JP2008282608A - 棚照明システム - Google Patents

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Naohiro Toda
直宏 戸田
Yoko Matsubayashi
容子 松林
Satoru Yamauchi
哲 山内
Katsumi Watanabe
加津己 渡辺
Koki Noguchi
公喜 野口
Hiroyuki Sekii
広行 関井
Yuki Shirakawa
友樹 白川
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Abstract

【課題】棚照明システムにおいて、棚の縦枠といった狭い領域に効率良く光を照射して、棚の縦枠の輝度を高くして、空間全体における明るさ感を増加させる。
【解決手段】棚照明システム1は、床Fに対して垂直に設置される棚10の縦枠11の上端部に配置され、光源2と、光源2の光を集光する集光レンズ3と、集光レンズ3から出射した光を反射する反射鏡4と、光源2を点灯駆動させるための駆動回路5と、を有する照明器具12を備える。照明器具12から出射される光は、棚10の縦枠11の巾よりも狭い範囲に照射される。この構成により、棚10の縦枠11に効率良く光が照射され、縦枠11の前面の輝度を高くして、空間全体における明るさ感を増加させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、棚の上端部近傍に配置される棚照明システムに関する。
店舗等において、道行く人の注目度を高め、集客をアップさせるためには、照明光により、店舗内の空間の明るさ感を増加させる空間演出が広く用いられている。例えば、照明光を天井面や壁面に照射して、いわゆるウォールウォッシャー効果により、空間全体の明るさ感を増加させるような照明器具が知られている。
この種の照明器具において、天井が高い店舗では、照明光が天井面まで十分に届かないことがある。また、什器等が多く置かれているような店舗では、光の被照射面となる壁面の露出面積が少なくなり、上記のウォールウォッシャー効果を期待することができない。そこで、これらのような店舗においては、天井面や壁面ではなく、什器等の前面に光を照射して、什器等の前面の輝度を高くすることにより、室内全体の明るさ感を増加させることができる。
かかる照明器具にあって、棚の上部近傍に設置され、反射部材又は導光部材を用いて、光源から出射した光を効果的に棚に照射することができる棚照明器具が知られている(例えば特許文献1又は特許文献2参照)。
特開2002−42508号公報 特開2005−66421号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に示される棚照明器具では、照明光が棚の前面全体に照射されるので、棚の縦枠といった狭い領域に効率良く光を照射することができない。そのため、棚の縦枠の輝度が低くなり、空間全体において程よい明るさ感を得られなかった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、棚の縦枠といった狭い領域に効率良く光を照射して、棚の縦枠の輝度を高くして、空間全体における明るさ感を増加させることができる棚照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、光源と、光源の光を集光する集光レンズと、前記集光レンズから出射した光を反射する反射鏡と、光源を点灯駆動させるための駆動回路と、を有した照明器具を備え、この照明器具が床に対して垂直に設置される棚の縦枠の上端部近傍に配置される棚照明システムであって、前記照明器具から出射される光が、前記棚の縦枠の巾よりも狭い範囲に照射されるように構成されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の棚照明システムにおいて、前記光源は、床に垂直な方向に積層された複数の光源から成り、前記反射鏡は、前記複数の光源からの光軸を略一点に集め、又は床に垂直な方向にずらせるものである。
請求項1の発明によれば、棚の縦枠に効率良く光が照射されるので、縦枠の前面の輝度が高くなり、空間全体における明るさ感を増加させることができる。
請求項2の発明によれば、複数の光源からの光軸を略一点に集光して、縦枠の一部分の輝度を高くしたり、複数の光源の光軸が床に垂直な方向に並ぶようにして、縦枠における輝度面を広くすることができる。
