JP2008287390A - 印刷見本作製システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベルや包装材の作製費用を抑制することができる印刷見本作製システムを提供する。
【解決手段】印刷見本作製者側のコンピュータサーバ1は、顧客側の端末装置3からインターネットNTを介してアクセスがあると、アクセスに応じて印刷加工テンプレートに登録された製品形態情報、用紙情報および表現加工情報を顧客側の端末装置3に提示するとともに、顧客側の端末装置3により選択された情報に応じて印刷対象物のサンプル画像を作成して端末装置3に表示させ、さらに端末装置3からのイメージ画像作成要求を受けて、立体印刷見本の3D画像やこの3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成し、端末装置3に送信する。その後、顧客側の端末装置3からモックアップ作製要求が送信されると、コンピュータサーバ1がプリンタ2に印刷指示を与えて印刷対象物を印刷させて印刷対象物の立体印刷見本を作製する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料や調味料や菓子類などの商品を入れる包装材や包装材に付けるラベルの立体印刷見本を作製する印刷見本作製システムに関するものである。
従来、飲料や調味料や菓子などの商品を入れた包装材(瓶、缶、ペットボトルなど)に付けるラベルや包装材自体に商品名などの商品情報を印刷してあり、他の商品との差別化を図るために、ラベルや包装材の素材として紙類や樹脂フィルムなど多種多様な素材が用いられるとともに、加工方法もエンボス・箔押し・ニス加工など様々な表面加工が採用されていた(例えば特許文献1参照)。
このようなラベルや包装材を作製する際には、ラベルや包装材の印刷業者が、商品の販売者(顧客)から提示された印刷対象物(ラベルや包装材)の平面図面や素材・色・加工方法などの指示をもとに、校正刷り或いはカラープリンターを用いた印刷によりラベルや包装材の試作品を作製して、顧客に提案しており、試作品をもとにラベルや包装材のデザインが決定されると、ラベルや包装材を印刷するための版を製版し、グラビア印刷などの方法でラベルや包装材を印刷していた。
特開2005−53208号公報
上述のようにラベルや包装材の印刷業者は、顧客(商品の販売者)から提示された印刷対象物の平面図面や素材・色・柄・加工方法などの指示をもとにラベルや包装材の試作品(立体印刷見本)を作製して、この試作品を顧客に送付しており、顧客からの修正依頼があると、試作品を修正して再度顧客に提示する。そして、何度か修正を行った後にラベルや包装材のデザインが決定されると、ラベルや包装材の印刷業者が製版作業を行って、実際の商品に貼るラベルや包装材を印刷するのであるが、印刷業者は試作品を作製したり修正したりする度に、作製した試作品を顧客のもとに持ち込んで、顧客の意向を聞かねばならず、ラベルや包装材のデザインを決定するまでに時間がかかっていた。また、試作品を作製するのにも費用がかかるため、試作品の修正を繰り返すと、ラベルや包装材の作製費用がアップするという問題があった。また、ラベルや包装材の作製費用を抑制するためには、試作品の数を少なくしなければならず、顧客に提案できる試作品の数が制約されるという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ラベルや包装材の作製費用を抑制することができる印刷見本作製システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、商品を入れる容器に付けるラベル又は商品を入れる包装材の何れかよりなる印刷対象物の受注を顧客から受けると、受注した印刷対象物を印刷して立体印刷見本を作製する印刷見本作製システムであって、顧客側の端末装置と印刷見本作製者側のコンピュータサーバとがインターネットを介して接続されるとともに、コンピュータサーバに当該コンピュータサーバからの印刷指示により印刷対象物を印刷して立体印刷見本を作製する見本作製装置が接続されており、コンピュータサーバに、複数種類の印刷対象物の形態を示す製品形態情報、複数種類の印刷対象物の用紙を示す用紙情報、並びに複数種類の表現加工方法を示す表現加工情報が少なくとも登録された印刷加工テンプレートと、顧客側の端末装置からのアクセスに応じて印刷加工テンプレートに登録された製品形態情報、用紙情報および表現加工情