JP2008283540A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像信号からノイズを除去する画像処理装置を得る。
【解決手段】 入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御部と、このブロック制御部が分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出部と、この代表値算出部が算出した各ブロック内の代表値を注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値バッファと、ブロック制御部が出力したブロック制御情報に基づいて注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、代表値バッファが保持する代表値を抽出し、抽出した代表値に基づいて注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理部とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像信号のノイズを除去する画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
CCD等の撮像素子を備えたディジタルカメラやイメージスキャナなどの画像入力装置や、このような画像入力装置で入力した画像を表示するディスプレイや印刷するカラープリンタ等の画像出力装置では、画像入力系あるいは画像伝送系において混入するノイズを除去する画像処理を装置内で行うのが一般的である。こうした画像入出力装置のうち、ディジタルカメラにおいて、混入したノイズを除去する手順に関して、従来の方法について説明する。
ノイズを除去する最も平易で一般的な構成としては、画像処理対象である画素(以下、注目画素と称す)を中心にした複数画素からなる画素ウィンドウを構成し、周辺画素の信号レベル値と注目画素の信号レベル値を重み付けして畳み込み演算することによりローパスフィルタをかけることで実現している。
また、注目画素を中心にした画素ウィンドウを構成し、プレヴィット(Prewitt)やゾーベル(Sobel)などのオペレータによるエッジ検出フィルタを適用することでエッジを検出し、注目画素が画像中の有意なエッジであると判断した場合は強度を弱めたローパスフィルタをかけ、あるいは周辺に存在するエッジを構成する画素を避ける方向性を持たせたローパスフィルタをかけることで、画像の解像度の低下を抑えながらノイズを除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
これらの画像入出力装置において、上記のようなノイズを除去する方法をとる従来の信号処理は、一般的に、色補正の信号処理などとともに複数用意された画像処理機能の一種として設けられ、前段の画像処理が1画素の処理を終えるとその出力画素を後段の画像処理に引き渡して順次処理するパイプライン構成をとるため、周辺画素を参照するためには各画像処理ごとに複数ライン分のラインバッファを設けて、画素を保持して時間的に遅延させている。
特開2002−185795号公報
注目画素を中心にした複数画素からなる画素ウィンドウを構成し、ローパスフィルタをかける従来のノイズ除去装置は、ノイズでなく画像に存在する有意なエッジに対しても一律にローパスフィルタをかけてしまうため、画像の解像度が低下するという問題がある。
また、パイプライン構成で複数の画像処理を接続する場合、その画像処理の一つとして特許文献1のような画像の解像度の低下を抑えたノイズ除去処理を行う際にも、周辺画素を参照するためには、複数ライン分のラインバッファをノイズ除去処理用に持ち、画素を時間的に遅延させて保持しておく必要が生じる。その結果、比較的低周波成分のノイズを除去しようとした場合には、広範囲の周辺画素を参照して畳み込み演算を行う必要があるため、多くの参照ライン数のラインバッファを持つことになり、装置コストが上昇するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、より少ないコストで広範囲の周辺画素を参照してローパスフィルタ処理を行い、ノイズを除去する画像処理装置を実現することを目的とする。
この発明に係る画像処理装置は、入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御部と、このブロック制御部が分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出部と、この代表値算出部が算出した各ブロック内の代表値を注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値バッファと、ブロック制御部が出力したブロック制御情報に基づいて注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、代表値バッファが保持する代表値を抽出し、抽出した代表値に基づいて注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理部とを備えたものである。
この発明によれば、より少ないコストで広範囲の周辺画素を参照してローパスフィルタ処理を行い、ノイズを除去する画像処理装置を実現することができる。
