JP2008283544A - 動画像復号化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画質の劣化を抑制しつつ、デコード負荷の削減を図ることのできる動画像復号化装置を提供する。
【解決手段】 動画像の各フレームを、マクロブロック毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した画像を等倍で表示装置に表示する表示手段と、前記表示手段が前記画像を表示する表示領域を検出する検出手段とを備え、前記復号化手段は、前記フレーム中のマクロブロックのうち、全領域が前記表示領域外となる前記マクロブロックの復号化を省略する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動画像を復号化する動画像復号化装置に関する。
近年、地上デジタル放送や、HD DVD(High−Definition Digital Versatile Disk)等の普及により、高精細度(High Definition)の動画像(以下、映像コンテンツとも呼ぶ)が普及しつつある。高精細度の映像コンテンツは、現時点で最も画素数の多いHDTVで、1フレームの画像内に1920×1080の画素数を含む。このような映像コンテンツはデコード負荷が非常に高い。特に、例えばH.264等の高圧縮率の符号化方式で圧縮された映像コンテンツの場合には、このようなデコード負荷は深刻な課題である。
一方で、高解像度のデジタルテレビ等は普及しつつあるものの、依然として、大きな画素数を持つ表示装置は少ない。このような表示装置では、画面いっぱいに画像を表示するために、映像コンテンツの画像を縮小して表示する手法が一般的である。
尚、再現不可能なデータのデコード手段へのデータ供給を省略する方法については、例えば特許文献2に記載されている。
特開2005−109812号公報
しかしながら、表示装置の画面サイズに合わせて映像コンテンツの画像を縮小すると、この縮小処理により、画質が劣化するという課題があった。また、特許文献1は、表示装置と映像コンテンツとの表示サイズの違い等を考慮したものではなく、画像のサイズの縮小処理に伴う画質の劣化を改善するものではない。
そこで本発明は、画質の劣化を抑制しつつ、デコード負荷の削減を図ることのできる動画像復号化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の動画像復号化装置は、 動画像の各フレームを、マクロブロック毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した画像を等倍で表示装置に表示する表示手段と、前記表示手段が前記画像を表示する表示領域を検出する検出手段とを備え、前記復号化手段は、前記フレーム中のマクロブロックのうち、全領域が前記表示領域外となる前記マクロブロックの復号化を省略することを特徴とする。
本発明によれば、画質の劣化を抑制しつつ、デコード負荷の削減を図ることのできる動画像復号化装置を提供することができる。
以下、本発明の動画像復号化装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明の動画像復号化装置の実施例であるパーソナルコンピュータ(以下コンピュータ、又はPCとも称す)の構成について説明する。図1は、本発明の情報処理装置の実施例であるコンピュータの構成を示す図である。
コンピュータ10は、図1に示すように、CPU111と、ノースブリッジ113と、メインメモリ115と、グラフィカルプロセッシングユニット(GPU)117と、サウスブリッジ119と、BIOS−ROM121と、ハードディスクドライブ(HDD)123と、光ディスクドライブ(ODD)125と、TVチューナ127と、エンベデッド・コントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)131と、ネットワークコントローラ133と、無線通信デバイス135とを有している。
CPU111は、本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD123からメインメモリ115にロードされる。オペレーティングシステム(OS)、及び復号化プログラム20等の各種プログラムを実行する。映像再生プログラム20が復号化する動画像符号化列は、例えばHD DVDからODD125が読み込んだものや、TVチューナ127が地上波デジタル放送を受信したもの等が考えられる。
映像再生プログラム20は、メインメモリ115上をメモリとして使用しながらCPU111が実行する、動画像を再生するプログラムである。再生した動画像は、例えば、画面上の所定の領域を占めるウィンドウとして、GPU117がLCD120上に表示する。
また、CPU111は、BIOS−ROM121に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ113はCPU111のローカルバスと、サウスブリッジ119との間を接続するブリッジである。ノースブリッジ113には、メインメモリ115をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ113は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス等を介してGPU117との通信を行う機能も有する。