報を顧客側の端末装置に提示する情報提示手段と、顧客側の端末装置により製品形態情報、用紙情報または表現加工情報のうちの少なくとも1つが選択されると、選択内容に応じて印刷加工テンプレートに登録された情報をもとに3Dのサンプル画像を作成するサンプル画像作成手段と、作成されたサンプル画像を顧客側の端末装置へ送信するサンプル画像送信手段と、サンプル画像の送信後に顧客側の端末装置から作成対象の印刷対象物の情報とイメージ画像作成要求が送信されると、送信されてきた印刷対象物の情報と上記の選択内容に基づいて作成対象の立体印刷見本の3D画像および立体印刷見本の3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成するイメージ画像作成手段と、作成された立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置に送信するイメージ画像送信手段とを設け、立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像の送信後に顧客側の端末装置からモックアップ作製要求が送信されると、コンピュータサーバが見本作製装置に印刷指示を与えて印刷対象物を印刷させるとともに印刷対象物の立体印刷見本を作製させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、作成対象の印刷対象物の情報として顧客側の端末装置からインターネットを経由して送信された印刷対象物の原画像を取り込む画像取込手段を備え、イメージ画像作成手段は、画像取込手段の取り込んだ原画像と、上記選択内容とに基づいて立体印刷見本の3D画像を作成することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、サンプル画像の送信後に顧客側の端末装置から修正依頼があると、サンプル画像作成手段が修正依頼の内容に基づいてサンプル画像を修正するとともに、サンプル画像送信手段が修正後のサンプル画像を顧客側の端末装置に送信することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像の送信後に顧客側の端末装置から修正依頼があると、イメージ画像作成手段が修正依頼の内容に基づいて立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を修正するとともに、イメージ画像送信手段が修正後の3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置に送信することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、印刷加工テンプレートに登録された製品形態情報、用紙情報あるいは表現加工情報を選択することによって様々な仕上がりのサンプル画像を端末装置に表示させて比較、検討することができ、さらに顧客側から送信された印刷対象物の情報と選択内容とに基づいて立体印刷見本の3D画像やこの3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成して端末装置に表示させることができる。したがって、現実の立体印刷見本を作製する前に、端末装置の画面上で立体印刷見本の3D画像を表示させて仕上がりを確認することができるから、立体印刷見本を作製して顧客に送る時間や顧客側でデザインを検討する時間を短縮したり、立体印刷見本を作製するコストを低減できるという効果がある。また、現実の立体印刷見本を製作しなくても、顧客に対して素材や表面加工方法を変えた多様な立体印刷見本を端末装置の画面上で提案することができ、顧客の満足度を向上させることができるという効果もある。
請求項2の発明によれば、顧客側の端末装置から送信された印刷対象物の原画像を取り込んで立体印刷見本の3D画像を作成することができる。
請求項3、4の発明によれば、顧客側の修正依頼を受けて修正されたサンプル画像や3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置に送信しているので、現実の立体印刷見本を作製する前に様々な形態の立体印刷見本を端末装置の画面上で確認することができる。