この発明に係る画像処理装置の実施の形態について、図およびフローチャートを用いて説明する。以下の各実施の形態では、入力される2次元画像を小領域に分割し、その小領域内の画像信号値を代表する信号値(代表値)を小領域に対して1つずつバッファリングするが、ここでは小領域をブロックとして説明を行う。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1では、入力された2次元画像を固定サイズのブロックに分割し、そのブロック内の画像信号値を代表する信号値(代表値)をバッファリングして、入力画素(注目画素)を含む処理対象のブロック周辺の所定の範囲のブロックに対応する代表値を参照しながらローパスフィルタ処理を行う画像処理装置の一例について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。図において、ブロック制御部10は、入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力する。代表値算出部11は、ブロック制御部10が分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する。代表値バッファ12は、代表値算出部11が算出した各ブロック内の代表値を注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する。ローパスフィルタ処理部13Aは、ブロック制御部10が出力したブロック制御情報に基づいて注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、代表値バッファが保持する代表値を抽出し、抽出した代表値に基づいて注目画素にローパスフィルタ処理を行う。
ブロック制御部10が出力するブロック制御情報は、ブロック内または2次元画像上における注目画素の座標、注目画素が位置するブロックの座標を特定できる情報を含む。このブロック制御情報によって、代表値算出部11、代表値バッファ12、ローパスフィルタ処理部13Aに対して、ブロックにおける代表値の算出、代表値の更新、ブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した代表値の参照などが適宜制御される。
図2は、この発明の実施の形態1によるブロックウィンドウに関する一実施例を示す説明図である。図2において、Pはパイプライン処理時にローパスフィルタ処理の前段の処理から取り込んだ入力画素(注目画素)であり、例えば、2次元の入力画像全体を所定の座標の画素(例えば、左上の第1画素)を基準にして8×8画素毎の固定サイズのブロックに分割し、ブロックW44を構成する8×8画素内のいずれかの位置に注目画素Pが入るような座標位置でブロックWxy(この発明の実施の形態では0≦x≦8、0≦y≦4)からなるブロックウィンドウを抽出した概念を示している。各ブロックに対応した代表値バッファには、ブロックWxy内に含まれる64画素の信号レベルを代表する代表値Dxyが格納されている。各ブロックに対応する代表値は、この発明の実施の形態1では、注目画素の位置する処理対象ブロックに対してブロックウィンドウをカバーする少なくとも垂直方向に5ブロック分がバッファリングされる。
この発明の実施の形態1では、このブロックの代表値Dxyは、処理対象の入力画素(注目画素)Pの位置するラインバッファを設けずに、代表値バッファをブロックの代表値の更新値D’xyに順次更新していくものとし、例えば走査順に沿ってブロック内の最初の画素の信号値を初期値に設定して以降順次更新していく。なお、このブロックの代表値Dxyは、同一ブロック内の処理中は、更新値D’xyを代表値Dxyとして保持してもよいし、更新した代表値バッファの値を毎回参照してもよい。また、1ブロック分のラインバッファを設けずに注目画素の位置する処理対象ラインに沿ってブロックを横断しながらローパスフィルタ処理を行うことになるため、隣のブロックに移った時点で当該ブロックの代表値Dxyを代表値バッファから読み出して保持するか、または代表値バッファから毎回参照するものとする。
図3は、図2のブロックウィンドウのブロックを対象にローパスフィルタを実施する一実施例を示すフローチャートである。以下、図3のフローチャートと図1のブロック図に基づいて動作を説明する。
画像からノイズを除去する画像処理が開始されると、垂直ラインカウンタの値から全ラインのデータ処理が終了したか否かを判定し、全ラインのデータ処理が終了した場合は、ローパスフィルタ処理が終了する(ステップST101)。全ラインのデータ処理が終了していない場合は、水平画素カウンタの値から1ラインのデータ処理が終了したか否かを判定し(ステップST102)、1ラインのデータ処理が終了した場合は、水平画素カウンタのリセットなどのライン更新処理を行う(ステップST103)。ステップST103においてライン更新処理したとき、または、ステップST102において1ラインのデータ処理が終了していなかったときは、水平画素カウンタを進めるなどの注目画素の更新処理を行う(ステップST104)。
次に、ステップST104で更新した注目画素Pの画像中における座標位置に合わせて、図2に示した9×5ブロックからなるブロックウィンドウの範囲の各ブロックWxyに対応した代表値Dxyを代表値バッファから抽出する(ステップST105)。ブロックウィンドウの範囲内に対応した代表値バッファから抽出された各代表値Dxyを用いて、例えば式1に従って、即ち合計45ブロックの各代表値の平均値としてローパスフィルタ処理を実施する(ステップST106)。
