JP2008271062A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU1は、電源オン操作時に本体表面から露出している各種デバイスのうち所定機能(例えば、通話機能、カメラ機能、録音機能、音楽再生機能、テレビ放送受信機能など)に関連するデバイス(例えば、受話スピーカ7、撮影レンズ15、フラッシュ発光部16、イヤホンジャック18、録音マイク20、TVアンテナ12など)への操作有無を判別し、当該デバイスへの操作が有れば、その所定機能を制御する。
【選択図】 図1
Description
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
前記第2の判別手段は、電源オン/オフ操作、装置本体のスタイル変更操作のうち、少なくともそのいずれかの操作有無を検出する(請求項2記載の発明)。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項3記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
前記第1の判別手段は、表示画面の状態を所定状態として判別する(請求項4記載の発明)。
その他、請求項3記載の発明は、上述した請求項5〜10記載の発明を適用してもよい。
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、テレビ放送受信機能、カメラ機能、音楽再生機能、録音機能が備られている。CPU1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部3は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3及び図4に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、後述する機能テーブルFTなどが設けられている。記録メディア4は、着脱自在な可搬型メモリで、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成されている。
機能テーブルFTは、制御対象となる各種の機能と、この機能に関連するデバイスを指定する情報とを対応付けた構成で、その内容は予めユーザ操作によって任意に設定されたものである。すなわち、機能テーブルFTは、「制御対象」と「関連デバイス」とを対応付けたもので、図中“1”は、関連デバイスであることを示している。例えば、図示のように「制御対象」として“カメラ機能静止画撮影モード”が設定され、それに対応する「関連デバイス」として“撮影レンズ”が設定されている場合には、カメラ機能に関連する撮影レンズ15への人体接触に応じてカメラ機能を静止画撮影モードで起動すべきことを示している。同様に、「制御対象」として“カメラ機能動画撮影モード”が設定され、それに対応する「関連デバイス」として“撮影レンズ”及び“録音マイク”が設定されている場合には、カメラ機能に関連する撮影レンズ15及び録音マイク20への人体接触操作に応じてカメラ機能を動画撮影モードで起動すべきことを示している。
先ず、CPU1は、電源オン/オフキーPWの操作有無をチェックし(ステップA1)、電源オンが指示されるまでステップA6に移って待ち受け画面状態となる。いま、電源オン/オフキーPWの操作によって電源オンが指示されると(ステップA1でYES)、CPU1は、所定機能に関連するデバイスへの操作有無を検出するデバイス状態検出処理の実行に移る(ステップA2)。
先ず、CPU1は、通話機能に関連するデバイス(受話スピーカ7)に対応付けられているタッチセンサTS1からの検出信号に基づいて受話スピーカ7へのタッチ有無を判別し(ステップB1)、タッチ有りの場合には、その旨を示すために「受話スピーカフラグ」を“1”にセットする(ステップB2)。そして、CPU1は、カメラ機能に関連するデバイス(撮影レンズ15、フラッシュ発光部16)への操作有無を調べる(ステップB3、B5)。
(実施例2)
なお、上述した第1実施例においては、電源オン操作時に所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するようにしたが、この第2実施例においては、装置本体の形態(スタイル)変化時に所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、CPU1は、待ち受け画面を表示させている状態において(ステップC1)、形態変化検出部22からの検出信号に基づいて装置本体のスタイルが変化したか否かを判別する(ステップC2)。すなわち、前回の検出タイミングでのスタイルと今回の検出タイミングでのスタイルとを比較し、その変化有無を判別する。例えば、折り畳み型あるいはスライド型の装置本体であれば、「閉状態」から「開状態」に変化したか、逆に「開状態」から「閉状態」に変化したかを調べ、また、2軸ヒンジ型の装置本体であれば、「閉状態」から「通常状態」に変化したか、逆に「通常状態」から「閉状態」に変化したかを調べ、更に、「回転状態」から「ビュースタイル状態」に変化したか、逆に「ビュースタイル状態」から「回転状態」に変化したかを調べる。
(実施例3)
なお、上述した第1実施例においては、電源オン操作時に所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するようにしたが、この第3実施例においては、画面表示のオン/オフ変化時に所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するようにしたものである。
