JP2008282096A - アカウント・パスワード出力装置 - Google Patents

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【課題】アカウント・パスワードに対応するホットキーを設定しアカウント・パスワードを出力する装置を提供する。
【解決手段】本発明は、アカウント・パスワードに対応するホットキーを設定する方式により、使用者がログイン動作を行う時にホットキー入力だけで、対応するアカウント・パスワードを自動的にログインさせ、ログイン動作をより便利且つ迅速に行わせることができる。また、本発明は、複数の入力インターフェースを使用して組み合わせることにより、ホットキー設定の多様性を実現させ、これにより、アカウント・パスワードでログインする動作の安全性を向上させることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アカウント・パスワードに対応するホットキーを設定しアカウント・パスワードを出力する方法と装置に関し、特に、複数の入力インターフェースを組み合わせることによりホットキー設定の柔軟性を向上できるアカウント・パスワード出力方法と装置に関する。
情報化時代の到来につれて、コンピュータ製品の普及率も益々増えつつある。使用者は、コンピュータを用いて、文書を処理したりデータを保存したりすることができるのみならず、インターネットに繋がり情報を取得すること、あるいは、インターネットを経由して他人と連絡することもできる。コンピュータに関するそれらの応用は、疑問なく使用者の生活の利便さを大幅に向上する。従って、コンピュータ製品は、使用者の生活に不可欠な生活用品の一つとなっている。
ところが、オフィスや寮などの開放的な環境の中で、個人情報を守るために、又は、情報のセキュリティーを考慮するために、使用者は、通常、コンピュータの作業システム、特定のアプリケーション、個人情報に関する金融ホームページ、又は、重要な文章などにアカウントとパスワードをかけて、他人による任意のアクセスを防止することにより、情報が他人に見られる又は盗まれることを避ける。
しかし、アカウントとパスワードの設置により、個人情報守り及びセキュリティー強化の目的を達成することができるが、同時に、使用者は、様々なアカウント及びそれに対応するパスワードを暗記しなければならない。コンピュータの起動、文章の書き込み及び読み出し、又は、特定のアプリケーションの実行などの動作をさせるたびに、使用者は、煩雑な動作によって複雑且つ覚えにくいアカウントとそれに対応するパスワードをそれぞれ入力し、それぞれの使用権限を獲得した後に、次の操作をしなければならない。もちろん、使用者は、自分でアカウントとパスワードを設定することができる場合、自分が良く使用する一組のアカウントとパスワードを設定することにより、アカウントとパスワードを忘れる可能性を低くする目的を達成することができる。しかし、会社などの内部運営システムにログインするときに、或いは、クライアントより提供された秘密文書を開けるときに、このようなタイプのアカウントとパスワードが大抵使用者本人により設定されたものじゃなく、冗長且つ覚えにくいので、この場合、アカウントとパスワードを忘れてしまって使用権限を取得することができない可能性が大幅に増える。
また、手動でアカウントとパスワードを入力する際に、他人に見られ、又は、その他の端末からアクセスすることにより盗まれるリスクが高い。これらは、すべて情報セキュリティー上に避けにくい穴であり、使用者に不便を与えることも多い。
本発明の目的は、ホットキーを設定することにより、ログイン動作をより便利且つ迅速にさせることができるアカウント・パスワード出力方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、設定されたホットキーをログイン用のアカウント・パスワードに自動的に転換し、アカウント・パスワードが入力される際に他人に見られること、又は、その他の端末からアクセスすることにより盗まれることを防止できるアカウント・パスワード出力装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、電子装置に適用するアカウント・パスワード出力方法を提供する。