JP2008283804A - 無線電力供給システム - Google Patents
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Abstract
【課題】室内空間で稼働する移動体に対して、無線方式で充電を行うことができる無線電力供給システムを提供する。
【解決手段】無線電力供給システムSは、電気エネルギーをエネルギー源とする移動体20と、移動体20に対してマイクロ波で電気エネルギーを送信する給電装置10とから構成されている。給電装置10は、電力をマイクロ波に変換するマイクロ波電源装置11と、移動体20に向けてマイクロ波を送信する送信装置12とを含む。移動体20は、マイクロ波を受信する受電アンテナ21を備える。送信装置12はマイクロ波の送電アンテナ121を有し、この送電アンテナ121は、マイクロ波送信の指向方向を移動体20の移動に応じて調整可能とされている。
【選択図】図2
【解決手段】無線電力供給システムSは、電気エネルギーをエネルギー源とする移動体20と、移動体20に対してマイクロ波で電気エネルギーを送信する給電装置10とから構成されている。給電装置10は、電力をマイクロ波に変換するマイクロ波電源装置11と、移動体20に向けてマイクロ波を送信する送信装置12とを含む。移動体20は、マイクロ波を受信する受電アンテナ21を備える。送信装置12はマイクロ波の送電アンテナ121を有し、この送電アンテナ121は、マイクロ波送信の指向方向を移動体20の移動に応じて調整可能とされている。
【選択図】図2
Description
本発明は、室内ロボットのような移動体に、無線方式で充電を行う無線電力供給システムに関する。
室内で稼働するロボット等の移動体の多くは、その移動体が保有するバッテリーの電気エネルギーをエネルギー源としている。このバッテリーへの充電は、商用電力系統や発電機からケーブルを介して有線で行われている。通常、この充電作業は、バッテリーが消耗され尽くされる前に移動体が所定の充電スペースへ移動され、そこで移動体にケーブルが接続されることで行われる。その間、移動体の稼働は停止されることとなる。
ところで、ケーブルを用いず無線で電気エネルギーを送信する手法として、マイクロ波を用いた無線送電方式が知られている。例えば特許文献1、特許文献2には、宇宙空間におけるマイクロ波での電力供給方法が開示されている。
特開2005−247127号公報
特開2004−266929号公報
従来の移動体への充電方式では、充電中に移動体を稼働させることができない。ケーブルを長尺化して電力を供給しつつ移動体を稼働させる方法も考えられるが、移動体の移動範囲が自ずと制限され、また他の移動体が同じ室内空間に存在するとき、床面を這う状態で移動体に追従して動くことになる前記ケーブルが当該他の移動体の移動を妨げる懸念もある。
また、特許文献1、2に開示された無線送電方式は、実質的に障害物が存在せず、相対位置が実質的に固定化されている物体間における電力供給方法である。従って、多くの障害物が存在することが予定される室内空間において稼働し、また稼働によって存在位置が時々刻々変化する移動体への無線電力供給に、特許文献1、2の開示技術をそのまま適用しても、適切な充電を行うことはできない。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、室内空間で稼働する移動体に対して、無線方式で充電を行うことができる無線電力供給システムを提供することを目的とする。
本発明の無線電力供給システムは、電気エネルギーをエネルギー源とする移動体と、該移動体に対する給電装置とを含む無線電力供給システムであって、前記給電装置は、電力を無線波に変換する無線波発生手段と、前記移動体に対して前記無線波を送信する送信手段とを含み、前記移動体は、前記無線波を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された無線波を電気エネルギーに変換する電力変換手段と、前記電気エネルギーを蓄える充電式のバッテリーとを含み、前記送信手段及び/又は受信手段は、前記無線波の送信方向及び/又は受信方向を、前記移動体の移動に応じて変更可能とされていることを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、送信手段から受信手段への無線波の送信により、移動体が備えているバッテリーが充電される。そして、送信手段及び/又は受信手段は、無線波の送信方向及び/又は受信方向を、移動体の移動に応じて変更可能とされているので、移動体が移動している状態でも、つまり移動体が稼働している状態でも、移動体に対する充電動作を行うことができる。
上記構成において、前記送信手段は、無線波を所定の指向方向に放射するアンテナと、該アンテナを保持する保持架台と、該保持架台を駆動することで前記指向方向を調整する駆動手段とを備えることが望ましい(請求項2)。
