JP2008283520A - 情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置 - Google Patents

情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像フレームの平均化処理による盗聴画像の明瞭化を防ぎ、盗聴防止効果を高めることが可能な情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置を提供する。
【解決手段】情報漏洩防止装置11は、コンピュータ12などの画像インタフェース13を持つ情報機器と接続され、ドットクロック抽出部14、ドットクロック発生部15、変調回路部16、出力レベル調整部17、防止信号出力部18を備える。情報機器からの画像信号から抽出したドットクロックを妨害信号の源信号とし、画像フレームの平均化処理によって盗聴画像が見え易くなることを防ぐために、このドットクロックに変調を掛け、その変調パターンを画像信号の水平同期タイミングに同期させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ、通信機器などの情報機器から放射される漏洩電磁波を解読して、画像情報やその他データ情報を再生することを防止するための、情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置に関する。
コンピュータ、通信機器などの情報機器から意図せずに放射される不要電磁波は、情報機器内部または機器相互を結ぶインタフェース信号から放射されており、その中には情報機器で扱われる情報が含まれている。したがって、既知の情報インタフェースからの漏洩電磁波であれば、これを受信し、それに含まれる情報を再生することが可能である。
コンピュータとディスプレイを結ぶ画像インタフェースとして一般に使用されているVGAやXGA、SVGA等のインタフェースについては、その漏洩電磁波を受信、復調した信号と、外部で生成した水平同期信号、垂直同期信号をディスプレイに加えることで、元の画像を復元することが可能であることが知られている(特許文献1、非特許文献1参照)。
このような情報機器からの漏洩電磁波の盗聴、解読を防止する手段としては、例えば、情報信号のインタフェース線上に、フィルタ回路を挿入することにより、漏洩信号の放射強度を抑える手段があるが、インタフェース線のあるシステムにしか採用できず、ノトパソコンのように装置内に画像インタフェースが内蔵されている機器には適用できないことや、また、インタフェースケーブル以外の、PC本体やディスプレイ本体からの漏洩電磁波に対しては効果が少ないこと等の問題点があった。
また、情報機器やディスプレイに電磁シルドを施し、漏洩電磁波を低減させる方法があるが、シルド対策にコストがかかり、インタフェースケーブル等の出入りもあるため、完全な対策は困難であるという問題点があった。
これらに対し、放射された漏洩電磁波を盗聴しにくくさせるために、盗聴を妨害するための虚偽の妨害信号を発生させ、情報機器自体あるいはその周辺から放射させる手段が考案されている(特許文献1参照)。この方法には、低コストの付加装置で、盗聴対象システムの構成等に手を加える必要なく、高い盗聴防止効果が得られる利点がある。しかしながら、盗聴を防止するための妨害信号の性質により盗聴防止効果が異なるため、なるべく効果の大きな方式を選択する必要がある。
また、ドットクロックの整数倍の周期を持った信号でドットクロックを変調して妨害信号を生成する方法や、ドットクロックのデューティ比やオフセット位置を変動させた信号でドットクロックを変調して妨害信号を生成する方法も考案されている(特許文献2、3参照)。これらの方法により生成した妨害信号は、ディスプレイ上で画像として復元した場合には、画面上での濃淡や模様となって現れるため、漏洩信号の文字や画像の情報を読み取ることがより困難になる。
馬杉正男、佐尾政春、秋山佳春、山根 宏、富永哲欣:“情報漏洩防止装置及び情報漏洩防止方法”、特開2004−153662(2004−5)/国際出願番号=PCT/WO2005/114902(2005−12) 馬杉正男、佐尾政春、広島芳春、富永哲欣:“出力レベル可変型情報漏洩防止装置”、特開2007−6276(2007−1) 馬杉正男、佐尾政春、広島芳春、富永哲欣:“入力情報漏洩防止装置”、特開2007−13297(2007−1) 馬杉正男、中村尚倫、田島公博、富永哲欣、佐尾政春:"情報通信端末からの不要電磁波による情報漏洩防止技術の検討"、電子情報通信学会通信ソサイエティ大会(2006)B41
