JP2008271089A - 音響再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピーカアレイを持つ音響再生装置の演算手段を小規模化する。
【解決手段】 スピーカユニットSPの配置が鏡面対称の場合、DSP10は、スピーカアレイ40が対面する空間を鏡面対称面により二等分した各セクタのうち一方のセクタに属する指向性パターンのみについて信号処理用のパラメータを発生する能力を持つ。他方のセクタに属する指向性パターンが指示された場合、DSP10は、この指向性パターンを鏡面反転させた指向性パターンに対応したパラメータを発生させて信号処理を行い、この結果得られる各スピーカユニットSP宛の駆動信号サンプルを、本来のスピーカユニットSPを鏡面反転させた位置のスピーカユニットSPに供給する。スピーカユニットSPの配置が回転対称である場合も同様な対処が可能である。
【選択図】図1

Description

この発明は、スピーカアレイにより音響再生を行う音響再生装置に関する。
スピーカアレイは、複数のスピーカユニットを1次元アレイ状または2次元アレイ状に配置した音響出力装置である。このスピーカアレイを備えた音響再生装置は、入力オーディオ信号から各スピーカユニットに与える駆動信号を各々発生する信号処理系を備えている。ここで、入力オーディオ信号から駆動信号を発生するための信号処理としては、遅延処理と係数乗算処理を組み合わせたものやFIR(Finite Impulse Response;有限インパルス応答)フィルタ処理等が用いられる。そして、この音響再生装置によれば、遅延処理の遅延量や係数乗算処理の係数を制御し、あるいはFIRフィルタ処理に用いるフィルタ係数列を制御することにより、入力オーディオ信号から各スピーカユニットに対する各駆動信号までの各伝達特性を制御し、スピーカアレイから放射する音響波の向きや指向性の幅を制御することができる(例えば特許文献1)。
特開平5−41897号公報
ところで、スピーカアレイを用いた音響再生装置では、実現する全ての種類の指向性パターンについて、入力オーディオ信号から各スピーカユニット宛の駆動信号を発生し得るように、各駆動信号を求めるための演算手段を構成しておく必要がある。このため、多様な指向性パターンでの音響放射を可能にしようとする場合に、各スピーカユニット宛の駆動信号を演算する演算手段が大規模になるという問題があった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、小規模な演算手段により多様な指向性パターンでの音響放射を行うことができる音響再生装置を提供することを目的としている。
この発明は、複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がある仮想平面について鏡面対称をなすスピーカアレイと、
指示された指向性パターンでの音響再生が前記スピーカアレイにより行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
(a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想平面により2個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記2個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
(b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタでないセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想平面について鏡面反転して、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置を前記仮想平面について鏡面反転した各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
を具備することを特徴とする音響再生装置を提供する。
この音響再生装置によれば、演算手段は、スピーカアレイが対面する空間を等分割した2つのセクタのうちの一方のセクタに属する指向性パターンに対応した演算能力を有していれば、この演算能力により、他方のセクタに属する指向性パターンに対応した演算をも行うことができる。従って、実現しようとする全ての指向性パターンに対応した演算を行うのに要する演算能力を半減させることができる。
また、この発明は、複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がその中心を垂直に貫く仮想回転対称軸についてN回対称をなすスピーカアレイと、
指示された指向性パターンでの音響再生が前記スピーカアレイにより行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
(a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想回転対称軸を各々含む1または複数の仮想平面によりN個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記N個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
