JP2008268084A - 着脱型配電系短絡障害検出装置 - Google Patents

着脱型配電系短絡障害検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 過電流が短時間流れる瞬間的過電流事故の発生部位を確実かつ容易に確定可能な着脱型配電系短絡障害検出装置を提供すること。
【解決手段】電源ライン20の電源電圧低下を検出したらそれを持続的に報知し、この電源ライン20から分岐する各分岐電源ライン21を群別してそれぞれ着脱式着脱自在型電流センサを装着し、各電流センサごとに過電流の発生の有無を判定し、過電流を検出した着脱自在型電流センサ101の信号に基づいて過電流発生を持続して警報する。これにより、過電流発生部位を確実簡単に判定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場等の配電系の瞬時的乃至一時的な短絡障害を検出する配電系の短絡検出技術に関する。
各種のプラントや装置における配電系は、電源部から末端の種々の電気機器や電子機器(以下、負荷と総称する)へ順次分岐していく順次分岐配電網を有している。
自動化などの進展とともにプラントの配電系から電源電力が給電されて作動する電気機器や電子機器の総数は莫大な数に達している。このような事情は、船舶や航空機などの比較的大規模なシステムにおいても同様である。また、産業ロボットや工作機械などもそれぞれ多数のセンサなどの負荷を装備するため、共通の電源系からこれら多数の負荷に電源電力を配電するには、順次分岐する多数の分岐配電ラインからなる分岐配電網(配電系とも言う)を用いる。
この種の配電系では、種々の理由により分岐配電ラインの絶縁不良やセンサ不良による短絡事故が生じることがある。なお、本明細書で言う短絡事故とは、レアアースすなわち配電系や負荷の電気抵抗値の異常低下による過電流事故や地絡事故を含むものとする。短絡事故は次の二つに大別することができる。その一つは短絡が持続する持続短絡事故であり、他の一つは非常に短い時間の短絡が生じた後、元の状態に回復する瞬間短絡事故である。経験上、後者は前者の予兆として生じることが多いことが認識されている。持続的短絡事故に対しては、順次分岐配電網に電源電力を分配する電源に装備される過電流保護装置を作動させることが一般におこなわれている。短絡部位確定作業では、CT又はクランプメータと呼ばれる変流器式電流センサにより、順次分岐配電網の各分岐配電ラインの電流を一つ一つ順番に調べるのが一般的である。以下、この方法を電流順次検出方式と呼ぶ。この種の用途に用いられる変流器式電流センサの一例が下記の特許文献1に記載されている。
特開2001−33490号公報
しかしながら、上記した電流順次検出方式による従来の短絡部位確定作業は、多数の分岐配電ラインが高密度に配線されているコントロールボックス内などにて行う必要があり、作業が容易ではなかった。
特に制御用電源電力としての直流電源電力をセンサなどの種々の電子機器に配電する制御用配電系では、短絡事故により過電流が生じてもたとえば制御用電源内の過電流抑制回路の動作あるいはその他の原因により過電流が短い時間流れた後、減少するためその検出が一層困難となっていた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、過電流が短時間流れる瞬間的過電流事故の発生部位を確実かつ容易に確定可能な着脱型配電系短絡障害検出装置を提供することをその目的としている。
上記課題を解決する第1発明は、所定レベルの電源電圧を出力する電源回路から多数の負荷へ電源電力を配電する多数の分岐配電ラインを有する配電系の電源電圧低下を検出する着脱型配電系短絡障害検出装置において、前記配電系からの前記電源電力の受電及び前記電源電圧の検出のための着脱型端子と、検出した前記電源電圧が所定のしきい値電圧未満に低下したかどうかを判定する電圧低下判定回路と、前記判定結果に基づいて前記電源電圧が所定のしきい値電圧未満に低下した場合に持続的に発報する発報回路とを有し、前記配電系に接続自在に形成されていることをその特徴としている。