特許文献1記載の盗聴防止方法は、画像のシリアル信号インタフェースから、その中で画素表示タイミングに合致したドットクロック信号を抽出、再生し、そのドットクロックの時間微分波形の信号を妨害信号として放射させるものである。この方法は、上記のように盗聴防止に有効な手段であり、漏洩信号の放射強度に対して妨害信号の放射強度が十分に高い場合には高い盗聴防止効果が得られる。一方、漏洩信号の放射強度が極端に強い場合や、法令等の制限や機器構成上の制約によって妨害信号の放射強度を十分に上げられない場合には、十分な盗聴防止効果が得られない場合がある。
このため、従来の情報漏洩防止方法により生成した妨害信号は、ディスプレイ上で画像として復元した場合には、画面上での濃淡や模様となって現れるため、漏洩信号の文字や画像の情報を読み取ることがより困難になる。しかし一方では、妨害信号がこのように時間的にランダムに変動するような信号である場合、ディスプレイ上に復元された画像フレームを適当な時間にわたって蓄積し、これらの時間平均を取って再表示させることにより、ランダムな変調信号成分が平均化によって抑圧され、漏洩画像が見えやすくなるという課題があった。
本発明の目的は、上記に鑑みてなされたものであり、画像フレームの平均化処理による盗聴画像の明瞭化を防ぎ、盗聴防止効果を高めることが可能な情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明は、情報機器に設けられた画像信号インタフェースに接続されて画像信号の画素表示タイミングに合致したドットクロック成分を抽出するためのドットクロック抽出部と、抽出したドットクロック成分に同期したドットクロック信号を発生させるためのドットクロック発生部と、前記ドットクロック信号を変調するための変調回路部と、前記情報機器の内部、周辺部に設置されたアンテナ、前記機器に接続されたケーブル、前記機器の内部回路、前記機器の金属筐体、のうちのいずれか1箇所以上に前記変調回路部からの出力を印加するための防止信号出力部と、を備え、前記変調回路部は、特定の変調パターンで前記ドットクロック信号を変調し、その変調パターンの開始タイミングを前記画像信号の水平同期タイミングと同期させて、該水平同期タイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して変調信号を発生する。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1において、前記ドットクロック信号の繰返し周期よりも長い周期の方形波信号を生成し、該方形波信号の生成タイミングが外部のリセット信号によって制御可能なパルス信号発生回路部を備え、前記変調回路部において、前記パルス信号発生回路部で発生した前記方形波信号と前記ドットクロック信号とを乗算した変調信号を生成すると共に、この方形波信号の生成タイミングを水平同期タイミングおよび垂直同期タイミングのどちらか一方、もしくはこれら双方に同期させることにより、前記水平同期タイミングもしくは前記垂直同期タイミングもしくはこれら両方のタイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して行う。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1において、特定波形の方形波信号を生成する変調パターン生成回路を備え、前記変調回路部において、前記方形波信号が一定のレベルとなるタイミングごとに、前記ドットクロック信号の符号を反転させるディジタル変調を行うことにより、防止信号の変調を行う。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1において、特定波形の方形波信号を生成する変調パターン生成回路を備え、前記変調回路部において、前記方形波信号が一定のレベルとなるタイミングごとに、前記ドットクロック信号の送出と停止を繰り返すディジタル変調を行うことにより、防止信号の変調を行う。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項3または4において、前記変調回路部において、2mビット(m=1、2、3、・・)のドットクロック信号ごとに、2値のレベル間を変化する信号を前記方形波信号として使用する。
また、請求項6に記載の本発明は、請求項3または4において、前記変調回路部において、2mビット(m=1、2、3、・・)のドットクロック信号ごとに2値のレベル間を変化する信号において、2値のレベルをそれぞれ正論理、負論理とした論理信号をf(m)として、それぞれ任意のmの値をもつ複数のf(m)の論理和、または論理積、または排他的論理和として得られる論理信号を前記方形波信号として使用する。
また、請求項7に記載の本発明は、請求項3または4において、前記変調回路部において、ランダムな整数(L)を順次生成し、ドットクロック信号の繰返し周期の前記整数(L)倍の時間が経過する毎に、2値のレベル間を変化する信号を前記方形波信号として使用する。
