JP2008271876A - マイクロリアクター、並びに、それを用いた多段階酵素反応方法、及び、糖鎖連続合成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材1と基材1に形成されたマイクロチャンネル2とを有するマイクロリアクター10において、該マイクロチャンネル2が、直列に配設された複数の反応場3a,3b,3cを有し、該反応場3a,3b,3cが、酵素を固定した担体5と、該担体5の流れを止める堰止め部4とを有する。
【選択図】図2
Description
これらの機能発現のメカニズムの研究開発の推進には、効率的でかつ汎用性に富む糖鎖合成法の構築が求められる。しかし、糖鎖は、多様で高度に複雑であるため、未だ合成法は確立されていない。
糖鎖の合成法は、有機合成化学的手法と糖転移酵素を用いた手法とに大別でき、特に後者の方法として、マイクロチャンネル内に導入した担体に酵素を固定させる方法、酵素をマイクロチャンネル内壁に化学修飾により固定する方法等が挙げられる。
ことを特徴とする、マイクロリアクターに存する(請求項1)。
マイクロリアクターとは、マイクロチップの一種である。マイクロチップとは、各種基板上に、通常、幅数十μmから数百μm程度の流路を有することを特徴としたチップである。なお、該流路は、マイクロチャンネルという。
本発明のマイクロリアクターは、基材と基材に形成されたマイクロチャンネルとを有し、マイクロチャンネルが、直列に配設された複数の反応場を有し、さらにその反応場が、酵素を固定した担体と、該担体の流れを止める堰止め部とを有することを特徴としている。
以下、詳細にマイクロリアクターについて説明するが、以下の例に限定される物ではなく、本発明の効果を著しく損なわない限り、任意の部位を変更することができる。
本発明のマイクロリアクターに用いられる基材としては、多段階酵素反応に用いられる原料物質を含有する組成物(以下、適宜「反応組成物」ということがある)、酵素、及び生成物に対して反応性を示さなければ、本発明の効果を著しく損なわない限り制限はない。
中でも、ガラス、石英、又はシリカ等の珪酸化合物が好ましい。精度の良いマイクロチャンネルの形成が比較的容易であること、チャンネル内の化学修飾が可能であること、また、十分な耐薬品性、耐衝撃性を兼ね備えているためである。
なお、これらの材料は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を任意の組み合わせ、及び比率で併用してもよい。
また、板状体の一辺の長さは、通常0.5mm以上、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは10mm以上、また、通常50mm以下、好ましくは30mm以下、さらに好ましくは20mm以下である。この範囲を上回ると、高価となり、使い勝手が悪く、加工が困難になる傾向がある。
マイクロチャンネルは、多段階酵素反応において反応組成物を通過させる流路である。マイクロチャンネルは、通常1チップのマイクロリアクターにつき、1本のマイクロチャンネルを形成するが、2本以上のマイクロチャンネルを形成してもよい。2本以上のマイクロチャンネルを配設する場合には、マイクロチャンネル同士の位置関係は任意であり、それぞれ並列に配設してもよいし、直列に配設してもよいし、その他の位置関係で配設をしてもよい。
また、マイクロチャンネルは、一本路であってもよいし、分岐路であってもよい。また、マイクロチャンネルは直線状であってもよいし、曲線状であってもよい。
なお、これらの方法は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
マイクロチャンネルには、直列に複数の反応場が配設される。反応場とは、マイクロチャンネルのうち、反応組成物が通過すると酵素反応が進行する部位をいう。本発明においては、1つのマイクロチャンネル内に直列に複数の反応場が形成されている。反応場の数は、酵素反応の段階数以上存在すればよい。
酵素直接固定法は、ディスポーサブルの用途においては取り扱いが簡便になるという利点が有る反面、マイクロチャンネルに固定化された酵素は、特定の固定方法で固定化された場合を除き交換することはできず、該固定法以外でしか固定できない酵素を用いる場合には、一度酵素が失活すると、マイクロリアクターごと利用できなくなる。逆に、酵素担体固定法は、担体を取り替えることによって、マイクロリアクターを繰り返し利用することができ、また酵素を固定する素材を選択することができるため、用いることのできる酵素の種類が多くなる。従って、マイクロリアクターの用途によって適切な形態の反応場の種類を選択することが好ましい。
側道部の長さは、5mm以上15mm以下が好ましい。ビーズの充填をスムーズに行なうためである。
