JP2008276869A - 光ピックアップ駆動方法及び光ディスク装置 - Google Patents

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聡 畑原
Hiroshi Iwai
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Abstract

【課題】フォーカス(F)及びトラッキング(T)制御信号の光検出信号へのクロストークを低減し大容量のディスク(D)も良好再生する光D装置(50)を提供する。
【解決手段】Dにレーザを集光する対物レンズ(3a3)と反射光を検出し光検出信号(S4)を出力する受光部(3a4)と、対物レンズを駆動するF及びT駆動部(8,9)と、光検出信号からF及びTエラー信号(S5,S6)を生成する処理回路(5)と、F制御信号(S1)とT制御信号(S2)とを生成しこれらの信号から制御信号(S3)を生成出力する信号生成部(12)と、制御信号からF及びT駆動部を駆動するF駆動信号(S9)及びT駆動信号(S10)を出力する駆動信号生成部(2a)とを備え、信号生成部はF制御信号とT制御信号とのパルス変調信号を時分割合成して制御信号を生成し、この制御信号を復調してF制御復調信号(S7f)とT制御復調信号(S8f)とを生成する復調部(13)を有して両信号(S7f,S8f)からF駆動信号とT駆動信号とを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ピックアップ駆動方法及び光ディスク装置に係り、特に、大容量化した光ディスクに対する、安定した記録または再生と高速でのリードライトとを可能にする技術に関する。
光ディスクを回転駆動してその光ディスクに対して情報を記録または再生する光ディスク装置が知られている。また、その光ディスクとして、CD,DVD,Blu−ray Disc,HD DVDなどが利用される。
この光ディスク装置においては、装着された光ディスクに対し、光ピックアップを離接させるフォーカス制御及び半径方向に移動させるトラッキング制御が行われ、その光ピックアップからのレーザ光照射によって情報の記録または再生が行われる。
このような装置の一例は、特許文献1に記載されているが、以下、特に、信号伝達経路を中心に従来の例を具体的に説明する。
図10は、その従来の光ディスク装置の一例を示すブロック図である。
この図において、光ディスク装置500は、信号処理回路101a,光ピックアップ用駆動回路102a,光ピックアップユニット103a,及び光ディスク111を回転駆動するスピンドルモータ110を備えている。
信号処理回路101aは、フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号をアナログ信号として生成する処理回路104と、光ピックアップユニット103aから出力された光検出信号を基にフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する処理回路105と、を備えている。
また、光ピックアップ用駆動回路102aは、生成されたフォーカス制御信号を基にフォーカス駆動信号を生成するフォーカス駆動回路106と、生成されたトラッキング制御信号を基にトラッキング駆動信号を生成するトラッキング駆動回路107と、を備えている。
また、光ピックアップユニット103aは、光源103a1と、光源からのレーザ光を反射して立ち上げるビームスプリッタ103a2と、レーザ光を光ディスク111の記録面に集光させる対物レンズ103a3と、記録面で反射しビームスプリッタ103a2を通過したレーザ光を検出して光検出信号を出力する受光素子103a4と、を備えている。
また、この光ピックアップユニット103aを光ディスク111の記録面に対し垂直移動させる為のボイスコイル108と、光ピックアップユニット103aをディスク111の記録面に対し平行移動させる為のボイスコイル109と、が設けられている。
上記構成において、処理回路104から出力されるフォーカス制御信号は、フォーカス駆動回路106へと伝達され、このフォーカス駆動回路106によりボイスコイル108へ印加される電流に基づいて、光ピックアップユニット103aの対物レンズ103a3が光ディスク111の記録面に対して垂直移動される。
この垂直移動による反射光量の変化は、受光素子103a4により電気信号に変換され、光検出信号として処理回路105に伝達される。
この光検出信号に基づいて処理回路105により生成されたフォーカスエラー信号は、処理回路104にフィードバックされ、フォーカス制御が行われる。
一方、トラッキング制御についても同様であり、処理回路104より出力されるトラッキング制御信号は、トラッキング駆動回路107へと伝達され、このトラッキング駆動回路107によりボイスコイル109へ印加される電流に基づいて、光ピックアップユニット103aの対物レンズ103a3が光ディスク111の記録面に対し平行移動される。
この平行移動による反射光量の変化は、受光素子103a4により電気信号に変換され、光検出信号として処理回路105に伝達される。
この光検出信号に基づいて処理回路105により生成されたトラッキングエラー信号は、処理回路104にフィードバックされ、トラッキング制御が行われる。
次に、この光ディスク駆動装置500の概略構成について図11を用いて説明する。
信号処理回路101aと、光ピックアップ用駆動回路102aは、それぞれ独立したリジッド基板PB101,PB102に設けられており、両者はFPC(フレキシブルプリント配線板)120を介して電気的に接続されている。
そして、上述したフォーカス制御信号及びトラッキング制御信号と、光ピックアップユニット103aの受光素子103a4により電気信号に変換された微弱な光検出信号は、光ディスク装置における例えば小型化のための搭載面積の制約により、リジット基板及びFPCの配線パターン幅やその間隔は最小に、かつ高密度に配置させる必要があるため、リジッド基板PB101,PB102においてもFPC120においても互いに極めて近接して設けられた配線パターンにより伝送される。
特開2005−259308号公報
ところで、上述した従来の光ディスク駆動装置500において、装着された光ディスク111からのデータの読み出しは、光源103a1からのレーザ光を光ディスク111における所定のトラックに合焦するように照射し、その反射光に応じて得られた光検出信号に基づいて行われる。
ここで、レーザ光を、光ディスクの所定のトラックに合焦するように照射するには、光ピックアップユニット103aの対物レンズ103a3の位置を、フォーカス方向とトラッキング方向とに独立的に可変して制御する方法が用いられる。
具体的には、入来したフォーカスエラー信号に基づいてフォーカス制御信号を生成し、このフォーカス制御信号に応じて対物レンズを焦点方向に駆動するためのフォーカス駆動信号を出力する第一の駆動回路と、入来したトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御信号を生成し、このトラッキング制御信号に応じて対物レンズをトラック方向に駆動するためのトラッキング駆動信号を出力する第二の駆動回路と、を備えて制御が行われる。
しかしながら、上述したように、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号と光検出信号とは互いに近接して配線されるために、フォーカス制御信号あるいはトラッキング制御信号が、配線の共通インピーダンスを通じて、又は電磁誘導や電磁波として、微弱な光検出信号にクロストークとして混入する場合があるという問題が生じる。