また、請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記変調回路部において、前記水平同期タイミングをn回(nは一定の整数)受信する間に前記水平同期タイミング毎に同一の変調パターンを発生し、n+1回目にはn回目の変調パターンに対して変化させ、以後同様に前記水平同期タイミングのn回毎に変調パターンを変化させることを繰り返し、前記垂直同期タイミングを受信した時点で前記水平同期タイミングのカウントを初期化し、それ以後は再び前記垂直同期タイミングを受信するまで、前記水平同期タイミングのn回ごとに前回と同じパターンの変調を繰り返して前記垂直同期タイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して行う。
また、請求項9に記載の本発明は、請求項1〜8のいずれかにおいて、前記情報機器の内部あるいは周辺における放射電磁波、前記機器に接続された各種ケーブル上で観測される伝導性信号、前記機器の内部回路基盤上の誘導電圧信号、前記機器の金属筐体部で観測される誘導電圧信号、のうちのいずれか1つ以上を受信するための漏洩信号受信部と、前記変調回路部からの信号のレベルの調整し前記防止信号出力部に出力するための出力レベル調整部と、を備え、前記出力レベル調整部において防止信号の出力前に前記漏洩信号受信機能で受信した漏洩信号に基づいて、前記防止信号の出力レベルを決定するための決定手段を有する。
また、請求項10に記載の本発明は、コンピュータやディスプレー装置などの装置内にドットクロックを発生する装置において、装置内のドットクロックに対して、請求項1〜9でドットクロック発生部からの信号に対する処理と同等の処理を実施する回路を内蔵することを特徴とする。
本発明によれば、画像フレームの平均化処理による盗聴画像の明瞭化を防ぎ、盗聴防止効果を高めることが可能な情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
図1に本発明の第1の実施の形態の構成を示す。
図1に示す情報漏洩防止装置11は、コンピュータ12などの画像インタフェース13を持つ情報機器と接続される。情報漏洩防止装置11は、図1に示すように、ドットクロック抽出部14、ドットクロック発生部15、変調回路部16、出力レベル調整部17、防止信号出力部18を備えている。
本発明の情報漏洩防止装置11の動作の仕組みを、図1および図2を用いて説明する。
コンピュータ12や画像インタフェース13から漏洩する電磁波には、画像の輝度変化に応じて時間変化するRGB信号等の信号成分(図2中のドット輝度信号R21、ドット輝度信号G22、ドット輝度信号B23)が含まれており(図2中の漏洩信号26)、その信号成分を受信、抽出することにより、画像の盗聴が可能となる。情報漏洩防止装置11は、この信号成分の最高繰り返し周波数にあたるドットクロック(図2中ドットクロック信号27)を画像信号から抽出し、これを変調後、特定の強度の電磁波として出力することにより、画像の盗聴を妨害することを目的とするものである。
情報漏洩防止装置11内のドットクロック抽出部14は、画像インタフェース13のRGB信号(図2中のドット輝度信号R21、ドット輝度信号G22、ドット輝度信号B23)、水平同期信号(図2中の水平同期信号H24)、垂直同期信号(図2中の垂直同期信号V25)からドットクロックのタイミングを抽出し、出力する機能を有する。
ドットクロック発生部15は、ドットクロック抽出部14で抽出されたドットクロックのタイミング信号をもとに方形波の識別再生を行い、一定レベルのドットクロックパルスを出力する機能を有する。
ドットクロックは漏洩電磁波の画像信号と同じ周波数成分を持つため、これを妨害信号として用いることにより、周波数選択フィルタによるフィルタリングや周期検波により、漏洩画像信号のみを選択的に受信、再生することを防ぐ効果がある。
一方で、電磁放射されたドットクロックを受信、再生した場合、再生画像上はどの位置でも一様な輝度をもつことになるため、画面上で文字や図形を読み取りにくくするような妨害効果は得られない。そこで、変調回路部16では、再生画面上での読み取りにくさを高めるため、再生画面上に意味のない模様が現れるようにドットクロックを変調する。
この変調の方法としては、ドットクロックと、外部から入力された、もしくは内部で発生させた信号とを、アナログ乗算器により掛け合わせる方法や、ロジック回路によりドットクロックパルスにディジタル変調を行う方法等がある。
本発明の情報漏洩防止装置11においては、この変調を行う際に、画像インタフェース13の水平同期信号によって変調パターンを初期化することを特徴とする。この仕組みを図3を用いて説明する。
