JP2008269868A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008269868A
JP2008269868A JP2007109035A JP2007109035A JP2008269868A JP 2008269868 A JP2008269868 A JP 2008269868A JP 2007109035 A JP2007109035 A JP 2007109035A JP 2007109035 A JP2007109035 A JP 2007109035A JP 2008269868 A JP2008269868 A JP 2008269868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
ledn
current
light emitting
emitting diodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007109035A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Kitagawa
孝悦 北河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2007109035A priority Critical patent/JP2008269868A/ja
Publication of JP2008269868A publication Critical patent/JP2008269868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 温度センサを用いることなく、灯具内の温度に従って半導体光源の電流を制御すること。
【解決手段】 DC/DCコンバータ24により発光ダイオードLED1〜LEDnに対する電流を制御するときに、マイコン28においてLED温度検出信号112を取り込んで発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を算出し、算出した温度と温度制御線204を基にLED電流をディレーティングするための値を設定し、設定された値と電流検出フィードバック信号104から得られたLED電流を基に制御回路26において、LED電流をディレーティングするための制御信号を生成して、NMOSトランジスタ62のスイッチング動作を制御し、DC/DCコンバータ24から発光ダイオードLED1〜LEDnにディレーティングされた電流を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用灯具に係り、特に、光源を半導体発光素子で構成し、半導体発光素子を点灯するための点灯回路を備えた車両用灯具に関する。
従来、車両用灯具として、LED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子を光源に用いたものが知られており、この種の車両用灯具には、LEDの点灯を制御するための点灯制御回路が実装されている。
LEDを車両用灯具の光源に用いた場合、車両用灯具内の温度は、エンジンルーム等からの輻射熱や車両の走行状態等の影響を受けて大きく変化することがある。しかも、LEDは、ハロゲンバルブや放電バルブより耐熱温度が低いため、高温環境下においては、LEDの電流を減少させ、LEDのジャンクション温度を最大許容ジャンクション温度以下に抑える必要がある。そこで、車両用灯具内の温度をサーミスタなどの温度センサで検出し、温度センサの検出温度が閾値を超えたときにLEDの電流を減少させるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−276738号公報(第6頁から第7頁、図3参照)
しかし、車両用灯具内の温度を温度センサで検出し、温度センサの検出温度に基づいてLEDの電流を制御する構成を採用したのでは、温度センサが必要となり、システムが複雑化し、コストアップとなる。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、温度センサを用いることなく、灯具内の温度変化に従って半導体光源の電流を制御することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に係る車両用灯具は、半導体光源と、前記半導体光源に直列に接続されて前記半導体光源の点灯を制御するとともに、前記半導体光源の温度変化に伴い抵抗値が変化するスイッチ素子と、前記半導体光源と前記スイッチ素子間の電圧値を検出し、その電圧値に応じて前記半導体光源へ供給する電流を制御する電流制御部と、から構成した。
(作用)半導体光源の温度が変化すると、それに伴ってスイッチ素子の抵抗値が変化する。スイッチ素子の抵抗値が変化すると、半導体光源とスイッチ素子間の電圧値が変化するので、半導体光源とスイッチ素子間の電圧値に変化に応じて半導体光源へ供給する電流を制御することで、温度センサを用いることなく、灯具内の温度変化に従って半導体光源の電流を制御することができる。このため、サーミスタなどの温度センサが不要となり、回路構成の簡素化およびコスト低減を図ることができる。
請求項2に係る車両用灯具においては、請求項1に記載の車両用灯具において、前記半導体光源と前記スイッチ素子は灯具内の同一基板上に設けられた構成とした。
(作用)半導体光源とスイッチ素子を灯具内の同一基板上に設けることで、半導体光源の温度とスイッチ素子の抵抗値が互いに相関関係を保って変化し、スイッチ素子の抵抗値の変化から半導体光源の温度を高精度に求めることができる。
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る車両用灯具によれば、サーミスタなどの温度センサが不要となり、回路構成の簡素化およびコスト低減を図ることができる。
