JP2008271277A - 面付装置、面付方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ページデータの作成や管理に係る負担を軽減すると共に面付工程や刷版工程における処理時間を軽減することを可能とする面付装置を提供する。
【解決手段】面付装置は、ページ位置44を複数の分割ページ位置45に分割して面付テンプレート19を作成する。面付装置は、この面付テンプレート19に基づいて、各ページの分割ページ位置45に分割ページを割り付ける。共通絵柄については、共通絵柄を有する1つの分割ページのページデータを用意して各ページの分割ページ位置45に割り付ける。これにより、ページデータの管理負担や面付工程や刷版工程における処理負荷や処理時間を軽減させることができる。また、ページデータの作成を分割ページ毎に分業化して効率化を図ることができる。
【選択図】図4
【解決手段】面付装置は、ページ位置44を複数の分割ページ位置45に分割して面付テンプレート19を作成する。面付装置は、この面付テンプレート19に基づいて、各ページの分割ページ位置45に分割ページを割り付ける。共通絵柄については、共通絵柄を有する1つの分割ページのページデータを用意して各ページの分割ページ位置45に割り付ける。これにより、ページデータの管理負担や面付工程や刷版工程における処理負荷や処理時間を軽減させることができる。また、ページデータの作成を分割ページ毎に分業化して効率化を図ることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、オフセット印刷の製版工程や刷版工程における面付処理を行う面付装置に関する。詳細には、刷版や用紙にページを配置したイメージデータである面付テンプレートを作成する面付装置に関する。
一般に、関連のある複数の店舗についてチラシを作成する場合、各店舗に共通の絵柄(共通絵柄)と各店舗毎に異なる絵柄(差替絵柄)が用いられる。全店共通の絵柄は、例えば、全店共通で取り扱っている商品の画像や価格情報である。各店舗毎に異なる絵柄は、例えば、店舗名や店舗の地図やセール製品に関する記事である。
各店舗のページデータは、DTP(Desk Top Publishing)アプリケーションによって作成される。尚、共通部分の有無に関係なく各店舗毎にページデータが作成される。面付装置は、面付テンプレートにページデータの面付処理を行って刷版イメージデータを作成する。RIP(Raster Image Processor)装置は、ページデータに対してRIP処理を行いページ記述言語データをラスタデータに変換する。。CTP(Computer To Plate)では、刷版イメージデータに基づいて、RIP処理されたページデータが刷版に出力される。
各店舗のページデータは、DTP(Desk Top Publishing)アプリケーションによって作成される。尚、共通部分の有無に関係なく各店舗毎にページデータが作成される。面付装置は、面付テンプレートにページデータの面付処理を行って刷版イメージデータを作成する。RIP(Raster Image Processor)装置は、ページデータに対してRIP処理を行いページ記述言語データをラスタデータに変換する。。CTP(Computer To Plate)では、刷版イメージデータに基づいて、RIP処理されたページデータが刷版に出力される。
面付処理に関しては、予定データとページデータと仕様データに基づいて面付処理を行って刷版イメージデータを作成する自動面付装置が提案されている(例えば、[特許文献1]参照。)。
また、刷版上に配置する面付部品や配置基準を階層的に登録することにより、ページ配置位置やマーク配置位置の算出に係る労力的負担を軽減する面付システムが提案されている(例えば、[特許文献2]参照。)。
また、刷版上に配置する面付部品や配置基準を階層的に登録することにより、ページ配置位置やマーク配置位置の算出に係る労力的負担を軽減する面付システムが提案されている(例えば、[特許文献2]参照。)。
しかしながら、従来の面付装置は、ページデータを単位として面付処理を行い、各ページデータ間の共通の絵柄については一切考慮しない。従って、共通の絵柄の有無に関わらず、各ページデータを作成する必要があり、ページデータの作成に係る労力的負担や管理負担が増大するという問題点がある。刷版工程では、各ページデータ間に共通の絵柄が存在する場合であっても、各ページデータについてRIP処理を行う必要があり、処理時間が増大するという問題点がある。
また、ページデータの一部分のみを変更する場合であっても、ページデータ全体についてデータ更新を行う必要があるという問題点がある。