この構成によれば、保持架台が駆動手段で駆動されることによって、アンテナから送信される無線波の指向方向が調整される。このため、移動体の移動に追従させて無線波を送信するためのメカ機構を簡易に構築することができる。
この場合、前記移動体は、床、壁及び天井で区画される室内において移動するものであって、前記送信手段は、前記床、壁又は天井に組み込まれることが望ましい(請求項3)。
この構成によれば、室内空間で移動する移動体に対して、その移動を妨げることなく確実に給電することができる。
上記構成において、前記移動体が、自身の位置情報を取得させるための位置信号を発信する位置信号発生手段を備え、前記給電装置が、前記位置信号を受信して前記移動体の現在位置を特定する位置検知手段を備え、前記駆動手段は、検知された移動体の現在位置の方向に前記アンテナの指向方向が向かうように、前記保持架台を駆動することが望ましい(請求項4)。
この構成によれば、移動体の存在位置を常時把握し、移動体の現在位置に応じた方向にアンテナの指向方向が向かわせて無線波を送信できるので、ロスの少ない給電を行わせることができる。
上記構成において、前記給電装置が、無線波の送信状態を制御する送信制御手段を備え、前記移動体が、前記バッテリーの充電状態に応じて、充電を要求する第1信号又は充電の停止を要求する第2信号を発信する充電検知手段を備え、前記送信制御手段は、前記第1信号が与えられたとき無線波の送信を開始させ、前記第2信号が与えられたとき無線波の送信を停止させることが望ましい(請求項5)。
この構成によれば、無線波の送信開始及び停止を、バッテリーの充電状態に関連付けて適確に行うことができる。
本発明の無線電力供給システムによれば、移動体が稼働している状態でも、移動体に対する充電動作を行うことができるので、充電動作のために移動体の移動範囲や稼働時間が制限されない。また、ケーブルを用いないので、移動体の移動自由度を十分に担保することができる。従って、障害物が多く存在する室内等において、稼働によって存在位置が時々刻々変化する移動体へ適確に充電できるシステムを構築することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態につき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線電力供給システムSの構成を簡略的に示す構成図である。この無線電力供給システムSは、床101、壁102及び天井103で区画される室内100において移動するロボットに対して、マイクロ波で無線電力供給を行うことを想定したシステムである。無線電力供給システムSは、電気エネルギーをエネルギー源とする移動体20(ロボット)と、移動体20に対して無線(マイクロ波)で電気エネルギーを送信する給電装置10とを含んで構成されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線電力供給システムSの構成を簡略的に示す構成図である。この無線電力供給システムSは、床101、壁102及び天井103で区画される室内100において移動するロボットに対して、マイクロ波で無線電力供給を行うことを想定したシステムである。無線電力供給システムSは、電気エネルギーをエネルギー源とする移動体20(ロボット)と、移動体20に対して無線(マイクロ波)で電気エネルギーを送信する給電装置10とを含んで構成されている。
給電装置10は、電力をマイクロ波に変換するマイクロ波電源装置11(無線波発生手段)と、移動体20に向けてマイクロ波を送信する送信装置12(送信手段)と、移動体20との無線通信のための通信アンテナ31とを含んでいる。
マイクロ波電源装置11は、筐体10A内に収納され、天井裏などの適所に配置される。送信装置12は、マイクロ波を所定の指向方向に放射する送電アンテナ121を備え、天井103に組み付けられている。この送電アンテナ121は、マイクロ波送信の指向方向を、移動体20の移動に応じて調整可能とされている。なお、送信装置12は、壁102の適所に配置しても良く、或いは床101の移動体20の移動を妨げないような適所に配置するようにしても良い。
移動体20は、図1では室内100の床101を二足歩行する人型ロボットを例示している。この他、移動体20としては、四足歩行する動物型ロボット、車輪走行する自走車、誘導経路上を移動する移動機器などを例示することができる。移動体20は、マイクロ波を受信する受電アンテナ21(受信手段)と、給電装置10との無線通信のための通信アンテナ32とを含んでいる。受電アンテナ21は、ここでは固定式のものを例示するが、マイクロ波の受信方向を、移動体20の移動に応じて変更可能な機構を具備させるようにしても良い。
