JP2008284595A - ねじり平鋼修正 - Google Patents
ねじり平鋼修正 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008284595A JP2008284595A JP2007133634A JP2007133634A JP2008284595A JP 2008284595 A JP2008284595 A JP 2008284595A JP 2007133634 A JP2007133634 A JP 2007133634A JP 2007133634 A JP2007133634 A JP 2007133634A JP 2008284595 A JP2008284595 A JP 2008284595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat bar
- pitch
- twisted flat
- rollers
- twisted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
【課題】 平鋼をねじったねじり平鋼は、正確にピッチを測定すると、ピッチ毎に寸法が違っていた。この不均一なピッチのねじり平鋼を、正確なピッチに修正する。
【解決手段】 円筒形の外周に、断面がほぼ半円形をした突起物を、正確なピッチで螺旋状に巻き付けたローラーを作る。このローラーを二つ平行に並べて、間にねじり平鋼を挟んで強く締め付ける。この状態でローラーを回すと、ねじり平鋼の不揃いピッチは、ローラーの突起物の正確なピッチにより修正されて、出てくる。
【選択図】 図6
【解決手段】 円筒形の外周に、断面がほぼ半円形をした突起物を、正確なピッチで螺旋状に巻き付けたローラーを作る。このローラーを二つ平行に並べて、間にねじり平鋼を挟んで強く締め付ける。この状態でローラーを回すと、ねじり平鋼の不揃いピッチは、ローラーの突起物の正確なピッチにより修正されて、出てくる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、平鋼をねじって ねじり平鋼を作り、そのねじり平鋼のピッチを正確な物に修正する方法と、修正する機械に関するものである。
ねじり平鋼は、図1に示すような形状をしていて、材質は鉄、アルミ、ステンレスを使用している。ねじり平鋼の製造技術は、本出願人が始めて開発に成功し、現在ねじり平鋼製造機械を設置して、ねじり平鋼を製造販売している。(特願平9-123106 参照)
ねじり平鋼は構築物の基礎杭に多く使用する他、搬送装置や建物内外の装飾品に使われている。
特願平 8−257307(第2図)
特願平11−356397(第1図)
ねじり平鋼は構築物の基礎杭に多く使用する他、搬送装置や建物内外の装飾品に使われている。
従来のねじり平鋼は、見たところピッチが揃っているように見えるが、測定するとピッチ毎に寸法が違っていた。この為搬送装置の送りねじに使うと、ナットが引っ掛かって動かなかった。又ねじり平鋼を多く縦に並べて、壁面の装飾に使うと、ピッチが揃わないので見苦しかった。
このピッチが不揃いの原因は、平鋼の材質の不均一によるもので、解決が難しかった。この為、正確なピッチのねじり平鋼を製作する事が課題である。
このピッチが不揃いの原因は、平鋼の材質の不均一によるもので、解決が難しかった。この為、正確なピッチのねじり平鋼を製作する事が課題である。
最初から正確なピッチのねじり平鋼を製作するには、経費がかかり困難が伴うので、従来の製造機械で製作したねじり平鋼を、正確なピッチに修正する事にした。
その修正方法を説明すると、先ず図2に示すように、図3で示す円筒形の外周(3)に、図4で示すような、ねじれ角に直角な断面が、ほぼ半円形をした突起物(4)を螺旋状に巻き付けたローラー(2)を作る。
この突起物はねじり平鋼に食い込むように出来ていて、突起物のピッチ(P)とねじり角は、ねじり平鋼のピッチとねじり角と同じにして、極めて正確に作られていている。
その修正方法を説明すると、先ず図2に示すように、図3で示す円筒形の外周(3)に、図4で示すような、ねじれ角に直角な断面が、ほぼ半円形をした突起物(4)を螺旋状に巻き付けたローラー(2)を作る。
この突起物はねじり平鋼に食い込むように出来ていて、突起物のピッチ(P)とねじり角は、ねじり平鋼のピッチとねじり角と同じにして、極めて正確に作られていている。
そこで図6に示す如く、右ねじりのねじり平鋼(1)の両側に、二個の左ねじりのローラー(2)を平行に並べ強く挟み付ける。この時の断面図は図7、図8に示すようになり、二個のローラーはねじり平鋼に密着している。
そこで二つのローラーを、同じ方向に同じ速度で、矢印のように回転させると、ねじり平鋼は矢印の如く、ローラーの間を通過する。
このようにして、ねじり平鋼がローラーの間を通過する時、ねじり平鋼の不均一なピッチは、ローラーの突起物の正確なピッチにより修正されて出て来る。