また、ページデータの一部分のみを変更する場合であっても、ページデータ全体についてデータ更新を行う必要があるという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ページデータの作成や管理に係る負担を軽減すると共に面付工程や刷版工程における処理時間を軽減することを可能とする面付装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、刷版または用紙に少なくとも1つのページを配置して面付を行う面付装置であって、前記ページを複数に分割した分割ページの配置位置をページ位置情報として登録するページ位置情報登録手段と、前記ページ位置情報に基づいて前記複数の分割ページの配置位置を同一ページに並べて設定して面付テンプレートを作成する面付テンプレート作成手段と、を具備することを特徴とする面付装置である。
第1の発明の面付装置は、ページを複数に分割した分割ページの配置位置をページ位置情報として登録し、ページ位置情報に基づいて複数の分割ページの配置位置を同一ページの範囲内に並べて設定して面付テンプレートを作成する。面付装置は、面付テンプレートの作成結果を表示する。面付装置は、この面付テンプレートに基づいて、各ページに複数の分割ページを並べて割り付ける。面付装置は、刷版イメージデータを作成して表示する。
分割ページは、ページを複数に分割したページデータである。分割ベージは、複数のページ間で共通の共通絵柄を含むページデータや、複数のページ間で異なる差替絵柄を有するページデータである。
第1の発明では、各ページにおいて分割ページ位置を設定して面付テンプレートを作成し、共通絵柄を有する1つの分割ページを用意して各ページの分割ページ位置に割り付ける。これにより、ページデータの管理負担を軽減させることができる。また、共通絵柄に関しては1つの分割ページのページデータについてのみ処理を行えばよいので、処理負荷や処理時間を軽減させることができる。特に、刷版工程においてRIP処理の所要時間を大幅に軽減することができる。また、取り扱うページデータの容量を小さくすることができページデータの授受を円滑に行うことができる。また、ページデータの作成を分割ページ毎に分業化して効率化を図ることができる。
尚、複数の分割ページを隣接配置することによりページを構成可能であれば、分割ページの数や位置やサイズは特に限定されない。
第2の発明は、刷版または用紙に少なくとも1つのページを配置して面付を行う面付方法であって、前記ページを複数に分割した分割ページの配置位置をページ位置情報として登録するページ位置情報登録ステップと、前記ページ位置情報に基づいて前記複数の分割ページの配置位置を同一ページに並べて設定して面付テンプレートを作成する面付テンプレート作成ステップと、を具備することを特徴とする面付方法である。
第2の発明は、刷版または用紙に少なくとも1つのページを配置して面付を行う面付方法に関する発明である。
第3の発明は、第1の発明の面付装置として機能させるプログラムである。
第4の発明は、第1の発明の面付装置として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
第4の発明は、第1の発明の面付装置として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明によれば、ページデータの作成や管理に係る負担を軽減すると共に面付工程や刷版工程における処理時間を軽減することを可能とする面付装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る面付装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
(1.面付装置1の構成)
最初に、図1を参照しながら、面付装置1の構成について説明する。
図1は、面付装置1の機能ブロック図である。
最初に、図1を参照しながら、面付装置1の構成について説明する。
図1は、面付装置1の機能ブロック図である。
面付装置1は、分割ページ位置登録手段3、面付テンプレート作成手段7、分割ページ割付手段9、刷版イメージデータ作成手段13、記憶部15から構成される。尚、図1の面付装置1の構成は一例であり、様々な構成を採ることが可能である。
記憶部15は、ハードディスクやメモリ等の記憶手段であり、一時的あるいは恒久的に情報を保持する。記憶部15は、ページ位置情報17、面付テンプレート19、ページ割付情報20、刷版イメージデータ21を保持する。
ページ位置情報17は、面付テンプレート19におけるページの配置位置を示す情報である。
