JP2008287663A - リソース管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行い、リソースの情報を一元管理してリソースの相互関係を検索するリソース管理装置を得ること。
【解決手段】マスタ情報登録処理部13が、外部から入力される管理対象となるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソースの関連付けの基本となるマスタ情報をマスタ情報DB12に登録し、リソース情報登録処理部15が、外部から入力されるマスタ情報データベースに基づいた複数のリソースの個別情報および関連付け情報をリソース情報DB14に登録し、検索部16が、検索要求およびリソース情報DB14に登録された関連付け情報に基づいて、要求されたリソースを起点として関連付けられたリソースのツリー構成をリソース情報DB14から検索し、出力部17が、検索部16によって検索されたツリー構成に基づいてツリーを構成する各リソースの情報を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを構成する複数のリソースを管理するリソース管理装置に関するものである。
近年ではネットワークシステムがオープン化され、その運用は、管理者の増加、システムに関わる関係者(たとえば、経営者や顧客、ベンダなど)の増加によって複雑なものとなっている。たとえば、サーバに搭載されるOS(Operating System)やアプリケーションプログラム、ハードウェアに付与されるIPアドレスなど管理対象は様々である。
ホスト計算機によるネットワークシステムでは、管理者は一部のスペシャリストが行えばよく、長い経験によって培われた技術力によって障害が発生した場合でも速やかに復旧することができた。しかしながら、オープン化されたネットワークシステムでは、運用形態が複雑化しているため、技術力が生かせる範囲が限定されてしまい、原因特定や影響範囲をすぐに見つけることができず、障害の復旧に多くの時間が費やされてしまうことがある。
このような問題を改善するためには、ネットワークシステム内の資源(リソース)であるハードウェア(サーバやディスク、プリンタなど)、ハードウェアに搭載されているOSなどのソフトウェアおよび業務に用いるアプリケーション、ハードウェアを接続するネットワークなどをデータベースとして管理し、その関連性を含めて検索可能とする必要がある。そのため、従来から、データベースの検索や関連付けの検索に関する種々の技術が考えられている。
たとえば、特許文献1には、長距離ネットワーク上に分散された異種データベース管理システムに対するわかりやすい統合されたアクセスをユーザに提供する技術が開示されている。また、特許文献2には、関連付けの登録、管理を可能にし、位置時系列を含む関係の検索、抽出を簡便に行う技術が開示されている。
特開平7−141399号公報 特許第3730174号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、異種データベースを検索するものである。そのため、リソースを登録するデータベースは個々のものとなり、リソースを一元管理することができないという問題があった。
また、上記特許文献2に記載の従来技術では、リソースを関連付けてその相互関係を検索することはできるが、リソースの分類や項目は固定されている。そのため、ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行うことができず、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行うことができるとともに、リソースの情報を一元管理してリソースの相互関係を検索することができるリソース管理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを構成する複数のリソースを管理するリソース管理装置であって、管理対象となるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソース間の関連付けの基本となるマスタ情報が登録されるマスタ情報データベースと、前記マスタ情報データベースに基づいて前記複数のリソースの個別情報および関連付け情報が登録されるリソース情報データベースとを記憶する記憶部と、外部から入力される前記マスタ情報を前記マスタ情報データベースに登録するマスタ情報登録処理部と、外部から入力される前記複数のリソースの個別情報および関連付け情報を前記リソース情報データベースに登録するリソース情報登録処理部と、外部から入力された検索要求および前記リソース情報データベースに登録された関連付け情報に基づいて、要求されたリソースを起点として関連付けられたリソースのツリー構成を前記リソース情報データベースから検索する検索部と、前記検索部によって検索されたツリー構成に基づいてツリーを構成する各リソースの情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
この発明のリソース管理装置によれば、マスタ情報登録処理部が、外部から入力される管理対象となるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソースの関連付けの基本となるマスタ情報をマスタ情報データベースに登録し、リソース情報登録処理部が、外部から入力されるマスタ情報データベースに基づいた複数のリソースの個別情報および関連付け情報をリソース情報データベースに登録し、検索部が、外部から入力された検索要求およびリソース情報データベースに登録された関連付け情報に基づいて、要求されたリソースを起点として関連付けられたリソースのツリー構成をリソース情報データベースから検索し、出力部が、検索部によって検索されたツリー構成に基づいてツリーを構成する各リソースの情報を出力するようにしているため、ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行うことができるとともに、リソースの情報を一元管理してリソースの相互関係を検索することができるリソース管理装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるリソース管理装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図15を参照して、この発明におけるリソース管理装置を説明する。図1は、この発明におけるリソース管理装置が適用されるネットワークシステムの構成の一例を示す図である。図1において、ネットワークシステムは、リソース管理装置1と、複数(この場合は2台)の端末3とがインターネットなどのネットワーク5によって接続される。
リソース管理装置1は、ユーザインタフェース部(以下、ユーザI/F部という)11、マスタ情報データベース(以下、マスタ情報DBという)12、マスタ情報登録処理部13、リソース情報データベース(以下、リソース情報DBという)14、リソース情報登録処理部15、検索部16、および出力部17を備えている。マスタ情報DB12およびリソース情報DB14は、図示しない記憶部に記憶される。ユーザI/F部11は、ネットワーク5を介して端末3とデータをやり取りするインタフェース機能を備えている。
マスタ情報DB12は、リソース管理装置1で管理するリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソース間の関連付けの基本となるマスタ情報が登録されるデータベースである。マスタ情報DB12は、リソース定義テーブル121と、項目定義テーブル122と、リソース関連付け定義テーブル123とを備えている。