図3中32は、ドットクロックを一定の変調パターンで変調した妨害信号である。このとき、変調パターンは周期的なパターンであってもランダムなパターンであっても良いが、水平同期信号31を受信するたびに、変調パターンは初期化され、一つ前の水平同期信号31を受信した場合とまったく同じパターンで変調が繰り返されるようにする。水平同期信号31ごとに同じ変調パターンが繰り返される場合、これを再生画像で見ると、図中33のように縦縞の模様が画面に現れることとなる。
このような変調を行うことで、再生画像上には時間的に変動しない模様が現れるため、画像フレームを蓄積、平均化することにより漏洩画像を見やすくさせる盗聴手段を防止する効果がある。
このように変調されたドットクロックは、図1に示す出力レベル調整部17で特定の強度レベルまで増幅され、防止信号出力部18に送られる。防止信号出力部18では、コンピュータ12などの情報機器の種類や構成に応じて、適切な方法で妨害信号を放射させる。その方法としては、放射用アンテナにより直接周囲に電磁波として妨害信号を放射させる方法に加え、画像インタフェース13のケーブルに、直接妨害信号を印加したり、注入型電流プローブを用いて非接触で妨害信号を注入する方法がある。
また、コンピュータ12などの情報機器の内部の電気回路に、インタフェースケーブルや電源線を介して、もしくは直接基盤端子等から妨害信号を注入する方法や、機器の金属筐体部分に妨害信号を印加する方法がある。これらの妨害信号の印加方法は、いずれの場合においても、印加したケーブルや回路、筐体等から妨害信号が電磁波として放射されることを利用するものである。
<第2の実施の形態>
図4に本発明の第2の実施の形態の構成を示す。
図4に示す情報漏洩防止装置41の変調回路部46は、アナログ強度変調回路49およびパルス信号発生回路410からなる。パルス信号発生回路410は、特定の繰り返し周波数を持ったパルス信号を発生し、しかも画像インタフェース43の水平同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとにパルス信号を一定の位相状態から再生成する機能をもつ。
アナログ強度変調回路49は、ドットクロック発生部45から送られたドットクロックと、パルス信号発生回路410から送られたパルス信号を乗算した信号を、妨害信号として出力する機能をもつ。このようにして、変調回路部46からの妨害信号は、水平同期信号が受信されるごとに、同じ変調パターンを繰り返すこととなる。
<第3の実施の形態>
図5に本発明の第3の実施の形態の構成を示す。
図5に示す情報漏洩防止装置51の変調回路部56は、ビット透過/反転回路59および変調パターン生成回路510からなる。変調パターン生成回路510は、特定の繰り返し周波数を持ったパルス信号や、あるいはランダムなパターンを持つディジタル信号を生成する。このとき、これらの出力信号パターンは画像インタフェース53の水平同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとにパルス信号を一定の位相状態、もしくは一定の初期パターンから再生成する機能をもつ。
そして、ビット通過/反転回路59は、変調パターン生成回路510から送られたディジタル信号の、立ち上がり、もしくは立ち下りなどのタイミング情報を利用し、そのタイミング情報が送られる度に、ドットクロック発生部55から送られたドットクロックに変化を与えずそのまま通過させる状態(ビット透過状態)と、ドットクロックの符号を反転させて出力する状態(ビット反転状態)とを交互に繰り返す動作を行う。このようにして、変調回路部56から出力される妨害信号は、水平同期信号が受信されるごとに、同じ変調パターンを繰り返すこととなる。
<第4の実施の形態>
図6に本発明の第4の実施の形態の構成を示す。
図6に示す情報漏洩防止装置61の変調回路部66は、ビット透過/阻止回路69および変調パターン生成回路610からなる。変調パターン生成回路610は、特定の繰り返し周波数を持ったパルス信号や、あるいはランダムなパターンを持つディジタル信号を生成する。このとき、これらの出力信号パターンは画像インタフェース63の水平同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとにパルス信号を一定の位相状態、もしくは一定の初期パターンから再生成する機能をもつ。
そして、ビット通過/阻止回路69は、変調パターン生成回路610から送られたディジタル信号の、立ち上がり、もしくは立ち下りなどのタイミング情報を利用し、そのタイミング情報が送られる度に、ドットクロック発生部65から送られたドットクロックに変化を与えずそのまま通過させる状態(ビット透過状態)と、ドットクロックを通過させず何も信号を出力しない状態(ビット阻止状態)とを交互に繰り返す動作を行う。このようにして、変調回路部66から出力される妨害信号は、水平同期信号が受信されるごとに、同じ変調パターンを繰り返すこととなる。