Figure 2008283540
ステップST106のローパスフィルタ演算によって算出されたローパスフィルタ結果の値Plpfは、出力値Poutとしてローパスフィルタ処理の次段に位置する他の画像処理に対して出力される。
また、ローパスフィルタ処理では、引き続き注目画素Pと注目画素が含まれるブロックW44に対応する代表値D44とに基づいて、例えば式2の演算に従って代表値の更新値D'44を算出し、代表値D44に上書きすることで更新する処理を行う(ステップST107)。
Figure 2008283540
以上の処理を、注目画素を1画素ずつ水平方向及び垂直方向に順次ずらしながら、注目画素を含む処理対象ブロックが常にブロックW44になるように位置付けてブロックウィンドウを形成しながらローパスフィルタ処理を繰り返すことによって、1画面分のローパスフィルタ処理を完了する。
なお、ステップST101の全ライン終了の判定とステップST102のライン終了の判定の順序を入れ替え、先にライン終了か否かを判定し、ラインが終了していても、全ラインが終了していないと判定したとき、ステップST103のライン更新処理を行うようにしてもよい。
また、ステップST106のローパスフィルタ処理とステップST107のブロック代表値更新処理は、処理順序を逆にしてもよい。
このように、この発明の実施の形態1における画像処理装置の例では、8×8画素のブロックを9×5ブロックのブロックウィンドウの範囲の各ブロックの代表値を用いてノイズを除去するローパスフィルタを構成することにより、擬似的に72×40画素の領域を参照した広範囲なフィルタ効果を得ることができる。
また、このとき、画像の垂直方向を参照するためにデータを遅延させる際に必要となるラインバッファについても、実際に72×40画素のフィルタを適用する場合に比較して、水平方向、垂直方向共に1/8の容量で済むため、1/64の容量を備えればよく、最低限のコストで広範囲のフィルタ効果を得ることができる。さらに、これを一般化した場合、水平方向、垂直方向にS×R画素を1ブロックとして処理することで、同等のローパスフィルタ効果を得るためのラインバッファの必要量を従来の1/S×1/Rの容量で済ませることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2では、この発明の実施の形態1と同様に、入力された2次元画像を固定サイズのブロックに分割し、そのブロック内の画像信号値を代表する代表値をバッファリングし、さらに各ブロック内にエッジが存在するか否かを示すエッジフラグをバッファリングして、入力画素(注目画素)を含む処理対象のブロック周辺の所定の範囲のブロックに対応する代表値およびエッジフラグを参照しながらローパスフィルタ処理を行う画像処理装置の一例について説明する。
図4は、この発明の実施の形態2に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。図において、ブロック制御部10、代表値算出部11、代表値バッファ12は、この発明の実施の形態1において図1で説明した同一符号を付したブロック制御部10、代表値算出部11、代表値バッファ12と同様に動作する。ラインバッファ14は、入力された2次元画像を注目画素が位置するラインとその前後のラインについて保持する。エッジ判定部15Aは、ラインバッファ14が保持する注目画素とその周辺画素に基づいて注目画素が位置するブロックに対してエッジ検出を行い、エッジ検出した結果を所定のしきい値と比較して注目画素周辺のエッジ有無をエッジ判定結果フラグとして判定する。エッジフラグバッファ16は、エッジ判定部15Aが判定したエッジ判定結果フラグを処理対象の注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する。ローパスフィルタ処理部13Bは、ブロック制御部10が出力したブロック制御情報に基づいて注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、代表値バッファ12が保持する代表値を抽出するとともに、エッジフラグバッファ16が保持したエッジ判定結果フラグを抽出し、抽出した代表値とエッジ判定結果フラグとに基づいて注目画素にローパスフィルタ処理を行う。
ブロック制御部10が出力するブロック制御情報は、この発明の実施の形態1と同様に、ブロック内または2次元画像上における注目画素の座標、注目画素が位置するブロックの座標を特定できる情報を含む。このブロック制御情報によって、代表値算出部11、代表値バッファ12、ラインバッファ14、エッジ判定部15A、エッジフラグバッファ16、ローパスフィルタ処理部13Bに対して、ブロックにおける代表値の算出、代表値の更新、注目画素の周辺画素の参照、エッジフラグの算出、エッジフラグの更新、ブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した代表値およびエッジフラグの参照などが制御される。
図5は、この発明の実施の形態2によるラインバッファとブロックウィンドウに関する一実施例を示す説明図である。この図5において、8×8画素のブロックウィンドウはこの発明の実施の形態1における図2と同等の機能を有しており、各ブロックWxyに対応した代表値バッファには、ブロックWxy内に含まれる64画素の信号レベルを代表する1つの代表値Dxyが格納されている。