本発明に係る印刷見本作製システムは、飲料や調味料や菓子などの商品を入れる容器(包装材)に付けるラベルや、商品を入れる包装材自体の印刷見本を作製するとともに、印刷されたラベルを容器に貼り付けた状態の立体印刷見本や、印刷された包装材を販売時の状態に仕上げた立体印刷見本を作製するシステムであって、商品を入れる包装材としては紙類などで形成された箱状のものや、樹脂フィルムや紙などの材料に印刷、ラミネート、製袋加工などを施した柔軟性を有する袋状の軟包装などがある。またラベルにも種々の形態のものがあり、飲料や調味料などの商品を入れる容器(例えば瓶、缶、ペットボトルなど)に付けるラベルであって、紙製のラベルや樹脂フィルムからなるラベルなどがある。なお、ラベルの見本を作製した場合には、作製したラベルを容器に付けることで立体印刷見本が完成する。
この印刷見本作製システムは、図1に示すように、コンピュータネットワークとしてのインターネットNTに接続された印刷見本作成者である印刷会社側のコンピュータサーバ1と、コンピュータサーバ1でデザインが決定されたラベルや包装材を印刷するプリンタ2と、インターネットNTに接続される顧客(商品の販売会社)側の端末装置3とで構成され、コンピュータサーバ1と端末装置3との間の通信は、授受するデータが外部に漏洩しないように暗号化されている。
端末装置3は、顧客側からラベルや包装材の素材、色、柄、加工方法などを指定するとともに、コンピュータサーバ1で作成された画像データ(後述のサンプル画像や立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像)を表示して確認し、修正内容をコンピュータサーバ1側へ送信するために用いられる。
コンピュータサーバ1は、図2に示すように、各部を制御する制御手段11と、キーボードやマウスなどからなる操作手段12と、液晶モニタ装置などの表示手段13と、ネットワークを介して端末装置3との間で通信を行う通信手段14と、プリンタ2に印刷データを出力するデータ出力部15と、各種のプログラムを記憶したプログラムメモリ16と、ラベルや包装材の作成に必要な各種のデータ(印刷加工テンプレート)が登録されたデータベース17と、表示手段13に表示させるデータを一時記憶する表示用メモリ18とを備えている。
ここで、プログラムメモリ16に記憶されるプログラムとしては、顧客側で作成されたラベルや包装材のデータを入校し、入校されたデータの加工などを行うためのグラフィックソフト16a(例えばアドビシステムズ社製のフォトショップやイラストレーター、コーレル株式会社製のペインター、ペイントショップ、システムプロダクト株式会社製のオープン・キャンバス等の汎用のグラフィックソフトなど)や、顧客側からの要求に応じて形状、素材、印刷加工の表現などを変更したラベルや包装材の画像を作成するサンプル画像作成ソフト16b(例えばNewtek社製のLight Wave、Alias社製のMaya、イーフロンティア社製の3DS−マックスシェード、株式会社終作製の六角大王など)や、サンプル画像作成ソフト16bで作成されたラベルや包装材の立体印刷見本を表す3D画像やこの3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成するイメージ画像作成ソフト16c(例えば株式会社シーキューブ製のオートキャドや、ソリッドワークスジャパン製のソリッドワークスなどが)や、サンプル画像作成ソフト16bにより作成されたラベルや包装材を印刷するための印刷データを作成する印刷データ作成ソフト16dなどが記憶されている。
また、データベース17には、印刷対象物の複数種類の形状に対応した画像情報(例えば紙ラベル、PETボトル、缶製品、瓶ラベルなどの外観を示す画像情報)からなる製品形態情報17aや、複数種類の用紙に対応した画像情報(例えば普通紙、マット紙、フィルムなどの画像情報)からなる用紙情報17bや、複数種類の表現加工を表す画像情報(例えば箔押し(ホットスタンプ)、エンボス、デポスなどの表現加工を表す画像情報)からなる表現加工情報17cなどが登録されている。
以下に本実施形態の印刷見本作製システムによりラベルや包装材の立体印刷見本を作製する手順を図3〜図6に基づいて説明する。尚、以下ではラベルを瓶に貼り付けた状態の立体印刷見本を作製する場合を例に説明を行うが、包装材の立体印刷見本を作製する場合も同様の処理を行うので、その説明は省略する。