<第5の実施の形態>
図7に本発明の第5の実施の形態の構成を示す。
図7に示す情報漏洩防止装置71の変調回路部76は、前述のビット透過/反転回路59もしくはビット透過/阻止回路69のいずれかの機能をもつ回路79、およびカウンタ回路710からなる。カウンタ回路710は、ドットクロックのパルス数をカウントする機能を持ち、カウンタが2m(m=1、2、3、・・)になるごとにトリガ信号を発生する。カウント数を2mとすることにより、カウンタ回路710をロジック回路として最も簡易な構成で実現することができる。このとき、カウンタ回路710は画像インタフェース73の水平同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとにカウンタを初期値にリセットする機能をもつ。
そして、ビット透過/反転回路もしくはビット通過/阻止回路79は、カウンタ回路710から送られたトリガ信号を受信する度に、前述のビット透過状態と、ビット反転状態もしくはビット阻止状態とを、交互に繰り返す動作を行う。このようにして、変調回路部76から出力される妨害信号は、水平同期信号が受信されるごとに、同じ変調パターンを繰り返すこととなる。
<第6の実施の形態>
図8に本発明の第6の実施の形態について説明する。
図8においては、第1のカウンタ回路810でカウンタが2m(m=1、2、3、・・)になるごとに正負のロジックを反転させるロジック信号を発生させ、同時に第2のカウンタ回路811でカウンタが2nカウント(n=1、2、3、・・)になるごとに正負のロジックを反転させるロジック信号を発生させる。
図中の論理和生成回路812では、これら2つのロジック信号の論理和を作成し、これをトリガ信号としてビット透過/反転回路89(もしくはビット通過/阻止回路89)に供給する。論理和生成回路812については、ロジック信号の論理和を取るかわりに、論理積や排他的論理和を取る方法もある。カウンタ回路は3つ以上設けても良く、このようにカウンタ回路を複数設けることにより、より複雑な模様を防止信号として画面上に表示させることができる。
<第7の実施の形態>
図9に発明の第7の実施の形態の構成を示す。
図9に示す情報漏洩防止装置91の変調回路部96は、ビット透過/反転回路もしくはビット通過/阻止回路99、カウンタ回路910、および擬似ランダムパターン発生回路911からなる。カウンタ回路910は、ドットクロックのパルス数をカウントする機能を持ち、カウンタがmカウント(m=1、2、3、・・)になるごとに、ビット同期信号を生成する。擬似ランダムパターン発生回路911では、このビット同期信号に同期したパルス信号を基本ビットレトとする、擬似ランダムパターンのパルス列を生成する。
この擬似ランダムパターンの生成には、例えばM系列を用いる方法があり、シフトレジスタと排他的論理和(EXOR)ゲトによりパターンを生成することが可能である。この場合、生成多項式を決定し、初期パターンを設定すると、それに対応したランダムパターンが生成される。
このとき、擬似ランダムパターン発生回路911は画像インタフェース93の水平同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとに擬似ランダムパターン発生回路911をリセットして初期パターンに戻す機能をもつ。ビット透過/反転回路もしくはビット通過/阻止回路99は、擬似ランダムパターン発生回路911から送られた擬似ランダムパターンの立ち上がり、もしくは立ち下りなどのタイミングをトリガ信号として、このトリガ信号を受信する度に、前述のビット透過状態と、ビット反転状態もしくはビット阻止状態とを、交互に繰り返す動作を行う。このようにして、変調回路部96から出力される妨害信号は、水平同期信号が受信されるごとに、同じ擬似ランダムパターンによる変調が繰り返された信号となる。
<第8の実施の形態>
図10に発明の第8の実施の形態の構成を示す。
図10に示す情報漏洩防止装置101の変調回路部106は、ビット透過/反転回路もしくはビット通過/阻止回路109、カウンタ回路1010、擬似ランダムパターン発生回路1011、水平同期カウンタ回路1012、および初期値設定回路1013からなる。
カウンタ回路1010は、ドットクロックのパルス数をカウントする機能を持ち、カウンタがmカウント(m=1、2、3、・・)になるごとに、ビット同期信号を生成する。擬似ランダムパターン発生回路1011では、このビット同期信号に同期したパルス信号を基本ビットレトとして持つ、擬似ランダムパターンのパルス列を生成する。水平同期カウンタ回路1012は画像インタフェース103の水平同期信号をカウントする機能を持ち、カウンタがpカウント(p=1、2、3、・・)になるごとにパターン変更トリガ信号を生成する。