一方、光ディスクは、赤外レーザ光を用いるCDから、赤色レーザ光を用いるDVDへと、更には、青色レーザ光を用いるBlu−ray DiscやHD DVDなどへと大容量化(換言するならば高密度化)が進んでいる。
このような光ディスクの高密度化に対応するためには、フォーカス制御やトラッキング制御のカットオフ周波数をより高くする必要があり、これに伴いフォーカス制御信号やトラッキング制御信号の帯域周波数も高くなると共に、光検出信号も外部からのノイズなどの影響を受けやすくなる。
そのため、上述したクロストークの影響が無視できなくなって、大容量化(高密度化)した光ディスクに対する安定した記録または再生や、光ディスクに対する高速リードライト化を妨げる障害となっている。
このクロストークは、従来のように、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とを別々の配線パターンで伝送した場合、その夫々の配線パターンから発生し、その影響が大きい傾向がある。
また、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とをアナログ信号ではなく、デジタルパルス列信号として伝送しようとする場合は、帯域周波数を高くするために、基準クロック信号の周波数をパルス列信号のビットの数倍まで高める必要がある。
この場合、その構成の仕方によっては、周波数が数MHzから数十MHzに至るため電磁波として輻射されやすく、クロストークが一層大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号の光検出信号へのクロストークを低減して、光ピックアップユニットのフォーカス及びトラッキング動作が安定し、大容量の光ディスクに対してより良好な記録または再生が可能で、高速リードライトが可能となる光ピックアップ駆動方法及び光ディスク装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の1)〜7)の構成及び8)〜10)の手順を有する。
1) 光ディスクにレーザ光を照射して該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置(50)において、
前記光ディスク(11)に対してレーザ光を集光させる対物レンズ(3a3)と、
前記光ディスク(11)からの反射光を検出して光検出信号(S4)を出力する受光部(3a4)と、
前記対物レンズ(3a3)を、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部(8)及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部(9)と、
前記光検出信号(S4)に基づいてフォーカスエラー信号(S5)及びトラッキングエラー信号(S6)を生成する光検出信号処理回路(5)と、
前記フォーカスエラー信号(S5)に基づくフォーカス制御信号(S1)とトラッキングエラー信号(S6)に基づくトラッキング制御信号(S2)とを生成すると共に、該フォーカス制御信号(S1)及びトラッキング制御信号(S2)に基づく制御信号(S3)を出力する制御信号生成部(12)と、
前記制御信号(S3)に基づいて前記フォーカス駆動部(8)を駆動させるフォーカス駆動信号(S9)と前記トラッキング駆動部(9)を駆動させるトラッキング駆動信号(S10)とを出力する駆動信号生成部(2a)と、を備え、
前記制御信号生成部(12)は、フォーカス制御信号(S1)とトラッキング制御信号(S2)とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号(S3)を生成し、
前記駆動信号生成部(2a)は、前記制御信号(S3)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とを生成する復調部(13)を有し、該フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号(S9)とトラッキング駆動信号(s10)とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置(50)である。
2) 前記制御信号(S3)を伝送する第1の配線パターン(Ps3)と、前記光検出信号(S4)を伝送する第2の配線パターン(Ps4)と、を有し、該第1及び第2の配線パターン(Ps3)(Ps4)が互いに隣接して設けられていることを特徴とする1)に記載の光ディスク装置(50)である。
3) 光ディスク(11)にレーザ光を照射して該光ディスク(11)に対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置において、
前記光ディスク(11)に対してレーザ光を集光させる対物レンズ(3a3)と、
前記光ディスク(11)からの反射光を検出して光検出信号(S4)を出力する受光部(3a4)と、
前記対物レンズ(3a3)を、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部(8)及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部(9)と、
前記光検出信号(S4)に基づいてフォーカスエラー信号(S5)及びトラッキングエラー信号(S6)を生成する光検出信号処理回路(5)と、
前記フォーカスエラー信号(S5)に基づくフォーカス制御信号(S1)とトラッキングエラー信号(S6)に基づくトラッキング制御信号(S2)とを生成すると共に、該フォーカス制御信号(S1)及びトラッキング制御信号(S2)に基づいて制御信号(S3)及び該制御信号(S3)の逆位相の反転制御信号(S3R)を出力する制御信号生成部(12B)と、
前記制御信号(S3)と前記反転制御信号(S3R)とに基づいて前記フォーカス駆動部(8)を駆動させるフォーカス駆動信号(S9)と前記トラッキング駆動部(9)を駆動させるトラッキング駆動信号(S10)を出力する駆動信号生成部(2b)と、を備え、
前記制御信号生成部(12B)は、フォーカス制御信号(S1)とトラッキング制御信号(S2)とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号(S3)を生成し、
前記駆動信号生成部(2b)は、前記制御信号(S3)と前記反転制御信号(S3R)との差動信号(S11)を出力する差動アンプ(15)と、該差動信号(S11)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)及びトラッキング制御復調信号(S8f)を生成する復調部(13)と、を有し、該フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号(S9)とトラッキング駆動信号(S10)とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置(50B)である。
4) 前記制御信号(S3)を伝送する第1の配線パターン(Ps3)と、前記反転制御信号(S3R)を伝送する第2の配線パターン(Ps3r)と、を有し、該第1及び第2の配線パターン(Ps3,Ps3r)が互いに隣接して設けられていることを特徴とする3)に記載の光ディスク装置(50B)。
5) 前記光検出信号(S4)を伝送する第3の配線パターン(Ps4)を有し、該第3の配線パターン(Ps4)が、前記第1及び第2の配線パターン(Ps3,Ps3r)のいずれかに隣接して設けられていることを特徴とする4)に記載の光ディスク装置(50B)である。
6) 光ディスク(11)にレーザ光を照射して該光ディスク(11)に対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置において、