ラベルの発注を検討している顧客が端末装置3を用いて、印刷会社側のコンピュータサーバ1により運営されているホームページにアクセスし、立体印刷見本を注文するためのウェブページの表示を要求すると、個々の顧客毎に個別のIDおよびパスワードが割り当てられる。以後、顧客側の端末装置3から、各顧客に割り当てられたIDおよびパスワードを用いて認証を行い、認証に成功すると、見本注文用のウェブページに移行するようになっており、顧客側の端末装置3と印刷会社側のコンピュータサーバ1との間で暗号化された通信を行うことで、端末装置3とコンピュータサーバ1との間の通信が他者から読み取られないようにしている。
コンピュータサーバ1の制御手段11は、通信手段14を介して端末装置3から送信された見本注文用ページの表示要求を受け取ると、データベース17から製品形態情報D1、用紙情報D2、表現加工情報D3を読み出して見本注文用のウェブページを作成し、通信手段14から要求元の端末装置3へ送信しており、端末装置3のモニタに見本注文用のウェブページが表示される。ここに、制御手段11と通信手段14とで、印刷加工テンプレートに登録された各種情報を提示する情報提示手段が構成される(図3のステップS1)
図4は顧客側の端末装置3のモニタ画面に表示される見本注文用ページの一例であり、画面の上半分には左側から製品形態情報D1、用紙情報D2、表現加工情報D3の順番で複数の選択肢が表示されている。そして、製品形態情報D1、用紙情報D2、表現加工情報D3の順番に所望の条件を選択して決定釦(図示せず)を選択すると、ラベル注文用ページで選択された各種の条件がコンピュータサーバ1に送られ、コンピュータサーバ1のサンプル画像作成ソフト16b(サンプル画像作成手段)が、端末装置3から送信された選択条件に応じて、データベース17に登録された各種の情報をもとにサンプル画像を作成し(図3のステップS2)、サンプル画像送信手段たる通信手段14から作成したサンプル画像を端末装置3に返送する。
なお図4の例では製品形態情報D1として紙ラベル、PETボトル、缶製品、瓶ラベル、パッケージ、軟包装材、その他の選択肢が用意されており、キーボードあるいはマウスなどの入力手段を用いて何れかの項目にチェックを入れる(STEP1)。また用紙情報D2としては普通紙、マット紙、サテン紙、グロス紙、ハイグロス紙、ホイル紙、フィルム、その他の選択肢が用意されており、キーボードあるいはマウスなどの入力手段を用いて何れかの項目にチェックを入れる(STEP2)。さらに表現加工情報D3としては、ホットスタンプ(箔押)、エンボス・デポス、UVコーティング、ラミネート加工、特色表現、その他の選択肢が用意されており、キーボードあるいはマウスなどの入力手段を用いて1乃至複数の項目をチェック(選択)する(STEP3)。ここで、特色表現の項目にチェックを入れた場合は、この項目の右下にある下矢印キーK1を選択すると、表示色を選択するためのプルダウンメニューが現れ、このプルダウンメニューから所望の色を選択できるようになっている。また各項目の選択操作を行う際に「その他」を選択した場合は、「その他」の項目の下側にある入力ボックスB1〜B3にキーボードなどの入力手段を用いて製品形態情報を直接入力できるようになっている。
そして、製品形態情報D1、用紙情報D2および表現加工情報D3の各項目を選択した後、図示しない決定釦を選択すると、端末装置3からコンピュータサーバ1へ選択内容が送信され、コンピュータサーバ1の制御手段11がサンプル画像作成ソフト16bを実行し、通信手段14を介して入力された選択内容に対応する画像データをデータベース17から抽出し、抽出した画像データを組み合わせることで、選択内容に応じたサンプル画像を作成し、作成したサンプル画像の画像データを通信手段14(サンプル画像送信手段)から端末装置3側へ送信させる。端末装置3では、コンピュータサーバ1からサンプル画像の画像データを受信すると、受信したサンプル画像の画像データG1と選択内容とが見本注文用ページのウィンドウW1,W2にそれぞれ表示される(図4参照)。なお図4に示す例では、製品形態情報D1として瓶ラベル、用紙情報D2としてグロス紙、表現加工情報D3としてホットスタンプ(箔押)とラミネート加工と特色表現がそれぞれ選択されており、コンピュータサーバ1では、データベース17から瓶ラベルに対応する画像情報と、グロス紙に対応する画像情報と、ホットスタンプ(箔押)、ラミネート加工および特色表現に対応する画像情報を読み出し、これらの画像情報を組み合わせることで、印刷会社側で用意した架空の製品ラベルを顧客側で選択した条件で表現したサンプル画像G1が作成される。