初期値設定回路1013は、擬似ランダムパターン発生回路1011の初期パターンを生成し、初期値リセット信号として擬似ランダムパターン発生回路1011に送る機能を持つ。このとき初期値設定回路1013は、水平同期カウンタ回路1012からのパターン変換トリガ信号を受信するごとに、異なる初期パターンを生成し、初期値リセット信号とする。
また、初期値設定回路1013および擬似ランダムパターン発生回路1011は、画像インタフェース103の垂直同期信号をリセット信号とし、このリセット信号を受信するごとに初期値設定回路1013をリセットして、常に同一の初期パターンに戻すと共に、擬似ランダムパターン発生回路1011もこの初期パターンにあわせて初期化する機能をもつ。
ビット透過/反転回路もしくはビット通過/阻止回路109は、擬似ランダムパターン発生回路1011から送られた擬似ランダムパターンの立ち上がり、もしくは立ち下りなどのタイミングをトリガ信号として、このトリガ信号を受信する度に、前述のビット透過状態と、ビット反転状態もしくはビット阻止状態とを、交互に繰り返す動作を行う。
このようにして、変調回路部106から出力される妨害信号は、水平同期信号がp回送られる度に異なる擬似ランダムパターンで変調されるが、一度水平同期信号を受信してから次の水平同期信号を受信するまでの期間には、同じ擬似ランダムパターンでの変調が繰り返されることとなる。またこれに加えて、何回かの水平同期信号に1回の垂直同期信号を受信するごとに、妨害信号は初期値にリセットされ、同じ擬似ランダムパターンによる変調が繰り返される。
このときの妨害信号を画像として再生した場合の画像パターンを、図11を用いて説明する。図11中において、妨害信号113はドットクロックを一定の変調パターンで変調した波形である。妨害信号の変調パターンは、水平同期信号112を連続p回受信するまでは同じパターンでの変調を繰り返すが、次のp回は別の変調パターンを繰り返す。
これに加え、垂直同期信号111を受信すると、変調パターンは一番初めのパターンに初期化され、以後垂直同期信号111を受信するごとに、同一の変調パターンが繰り返される。これを再生画像で見ると、図中114のように、画面上に横縞が現れると共に、横縞の1本毎に異なるパターンの縦縞模様が現れ、画面全体としてはモザイク模様で現れることとなる。加えて、この画面上の模様は時間的に変動しないため、画像フレームの平均化による盗聴効果の向上を防止する効果がある。
<第9の実施の形態>
図12に発明の第9の実施の形態の構成を示す。
図12に示す情報漏洩防止装置121は、漏洩信号(+防止信号)検知回路1210、漏洩信号受信回路1211、および出力レベル制御信号生成回路1212から成る、漏洩信号受信部129を備える。漏洩信号(+防止信号)検知回路1210は、コンピュータ122などの情報機器の内部あるいは周辺における放射電磁波、もしくは画像インタフェース123上を伝導する情報信号、もしくは情報機器の内部回路基盤上の誘導電圧信号、もしくは情報機器の金属筐体部で観測される誘導電圧信号のいずれかを検知する機能を備える。
漏洩信号受信回路1211では、漏洩信号(+防止信号)検知回路1210で検知した漏洩信号、もしくはこれに防止信号を加えて信号を受信し、そのレベルに応じた電気信号に変換し、出力レベル制御信号生成回路1212に送る。出力レベル制御信号生成回路1212ではこの電気信号をもとに、出力レベル調整部127の出力レベルを制御する制御信号を生成する。出力レベル調整部127では、この出力レベル制御信号に基づいて防止信号の出力レベルを制御し出力する。
このようにして、盗聴防止信号の出力を漏洩信号レベル等に応じて変化させることにより、法令等の制限や、機器の消費電力、電力耐力等の制約を満たすための必要十分なレベルに設定することができ、効率的な機器動作が可能となる。
以上の第1〜9の実施の形態にて説明したように、本発明の情報漏洩防止装置では、情報機器からの画像信号から抽出したドットクロックを妨害信号の源信号とし、画像フレームの平均化処理によって盗聴画像が見え易くなることを防ぐために、このドットクロックに変調を掛け、その変調パターンを画像信号の水平同期タイミングに同期させている。
このような変調を加えることにより、ディスプレイ画面上には時間的に変動しない縦縞模様が現れ、この模様の画面上の位置は固定されているため、画像フレームの平均化処理を行っても効果が無く、盗聴防止効果が維持される。
たとえば、このような変調の方法として、パルス波を用いてアナログ強度変調を行う方式や、ドットクロックの符号を特定の変調タイミングで反転させる方法や、ドットクロックを特定の変調タイミングでON/OFFさせる方法や、これらを組み合わせた変調方法を用いることができる。
また、変調のタイミングについては、2mビット(m=1、2、3、・・)ごととする方法があり、この方法は、特にディジタル論理回路として変調回路を構成する場合に、簡易な構成で実現が可能であるという利点がある。これに加えて、変調のタイミングをmの異なる複数のタイミングの組み合わせにより作成する方法があり、画面上ではより複雑な模様が現れる。