すなわち、この発明の着脱型配電系短絡障害検出装置は、たとえば電源回路の出力端子などに着脱自在に取り付けられる。短絡事故などにより、電源回路の出力端子から配電系を通じて過電流が流れると、電源回路の過電流抑制回路又は内部抵抗などにより電源回路の出力端子の電圧すなわち電源電圧が短い時間だけ低下し、その後に電源電圧が許容範囲に回復する瞬間的電圧低下が生じることが多い(瞬間短絡事故あるいは一過性過電流事故とも言う)。
本発明では、電源回路の作動後、この電源電圧低下が生じたことを検出した場合にその後、持続的にそれを発報する。これにより、一過性過電流事故の後、電源回路から出力される電源電圧が回復したとしても、エンジニアは、瞬間的電圧低下が過去に発生したかどうかを理解することができるため、短絡部位確定作業が容易となる。
上記発報は、好適には保守エンジニアが容易に視認可能なようにたとえば発光素子などを用いて視覚的に行われることが好適であるが、音響的に行われてもよくその他の報知手段を用いて行われてもよい。
また、本発明装置は、たとえばクリップ端子などの着脱型端子を有しているため、装着、取り外し、移動が容易であり、作業性に優れる利点も有している。
好適な態様において、前記電圧低下判定回路及び発報回路は、前記電源回路から給電される電源電力により駆動される。このようにすれば、装置駆動電力供給が簡素となる。
好適な態様において、前記電圧低下判定回路は、複数の前記しきい値電圧と前記電源電圧との比較により前記電源電圧の低下レベルも判定し、前記発報回路は、前記電源電圧の低下レベルに関する情報も報知する。これにより、過電流のレベルによる電源電圧低下原因の分別を行うことができる。たとえば、電源電圧低下が定格値の数十%程度であれば電源回路不良などの可能性を第1の事故原因候補とすることができ、電源電圧が0Vに近い値まで落ち込んだ場合には配電系から負荷側の不良を第1の事故原因候補とすることができる。
好適な態様において、前記電圧低下判定回路は、前記しきい値電圧を前記電源電圧の定格値の大きさに応じて変更するしきい値変更機能を有する。このようにすれば、それぞれ異なる定格電圧を出力する各電源回路ごとに最適なしきい値電圧を設定できる他、特定の電源に対して複数のしきい値判別を行って、過去の事故経験情報に基づいて短絡部位の初期的な推定を行うこともできる。
上記課題を解決する第2発明は、所定レベルの電源電圧を出力する電源回路から多数の負荷へ電源電力を配電する多数の分岐配電ラインを有する配電系の過電流を検出する着脱型配電系短絡障害検出装置において、前記各分岐配電ラインの電流を複数群に分けてそれぞれ検出する多数の着脱自在型電流センサと、前記各着脱自在型電流センサの検出電流と所定のしきい値電流とを比較して過電流の発生を前記各電流センサごとに判定する過電流判定回路と、前記判定結果に基づいて前記過電流発生と判定された場合に前記過電流が発生した前記電流センサを特定可能に持続的に発報する発報回路とを有し、前記配電系に対して接続自在に形成されていることを特徴としている。
すなわち、この発明によれば、複数の着脱自在型電流センサを順次分岐配電網の複数の分岐配電ラインに装着して各電流センサごとに過電流発生を検出し、過電流検出時にそれを持続的に発報する。
このようにすれば、負荷や配電系の不良により一時的に電源回路から過電流が流れ、その後、電源回路の過電流抑制回路などの作動乃至負荷の作動状態変化などにより過電流が消滅する一過性過電流事故が生じても、保守エンジニアは、順次分岐配電網のどの分岐配電ラインにそれが生じたかをただちに判別することができ、その後の復旧作業を迅速に行うことができる。また、この判別は、装置を運転しながら行うことができる。
上記発報は、好適には保守エンジニアが容易に視認可能なようにたとえば発光素子などを用いて視覚的に行われることが好適であるが、音響的に行われてもよくその他の報知手段を用いて行われてもよい。
また、本発明装置に装備される多数の電流センサは、着脱自在の着脱自在型電流センサであるため可搬性に優れるため、工場各部の多数の制御盤や配電板の短絡部位検出のために1台あればよく、経済的である。