(b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタから前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転(k=1〜N−1)したセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想回転対称軸廻りに−k/N回転させて、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置から前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転させた各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
を具備することを特徴とする音響再生装置を提供する。
この音響再生装置によれば、演算手段は、スピーカアレイが対面する空間をN等分割したN個のセクタのうちの1つのセクタ(上記所定のセクタ)に属する指向性パターンに対応した演算能力を有していれば、この演算能力により、他のセクタに属する指向性パターンに対応した演算をも行うことができる。従って、実現しようとする全ての指向性パターンに対応した演算を行うのに要する演算能力を1/Nにすることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の一実施形態である音響再生装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、音響再生装置1は、DSP(Digital Signal Processor;デジタル信号処理装置)10を有している。そして、DSP10の後段には、DSP10から出力されるデータを各々記憶するN個(Nは複数)のレジスタからなる出力サンプルレジスタアレイ20と、これらのN個のレジスタに記憶された各データのD/A変換を各々行うN個のD/A変換器31と、これらのD/A変換器31から出力されるアナログ信号を各々増幅するN個のアンプ32と、これらのアンプ32により各々駆動されるN個のスピーカユニットSPを平坦なバッフル面上にアレイ状に配列したスピーカアレイ40が設けられている。
DSP10には、図示しない音源から入力オーディオ信号が与えられ、図示しないホストコンピュータから指向性パターン指示情報が与えられる。ここで、入力オーディオ信号は、アナログオーディオ信号を所定のサンプリング周波数のサンプリングクロックによりサンプリングし、デジタル化した時系列サンプル列である。DSP10およびN個のD/A変換器31には、この入力オーディオ信号のサンプリング周波数と同一周波数のメインクロック(図示略)が与えられる。また、指向性パターン指示情報は、スピーカアレイ40から放射する音響波の指向性パターンを指示する情報である。
DSP10は、演算部11と、プログラムメモリ12と、パラメータメモリ13と、ワークメモリ14とを有する。プログラムメモリ12には、演算部11が1サンプリング周期(上記メインクロックの1周期)の間に実行するプログラムが記憶される。このプログラムは、スピーカアレイ40のN個のスピーカユニットSPの駆動に各々用いるN個の駆動信号サンプルを入力オーディオ信号に基づいて算出するプログラムである。パラメータメモリ13には、このプログラムの実行の際に参照されるパラメータを格納したパラメータテーブルが記憶されている。
さらに詳述すると、本実施形態では、スピーカアレイ40による音響放射の指向性パターンとして、予め複数種類の指向性パターンが想定されている。パラメータテーブルは、これらの指向性パターンの各々について、各指向性パターンでの音響放射を行うために、入力オーディオ信号に施すべき信号処理のパラメータ(例えばFIRフィルタのためのフィルタ係数列)を定義したテーブルである。プログラムメモリ12に記憶されたプログラムは、このパラメータメモリ13内のパラメータテーブルを参照し、基本的には指向性パターン指示情報により指示された指向性パターンに対応付けられたパラメータを選択して信号処理に用いるように構成されている。
演算部11は、メインクロックが立ち上がる度に、このプログラムメモリ12内のプログラムの実行を開始し、同プログラムを構成する各命令をメインクロックよりも高速な演算クロックに同期して実行する。その際、ワークメモリ14は、演算部11により演算の途中結果の記憶などのためのワークエリアとして使用される。
各サンプリング周期において、演算部11は、プログラムメモリ12内のプログラムに従って、スピーカアレイ40のN個のスピーカユニットSPの駆動に各々用いるN個の駆動信号サンプルを発生し、発生した駆動信号サンプルを、出力サンプルレジスタアレイ20のN個のレジスタのうち該当するレジスタに書き込む。そして、N個のD/A変換器31は、各サンプリング周期において出力サンプルレジスタアレイ20に記憶されたN個の駆動信号サンプルをメインクロックに同期して一斉にアナログ信号に変換する。これらのN個のアナログ信号は、N個のアンプ32を介してスピーカアレイ40のN個のスピーカユニットSPに与えられる。これによりスピーカアレイ40から入力オーディオ信号に対応した音響波が放射される。
ところで、本実施形態のように、予め想定した各種の指向性パターンについて信号処理用のパラメータを予め用意し、パラメータテーブルとしてパラメータメモリ13に記憶させる場合、指向性パターンの種類が多くなると、パラメータメモリ13に記憶させるパラメータテーブルのサイズが大きなものとなる。本実施形態の目的は、このパラメータテーブルのサイズを減らすことにある。
本実施形態では、この目的を達成するため、スピーカユニットSPの配置に関して対称性を持ったスピーカアレイ40を採用し、この対称性を利用した信号処理を演算部11に行わせるようにしている。以下、その詳細を述べる。
図2(a)〜(c)は、本実施形態に好適なスピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置例を示す図である。図2(a)に示すスピーカアレイ40では、鏡面対称をなすように各スピーカユニットSPが配置されている。また、図2(b)および(c)に示す各スピーカアレイ40では、回転対称をなすように各スピーカユニットSPが配置されている。図2(b)は6回対称の例、図2(c)は4回対称の例である。
スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置が鏡面対称である場合、本実施形態におけるプログラムメモリ12内のプログラムおよびパラメータメモリ13内のパラメータテーブルの構成は次のようなものとなる。
まず、スピーカアレイ40が対面する空間を鏡面対称面により2個のセクタに等分割し、パラメータテーブルには、2つのセクタのうち所定のセクタに属する指向性パターンに対応した信号処理のためのパラメータのみを格納する。2つのセクタのうちいずれのセクタを所定のセクタとするかは任意である。指向性パターンとセクタとの帰属関係をどのように定めるかに関しては各種の態様があり得る。例えば、ある指向性パターンがあるセクタ内の方角を指すような指向性パターンである場合に、そのセクタをその指向性パターンの帰属先としてもよい。しかし、これはあくまでも一例であり、例えば実現する指向性パターンが鏡面対称をなすM対の指向性パターンである場合には、各対の一方の指向性パターンを所定のセクタに属する指向性パターンとし、他方を所定のセクタ以外のセクタに属する指向性パターンとすればよい。
プログラムは、指向性パターン指示情報により指示された指向性パターンが2つのセクタのいずれに属するかを判定するステップを含む。
指示された指向性パターンが2個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、プログラムは、指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により複数のスピーカユニットSPに与える駆動信号を得るための信号処理を演算部11に実行させる。具体的には、指示された指向性パターンに対応したパラメータを、パラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、このパラメータを用いた信号処理を演算部11に実行させる。そして、この信号処理により得られた各スピーカユニットSP向けの駆動信号サンプルが各スピーカユニットSPに与えられるように、各駆動信号サンプルを出力サンプルレジスタアレイ20における該当するレジスタに格納させる。
これに対し、指示された指向性パターンが所定のセクタでないセクタに属する指向性パターンである場合には、プログラムは、指示された指向性パターンを鏡面対称面について鏡面反転して、所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、所定の演算方法により複数のスピーカユニットSPに与える駆動信号を得るための信号処理を行う。具体的には、指示された指向性パターンを鏡面反転させた指向性パターンに対応したパラメータを、パラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、このパラメータを用いた信号処理を演算部11に実行させる。そして、この信号処理により得られた各スピーカユニットSP向けの駆動信号サンプルが、各スピーカユニットSPを鏡面反転させた各位置のスピーカユニットSPに与えられるように、各駆動信号サンプルを出力サンプルレジスタアレイ20における該当するレジスタに格納させる。
スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置がN回対称である場合、本実施形態におけるプログラムメモリ12内のプログラムおよびパラメータメモリ13内のパラメータテーブルの構成は次のようなものとなる。
まず、スピーカアレイ40が対面する空間をN回対称軸を含む1または複数枚の仮想平面によりN個のセクタに等分割し、パラメータテーブルには、N個のセクタのうち所定のセクタに属する指向性パターンに対応した信号処理のためのパラメータのみを格納する。鏡面対称の場合と同様、N個のセクタのうちいずれのセクタを所定のセクタとするかは任意である。また、実現する各指向性パターンと各セクタとの帰属関係の定め方も任意である。例えば、ある指向性パターンがあるセクタ内の方角を指すような指向性パターンである場合に、そのセクタをその指向性パターンの帰属先としてもよい。しかし、これはあくまでも一例であり、例えばN回対称をなす指向性パターンのグループがMグループあり、N×M種類の指向性パターンでの音響放射を行う場合には、グループ毎に、N回対称をなすN個の指向性パターンのうちの1つの指向性パターンを所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンをN回対称軸廻りにk/N回転(k=1〜N−1)ずつ回転させた各指向性パターンを所定のセクタ以外のセクタに属する指向性パターンとすればよい。
上記鏡面対称の場合と同様、プログラムは、指向性パターン指示情報により指示された指向性パターンがN個のセクタのいずれに属するかを判定するステップを含む。
指向性パターン指示情報により指示された指向性パターンがN個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、プログラムは、指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により複数のスピーカユニットSPに与える駆動信号を得るための信号処理を演算部11に実行させる。具体的には、指示された指向性パターンに対応したパラメータをパラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、このパラメータを用いた信号処理を演算部11に実行させる。そして、この信号処理により得られた各スピーカユニットSP向けの駆動信号サンプルが各スピーカユニットSPに与えられるように、各駆動信号サンプルを出力サンプルレジスタアレイ20における該当するレジスタに格納させる。