この方法は、入力インターフェース種類、入力信号値、アカウント・パスワードとの対応関係を記録するアカウント・パスワード対応表を提供するステップと、入力イベントを受け取り、この入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を入力条件として識別するステップと、入力条件がアカウント・パスワード対応表に存在すれば、対応するアカウントとパスワードを電子装置に伝送しログインを行うステップとを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を入力条件と見なした後に、更に、そのアカウント・パスワード対応表をデコードするステップを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を入力条件と見なした後に、更に、入力条件がアカウント・パスワード対応表に存在していないと判断すれば、入力信号値を電子装置に直接伝送するステップを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、アカウント・パスワード対応表を提供するステップは、第二の入力イベントを受け取り、この第二の入力イベントに対応する第二の入力信号値として識別するステップと、電子装置がホットキー設定モードになっているかどうかを判断し、ホットキー設定モードになっている場合、ホットキーによる入力イベントを受け取った後に、このホットキーによる入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を識別するステップ、第二の入力信号値をアカウント・パスワードと見なし、アカウント・パスワード対応表に入力インターフェース種類、入力信号値、アカウント・パスワードとの対応関係を記録するステップとを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、入力インターフェース種類、入力信号値、及び、第二の入力信号値との対応関係をアカウント・パスワード対応表に記録した後に、更に、このアカウント・パスワード対応表をエンコードするステップを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、電子装置がホットキー設定モードになっていないと判断すれば、第二の入力信号値を電子装置に直接伝送するステップを更に含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力方法において、入力インターフェース種類は、USB(Universal Serial Bus:USB)インターフェース、PS/2インターフェース、シリアルポート、パラレルポート、赤外線インターフェースまたはブルートゥース・モジュール・インターフェースを含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワードの出力方法において、アカウント・パスワード対応表は、電子装置に設けられる不揮発性メモリ或いは外部記憶装置に保存される。
本発明の他の目的を達成するために、本発明は、アカウント・パスワード出力装置を提供する。この装置は、記憶ユニット、少なくとも一つの入力インターフェース、識別モジュール及び処理モジュールを含む。そのうち、記憶ユニットは、入力インターフェース種類、入力信号値、アカウント・パスワードとの対応関係を記録するアカウント・パスワード対応表を記憶するために用いられる。入力インターフェースは、入力イベントを入力するために用いられる。識別モジュールは、入力イベントに対応する入力インターフェースと入力信号値を識別し、入力条件として見なすために用いられる。処理モジュールは、入力条件がアカウント・パスワード対応表に存在したと判断した後に、対応するアカウントとパスワードを電子装置に伝送しログインを行うために用いられる。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、記憶ユニットに保存されたアカウント・パスワード対応表をデコードするためのデコード・モジュールを更に含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、処理モジュールは、入力条件がアカウント・パスワード対応表に存在しないと判断したときに、入力信号値を電子装置に伝送させる。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、入力インターフェースは、第二の入力イベントを入力させ、識別モジュールは、第二の入力イベントを第二の入力信号値として識別する。処理モジュールにより電子装置がホットキー設定モードになっていると判断した後に、入力インターフェースによりホットキーによる入力イベントを受け取り、識別モジュールによりこの入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を識別し、処理モジュールは、第二の入力信号値をアカウントとパスワードの資料と見なし、入力インターフェース種類、入力信号値、アカウント・パスワードとの対応関係をアカウント・パスワード対応表に記録させる。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、処理モジュールは、電子装置がホットキー設置モードになっていないと判断すれば、第二の入力信号値を電子装置に伝送させる。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、記憶ユニットに保存されたアカウント・パスワード対応表をエンコードするためのエンコード・モジュールを更に含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウント・パスワード出力装置において、記憶ユニットは、アカウントとパスワードの出力装置に設けられる不揮発性メモリ又は外部記憶装置を含む。