リソース定義テーブル121には、リソース管理装置1で管理するリソースの分類のマスタ情報が登録される。図2は、リソース定義テーブル121の構成の一例を示す図である。図2に示したリソース定義テーブル121においては、登録項目として、リソースの分類を示すマスタリソースを識別するためのマスタリソース識別子(マスタリソースID)が登録されるマスタリソースタイプ、リソースタイプに登録されたマスタリソースIDが示すリソースの分類名称が登録されるマスタリソース名、マスタリソースタイプに登録されたマスタリソースIDに関する情報を端末3に表示する際の表示順番が登録される表示順情報、およびマスタリソースタイプに登録されたリソースIDが示すリソースに対するコメントが登録されるコメント情報を挙げている。
図1に戻って、項目定義テーブル122には、リソース定義テーブル121に登録されたリソースの分類毎の登録すべき項目のマスタ情報が登録される。図3は、項目定義テーブル122の構成の一例を示す図である。図3に示したリソース定義テーブル121においては、登録項目として、マスタリソースIDが登録されるマスタリソースタイプと、マスタリソースタイプに登録されたマスタリソースIDが示すリソースの分類に対して登録すべき項目が登録される項目名と、項目名に登録された項目を端末3に表示する際に用いる表示画面情報とを挙げている。
図1に戻って、リソース関連付け定義テーブル123には、リソース定義テーブル121に登録されたリソースの分類間の関連付けの基本となるマスタ情報が登録される。図4は、リソース関連付け定義テーブル123の構成の一例を示す図である。図4に示したリソース関連付け定義テーブル123においては、登録項目として、関連付けの元となるマスタリソースIDが登録される関連元マスタリソースタイプ、関連元マスタリソースタイプに登録されたマスタリソースIDが示すリソースの関連先となるリソースのマスタリソースIDが登録される関連先マスタリソースタイプ、関連元マスタリソースタイプおよび関連先マスタリソースタイプの情報を端末3に表示する際の表示順番が登録される表示順情報と、関連元マスタリソースタイプおよび関連先マスタリソースタイプの情報が必須(ここでは、「1」)であるのか、任意であるのかを示す情報が登録される区分情報を挙げている。
図1に戻って、マスタ情報登録処理部13は、端末3またはリソース管理装置1の入力手段(図示せず)を用いてリソース管理装置1の管理者によって入力されるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソース間の関連付けの基本となるマスタ情報をマスタ情報DB12に登録する。
リソース情報DB14には、マスタ情報DB12に登録されたマスタ情報に基づいて、リソース管理装置1が実際に管理する個々のリソースに関する個別情報および関連付け情報が登録されるデータベースである。リソース情報DB14は、リソース情報テーブル141と、リソース詳細テーブル142と、リソース関連付けテーブル143とを備えている。
リソース情報テーブル141には、実際に管理する個々のリソースに関する個別情報のうち、当該リソースがリソース定義テーブル121に登録されたリソースの分類であるのかが登録される。図5は、リソース情報テーブル141の構成の一例を示す図である。図5に示したリソース情報テーブル141においては、登録項目として、リソースIDと、リソース区分と、ステータス情報とを挙げている。
登録リソースIDには、実際に管理する各リソースを識別するためにリソース管理装置1が付与するリソース識別子(リソースID)が登録される。リソース区分には、当該リソースIDがリソース定義テーブル121に登録されたマスタリソースのうちどのマスタリソースに属するかを示す情報が登録される。具体的には、リソース区分にはマスタリソースIDが登録される。ステータス情報には、当該登録リソースIDが示すリソースの状態(登録または削除)に関する情報が登録される。
図1に戻って、リソース詳細テーブル142には、リソース情報テーブル141の登録リソースIDが示すリソースの項目に関する情報が登録される。図6は、リソース詳細テーブル142の構成の一例を示す図である。図6に示したリソース詳細テーブル142においては、登録項目として、項目ID、リソースID、項目インデックス、項目名、および項目情報を挙げている。
項目IDには、リソースに対する項目を識別するためにリソース管理装置1が付与する項目識別子(項目ID)が登録される。リソースIDには、当該項目IDがリソース情報テーブル141に登録されたらリソースのうちどのリソースに属するかを示す情報が登録される。具体的には、リソースIDにはリソースIDが登録される。項目インデックスには、当該項目IDが示す項目がリソース情報テーブル141に登録されたリソースの子要素として何番目のレコードであるかが登録される。項目名には、当該項目IDが示す項目の具体的な項目名が登録される。項目情報には、当該項目IDに関連付けられた項目名に対する項目内容(入力されたデータ)が登録される。
図1に戻って、リソース関連付けテーブル143には、リソース情報テーブル141に登録されたリソースの関連付けに関する情報が登録される。図7は、リソース関連付けテーブル143の構成の一例を示す図である。図7に示したリソース関連付けテーブル143においては、登録項目として、関連元となるリソースのリソースIDが登録される関連元リソースIDと、当該関連元リソースIDの関連先となるリソースのリソースIDが登録される関連先リソースIDとを挙げている。
図1に戻って、リソース情報登録処理部15は、端末3を用いて各リソースを管理する担当者によって登録された入力されるリソース情報をリソース情報DB14に登録する。検索部16は、リソースをリソース情報DB14から検索して端末3を用いてユーザが要求するリソースに関連した全てのリソースを抽出する。出力部17は、検索部16によって抽出されたすべてのリソースの関連付けを端末3に表示する表示情報を生成する。
つぎに、図8〜図11、図15のフローチャートを参照して、この発明におけるリソース管理装置1の実施の形態の動作について説明する。リソース管理装置1の動作は、マスタ情報をマスタ情報DB12に登録するマスタ情報登録処理、リソース情報をリソース情報DB14に登録するリソース情報登録処理、リソース情報DB14に登録されたリソース情報を検索して要求されたリソースに関連付けられた全てのリソースを表示するリソース関連付け検索・表示処理、リソース情報をリソース情報DB14から削除するリソース情報削除処理に分けられる。
まず、図8のフローチャートを参照して、マスタ情報登録処理の動作について説明する。このマスタ情報登録処理は、このリソース管理装置1でどのようなリソースを管理・運用するかの基本となるマスタ情報を登録する処理である。ここでは、管理者が端末3を用いてマスタ情報をマスタ情報DB12に登録する場合を例に挙げて説明する。
管理者は、端末3を用いてリソース管理装置1にアクセスし、マスタ情報登録処理を実行する旨を入力し、これを受けて端末3は、マスタ情報登録要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のマスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介してマスタ情報登録要求を受けると、リソース定義テーブル121への登録情報を要求するリソース定義登録情報要求を生成する(ステップS100)。リソース定義登録情報要求には、先の図2に示したリソース定義テーブル121の登録項目(マスタリソースタイプ、マスタリソース名、表示順情報、およびコメント情報)の入力を要求する画面表示情報を含ませる。マスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース定義登録情報要求を端末3に送信する(ステップS101)。
リソース定義登録情報要求を受信すると、端末3は、リソース定義登録情報要求に含まれる画面表示情報に基づいてリソース定義テーブル121に登録するリソース定義となる登録項目の入力画面を表示する。
管理者は、表示された入力画面に端末3の入力手段(図示せず)を用いて登録項目に対する登録情報を入力する。具体的には、管理者は、マスタリソースタイプに関連付けてマスタリソースIDを入力し、マスタリソース名に関連付けてリソースの名称を入力し、表示順情報に関連付けて表示順番を入力し、コメント情報に関連付けてコメントを入力する。