本発明の一実施形態に係る棚照明システムについて、図1(a)(b)及び図2(a)(b)を参照して説明する。本実施形態の棚照明システム1は、床Fに対して垂直に設置される棚10の縦枠11の上端部近傍に配置される照明器具12を備える。また、照明器具12は、光源2と、光源2の光を集光する集光レンズ3と、集光レンズ3から出射した光を反射する反射鏡4と、光源2を点灯駆動させるための駆動回路5と、これらを収納する筐体6と、を有する。
光源2には、汎用の発光ダイオード(LED)が用いられ、例えば、青色LEDにYAG(Yttrium Aluminium Garnet)系蛍光体又はBOS(Barium ortho−Silicate)系蛍光体を含む蛍光シート等を組み合わせた白色LED等が用いられる。
集光レンズ3は、光源2の発光面に配設され、光源2から出射された光の配光を制御する。この集光レンズ3は、透明ガラス又は透光性樹脂材料等から成り、光源2(LED)から出射された光の配光を略10°以下に制御して、侠角配光の光が反射鏡4の方向へ出射するように成形される。また、集光レンズ3を構成する透光性樹脂材料に所定の色素等を添加して、出射光の光色を適宜に調整可能としてもよい。
反射鏡4は、集光レンズ3から出射した光を、効果的に縦枠11の方向に反射することができ、かつ、縦枠11に照射された光が反射して筐体6内に戻らないように、曲面状に形成された適宜の光反射部材が用いられる。この光反射部材は、曲面状に加工された樹脂構造体に、光反射率の高いアルミニウム等を蒸着させて作製される。また、本実施形態において、反射鏡4は、その光出射方向に垂直方向の巾が縦枠11の巾よりも狭くなるように設計される。
駆動回路5には、汎用の駆動回路が用いられ、商用電源(図示せず)からの給電を受け、光源2に対して所定の調光信号を出力する。また、駆動回路5は筐体6内に収納されていてもよいし、筐体6外に設置されてもよい。駆動回路5が筐体6内に収納されるときは、棚照明システム1の意匠上の観点から、小型の駆動回路5が適用される。なお、図1(b)は、駆動回路5が筐体6外に設置されて、配線7により接続された例を示している。また、図2(b)では駆動回路5の記載を省略している。
筐体6は、底面が開口した箱形状の構造体であり、棚10の上に設置可能であれば、その形状は特に限定されないが、光源2等を収納可能な範囲においてなるべく小型化されることが望ましい。また、筐体6は、光源2から放射される熱により、内部が高温に晒されることがあるので、耐熱性及び耐久性に優れた素材により形成される。
次に、本実施形態の棚照明システム1の動作について、上述の図面に加えて及び図3を参照して説明する。光源2から出射した光は、集光レンズ3に入射し、その一部が集光レンズ3の内側面で全反射して集光レンズ3外へ出射する。集光レンズ3から出射した光は、曲面状に形成された反射鏡4によって反射され、図2(a)(b)の斜線ハッチングで示されるように、棚10の縦枠11の前面に照射される。
一般に、LEDの発光面から出射される光の配光は広いので、LEDの光は棚10の縦枠11のみならず、棚10全体に照射される。そのため、縦枠11の前面といった狭い領域の輝度は低くなる。これに対して、本実施形態の棚照明システム1では、集光レンズ3により、反射鏡4側へ出射される光が、略10°以下の侠角配光に制御されている。また、反射鏡4の光出射方向に垂直な方向の巾は、縦枠11の巾よりも狭くなるよう形成されている。そのため、光源2から出射された光は、集光レンズ3及び反射鏡4により、縦枠11の巾よりも狭い範囲に効果的に照射され、縦枠11の前面における輝度が高くなる。
既往の研究により、光源からの光を受けて、空間全体を明るくする被照射面(以下、輝度面という)の輝度が、所定の範囲に制御されることにより、空間全体の明るさ感が増加することが明らかになっている。以下に、輝度面の輝度と実際に人が感じる明るさ感との関係について、図3を参照して説明する。図3は、背景輝度50cd/mのときの、輝度面の輝度と立体角及び明るさ感の増加効果との関係を示している。輝度面の輝度が、図中のlogL=3.3のラインよりも低くなる領域(A)にあるとき、空間全体はぼんやりと明るい印象となり、logL=−0.3logω+2.63よりも高い領域(B)にあるとき、まぶしい印象を与える。また、輝度面の輝度が、図中の点描パターンで示された領域(C)に制御されたとき、最も明るさ感の増加効果が得られる。