また、側道部とマイクロチャンネルとの交差角は、30°以上60°以下が好ましい。ビーズの充填をスムーズに行なうためである。
酵素担体固定法において用いられる単体は、反応組成物、酵素、及び生成物等に対して反応性を示さなければ、本発明の効果を著しく損なわない限り制限はない。
中でもアガロースが好ましい。生体触媒である酵素等を、アガロース表面だけでなく、アガロースが有する細孔にも高濃度に担持可能なためである。
なお、これらの材料は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を任意の組み合わせ、及び比率で併用してもよい。
多段階酵素反応は、本発明のマイクロリアクターを用いて行った酵素反応であればよく、公知の何れの酵素反応にも適用できる。
本発明のマイクロリアクターには、マイクロチャンネル内に直列に複数の反応場が配設されており、反応組成物がマイクロチャンネル内を流れる際に、各反応場を通過するごとに、1段階ずつ反応が進行し、各反応場をすべて経過したときに、多段階反応が完了する。
本発明のマイクロリアクターにおいては、反応場に固定することができれば、制限はない。マイクロリアクターを用いて行ないたい化学反応の種類に応じて、適宜選択することができる。例えば、糖転移酵素、糖加水分解酵素、リン酸化酵素、脱リン酸化酵素、酸化還元酵素、プロテアーゼ、薬物代謝に関わる酵素群等が挙げられる。
これらの酵素は1つの反応場に1種類の酵素を固定しもよいし、2種以上を任意の組み合わせ、及び比率で固定してもよい。
反応組成物は、酵素反応が進行すれば制限はないが、通常、原料物質が溶媒に溶解している組成物である。多段階酵素反応を行なう場合には、各反応段階で用いられる全ての原料物質を含有した反応組成物を用いる。各原料物質の構成比は、各反応場における反応効率(収率)等を考慮して調整することが好ましい。
これらの原料物質は1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ、及び比率で用いてもよい。
反応場における反応組成物の温度が、反応場に固定された酵素の反応至適温度の範囲になることが好ましい。具体的には、マイクロリアクター、及び反応組成物を予め至適温度で保温してから、反応組成物を流通させることが好ましい。至適温度より高すぎると、酵素が失活する可能性がある。また、至適温度より低すぎると、反応の進行が非常に遅くなり、マイクロリアクターから未反応の反応組成物が排出される可能性がある。
マイクロリアクター内で合成されたサンプルを、オンラインで分析することが好ましい。分析系をオンライン化すると、オフライン分析で必要とされる脱塩等の前処理(Sep pak等)を行なう必要がなく、迅速に結果に対する知見を得ることができるためである。ここで、オンライン分析とは、マイクロチップから内部試料を取り出すことなく系内で分光学的な手法などにより分析を行う、あるいは、直接質量分析装置にマイクロチップを連結し内部試料を直接質量分析法により構造解析することをいう。
マイクロリアクターにおける反応では、マイクロチャンネルという微小空間の中で反応を行なう。
微小空間は、マイクロチャンネルのもつ体積に対する表面積の比率が大きくなるため、従来の方法に比べ、酵素反応の反応効率を著しく向上させることができる。
さらに微小空間は、拡散距離が短く、酵素反応の反応効率を向上させることができる。この点、複数のマイクロリアクターを接続する場合にはコネクションに隙間などが生じる可能性があり、それにより拡散距離が長くなる可能性があった。しかし、本発明においては、マイクロチャンネル内に直列に複数の反応場を配設しているので、コネクション自体が存在しない。
また、微小空間は、熱容量が小さく、迅速な温度制御が容易である。
本発明の糖鎖連続合成方法は、反応場に糖転移酵素を固定したマイクロリアクターに、単糖、二糖等の糖を原料(基質)にした反応組成物を流通させることによって、糖鎖を合成する方法である。なお所望により、上記糖が結合した化合物を反応組成物に混合してもよい。
また、本発明の糖鎖連続合成法は、マイクロリアクターによって反応を行なうことの利点も得ることができ、したがって、各反応場において高効率な糖転移反応法を行なうことができる。さらに、マイクロチャンネル内に直列に複数の反応場が配設することによって、糖鎖の連続生合成反応が可能になる。
た。該反応は以下式(1)で表わされる。
(マイクロリアクターの製造)
本実施例で用いるマイクロリアクターの模式的な概念図を図2に示す。基材1はホウケイ酸ガラス(Pyrex)(登録商標)でできており、ここにフォトリソグラフィー法およびウエットエッチング法を用いて、幅560μm、深さ130μmのマイクロチャンネル2を形成した。また、各反応場3a,3b,3cには、高さ80μmの堰止め構造4を形成し、堰止め構造4の上流側に、幅410μm、深さ130μmで側道部6をそれぞれ1本ずつ、合計3本形成した。なお、本実施例は後述するように、3段階の糖鎖連続合成を行なったため、反応場は3ヶ所配設した。