端末3は、入力された情報を当該登録項目に関連付けたリソース定義を含むリソース定義登録情報応答を生成し、生成したリソース定義登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のマスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介してリソース定義登録情報応答を受信すると(ステップS102)、リソース定義登録情報応答に基づいて各登録項目に関連付けられた情報をリソース定義テーブル121に登録する(ステップS103)。
マスタ情報登録処理部13は、項目定義テーブル122への登録情報を要求する項目定義登録情報要求を生成する(ステップS104)。項目定義登録情報要求には、先の図3に示した項目定義テーブル122の登録項目(マスタリソースタイプ、項目名、および表示画面情報)の入力を要求する画面表示情報を含ませる。マスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介して、生成した項目定義登録情報要求を端末3に送信する(ステップS105)。
項目定義登録情報要求を受信すると、端末3は、項目定義登録情報要求に含まれる画面表示情報に基づいて項目定義テーブル122に登録する項目定義となる登録項目の入力画面を表示する。管理者は、表示された入力画面に端末3の入力手段を用いて登録項目に対する登録情報を入力する。
端末3は、入力された情報を当該登録項目に関連付けた項目定義を含む項目定義登録情報応答を生成し、生成した項目定義登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のマスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介して項目定義登録情報応答を受信すると(ステップS106)、項目定義登録情報応答に基づいて各登録項目に関連付けられた情報を項目定義テーブル122に登録する(ステップS107)。
このような動作を繰り返して、リソース定義テーブル121および項目定義テーブル122の登録項目に対する情報が登録される。図2において、リソース定義テーブル121には、マスタリソースタイプ「SY」に関連付けたマスタリソース名「情報システム」、表示順情報「010」、およびコメント情報「情報システム情報を登録します」と、マスタリソースタイプ「HW」に関連付けたマスタリソース名「ハードウェア」、表示順情報「020」、およびコメント情報「ハードウェア情報を登録します」と、マスタリソースタイプ「SW」に関連付けたマスタリソース名「ソフトウェア」、表示順情報「030」、およびコメント情報「ソフトウェア情報を登録します」の3種類のリソースが登録されている。なお、リソース定義テーブル121に登録するリソースはこれに限るものではない。たとえば、ネットワークシステムの場合、ハードウェアおよびソフトウェアを管理する担当者、保守契約、リース契約、インシデントや、ハードウェアに付与されるIPアドレス、データベースなどを登録するようにしてもよい。
また、図3においては、マスタリソースタイプ「SY」の項目名として、名称、内容、利用部門、稼動日、備考が登録されているが、項目定義テーブル122の項目名として登録される項目もこれに限るものではない。
リソース管理装置1によって管理するリソースに関する情報をリソース定義テーブル121および項目定義テーブル122に登録した後、管理者は、登録したリソースの関連付けを登録することを端末3に入力する。端末3は、リソースの関連付け定義の登録を要求するリソース関連付け定義要求を生成し、生成したリソース関連付け定義要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のマスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介してリソース関連付け定義要求を受信すると(ステップS108)、リソース関連付け定義テーブル123への登録情報を要求するリソース関連付け定義登録情報要求を生成する(ステップS109)。リソース関連付け定義登録情報要求には、関連元リソース名および関連先リソース名としてリソース定義テーブル121に登録されたマスタリソースタイプ、またはマスタリソース名の一覧を表示させ、表示した一覧からマスタリソースタイプまたはマスタリソース名を選択可能とする画面表示情報を含ませる。マスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース関連付け定義登録情報要求を端末3に送信する(ステップS110)。
リソース関連付け定義登録情報要求を受信すると、端末3は、リソース関連付け定義登録情報に含まれる画面表示情報に基づいてリソース関連付け定義テーブル123に登録する関連付け定義の入力画面を表示する。管理者は、表示された入力画面に端末3の入力手段を用いてリソースの関連付けを定義する登録情報を入力する。具体的には、管理者は、関連元リソースとなるマスタリソースタイプまたはマスタリソース名と、関連先リソースとなるマスタリソースタイプまたはマスタリソース名とを選択する。また、管理者は、表示順情報や区分情報を入力する。
端末3は、関連元リソースおよび関連先リソースが選択されると、選択されたマスタリソースタイプまたはマスタリソース名を関連元リソースおよび関連先リソースに関連付けたリソース関連付け定義(表示順情報および区分情報を含む)を含むリソース関連付け定義登録情報応答を生成し、生成したリソース関連付け定義登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のマスタ情報登録処理部13は、ユーザI/F部11を介してリソース関連付け定義登録情報応答を受信すると(ステップS111)、リソース関連付け定義登録情報応答に基づいてリソース関連付け定義をリソース関連付け定義テーブル123に登録する(ステップS112)。
具体的には、マスタ情報登録処理部13は、リソース関連付け定義情報応答に含まれるリソース関連付け定義から関連元リソースおよび関連先詩ロースに関連付けられたリソースタイプまたはマスタリソース名を抽出する。マスタリソース名を抽出した場合、マスタ情報登録処理部13は、抽出したマスタリソース名を検索キーとしてリソース定義テーブル121のマスタリソース名を検索し、検索キーと一致するマスタリソース名に関連付けられたマスタリソースタイプを抽出する。そして、関連元リソースに関連付けられたマスタリソース名を検索キーとして抽出したマスタリソースタイプをリソース関連付け定義テーブル123の関連元マスタリソースタイプに登録し、関連先リソースに関連付けられたマスタリソース名を検索キーとして抽出したマスタリソースタイプをリソース関連付け定義テーブル123の関連先マスタリソースタイプに登録する。
リソースタイプを抽出した場合、マスタ情報登録処理部13は、関連元リソースに関連付けられたマスタリソースタイプをリソース関連付け定義テーブル123の関連元マスタリソースタイプに登録し、関連先リソースに関連付けられたマスタリソースタイプをリソース関連付け定義テーブル123の関連先マスタリソースタイプに登録する。
このような動作を繰り返して、リソース関連付けテーブル143の登録項目に関する情報が登録される。図4においては、関連元マスタリソースタイプ「SY」に関連付けて関連先マスタリソースタイプ「HW」、表示順情報「010」、および区分情報「1」(必須を意味する)と、関連元マスタリソースタイプ「HW」に関連付けて関連先マスタリソースタイプ「SY」、表示順情報「010」、および区分情報「1」と、関連元マスタリソースタイプ「HW」に関連付けて関連先マスタリソースタイプ「SW」、表示順情報「020」、および区分情報「1」と、関連元マスタリソースタイプ「SW」に関連付けて関連先マスタリソースタイプ「HW」、表示順情報「020」、および区分情報「1」とが登録されている。