ここで、上記の条件を修正或いは変更したサンプル画像を見たい場合、見本注文用ページが表示されている状態でマウス或いはキーボードなどの入力手段を用いて各条件を変更した後、再度決定釦を操作すると、端末装置3からコンピュータサーバ1へ選択内容が送信され、上述と同様の処理を経てコンピュータサーバ1で作成されたサンプル画像の画像データが端末装置3側に送信され、見本注文用ページのウィンドウW1内に表示される。
而して、顧客は端末装置3のモニタ画面に表示されたサンプル画像を見ながら、ラベル用紙や表現加工方法の選択を変更することで、多様な形態のサンプル画像を表示させることができ、所望のサンプル画像が表示されると、マウスあるいはキーボードを用いてラベルや包装材につける商品情報(例えば商品名など)を入力した後、画面上に表示されたイメージ画像作成要求釦(図示せず)を操作する。このとき、端末装置3からは、イメージ画像作成要求とともに、最終の選択内容や商品情報がコンピュータサーバ1へ送信される。また顧客側で、ラベルや包装材の図面データG2(図5(a)参照)などを用意している場合は、端末装置3側で図面データを入力すると、この図面データがイメージ画像作成要求とともにコンピュータサーバ1へ送信される。なお、図5(a)(b)では顧客側から送信された図面データG2やこの図面データG2をもとに作成した見本画像G3〜G10について、印刷会社側で予め用意しておいたサンプル画像G1と同じデザインのもので説明しているが、実際には顧客側から送られた商品情報や図面データをもとに作成した画像となる。
コンピュータサーバ1では、通信手段14が端末装置3から送信されたイメージ画像作成要求を受け取ると、制御手段11が通信手段14を介して入力された各種情報の選択内容と、商品情報あるいはその図面データとをもとに、イメージ画像作成ソフト16cを実行することで、立体印刷見本の平面画像(見本画像)を複数種類作成し(図3のステップS3)、作成した画像データを通信手段14から端末装置3側へ送信させる。一方、端末装置3では、コンピュータサーバ1から立体印刷見本の平面画像の画像データを受信すると、受信した見本画像の画像データG3〜G10をモニタ画面W3に表示させる(図5(b)参照)。ここで、コンピュータサーバ1では、顧客側の端末装置3から送信された選択内容に基づいて作成したサンプル画像の他に、特色カラー表現を変更したサンプル画像や、各々の特色カラー表現のサンプル画像に箔押加工を付加したサンプル画像を含めて複数種類の見本画像G3〜G10を作成し、作成した見本画像の画像データを通信手段14から端末装置3側に送信しており、表現加工方法などを変えた複数種類の見本画像G3〜G10を顧客側に提案することで、顧客側に様々な形態のものを検討してもらうことができる。
そして、端末装置3のモニタ画面W3に表示された見本画像G3〜G10の中からキーボードやマウスなどの入力手段を用いて所望の画像を選択すると、選択内容がコンピュータサーバ1に送信され、制御手段11がイメージ画像作成ソフト16cを実行することにより、ラベルを瓶に貼り付けた状態の立体印刷見本の3D画像やこの3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像が作成される(ステップS4)。例えば図6(a)はラベルが貼り付けられるガラス瓶20、金属缶21、ペットボトル22、チューブ23などの容器を示しており、これらの容器20〜23にラベル30〜33を付けた状態の3D画像を作成するとともに、この3D画像を例えば商品の陳列棚などの背景画像に組み込んだイメージ画像を作成した後、イメージ画像送信手段たる通信手段14から端末装置3へ立体印刷見本の3D画像やイメージ画像を送信する(図3のステップS5)。
而して、顧客は端末装置3のモニタ画面に表示された立体印刷見本の3D画像やイメージ画像を見ながら、ラベルや包装材の出来映えを確認でき、ラベルや包装材のデザインを修正あるいは変更したい場合は、図示しない戻り釦を選択して、図4に示す選択画面に戻り、上述と同様の処理を行うことで、再度条件を変えて見本画像や立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を作成させることができる(図3のステップS6)。