面付テンプレート19は、刷版あるいは用紙におけるページの配置位置を示す情報である。
ページ割付情報20は、面付テンプレート19に配置されたページのページ番号とページデータとを対応付ける情報である。
刷版イメージデータ21は、ページデータが割り付けられた面付テンプレート19を1つの刷版のイメージデータとした情報である。
ページ位置情報17は、面付テンプレート19におけるページの配置位置を示す情報である。
面付テンプレート19は、刷版あるいは用紙におけるページの配置位置を示す情報である。
ページ割付情報20は、面付テンプレート19に配置されたページのページ番号とページデータとを対応付ける情報である。
刷版イメージデータ21は、ページデータが割り付けられた面付テンプレート19を1つの刷版のイメージデータとした情報である。
分割ページ位置登録手段3は、それぞれ、刷版あるいは用紙における分割ページの位置を登録する。登録された位置情報は、ページ位置情報17として記憶部15に保持される。
面付テンプレート作成手段7は、ページ位置情報17に基づいて、分割ページの配置位置を示す面付テンプレート19を作成する。
分割ページ割付手段9は、それぞれ、ページ割付情報20に基づいて、面付テンプレート19が示す所定の配置位置に分割ページのページデータを割り付ける。
刷版イメージデータ作成手段13は、分割ページのページデータが割り付けられた面付テンプレート19に基づいて刷版イメージデータ21を作成する。
面付テンプレート作成手段7は、ページ位置情報17に基づいて、分割ページの配置位置を示す面付テンプレート19を作成する。
分割ページ割付手段9は、それぞれ、ページ割付情報20に基づいて、面付テンプレート19が示す所定の配置位置に分割ページのページデータを割り付ける。
刷版イメージデータ作成手段13は、分割ページのページデータが割り付けられた面付テンプレート19に基づいて刷版イメージデータ21を作成する。
(2.ハードウェア構成)
次に、図2を参照しながら、面付装置1のハードウェア構成について説明する。
図2は、面付装置1のハードウェア構成図である。
尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
次に、図2を参照しながら、面付装置1のハードウェア構成について説明する。
図2は、面付装置1のハードウェア構成図である。
尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
面付装置1は、CPU31、メモリ32、記憶部33、表示部34、入力部35、出力部36、通信部37等がシステムバス38を介して接続されて構成される。
CPU31(Central Processing Unit)は、ハードディスク、ROM、記録媒体等に格納される実行プログラム、OS(オペレーションシステム)のプログラム、アプリケーションプログラム等をメモリ32のRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、演算処理(四則演算や比較演算等)、ハードウェアやソフトウェアの動作制御等を行い、後述する各種機能を実現する。
メモリ32は、RAM及びROM等のメモリである。RAM(Random Access Memory)は、ROM(Read Only Memory)や記憶部33から読み出されたOS(Operation System)のプログラム、アプリケーションプログラム等を記憶する。RAMは、CPU31の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
記憶部33は、各種データを記憶する装置であり、例えば、ハードディスクである。記憶部33は、CPU31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS、各種データベース等が格納される。
表示部34は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
入力部35は、各種データの入力装置であり、例えば、キーボード、マウスである。出力部36は、各種データの出力装置であり、例えば、プリンタである。各種メディアとのデータ入出力を行うドライブ装置を入力部35及び出力部36として用いることもできる。
通信部37は、ネットワーク11を介して外部装置と接続・通信する通信制御装置である。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信が可能である。