前記光ディスク(11)に対してレーザ光を集光させる対物レンズ(3a3)と、
前記光ディスク(11)からの反射光を検出して光検出信号(S4)を出力する受光部(3a4)と、
前記対物レンズ(3a3)を、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部(8)及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部(9)と、
前記光検出信号(S4)に基づいてフォーカスエラー信号(S5)及びトラッキングエラー信号(S6)を生成する光検出信号処理回路(12c)と、
前記フォーカスエラー信号(S5)に基づくフォーカス制御信号(S1)とトラッキングエラー信号(S6)に基づくトラッキング制御信号(S2)とを生成すると共に、該フォーカス制御信号(S1)及びトラッキング制御信号(S2)に基づいて制御信号(S3)及び所定のデューティ比を有する基準信号(S12)を出力する制御信号生成部(12c)と、
前記制御信号(S3)と前記基準信号(12)とに基づいて前記フォーカス駆動部(8)を駆動させるフォーカス駆動信号(S9)と前記トラッキング駆動部(9)を駆動させるトラッキング駆動信号(S10)を出力する駆動信号生成部(2c)と、を備え、
前記制御信号生成部(12c)は、フォーカス制御信号(S1)とトラッキング制御信号(S2)とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号(S3)を生成し、
前記駆動信号生成部(2c)は、前記制御信号(S3)を前記基準信号(S12)と比較して三値信号(S13)を出力する演算部(17)と、該三値信号(S13)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)及びトラッキング制御復調信号(S8f)を生成する復調部(18)と、を有し、該フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号(S9)とトラッキング駆動信号(S10)とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置(50C)である。
7) 前記制御信号(S3)を伝送する第1の配線パターン(Ps3)と、前記三値信号(S13)を伝送する第2の配線パターン(Ps13)と、前記光検出信号(S4)を伝送する第3の配線パターン(Ps4)と、を有し、前記第3の配線パターン(Ps4)が、少なくとも前記第1及び第2の配線パターン(Ps3,Ps13)のいずれかに隣接して設けられていることを特徴とする6)に記載の光ディスク装置(50C)である。
8) 光ディスク(11)に対して光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップ(3a)から出射されるレーザ光により該光ディスク(11)に対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
前記光ピックアップ(11)をフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号(S9)とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号(S10)とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
前記フォーカス制御信号(S9)と前記トラッキング制御信号(S10)とを時分割合成して合成制御信号(S3)を生成する合成制御信号生成ステップと、
前記合成制御信号(S3)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とを生成する復調ステップと、
前記フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とに基づいて前記光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法である。
9) 光ディスク(11)に対して光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップ(3a)から出射されるレーザ光により該光ディスク(11)に対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
前記光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号(S9)とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号(S10)とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
前記フォーカス制御信号(S9)と前記トラッキング制御信号(S10)とを時分割して合成した合成制御信号(S3)と、該合成制御信号(S3)の逆位相となる反転制御信号(S3R)と、を生成する合成制御信号生成ステップと、
前記合成制御信号(S3)と前記反転制御信号(S3R)との差動信号(S13)を生成する差動信号生成ステップと、
該差動信号(S13)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とを生成する復調ステップと、
前記フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とに基づいて前記光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法である。
10) 光ディスク(11)に対して光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップ(3a)から出射されるレーザ光により該光ディスク(11)に対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
前記光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号(S9)とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号(S10)とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
前記フォーカス制御信号(S1)と前記トラッキング制御信号(S2)とを時分割して合成した合成制御信号(S3)と、所定のデューティ比を有する基準信号(S12)と、を生成する合成制御信号生成ステップと、
前記合成制御信号(S3)を前記基準信号(S12)と比較して三値信号(S13)を出力する三値演算ステップと、
該三値信号(S13)を復調してフォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とを生成する復調ステップと、
前記フォーカス制御復調信号(S7f)とトラッキング制御復調信号(S8f)とに基づいて前記光ピックアップ(3a)をフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法である。
本発明によれば、光ピックアップユニットのフォーカス及びトラッキング動作が安定し、大容量の光ディスクに対してより良好な記録または再生が可能で、高速リードライトが可能となる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図9を用いて説明する。
<第1実施例>
図1は第1実施例の光ディスク装置50のブロック図であり、図2はその概略構成を説明する図である。