好適な態様において、前記電流センサは、可撓性を有して一群の前記分岐配電ラインを束ねる電気絶縁性のテープ部と、このテープ部に巻回されて前記分岐配電ラインの磁界変化により電圧を発生する検出コイルと、前記テープ部の先端部に設けられて前記テープ部をリング状に保持する着脱可能接着部とを有する可撓型変流器からなる。このようにすれば、たとえば制御盤内などにおいて高密度に配線された順次分岐配電網の分岐配電ラインの電流を容易に検出することができる。
好適な態様において、前記テープ部に軟磁性を有する。これにより、着脱作業性の低下を抑止しつつ、コアレスタイプ(空芯型)に比べて検出感度を格段に向上することができる。
本発明の好適実施形態を以下に説明する。ただし、本発明は下記の実施形態に限定解釈されるべきものではなく、本発明の技術思想を他の公知技術の組み合わせにより実施してもよいことは当然である。この実施形態の着脱型配電系短絡障害検出装置による短絡部位確定作業を以下に説明する。
(配電系)
まず、短絡部位を判定すべき配電系を図1に示す。図1は制御電源用配電系を示す配電系統図である。
1はDC電源(本発明で言う電源回路)、2は端子台、3〜10はローカル中継ボックス、11〜18は負荷、19はプラス電源ライン、20はマイナス電源ライン、21は一次分岐配電ライン、22は二次分岐配電ラインである。100は、この実施形態の着脱型配電系短絡障害検出装置、101は着脱自在型電流センサ、102は短絡判定報知回路部である。
DC電源1、端子台2は、他の電子機器とともに不図示のメイン制御ボックスに装備されている。この実施形態では、DC電源1は商用交流電源電圧をDC24Vの制御用電源電圧に変換してその一対の出力端子1A、1Bからプラス電源ライン19とマイナス電源ライン20との間に出力している。DC電源1は、単相交流電圧を全波整流した後、PWM制御により出力電圧を24Vにフィードバック制御し、平滑して出力する通常の定電圧回路である。この実施形態では、プラス電源ライン19はコモン電位とされている。
マイナス電源ライン20は端子台2を通じて多数の一次分岐配電ライン21に分岐されている。メイン制御ボックスから引き出された各一次分岐配電ライン21はそれぞれ異なる外部のローカル中継ボックスまで配線される。図1では、8本の一次分岐配電ライン21がローカル中継ボックス3〜10に個別に接続されている。各ローカル中継ボックス3〜10はそれぞれ所定本の二次分岐配電ライン22に分岐している。図1では、ローカル中継ボックス3は8本の二次分岐配電ライン22を通じて8種類の負荷11〜18に個別に電源電力を給電している。言い換えれば、制御用電源電圧のマイナス電位を印加している。この実施形態では、負荷11〜18はセンサとされているが、適宜変更可能である。
短絡判定報知回路部102は、短絡判定とその持続的な報知とを行う可搬式(ポータブル)電子回路装置であって、一対の電圧検出端子103、104と、8個の着脱自在型電流センサ101とを有しており、これら電圧検出端子103、104は一対の電圧検出ライン105を通じて短絡判定報知回路部102に検出電圧を出力し、8個の着脱自在型電流センサ101は、8対の信号ライン106を通じて短絡判定報知回路部102に検出電流を出力している。
8個の着脱自在型電流センサ101は、二次コイルにより電流変化を検出するいわゆる変流器タイプの電流センサであって、図1では多数の一次分岐配電ライン21のうち互いに隣接して配線されている3乃至4本の一次分岐配電ライン21の電流をまとめて電流検出する状態が示されている。
短絡判定報知回路部102は、図2に示す電圧判定報知部200と、図3に示す電流判定報知部300とを有している。なお、電圧判定報知部200と電流判定報知部300とは別体に構成されてもよい。
(電圧判定報知部200)
(回路構成)
短絡判定報知回路部102の電圧判定報知部200について図2に示す回路図を参照して以下に説明する。