つぎに、図9のフローチャートを参照して、リソース情報登録処理の動作について説明する。このリソース情報登録処理は、リソース管理装置1によって管理する具体的なリソース情報をリソース情報DB14に登録する処理である。ここでは、各リソースの管理担当者(以下、担当者という)が端末3を用いてリソース情報をリソース情報DB14に登録する場合を例に挙げて説明する。
担当者は、端末3を用いてリソース管理装置1にアクセスし、リソース情報登録処理を実行する旨を入力し、これを受けて端末3は、リソース登録要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース登録要求を受けると、リソース情報テーブル141への登録情報を要求するリソース登録情報要求を生成する(ステップS200)。具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース定義テーブル121のリソースマスタ名に登録されているすべてのマスタリソース名を表示させ、表示させたマスタリソース名を選択可能な画面表示情報を生成し、生成した画面表示情報をリソース登録情報要求に含ませる。リソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース登録情報要求を端末3に送信する(ステップS201)。
リソース登録情報要求を受信すると、端末3は、リソース登録情報要求に含まれる画面表示情報に基づいてリソース情報テーブル141に登録する登録情報を要求する入力画面を表示する。
担当者は、端末3に表示された入力画面にしたがって登録するリソースが該当するマスタリソース名を選択する。先の図2に示したリソース定義テーブル121には、マスタリソース名として「情報システム」、「ハードウェア」および「ソフトウェア」が登録されている。よって、端末3には、「情報システム」、「ハードウェア」、「ソフトウェア」の何れか一つを選択する画面が表示される。担当者は、登録するリソースとして「情報システム」、「ハードウェア」、「ソフトウェア」のいずれかのリソースタイプ名を選択する。
端末3は、選択されたリソースタイプ名を含むリソース登録情報応答を生成し、生成したリソース登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース登録情報応答を受信すると(ステップS202)、リソース登録情報応答に基づいて登録情報をリソース情報テーブル141に登録する(ステップS203)。具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース登録情報応答に含まれるマスタリソース名を検索キーとしてリソース定義テーブル121のマスタリソース名を検索し、検索キーと一致するマスタリソース名に関連付けられてリソース定義テーブル121のマスタリソースタイプに登録されたマスタリソースタイプを抽出する。
リソース情報登録処理部15は、抽出したマスタリソースタイプをリソース情報テーブル141のリソース区分に登録する。また、リソース情報登録処理部15は、装置内で用いるリソースIDを生成し、生成したリソースIDをこのリソース区分に関連付けてリソース情報テーブル141のリソースIDに登録する。リソース情報登録処理部15は、リソースIDが示すリソースの情報の状態が登録であること(この場合は「null」)をステータス情報に登録する。
リソース情報登録処理部15は、リソース登録情報応答に含まれるマスタリソース名に基づいて抽出したマスタリソースタイプ、および項目定義テーブル122に基づいてリソース詳細テーブル142に登録する登録項目を要求する詳細登録情報要求を生成する(ステップS204)。
具体的には、リソース情報登録処理部15は、抽出したマスタリソースタイプを検索キーとして項目定義テーブル122のマスタリソースタイプを検索し、検索キーと一致したマスタリソースタイプに関連付けて項目定義テーブル122の項目名に登録された各項目名および表示画面情報を抽出する。リソース情報登録処理部15は、表示画面情報に基づいて当該項目名に対する登録情報の入力を要求する画面表示情報を生成し、生成した画面表示情報を含む詳細登録情報要求を生成する。リソース情報登録処理部15は、生成した詳細登録情報要求を端末3に送信する(ステップS205)。
詳細情報登録要求を受けると、端末3は、詳細情報登録要求に含まれる画面表示情報に基づいてリソースに関する登録情報を要求する表示画面を表示する。担当者は、端末3の入力手段を用いて登録情報を入力する。たとえば、リソースタイプ「SY」、すなわち情報システムのリソースを登録する場合、先の図3に示した項目定義テーブル122の項目名には「名称」、「内容」、「利用部門」、「稼働日」、および「備考」が登録されている。よって、端末3は、「名称」、「内容」、「利用部門」、「稼働日」、および「備考」を要求する入力画面を表示しており、担当者は、これらの項目を入力する。
端末3は、各項目名に対する情報が入力されると、各項目名に対して入力された情報を当該項目名に関連付けた登録情報を含む詳細登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介して詳細登録情報応答を受信すると(ステップS206)、詳細登録情報応答に基づいて登録情報をリソース詳細テーブル142に登録する(ステップS207)。
具体的には、リソース情報登録処理部15は、詳細登録情報応答に含まれる登録情報(各項目名と当該項目名に関連付けた情報)をリソース詳細テーブル142の項目名および項目情報に登録する。また、各項目名に関連付けた項目インデックスに各項目名に付与したインデックスを登録するとともに、装置内で用いる項目IDを項目IDに登録する。なお、項目IDは装置内で唯一無二の値とする。また、リソース情報登録処理部15は、詳細登録情報要求を生成する前にリソース情報テーブル141のリソースIDに登録したリソースIDをリソース詳細テーブル142のリソースIDに登録する。なお、リソースIDは装置内で唯一無二の値とする。
リソース情報登録処理部15は、リソース関連付け要求またはリソース登録終了通知を受信するまで、ステップS200〜S207の動作を繰り返し、担当者が入力する情報に基づいてリソース情報テーブル141およびリソース詳細テーブル142の登録処理を行なう。
担当者は、自身が管理するリソースを登録した後、リソースの関連付けを登録する旨を端末3に入力する。たとえば、担当者は、マスタリソース名や名称、カテゴリーなど、関連元となるリソースを識別するための情報を入力する。端末3は、入力された情報を含むリソース関連付け要求を生成し、生成したリソース関連付け要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してりソース関連付け要求を受けると(ステップS208)、リソース関連付け登録情報要求を生成する(ステップS209)。具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース関連付け要求に含まれるマスタリソース名を検索キーとしてリソース定義テーブル121のマスタリソース名を検索し、検索キーと一致するマスタリソース名に関連付けてリソース定義テーブル121のマスタリソースタイプに登録されているマスタリソースタイプを抽出する。リソース情報登録処理部15は、抽出したマスタリソースタイプを検索キーとしてリソース情報テーブル141のリソース区分を検索し、検索キーと一致するリソース区分(マスタリソースタイプ)に関連付けてリソース情報テーブル141のリソースIDおよびステータス情報に登録されているリソースIDおよびステータス情報をすべて抽出する。