この光ディスク装置50は、信号処理回路1a,光ピックアップ用駆動回路2a,光ピックアップユニット3a,及び光ディスク11を回転駆動するスピンドルモータ10を備えている。
また、図2に示すように、信号処理回路1aは基板PB1に、また、光ピックアップ用駆動回路2aは基板PB2に設けられている。
基板PB1と基板PB2とは、FPC(フレキシブル配線板)FPC1で連結されている。また、光ピックアップユニット3aは、基板2とFPC2で連結されている。
図1に戻り、信号処理回路1aは、後述する光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を生成する光検出信号受信処理回路5と、そのフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6からフォーカス制御信号S1とトラッキング制御信号S2と(図示せず)を生成し、両信号S1,S2の合成信号S3を生成して出力する制御信号生成処理回路12と、を備えている。
光ピックアップ用駆動回路2aは、制御信号生成処理回路12からの合成信号S3を復調してフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fを出力する復調回路13と、フォーカス制御復調信号S7fに基づいてフォーカス駆動信号S9を生成するフォーカス駆動回路6と、トラッキング制御復調信号S8fに基づいてトラッキング駆動信号S10を生成するトラッキング駆動回路7と、を備えている。
また、光ピックアップユニット3aは、レーザ光の光源3a1と、光源3a1からのレーザ光を反射して立ち上げるビームスプリッタ3a2と、レーザ光を光ディスク11の記録面(図示せず)に集光させる対物レンズ3a3と、記録面で反射しビームスプリッタ3a2を通過したレーザ光を検出する受光素子3a4と、を備えている。
また、この光ピックアップユニット3aを光ディスク11の記録面に対し垂直変移させる為のボイスコイル8と、光ピックアップユニット103aをディスク111の記録面に対し平行変位させる為のボイスコイル9と、が設けられている。
上記構成において、上述したように、制御信号生成処理回路12は、アナログのフォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2を生成すると共に、これらをパルス幅変調して合成した合成信号S3を出力する。
この合成信号S3は、復調回路13で復調されてフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fとして出力される。ここで、合成信号S3は、基板PB1から基板PB2へFPC1を介して配線されたパターンPs3により伝達される。
フォーカス駆動回路6は、フォーカス制御復調信号S7fを入力してフォーカス駆動信号S9を出力し、トラッキング駆動回路7は、トラッキング制御復調信号S8fを入力してトラッキング駆動信号S10を出力する。
フォーカス駆動信号S9はボイスコイル8に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して垂直移動される。
トラッキング駆動信号S10はボイスコイル9に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して平行移動される。
この平行移動に伴う反射光量の変化は、受光素子3a4により電気信号に変換され微弱な光検出信号S4として配線パターンPs4により光検出信号受信処理回路5に伝達される。
ここで、光検出信号S4は、光ピックアップユニット3aから基板PB2及びFPC1を介して基板PB1へと配線されたパターンPs4により伝達される。
そして、処理回路がこの光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を制御信号生成処理回路12にフィードバックして制御が行われる。
制御信号生成処理回路12は、アナログのフォーカス制御信号S1とトラッキング制御信号S2とをパルス幅変調し、時分割で合成して合成信号S3を生成する。
それにより、従来2つ別々の配線パターンが必要だったフォーカス制御信号S1とトラッキング制御信号S2とを、複合化して1つの配線パターンPs3で伝送することができ、光検出信号S4へのクロストークが低減される。
従って、配線パターンPs3と配線パターンPs4とを近接させて配線することができる。もちろん、両配線パターンを隣接させることもできる。
また、この実施例は、各信号S1,S2をパルス幅変調して伝送しているので、デジタルパルス列として伝送する場合に比較して周波数が大幅に低くなって電磁波として輻射されにくく、光検出信号へのクロストークがより低減する。
図3は、フォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2と、これらをパルス幅変調したフォーカス制御信号S7p及びトラッキング制御信号S8pと、これらを基にして制御信号生成処理回路12から出力される合成信号S3と、復調回路13から出力されるフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fと、を示した図である。
具体的には、
図3(a)はフォーカス制御信号S1を示し、
図3(b)はトラッキング制御信号S2を示し、
図3(c)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたフォーカス制御信号S7pを示し、
図3(d)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたトラッキング制御信号S8pを示し、
図3(e)は、この実施例における合成信号S3を示し、
図3(f)は、この実施例における復調されたフォーカス制御復調信号S7fを示し、
図3(g)は、この実施例における復調されたトラッキング制御復調信号S8fを示している。
この図3において、合成信号S3は、信号開始を検出するためのヘッダーマークhm,デューティ比50%の基準信号ks,合成前のフォーカス制御信号S7p,及び合成前のトラッキング制御信号S8pにより構成される。
すなわち、図3の下方に示すように、所定の周期T0の区間n1,n2,・・・を設定すると、まず、n1にヘッダーマークhm、n2に基準信号ksを配列し、さらにn3に区間n3のフォーカス制御信号S7pを、n4に区間n4のトラッキング制御信号S8pを配列し、以下、フォーカス制御信号S7pとトラッキング制御信号S8pを交互に配列する。このn3以降の交互に配列された区間はデータ配列区間である。
また、フォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fの振幅は、基準信号ksがHigh区間となっている時間t0と、n3以降の各制御信号のHigh区間の時間t1,t2,・・・との比率により設定され、フォーカスとトラッキングとのそれぞれについて、次の信号による比率が設定されるまで、ホールドされる。
例えば、区間n4の合成信号S3のHigh区間となっている時間t2は、トラッキング制御信号S8pの区間n4のHighの時間に対応しており、これと基準信号ksの時間t0との比、t2/t0 が、トラッキング制御復調信号S8fの区間n5の振幅h1とされている。
トラッキング制御復調信号S8fの次区間n6は、その前区間n5において合成信号S3にフォーカス制御信号S7pが配列されているので、トラッキング制御復調信号S8fは、振幅h1でホールドされる。
n6以降の区間について同様に振幅は設定され、合成信号S3からフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fが復調生成される。
<第2実施例>
図4は第2実施例の光ディスク装置50Bのブロック図である。図5はその概略構成を説明する図である。