本発明の好適な実施形態に記載のアカウントとパスワードの出力装置において、入力インターフェース種類は、USB(Universal Serial Bus:USB)インターフェース、PS/2インターフェース、シリアルポート、パラレルポート、赤外線インターフェースまたはブルートゥース・モジュール・インターフェースを含む。
本発明は、アカウント・パスワードに対応するホットキーを設定することによりアカウント・パスワードを出力する方法と装置を提供する。アカウントとパスワードをホットキーに設定する方式を採用するので、使用者がログイン動作を行う時に、ホットキーを入力するだけで、ホットキーに対応するアカウントとパスワードを自動的に出力することができるので、ログイン操作がより便利且つ迅速になる。また、複数の入力インターフェースを採用し組み合わせることにより、ホットキーの設定方式がより柔軟になり、従って、ログイン動作の安全性を向上することができる。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施例に係わるアカウントとパスワードの出力装置のブロック図である。本実施例において、アカウントとパスワード出力装置110は、例えば、電子装置100に設けられる入出力制御チップであり、電子装置100は、例えば、パソコン或いはノートパソコンであるが、それらに限られることがない。アカウントとパスワードの出力装置100により、使用者がより迅速且つ安全な方式で電子装置100にログインすることができる。
図1を参照する。アカウントとパスワードの出力装置110は、少なくとも一つの入力インターフェース120、記憶ユニット130、識別モジュール140、処理モジュール150、デコード・モジュール160及びエンコード・モジュール170を含む。そのうち、入力インターフェース120は、使用者が入力イベントをアカウントとパスワードの出力装置110に入力するために用いられるものである。本実施例において、入力インターフェース120は、例えば、キーボード、マウス、フロッピー(登録商標)ディスク装置、赤外線遠隔制御装置等の周辺装置など、或いは、その他のパソコンやノートパソコンなどに接続可能なUSB(Universal Serial Bus:USB)インターフェース、PS/2インターフェース、シリアルポート、パラレルポート、赤外線インターフェースまたはブルートゥース・モジュール・インターフェースを含むが、これらに限られることがない。
記憶ユニット130は、入力インターフェースの種類、入力信号値、アカウント及びパスワードのデータとの対応関係を記録するアカウント・パスワード対応表を保存するために用いられるものである。本実施例において、記憶ユニット130は、例えば、アカウント・パスワード出力装置110内に設けられる不揮発性メモリである。
識別モジュール140は、入力インターフェース120により入力された入力イベントを、この入力イベントに対応する入力インターフェースの種類と入力信号値として識別し、また、この入力インターフェースの種類と入力信号値を入力条件と見なす。例えば、使用者がキーボードを使って、USBインターフェース(例えば、入力インターフェース121)により英文文字列「gmail」を入力し、PS/2インターフェース(例えば、入力インターフェース123)に接続されるマウスの左ボタンをダブルクリックすることを入力イベントとしたときに、識別モジュール140は、入力インターフェースの種類がキーボードとマウスであること、且つ、入力信号値がそれぞれ文字g、文字m、文字a、文字i、文字l及びマウスの左ボタンをダブルクリックする動作に対応することを識別する。
処理モジュール150は、入力条件(即ち、入力インターフェースの種類と入力信号値)とアカウント・パスワード対応表に記録されたデータとを比較するために用いられるものである。入力条件がアカウント・パスワード対応表に既に存在すれば、処理モジュール150は、入力条件に対応するアカウントとパスワードのデータを、例えば電子装置100のCPU190に伝送し、これに基づいてログイン操作を行う。
また、アカウント・パスワード出力装置110は、更に、記憶ユニット130に保存されたアカウント・パスワード対応表に対してエンコード又はデコード操作を行う機能を含む。そのうち、エンコード・モジュール170は、アカウント・パスワード対応表を保存する前にアカウント・パスワード対応表に対してエンコード操作を行う。これに対して、デコード・モジュール160は、エンコードされたアカウント・パスワード対応表に対してデコード操作を行う。
本発明のアカウント・パスワード出力装置をより詳しく説明するために、以下は、もう一つの実施例を挙げて更なる説明を行う。図2は、本発明の好適な実施例に係わるアカウント・パスワード出力方法のフローチャートである。図1と図2を同時に参照する。本実施例では、アカウント・パスワード出力装置110により電子装置100にログインする詳細なステップについて説明する。