また、図5では、注目画素Pの周辺8近傍画素Pi(1≦i≦8)を含む注目画素ウィンドウを設けた点が、図2と異なっている。即ち、図5においては、各ブロックWxyの代表値Dxyを保持しておく代表値バッファに加えて、前段の画像処理から出力された画素毎の信号レベル値を少なくとも注目画素ウィンドウを形成するライン数分保持するラインバッファを有している。
さらに、図5では、このラインバッファの画素を参照して判定される各ブロックWxyに対応した1ビット幅のエッジフラグFxyを保持しておくエッジフラグバッファを有する。この発明の実施の形態2では、ブロックウィンドウの各ブロックWxyに対応するエッジフラグFxyは、代表値バッファと同様に、処理対象ブロックに対してブロックウィンドウをカバーする少なくとも垂直方向に5ブロック分がバッファリングされる。図6は、図5のブロックウィンドウの各ブロックに対応したエッジフラグバッファに関する一参照例を示す説明図である。
図7は、図5のブロックウィンドウのブロックを対象にローパスフィルタを実施する一実施例を示すフローチャートである。以下、図7のフローチャートと図4のブロック図に基づいて動作を説明する。この発明の実施の形態1における図3のフローチャートのステップステップST104を新しくステップステップST108に置き換えているが、そのステップST104を除く図7におけるステップST101からステップST107についてはこの発明の実施の形態1と同様であるため、この発明の実施の形態2における特徴であるステップST108以降の動作について説明する。
ステップST108では、次の注目画素に対するローパスフィルタ処理を行うために、図5における注目画素P及び周辺画素P1〜P8をラインバッファから読み出し、注目画素ウィンドウを形成する。
次に、ステップST105で代表値バッファからブロックウィンドウの範囲のブロックに対応する代表値Dxyを抽出したのと同様の手順で、エッジフラグバッファからブロックウィンドウの範囲のブロックに対応するエッジフラグFxyを抽出する(ステップST109)。次に、図5における注目画素ウィンドウに対して、例えば式3の演算を用いることで、エッジ検出処理を実施する(ステップST110)。この式3は、一般的なエッジ検出フィルタであるラプラシアン(Laplacian)フィルタの演算を示しており、絶対値をとることでEdge値(エッジ情報)が大きいほど注目画素近傍に画像中のエッジが存在することを表している。
Figure 2008283540
次に、算出したEdge値を所定のしきい値THedgeと比較し、注目画素近傍におけるエッジの有無を判定する(ステップST111)。次に、ローパスフィルタ処理を行うが、ステップST111の判定結果で注目画素近傍にエッジが存在すると判断した場合は、ローパスフィルタを実施せず、入力された注目画素値Pをそのまま後段の画像処理に対して出力値Poutとする。また、ステップST111の判定結果で注目画素近傍にエッジが存在しないと判断した場合、図5のブロックウィンドウの範囲の各ブロックに対応する代表値Dxyと図6の各ブロックのエッジフラグFxyを用いてローパスフィルタ処理を実施する(ステップST106)。
ステップST106のローパスフィルタ方法について詳細に説明する。図6のエッジフラグバッファには、該当するブロックWxy内の画素にエッジが存在するか否かを示すエッジフラグFxyが格納されており、例えば図6では”1”が設定されている場合は当該ブロックにエッジが含まれていることを示しており、”0”が設定されている場合は当該ブロックにはエッジが含まれていないことを示している。ローパスフィルタ処理では、図6のエッジフラグを参照しながら、図5のブロックウィンドウ内の各ブロックのうちエッジが含まれていないブロックの代表値を選択的に用いて、例えば選択されたブロック数に応じて平均値を算出する式1に準じたローパスフィルタ演算を行い、演算結果Plpfを後段の画像処理に対して出力値Poutとする。
図8は、この発明の実施の形態2によるエッジフラグバッファを参照して選択されるローパスフィルタ処理の対象ブロックに関する一参照例を示す説明図である。この図8は、エッジフラグウィンドウの内容が図6のような場合に、実際にローパスフィルタ処理のために選択されるブロック(斜線で図示)の一例を示したものである。この例の場合、ブロックW44の近傍で”0”のみで設定される”1”のブロックを越えない最大の矩形の範囲としている。
次に、この発明の実施の形態1と同様な方法でブロックW44に対応する代表値バッファの代表値D44を更新し(ステップST107)、さらにステップST111のエッジ判定処理において、注目画素周辺にエッジが存在すると判断した場合には、ブロックW44に対応するエッジフラグバッファのエッジフラグF44の値をF’44である”1”に更新する(ステップST112)。以上の処理を、注目画素を1画素ずつ水平方向及び垂直方向に順次ずらしながら、注目画素が含まれるブロックが常にW44になるように位置付けてブロックウィンドウを形成することでローパスフィルタ処理を繰り返すことによって、1画面分のローパスフィルタ処理を完了する。
なお、この発明の実施の形態2においては、エッジフラグを参照する矩形範囲が複数定義できる時には、例えば、構成ブロック数が最大となる矩形とすればよい。また、例えば、矩形の底辺のブロック数が最大となる矩形としてもよく、あるいは注目画素が位置するブロックW44の対応ブロックから参照する各ブロック間の平均距離が最小となる矩形としてもよいが、この限りでない。