この光ディスク装置50Bは、信号処理回路1b,光ピックアップ用駆動回路2b,光ピックアップユニット3a,及び光ディスク11を回転駆動するスピンドルモータ10を備えている。
また、図2に示すように、信号処理回路1bは基板PB1に、また、光ピックアップ用駆動回路2bは基板PB2に設けられている。基板PB1と基板PB2とは、FPC(フレキシブル配線板)FPC1で連結されている。また、光ピックアップユニット3aは、FPC2で基板2と連結されている。
図1に戻り、信号処理回路1bは、後述する光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を生成する光検出信号受信処理回路5と、そのフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6からフォーカス制御信号S1とトラッキング制御信号S2と(図示せず)を生成し、両信号S1,S2の合成信号S3,及びその合成信号S3の合成反転信号S3Rを生成して出力する制御信号生成処理回路12Bと、を備えている。
光ピックアップ用駆動回路2bは、制御信号生成処理回路12Bからの合成信号S3及び合成反転信号S3Rを復調して差動合成信号S11を出力する差動アンプ15と、その差動アンプ15からの差動合成信号S11を復調してフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fを出力する復調回路13と、フォーカス制御復調信号S7fに基づいてフォーカス駆動信号S9を生成するフォーカス駆動回路6と、トラッキング制御復調信号S8fに基づいてトラッキング駆動信号S10を生成するトラッキング駆動回路7と、を備えている。
また、光ピックアップユニット3aは、レーザ光の光源3a1と、光源3a1からのレーザ光を反射して立ち上げるビームスプリッタ3a2と、レーザ光を光ディスク11の記録面(図示せず)に集光させる対物レンズ3a3と、記録面で反射しビームスプリッタ3a2を通過したレーザ光を検出する受光素子3a4と、を備えている。
また、この光ピックアップユニット3aを光ディスク11の記録面に対し垂直変位させる為のボイスコイル8と、光ピックアップユニット103aをディスク111の記録面に対し平行変位させる為のボイスコイル9と、が設けられている。
上記構成において、制御信号生成処理回路12Bは、アナログのフォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2を生成すると共に、これらをパルス幅変調して合成した合成信号S3とその逆位相となる合成反転信号S3Rとを出力する。
この合成信号S3及び合成反転信号S3Rは、差動アンプ15に入力され差動合成信号S11が生成される。ここで、合成信号S3と合成反転信号S3Rとは、それぞれ基板PB1から基板PB2へFPC1を介して独立して配線されたパターンPs3,Ps3rにより伝達される。
この差動合成信号S11は、復調回路13において、フォーカス制御復調信号S7fとトラッキング制御復調信号S8fとに復調されそれぞれ出力される。
フォーカス駆動回路6は、フォーカス制御復調信号S7fを入力してフォーカス駆動信号S9を出力し、トラッキング駆動回路7は、トラッキング制御復調信号S8fを入力してトラッキング駆動信号S10を出力する。
フォーカス駆動信号S9はボイスコイル8に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して垂直移動される。
トラッキング駆動信号S10はボイスコイル9に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して平行移動される。
この平行移動に伴う反射光量の変化は、受光素子3a4により電気信号に変換され光検出信号S4として光検出信号受信処理回路5に伝達される。ここで、光検出信号S4は、光ピックアップユニット3aから基板PB2及びFPC1を介して基板PB1へと配線されたパターンPs4により伝達される。
処理回路5は、この光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を制御信号生成処理回路12Bにフィードバックすることで制御が行われる。
また、信号処理回路1b及び光ピックアップ用駆動回路2b間の信号伝達において、合成信号S3と合成反転信号S3Rとは、逆位相であるためそれぞれが輻射する電磁波は互いに打ち消し合う。
そのため、合成信号S3と合成反転信号S3Rと光検出信号S4とを伝送する各配線パターンPs3,Ps3r,Ps4を、互いに極めて接近させて設けることが可能となっている。もちろん、互いに隣接するように設けることもできる。
また、この実施例も、信号をパルス幅変調して伝送しているので、デジタルパルス列として伝送する場合に比較して周波数が大幅に低くなって電磁波として輻射されにくく、光検出信号へのクロストークがより低減する。
図6は、フォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2と、これらをパルス幅変調したフォーカス制御信号S7p及びトラッキング制御信号S8pと、これらを基にして制御信号生成処理回路12Bから出力される合成信号S3及び合成反転信号S3Rと、復調回路13から出力されるフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fと、を示した図である。
具体的には、
図6(a)はフォーカス制御信号S1を示し、
図6(b)はトラッキング制御信号S2を示し、
図6(c)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたフォーカス制御信号S7pを示し、
図6(d)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたトラッキング制御信号S8pを示し、
図6(e)は、この実施例における合成信号S3を示し、
図6(h)は、この実施例における合成反転信号S3Rを示し、
図6(i)は、この実施例における合成信号S3と合成反転信号S3Rとの差動合成信号S11と示し、
図6(f)は、この実施例における復調されたフォーカス制御復調信号S7fを示し、
図6(g)は、この実施例における復調されたトラッキング制御復調信号S8fを示している。
この図6において、合成信号S3は、信号開始を検出するためのヘッダーマークhm,デューティ比50%の基準信号ks,合成前のフォーカス制御信号S7p,及び合成前のトラッキング制御信号S8pにより構成される。
すなわち、図6の下方に示すように、所定の周期T0の区間n1,n2,・・・を設定すると、まず、n1にヘッダーマークhm、n2に基準信号ksを配列し、さらにn3に区間n3のフォーカス制御信号S7pを、n4を区間n4のトラッキング制御信号S8pとし、以下、フォーカス制御信号S7pとトラッキング制御信号S8pを交互に配列する。このn3以降の交互に配列された区間はデータ配列区間である。
合成反転信号S3Rは、上述したように、合成信号S3の逆位相の信号である。
差動合成信号S11は、合成信号S3と合成反転信号S3Rとの差動信号であるので、合成信号S3と同じ信号となる。
そして、フォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fの振幅は、第1実施例と同様に得る。
すなわち、その振幅は、差動合成信号S11において、基準信号ksがHigh区間となっている時間t0と、n3以降の各制御信号のHigh区間の時間t1,t2,・・・との比率により設定され、フォーカスとトラッキングとのそれぞれについて、次の信号による比率が設定されるまで、ホールドされる。