システムバス38は、面付装置1内の各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路であり、例えば、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、AGP(Accelerated Graphics Port)バス、メモリバスである。
面付装置1は、記憶部33に格納するプログラム(実行プログラム、OSのプログラム等)をメモリ32上にロードしてCPU31の制御の下に、以下に示す各種処理を実行する。
(3.面付装置1の動作)
次に、図3〜図6を参照しながら、面付装置1の動作について説明する。
図3は、面付装置1の動作を示すフローチャートである。
次に、図3〜図6を参照しながら、面付装置1の動作について説明する。
図3は、面付装置1の動作を示すフローチャートである。
面付装置1は、操作者の操作指示に基づいて、分割ページ55(図6)の配置位置である分割ページ位置45を登録する(ステップ1001)。面付装置1は、分割ページ位置45をページ位置情報17として記憶部15に保存する(ステップ1002)。
面付装置1は、ページ位置情報17に基づいて、刷版位置42あるいは用紙位置43に対して分割ページ位置45を設定して面付テンプレート19を作成する。面付装置1は、面付テンプレート19を記憶部15に保存する(ステップ1003)。
図4は、面付テンプレート19の一態様を示す図である。
ページ位置44−1には、分割ページ位置45−1(ページ番号「1」)〜分割ページ位置45−5(ページ番号「5」)が隣接配置される。ページ位置44−2には、分割ページ位置45−6(ページ番号「6」)〜分割ページ位置45−8(ページ番号「8」)が隣接配置される。
ページ位置44−1には、分割ページ位置45−1(ページ番号「1」)〜分割ページ位置45−5(ページ番号「5」)が隣接配置される。ページ位置44−2には、分割ページ位置45−6(ページ番号「6」)〜分割ページ位置45−8(ページ番号「8」)が隣接配置される。
図3に戻り、面付装置1は、ページ割付情報20に基づいて面付テンプレート19に分割ページ55を割り付ける(ステップ1004)。面付装置1は、分割ページ55が割り付けられた面付テンプレート19に基づいて、刷版イメージデータ21を作成して記憶部15に保存する(ステップ1005)。
図5は、ページ割付情報20の一態様を示す図である。
ページ割付情報20は、ページ番号23とページデータ24とを対応付ける情報である。ページ番号23は、分割ページ位置45のページ番号を示す。ページデータ24は、分割ページ55のページデータを示す。
図5のページ割付情報20では、ページ番号「4」及びページ番号「8」には、同一の分割ページ55−4のページデータ「A.ps」が割り付けられる。ページ番号「1」〜ページ番号「3」には、それぞれ、分割ページ55−1のページデータ「a01.ps」〜分割ページ55−3のページデータ「a03.ps」が割り付けられる。ページ番号「5」〜ページ番号「7」には、それぞれ、分割ページ55−5のページデータ「a05.ps」〜分割ページ55−7のページデータ「a07.ps」が割り付けられる。
ページ割付情報20は、ページ番号23とページデータ24とを対応付ける情報である。ページ番号23は、分割ページ位置45のページ番号を示す。ページデータ24は、分割ページ55のページデータを示す。
図5のページ割付情報20では、ページ番号「4」及びページ番号「8」には、同一の分割ページ55−4のページデータ「A.ps」が割り付けられる。ページ番号「1」〜ページ番号「3」には、それぞれ、分割ページ55−1のページデータ「a01.ps」〜分割ページ55−3のページデータ「a03.ps」が割り付けられる。ページ番号「5」〜ページ番号「7」には、それぞれ、分割ページ55−5のページデータ「a05.ps」〜分割ページ55−7のページデータ「a07.ps」が割り付けられる。
図6は、刷版イメージデータ21の一態様を示す図である。
面付テンプレート19のページ54−1(ページ位置44−1)には、分割ページ55−1のページデータ(「a01.ps」)〜分割ページ55−5のページデータ(「a05.ps」)が割り付けられる。分割ページ55−1〜分割ページ55−5は、互いに隣接配置されてページ54−1を構成する。
面付テンプレート19のページ54−2(ページ位置44−2)には、分割ページ55−4のページデータ(「A.ps」)及び分割ページ55−6のページデータ(「a06.ps」)及び分割ページ55−7のページデータ(「a07.ps」)が割り付けられる。分割ページ55−4及び分割ページ55−6及び分割ページ55−7は、互いに隣接配置されてページ54−2を構成する。