電子装置100の電源がパワーオンし、且つ、アカウント・パスワード出力装置110の初期化が完了した後に、アカウント・パスワード出力装置110を用いてログイン動作を行う前に、まず、入力インターフェース種類、入力信号値、アカウント及びパスワードのデータとの対応関係を記録するアカウント・パスワード対応表を提供しなければならない(ステップ210)。図3は、本発明の好適な実施例に係わる、アカウント・パスワード対応表を提供する方法のフローチャートである。図3を参照する。まず、使用者が入力インターフェース120により第二の入力イベントを提供し、識別モジュール140によりそれを第二の入力信号値として識別する(ステップ310)。
次に、ステップ320に示すように、処理モジュール150により、電子装置100がホットキー設定モードになっているかを判断する。一実施例において、使用者が、例えば、ホットキー設定プログラムを起動させることに基づいて電子装置100の状態を一般モードからホットキー設定モードに変更させる。電子装置100がホットキー設定モードになっていなければ、ステップ330に示すように、処理モジュール150は、第二の入力イベントを一般的な入力イベントと見なし、そして、それを、例えば、CPU190に直接伝送し、一般的な入力処理操作として行う。
電子装置100が既にホットキー設定モードになっている場合(即ち、使用者が先に入力した第二の入力イベントは、保存する必要のあるアカウント又はパスワードである場合)、ステップ340に示すように、電子装置100は、例えば、表示ユニット180によりホットキー入力ウィンドウを表示することができる。これにより、使用者は、第二の入力イベントに対応するホットキーを入力する。このとき、アカウント・パスワード出力装置110は、入力インターフェース120により、使用者の動作によるホートキー入力イベントを受け取ることができる。
本実施例において、使用者は、例えば、シングルなインターフェース(例えば、入力インターフェース121)により、マウスをクリックし、マウスを移動し、文字キーを押し、又は、数字キーを押すなどのような動作でホットキー入力イベントを生成することができる。また、使用者は、複数のインターフェース(例えば、入力インターフェース121と入力インターフェース123などを同時に使用する)により、例えば、キーボードの文字キーaを押しながらマウスの左ボタンをダブルクリックし、又は、シリアルポートを所定の電位に接続させると同時にキーボードによる入力を行うなどのような動作でホットキー入力イベントを生成することもできる。入力インターフェース120における各々の入力インターフェース或いはその組み合わせが全てホットキー入力イベントを提供するパイプランとして用いられることが可能であるが、それに制限されることがない。
次に、ステップ350に示すように、識別モジュール140により、ホットキー入力イベントに対応する入力インターフェース種類と入力信号値を識別する。最後、ステップ360において、処理モジュール150は、第二入力信号値をアカウント・パスワードデータと見なし、且つ、入力インターフェース種類、入力信号値及びアカウント・パスワードデータとの関係を記憶ユニット130にあるアカウント・パスワード対応表に保存させる。
一実施例において、このアカウント・パスワード対応表を保存する前に、更に、例えば、エンコード・モジュール170によりアカウント・パスワード対応表に対してエンコード処理を行う動作も含む。なお、エンコード・モジュール170と共に同じアカウント・パスワード出力装置にあるデコード・モジュール160のみは、エンコードされたアカウント・パスワード対応表に対して、対応するデコード操作を行うことができる。言い換えると、本実施例の記憶ユニット130が外部接続方式でアカウント・パスワード装置110の外部記憶装置(例えば、記憶カード)に接続される場合、移動されてその他の装置に接続される可能性があるが、アカウント・パスワード出力装置110のみがこのアカウント・パスワード対応表に保存された内容を正確的に読み出す又は書き込むことができるので、アカウント・パスワードとホットキーの対応データが他人に盗まれることを防止できる。
図3に示す各ステップに基づいて、使用者が本人の使用習慣に合わせて各種類の入力インターフェースの組み合わせを利用し、重要なアカウントとパスワードに対応するホットキーを随時に設定することができる。また、それらの対応関係は、アカウント・パスワード対応表に保存される。
前述した実施例において、記憶ユニット130は、例えば、アカウント・パスワード出力装置110内に設けられる不揮発性メモリ或いは外部記憶装置(例えば、記憶カード、コンパクトディスク、フロッピー(登録商標)ディスク)などを含むが、それらに限られない。なお、説明をしやすいために、以下の実施例には、記憶ユニット130がアカウント・パスワード出力装置110内に設けられる不揮発性メモリであることが仮定される。