図2は、無線電力供給システムSの電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、給電装置10は、マイクロ波電源装置11、送信装置12、無線通信部13、位置検知部14(位置検知手段)及び全体制御部15を備えている。また、移動体20は、電力変換部22(電力変換手段)、バッテリー23、ロボット機構部24、充電検知部25(充電検知手段)、無線通信部26及び位置信号発生部27(位置信号発生手段)を備えている。
マイクロ波電源装置11は、電源111、マイクロ波発生装置112及びマイクロ波発生制御部113を含む。電源111は、マイクロ波を生成するための電力を発生する電源装置であり、所定電圧の交流電力をマイクロ波発生装置112に供給する。マイクロ波発生装置112は、前記交流電力を所定強度のマイクロ波電力に変換する装置であって、マグネトロン等の高周波発生源、マイクロ波の出力強度を調整するアンプ等を含んで構成されている。マイクロ波発生制御部113は、マイクロ波発生装置112から出力されるマイクロ波のON−OFF制御や出力強度制御等を行うもので、所定のパルス信号を生成してマイクロ波発生の動作制御を行う。
送信装置12は、上述の送電アンテナ121のほか、該送電アンテナ121を一体的に保持する球状の保持架台122と、この保持架台122を駆動することでマイクロ波送信の指向方向を調整する第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124(駆動手段)と、これらアクチュエータの動作を制御する駆動制御部125とを備える。
第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124は、ステッピングモータ等からなり、各々図略のギア機構を介して保持架台122と係合されている。第1アクチュエータ123は、保持架台122に対して図中x軸回りの回転力を与える。一方、第2アクチュエータ124は、保持架台122に対して前記x軸と直交するy軸回りの回転力を与える。これにより保持架台122で保持された送電アンテナ121は、室内100のいずれの方位にも指向可能とされている。駆動制御部125は、第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124にそれぞれ駆動パルスを与え、送電アンテナ121が所望の方向を指向するように両アクチュエータを駆動する。
無線通信部13は、通信アンテナ31を介して移動体20と無線でデータ通信を行うための機能部である。本実施形態では、後述するバッテリー23の充電状態に関する情報、移動体20の位置情報などを取得する機能を果たす。なお、この無線通信部13を介して、ロボットの動作指令信号を送信するようにしても良い。
位置検知部14は、方位センサ機能、距離センサ機能を備え、後述の移動体20の位置信号発生部27にて発生される位置信号の受信データに基づいて、移動体20の現在位置を特定する処理を行う。
全体制御部15は、給電装置10全体の動作を司る制御部である。全体制御部15は、移動体20の側から充電を要求する第1信号が送信され無線通信部13がこれを受信したとき、マイクロ波発生制御部113にマイクロ波を発生させる制御信号を与える。これを受けて、マイクロ波発生装置112にてマイクロ波が生成され、送電アンテナ121からマイクロ波Mが放射される。また、全体制御部15は、移動体20から充電の停止を要求する第2信号を受信したとき、マイクロ波発生制御部113にマイクロ波の発生を停止させる制御信号を与え、送電アンテナ121からのマイクロ波Mの放射を停止させる。
さらに全体制御部15は、前記第1信号が受信された場合に、位置検知部14により特定された移動体20の現在位置に送電アンテナ121が指向するよう、駆動制御部125に目標位置信号を与える。これを受けて駆動制御部125は、例えばサーボ制御に従って第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124に駆動パルスを与えて保持架台122を駆動させ、送電アンテナ121を移動体20へ指向させる。
移動体20の電力変換部22は、受電アンテナ21で受信されたマイクロ波を直流電力に変換する機能部である。なお、受電アンテナ21及び電力変換部22の機能を果たす装置として、ショットキーダイオードのような整流素子をダイポールアンテナの間に配置してなるレクテナを用いることができる。
バッテリー23は、電力変換部22に接続された充電式のバッテリーであり、電力変換部22で変換された直流電力によって充電される。このバッテリー23は、移動体20の動作電源として利用される。
ロボット機構部24は、移動体20の機械的な動作を担う機構部分であり、ロボット駆動機構241、駆動源242及びロボット制御部243を備える。ロボット駆動機構241は屈伸機構、伸縮機構、歩行機構などを含み、ロボットの動きを実現させるメカニカルな機構部である。駆動源242は、各種のモータやアクチュエータ等からなり、ロボット駆動機構241を駆動する。ロボット制御部243は、駆動源242に駆動制御信号を与え、移動体20の機械的な動作を制御する。