面付テンプレート19のページ54−1(ページ位置44−1)には、分割ページ55−1のページデータ(「a01.ps」)〜分割ページ55−5のページデータ(「a05.ps」)が割り付けられる。分割ページ55−1〜分割ページ55−5は、互いに隣接配置されてページ54−1を構成する。
面付テンプレート19のページ54−2(ページ位置44−2)には、分割ページ55−4のページデータ(「A.ps」)及び分割ページ55−6のページデータ(「a06.ps」)及び分割ページ55−7のページデータ(「a07.ps」)が割り付けられる。分割ページ55−4及び分割ページ55−6及び分割ページ55−7は、互いに隣接配置されてページ54−2を構成する。
尚、分割ページ55−4は、ページ54−1及びページ54−2の両方のページに割り付けられる。すなわち、ページ54−1及びページ54−2には、共通絵柄として分割ページ55−4が配置される。
また、複数の分割ページ55を隣接配置することによりページ54を構成可能であれば、分割ページ55の数や位置やサイズは特に限定されない。また、分割ページ55は、ページ54全体と比較してデータ容量が小さいので管理負担が軽減される。
また、複数の分割ページ55を隣接配置することによりページ54を構成可能であれば、分割ページ55の数や位置やサイズは特に限定されない。また、分割ページ55は、ページ54全体と比較してデータ容量が小さいので管理負担が軽減される。
以上の過程を経て、面付装置1は、1つのページ位置44を複数の領域に分割し、各領域に分割ページ位置45を設定して面付テンプレート19を作成する。面付装置1は、この面付テンプレート19の各分割ページ位置45に分割ページ55を割り付ける。
このように、本発明の実施形態に係る面付装置1では、各ページ54毎にページ全体についてページデータを管理するのではなく、各ページ54を複数の領域に分割して各分割領域毎にページデータを管理する。
従って、各ページ54間で共通絵柄を配置する場合には、各ページ54毎に共通絵柄のページデータを用意する必要はなく、各ページ位置44において分割ページ位置45を設定して面付テンプレート19を作成し、共通絵柄を有する1つの分割ページ55を用意して各ページ位置44の分割ページ位置45に割り付ければよい。これにより、ページデータの管理負担を軽減させることができる。また、共通絵柄に関しては1つの分割ページ55のページデータについてのみ処理を行えばよいので、処理負荷や処理時間を軽減させることができる。特に、刷版工程においてRIP処理の所要時間を大幅に軽減することができる。また、取り扱うページデータの容量を小さくすることができページデータの授受を円滑に行うことができる。
従って、各ページ54間で共通絵柄を配置する場合には、各ページ54毎に共通絵柄のページデータを用意する必要はなく、各ページ位置44において分割ページ位置45を設定して面付テンプレート19を作成し、共通絵柄を有する1つの分割ページ55を用意して各ページ位置44の分割ページ位置45に割り付ければよい。これにより、ページデータの管理負担を軽減させることができる。また、共通絵柄に関しては1つの分割ページ55のページデータについてのみ処理を行えばよいので、処理負荷や処理時間を軽減させることができる。特に、刷版工程においてRIP処理の所要時間を大幅に軽減することができる。また、取り扱うページデータの容量を小さくすることができページデータの授受を円滑に行うことができる。
従来の面付装置では、関連のある複数の店舗についてチラシを作成する場合、各店舗間で共通絵柄が存在する場合であっても、各店舗毎にページデータを作成する必要があったが、本発明の実施形態の面付装置1では、共通絵柄のページデータと店名や地図等の差替絵柄のページデータとを独立に作成して、面付工程において同一ページに隣接配置して割り付けることができる。
これにより、ページデータの作成を分割ベージ毎に分業化して効率化を図ることができる。また、ページデータの修正が必要な場合であっても、必要な部分についてのみ修正を行うことができる。例えば、共通絵柄に修正が生じた場合であっても、複数の店舗の全てのページデータについて修正する必要はなく、共通絵柄を有する1つの分割ページについて修正を行えばよい。差替絵柄に修正が生じた場合には、ページ全体について修正を行う必要はなく、差替絵柄を有する分割ページについて修正を行えばよい。