201はヒューズ、202は電源ランプ用LED、203は定電流ダイオードであり、電圧検出端子103、104をDC電源1の出力端子1A、1Bに接続した場合、DC電源1が電圧を出力していれば電源ランプ用LED202がオンする。電圧検出端子104は内部接地されており、電圧検出端子103の電圧V1は、平滑回路204を通じて定電圧回路205に印加され、定電圧回路205が出力する定電圧は、抵抗分圧回路206を通じてボルテージホロワ207、208に入力され、ボルテージホロワ207、208から抵抗分圧回路209、210で電圧調整されてしきい値電圧Vth1、しきい値電圧Vth2となり、しきい値電圧Vth1、Vth2はコンパレータ211、212の正入力端に印加される。コンパレータ212は本発明で言う電圧低下判定回路をなす。213、214は高周波ノイズバイパス用のコンデンサである。抵抗分圧回路206は、可変抵抗器206A、抵抗器206B、抵抗器206Cを直列接続して構成され、コンパレータ211にしきい値電圧Vth1を、コンパレータ212にしきい値電圧Vth2を出力する。なお、可変抵抗器206Aの代わりに抵抗値切り替え回路を用いてもよいことはもちろんである。また、電圧検出端子103の電圧V1は、抵抗分圧回路215により分圧されて、被検出電圧Vsとしてコンパレータ211、212の負入力端に印加される。コンパレータ211が出力する警報電圧Vo1は、LED216と定電流ダイオード217を直列接続してなる電圧低下警報報知回路218に出力される。コンパレータ212が出力する警報電圧Vo2は、LED219と定電流ダイオード220を直列接続してなる電圧低下警報報知回路(本発明で言う発報回路)221に出力される。
ダイオード223、224は状態保持用ダイオードであり、コンパレータ211、212がハイレベルを出力すると、コンパレータ211、212の+入力端電位すなわちしきい値電圧Vth1、Vth2を出力電圧ーダイオードの順方向電圧降下量までブーストし、その後の被検出電圧Vsの上昇によっても、コンパレータ211、212の出力電位が反転するのを防止する。
(動作)
被検出電圧Vsがしきい値電圧Vth1より低くなると、コンパレータ211はハイレベルを出力してLED216を点灯し、その後、リセットが行われるまで電圧低下警報を持続的に報知する。同じく、被検出電圧Vsがしきい値電圧Vth2より低くなると、コンパレータ212はハイレベルを出力してLED219を点灯し、その後、リセットが行われるまで電圧異常警報を持続的に報知する。
このように、LED216、LED219の両方が点灯している場合は、被検出電圧Vsが、しきい値Vth2未満となる電圧低下が発生したことを検知することができ、LED216が点灯し、LED219が消灯している場合は、被検出電圧Vsが、しきい値Vth1未満であって、かつVth2より大となる程度の電圧低下が発生したことを検知することができる。LED216のみが点灯する電圧低下状態を図3に、LED216、LED219が点灯する短絡状態を図4に示す。
222は、抵抗分圧回路215のハイレベル側の抵抗器と並列接続された手動のリセットスイッチであり、このリセットスイッチ222をオンすると、抵抗分圧回路215からコンパレータ211、212の負入力端に印加される被検出電圧Vsはほぼ電源電圧に等しくなり、コンパレータ211、212の+入力端電位すなわちしきい値電圧Vth1、Vth2より高くなるため、コンパレータ211、212はローレベルを出力し、LED216、219は消灯し、警報が解除される。
しきい値電圧Vth1は適宜設定され、かつ、DC電源1に定格出力電圧値に応じて可変抵抗器206Aの調整により適宜変更可能である。たとえばしきい値電圧Vth1は、電源電圧がDC電源1の定格出力電圧(DC24V)から20%程度低下したら、コンパレータ211が反転するように設定することができる。これにより、コンパレータ211は、DC電源1の内部劣化などによりその定電圧出力機能が弱化し、その電圧変動による電圧低下が所定レベルを超えて生じると、それを検出してLED216の点灯により報知する。更に、その後、DC電源1がPWM定電圧フィードバック制御機能や出力電流の減少などにより、DC電源1が出力する電源電圧が回復した場合でも、上記検出した過電流電圧低下をLED216の点灯持続により持続的に報知することができる。