このように、この発明の実施の形態2における画像処理装置の例では、この発明の実施の形態1のノイズを除去するローパスフィルタの構成に、エッジ検出のための数ラインのラインバッファと、1ビット幅のエッジフラグを格納するためのエッジフラグバッファを付加することで、画像中を広範囲かつエッジをぼけさせることなく広範囲なフィルタ効果を得ることができる。また、実際に広範囲を参照するために数十ラインのラインバッファを備える場合に比べて、この発明の実施の形態1で説明した1/S×1/Rのサイズのブロックバッファ、さらに画像データが8ビット幅であっても、1/S×1/R×1/8のサイズのエッジフラグウィンドウ、及びエッジ情報を判定するための数ライン分のラインバッファを備えればよいため、コストパフォーマンスに優れた広範囲のローパスフィルタを実現することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3では、この発明の実施の形態2と同様に、入力された2次元画像を固定サイズのブロックに分割し、そのブロック内の画像信号値を代表する代表値をバッファリングし、さらに各ブロック内にエッジが存在するか否かを示すエッジフラグをバッファリングして、入力画素(注目画素)を含む処理対象のブロック周辺の所定の範囲のブロックに対応する代表値およびエッジフラグを参照しながらローパスフィルタ処理を行う画像処理装置の一例について説明する。
図9は、この発明の実施の形態3に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。図において、ブロック制御部10、代表値算出部11、代表値バッファ12、ラインバッファ14、エッジフラグバッファ16は、この発明の実施の形態2において図4で説明した同一符号を付したブロック制御部10、代表値算出部11、代表値バッファ12、ラインバッファ14、エッジフラグバッファ16と同様に動作する。エッジ判定部15Bは、この発明の実施の形態2におけるエッジ判定部15Aと同様に動作し、エッジ判定結果フラグを判定する際に用いた注目画素が位置するブロックに対してエッジ検出した結果を出力する。ローパスフィルタ処理部13Cは、ブロック制御部10が出力したブロック制御情報に基づいて注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、代表値バッファ12が保持する代表値を抽出するとともに、エッジフラグバッファ16が保持したエッジ判定結果フラグを抽出し、抽出した代表値とエッジ判定結果フラグとに基づいて注目画素にローパスフィルタ処理を行い、エッジ判定部15Bが判定して得られたエッジ検出した結果に基づく重み係数で、ローパスフィルタ処理結果と注目画素値を重み付け加算した値を出力する。
以下、この発明の実施の形態3を図について説明する。この発明の実施の形態3においても、この発明の実施の形態2の説明と同様に、図5ないし図7のラインバッファの概念図及び動作を説明するフローチャートを用いて説明する。なお、この発明の実施の形態3と実施の形態2の相違点は、図7におけるローパスフィルタ演算にある。
次に、この発明の実施の形態3における動作について説明する。以下、この発明の実施の形態3における特徴的な動作であるステップST106のローパスフィルタ処理について説明する。
図10は、この発明の実施の形態3によるエッジフラグバッファを参照して選択されるローパスフィルタ処理の対象ブロックに関する一参照例を示す説明図である。この図10は、エッジフラグウィンドウの内容が図6のような場合に、この発明の実施の形態2における図8に代わり、実際にローパスフィルタ処理のために選択されるブロック(斜線で図示)の一例を示したものである。この例の場合、ブロックW44の近傍で”0”のみで設定される”1”のブロックを越えない最大の矩形の範囲としている。
このように、ブロックウィンドウから算出したローパスフィルタ値Plpfと注目画素値Pに対して、エッジ検出値Edge(エッジ情報)を用いて例えば式4のように所定の重み係数で重み付け加算することで、出力値Poutを算出する。
Figure 2008283540
なお、式4において、重み係数aはEdge値を0から1の間で正規化した値である。この式4から、注目画素近傍に強いエッジが存在する場合は、注目画素値Pに比重がかかった値が出力され、注目画素近傍にエッジが存在しない場合は、ブロックウィンドウから算出した広範囲のローパスフィルタ値Plpfに比重がかかった値が出力される。出力された画像信号Poutは、後段の画像処理に引き渡される。
このように、この発明の実施の形態3における画像処理装置の例では、注目画素近傍のエッジレベルに応じてローパスフィルタ強度が適応的に変化するため、ブロックの代表値のみを用いてローパスフィルタを実現した場合に比べて、エッジしきい値THedgeでエッジと判断されない程度の画像中の微妙な凹凸を再現でき、画像中のベタ領域では広範囲のローパスフィルタ効果を実現しながら、階調性と解像度に優れたフィルタ効果を得ることができる。
また、この発明の実施の形態2及び実施の形態3においては、エッジ検出方法として等方性のあるラプラシアンフィルタを用いる方法について説明したが、この限りではなく、ゾーベル(Sobel)フィルタのように方向性のあるエッジ検出フィルタを用いて複数方向のエッジを検出しEdge値にすることによって、画像中の有意なエッジを検出すると同時に、孤立点ノイズのような無方向性のノイズを広範囲なローパスフィルタで除去してもよく、この発明を効果的に実施することができる。