充電検知部25は、バッテリー23の充電状態を検知する。充電検知部25は、バッテリー23の充電状態が所定の閾値以下になると充電を要求する第1信号を出力し、バッテリー23が満充電とされたときに充電の停止を要求する第2信号を出力する。これら第1信号及び第2信号は、無線通信部26及び通信アンテナ32を介して給電装置10に向けて送信される。
無線通信部26は、通信アンテナ32を介して給電装置10と無線でデータ通信を行うための機能部である。
位置信号発生部27は、移動体20の現在位置情報を位置検知部14に取得させるために、所定の位置信号を発生する。この位置信号は、無線通信部26及び通信アンテナを介して給電装置10に向けて送信される。
次に、以上の通り構成された無線電力供給システムSの動作を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。処理が開始されると、予め設定されたサンプリング周期で、充電検知部25によりバッテリー23の充電状態が検知される(ステップS1)。そして、バッテリー23の充電状態を示す値と所定の閾値とを対比することによって、バッテリー23の充電が必要であるか否かが判定される(ステップS2)。
充電が不要であると判定された場合(ステップS2でNO)、充電検知部25は特段信号を出力せず、ステップS1に戻って処理が繰り返される。これに対し、充電が必要であると判定された場合(ステップS2でYES)、充電検知部25は、充電を要求する第1信号(送電許可信号)を出力し、これが無線通信部26及び通信アンテナ32を介して給電装置10に送信される(ステップS3)。
かかる送電許可信号は通信アンテナ31で受信され、無線通信部13を介して全体制御部15へ入力される。これを受けて全体制御部15は、マイクロ波発生制御部113にマイクロ波を発生させる制御信号を与え、マイクロ波発生装置112を起動させてマイクロ波送信のスタンバイ状態とする(ステップS4)。さらに全体制御部15は、位置検知部14に移動体20の位置情報を出力させ、移動体20の現在位置を特定する(ステップS5)。
次に全体制御部15は、送電アンテナ121の現在の指向方向データと、移動体20の現在位置データとを比較して両者のズレ量を求めることで、送電アンテナ121の移動が必要であるか否かを判定する(ステップS6)。移動が必要である場合(ステップS6でYES)、全体制御部15は駆動制御部125に目標位置信号を与える。駆動制御部125は、第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124を稼働させて、送電アンテナ121の指向方向を移動体20の現在位置に合わせて調整する(ステップS7)。なお、移動が必要でない場合(ステップS6でNO)、このステップS7はスキップされる。
しかる後、送電アンテナ121からマイクロ波の送信が開始される(ステップS8)。このマイクロ波は受電アンテナ21で受信され、電力変換部22で直流電力に変換された上でバッテリー23へ充電される。この充電期間中にも、所定のサンプリング周期で、充電検知部25によりバッテリー23の充電状態が検知される(ステップS9)。そして、バッテリー23の充電が完了したか否かが判定される(ステップS10)。
充電が未完了である場合(ステップS10でNO)、全体制御部15は位置検知部14から移動体20の位置情報を取得し(ステップS11)、送電アンテナ121の移動が必要であるか否かを判定する(ステップS12)。これは、充電中における移動体20の移動を考慮したものである。移動が必要である場合(ステップS12でYES)、全体制御部15は駆動制御部125を介して第1アクチュエータ123及び第2アクチュエータ124を稼働させて、送電アンテナ121の指向方向を調整する(ステップS13)。その後、ステップS9に戻って処理を繰り返す。なお、移動が必要でない場合(ステップS12でNO)、このステップS13はスキップされる。
充電が完了した場合(ステップS10でYES)、充電検知部25は、充電の停止を要求する第2信号(送電停止信号)を出力し、これが無線通信部26及び通信アンテナ32を介して給電装置10に送信される(ステップS14)。これを受けて全体制御部15は、マイクロ波発生制御部113にマイクロ波発生を停止させる制御信号を与え、マイクロ波発生装置112の動作を停止させる(ステップS15)。以後、ステップS1に戻って処理を繰り返す。
以上説明した本実施形態に係る無線電力供給システムSによれば、移動体20が稼働している状態でも、移動体20に対する充電動作を行うことができるので、充電動作のために移動体20の移動範囲や稼働時間が制限されない。また、ケーブルを用いないので、移動体20の移動自由度を十分に担保することができる。従って、障害物が多く存在する室内100において、稼働によって存在位置が時々刻々変化する移動体20へ適確に充電できる。