しきい値電圧Vth2は適宜設定される。たとえばしきい値電圧Vth2は、電源電圧がDC電源1の定格出力電圧(DC24V)から90%以上低下したら、コンパレータ212が反転するように設定することができる。これにより、コンパレータ212は、DC電源1が給電する配電系に短絡障害が生じてDC電源1に過電流が流れ、DC電源1の内部抵抗や過電流抑制機能や定電圧制御機能の追従遅れなどによりDC電源1が出力する電源電圧が大幅に低下したことを検出する。更に、その後、DC電源1のPWM定電圧フィードバック制御機能などによりDC電源1が出力する電源電圧が回復した場合でも、上記検出した過電流電圧低下をLED219の点灯持続により持続的に報知することができる。
(電流判定報知部300)
(回路構成)
短絡判定報知回路部102の電流判定報知部300について図5を参照して以下に説明する。図3は、図1に示す8個の着脱自在型電流センサ101から検出した電流が過電流かどうかを判定し、過電流と判定した場合にそれを持続的に報知する回路を示す回路図である。ただし、図3は、1個の着脱自在型電流センサ101の出力を判定するための1チャンネルの電流判定報知回路を示す。残りの7個の着脱自在型電流センサ101からの出力も同一回路構成の他チャンネルの電流判定報知回路により個別に過電流判定される。この実施形態では、短絡判定報知回路部102を作動させるための電源電力は不図示の電池から給電されるが、AC電源から整流して給電してもよい。
着脱自在型電流センサ101の一端は接地され、他端はコンパレータ301の+入力端に印加され、コンパレータ301の−入力端には抵抗分圧回路302からしきい値電圧Vth0が印加される。コンパレータ301は本発明で言う過電流判定回路をなす。コンパレータ301の出力はローパスフィルタ303及びアンドゲート304を通じてフリップフロップ305にラッチされ、フリップフロップ305はLED回路306を点灯する。すなわち、着脱自在型電流センサ101が検出した過電流がしきい値電圧Vth0より大きければコンパレータ301の出力が反転してLED回路306が点灯される。307はしきい値電圧Vth0を調節するための抵抗分圧回路302の可変抵抗器である。LED回路306は本発明で言う発報回路をなす。
DC電源1が出力する電源電圧がたとえば2V程度まで低下してコンパレータ212が電圧異常出力信号としてハイレベル電位を出力すると、この電圧異常出力信号は遅延回路308、波形整形回路としてのコンパレータ309、フォトカプラ310を通じてアンドゲート304に作動禁止指令信号Siを出力する。311は電源側の負荷抵抗、312はフォトカプラ310のLED負荷抵抗としての定電流ダイオードである。
(動作)
短絡事故により過電流が分岐配電ラインに流れると、過電流のDC電源1に内蔵された過電流防止回路によりDC電源1の定格最大電流値の数倍程度の最大電流値を超えないように0.1〜0.2m秒程度の短期間の間に制御され、この制御によりDC電源1が出力する電源電圧は1V未満まで低下する。その後、なんらかの要因により短絡が解消すると、DC電源1が出力する電源電圧、出力電流は元のレベルに比較的短期間の間に回復する。
着脱自在型電流センサ101は、自己が検出する分岐配電ラインに上記過電流が流れると、上記電流の変化に比例する電圧をコンパレータ301に出力し、過電流が大きいと着脱自在型電流センサ101が検出する電圧Vxがしきい値電圧Vth0を超えるため、コンパレータ301はハイレベルを出力する。このハイレベルは積分機能を有するローパスフィルタ303を通じてアンドゲート304に印加される。アンドゲート304には電源側の負荷抵抗311を通じてハイレベルが印加されているため、フリップフロップ305がハイレベルを出力すると、LED回路306が持続的に点灯される。