GPU117は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD(Liquid Crystal Display)120を制御する表示コントローラである。このGPU117は、OS(図示せず)や映像再生プログラム20等により、図示しないVRAM上に書き込まれた画像をLCD120上に表示する。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、及びPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD123、ODD125を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
TVチューナ127は、放送波によって放送される放送番組データを受信する受信部である。
EC/KBC131は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)132及びタッチパッド134を制御するためのキーボードコントローラとが集約された、1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC131は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。本コンピュータ10の各コンポーネントに供給される動作電源は、本コンピュータ10に内蔵されたバッテリ136、又はACアダプタ138を介して外部から供給される外部電源から生成される。
ネットワークコントローラ133は有線ネットワークに接続するためのデバイスであり、インターネット等の外部ネットワークとの通信を実行するために使用される。また、無線通信デバイス135は無線ネットワークに接続するためのデバイスであり、他の無線通信デバイスとの一対一の無線通信や、インターネット等の外部ネットワークとの通信等に使用される。
続いて、図2を参照しながら映像再生プログラム20の構成を説明する。図2は、例えばMPEG−2やH.264/AVC等の規格に基づいて符号化された動画像符号化列を復号化して動画像を再生する映像再生プログラム20の構成を示す。
入力端子211からは、例えばMPEG−2やH.264/AVC等の符号化方式で符号化された動画像符号化列251が入力される。この動画像符号化列251は、復号化処理部212に出力される。
復号化処理部212は、入力された動画像符号化列212の復号化処理を行い、動画像の各フレームを構成する映像信号252を、GUI処理部213へ出力する。
このとき、復号化処理部212は、復号化処理をマクロブロック毎に行う。マクロブロックとは、例えば16×16画素の矩形のブロックであり、動画像符号化列251は、このマクロブロック単位で動き補償予測やフレーム内予測等により符号化されている。
復号化処理部212は、この復号化処理を行う際に、動画像符号化列により復号化されるフレームのうち、復号化対象のマクロブロックが表示領域に含まれるか否かに応じて、該マクロブロックを復号化するか否かを切り換える。
GUI処理部213は、復号化処理部212から出力された映像信号252による映像を所定の表示領域内に配置した表示画面をLCD120上に表示する。この表示領域は、映像再生プログラム20が表示するウィンドウ内の映像を表示する領域であり、ユーザが指定したウィンドウサイズや、全画面表示の場合にはLCDの解像度等により決定される。
表示画面の映像信号253は、出力端子214から出力され、LCD120上に表示画面が表示される。
表示領域検出部215は、GUI処理部213から表示領域の画面サイズ等の情報をGUI処理部213から取得し、復号化処理部212に通知する。復号化処理部212は、復号化処理部212から通知を受けた表示領域に基づき、復号化対象のマクロブロックが表示領域内に入っているか否かを判断する。
続いて、図3を参照しながら、本実施例の映像再生プログラム20の復号化処理について説明する。ここで、動画像符号化列251を復号化して得られるフレーム301の画像サイズは1920×1080画素であり、映像再生プログラム20がLCD120上に表示する表示領域302の大きさは1280×800画素であるものとして以下説明する。
従来、復号化して得られる動画像のフレーム301に対し、表示領域302の方が小さい場合には、図3(b)に示すように、画像を縮小して表示させることが一般的である。このような表示方法を採る場合には、縮小や拡大により、画質が劣化する。
そこで本実施例の映像再生プログラム20では、画質劣化を抑えるため、図3(a)に示すように、表示領域302に合わせた縮小処理を行わない。またここで、表示領域302の外部にあるマクロブロックについて、復号化処理を行わないことで、デコード負荷を軽減することもできる。
以下、より詳細に説明する。
まず、復号化処理部212は、表示領域検出部215から、表示領域302の解像度(本実施例では1280×800)を取得する。次に、領域の中心、及び動画像のフレーム301の中心を計算し、この中心を合わせる。この中心から、表示領域を超えるところまでを計算し、復号化処理部212の復号化対象とするか否かを切り換える。
図3(a)の例では、1行目のマクロブロックA1乃至Anは、全て表示領域302の外側に来るため、復号化処理部212は当該マクロブロックについては復号化処理を行わない。
