もあるため、このような場合には露光時間を1/Nにしても信号量は1/Nとならず、信号量が非常に小さくなる。その為、このような場合にはLEDが点灯している状態か否かを検出する必要がある。
次に、図6のフローチャートを用いて、上記特性を利用した高速で点滅を繰り返す被写体の点灯状態の画像フレームを検出する方法について説明する。
まず、ステップS100において、シャッタ速度1/N1で被写体を撮影する。シャッタ速度は、LED等の高速点滅を行う被写体の特性にあわせてLED等の点灯状態を確実に撮影できる1/60秒など十分に長くする。LED等の高速点滅は、商用電源と同期した周期(交流電源の周波数)や、商用電源の一周期もしくは半周期(交流電源の2倍の周波数)で点滅と消灯を繰り返すものが多い。そのため、シャッタ速度は、商用電源と同期して点滅を繰り返す対象物の点滅周期より長く設定することや、商用電源の一周期もしくは半周期で点滅を繰り返す対象物の点滅周期より長く設定することによって、好適に被写体を撮像することができる。
次に、ステップS101において、ステップS100で撮影した映像信号をY1として画像記憶手段121に記憶する。Y1は任意にn個のエリア、Y1_1からY1_nに分割する。
ステップS102において、シャッタ速度1/N2で被写体を撮影する。シャッタ速度はLEDが映らない可能性の高くなる高速シャッタ速度、例えば1/4000秒にて撮影する。
ステップS103において、撮影した映像信号をY2として画像記憶手段122に記憶する。Y2もn個のエリア、Y2_1からY2_nに分割する。
ステップS104において、エリアの個数を数えるカウンタのリセットを行う。
ステップS105において、画像記憶手段121に記憶された映像信号の分割エリアY1_kと画像記憶手段122に記憶された映像信号の分割エリアY2_kの信号量を比較する。(Y1_kの信号量)/(Y2_kの信号量)とN2/N1の比が閾値1/M以上の場合は、エリアkは高速で点滅を繰り返すLED部であると判断してステップS106に進む。一方、(Y1_kの信号量)/(Y2_kの信号量)とN2/N1の比が閾値1/Mより小さい場合は、エリアkは通常の被写体であると判断し、ステップS107に進む。
ステップS106において、エリアkはLED等の高速点滅を行う被写体であるという情報を位置情報記憶手段124に記憶する。
ステップS107において、エリアkは通常の被写体であるという情報を位置情報記憶手段124に記憶する。
ステップS108において、カウンタkをk+1にアップする。
ステップS109において、エリアkが最終のエリアであるかどうかの判定を行う。k≦nの時は、S106またはS107で情報を書き込んだエリアが最終ではないため、ステップS105に戻り、エリアk+1について判定を行う。k=n+1の時は、S106またはS107で情報を書き込んだエリアが最終であるため、ステップS110に進み終了となる。
ただし、高速シャッタで露光を行った時も、タイミングによってはLED部を露光することがあるため、図6のフローチャートS100からS110までの手順を何度か繰り返し、S105にて一度でもLED部と判断されS106にて記憶手段124にLED部であると書き込んだエリアについては、以後S107により、通常部であると記憶手段124に書き込むことは行わないことにする。
こうして位置情報記憶手段124に記憶されたn個のエリアの位置情報を読むことにより高速で点滅を繰り返す被写体の位置情報を判断することができる。
なお、監視カメラが固定されている場合は、LED部は常に一定の位置に配置されるため、位置情報記憶手段124に書き込んだ情報データは更新しなくてもよい。また被写体の位置情報は、図6のフローチャートを使わず、監視カメラ100の外部に設置された制御コントローラ140により、指定してもよい。
次に、図1と図7を用いて高速で点滅を繰り返す被写体の点灯状態の画像と周囲の被写体の画像の画像合成方法について説明する。
信号処理マイコン110は、まず位置情報記憶手段124に記憶された被写体の位置情報から、高速で点滅を繰り返すエリアがあるかどうかを判断する。
高速で点滅を繰り返すエリアがない場合は、信号処理マイコン110は、デジタル信号処理手段106から得られる画面全体の輝度信号に応じて露光を最適化したシャッタ速度にて固体撮像素子102を駆動するように撮像素子駆動手段109を動作させる。
固体撮像素子102にてフレーム蓄積方式で信号電荷を読み出された映像信号は、A/D変換手段105にてA/D変換後、信号選択手段111により直接デジタル信号処理手段106に供給され、デジタル信号処理手段106にてデジタルの映像信号に対する輪郭補正、ノイズ低減などの各種信号処理が施された後、D/A変換手段107によってD/A変換され、出力処理手段108によって信号がエンコードされて外部へ出力される。
一方、高速で点滅を繰り返すエリアがある場合は、信号処理マイコン110は、高速で点滅を繰り返す対象物の点灯時を撮影できる十分に長い速度(例えば1/60秒)のシャッタ速度と、デジタル信号処理手段106から得られる画面全体の輝度信号に応じて露光を最適化したシャッタ速度(例えば1/480秒)を、1フレームごとに繰り返して固体撮像素子102を駆動するように、撮像素子駆動手段109を動作させる。
固体撮像素子102にてフレーム蓄積方式で信号電荷を読み出された映像信号は、A/D変換手段105にてA/D変換後、信号選択手段111により1フレームずつ振り分けられ、シャッタ速度1/60秒で撮影された映像信号は画像記憶手段121に、画面全体の輝度信号に応じて露光を最適化された(シャッタ速度1/480秒で撮影された)映像信号は画像記憶手段122に記憶される。また、必要に応じて2フレームの映像の輝度が同じようになるように、増幅手段103の増幅率を変更させる。