例えば、区間n5の差動合成信号S11のHigh区間となっている時間t3は、フォーカス制御信号S7pの区間n5のHighの時間に対応しており、これと基準信号ksの時間t0との比、t3/t0 が、フォーカス制御復調信号S7fの区間n6の振幅h2となっている。
フォーカス制御復調信号S7fの次区間n7は、その前区間n6において差動合成信号S11にトラッキング制御信号S8pが配列されているので、フォーカス制御復調信号S7fは、振幅h2でホールドされる。
n8以降の各区間について振幅は同様に設定され、差動合成信号S11からフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fが復調生成される。
<第3実施例>
図7は第3実施例の光ディスク装置50Cのブロック図である。図8はその概略構成を説明する図である。
この光ディスク装置50Cは、信号処理回路1c,光ピックアップ用駆動回路2c,光ピックアップユニット3a,及び光ディスク11を回転駆動するスピンドルモータ10を備えている。
また、図7に示すように、信号処理回路1cは基板PB1に、また、光ピックアップ用駆動回路2bは基板PB2に設けられている。基板PB1と基板PB2とは、FPC(フレキシブル配線板)FPC1で連結されている。また、光ピックアップユニット3aは、FPC2で基板2と連結されている。
信号処理回路1cは、後述する光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を生成する光検出信号受信処理回路5と、そのフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6からフォーカス制御信号S1とトラッキング制御信号S2とを生成し、両信号S1,S2の合成信号S3,及び所定のパルス信号である基準信号S12を生成して出力する制御信号生成処理回路12Cと、を備えている。
光ピックアップ用駆動回路2cは、制御信号生成処理回路12Cからの合成信号S3と基準信号S12とを、排他的論理和演算により合成して演算合成信号S13を出力する演算回路17と、この演算合成信号S13を復調してフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fを出力する復調回路18と、フォーカス制御復調信号S7fに基づいてフォーカス駆動信号S9を生成するフォーカス駆動回路6と、トラッキング制御復調信号S8fに基づいてトラッキング駆動信号S10を生成するトラッキング駆動回路7と、を備えている。
また、光ピックアップユニット3aは、レーザ光の光源3a1と、光源3a1からのレーザ光を反射して立ち上げるビームスプリッタ3a2と、レーザ光を光ディスク11の記録面(図示せず)に集光させる対物レンズ3a3と、記録面で反射しビームスプリッタ3a2を通過したレーザ光を検出する受光素子3a4と、を備えている。
また、この光ピックアップユニット3aを光ディスク11の記録面に対し垂直変位させる為のボイスコイル8と、光ピックアップユニット103aをディスク111の記録面に対し平行変位させる為のボイスコイル9と、が設けられている。
上記構成において、制御信号生成処理回路12Cは、アナログのフォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2を生成すると共に、これらをパルス幅変調して合成した合成信号S3と、デューテュー比50%のパルス信号である基準信号S12と、を出力する。
この合成信号S3と基準信号S12とは演算回路17に入力される。ここで、合成信号S3と基準信号S12とは、それぞれ基板PB1から基板PB2へFPC1を介して独立して配線されたパターンPs3,Ps12により伝達される。
演算回路17は、この2つの信号S3,S12の排他的論理和をとって3値出力である演算合成信号S13を出力する。
この演算合成信号S13は、復調回路18において、フォーカス制御復調信号S7fとトラッキング制御復調信号S8fとに復調されそれぞれ出力される。
フォーカス駆動回路6は、フォーカス制御復調信号S7fを入力してフォーカス駆動信号S9を出力し、トラッキング駆動回路7は、トラッキング制御復調信号S8fを入力してトラッキング駆動信号S10を出力する。
フォーカス駆動信号S9はボイスコイル8に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して垂直移動される。
トラッキング駆動信号S10はボイスコイル9に供給され、その電流に基づいて光ピックアップユニット3aの対物レンズ3a3が光ディスク11の記録面に対して平行移動される。
この平行移動に伴う反射光量の変化は、受光素子3a4により電気信号に変換され光検出信号S4として光検出信号受信処理回路5に伝達される。ここで、光検出信号S4は、光ピックアップユニット3aから基板PB2及びFPC1を介して基板PB1へと配線されたパターンPs4により伝達される。
処理回路5は、この光検出信号S4に基づいてフォーカスエラー信号S5及びトラッキングエラー信号S6を制御信号生成処理回路12にフィードバックすることで制御が行われる。
また、演算回路17は、出力する差分合成信号S13を、H(High)レベル,M(Mid)レベル,及びL(Low)レベルの3値とし、それぞれを、合成信号S3と基準信号S12との差分をとった結果の、正値,0(ゼロ),負値に対応させて出力する。
これにより、この差分合成信号S13に含まれる交流成分のエネルギーは大幅に低減し電磁波の輻射量も極めて少なくなるので、光検出信号へのクロストークもより低減される。
従って、信号処理回路1c及び光ピックアップ用駆動回路2c間の信号伝達において、合成信号S3と差分合成信号S13と光検出信号S4とを伝送する各配線パターンPs3,Ps13,Ps4を、互いに極めて接近させて設けることが可能となっている。もちろん、互いに隣接するように設けることができる。
また、この実施例も、信号をパルス幅変調して伝送しているので、デジタルパルス列として伝送する場合に比較して周波数が大幅に低くなって電磁波として輻射されにくく、光検出信号へのクロストークがより低減する。
図9は、フォーカス制御信号S1及びトラッキング制御信号S2と、これらをパルス幅変調したフォーカス制御信号S7p及びトラッキング制御信号S8pと、これらを基にして制御信号生成処理回路12Cから出力される合成信号S3及び基準信号S12と、演算回路17から出力される排他的論理和信号である差分合成信号S13と、復調回路13から出力されるフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fと、を示した図である。
具体的には、
図9(a)はフォーカス制御信号S1を示し、
図9(b)はトラッキング制御信号S2を示し、
図9(c)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたフォーカス制御信号S7pを示し、
図9(d)は、この実施例における合成前のパルス幅変調されたトラッキング制御信号S8pを示し、
図9(e)は、この実施例における合成信号S3を示し、
図9(j)は、この実施例における基準信号S12を示し、
図6(k)は、この実施例における差分合成信号S13を示し、
図6(f)は、この実施例における復調されたフォーカス制御復調信号S7fを示し、
図6(g)は、この実施例における復調されたトラッキング制御復調信号S8fを示している。
この図9において、合成信号S3は、信号開始を検出するためのヘッダーマークhm,デューティ比50%の基準信号ks,合成前のフォーカス制御信号S7p,及び合成前のトラッキング制御信号S8pにより構成される。