リソース情報登録処理部15は、抽出したステータス情報が登録を示している場合、当該ステータス情報に関連付けられたリソースIDを抽出する。リソース情報登録処理部15は、抽出したリソースIDを検索キーとしてリソース詳細テーブル142のリソースIDを検索し、検索キーと一致するリソースIDに関連付けられた項目名および項目情報を抽出する。リソース情報登録処理部15は、リソース関連付け要求に含まれたリソースタイプ名と、検索キーとしたリソースID(リソース関連付け要求に含まれたリソースタイプ名を示すリソースID)と、当該リソースIDに関連付けられた項目名および項目情報との組を1組の関連元情報とする。なお、リソース関連付け要求に名称またはカテゴリーが含まれている場合には、リソース関連付け要求に含まれる名称またはカテゴリーと一致する項目情報に関連付けられているリソースIDと、当該リソースIDに関連付けられた項目名および項目情報を抽出する。
リソース情報登録処理部15は、リソース関連付け要求に含まれたリソースタイプ名を検索キーとしてリソース関連付け定義テーブル123の関連元リソースタイプを検索し、検索キーと一致する関連元リソースタイプに関連付けてリソース関連付け定義テーブル123に登録されたすべてのリソースタイプおよび表示順情報を抽出する。リソース情報登録処理部15は、抽出したリソースタイプを検索キーとしてリソース情報テーブル141のリソース区分を検索し、検索キーと一致するリソース区分に関連付けられたリソースIDおよびステータス情報を抽出する。
リソース情報登録処理部15は、抽出したステータス情報が登録を示している場合、当該ステータス情報に関連付けられたリソースIDおよびリソース区分(マスタリソースタイプ)を抽出する。リソース情報登録処理部15は、抽出したリソースIDを検索キーとしてリソース詳細テーブル142のリソースIDを検索し、検索キーと一致するリソースIDに関連付けられた項目名および項目情報を抽出する。リソース情報登録処理部15は、リソース関連付け定義テーブル123の関連先マスタリソースタイプから抽出したマスタリソースタイプが示すマスタリソース名をリソース定義テーブル121から抽出し、このマスタリソース名と、検索キーとしたリソースIDと、当該リソースIDに関連付けられた項目名および項目情報との組を1組の関連先情報とする。
リソース情報登録処理部15は、抽出した各表示順情報に基づいた順番によって、関連元情報および関連先情報を選択させる画面表示情報を生成し、生成した画面表示情報を含むリソース関連付け登録情報要求を生成する。リソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース関連付け登録情報要求を端末3に送信する(ステップS210)。
リソース関連付け登録情報要求を受信すると、端末3は、リソース関連付け登録情報要求に含まれる画面表示情報に基づいて、関連元情報と関連先情報とを選択可能な表示画面を表示する。すなわち、関連元となるリソースと関連先となるリソースとを選択可能な表示画面を表示する。
担当者は、端末3の入力手段を用いて関連元となるリソースと関連先となるリソースとを選択し、端末3は、選択された関連元となるリソースのリソースIDを関連元リソースIDとし、この関連元リソースIDに対応付けて選択された関連先となるリソースのリソースIDを関連先リソースIDとし、関連元リソースIDと関連先リソースIDとの組を登録情報として含むリソース関連付け登録情報応答を生成する。端末3は、生成したリソース関連付け登録情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース関連付け登録情報応答を受信すると(ステップS211)、リソース関連付け登録情報応答に含まれる登録情報をリソース関連付けテーブル143に登録する(ステップS212)。具体的には、登録情報の関連元リソースIDをリソース関連付けテーブル143の関連元リソースIDに登録し、登録情報の関連先リソースIDをリソース関連付けテーブルの関連先リソースIDに登録する。
担当者は、リソース情報DB14への登録を終了する場合、リソースの登録を終了する旨を端末3に入力し、これを受けて端末3は、リソース登録終了通知をリソース管理装置1に送信する。リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース登録終了通知を受信するまで(ステップS213)、ステップS200〜S212の動作を繰り返して、担当者からの登録情報をリソース情報テーブル141、リソース詳細テーブル142、およびリソース関連付けテーブル143に登録する動作を繰り返す。
つぎに、図10のフローチャートを参照して、リソース関連付け検索・表示処理の動作について説明する。検索者は、端末3を用いてリソース管理装置1にアクセスし、リソース関連付け検索・表示処理を実行する旨を入力し、これを受けて端末3は、リソース検索要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1の検索部16は、ユーザI/F部11を介してリソース検索要求を受けると(ステップS300)、リソース検索条件要求を生成する(ステップS301)。具体的には、検索部16は、リソース定義テーブル121に登録されているマスタリソース名および表示順情報の組をすべて取得する。検索部16は、抽出した各組の表示順情報に基づいてマスタリソース名を選択可能とするとともに、リソースの検索条件の入力を要求する画面表示情報を生成する。検索部16は、生成した画面表示情報を含むリソース検索条件要求を生成する。検索部16は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース検索条件要求を端末3に送信する(ステップS302)。
リソース検索条件要求を受信すると、端末3は、リソース検索条件要求に含まれる画面表示情報に基づいて検索条件の入力画面を表示する。検索者は、表示された入力画面に端末3の入力手段を用いて検索条件を入力する。具体的には、検索者は、マスタリソース名を選択するとともに検索条件を入力する。検索条件は、たとえば、特定の情報システムに関連するリソースを検索する場合には情報システムの名称を入力し、特定のハードウェアに関するリソースを検索する場合にはハードウェアのカテゴリーを入力し、特定のソフトウェアに関するリソースを検索する場合にはソフトウェアのカテゴリーを入力するなど、一般的な検索の条件入力と同様とする。
検索者によるマスタリソース名および検索条件の入力が完了すると、端末3は、入力されたマスタリソース名および検索条件を含むリソース検索条件応答を生成する。端末3は、生成したリソース検索条件応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1の検索部16は、ユーザI/F部11を介してリソース検索条件応答を受信すると(ステップS303)、受信したリソース検索条件応答に基づいてリソース情報DB14を検索してリソースの情報を抽出する(ステップS304)。
図11のフローチャートを参照して、リソースの情報の抽出処理を詳細に説明する。検索部16は、リソース検索条件応答に含まれるマスタリソース名およびリソース定義テーブル121に基づいて、マスタリソースタイプを取得する(ステップS400)。
具体的には、検索部16は、リソース検索条件応答に含まれるマスタリソース名を抽出する。検索部16は、抽出したマスタリソース名を検索キーとしてリソース定義テーブル121のマスタリソース名を検索して、検索キーと一致するマスタリソース名に関連付けてリソース定義テーブル121のマスタリソースタイプに登録されたマスタリソースタイプを取得する。
検索部16は、取得したマスタリソースタイプおよびリソース情報テーブル141に基づいてリソースIDを取得する(ステップS401)。具体的には、検索部16は、抽出したマスタリソースタイプを検索キーとしてリソース情報テーブル141のリソース区分を検索して、検索キーとリソース区分に登録されたリソースタイプとが一致し、かつ当該リソース区分と関連付けられたリソース情報テーブル141のステータス情報が「登録」を示している場合、当該リソース区分に関連付けられてリソース情報テーブル141のリソースIDに登録されたリソースIDを取得する。