上記した短絡事故は、DC電源1が出力する電源電圧を大きく低下させ、コンパレータ212がハイレベル電位を持続的に出力する。このハイレベル電位は遅延回路308で短時間遅延され、コンパレータ309で波形整形された後、フォトカプラ310を通じてアンドゲート304にローレベル電位を出力し、その後、合計8チャンネルの電流判定報知部300の各フリップフロップ305がハイレベルに出力状態遷移するのが禁止される。これにより、上記一過性過電流事故発生時の分岐配電ラインの電流を検出する着脱自在型電流センサ101から信号を受信するフリップフロップ305だけがLED回路306を点灯状態に保持する。このフリップフロップ305の出力電位は手動のリセットスイッチ313のオンによりローレベルにリセットされる。
瞬時的な短絡事故が発生した場合における電圧、電流の波形を図6に示すタイミングチャートに示す。図6では、約0.1秒程度の短絡状態が生じた場合に、電流は短絡開始直後に大きく検出される。その後、保護回路の機能により電圧(設備の電圧)がほぼ0まで低下するため、電流もほぼ0となる。その後、この電流、電圧の低下により保護回路が元の状態に復帰すると、短絡状況が解消されている場合、電圧、電流は元の状態に復帰する。
この瞬時的な短絡事故発生前後の電流波形、センサ電圧、LED回路306の点灯状態を図7に示す。図7において、Aは負荷をオフした時点、Bは負荷をオンした時点、Cは一時的な短絡事故が発生した時点を示す。時点A、Bでは、電流変化率が小さいためセンサ電圧(コイル出力電圧)は小さくLED回路306は点灯状態に達しない。これに対して、短絡時には電流変化率が大きいためにセンサ電圧(コイル出力電圧)はしきい値(検出レベル)を超え、LED回路306が点灯する。
(短絡部位確定作業)
次に、過電流事故が生じた短絡部位確定作業の手順を図1を参照して以下に説明する。
まずメイン制御ボックス内に接地されたDC電源1の出力端子1A、1Bに電圧検出端子103、104をクリップし、DC電源1に交流電圧を印加する。また、多数の一次分岐配電ライン21を8群に分けて8個の着脱自在型電流センサ101で各群の電流を検出する。これは、図1において1回目の電流検出位置として図示されている。いま、図1に示す短絡部位Sにて短絡が生じている場合、第1番目の着脱自在型電流センサ101の電流を判定する電流判定報知回路のLED回路306だけが持続的に点灯するため、短絡が図1に示す多数の一次分岐配電ライン21の最初の4本のどれかに生じていることがわかる。そこで、4個の着脱自在型電流センサ101をこれら4本の一次分岐配電ライン21に個別に装着し、リセット動作を行った後、再度短絡状態の発生を判定する。この判定により、4個の着脱自在型電流センサ101のうち最初の着脱自在型電流センサ101の電流を判定する電流判定報知回路のLED回路306だけが持続的に点灯するため、短絡が図1に示すローカル中継ボックス3に接続されている合計8本の二次分岐配電ライン22又はそれらに接続された負荷11〜18に生じていること判明する。
そこで、各着脱自在型電流センサ101をこれら8本の二次分岐配電ライン22に個別に装着し、リセット動作を行った後、短絡状態の発生を判定する。この判定により、4番目の二次分岐配電ライン22又はそれに接続される負荷14のどちらかに短絡部位が存在することがわかる。その後、負荷14を二次分岐配電ライン22から切り離し、リセット動作を行った後、短絡状態の発生を判定する。この時、短絡が発生すれば、この二次分岐配電ライン22が短絡部位であることがわかり、短絡が発生しなければ負荷14が短絡部位であることが確定する。
(着脱自在型電流センサ例1)
着脱自在型電流センサ101の好適例を図8に示し、この着脱自在型電流センサ101を一次分岐配電ライン21に巻着した例を図9に、着脱自在型電流センサ101の製作例を図10に示す。
この着脱自在型電流センサ101は、接着部400にて裏表逆に接着されたマジックテープ片(本発明で言うテープ部)401、402とこれらマジックテープ片401、402に巻回された細いエナメル銅線からなる検出コイル403とからなる。404はマジックテープ片401、402の着脱自在の密着部(本発明で言う着脱可能接着部)である。このようにすれば、きわめて優れた可撓性に優れた空芯型変流器を低コストにて実現することができる。一次分岐配電ライン21に流れる電流がその周囲に形成する磁束は検出コイル403と鎖交して、検出コイル403に電圧を誘起する。