図7(A)が、画像記憶手段121に記憶されたシャッタ速度1/60秒で撮影された映像信号であり、図7(B)が、画像記憶手段122に記憶されたシャッタ速度1/480秒で撮影された映像信号である。
図7(A)からわかるように、シャッタ速度1/60秒で撮影すると、高速で点滅を繰り返すエリア(LED等)を点灯状態で撮影することはできるが、その他のエリアに対しては露光レベルが適切ではないため、白飛びするなど不適切な映像となる。
一方、図7(B)からわかるように、シャッタ速度1/480秒で撮影すると、高速で点滅を繰り返すエリア(LED等)を点灯状態で撮影することはできないが、その他のエリアに対しては露光レベルが適切にであるため、適切な映像となる。
次に、合成手段125にて、位置情報記憶手段124に記憶された被写体の位置情報に基づいて、シャッタ速度1/60秒で撮影された映像から高速で点滅を繰り返すエリアを画像記憶手段121から読み出し、画像記憶手段122から読み出した同じエリアの信号部分を置き換える。合成手段125により2枚のフレームから合成された1枚のフレームの映像信号は、デジタル信号処理手段106に供給され、デジタル信号処理手段106にてデジタルの映像信号に対する輪郭補正、ノイズ低減などの各種信号処理が施された後、D/A変換手段107によってD/A変換され、出力処理手段108によって信号がエンコードされて外部へ出力される。
このように図7(A)の映像信号と、図7(B)の映像信号を合成した映像信号が、図7(C)の映像信号である。
以上のように制御することで、被写体を撮影する際にLED情報表示装置など高速で点滅を繰り返す照明が混在している被写体でも、周囲の映像を適切な露光レベルに保ちながら高速で点滅する被写体も撮影することができる。
本発明における監視カメラの構成図 LEDの発光タイミングとCCDの撮像タイミングの比較 本発明における監視カメラと被写体 LED情報表示装置の構成図 各シャッタ速度で撮影した時の映像 高速で点滅を行うエリア判定手段のフローチャート 2フレームの映像情報の合成
符号の説明
100・・・監視カメラ、101・・・レンズ、102・・・固体撮像素子、103・・・信号増幅手段、104・・・アナログ信号処理手段、105・・・A/D変換手段、106・・・デジタル信号処理手段、107・・・D/A変換手段、108・・・映像出力手段、109・・・撮像素子駆動手段、110・・・信号処理マイコン、111・・・信号選択手段、121・・・画像記憶手段、122・・・画像記憶手段、123・・・比較手段、124・・・画像記憶手段、125・・・合成手段、140・・・制御コントローラ、410・・・LED情報表示装置、411・・・階数表示部、420・・・エレベータの籠、430・・・ドア、501・・・電源回路部、502・・・スイッチ、503・・・LED制御回路、504・・・電源、505・・・籠位置センサ

Claims (6)

  1. 被写体からの光を光学的に結像させる結像手段と、前記結像手段より得られる光学像を電気的に変換し映像信号として出力する固体撮像素子と、前記固体撮像素子に対して第一のシャッタ速度と第二のシャッタ速度を切り替えて制御を行う撮像素子駆動手段を具備する撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる点滅を繰り返す対象物の点滅周期より長く設定した前記第一のシャッタ速度で撮影した1フレームの映像信号を記憶する第1の画像記憶手段と、
    前記第二のシャッタ速度で撮影した1フレームの映像信号を記憶する第2の画像記憶手段と、
    前記第1および第2の画像記憶手段から各フレームの映像信号を読み出して複数のエリアに分割し、各フレームの同一エリアの信号を比較する画像比較手段と、
    前記画像比較手段にて、前記信号が所定値以上相違したエリアの位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段の位置情報に基づいて、前記第1の画像記憶手段に記憶しているエリアの映像信号を前記第2の画像記憶手段に記憶しているエリアの映像信号と置き換える画像合成手段を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第一のシャッタ速度は固定のシャッタ速度であり、前記第二のシャッタ速度は任意のシャッタ速度であることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記固体撮像素子から出力される映像信号を増幅する手段を設け、固定のシャッタ速度で撮影した映像信号の増幅率に対する任意のシャッタ速度で撮影した映像信号の増幅率の比を、任意のシャッタ速度に対する固定のシャッタ速度の比とすることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記固定のシャッタ速度は、前記被写体に含まれる商用電源と同期して点滅を繰り返す対象物の点滅周期より長く設定することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記固定のシャッタ速度は、前記被写体に含まれる商用電源の一周期もしくは半周期で点滅を繰り返す対象物の点滅周期より長く設定することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項2記載の撮像装置において、
    前記信号は輝度レベルであることを特徴とする撮像装置。
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