これに対し、指示された指向性パターンが所定のセクタからN回対称軸廻りにk/N回転(k=1〜N−1)させたセクタに属する指向性パターンである場合には、プログラムは、指示された指向性パターンをN回対称軸廻りに−k/N回転させて所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、所定の演算方法により複数のスピーカユニットSPに与える駆動信号を得るための信号処理を行う。具体的には、指示された指向性パターンを−k/N回転させた指向性パターンに対応したパラメータを、パラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、このパラメータを用いた信号処理を演算部11に実行させる。そして、この信号処理により得られた各スピーカユニットSP向けの駆動信号サンプルが、各スピーカユニットSPをN回対称軸廻りにk/N回転させた各位置のスピーカユニットSPに与えられるように、各駆動信号サンプルを出力サンプルレジスタアレイ20における該当するレジスタに格納させる。
次に、以上の処理について具体例を挙げて説明する。
まず、図3(a)および(b)を参照し、スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置が鏡面対称である場合について本実施形態による信号処理方法を説明する。図3(a)および(b)に示す例において、スピーカアレイ40における各スピーカユニットSPは、鏡面対称面Pについて鏡面対称をなしている。そこで、この鏡面対称面によりスピーカアレイ40が対面している空間を二等分し、例えばスピーカアレイ40に向かって右側の空間を第1セクタS1、左側の空間を第2セクタS2とする。
この例では、鏡面対称面Pについて鏡面対称をなす複数対の指向性パターン対が予め想定されている。そして、パラメータメモリ13内のパラメータテーブルには、これらの鏡面対称をなす複数対の指向性パターンのうち第1セクタS1に属する各指向性パターンのみについてパラメータを記憶している。なお、対をなす2つの指向性パターンの各々は、一方が第1セクタS1に属するものとなり、他方が第2セクタS2に属するものとなればよく、各指向性パターンと各セクタとの帰属関係をどのように定めるかは任意である。
図3(a)に示す例では、第1セクタS1に属する指向性パターンDaが指向性パターン指示情報により指示されている。この場合、演算部11は、プログラムメモリ12内のプログラムに従い、指向性パターンDaに対応したパラメータをパラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出す。そして、この読み出したパラメータを用いた信号処理を入力オーディオ信号に施し、スピーカアレイ40のN個のスピーカユニットSPの駆動に各々用いるN個の駆動信号サンプルを発生する。そして、発生したN個の駆動信号サンプルを、出力サンプルレジスタアレイ20のN個のレジスタのうち該当するレジスタに書き込む。これにより指向性パターンDaを持った音響波がスピーカアレイ40から放射される。
これに対し、図3(b)に示す例では、第2セクタS2に属する指向性パターンDbが指向性パターン指示情報により指示されている。パラメータメモリ13内のパラメータテーブルは、この指向性パターンDbに対応したパラメータを含んでいないが、この指向性パターンDbと鏡面対称をなす指向性パターンDaに対応したパラメータを含んでいる。そこで、演算部11は、プログラムメモリ12内のプログラムに従い、指向性パターンDaに対応したパラメータをパラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、この読み出したパラメータを用いた信号処理により、入力オーディオ信号からN個のスピーカユニットSP宛の駆動信号サンプルを発生する。そして、N個のスピーカユニットSP宛の駆動信号サンプルを、出力サンプルレジスタアレイ20のN個のレジスタのうち各スピーカユニットSPと鏡面対称をなすスピーカユニットSPに対応したレジスタに書き込む。すなわち、あるスピーカユニットSPa宛の駆動信号サンプルは、スピーカユニットSPaと鏡面対称をなすスピーカユニットSPbに供給されるように、スピーカユニットSPbに対応したレジスタに格納するのである。これにより指向性パターンDaと鏡面対称をなす指向性パターンDbを持った音響波がスピーカアレイ40から放射される。
次に、図4(a)および(b)を参照し、スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置が4回対称である場合について本実施形態による信号処理方法を説明する。図4(a)および(b)に示す例では、スピーカアレイ40と対面している空間が、4回対称軸を含む仮想平面P1およびP2により四等分されている。そして、この四等分された各空間は、スピーカアレイ40に向かって反時計廻りに第1セクタS1、第2セクタS2、第3セクタS3、第4セクタS4となっている。
この例では、スピーカアレイ40の中心を貫く仮想的な回転対称軸について4回対称をなす4個の指向性パターンのグループが予め複数グループ想定されている。そして、パラメータメモリ13内のパラメータテーブルは、これらの4回対称をなす複数グループの指向性パターンのうち第1セクタS1に属する各指向性パターンのみについてパラメータを格納している。なお、1つのグループを構成する4個の指向性パターンの各々は、反時計廻りに並んだ各指向性パターンが第1セクタS1、第2セクタS2、第3セクタS3および第4セクタS4に各々属していればよく、このルールが守られるのであれば、各指向性パターンと各セクタとの帰属関係をどのように定めるかは任意である。