すなわち、図9の下方に示すように、所定の周期T0の区間n1,n2,・・・を設定すると、まず、n1にヘッダーマークhm、n2に基準信号ksを配列し、さらにn3に区間n3のフォーカス制御信号S7pを、n4を区間n4のトラッキング制御信号S8pとし、以下、フォーカス制御信号S7pとトラッキング制御信号S8pを交互に配列する。このn3以降の交互に配列された区間はデータ配列区間である。
フォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fの振幅は、差分合成信号S13から、具体的に以下のように得ることができる。
例えば、差分合成信号S13の区間n4のデータはその区間n4のトラッキング制御信号S8pが反映されているので、そのパルス幅ts1値を区間n5のトラッキング制御復調信号S8fの振幅とする。
差分合成信号S13の区間n5のデータはその区間n5のフォーカス制御信号S7pが反映されているので、そのパルス幅ts2値を区間n6のフォーカ制御復調信号S7fの振幅とする。
区間n6のトラッキング制御復調信号S8fは、区間n5の値をホールドする。
n7以降の各区間について、各振幅は同様に設定され、差分合成信号S13からフォーカス制御復調信号S7f及びトラッキング制御復調信号S8fが復調生成される。
上述した各実施例によれば、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とを伝送する配線パターンと光検出信号を伝送する配線パターンとを極めて近接して設けても、光検出信号に混入するクロストークが大幅に減少するので、光ディスクに対する光ピックアップのフォーカス及びトラッキング動作を極めて安定して、精度よく高速で行うことができる。
従って、光ディスクが大容量化し、高密度での情報の記録または再生を行う場合も、極めて良好に実行することができ、より高速でのリードライトが可能となる。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
本発明の光ディスク駆動装置の第1実施例を説明するためのブロック図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第1実施例の概略構成を説明するための図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第1実施例における信号処理を説明するための波形図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第2実施例を説明するためのブロック図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第2実施例の概略構成を説明するための図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第2実施例における信号処理を説明するための波形図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第3実施例を説明するためのブロック図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第3実施例の概略構成を説明するための図である。 本発明の光ディスク駆動装置の第3実施例における信号処理を説明するための波形図である。 従来の光ディスク駆動装置を説明するためのブロック図である。 従来の光ディスク駆動装置の概略構成を説明するための図である。
符号の説明
1a 信号処理回路
2a 光ピックアップ用駆動回路
3a 光ピックアップユニット
3a1 光源
3a2 ビームスプリッタ
3a3 対物レンズ
3a4 受光素子
5 光検出信号受信処理回路
6 フォーカス駆動回路
7 トラッキング駆動回路
8,9 ボイスコイル
10 スピンドルモータ
11 光ディスク
12 制御信号生成処理回路
13 復調回路
15 差動アンプ
17 演算回路
18 復調回路
50,50B,50C 光ディスク装置
hm ヘッダーマーク
ks 基準信号
PB1,PB2 基板
FPC1,FPC2 FPC
Ps3,Ps3r,Ps4,Ps12 配線パターン
S1,S7p フォーカス制御信号
S2,S8p トラッキング制御信号
S3 合成信号
S3R 合成反転信号
S4 光検出信号
S5 フォーカスエラー信号
S6 トラッキングエラー信号
S7 フォーカス制御信号
S7f フォーカス制御復調信号
S8 トラッキング制御信号
S8f トラッキング制御復調信号
S9 フォーカス駆動信号
S10 トラッキング駆動信号
S11 差動合成信号
S12 基準信号
S13 演算合成信号(三値信号)

Claims (10)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射して該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物レンズと、
    前記光ディスクからの反射光を検出して光検出信号を出力する受光部と、
    前記対物レンズを、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部と、
    前記光検出信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する光検出信号処理回路と、
    前記フォーカスエラー信号に基づくフォーカス制御信号とトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御信号とを生成すると共に、該フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号に基づく制御信号を出力する制御信号生成部と、
    前記制御信号に基づいて前記フォーカス駆動部を駆動させるフォーカス駆動信号と前記トラッキング駆動部を駆動させるトラッキング駆動信号とを出力する駆動信号生成部と、を備え、
    前記制御信号生成部は、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号を生成し、
    前記駆動信号生成部は、前記制御信号を復調してフォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とを生成する復調部を有し、該フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号とトラッキング駆動信号とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御信号を伝送する第1の配線パターンと、前記光検出信号を伝送する第2の配線パターンと、を有し、該第1及び第2の配線パターンが互いに隣接して設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 光ディスクにレーザ光を照射して該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物レンズと、
    前記光ディスクからの反射光を検出して光検出信号を出力する受光部と、
    前記対物レンズを、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部と、
    前記光検出信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する光検出信号処理回路と、
    前記フォーカスエラー信号に基づくフォーカス制御信号とトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御信号とを生成すると共に、該フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号に基づいて制御信号及び該制御信号の逆位相の反転制御信号を出力する制御信号生成部と、