(変形態様)
検出コイル403が巻着される上記マジックテープ片401、402又はそれに相当するテープ状の基部は、いわゆるダストコアの原料としての軟磁性フェライト粉末や軟鉄粉が充填されたゴムテープなどにより形成されることができる。これにより感度を大幅に改善することができる。また、この場合には、検出コイル403はテープ状の基部の任意の部位に巻着することができる。
(着脱自在型電流センサ例2)
次に、着脱自在型電流センサ101の好適例を図11、図12を参照して説明する。図11は着脱自在型電流センサ101を一次分岐配電ライン21に巻着する前、図11は着脱自在型電流センサ101を一次分岐配電ライン21に巻着した後、示す。
この着脱自在型電流センサ101は、樹脂製のグリップ500と、グリップ500の先端面から平行に突出する一対の長い軟磁性板501、502と、ヨーク503と、検出コイル504とを有している。検出コイル504は棒状のヨーク503に巻回されており、検出コイル504及びヨーク503はグリップ500の先端部に埋設されている。
長い軟磁性板501の基端部はヨーク503の一端面に密着しておりい長い軟磁性板501の先端部は長い軟磁性板502の側へ向けて湾曲している。長い軟磁性板502は、ヨーク503の他端面に接しつつグリップ500内の長孔にスライド自在に支持されている。
まず、長い軟磁性板502をグリップ500側に引っ込めた状態にて長い軟磁性板501の先端部を一次分岐配電ライン21の片側に挿入し(図11)、その後、長い軟磁性板502をグリップ500から引き出してその先端部を長い軟磁性板501の先端部に密着させる。これにより、一次分岐配電ライン21は、長い軟磁性板501、502とヨーク503とからなる閉磁気回路と鎖交することになり、一次分岐配電ライン21の電流変化によるこの閉磁気回路の磁束変化は、検出コイル504に電圧を誘起させる。
この着脱自在型電流センサ101は、従来のクランプ型電流センサにおいて、可動鉄片を揺動タイプからスライドタイプに変更した点をその特徴としている。このようにすると、ケーブルが高密度に多数配線されている場合でも目的のケーブルだけを閉磁気回路に良好に鎖交させることができ、作業性を向上させることができる。
なお、ヨーク503を省略して長い軟磁性板501、502を直接接触させても良い。この場合には、検出コイル504はたとえば長い軟磁性板501に巻回させることができる。通常、ケーブルは一直線に長く配線されるため、長い軟磁性板501、502の幅(紙面直角方向)は比較的長く設計することができ、長い軟磁性板501、502の厚さが薄くても必要な磁路直角断面積を容易に確保することができる。
(変形態様)
着脱自在型電流センサ101としては従来のクランプ型の変流器であってもよい。また、公知のホール素子や光ファイバを用いた電流センサを採用しても良い。
(その他の現象)
上記実施形態では、DC電源1は、過電流が生じた場合、DC電源1内蔵の過電流抑制回路による過電流の抑制により過電流が生じた後、一定時間経過すると着脱自在型電流センサが検出する電流は低下すると説明した。ただし、電磁誘導原理で電流を検出する着脱自在型電流センサ101が検出する電流は短絡発生時における電流変化が大きい期間が過ぎると自然に小さくなる。
制御電源用配電系を示す配電系統図である。 電圧判定報知部を示す回路図である。 電圧低下時の各部状態を示すタイミングチャートである。 瞬時的短絡時の各部状態を示すタイミングチャートである。 電流判定報知部を示す回路図である。 瞬時的短絡時の各部状態を示すタイミングチャートである。 負荷オンオフ時及び瞬時的短絡時の各部状態を示すタイミングチャートである。 第1の着脱自在型電流センサの好適例を示す模式平面図である。 第1の着脱自在型電流センサの好適例を示す模式斜視図である。 第1の着脱自在型電流センサの好適例を示す製作工程図である。 第2の着脱自在型電流センサの好適例を示す模式断面図(装着中)である。 第2の着脱自在型電流センサの好適例を示す模式断面図(装着後)である。