図4(a)に示す例では、第1セクタS1に属する指向性パターンDcが指向性パターン指示情報により指示されている。この場合、演算部11は、プログラムメモリ12内のプログラムに従い、指向性パターンDcに対応したパラメータをパラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、この読み出したパラメータを用いた信号処理を入力オーディオ信号に施し、この結果得られるN個の駆動信号サンプルを、出力サンプルレジスタアレイ20のN個のレジスタに書き込む。これにより指向性パターンDcを持った音響波がスピーカアレイ40から放射される。
これに対し、図4(b)に示す例では、第3セクタS3に属する指向性パターンDdが指向性パターン指示情報により指示されている。パラメータメモリ13内のパラメータテーブルは、この指向性パターンDdに対応したパラメータを含んでいないが、この指向性パターンDdを−k/N=−2/4回転(時計廻り)させた第1セクタS1内の指向性パターンDcに対応したパラメータを含んでいる。そこで、演算部11は、プログラムメモリ12内のプログラムに従い、指向性パターンDcに対応したパラメータをパラメータメモリ13内のパラメータテーブルから読み出し、この読み出したパラメータを用いた信号処理により、入力オーディオ信号からN個のスピーカユニットSP宛の駆動信号サンプルを発生する。そして、N個のスピーカユニットSP宛の駆動信号サンプルを、出力サンプルレジスタアレイ20のN個のレジスタのうち各スピーカユニットSPを4回対称軸廻りにk/N=2/4回転(反時計廻り)させた各スピーカユニットSPに対応したレジスタに書き込む。すなわち、あるスピーカユニットSPc宛の駆動信号サンプルは、このスピーカユニットSPcを4回対称軸廻りに2/4回転させた位置のスピーカユニットSPdに供給されるように、スピーカユニットSPdに対応したレジスタに格納するのである。これにより指向性パターンDcを4回対称軸廻りに2/4回転させた指向性パターンDdを持った音響波がスピーカアレイ40から放射される。
以上説明したように、本実施形態によれば、スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置が鏡面対称である場合には、演算手段たるDSP10は、スピーカアレイ40が対面する空間を等分割した2つのセクタのうちの一方のセクタに属する指向性パターンに対応した演算能力を有していれば、この演算能力により、他方のセクタに属する指向性パターンに対応した演算をも行うことができる。従って、実現しようとする全ての指向性パターンに対応した演算を行うのに要する演算能力を半減させることができる。また、スピーカアレイ40におけるスピーカユニットSPの配置がN回対称である場合、演算手段たるDSP10は、スピーカアレイ40が対面する空間をN等分割したN個のセクタのうちの1つのセクタ(上記実施形態では第1セクタS1)に属する指向性パターンに対応した演算能力を有していれば、この演算能力により、他のセクタに属する指向性パターンに対応した演算をも行うことができる。従って、実現しようとする全ての指向性パターンに対応した演算を行うのに要する演算能力を1/Nにすることができる。従って、本実施形態によれば、信号処理に用いる演算手段の規模を小さくすることができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明にはこれ以外にも他の実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)スピーカアレイ40において、各スピーカユニットSPが配置されるバッフル面は曲面でもよい。
(2)上記実施形態では、信号処理のためのパラメータを求めるための演算処理としてテーブル参照処理を採用したが、テーブル参照処理以外の演算処理、例えば四則演算等の算術演算により、指示された指向性パターンに対応した信号処理のためのパラメータを算出するようにしてもよい。この場合も、算術演算によりパラメータの算出を行うプログラムを、特定のセクタ内の指向性パターンのみに対応した小規模なものにすることができるという利点がある。
この発明の一実施形態である音響再生装置1の構成を示すブロック図である。 同実施形態に好適なスピーカユニットSPの配置例を示す図である。 同実施形態においてスピーカユニットSPの配置が鏡面対称である場合における信号処理の方法を説明する図である。 同実施形態においてスピーカユニットSPの配置が4回対称である場合における信号処理の方法を説明する図である。
符号の説明
10……DSP、40……スピーカアレイ、SP……スピーカユニット、11……演算部、12……プログラムメモリ、13……パラメータメモリ。

Claims (4)

  1. 複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がある仮想平面について鏡面対称をなすスピーカアレイと、
    指示された指向性パターンでの音響再生が前記スピーカアレイにより行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
    (a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想平面により2個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記2個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