一方、顧客が端末装置3のモニタ画面に表示された立体印刷見本の3D画像やイメージ画像でラベルや包装材の出来映えに満足した場合は、マウスあるいはキーボードを用いて画面上に表示されたモックアップ作製要求釦(図示せず)を操作する。このとき、端末装置3からはモックアップ作製要求がコンピュータサーバ1へ送信され、コンピュータサーバ1の通信手段14がモックアップ作製要求を受信すると、制御手段11が、ラベルや包装材の見本画像或いは3D画像をもとにデータ出力部15に印刷用データを作製させ、この印刷用データをプリンタ2に出力して、ラベル或いは包装材を印刷させており、印刷されたラベルを容器に貼り付けて作製した立体見本(モックアップ)や印刷された包装材の立体見本を顧客側に納品する。
なお図6(b)に示すイメージ画像はラベルを容器に付けただけの画像であるが、イメージ画像作成ソフト16cでは、ラベルを付けた容器や包装材を売り場(スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど)の陳列棚に陳列した状態のイメージ画像を作成することもでき、陳列棚に陳列した状態で様々な角度から商品を表示させて、ラベルや包装材の見栄えを確認できる。またイメージ画像作成ソフト16cでは、ラベルや包装材に対して様々な方向から光が当たっている状態をシミュレーションすることができ、光の当たり方によってラベルや包装材の見栄えがどのように変化するかを事前に確認することもできる。
このように、本実施形態の印刷見本作製システムでは、データベース17に登録された印刷加工テンプレート(例えば製品形態情報D1、用紙情報D2、表現加工情報D3など)を選択することによって様々な仕上がりのサンプル画像を作成するとともに、顧客側の端末装置3に表示させることで、顧客が印刷対象物の仕上がり状態を事前に予想して、比較、検討することができる。さらに、サンプル画像を検討した結果に基づいて立体印刷見本の3D画像やこの3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成して端末装置3のモニタ画面に表示させることができるから、現実の立体印刷見本を作製する前に、端末装置3のモニタ画面上で立体印刷画像を表示させて確認することができるから、立体印刷見本を作製して顧客に送る時間や顧客側でデザインを検討する時間を短縮したり、立体印刷見本を作製するコストを低減できる。また、現実の立体印刷見本を製作しなくても、顧客に対して素材や表面加工方法などを変えた多様な立体印刷見本を端末装置3の画面上で提案することができ、顧客の満足度を向上させることができる。また、コンピュータサーバ1がサンプル画像や立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を作製する過程で、顧客側の端末装置3から送信された修正依頼を受けてサンプル画像やイメージ画像を修正するとともに、修正後のサンプル画像や立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置3に送信しているので、現実の立体印刷見本を作製する前に様々な形態の立体印刷見本を端末装置3の画面上で確認することができる。
ところで、上述の実施形態では印刷会社側のコンピュータサーバ1に、印刷加工テンプレートを記憶したデータベース17を用意しておき、顧客側の端末装置3からインターネットNTを介してコンピュータサーバ1にアクセスし、印刷加工テンプレートに登録された製品形態情報、用紙情報および表現加工情報を選択することで、様々な仕上がりのサンプル画像を端末装置3側に表示させるようにしているが、印刷会社側で、製品形態情報、用紙情報および表現加工情報の選択内容に応じた複数種類のサンプル画像をCD−ROMなどの記録媒体に予め記憶させたものを作製し、この記録媒体を顧客に配布し、顧客側の端末装置3で汎用のビューアソフトを実行し、製品形態情報、用紙情報および表現加工情報の選択結果に応じたサンプル画像を表示させることで、所望の条件のサンプル画像を決定するようにしても良い。
この場合、顧客が端末装置3を操作してサンプル画像を決定した後、端末装置3からインターネットNTを介して印刷会社側のコンピュータサーバ1により運営されているホームページにアクセスし、立体印刷見本を注文するためのウェブページの表示を要求すると、個々の顧客毎に個別のIDおよびパスワードが割り当てられ、見本注文用のウェブページに移行する。端末装置3のモニタに見本注文用のウェブページが表示されると、マウスやキーボードなどの入力装置を用いて、選択したサンプル画像の情報と、ラベルや包装材につける商品情報(例えば商品名など)、あるいは、ラベルや包装材の図面データを入力した後、画面上に表示されたイメージ画像作成要求釦(図示せず)を操作する。このとき、端末装置3からは、イメージ画像作成要求とともに、サンプル画像の選択情報や商品情報がコンピュータサーバ1へ送信され、コンピュータサーバ1においてイメージ画像作成ソフト16cを実行することにより、立体印刷見本の平面画像(見本画像)が作成される(図3のステップS3)。以後はコンピュータサーバ1および端末装置3において上述の実施形態と同様の処理が行われ(図3のステップS3〜S6の処理)、最終的にモックアップダミーの作製が行われるのである。