使用者が例えば、表示ユニット180に表示されたダイアログウィンドウを見てログイン操作をし始めたときに(例えば、電子メールやリアルタイム通信ツールにログインするときに)、アカウント・パスワード出力装置110は、使用者による入力イベントを受け取る(ステップ220)。このときに、識別モジュール140は、入力イベントに対応する入力インターフェース種類及び入力信号値を識別し、入力条件と見なす(ステップ230)。
例えば、使用者がマウスの左ボタンのダブルクリックで入力イベントを行う時に、識別モジュール140は、入力インターフェース種類がマウスで、且つ入力信号値がマウスの左ボタンのダブルクリックであることを識別し、また、この識別結果を入力条件としなければならない。また、使用者がキーボードの文字キーaの押下とマウスの左ボタンのダブルクリックで入力イベントを行う時に、識別モジュール140は、入力インターフェース種類がキーボードとマウスで、且つ対応する入力信号値が文字a及びマウスの左ボタンのダブルクリックであることを識別できる。
次に、ステップ240に示すように、処理モジュール150により、入力条件が既にアカウント・パスワード対応表に存在するかを判断する。入力条件がアカウント・パスワード対応表に存在していないと判断すれば、処理モジュール150は、入力信号値を、例えば電子装置100のCPU190に直接伝送し、一般入力と見なしてその次の処理動作を行わせる。
しかし、入力条件が既にアカウント・パスワード対応表に存在していると判断すれば、言い換えると、この時の使用者による入力イベントが前に設定されたアカウント・パスワード入力イベントと一致すれば、ステップ260に示すように、処理モジュール150は、アカウント・パスワード対応表に記録されたデータに基づいて、入力条件に対応するアカウントとパスワードのデータを、例えば電子装置100内に設けられるCPU190に伝送し、ログイン動作を自動的に行わせる。
もう一つの実施例において、処理モジュール150は、入力条件とアカウント・パスワード対応表を比較するときに、アカウント・パスワード対応表が既にエンコードされたことを認識すれば、先にデコード・モジュール160によりアカウント・パスワード対応表に対してデコード動作を行う必要があり、その後、処理モジュール150は、アカウント・パスワード対応表中のデータを読み出すことができる。
その他の一実施例において、社内のMIS担当者が一部の社員のパソコンに対してシステムアップデートを行う時に、特定の管理アカウントでログインしなければ、システムアップデートの権限を取得できない。しかし、MIS担当者が、アップデートする必要のあるパソコンに対して一台ずつ管理アカウントとパスワードを入力することは、時間の浪費になる。また、オフィスなどの開放的な環境で管理アカウントとパスワードを入力するたびに、他人に見られる又はプログラムにより盗まれるリスクが生じ、管理上の穴が発生する。図4は、本発明の他の好適な実施例に係わるアカウント・パスワード出力装置のブロック図である。図4を参照する。本実施例は、如何にアカウント・パスワード出力装置400を使用して前述した発生可能な問題を解決するかについて説明するものである。
本実施例において、アカウント・パスワード出力装置400内に設けられる記憶ユニット440(例えば、不揮発性メモリ)に保存されるアカウント・パスワード対応表は、事前に記録した管理アカウント及びパスワードとホットキーとの対応関係を有する。MIS担当者がパソコン420内のシステムをアップデートしようとするときに、まず、例えば、入力インターフェース433によりアカウント・パスワード出力装置400をパソコン420の周辺デバイスとしてのキーボード410に接続させ、同時に、アカウント・パスワード出力装置400をパソコン420にシリアルに接続させる。次に、キーボード410によりホットキーを入力し、そして、アカウント・パスワード出力装置400によりこのホットキーに対応する管理アカウントとパスワードをパソコン420に伝送し、迅速にログインする。なお、ホットキーと管理アカウントとの対応関係がアカウント・パスワード出力装置400内の記憶ユニット440に保存されるので、ホートキーが他人に見られても、アカウント・パスワード出力装置400がなければ、ホットキーだけでログインすることができない。よって、事前にホットキーと管理アカウントとの対応関係が記録されたアカウント・パスワード出力装置400により、入力するときに管理アカウントとパスワードが他人に見られることを避けて、管理アカウントで任意にログインすることを防止できる。
ゆえに、本発明のアカウント・パスワード出力方法と装置は、少なくとも次の利点を有する。
1、アカウント・パスワードにホットキーを設定する方式により、ログイン動作をより便利且つ迅速にさせることができる。
2、エンコード機能を提供することにより、特定のアカウント・パスワード出力装置のみがアカウント・パスワード対応表の内容を書き込む又は読み出すことができるので、情報守り及びセキュリティー強化の目的を達成することができる。