アガロース製ビーズは、抗FLAG抗体標識したものを(以下、適宜「アガローズビーズ」ということがある)使用し、以下の方法で固定化酵素ビーズを得た。
アガロースビーズに、精製用FLAGタグを導入し昆虫細胞で発現し、免疫沈降法により精製した糖転移酵素GalT−I、GalT−II、(GlcA)T−Iをそれぞれ固定した。
分析系の機能ブロック図を図3に示す。まず、マイクロリアクターから得られたサンプルを、バルブ2を通しサンプルループ(2.5μL)に送液した。サンプルは、測定時以外は廃液として排出した。
サンプルの分析は、バルブ1及び2を切り替え、HPLCポンプを利用して、分析カラムへサンプルをインジェクトし、UV-IT-TofMS(島津製作所)によりオンライン検出を行った。
本分析システムにより合成生成物の定量と定性による評価が可能であった。
マイクロリアクターを用いて、二糖の酵素合成(第1段階の反応)を行った。
次に、シリンジポンプにて上記反応組成物をマイクロチップ内に一定流量で連続送液した。
図4は、UVクロマトグラフ(214nm)の結果を表している。後述するマススペクトル等の結果より、ピーク1は基質であるXyl−PNPであり、ピーク2は合成された二糖(Galβ1−4Xylβ−PNP)であると考えられる。ピークパターンより、収率約60%で二糖が得られていることが分かった。
また、図6は、ピーク2のマススペクトル(MS)の結果をあらわしている。Galβ1−3Xylβ−PNPの分子量は433であり、MSにおいて[M+Na]+、m/z=456が検出された。
マイクロリアクターを用いて、三糖の連続酵素合成(第1段階、及び第2段階の反応)を行った。
充填し、また、糖転移酵素GalT−IIを固定化したアガロース製ビーズを反応場3bに充填した。さらに、反応組成液のXyl−PNPの濃度を2mMとした。
上記の条件以外は、実施例1と同様に実施した。
図8は、UVクロマトグラフ(214nm)の結果を表している。実施例1におけるピークパターンと同様であるため、ピーク1は基質であるXyl−PNPであり、ピーク2はGalβ1−4Xylβ−PNPと考えられる。また、後述するマススペクトル等の結果より、ピーク3は合成された三糖(Galβ1−3Galβ1−4Xylβ−PNP)であると考えられる。ピークパターンより、収率約30%で三糖が得られていることが分かった。
マイクロリアクターを用いて、四糖連続酵素合成(第1段階、第2段階、及び第3段階の反応)を行った。
側道部より、糖転移酵素GalT−Iを固定化したアガロース製ビーズを反応場3aに
充填し、糖転移酵素GalT−IIを固定化したアガロース製ビーズを反応場3bに充填し、また、糖転移酵素(GlcA)T−Iを固定化したアガロース製ビーズを反応場3cに
充填した。さらに、反応組成液にUDP−GlcA(1mM)をさらに含有させた。また、反応場3a、3bの温度は37℃、反応場3cの温度は25℃であった。
上記の条件以外は、実施例1と同様に実施した。
図11は、UVクロマトグラフ(214nm)の結果を表している。実施例1におけるピークパターンと同様であるため、ピーク1は基質であるXyl−PNPであり、ピーク2はGalβ1−4Xylβ−PNPであり、ピーク3はGalβ1−3Galβ1−4Xylβ−PNPであると考えられる。
また、図12は、MSクロマトグラフ(m/z=770)の結果を表している。後述するマススペクトル等の結果より、ピーク4は、合成された四糖(GlcAβ1−3Galβ1−3Galβ1−4Xylβ−PNP)であると考えられる。
これは、反応生成物であるGlcAβ1−3Galβ1−3Galβ1−4Xylβ−PNPの分子量は771であり、MSで検出された([M−H]−, m/z=770)に相当する。
2 マイクロチャンネル
3,3a,3b,3c 反応場
4 堰止め部
5 担体
6 側道部
10 マイクロリアクター
Claims (4)
- 基材と基材に形成されたマイクロチャンネルとを有するマイクロリアクターにおいて、該マイクロチャンネルが、直列に配設された複数の反応場を有し、
該反応場が、酵素を固定した担体と、該担体の流れを止める堰止め部とを有する
ことを特徴とする、マイクロリアクター。 - 上記反応場に上記担体を挿入する側道を備える
ことを特徴とする、請求項1記載のマイクロリアクター。 - 請求項1記載のマイクロリアクターに、
前記酵素と接触して酵素反応を生じうる原料物質を含有する組成物を供給し、複数段階の酵素反応を行なう
ことを特徴とする、多段階酵素反応方法。 - 請求項3の多段階酵素反応方法によって、糖鎖を合成する
ことを特徴とする、糖鎖連続合成方法。
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