取得したマスタリソースタイプおよびリソース情報テーブル141に基づいて取得したマスタリソースタイプを示すリソースIDをすべて取得した後、検索部16は、取得したリソースIDの1つを処理対象リソースIDとして選択する(ステップS402)。検索部16は、処理対象リソースIDおよびリソース詳細テーブル142に基づいてリソースの情報を取得する(ステップS403)。具体的には、検索部16は、処理対象リソースIDを検索キーとしてリソース詳細テーブル142のリソースIDを検索して、検索キーと一致するリソースIDに関連付けられてリソース詳細テーブル142の項目IDに登録されている項目IDを取得する。
リソース検索条件応答に検索条件が含まれている場合(ステップS404,Yes)、検索部16は、処理対象リソースIDと一致した(検索キーと一致した)リソースIDに関連付けられてリソース詳細テーブル142の項目情報に登録されている項目情報と検索条件とが一致するか否かを判定する(ステップS405)。
検索条件と一致すると判定した場合(ステップS405,Yes)、または検索条件がない場合(ステップS404,No)、検索部16は、処理対象リソースIDおよびリソース関連付けテーブル143に基づいて、処理対象リソースIDの関連先となるリソースIDを取得する(ステップS406)。
具体的には、検索部16は、処理対象リソースIDを検索キーとして、リソース関連付けテーブル143の関連元リソースIDを検索して、検索キーと一致する関連元リソースIDに関連付けてリソース関連付けテーブル143の関連先リソースIDに登録されているリソースIDを取得する。検索部16は、取得したリソースIDが処理対象リソースIDの子であることを記憶する。
検索部16は、取得した各リソースIDおよびリソース関連付けテーブル143に基づいて、取得した各リソースIDの関連先となるリソースIDを取得する(ステップS407)。具体的には、検索部16は、取得したリソースID毎に、リソースIDを検索キーとしてリソース関連付けテーブル143の関連元リソースIDを検索し、検索キーと一致する関連元リソースIDに関連付けてリソース関連付けテーブル143の関連先リソースIDに登録されているリソースIDを取得する。検索部16は、取得したリソースIDを検索キーとしてリソース情報テーブル141のリソースIDを検索し、検索キーと一致したリソースIDに関連付けてリソース情報テーブル141のステータス情報を取得する。検索部16は、取得したステータス情報が「登録」を示しているか否かを判定する。ステータス情報が「登録」を示している場合、検索部16は、取得したリソースIDが当該検索キーとしたリソースIDの子であること記憶する。ステータス情報が「登録」を示していない場合、検索部16は、取得したリソースIDを廃棄する。
検索部16は、取得した各リソースIDの関連先となるリソースIDがなくなるまで、取得した各リソースIDおよびリソース関連付けテーブル143に基づいて取得した各リソースIDの関連先となるリソースIDを取得して親子関係を記憶する動作を繰り返す(ステップS407,S408)。
処理対象リソースIDを起点とした親子関係の検索が終了した後、すなわち、取得した各リソースIDの関連先となるリソースIDがなくなった場合(ステップS408,Yes)、または検索条件と一致しなかった場合(ステップS405,No)、検索部16は、ステップS401によって、リソース検索条件応答に含まれるマスタリソース名に基づいて取得したリソースIDの中で未処理のリソースIDを処理対象リソースIDとして選択し、処理対象リソースIDを起点とした親子関係を検索して記憶する動作を、未処理のリソースIDがなくなるまで繰り返す(ステップS402〜S409)。
検索部16は、リソース検索条件応答に含まれるマスタリソース名に基づいて取得した各リソースIDを起点した親子関係を記憶した後、親子関係を構成するすべてのリソースID毎に、リソース詳細テーブル142に基づいてリソースの情報を抽出する(ステップS410)。具体的には、親子関係を構成するすべてのリソースID毎に、当該リソースIDを検索キーとしてリソース詳細テーブル142のリソースIDを検索し、検索キーと一致するリソースIDに関連付けられたリソース詳細テーブル142の項目IDを取得する。検索部16は、検索キーとしたリソースIDに関連付けて取得した項目IDを記憶する。検索部16が記憶した親子関係および親子関係を構成する各リソースIDに関連付けた項目IDがリソースの情報となる。
図10に戻って、検索部16は、リソースの情報を出力部17に通知する。出力部17は、リソースの情報に基づいて検索結果を表示する画面表示情報を生成する(ステップS305)。具体的には、出力部17は、リソースの情報から各リソースIDに関連付けられた項目IDを抽出する。出力部17は、抽出した項目IDを検索キーとしてリソース詳細テーブル142を検索して、検索キーと一致する項目IDに関連付けてリソース詳細テーブル142に登録されている項目情報を取得する。出力部17は、親子関係をツリー構成とし親子関係を示すリソースIDに対応する項目情報を表示する画面表示情報を生成する。出力部17は、ユーザI/F部11を介して、生成した画面表示情報を含むリソース検索結果通知を端末3に送信する(ステップS306)。
端末3は、リソース検索結果通知を受信すると、リソース検索結果通知に含まれる画面表示情報に基づいて検索結果を表示する。
図12〜図14は、端末3が表示する検索結果の一例を示す図である。図12は、先の図5に示したリソース情報テーブル141、先の図6に示したリソース詳細テーブル142、および先の図7に示したリソース関連付けテーブル143に基づいて、リソースタイプ名「ハードウェア」、検索条件をカテゴリー「サーバ」であってかつ製品名「FT8600」とした場合の検索結果を示している。
図12においては、カテゴリー「サーバ」、管理番号「HQ003974」、製品名「FT8600」、設置場所「5F機械室」、導入日「06−08−31」のリソース「ハードウェア」に関連付するリソースとして、名称「役員[どこ助]」、内容「役員専用スケジューラ」、利用部門「秘書課」、稼働日「06−12−01」のリソース「情報システム」と、カテゴリー「OS」、製品名「Solaris」、Version「3.1.2」、導入日「06−11−20」のリソース「ソフトウェア」とが存在することを示している。
図13は、リソースとして保守契約やリース契約、IPアドレス、担当者などが登録され、これらのリソースの関連付けがリソース関連付けテーブル143に登録されており、リソースタイプ名「ハードウェア」、検索条件をカテゴリー「サーバ」であってかつ製品名「FT8600」とした場合の検索結果を示している。
図13においては、カテゴリー「サーバ」、管理番号「HQ003974」、製品名「FT8600」、設置場所「5F機械室」、導入日「06−08−31」のリソース「ハードウェア」に関連付するリソースとして、名称「役員[どこ助]」、内容「役員専用スケジューラ」、利用部門「秘書課」、稼働日「06−12−01」のリソース「情報システム」と、カテゴリー「OS」、製品名「Solaris」、Version「3.1.2」、導入日「06−11−20」のリソース「ソフトウェア」と、所属「XX課」、氏名「山田太郎」、Tel「1234」、Mail「zz@ab。Mit」のリソース「担当者」と、アドレス「10.11.5.8」、サブネットマスク「255.255.255.0」、デフォルトゲートウェイ「10.11.5.254」のリソース「IPアドレス」と、契約番号「XXXXX」、契約先「MDIT」、契約日「06−11−20」、契約内容「24Hr265」のリソース「保守契約」と、契約番号「XXXXX」、契約先「MECC」、契約日「06−11−20」、契約期間「3年」のリソース「リース契約」とが存在することを示している。
図14は、親子関係(ツリー構成)の検索結果の一例を示している。なお、図14においては、リソースの項目に関する詳細な情報は省略している。図14においては、サーバ