3、使用者の使用習慣に合わせて複数の異なる入力インターフェースの組み合わせによりホットキーを設定し、これにより、ホットキー設定の柔軟性を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
本発明の好適な実施例に係るアカウント・パスワード出力装置のブロック図である。 本発明の好適な実施例に係わるアカウント・パスワード出力方法のフローチャーチである。 本発明の他の好適な実施例に係わるアカウント・パスワード対応表を提供する方法のフローチャートである。 本発明の他の好適な実施例に係わるアカウント・パスワード出力装置のブロック図である。
符号の説明
100 電子装置
110 アカウント・パスワード出力装置
120、121、123、125 入力インターフェース
130 記憶ユニット
140 識別モジュール
150 処理モジュール
160 デコード・モジュール
170 エンコード・モジュール
180 表示ユニット
190 CPU
210〜260 本発明の好適な実施例に記載のアカウント・パスワード出力方法の各ステップ
310〜360 本発明の好適な実施例に記載のアカウント・パスワード対応表を提供する方法の各ステップ
400 アカウント・パスワード出力装置
410 キーボード
420 パソコン
431、433、435 入力インターフェース
440 記憶ユニット
450 デコード・モジュール
460 エンコード・モジュール
470 処理モジュール
480 識別モジュール

Claims (8)

  1. 入力インターフェース種類と、入力信号値と、当該入力インターフェース種類及び当該入力信号値に対応するアカウント・パスワードのデータとが記録されるアカウント・パスワード対応表を保存するための記憶ユニットと、
    入力イベントを入力する少なくとも一つの入力インターフェースと、
    前記入力イベントに対応する前記入力インターフェース種類及び前記入力信号値を識別し入力条件とする識別モジュールと、
    前記入力条件が前記アカウント・パスワード対応表に存在していると判断すれば、当該入力条件に対応する前記アカウント・パスワードのデータを電子装置に伝送しログイン動作を行わせるための処理モジュールと、
    を含む、
    アカウント・パスワード出力装置。
  2. 前記入力条件が前記アカウント・パスワード対応表に存在していないと判断した場合、前記入力信号を前記電子装置に伝送する、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置。
  3. 前記識別モジュールは、前記入力インターフェースにより入力された第二の入力イベントを第二の入力信号値として識別し、前記処理モジュールは、前記電子装置がホットキー設定モードであると判断した後に、前記入力インターフェースを介してホットキー入力イベントを受信し、前記第二の入力信号値を前記アカウント・パスワードのデータとし、前記識別モジュールにより識別された当該ホットキー入力イベントに対応する前記入力インターフェース種類及び前記入力信号値を、前記第二の入力信号値による前記アカウント・パスワードのデータに対応し、対応された前記入力インターフェース種類、前記入力信号値及び前記アカウント・パスワードのデータを前記アカウント・パスワード対応表に記録する、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置。
  4. 前記処理モジュールは、前記電子装置がホットキー設定モードでないと判断した場合、前記第二の入力信号値を前記電子装置に伝送する、
    請求項3に記載のアカウント・パスワード出力装置。
  5. 前記記憶ユニットに保存される前記アカウント・パスワード対応表をエンコードするためのエンコード・モジュールを更に含む、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置
  6. 前記記憶ユニットに保存される前記アカウント・パスワード対応表をデコードするためのデコード・モジュールを更に含む、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置。
  7. 前記記憶ユニットは、前記アカウント・パスワード出力装置内に設けられる不揮発性メモリまたは外部記憶装置を含む、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置。
  8. 前記入力インターフェースは、USBインターフェース、PS/2インターフェース、シリアルポート、パラレルポート、赤外線インターフェースまたはブルートゥース・モジュール・インターフェースを含む、
    請求項1に記載のアカウント・パスワード出力装置。
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