以上、本発明の実施形態の一つについて説明したが、本発明は上記実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
10 給電装置
11 マイクロ波電源装置(無線波発生手段)
111 電源
112 マイクロ波発生装置
113 マイクロ波発生制御部
12 送信装置(送信手段)
121 送電アンテナ(アンテナ)
122 保持架台
123 第1アクチュエータ(駆動手段)
124 第2アクチュエータ(駆動手段)
13 無線通信部
14 位置検知部(位置検知手段)
15 全体制御部
20 移動体
21 受電アンテナ(受信手段)
22 電力変換部(電力変換手段)
23 バッテリー
24 ロボット機構部
25 充電検知部(充電検知手段)
26 無線通信部
27 位置信号発生部(位置信号発生手段)
100 室内
S 無線電力供給システム
11 マイクロ波電源装置(無線波発生手段)
111 電源
112 マイクロ波発生装置
113 マイクロ波発生制御部
12 送信装置(送信手段)
121 送電アンテナ(アンテナ)
122 保持架台
123 第1アクチュエータ(駆動手段)
124 第2アクチュエータ(駆動手段)
13 無線通信部
14 位置検知部(位置検知手段)
15 全体制御部
20 移動体
21 受電アンテナ(受信手段)
22 電力変換部(電力変換手段)
23 バッテリー
24 ロボット機構部
25 充電検知部(充電検知手段)
26 無線通信部
27 位置信号発生部(位置信号発生手段)
100 室内
S 無線電力供給システム
Claims (5)
- 電気エネルギーをエネルギー源とする移動体と、該移動体に対する給電装置とを含む無線電力供給システムであって、
前記給電装置は、電力を無線波に変換する無線波発生手段と、前記移動体に対して前記無線波を送信する送信手段とを含み、
前記移動体は、前記無線波を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された無線波を電気エネルギーに変換する電力変換手段と、前記電気エネルギーを蓄える充電式のバッテリーとを含み、
前記送信手段及び/又は受信手段は、前記無線波の送信方向及び/又は受信方向を、前記移動体の移動に応じて変更可能とされていることを特徴とする無線電力供給システム。 - 前記送信手段は、無線波を所定の指向方向に放射するアンテナと、該アンテナを保持する保持架台と、該保持架台を駆動することで前記指向方向を調整する駆動手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の無線電力供給システム。
- 前記移動体は、床、壁及び天井で区画される室内において移動するものであって、
前記送信手段は、前記床、壁又は天井に組み込まれることを特徴とする請求項2に記載の無線電力供給システム。 - 前記移動体が、自身の位置情報を取得させるための位置信号を発信する位置信号発生手段を備え、
前記給電装置が、前記位置信号を受信して前記移動体の現在位置を特定する位置検知手段を備え、
前記駆動手段は、検知された移動体の現在位置の方向に前記アンテナの指向方向が向かうように、前記保持架台を駆動することを特徴とする請求項2に記載の無線電力供給システム。 - 前記給電装置が、無線波の送信状態を制御する送信制御手段を備え、
前記移動体が、前記バッテリーの充電状態に応じて、充電を要求する第1信号又は充電の停止を要求する第2信号を発信する充電検知手段を備え、
前記送信制御手段は、前記第1信号が与えられたとき無線波の送信を開始させ、前記第2信号が与えられたとき無線波の送信を停止させることを特徴とする請求項1に記載の無線電力供給システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007126564A JP2008283804A (ja) | 2007-05-11 | 2007-05-11 | 無線電力供給システム |
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JP2007126564A JP2008283804A (ja) | 2007-05-11 | 2007-05-11 | 無線電力供給システム |
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- 2007-05-11 JP JP2007126564A patent/JP2008283804A/ja active Pending
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