#1に関連するリソースとしてディスクとOS#1とが存在し、このOS#1に関連するリソースとしてアプリケーション(App)#1,#2とが存在し、アプリケーション#1,#2に関連するリソースとして管理者Bが存在し、アプリケーション#2に関連するリソースとしてDBが存在し、このDBに関連するリソースとしてOS#2が存在し、このOS#2に関連するリソースとしてサーバ#2が存在し、サーバ#2に関連するリソースとして管理者Aとサーバ#3とが存在し、サーバ#3に関連するリソースとしてOS#3が存在し、OS#3に関連するリソースとしてミドルウェア(M/W)が存在することを示している。
つぎに、図15のフローチャートを参照して、リソース情報削除処理の動作について説明する。このリソース情報削除処理は、リソース管理装置1のリソース情報DB14に登録されたリソースを削除する処理である。ここでは、各リソースの担当者が端末3を用いてリソース情報をリソース情報DB14から削除する場合を例に挙げて説明する。
担当者は、端末3を用いてリソース管理装置1にアクセスし、リソース情報削除処理を実行する旨を入力し、これを受けて、端末3は、リソース削除要求をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース削除要求を受けると、リソース情報テーブル141への削除情報を要求するリソース削除情報要求を生成する(ステップS500)。具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース定義テーブル121のリソースマスタ名に登録されているすべてのマスタリソース名を表示させ、表示させたマスタリソース名を選択可能な画面表示情報を生成し、生成した画面表示情報をリソース削除情報要求に含ませる。リソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介して、生成したリソース削除情報要求を端末3に送信する(ステップS501)。
リソース削除情報要求を受信すると、端末3は、リソース削除情報要求に含まれる画面表示情報に基づいてリソース情報テーブル141から削除する削除情報を要求する入力画面を表示する。
担当者は、端末3に表示された入力画面にしたがって削除するリソースが該当するマスタリソース名を選択する。先の図2に示したリソース定義テーブル121には、マスタリソース名として「情報システム」、「ハードウェア」および「ソフトウェア」が登録されている。よって、端末3には、「情報システム」、「ハードウェア」、「ソフトウェア」の何れか一つを選択する画面が表示される。担当者は、削除するリソースとして「情報システム」、「ハードウェア」、「ソフトウェア」のいずれかのリソースタイプ名を選択する。
端末3は、選択されたリソースタイプ名を含むリソース削除情報応答を生成し、生成したリソース削除情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース削除情報応答を受信すると(ステップS502)、リソース削除情報応答に基づいてリソース削除詳細要求を生成する(ステップS503)。具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース削除情報応答に含まれるマスタリソース名を検索キーとしてリソース定義テーブル121のマスタリソース名を検索し、検索キーと一致するマスタリソース名に関連付けられてリソース定義テーブル121のマスタリソースタイプに登録されたマスタリソースタイプを抽出する。
リソース情報登録処理部15は、抽出したマスタリソースタイプを検索キーとして項目定義テーブル122のマスタリソースタイプを検索し、検索キーと一致するマスタリソースタイプに関連付けて項目定義テーブル122の項目名に登録された各項目名および表示画面情報を抽出する。リソース情報登録処理部15は、表示画面情報に基づいて当該項目名に対する登録情報の入力を要求する画面表示情報を生成し、生成した画面表示情報を含むリソース削除詳細情報要求を生成する。リソース情報登録処理部15は、生成したリソース削除詳細情報要求を端末3に送信する(ステップS504)。
リソース削除詳細情報要求を受けると、端末3は、リソース削除詳細情報要求に含まれる画面表示情報に基づいて、削除するリソースに関する詳細な削除情報を要求する表示画面を表示する。担当者は、端末3の入力手段を用いて削除情報を入力する。たとえば、リソースタイプ「SY」、すなわち情報システムのリソースを削除する場合、先の図3に示した項目定義テーブル122の項目名には「名称」、「内容」、「利用部門」、「稼働日」、および「備考」が登録されている。よって、端末3は、「名称」、「内容」、「利用部門」、「稼働日」、および「備考」を要求する入力画面を表示しており、担当者は、これらの項目を入力する。
端末3は、各項目名に対する情報が入力されると、各項目名に対して入力された情報を当該項目名に関連付けた削除情報を含むリソース削除詳細情報応答をリソース管理装置1に送信する。
リソース管理装置1のリソース情報登録処理部15は、ユーザI/F部11を介してリソース削除詳細情報応答を受信すると(ステップS505)、リソース削除詳細情報応答に基づいてリソース情報テーブル141からリソースを削除する(ステップS506)。
具体的には、リソース情報登録処理部15は、リソース削除詳細情報応答に含まれる削除情報を抽出し、リソース詳細テーブル142の項目情報を検索して削除情報と一致する項目情報に関連付けられてリソース詳細テーブル142のリソースIDに登録されているリソースIDを抽出する。リソース情報登録処理部15は、抽出したリソースIDを検索キーとしてリソース情報テーブル141のリソースIDを検索し、検索キーと一致したリソースIDに関連付けられたリソース情報テーブル141のステータス情報に、削除を示す情報(たとえば、「1」)を登録する。
以上説明したように、この実施の形態においては、マスタ情報登録処理部13が、外部から入力される管理対象となるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソースの関連付けの基本となるマスタ情報をマスタ情報DB12に登録し、リソース情報登録処理部15が、外部から入力されるマスタ情報データベースに基づいた複数のリソースの個別情報および関連付け情報をリソース情報DB14に登録し、検索部16が、外部から入力された検索要求およびリソース情報DB14に登録された関連付け情報に基づいて、要求されたリソースを起点として関連付けられたリソースのツリー構成をリソース情報DB14から検索し、出力部17が、検索部16によって検索されたツリー構成に基づいてツリーを構成する各リソースの情報を出力するようにしているため、ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行うことができるとともに、リソースの情報を一元管理してリソースの相互関係を検索することができる。
なお、この実施の形態においては、端末3を用いて入力されるリソースに関する情報をリソース情報登録処理部15がリソース情報DB14に登録するようにしたが、リソース情報DB14に登録する情報をファイル形式で入力するようにしてもよい。この場合、リソース情報登録処理部15は、予め定められた所定のフォーマットで記載されたファイルを読み込んでリソース情報DB14に登録すればよい。これにより、既にデータベース化されているリソースに関する情報を利用することが可能となる。
以上のように、本発明にかかるリソース管理装置は、ネットワークを構成する複数のリソースを管理するためのシステムに有用であり、特に、ユーザの要求に応じてリソースを分類して関連付けを行う柔軟性を要求されるシステムに適している。