    (b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタでないセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想平面について鏡面反転して、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置を前記仮想平面について鏡面反転した各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
    を具備することを特徴とする音響再生装置。
  2. 複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がその中心を垂直に貫く仮想回転対称軸についてN回対称をなすスピーカアレイと、
    指示された指向性パターンでの音響再生が前記スピーカアレイにより行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
    (a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想回転対称軸を各々含む1または複数の仮想平面によりN個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記N個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
    (b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタから前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転(k=1〜N−1)したセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想回転対称軸廻りに−k/N回転させて、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置から前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転させた各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
    を具備することを特徴とする音響再生装置。
  3. コンピュータを、
    複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がある仮想平面について鏡面対称をなすスピーカアレイにより、指示された指向性パターンでの音響再生が行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
    (a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想平面により2個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記2個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
    (b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタでないセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想平面について鏡面反転して、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置を前記仮想平面について鏡面反転した各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  4. コンピュータを、
    複数のスピーカユニットをアレイ状に配列してなり、前記複数のスピーカユニットの配列がその中心を垂直に貫く仮想回転対称軸についてN回対称をなすスピーカアレイにより、指示された指向性パターンでの音響再生が行われるように、入力オーディオ信号に信号処理を施して前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を発生する手段であって、
    (a)前記スピーカアレイが対面する空間を前記仮想回転対称軸を各々含む1または複数の仮想平面によりN個のセクタに等分割し、前記指示された指向性パターンが前記N個のセクタのうちの所定のセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンに基づき、所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を各スピーカユニット宛に出力し、
    (b)前記指示された指向性パターンが前記所定のセクタから前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転(k=1〜N−1)したセクタに属する指向性パターンである場合には、前記指示された指向性パターンを前記仮想回転対称軸廻りに−k/N回転させて、前記所定のセクタに属する指向性パターンとし、この指向性パターンに基づき、前記所定の演算方法により前記複数のスピーカユニットに与える駆動信号を得るための信号処理を行い、この信号処理により得られた各スピーカユニット向けの駆動信号を本来のスピーカユニットの位置から前記仮想回転対称軸廻りにk/N回転させた各位置の各スピーカユニット宛てに出力する演算手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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