これにより、ページデータの作成を分割ベージ毎に分業化して効率化を図ることができる。また、ページデータの修正が必要な場合であっても、必要な部分についてのみ修正を行うことができる。例えば、共通絵柄に修正が生じた場合であっても、複数の店舗の全てのページデータについて修正する必要はなく、共通絵柄を有する1つの分割ページについて修正を行えばよい。差替絵柄に修正が生じた場合には、ページ全体について修正を行う必要はなく、差替絵柄を有する分割ページについて修正を行えばよい。
(4.その他)
上述の実施形態のでは、1枚の刷版あるいは用紙の表面に2ページ(表裏4ページ)を面付する場合について説明したが、面付ページ数は2ページに限定されず、例えば、4ページ、8ページ、16ページを面付する場合も同様の処理により対応することができる。
上述の実施形態のでは、1枚の刷版あるいは用紙の表面に2ページ(表裏4ページ)を面付する場合について説明したが、面付ページ数は2ページに限定されず、例えば、4ページ、8ページ、16ページを面付する場合も同様の処理により対応することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る面付装置の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………面付装置
3………分割ページ位置登録手段
7………面付テンプレート作成手段
9………分割ページ割付手段
13………刷版イメージデータ作成手段
15………記憶部
17………ページ位置情報
19………面付テンプレート
20………ページ割付情報
21………刷版イメージデータ
31………CPU
32………メモリ
33………記憶部
34………表示部
35………入力部
36………出力部
37………通信部
38………システムバス
42………刷版位置
43………用紙位置
44………ページ位置
45………分割ページ位置
54………ページ
55………分割ページ
3………分割ページ位置登録手段
7………面付テンプレート作成手段
9………分割ページ割付手段
13………刷版イメージデータ作成手段
15………記憶部
17………ページ位置情報
19………面付テンプレート
20………ページ割付情報
21………刷版イメージデータ
31………CPU
32………メモリ
33………記憶部
34………表示部
35………入力部
36………出力部
37………通信部
38………システムバス
42………刷版位置
43………用紙位置
44………ページ位置
45………分割ページ位置
54………ページ
55………分割ページ
Claims (7)
- 刷版または用紙に少なくとも1つのページを配置して面付を行う面付装置であって、
前記ページを複数に分割した分割ページの配置位置をページ位置情報として登録するページ位置情報登録手段と、
前記ページ位置情報に基づいて前記複数の分割ページの配置位置を同一ページに並べて設定して面付テンプレートを作成する面付テンプレート作成手段と、
を具備することを特徴とする面付装置。 - 前記面付テンプレートの作成結果を表示する面付テンプレート表示手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の面付装置。
- 前記面付テンプレート上の前記分割ページの配置位置に前記分割ページを割り付けるページ割付手段と、
前記分割ページが割り付けられた前記面付テンプレートに基づいて、刷版イメージデータを作成する刷版イメージデータ作成手段と、
を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の面付装置。 - 前記刷版イメージデータの作成結果を表示する刷版イメージデータ表示手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の面付装置。
- 刷版または用紙に少なくとも1つのページを配置して面付を行う面付方法であって、
前記ページを複数に分割した分割ページの配置位置をページ位置情報として登録するページ位置情報登録ステップと、
前記ページ位置情報に基づいて前記複数の分割ページの配置位置を同一ページに並べて設定して面付テンプレートを作成する面付テンプレート作成ステップと、
を具備することを特徴とする面付方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の面付装置として機能させるプログラム。
- コンピュータを、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の面付装置として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
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