また、変調タイミングをランダムにする手段があり、この場合には再生画面の模様が複雑化し、視覚的に盗聴を難しくする効果がある。
一方、水平同期タイミングの何回かに1回の割合で、変調パターンを変えることにより、画像上の横方向の変調(縦縞模様)に加えて、縦方向の変調(横縞模様)を加えることができ、画像上にはモザイク的な模様が現れて、視覚的にはより盗聴画像を見にくくしている。
このとき、垂直同期タイミングに合わせて変調パターンを初期化し、垂直同期タイミングごとに同じパターンの変調を行うことによって、変調パターンは垂直同期、水平同期の両者に同期することとなり、画面上には常に時間的に変動しない模様が現れる。従ってこの場合にも、画像フレームの平均化処理の効果を無くすことができ、高い盗聴防止効果が維持される。
これらの手段において、盗聴防止信号の出力を漏洩電磁波の放射レベルや、画像インタフェースの信号レベル等に応じて変化させることにより、防止信号の出力を、法令等の制限や、機器の消費電力、出力回路の電力耐力、電流耐力等の制約を満たすための、必要十分なレベルに設定することができ、より効率的な機器動作が可能となる。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、画像フレームの平均化処理による盗聴画像の明瞭化を防ぎ、盗聴防止効果を高めることが可能な情報漏洩防止装置およびそれを内蔵する装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態を説明する図。 本発明の第1の実施の形態の説明を補足する図。 本発明の第1の実施の形態の説明を補足する図。 本発明の第2の実施の形態を説明する図。 本発明の第3の実施の形態を説明する図。 本発明の第4の実施の形態を説明する図。 本発明の第5の実施の形態を説明する図。 本発明の第6の実施の形態を説明する図。 本発明の第7の実施の形態を説明する図。 本発明の第8の実施の形態を説明する図。 本発明の第8の実施の形態の説明を補足する図。 本発明の第9の実施の形態を説明する図。
符号の説明
11、41、51、61、71、81、91、101、121…情報漏洩防止装置
12、42、52、62、72、82、92、102、122…コンピュータ
13、43、53、63、73、83、93、103、123…画像インタフェース
14、44、54、64、74、84、94、104、124…ドットクロック抽出部
15、45、55、65、75、85、95、105、125…ドットクロック発生部
16、46、56、66、76、86、96、106、126…変調回路部
17、47、57、67、77、87、97、107、127…出力レベル調整部
18、48、58、68、78、88、98、108、128…防止信号出力部
21…ドット輝度信号(R)
22…ドット輝度信号(G)
23…ドット輝度信号(B)
24…水平同期信号(H)
25…垂直同期信号(V)
26…漏洩信号(受信時)
27…ドットクロック信号
31、112…水平同期信号
32、113…妨害信号
33…ディスプレイ画面
49…アナログ強度変調回路
410…パルス信号発生回路
59…ビット透過/反転回路
510、610…変調パターン生成回路
69…ビット透過/阻止回路
79、89、99、109…ビット透過/反転回路もしくはビット透過/阻止回路
710、810、811、910、1010…カウンタ回路
812…論理和生成回路
911、1011…擬似ランダムパターン発生回路
1012…水平同期カウンタ回路
1013…初期値設定回路
112…水平同期信号
129…漏洩信号受信部
1210…漏洩信号(+防止信号)検知回路
1211…漏洩信号受信回路
1212…出力レベル制御信号生成回路

Claims (10)

  1. 情報機器に設けられた画像信号インタフェースに接続されて画像信号の画素表示タイミングに合致したドットクロック成分を抽出するためのドットクロック抽出部と、
    抽出したドットクロック成分に同期したドットクロック信号を発生させるためのドットクロック発生部と、
    前記ドットクロック信号を変調するための変調回路部と、
    前記情報機器の内部、周辺部に設置されたアンテナ、前記機器に接続されたケーブル、前記機器の内部回路、前記機器の金属筐体、のうちのいずれか1箇所以上に前記変調回路部からの出力を印加するための防止信号出力部と、を備え、
    前記変調回路部は、特定の変調パターンで前記ドットクロック信号を変調し、その変調パターンの開始タイミングを前記画像信号の水平同期タイミングと同期させて、該水平同期タイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して変調信号を発生すること