請求項2によれば、スイッチ素子の抵抗値の変化から半導体光源の温度を高精度に求めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す車両用灯具の回路構成図、図2は、NMOSトランジスタのオン抵抗の温度特性図、図3は、LED電流の温度制御線の特性図、図4は、車両用灯具の断面図である。
図1において、車両用灯具10は、電流制御部12と、光源部14を備えて構成されている。電流制御部12は、入力端子16、18と、調光信号入力端子20と、電源回路22と、DC/DCコンバータ24と、制御回路26と、マイコン28と、出力端子30と、検出端子32と、制御端子34と、検出端子36と、電流検出抵抗Rsを備えて構成されている。光源部14は、入力端子38と、検出端子40と、制御端子42と、検出端子44と、発光ダイオードLED1〜LEDnと、NMOSトランジスタ46を備えて構成されている。
入力端子16は、電源ライン48を介して、車両50の電源端子52に接続されており、電源端子52は、スイッチ54を介して、車載バッテリ(直流電源)56のプラス端子に接続されている。入力端子18は、接地されているとともに、電源ライン58を介して、車両50の電源端子60に接続されており、電源端子60は、車載バッテリ56のマイナス端子に接続されている。
電源回路22は、電源IC(Integrated Circuit)で構成されており、車載バッテリ56の直流電力を入力端子16から取り込み、入力した直流電力を安定化し、安定化された直流電力を制御回路26やマイコン28に供給する。
DC/DCコンバータ24は、例えば、フライバック型のスイッチングレギュレータとして、トランスT1と、ダイオードD1と、NMOSトランジスタ62と、コンデンサC1、C2と、抵抗R1、R2を備えて構成されており、コンデンサC1の一端側とトランスT1の一次側が入力端子16に接続され、ダイオードD1とコンデンサC2との接続点が出力端子30に接続され、NMOSトランジスタ62のゲートとソースがそれぞれ制御回路26に接続されている。
制御回路26は、例えば、IC(Integrated Circuit)で構成されて、演算器としての機能を有する。即ち、制御回路26は、抵抗R2の両端電圧から得られた電流検出信号100と、マイコン28からの温度ディレーティング制御信号102と、電流検出抵抗Rsの両端電圧から得られた電流検出フィードバック信号104を基にスイッチング信号(パルス信号)を生成し、生成したスイッチング信号(パルス信号)を制御信号106としてNMOSトランジスタ62のゲートに印加する。よって、制御回路26は、例えば、発光ダイオードLED1〜LEDnに流れる電流が規定の電流となるように、NMOSトランジスタ62のスイッチング動作を制御するようになっている。
この際、トランスT1に車載バッテリ56からの直流電圧が印加されたときに、NMOSトランジスタ62が制御信号106に従ってスイッチング動作する。例えば、NMOSトランジスタ62がオンになると、直流電圧が電磁エネルギーとしてトランスT1の一次巻線に蓄積され、次に、NMOSトランジスタ62がオフになると、蓄積された電磁エネルギーがトランスT1の二次巻線から放出される。放出された電磁エネルギーは、ダイオードD1で整流されるとともに、コンデンサC2で平滑され、直流電流に変換される。この直流電流は、出力端子30から出力ライン64、入力端子38を介して発光ダイオードLED1〜LEDnに供給される。
なお、DC/DCコンバータ24としては、フライバック型のスイッチングレギュレータの他に、ブートアップ型やブートダウン型のものを用いることができる。
マイコン28は、信号出力端子28aが制御回路26に接続され、信号入力端子28bが検出端子32に接続され、信号出力端子28cが制御端子34に接続され、信号入力端子28dが調光信号入力端子20に接続されている。検出端子32は、信号ライン66と検出端子40を介して、NMOSトランジスタ46のドレインに接続され、制御端子34は、信号ライン68と制御端子42を介して、NMOSトランジスタ46のゲートに接続され、調光信号入力端子20は、信号ライン70と車両の端子72を介して、車両電子制御ユニット(ECU)74に接続されている。車両電子制御ユニット(ECU)74は、LED1〜LEDnの点灯状態を調整するための調光信号108を生成し、生成した調光信号108を信号ライン70を介してマイコン28に送信するようになっている。
マイコン28は、例えば、CPU(Cetral Processing Unit)、RAM(Ramdom Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、I/O(Input/Output)インタフェース回路等を備えたパーソナルコンピュータで構成されており、調光信号108に応答して、LED1〜LEDnの点灯状態を制御するためのパルス信号であって、オンデューティが100%〜0%の範囲で変化するPWM(PulseWidth Modulation)制御信号110を生成する。マイコン28は、生成したPWM制御信号110をNMOSトランジスタ46のゲートに印加して、NMOSトランジスタ46のスイッチング動作を制御するようになっている。
複数の発光ダイオードLED1〜LEDnは、半導体光源として、互いに直列に接続されており、LED1〜LEDnのうちLED1のアノードは入力端子38に接続され、LEDnのカソードは、検出端子40とNMOSトランジスタ46のドレインに接続されている。NMOSトランジスタ46は、発光ダイオードLED1〜LEDnと直列に接続され、ドレインが検出端子40に接続され、ゲートが制御端子42に接続され、ソースが検出端子44と信号ライン76を介して電流制御部12の検出端子36に接続されている。