そこで二つのローラーを、同じ方向に同じ速度で、矢印のように回転させると、ねじり平鋼は矢印の如く、ローラーの間を通過する。
このようにして、ねじり平鋼がローラーの間を通過する時、ねじり平鋼の不均一なピッチは、ローラーの突起物の正確なピッチにより修正されて出て来る。
作業としては、図5に示すようなガイド(5)を作り、ねじり平鋼をガイドの入口側に乗せ、先端をパイプ(6)に通して、ローラーに噛み込ませ、ローラーを回転させれば、修正されたねじり平鋼が、ガイドの出口側のパイプを通って出て来るので、作業は至って簡単で早い。
この際ローラーの間隔、ガイドの高さは調整出来るようにし、次に突起物は、磨耗に強い超硬質の材料を使い、更に突起物の入口部分は低くして噛み込み易いようにし、以下順次高くしておく事が必要である。
この際ローラーの間隔、ガイドの高さは調整出来るようにし、次に突起物は、磨耗に強い超硬質の材料を使い、更に突起物の入口部分は低くして噛み込み易いようにし、以下順次高くしておく事が必要である。
これまで、正確なピッチが要求される、ねじり平鋼の製作は出来なかったが、この方法で修正すれば、ねじり平鋼を通すだけなので、短時間に修正し、正確なピッチのねじり平鋼が出来るようになった。
この為今迄対応が難しかった、搬送装置や建物内外の装飾品に、販路を広める事が出来るようになった。
この為今迄対応が難しかった、搬送装置や建物内外の装飾品に、販路を広める事が出来るようになった。
次にこの方法を使った修正機の実施例1を説明する。
図9に示す如く、前述の二個のローラー(2)に、各々軸A(7)を通し、軸Aの両端を軸受A(8)で支えて、台(9)の上に平行に並べ、間にねじり平鋼を挟むようにして設置する。次に各軸Aの一方の端に、各々右ねじれのウォームホイル(10)を取付ける。最後にガイド(5)をローラーの間に設置する。
次に図10に示す如く、二個の右ねじれのウォーム(11)を、軸B(12)に通し、軸Bの両端を軸受B(13)で支え、ウォームとウォームホイルを各々噛み合わせて、台(9)の上に設置する。そして軸Bの一方の端にカップリング(14)を付けて、モーター(15)の出力軸と結合する。
次に図10に示す如く、二個の右ねじれのウォーム(11)を、軸B(12)に通し、軸Bの両端を軸受B(13)で支え、ウォームとウォームホイルを各々噛み合わせて、台(9)の上に設置する。そして軸Bの一方の端にカップリング(14)を付けて、モーター(15)の出力軸と結合する。
作業としては、ねじり平鋼をガイド(5)の入口に載せ、先端をパイプ(6)に通して、二つのローラー(2)の間に挿入して噛み込ませ、モーターを回す。
すると軸B(12)が回ってウォーム(11)が回り、連結したウォームホイル(10)が回わる。左右のウォームとウォームホイルは、ねじれ方向が同じなので、二個のローラー(2)は矢印のように同じ方向に回る。
こうしてねじり平鋼は、ローラーの間を通る時に修正されて、ガイドの出口のパイプを通って出てくる。
すると軸B(12)が回ってウォーム(11)が回り、連結したウォームホイル(10)が回わる。左右のウォームとウォームホイルは、ねじれ方向が同じなので、二個のローラー(2)は矢印のように同じ方向に回る。
こうしてねじり平鋼は、ローラーの間を通る時に修正されて、ガイドの出口のパイプを通って出てくる。
これまで、ねじり平鋼を搬送用、装飾用に使用する事は、ビッチが不揃いの為、殆どやっていない。それが正確なビッチのねじり平鋼が出来る事により、ねじり平鋼が新しい分野に進出し、普及する事が期待出来る。
1 ねじり平鋼
2 ローラー
3 外周
4 突起物
5 ガイド
6 パイプ
7 軸A
8 軸受A
9 台
10 ウォームホイル
11 ウォーム
12 軸B
13 軸受B
14 カップリング
15 モーター
P ピッチ
2 ローラー
3 外周
4 突起物
5 ガイド
6 パイプ
7 軸A
8 軸受A
9 台
10 ウォームホイル
11 ウォーム
12 軸B
13 軸受B
14 カップリング
15 モーター
P ピッチ
Claims (2)
- 円筒形の外周(3)に、ほぼ半円形をした突起物(4)を螺旋状に巻き付けたローラー(2)を二個作り、このローラーを平行に並べて、間にねじり平鋼を挟み、ローラーを回わす事により、ねじり平鋼の不均一なピッチを、正確なピッチに修正する事を特徴とする、ねじり平鋼ピッチの修正方法。