ここで、第1、第3の両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、CPU1は、待ち受け画面を表示させている状態において(ステップD1)、表示部9のオン/オフ変化の有無を調べる(ステップD2)、例えば、電源オン時、キー操作時、スタイル変化時に表示部のバックライトを所定時間点灯(オン)させたのち、微点灯状態を経て消灯(オフ)する場合に「オン」から「オフ」へ変化したか、逆に「オフ」から「オン」へ変化したかを調べる。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
3 記憶部
4 記録メディア
5 音声通話通信部
6 電話部
7 受話スピーカ
8 送話マイク
TS1〜TS5 タッチセンサ
9 表示部
10 操作部
11 デジタルテレビ放送受信部
12 TVアンテナ
13 アンテナ操作検出部
14 カメラ部
15 撮影レンズ
16 フラッシュ発光部
17 音響入出力部
18 イヤホンジャック
19 サウンドスピーカ
20 録音マイク
21 イヤホン接続検出部
22 形態変化検出部
A 操作部側筐体
B 表示部側筐体
FT 機能テーブル
Claims (12)
- 本体表面から露出している各種デバイスのうち所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別する第1の判別手段と、
所定操作の有無を判別する第2の判別手段と、
前記第1及び第2の判別手段によって操作有りがそれぞれ判別された際に、前記所定機能を制御する機能制御手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記第2の判別手段は、電源オン/オフ操作、装置本体のスタイル変更操作のうち、少なくともそのいずれかの操作有無を検出する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 本体表面から露出している各種デバイスのうち所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別する第1の判別手段と、
所定状態にあるか否かを判別する第2の判別手段と、
前記第1の判別手段によって操作有りと判別され、かつ、前記第2の判別手段によって所定状態にあると判別された際に、前記所定機能を制御する機能制御手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記第2の判別手段は、表示画面の状態を所定状態として判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。 - 前記所定機能が通話機能で、それに関連するデバイスがスピーカあるいはマイクの場合に、前記デバイスへの操作は、このスピーカあるいはマイクにタッチする接触操作、このスピーカあるいはマイクに近づける接近操作のうちそのいずれかの操作である、
ことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - 前記所定機能が音響入出力機能で、それに関連するデバイスが音声入出力デバイスの場合に、前記デバイスへの操作は、このデバイスにタッチする接触操作、このデバイスに近づける接近操作、このデバイスに外部機器を接続する接続操作のうちそのいずれかの操作である、
ことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - 前記所定機能が放送受信機能で、それに関連するデバイスがアンテナの場合に、前記デバイスへの操作は、このアンテナの引き出し操作あるいは引き入れ操作である、
ことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - 前記所定機能がカメラ機能で、それに関連するデバイスが撮影レンズ、フラッシュ発光部、マイクのうち少なくともそのいずれかの場合に、前記デバイスへの操作は、このデバイスにタッチする接触操作、このデバイスに近づける接近操作、このデバイスに外部機器を接続する接続操作、デバイス自体を可動させる可動操作のうち、そのいずれかの操作である、
ことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - 前記機能制御手段は、前記所定機能の起動、終了、一時停止、再開、モード設定のうちそのいずれかの制御を行う、
ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - 予め制御対象として設定されている所定機能毎に、それに関連するデバイスを記憶するデバイス記憶手段を更に設け、
前記第1の判別手段は、前記デバイス記憶手段を参照することによって前記制御対象機能に関連するデバイスに対する操作有無を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載の携帯端末装置。 - コンピュータに対して、
本体表面から露出している各種デバイスのうち所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するステップと、
所定操作の有無を判別するステップと、
前記判別の結果、操作有りがそれぞれ判別された際に、前記所定機能を制御するステップと、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに対して、
本体表面から露出している各種デバイスのうち所定機能に関連するデバイスへの操作有無を判別するステップと、
所定状態にあるか否かを判別するステップと、
前記判別の結果、操作有りと判別され、かつ、前記所定状態にあると判別された際に、前記所定機能を制御するステップと、
を実現させるためのプログラム。
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