NMOSトランジスタ46は、信号ライン68からのPWM制御信号110に応答してスイッチング動作を行い、PWM制御信号110に従って発光ダイオードLED1〜LEDnの点灯を制御するとともに、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度変化に伴い抵抗値(オン抵抗の値)が変化するスイッチ素子として構成されている。
具体的には、NMOSトランジスタ46は、図2の特性200、202で示すように、オン抵抗(ドレイン−ソース間の抵抗RDS)が正の温度特性を有し、発光ダイオードLED1〜LEDnおよび周囲温度の上昇に応じてオン抵抗(抵抗RDS)が大きくなる。図2における曲線200は、ドレイン−ソース間電圧が小さいときの特性を示し、曲線202は、ドレイン−ソース間電圧が大きいときの特性を示す。
NMOSトランジスタ46の抵抗値(オン抵抗の値)が発光ダイオードLED1〜LEDnの温度変化に伴って変化することを利用して、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を検出するために、本実施例では、NMOSトランジスタ46を発光ダイオードLED1〜LEDnとともに、車両用灯具10内に配置する。NMOSトランジスタ46のドレイン電圧Vは、LED温度検出信号112として、検出端子40から検出ライン68を介してマイコン28に出力される。なお、発光ダイオードLED1〜LEDnとNMOSトランジスタ46に流れるLED電流をILEDとし、NMOSトランジスタ46のオン抵抗の値をRDSとすると、ドレイン電圧V=ILED×(Rs+RDS)となる。
マイコン28は、LED温度検出信号12を取り込み、LED温度検出信号112を基に発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を算出し、算出した温度に従って発光ダイオードLED1〜LEDnの電流を補正するための温度ディレーティング制御信号102を生成し、生成した温度ディレーティング制御信号102を制御回路26に出力するようになっている。
この際、制御回路26は、図3に示すように、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度T1〜T2に対応した温度制御線204の値を示す温度ディレーティング制御信号102を基に、LED電流ILEDを電流I1〜I2の範囲でディレーティングするためのスイッチング信号(パルス信号)を生成する。生成したスイッチング信号(パルス信号)は制御信号106としてNMOSトランジスタ62のゲートに印加され、発光ダイオードLED1〜LEDnに、ディレーティングされた電流が流れるように、NMOSトランジスタ62のスイッチング動作が制御されるようになっている。
図3において、電流I1は、電流検出抵抗Rsの両端電圧から得られた電流検出フィードバック信号104に相当し、電流I2は、電流I1に、電流I1をディレーティングするための1より小さい係数、例えば、0.3を掛けた電流に相当する。
ここで、制御回路26は、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度がT1以下のときには、温度ディレーティング制御信号102を1(電流I1)として処理し、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度がT2以上のときには、温度ディレーティング制御信号102を0.3(電流I1×0.3)として処理し、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度がT1〜T2の範囲にあるときには、温度ディレーティング制御信号102を1〜0.3(電流I1〜電流I1×0.3)として処理する。すなわち、制御回路26は、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度がT1よりも高くなったときには、LED電流ILEDを電流I1よりも漸次小さくするためのディレーティング処理を行う。
一方、光源部14は、図4に示すように、前面カバー80とランプボディ82により形成された灯室S内に収納されて、金属基板84上に実装されている。金属基板84は、略長方形の金属を絶縁層で覆うようにして形成されて、金属製台座86に支持されている。金属基板84上には、発光ダイオードLED1〜LEDnと、NMOSトランジスタ46と、入力端子38と、検出端子40と、制御端子42および検出端子44が実装されている。金属基板84上の発光ダイオードLED1〜LEDnに相対向して、ドーム状の反射鏡88が配置されており、反射鏡88は台座86に固定され、台座86は、ランプボディ82に固定されている。
反射鏡88は、その内側に光軸Axを中心軸として略楕円球面状に形成された反射面を備え、金属基板84上の発光ダイオードLED1〜LEDnが発光する光を前方へ向けて凸レンズ90の光軸寄りに集光反射させるようになっている。凸レンズ90は、台座86に支持されて、後方焦点位置F2を反射鏡88の反射面の焦点位置に一致させるようにして配置されている。この反射鏡88は、後方焦点位置F2を通過した凸レンズ90の下端に入射する光線L1の反射点Aよりも後方の反射面で、発光ダイオードLED1〜LEDnからの光を後方焦点位置F2に集光する。このため、光線L1は、配光パターンのうちの下側境界に投影される。
一方、凸レンズ90と発光ダイオードLED1〜LEDnとの間の領域のうち光軸Ax下方にはシェード92が配置されており、シェード92は凸レンズ90と一体に形成されている。シェード92には、後方焦点位置F2から下方に落ち込むエッジが形成されている。このため、後方焦点位置F2を含む焦点面上においてシェード92のエッジと反射鏡88により形成される光学像は、凸レンズ90により反転されて前方に投影される。この際、光軸Axに沿った光線L2は、配光パターンのうちの上側境界に投影される。