続いて、2行目のマクロブロックのうち、マクロブロックB1乃至Bk−1、及びBj+1乃至Bnについても、表示領域302の外側になるので復号化処理部212はこれらのマクロブロックについては復号化処理を行わない。
しかしながら、マクロブロックBk乃至Bjは、一部の領域が表示領域302内に含まれているので、これらのマクロブロックに対しては復号化処理の対象とする。
同様に、3行目のついても、マクロブロックC1乃至Ck−1、Cj+1乃至Cnについて、表示領域302の外側になるので復号化処理部212は復号化処理を行わず、マクロブロックCk及びCjは一部の領域が表示領域302にかかっているので、復号化処理部212は復号化処理を行う。また、マクロブロックCk+1乃至Ck−jについては、全ての領域が表示領域302に含まれているので、復号化処理部212はこれらのマクロブロックも復号化対象とする。
尚、上記説明では、少なくとも一部領域が表示領域302にかかっているか否かで復号化対象とするか否かを判断していたがこれに限られるものではなく、例えば全領域が表示領域302に含まれないマクロブロック(例えば、マクロブロックA1等)であっても、他のマクロブロックの復号化時に参照される非参照マクロブロックである場合には、復号化対象とするようにしてもよい。
以下、図4を参照しながら、映像再生プログラム20の再生処理の流れについて説明する。
まず、表示領域検出部215は、映像再生プログラム20でデコードした動画像を表示可能な表示領域302の解像度を取得する(S401)。更に、当該表示領域302の中心と、動画像符号化列251を復号化して得られる動画像フレーム301の中心とを計算し、当該中心を一致させた上で、表示領域302に含まれるマクロブロックの領域を定める。
次に、復号化処理部212は、入力される動画像符号化列251を復号化する上で、復号化対象のマクロブロックが、表示領域302に含まれるか否かを判断する(S402)。もし表示領域302に含まれないマクロブロックである場合には(S402のNo)、復号化せずに、次のマクロブロックの処理へ移る(S404)。一方、マクロブロックのうち、一部でも表示領域302に含まれる場合には(S402のYes)、当該マクロブロックに対して復号化処理を行う(S403)。復号化されたマクロブロックを組み合わせることによりフレームが出来上がり、GUI処理部213は当該フレームを順次LCD120上へ表示する。
この後、全フレームに対する復号化処理を終えたか否かを判断し(S404)、まだデコードすべきマクロブロックが残っている場合には(S404のNo)S402に戻ってデコード処理を継続する。
以上説明したように、本実施例によれば、表示可能領域302が動画像フレーム301の解像度を下回る場合であっても、拡大や縮小を行わないことにより画質の劣化を抑えることができる。さらに、表示しない領域のマクロブロックについてはデコード処理を行わないことにより、デコード負荷を軽減することができるようになる。
尚、表示領域302に含まれるか否かの計算は本実施例の方法に限られるものではない。例えば、シリアル番号表示領域にかかるマクロブロックの行列位置を求めて、デコードすべきマクロブロックのシリアル番号を選別するようにしても良い。
本発明の実施例1に係るコンピュータの構成を示す図。 本発明の実施例1に係る映像再生プログラム20の構成を示す図。 本発明の実施例1に係る映像再生プログラムの処理を説明するための図。 本発明の実施例1に係る映像再生プログラムの処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
10・・・コンピュータ
20・・・映像再生プログラム
111・・・CPU
113・・・ノースブリッジ
115・・・メインメモリ
117・・・GPU
119・・・サウスブリッジ
120・・・LCD
121・・・BIOS−ROM
123・・・HDD
125・・・ODD
127・・・TVチューナ
131・・・EC/KBC
132・・・キーボード
133・・・ネットワークコントローラ
134・・・タッチパッド
135・・・無線通信デバイス
136・・・バッテリ
138・・・ACアダプタ
211・・・入力端子
212・・・復号化処理部
213・・・GUI処理部
214・・・出力端子
215・・・表示領域検出部
301・・・動画像フレーム
302・・・表示領域

Claims (3)

  1. 動画像の各フレームを、マクロブロック毎に復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段が復号化した画像を等倍で表示装置に表示する表示手段と、
    前記表示手段が前記画像を表示する表示領域を検出する検出手段と
    を備え、
    前記復号化手段は、前記フレーム中のマクロブロックのうち、全領域が前記表示領域外となる前記マクロブロックの復号化を省略すること
    を特徴とする動画像復号化装置。
  2. 前記復号化手段は、前記フレーム中のマクロブロックのうち、少なくとも一部が前記表示領域内となる前記マクロブロックの復号化を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の動画像復号化装置。
  3. 前記表示手段は、前記画像の中心位置を元に表示領域を設定すること
    を特徴とする請求項1記載の動画像復号化装置。
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