以上のように、この発明における実施の形態では、1ブロックに含まれる画素として8×8画素の場合を示したが、この限りでなく、必要な画質や装置コストを考慮して適宜定めることができる。また、ローパスフィルタを実施するブロックウィンドウに含まれるブロックを9×5ブロックの場合を示したが、この限りでなく、画質を考慮したサイズに適宜変更してよい。
また、この発明における実施の形態では、2次元の入力画像をブロック分割する基準とする所定の座標の画素を左上の第1画素として説明したが、この限りでなく、任意の座標の画素を基準にしてよい。2次元の入力画像の上下左右の端では、ブロックサイズに満たない場合もあるが、そのサイズに合わせたブロックの代表値やエッジフラグの算出処理およびローパスフィルタ処理を行えばよい。
また、この発明における実施の形態では、ブロックの代表値の抽出に関しては、順次更新していく方法について示したが、他の方法としては、注目画素が位置するブロックを構成するライン数分のラインバッファを設けられる場合には、例えば予めブロック内の画素の信号値を参照して、例えば平均値などの統計値を設定してもよい。そして、このような統計値を初期値として設定し、以降当該ブロックに固定的に使用することもできる。
また、この発明における実施の形態では、ローパスフィルタ処理の演算として式1のものを示したが、この限りでなく、注目画素が含まれるブロックからの距離に応じて各ブロックの代表値に対して重み付け係数をかけるようにしてもよい。
また、この発明における実施の形態では、ブロックの代表値の更新演算として式2のものを示したが、この限りでなく、ブロック内に含まれる一部の画素のみを用いて演算する方法や各画素の信号値を反映可能な他の方法を用いるようにしてもよい。
また、以上のすべての実施の形態では、演算処理する画像信号として画像入出力装置が扱う信号全般に対して適用することが可能である。即ち、一般的なRGB色空間における各色信号ごとに適用することも可能であり、また、各センサ素子ごとに1色の信号を受光可能な単板式イメージセンサを備えたディジタルカメラでは、センサから入力される原色系あるいは補色系信号の各色ごとに適用することが可能である。さらに、YCbCr色空間に代表される輝度色差系信号の輝度または色差及び輝度色差双方の信号ごとに適用するようにしてもよく、モノクロ信号を扱う機器では、単色に適用することができる。
この発明の実施の形態1に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるブロックウィンドウに関する一実施例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるブロックウィンドウを対象にローパスフィルタを実施する一実施例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるラインバッファとブロックウィンドウに関する一実施例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるブロックウィンドウの各ブロックに対応したエッジフラグバッファに関する一参照例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるブロックウィンドウを対象にエッジフラグバッファを参照してローパスフィルタを実施する一実施例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエッジフラグバッファを参照して選択されるローパスフィルタ処理の対象ブロックに関する一参照例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるエッジフラグバッファを参照して選択されるローパスフィルタ処理の対象ブロックに関する一参照例を示す説明図である。
符号の説明
10 ブロック制御部
11 代表値算出部
12 代表値バッファ
13A、13B、13C ローパスフィルタ処理部
14 ラインバッファ
15A、15B エッジ判定部
16 エッジフラグバッファ

Claims (8)

  1. 入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御部と、
    このブロック制御部が分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出部と、
    この代表値算出部が算出した各ブロック内の前記代表値を前記注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値バッファと、
    前記ブロック制御部が出力したブロック制御情報に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、前記代表値バッファが保持する前記代表値を抽出し、抽出した前記代表値に基づいて前記注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理部と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御部と、
    このブロック制御部が分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出部と、
    この代表値算出部が算出した各ブロック内の前記代表値を前記注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値バッファと、