また、水平方向において、反射鏡88の焦点は後方焦点位置F2よりも凸レンズ90側に設けられており、後方焦点位置F2を含むシェード92のエッジは、反射鏡88の像面湾曲、つまり左右方向における焦点面の湾曲に対応して、上面から見た両側が前方へ湾曲して形成されている。このため、反射鏡88の反射により後方焦点位置F2よりも前方のエッジで結像した光学像は、凸レンズ90によって左右方向に拡大されて反転投影される。
なお、発光ダイオードLED1〜LEDnを半導体光源に用いるに際しては、単一のものを用いたり、直列接続された発光ダイオードLED1〜LEDnを単一の光源ブロックとして、光源ブロックを複数個並列接続したものを用いたりすることもできる。また、発光ダイオードLED1〜LEDnは、ヘッドランプ、ストップ&テールランプ、フォグランプ、ターンシグナルランプなど各種車両用灯具の光源として構成することができる。
上記構成において、スイッチ54がオンになり、車載バッテリ56からの直流電力がDC/DCコンバータ24に供給されたときに、マイコン28の出力によるPWM制御信号110に従ってNMOSトランジスタ46がオンになると、NMOSトランジスタ62のスイッチング動作に従って発光ダイオードLED1〜LEDnに規定の電流が供給され、発光ダイオードLED1〜LEDnの発光に伴う光が反射鏡88で反射した後、凸レンズ90と前面カバー80を透過して、車両前方に照射される。このとき、調光信号108によって減光点灯がマイコン28に指令されたときには、マイコン28から発光ダイオードLED1〜LEDnを減光点灯するためのPWM制御信号110が出力される。例えば、50%減光点灯のときには、オンディーティが50%となるPWM制御信号110が出力され、このPWM制御信号110に従ってNMOSトランジスタ46のオンオフ動作すると、発光ダイオードLED1〜LEDnが50%減光点灯する。
一方、発光ダイオードLED1〜LEDnが点灯しているときには、発光ダイオードLED1〜LEDnとNMOSトランジスタ46が同一の金属基板84上に配置されているので、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度とNMOSトランジスタ46のオン抵抗が互いに相関関係を保って変化するとともに、発光ダイオードLED1〜LEDnによる発熱や周囲温度の影響を受けて、発光ダイオードLED1〜LEDnとNMOSトランジスタ46の温度が共に変化する。このため、マイコン28において、光源部14から、オン抵抗(RDS)の変化に伴うNMOSトランジスタ46のドレイン電圧Vを示すLED温度検出信号112を取り込み、LED温度検出信号112を基に発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を算出し、算出した温度に従って発光ダイオードLED1〜LEDnの電流を補正するための温度ディレーティング制御信号102を生成し、生成した温度ディレーティング制御信号102を制御回路26に出力する。
このとき、温度ディレーティング制御信号102に応答した制御回路26は、電流検出フィードバック信号104から得られた発光ダイオードLED1〜LEDnのLED電流ILEDが電流I1であって、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度がT1〜T2の範囲にあるときには、温度ディレーティング制御信号102を基に、LED電流ILEDをLED電流I1〜I2の範囲でディレーティングするためのスイッチング信号(パルス信号)を生成する。制御回路26は、生成したスイッチング信号(パルス信号)を制御信号106としてNMOSトランジスタ62のゲートに印加し、発光ダイオードLED1〜LEDnに、ディレーティングされた電流が流れるように、NMOSトランジスタ62のスイッチング動作を制御する。
この結果、発光ダイオードLED1〜LEDnには、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度や周囲温度の上昇に応じてディレーティングされた電流が流れ、周囲温度の上昇に伴って発光ダイオードLED1〜LEDnに過電流が流れるのを防止することができ、過電流から発光ダイオードLED1〜LEDnを保護することができる。
本実施例によれば、NMOSトランジスタ46のオン抵抗の変化(ドレイン電圧Vの変化)利用して、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を算出し、この算出結果を基に発光ダイオードLED1〜LEDnの電流を制御するようにしたため、温度センサを用いることなく、車両用灯具10内の温度変化に応じて発光ダイオードLED1〜LEDnの電流を制御することができ、サーミスタなどの温度センサが不要となり、回路構成の簡素化およびコスト低減を図ることができる。
また、本実施例によれば、発光ダイオードLED1〜LEDnとNMOSトランジスタ46を車両用灯具10内の同一の金属基板84上に配置したため、発光ダイオードLED1〜LEDnの温度とNMOSトランジスタ46のオン抵抗が互いに相関関係を保って変化し、NMOSトランジスタ46のオン抵抗の変化から発光ダイオードLED1〜LEDnの温度を高精度に求めることができる。
本発明の一実施例を示す車両用灯具の回路構成図である。 NMOSトランジスタのオン抵抗の温度特性図である。 LED電流の温度制御線の特性図である。 車両用灯具の断面図である。
符号の説明
10 車両用灯具
12 電流制御部
14 光源部
24 DC/DCコンバータ
26 制御回路
28 マイコン
46、62 NMOSトランジスタ
LED1〜LEDn 発光ダイオード

Claims (2)

  1. 半導体光源と、