本実施形態の概略的なシステム構成図である。 同上に用いるコンピュータサーバの概略ブロック図である。 同上のラベル作成過程を示すフロー図である。 同上の印刷加工テンプレートの選択画面を示す図である。 (a)(b)は同上の動作を説明する説明図である。 (a)(b)は同上の動作を説明する説明図である。
符号の説明
1 コンピュータサーバ
2 プリンタ
3 端末装置
NT インターネット

Claims (4)

  1. 商品を入れる容器に付けるラベル又は商品を入れる包装材の何れかよりなる印刷対象物の受注を顧客から受けると、受注した印刷対象物を印刷して立体印刷見本を作製する印刷見本作製システムであって、
    顧客側の端末装置と印刷見本作製者側のコンピュータサーバとがインターネットを介して接続されるとともに、コンピュータサーバに当該コンピュータサーバからの印刷指示により印刷対象物を印刷して立体印刷見本を作製する見本作製装置が接続されており、
    コンピュータサーバに、複数種類の印刷対象物の形態を示す製品形態情報、複数種類の印刷対象物の用紙を示す用紙情報、並びに複数種類の表現加工方法を示す表現加工情報が少なくとも登録された印刷加工テンプレートと、顧客側の端末装置からのアクセスに応じて印刷加工テンプレートに登録された製品形態情報、用紙情報および表現加工情報を顧客側の端末装置に提示する情報提示手段と、顧客側の端末装置により製品形態情報、用紙情報または表現加工情報のうちの少なくとも1つが選択されると、選択内容に応じて印刷加工テンプレートに登録された情報をもとに3Dのサンプル画像を作成するサンプル画像作成手段と、作成されたサンプル画像を顧客側の端末装置へ送信するサンプル画像送信手段と、サンプル画像の送信後に顧客側の端末装置から作成対象の印刷対象物の情報とイメージ画像作成要求が送信されると、送信されてきた印刷対象物の情報と上記の選択内容に基づいて作成対象の立体印刷見本の3D画像および立体印刷見本の3D画像を背景画像に組み込んだイメージ画像を作成するイメージ画像作成手段と、作成された立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置に送信するイメージ画像送信手段とを設け、立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像の送信後に顧客側の端末装置からモックアップ作製要求が送信されると、コンピュータサーバが見本作製装置に印刷指示を与えて印刷対象物を印刷させるとともに印刷対象物の立体印刷見本を作製させることを特徴とする印刷見本作製システム。
  2. 作成対象の印刷対象物の情報として顧客側の端末装置からインターネットを経由して送信された印刷対象物の原画像を取り込む画像取込手段を備え、イメージ画像作成手段は、画像取込手段の取り込んだ原画像と、上記選択内容とに基づいて立体印刷見本の3D画像を作成することを特徴とする請求項1記載の印刷見本作製システム。
  3. サンプル画像の送信後に顧客側の端末装置から修正依頼があると、サンプル画像作成手段が修正依頼の内容に基づいてサンプル画像を修正するとともに、サンプル画像送信手段が修正後のサンプル画像を顧客側の端末装置に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷見本作製システム。
  4. 立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像の送信後に顧客側の端末装置から修正依頼があると、イメージ画像作成手段が修正依頼の内容に基づいて立体印刷見本の3D画像およびイメージ画像を修正するとともに、イメージ画像送信手段が修正後の3D画像およびイメージ画像を顧客側の端末装置に送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の印刷見本作製システム。
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