リソース管理装置が適用されるネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示したリソース定義テーブルの構成の一例を示す図である。 図1に示した項目定義テーブルの構成の一例を示す図である。 図1に示したリソース関連付け定義テーブルの構成の一例を示す図である。 図1に示したリソース情報テーブルの構成の一例を示す図である。 図1に示したリソース詳細テーブルの構成の一例を示す図である。 図1に示したリソース関連付けテーブルの構成の一例を示す図である。 リソース管理装置のマスタ情報登録処理の動作について説明するためのフローチャートである。 リソース管理装置のリソース情報登録処理の動作について説明するためのフローチャートである。 リソース管理装置のリソース関連付け検索・表示処理の動作について説明するためのフローチャートである。 リソースの情報の抽出処理の詳細な動作について説明するためのフローチャートである。 端末が表示する検索結果の一例を示す図である。 端末が表示する検索結果の一例を示す図である。 端末が表示する検索結果の一例を示す図である。 リソース管理装置のリソース情報削除処理の動作について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 リソース管理装置
3 端末
5 ネットワーク
11 ユーザI/F部
12 マスタ情報DB
13 マスタ情報登録処理部
14 リソース情報DB
15 リソース情報登録処理部
16 検索部
17 出力部

Claims (6)

  1. ネットワークを構成する複数のリソースを管理するリソース管理装置であって、
    管理対象となるリソースの分類、分類毎の登録すべき項目、および分類されたリソース間の関連付けの基本となるマスタ情報が登録されるマスタ情報データベースと、前記マスタ情報データベースに基づいて前記複数のリソースの個別情報および関連付け情報が登録されるリソース情報データベースとを記憶する記憶部と、
    外部から入力される前記マスタ情報を前記マスタ情報データベースに登録するマスタ情報登録処理部と、
    外部から入力される前記複数のリソースの個別情報および関連付け情報を前記リソース情報データベースに登録するリソース情報登録処理部と、
    外部から入力された検索要求および前記リソース情報データベースに登録された関連付け情報に基づいて、要求されたリソースを起点として関連付けられたリソースのツリー構成を前記リソース情報データベースから検索する検索部と、
    前記検索部によって検索されたツリー構成に基づいてツリーを構成する各リソースの情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とするリソース管理装置。
  2. 前記マスタ情報データベースは、
    リソースの分類を識別するためのマスタリソース識別子に関連付けてリソースの分類の名称となるマスタリソース名が登録されるリソース定義テーブルと、
    リソース定義テーブルに登録されたマスタリソース識別子に関連付けてマスタリソース識別子が示すマスタリソースタイプ名に分類されるリソースの登録すべき項目が登録される項目定義テーブルと、
    リソースの関連付けの関連元となるリソースの分類を示すマスタリソース識別子と関連先となるリソースの分類を示すマスタリソース識別子との組が登録されるリソース関連付け定義テーブルと、
    を備え、
    前記マスタ情報登録処理部は、
    外部から前記マスタリソース識別子および前記マスタリソース名が入力されると、入力されたマスタリソース識別子に関連付けてマスタリソース名を前記リソース定義テーブルに登録し、外部から前記マスタリソース名に関連付けて項目が入力されると、入力されたマスタリソース名に関連付けて前記リソース定義テーブルに登録されたマスタリソース識別子を抽出し、抽出したマスタリソース識別子に関連付けて入力された項目を前記項目定義テーブルに登録し、外部から関連元および関連先となるマスタリソース名が入力されると、入力されたマスタリソース名に関連付けて前記リソース定義テーブルに登録されたマスタリソース識別子を抽出し、抽出したマスタリソース識別子を関連元および関連先のリソースマスタ識別子の組として前記リソース関連付け定義テーブルに登録すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  3. 前記リソース情報データベースは、
    リソースを識別するためのリソース識別子に関連付けて当該リソース識別子が示すリソースの分類を示すマスタリソース識別子が登録されるリソース情報テーブルと、
    前記リソース識別子に関連付けてリソース個別の項目情報が登録されるリソース詳細テーブルと、
    関連付け元となるリソースを示すリソース識別子と関連先となるリソースを示すリソース識別子との組が登録されるリソース関連付けテーブルと、
    を備え、
    前記リソース情報登録処理部は、
    外部からマスタリソース名が入力されるとリソース識別子を付与し、入力されたマスタリソース名に関連付けられて前記リソース定義テーブルに登録されたマスタリソース識別子を抽出し、前記付与したリソース識別子に関連付けて抽出したマスタリソース名を前記リソース情報テーブルに登録するとともに、前記抽出したマスタリソース識別子に関連付けて前記項目定義テーブルに登録されている項目に対する項目情報を要求し、この要求に対して外部から項目情報が入力されると、入力された項目情報を前記付与したリソース識別子に関連付けて前記リソース詳細テーブルに登録し、外部から関連元および関連先を特定する項目情報が入力されると、入力された項目情報に関連付けて前記リソース詳細テーブルに登録されているリソース識別子を抽出し、抽出したリソース識別子を関連元および関連先のリソース識別子の組として前記リソース関連付けテーブルに登録すること、
    を特徴とする請求項2に記載のリソース管理装置。
  4. 前記リソース情報登録処理部は、
    前記関連元および関連先を特定する項目情報に基づいて前記リソース詳細テーブルから抽出したリソース識別子に関連付けて前記リソース情報テーブルに登録されたマスタリソース識別子を抽出し、関連元および関連先のリソース識別子が示すマスタリソース識別子の組が前記リソース関連付け定義テーブルに登録されている場合に、関連元および関連先のリソース識別子の組を前記リソース関連付けテーブルに登録すること、
    を特徴とする請求項3に記載のリソース管理装置。
  5. 前記検索部は、
    前記検索要求に含まれるリソースを特定する項目情報を抽出し、抽出した項目情報に関連付けられて前記リソース詳細テーブルに登録されたリソース識別子を抽出し、前記リソース関連付けテーブルの関連元として前記抽出したリソース識別子が登録されている関連先のリソース識別子を抽出し、抽出した関連先のリソース識別子が関連元のリソース識別子として登録される関連先のリソース識別子を抽出する動作を繰り返して前記検索要求に含まれるリソースを特定する項目情報に基づいて抽出したリソース識別子を起点とするツリー構成を解析し、
    前記出力部は、
    前記検索部によって解析されたツリーを構成する各リソース識別子に関連付けて前記リソース詳細テーブルに登録された項目情報をツリー構成で表示すること、
    を特徴とする請求項3または4に記載のリソース管理装置。
  6. 前記リソース情報テーブルは、前記リソース識別子に関連付けて当該リソース識別子の登録が有効であるか否かを示すステータス情報が登録され、
    前記リソース情報登録処理部は、
    リソース識別子を付与したて前記リソース情報テーブルに登録する際に、当該リソース識別子に関連付けられたステータス情報を有効とし、外部から前記リソースを特定する項目情報を含む削除要求を受けると、前記削除要求に含まれる項目情報に関連付けて前記リソース詳細テーブルに登録されたリソース識別子を抽出し、抽出したリソース識別子に関連付けられたステータス情報を無効とすること、
    を特徴とする請求項3〜5の何れか一つに記載のリソース管理装置。
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