- 円筒形の外周(3)に、ほぼ半円形をした突起物(4)を螺旋状に巻き付けたローラー(2)を二個作り、各ローラーに、各々軸A(7)を通し、軸Aの両端を軸受A(8)で支え、二個のローラーを平行に並べて、間にねじり平鋼を挟むようにして台(9)の上に設置し、各軸Aの一方の端に、各々ウォームホイル(10)を取付け、次に軸B(12)に二個のウォーム(11)を通し、軸Bの両端を軸受B(13)で支え、ウォームとウォームホイルを各々噛み合わせて、台(9)の上に設置し、更に軸Bの一方の端にカップリング(14)を付けて、モーター(15)の出力軸と結合した事を特徴とする、請求項1記載のねじり平鋼ピッチの修正機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007133634A JP2008284595A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | ねじり平鋼修正 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007133634A JP2008284595A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | ねじり平鋼修正 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008284595A true JP2008284595A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40144814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007133634A Pending JP2008284595A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | ねじり平鋼修正 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008284595A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103551424A (zh) * | 2013-10-31 | 2014-02-05 | 无锡华联科技集团有限公司 | 双球头扁钢侧弯矫直机构 |
-
2007
- 2007-05-21 JP JP2007133634A patent/JP2008284595A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103551424A (zh) * | 2013-10-31 | 2014-02-05 | 无锡华联科技集团有限公司 | 双球头扁钢侧弯矫直机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102909293A (zh) | 一种绕制矩形截面钢丝扭簧的夹具及方法 | |
EP3096933B1 (en) | Method and device for manufacturing pipe shells and pipe shell manufactured therewith | |
CN110375142B (zh) | 管道内支撑装置 | |
JP2008284595A (ja) | ねじり平鋼修正 | |
US2352675A (en) | Mechanism for shaping sheet metal | |
KR101709634B1 (ko) | 다줄 나사산을 갖는 벽체옹벽용 관통슬리브 | |
CN103596708A (zh) | 管材制造装置、管材制造方法和管材 | |
KR101057987B1 (ko) | 나선홈 제조장치 및 이를 이용하여 제조된 중공관 | |
US1997197A (en) | Machine for coiling metal strip | |
US5108283A (en) | Apparatus for winding pipes | |
KR101257613B1 (ko) | 필름 권취용 휠 | |
JP3194904U (ja) | 螺旋曲げ管加工装置 | |
WO2018174272A1 (ja) | 棒線材の矯正機及び棒線材の矯正方法 | |
KR20120006895U (ko) | 지름 가변형 금속 파이프용 벤딩기 롤러 | |
TWI633950B (zh) | Metal tube torsion processing method and device | |
KR20130034298A (ko) | 코일형상의 금속판 제조를 위한 곡률형성장치 | |
JP7040894B2 (ja) | 管路更生部材の製造装置及び製造方法 | |
JP2011110569A (ja) | コイル状線材の矯正装置及び矯正方法 | |
KR101357624B1 (ko) | 철근용 나사 형성장치 | |
JP2013227818A (ja) | コンクリート鉄筋用ステンレス異形線条材 | |
KR200255240Y1 (ko) | 파이프 교정기 | |
JP5534917B2 (ja) | 内面溝付管並びにその製造方法及び製造装置 | |
RU68621U1 (ru) | Устройство для изготовления гибкого трубопровода | |
KR101127410B1 (ko) | 관경 변화가 가능한 라이닝관 제관장치 | |
KR102170753B1 (ko) | 환봉 교정기 |