    前記2次元画像を前記注目画素が位置するラインとその前後のラインについて保持するラインバッファと、
    このラインバッファが保持する前記注目画素とその周辺画素に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対してエッジ検出を行い、エッジ検出した結果を所定のしきい値と比較して注目画素周辺のエッジ有無をエッジ判定結果フラグとして判定するエッジ判定部と、
    このエッジ判定部が判定した前記エッジ判定結果フラグを処理対象の注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持するエッジフラグバッファと、
    前記ブロック制御部が出力したブロック制御情報に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、前記代表値バッファが保持する前記代表値を抽出するとともに、前記エッジフラグバッファが保持した前記エッジ判定結果フラグを抽出し、抽出した前記代表値と前記エッジ判定結果フラグとに基づいて前記注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理部と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記ローパスフィルタ処理部は、前記エッジ判定部が判定して得られたエッジ検出した結果に基づく重み係数で、前記ローパスフィルタ処理結果と前記注目画素値を重み付け加算した値を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記エッジ判定部は、前記ラインバッファから周辺画素を参照して前記注目画素を中心にした複数方向に対する方向性検出フィルタを組み合わせてエッジ検出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御ステップと、
    このブロック制御ステップが分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出ステップと、
    この代表値算出ステップが算出した各ブロック内の前記代表値を前記注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値記憶ステップと、
    前記ブロック制御ステップが出力したブロック制御情報に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、前記代表値記憶ステップが保持する前記代表値を抽出し、抽出した前記代表値に基づいて前記注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 入力された2次元画像を複数のブロックに分割して、処理対象の注目画素のブロック制御情報を出力するブロック制御ステップと、
    このブロック制御ステップが分割した各ブロック内の代表的な画像信号値である代表値を算出する代表値算出ステップと、
    この代表値算出ステップが算出した各ブロック内の前記代表値を前記注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持する代表値記憶ステップと、
    前記2次元画像を前記注目画素が位置するラインとその前後のラインについて保持するライン記憶ステップと、
    このライン記憶ステップが保持する前記注目画素とその周辺画素に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対してエッジ検出を行い、エッジ検出した結果を所定のしきい値と比較して注目画素周辺のエッジ有無をエッジ判定結果フラグとして判定するエッジ判定ステップと、
    このエッジ判定ステップが判定した前記エッジ判定結果フラグを処理対象の注目画素が位置するブロックに対して垂直方向に少なくともYブロックの範囲で保持するエッジフラグ記憶ステップと、
    前記ブロック制御ステップが出力したブロック制御情報に基づいて前記注目画素が位置するブロックに対して水平方向にXブロック、垂直方向にYブロックからなるX×Yブロックで形成されるブロックウィンドウの範囲のブロックに対応した、前記代表値記憶ステップが保持する前記代表値を抽出するとともに、前記エッジフラグ記憶ステップが保持した前記エッジ判定結果フラグを抽出し、抽出した前記代表値と前記エッジ判定結果フラグとに基づいて前記注目画素にローパスフィルタ処理を行うローパスフィルタ処理ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記ローパスフィルタ処理ステップは、前記エッジ判定ステップが判定して得られたエッジ検出した結果に基づく重み係数で、前記ローパスフィルタ処理結果と前記注目画素値を重み付け加算した値を出力することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記エッジ判定ステップは、前記ライン記憶ステップから周辺画素を参照して前記注目画素を中心にした複数方向に対する方向性検出フィルタを組み合わせてエッジ検出することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
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