例えば、通路に面したある店舗において、この店舗の奥行きが7m程度であるとき、通路側から見た輝度面(0.03m×0.5mとする)の立体角ωは約6×10−5sr程度となる。店舗の背景輝度が50cd/mであり、立体角ω=約6×10−5srであるとき、上記の図3に示した例によると、輝度面の輝度を2000cd/m以上としたときに明るさ感が増加する。また、9000cd/m以上としたときに眩しさを感じさせる。
すなわち、本実施形態において、縦枠11の前面の輝度が、2000cd/m以上、9000cd/m以下になるように、光源2の出力が制御されることにより、空間全体の明るさ感を増加させることができる。なお、このとき、光源2(LED)の発光面の輝度は数万cd/mとなる。ただし、人が心地よい明るさと感じる輝度は、背景輝度によって異なり、例えば、背景輝度が低くなると、その最低輝度も低くなる。そのため、縦枠11の前面の輝度は、棚照明システム1が適用される空間の背景輝度に応じて適宜に制御される必要がある。
また、一般に、光に対する眼の明るさ感度は、視線に近いほど高くなる。そのため、本実施形態の棚照明システム1は、人が正面を向いたときの視線近傍にある輝度面の輝度が高くなるよう構成されていることが望ましい。そこで、例えば、反射鏡4の湾曲形状は、光源2に近い部分のRが小さく、光源2から離れるほどRが大きくなるように形成される。このようにすることで、図4に示されるように、縦枠11の上端部に近い輝度面がより高輝度として、空間の明るさ感をより効果的に増加させることができる。
次に、本実施形態の棚照明システム1の変形例について、図5(a)(b)及び図6を参照して説明する。この変形例の棚照明システム1は、光源2が、複数の光源20が床に垂直方向に積層されて成るものである。そして、図5(a)(b)に示されるように、複数の光源20からの光が、1つ反射鏡4により、縦枠11方向へ反射されるようにしてもよいし、図6に示されるように、各光源20に個別の反射鏡4が備えられてもよい。また、図5(a)(b)及び図6では、いずれも光源2が床に対して垂直方向に3個の光源20を備えた例を示しているが、その個数はこれに限定されない。
この変形例によれば、反射鏡4の曲面形状を適宜に調整することにより、図5(a)に示されるように、複数の光源20からの光軸を略一点に集光して、縦枠11の一部分の輝度を高くすることができる。また、図5(b)に示されるように、複数の光源20の光軸が床に垂直方向にずれるようにすることにより、縦枠11における輝度面を広くすることができる。この変形例においては、各々の光源20に光色の異なるLEDを用いて、縦枠11において光のグラデーションを生じさせるようにしてもよい。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、棚10の縦枠11と横枠との接合部に反射材を設けて、棚照明システム1からの光を棚10の横枠の方向に反射されるようにして、横枠の前面の輝度が増加するように構成してもよいまた、縦枠11の表面に光拡散性を持たせることにより、より効果的に室内空間の明るさ感を増加させることができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る棚照明システムの正面図、(b)は同棚照明システムの側面図。 (a)は同棚照明器システムの正面拡大面図、(b)は同棚照明器システムの側面断面図。 輝度面の輝度と明るさ感の増加効果との関係を示す図。 縦枠上端部からの距離と縦枠前面の輝度との関係を示す図。 (a)(b)は本発明の変形例における棚照明システムの側面断面図。 本発明のさらに他の変形例における棚照明システムの側面断面図。
符号の説明
1 棚照明システム
10 棚
11 縦枠
12 照明器具
2 光源
20 光源
3 集光レンズ
4 反射鏡
5 駆動回路

Claims (2)

  1. 光源と、光源の光を集光する集光レンズと、前記集光レンズから出射した光を反射する反射鏡と、光源を点灯駆動させるための駆動回路と、を有した照明器具を備え、この照明器具が床に対して垂直に設置される棚の縦枠の上端部近傍に配置される棚照明システムであって、
    前記照明器具から出射される光が、前記棚の縦枠の巾よりも狭い範囲に照射されるように構成されていることを特徴とする棚照明システム。
  2. 前記光源は、床に垂直な方向に積層された複数の光源から成り、前記反射鏡は、前記複数の光源からの光軸を略一点に集め、又は床に垂直な方向にずらせることを特徴とする請求項1に記載の棚照明システム。
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