    前記半導体光源に直列に接続されて前記半導体光源の点灯を制御するとともに、
    前記半導体光源の温度変化に伴い抵抗値が変化するスイッチ素子と、
    前記半導体光源と前記スイッチ素子間の電圧値を検出し、その電圧値に応じて前記半導体光源へ供給する電流を制御する電流制御部と、
    からなることを特徴とする車両用灯具。
  2. 請求項1に記載の車両用灯具において、
    前記半導体光源と前記スイッチ素子は灯具内の同一基板上に設けられていることを特徴とする車両用灯具。
JP2007109035A 2007-04-18 2007-04-18 車両用灯具 Pending JP2008269868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007109035A JP2008269868A (ja) 2007-04-18 2007-04-18 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007109035A JP2008269868A (ja) 2007-04-18 2007-04-18 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008269868A true JP2008269868A (ja) 2008-11-06

Family

ID=40049130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007109035A Pending JP2008269868A (ja) 2007-04-18 2007-04-18 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008269868A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9081555B2 (en) 2012-07-13 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for current derating with integrated temperature sensing
JP2017212052A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 市光工業株式会社 車両用灯具及びその車両用灯具の製造方法
JP2019051759A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具
CN110312894A (zh) * 2017-02-17 2019-10-08 株式会社小糸制作所 照明装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9081555B2 (en) 2012-07-13 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for current derating with integrated temperature sensing
JP2017212052A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 市光工業株式会社 車両用灯具及びその車両用灯具の製造方法
CN110312894A (zh) * 2017-02-17 2019-10-08 株式会社小糸制作所 照明装置
JP2019051759A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4251941B2 (ja) ヘッドランプ
JP4030903B2 (ja) 車両用灯具
JP4535383B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
US7173375B2 (en) Vehicular lamp
US9894721B2 (en) Lighting device, headlight apparatus using the same, and vehicle using the same
JP2004276737A (ja) 車両用灯具
JP6697737B2 (ja) 点灯装置、及びそれを備える車両用照明装置
JP6720753B2 (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
JP2004276739A (ja) 車両用灯具
JP2007188692A (ja) Ledランプ装置
WO2015016068A1 (ja) 車両用灯具
US20160044757A1 (en) Led driving device and lighting apparatus
JP6664659B2 (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
JP2010140824A (ja) 電源装置及び照明装置
JP2008269868A (ja) 車両用灯具
US9345075B2 (en) Vehicular headlamp
JP2007242292A (ja) 車両用灯具
JP2005260895A (ja) 信号伝送システムおよび車両用灯具
JP2005190825A (ja) 車両用前照灯
KR20090029123A (ko) 자동차 led 헤드 램프 냉각 장치 및 방법
JP6423784B2 (ja) Led照明用電源装置
JP2019051759A (ja) 車両用照明装置および車両用灯具
JPWO2015119046A1 (ja) 車両用灯具制御システム
CN108933381B (zh) 用于车辆的前照灯装置
CN108633147B (zh) 点灯电路以及车辆用灯具