    前記制御信号と前記反転制御信号とに基づいて前記フォーカス駆動部を駆動させるフォーカス駆動信号と前記トラッキング駆動部を駆動させるトラッキング駆動信号を出力する駆動信号生成部と、を備え、
    前記制御信号生成部は、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号を生成し、
    前記駆動信号生成部は、前記制御信号と前記反転制御信号との差動信号を出力する差動アンプと、該差動信号を復調してフォーカス制御復調信号及びトラッキング制御復調信号を生成する復調部と、を有し、該フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号とトラッキング駆動信号とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 前記制御信号を伝送する第1の配線パターンと、前記反転制御信号を伝送する第2の配線パターンと、を有し、該第1及び第2の配線パターンが互いに隣接して設けられていることを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記光検出信号を伝送する第3の配線パターンを有し、該第3の配線パターンが、前記第1及び第2の配線パターンのいずれかに隣接して設けられていることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 光ディスクにレーザ光を照射して該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクに対してレーザ光を集光させる対物レンズと、
    前記光ディスクからの反射光を検出して光検出信号を出力する受光部と、
    前記対物レンズを、光軸方向に移動させるフォーカス駆動部及び光軸の直交方向に移動させるトラッキング駆動部と、
    前記光検出信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成する光検出信号処理回路と、
    前記フォーカスエラー信号に基づくフォーカス制御信号とトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御信号とを生成すると共に、該フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号に基づいて制御信号及び所定のデューティ比を有する基準信号を出力する制御信号生成部と、
    前記制御信号と前記基準信号とに基づいて前記フォーカス駆動部を駆動させるフォーカス駆動信号と前記トラッキング駆動部を駆動させるトラッキング駆動信号を出力する駆動信号生成部と、を備え、
    前記制御信号生成部は、フォーカス制御信号とトラッキング制御信号とをパルス幅変調したパルス信号にすると共に両信号を時分割合成して前記制御信号を生成し、
    前記駆動信号生成部は、前記制御信号を前記基準信号と比較して三値信号を出力する演算部と、該三値信号を復調してフォーカス制御復調信号及びトラッキング制御復調信号を生成する復調部と、を有し、該フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とからそれぞれ前記フォーカス駆動信号とトラッキング駆動信号とを生成して出力することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 前記制御信号を伝送する第1の配線パターンと、前記三値信号を伝送する第2の配線パターンと、前記光検出信号を伝送する第3の配線パターンと、を有し、前記第3の配線パターンが、少なくとも前記第1及び第2の配線パターンのいずれかに隣接して設けられていることを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置。
  8. 光ディスクに対して光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップから出射されるレーザ光により該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
    前記光ピックアップをフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
    前記フォーカス制御信号と前記トラッキング制御信号とを時分割合成して合成制御信号を生成する合成制御信号生成ステップと、
    前記合成制御信号を復調してフォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とを生成する復調ステップと、
    前記フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とに基づいて前記光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。
  9. 光ディスクに対して光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップから出射されるレーザ光により該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
    前記光ピックアップをフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
    前記フォーカス制御信号と前記トラッキング制御信号とを時分割して合成した合成制御信号と、該合成制御信号の逆位相となる反転制御信号と、を生成する合成制御信号生成ステップと、
    前記合成制御信号と前記反転制御信号との差動信号を生成する差動信号生成ステップと、
    該差動信号を復調してフォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とを生成する復調ステップと、
    前記フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とに基づいて前記光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。
  10. 光ディスクに対して光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動させ、該光ピックアップから出射されるレーザ光により該光ディスクに対する情報の再生または記録を行う光ディスク装置における光ピックアップの駆動方法において、
    前記光ピックアップをフォーカス駆動させるためのフォーカス制御信号とトラッキング駆動させるためのトラッキング制御信号とをパルス幅変調により生成する制御信号生成ステップと、
    前記フォーカス制御信号と前記トラッキング制御信号とを時分割して合成した合成制御信号と、所定のデューティ比を有する基準信号と、を生成する合成制御信号生成ステップと、
    前記合成制御信号を前記基準信号と比較して三値信号を出力する三値演算ステップと、
    該三値信号を復調してフォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とを生成する復調ステップと、
    前記フォーカス制御復調信号とトラッキング制御復調信号とに基づいて前記光ピックアップをフォーカス駆動及びトラッキング駆動する光ピックアップ駆動ステップと、を有することを特徴とする光ピックアップ駆動方法。
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