符号の説明
1 DC電源
1A、1B 出力端子
2 端子台
3〜10 ローカル中継ボックス
11〜18 負荷
19 プラス電源ライン
20 マイナス電源ライン
21 一次分岐配電ライン
22 二次分岐配電ライン
101 着脱自在型電流センサ
102 短絡判定報知回路部
103、104 電圧検出端子
105 電圧検出ライン
106 信号ライン
204 平滑回路
205 定電圧回路
206 抵抗分圧回路
207、208 ボルテージホロワ
209 抵抗分圧回路
211、212 コンパレータ
215 抵抗分圧回路
216、219 LED
217、220 定電流ダイオード
222 リセットスイッチ
301 コンパレータ
302 抵抗分圧回路
303 ローパスフィルタ
304 アンドゲート
305 フリップフロップ
306 LED回路
308 遅延回路
309 コンパレータ
310 フォトカプラ
311 負荷抵抗
313 リセットスイッチ
400 接着部
401、402 マジックテープ片
403 検出コイル

Claims (6)

  1. 所定レベルの電源電圧を出力する電源回路から多数の負荷へ電源電力を配電する多数の分岐配電ラインを有する配電系の電源電圧低下を検出する着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記配電系からの前記電源電力の受電及び前記電源電圧の検出のための着脱型端子と、検出した前記電源電圧が所定のしきい値電圧未満に低下したかどうかを判定する電圧低下判定回路と、前記判定結果に基づいて前記電源電圧が所定のしきい値電圧未満に低下した場合に持続的に発報する発報回路とを有し、前記配電系に接続自在に形成されていることを特徴とする着脱型配電系短絡障害検出装置。
  2. 請求項1記載の着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記電圧低下判定回路及び発報回路は、前記電源回路から給電される電源電力により駆動される着脱型配電系短絡障害検出装置。
  3. 請求項1又は2記載の着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記電圧低下判定回路は、
    複数の前記しきい値電圧と前記電源電圧との比較により前記電源電圧の低下レベルも判定し、
    前記発報回路は、前記電源電圧の低下レベルに関する情報も報知する着脱型配電系短絡障害検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記電圧低下判定回路は、
    前記しきい値電圧を前記電源電圧の定格値の大きさに応じて変更可能なしきい値変更機能を有する着脱型配電系短絡障害検出装置。
  5. 所定レベルの電源電圧を出力する電源回路から多数の負荷へ電源電力を配電する多数の分岐配電ラインを有する配電系の過電流を検出する着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記各分岐配電ラインの電流を複数群に分けてそれぞれ検出する多数の着脱自在型電流センサと、前記各着脱自在型電流センサの検出電流と所定のしきい値電流とを比較して過電流の発生を前記各電流センサごとに判定する過電流判定回路と、前記判定結果に基づいて前記過電流発生と判定された場合に前記過電流が発生した前記電流センサを特定可能に持続的に発報する発報回路とを有し、前記配電系に対して接続自在に形成されていることを特徴とする着脱型配電系短絡障害検出装置。
  6. 請求項6記載の着脱型配電系短絡障害検出装置において、
    前記電流センサは、
    可撓性を有して一群の前記分岐配電ラインを束ねる電気絶縁性のテープ部と、このテープ部に巻回されて前記分岐配電ラインの磁界変化により電圧を発生する検出コイルと、前記テープ部の先端部に設けられて前記テープ部をリング状に保持する着脱可能接着部とを有する可撓型変流器からなる着脱型配電系短絡障害検出装置。
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