    を特徴とする情報漏洩防止装置。
  2. 前記ドットクロック信号の繰返し周期よりも長い周期の方形波信号を生成し、該方形波信号の生成タイミングが外部のリセット信号によって制御可能なパルス信号発生回路部を備え、
    前記変調回路部において、前記パルス信号発生回路部で発生した前記方形波信号と前記ドットクロック信号とを乗算した変調信号を生成すると共に、この方形波信号の生成タイミングを水平同期タイミングおよび垂直同期タイミングのどちらか一方、もしくはこれら双方に同期させることにより、前記水平同期タイミングもしくは前記垂直同期タイミングもしくはこれら両方のタイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報漏洩防止装置。
  3. 特定波形の方形波信号を生成する変調パターン生成回路を備え、
    前記変調回路部において、前記方形波信号が一定のレベルとなるタイミングごとに、前記ドットクロック信号の符号を反転させるディジタル変調を行うことにより、防止信号の変調を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報漏洩防止装置。
  4. 特定波形の方形波信号を生成する変調パターン生成回路を備え、
    前記変調回路部において、前記方形波信号が一定のレベルとなるタイミングごとに、前記ドットクロック信号の送出と停止を繰り返すディジタル変調を行うことにより、防止信号の変調を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報漏洩防止装置。
  5. 前記変調回路部において、2mビット(m=1、2、3、・・)のドットクロック信号ごとに、2値のレベル間を変化する信号を前記方形波信号として使用すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報漏洩防止装置。
  6. 前記変調回路部において、2mビット(m=1、2、3、・・)のドットクロック信号ごとに2値のレベル間を変化する信号において、2値のレベルをそれぞれ正論理、負論理とした論理信号をf(m)として、それぞれ任意のmの値をもつ複数のf(m)の論理和、または論理積、または排他的論理和として得られる論理信号を前記方形波信号として使用すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報漏洩防止装置。
  7. 前記変調回路部において、ランダムな整数(L)を順次生成し、ドットクロック信号の繰返し周期の前記整数(L)倍の時間が経過する毎に、2値のレベル間を変化する信号を前記方形波信号として使用すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報漏洩防止装置。
  8. 前記変調回路部において、前記水平同期タイミングをn回(nは一定の整数)受信する間に前記水平同期タイミング毎に同一の変調パターンを発生し、n+1回目にはn回目の変調パターンに対して変化させ、以後同様に前記水平同期タイミングのn回毎に変調パターンを変化させることを繰り返し、
    前記垂直同期タイミングを受信した時点で前記水平同期タイミングのカウントを初期化し、それ以後は再び前記垂直同期タイミングを受信するまで、前記水平同期タイミングのn回ごとに前回と同じパターンの変調を繰り返して前記垂直同期タイミングごとに同じパターンの変調を繰り返して行うこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報漏洩防止装置。
  9. 前記情報機器の内部あるいは周辺における放射電磁波、前記機器に接続された各種ケーブル上で観測される伝導性信号、前記機器の内部回路基盤上の誘導電圧信号、前記機器の金属筐体部で観測される誘導電圧信号、のうちのいずれか1つ以上を受信するための漏洩信号受信部と、
    前記変調回路部からの信号のレベルの調整し前記防止信号出力部に出力するための出力レベル調整部と、を備え、
    前記出力レベル調整部において防止信号の出力前に前記漏洩信号受信機能で受信した漏洩信号に基づいて、前記防止信号の出力レベルを決定するための決定手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の情報漏洩防止装置。
  10. コンピュータやディスプレー装置などの装置内にドットクロックを発生する装置において、
    装置内のドットクロックに対して、請求項1〜9でドットクロック発生部からの信号に対する処理と同等の処理を実施する回路を内蔵することを特徴とする装置。
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