JP2008265018A - 射出成形機における移動金型の姿勢制御装置 - Google Patents

射出成形機における移動金型の姿勢制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 固定金型に対する移動金型の調芯を高精度且つ自動的に遂行する移動金型の姿勢制御装置を提供する。
【解決手段】 移動金型取付板24と移動ダイプレートMVPとの間には調芯プレート26、28が配設されている。圧電素子ユニット40を構成している圧電素子PEは調芯プレートの上端面に当接し所定の電圧を与えることにより圧電素子が変位し調芯プレートを下方へ変位させることができる。姿勢測定手段を構成する受光部34、マーク38が設けられている。同受光部の受光領域には、デジタルスチールカメラ等で使用されているCCD(電化結合素子)が単位画素としてマトリックス状に多数配置され、制御装置内にはその各CCDの位置がアドレスに対応したメモリを備えるよう構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は射出成形機における移動金型の姿勢制御に係り、特に、固定金型に対する移動金型の調芯を高精度且つ自動的に遂行する移動金型の姿勢制御装置に関する。
射出成形機において使用される一対の固定金型および移動金型は、通常その軸芯が一致する状態で成形が行われることを前提にして設計されている。しかしながら、これら一対の固定金型、移動金型は射出成形機上において、それぞれ固定ダイプレート、移動ダイプレート上に取り付けられており、型閉じ状態、あるいは型締め状態では、移動金型取り付け作業の精度、取付面への塵埃の介在、成形時の応力による移動ダイプレートの変形などにより固定金型に対する移動金型の実際の姿勢は射出成形機の設計時に意図された状態と必ずしも一致しない。成形品の成形精度に対する高度化の要求が高まる中で、射出成形機に取り付けられた状態における一対の固定金型、移動金型の軸芯を可能な限り一致することが求められている。
こうした要求に対応する方法として、高精度の金型合わせができるように、型締油圧シリンダのピストンとタイバー、支持プレートとタイバーおよび移動ダイプレートと移動ダイプレート支持体の結合部のうち、型締め時に両金型が調芯されるように少なくとも一箇所以上の接合部に調芯機構を有するものが開示されている。(特許文献1)
また、可動金型が金型位置決め装置によって芯ずれが矯正されながら閉じるとき、金型位置決め装置に無理な力がかからない金型取付装置を提供するものとして、特許文献2には、移動ダイプレートに調芯面板を介して可動金型を取り付けた構造であって、可動型に働くねじれが金型位置決め装置に負担されない金型取付装置と、可動金型が自動調心される金型取付装置が開示されている。
前記特許文献2の段落0002〜0004には、
「射出成形機の型締装置は、固定金型を取り付ける固定プラテンと、可動金型を取り付ける可動プラテンとを少なくとも備え、可動プラテンを固定プラテンに対して進退、すなわち開閉させて金型の型開閉や型締めを行っている。そして、閉じた可動金型と固定金型の間に形成されるキャビティに射出装置から樹脂材料を充填して、成形品を成形する。
成形運転が開始されると、成形サイクル毎に高温に溶融された樹脂材料が金型に注入されて金型温度が上昇する。それで、金型に冷却水を循環させる等(温調)をして金型自身を冷却するとともに、金型とプラテンとの間に断熱板を入れて、金型自身やプラテンの温度の安定化を図ることが通常行われている。しかし、プラテンや金型の温度は、金型取り付け時の状態と運転開始後の状態とで異なり、時間の経過とともに両者の温度が変化するので、お互いの中心がずれてくる。この芯ずれは、プラテンや金型の構造や材料の違いによる熱変位量の差異によるものであるが、周囲の温度が変化するときにも発生する。このようにして、型締装置では、プラテンや金型の中心位置がわずかに芯ずれしてくることが多い。
この金型のわずかな芯ずれを矯正するため、通常、金型位置決め装置が金型に内蔵されている。金型位置決め装置は、例えば、ガイドピンが可動金型側に植設され、ガイドブッシュが固定金型に挿嵌されているものや、テーパ状の案内凸部と凹部とが設けられているものである。このような金型位置決め装置がお互いに挿嵌して位置決めすることによって、金型がその中心を一致させて閉まるようになっている。しかしながら、金型がプラテンに強固に固定されている状態で、芯ずれを上述のように矯正しながら成形運転を続けると、例えばガイドピンとガイドブッシュとの組み合わせでは、ガイドピンがガイドブッシュに常に片当たりして、ガイドピンとガイドブッシュとが早期に摩耗する。その結果、可動金型と固定金型との金型位置決め装置が甘くなって両金型の中心が芯ずれし、成形品の対向する2面の中心が芯ずれする。これは、精密な成形品、例えば、精緻に成形されるべき微細コネクタやレンズの品質を大きく損ねる原因になる。」(引用文1)
と記載されている。
さらに、特許文献2の段落0010には、
「上述した目的を達成するため、請求項1に係る射出成形機の金型取付装置は、金型位置決め装置(20)によって固定側金型(11)に位置決めされる可動金型(12)を、可動プラテン(2)に取り付ける射出成形機の金型取付装置において、可動金型(12)を取り付ける調心面板(31)、(32)、(33)を、調心ばね(42)、(142)、(242)、(52)、(152)、(252)、(301)によって水平方向および鉛直方向に平衡状態で予圧して支持することを特徴とするものである。」(引用文2)
と記載されている。
さらに、特許文献2の段落0030、0032には、ねじれ防止機能を有するメカニズムとして、
「調心面板31は、図6、図8に示すように、水平鉛直案内手段180によって次のように支持される。水平鉛直案内手段180は、鉛直位置決めピン181と水平位置決めピン182と可動ブロック183とからなり、調心面板31の上下に配置される。鉛直位置決めピン181が調心面板31の上下の端面両角に鉛直方向に植設され、水平位置決めピン182がブラケット151に固定されている。そして、鉛直位置決めピン181と水平位置決めピン182とがねじれの位置で直交した状態で挿通される可動ブロック183が、これらのピン181、182の間で移動可能に配置されている。これらによって、調心面板31は、これと可動プラテン2との隙間が0.01mm程度になるように案内される。もちろん、上記ピン181、182の動きが円滑になるように、可動ブロック183に砲金ブッシュやボールブッシュを挿入すると良い。なお、水平鉛直案内手段180は、図示した構成に限定されるものでなく、水平方向と鉛直方向が入れ替わった配置であっても良い。
このような第2実施例の金型取付装置では、可動ブロック183が水平位置決めピン182に水平方向に移動可能であり、鉛直位置決めピン181、すなわち調心面板31が可動ブロック183に鉛直方向に移動可能である。それで、調心面板31は、可動プラテン2の中心位置に拘束されずに可動プラテン2上で水平方向と鉛直方向との両方に同時に移動可能に案内される。また、金型が閉じるときにこれにねじれが働いても、水平鉛直案内手段180がこの負荷を支えることができる。調心面板31が位置決めピン181、182および可動ブロック183によって水平方向と鉛直方向に同時に支持されるからである。そして、水平鉛直案内手段180が調心面板31の中心から離れた位置に配置されているので、この負荷も過大にならない。」(引用文3)
と記載されている。
また、可動金型が固定金型に対して僅かに芯ずれしても、可動金型の位置を精密
に調整して、正確、かつ、容易に調芯できる金型取付装置を提供するものとして、特許文献3には、可動金型を取り付ける金型取付装置として、3枚の調芯面板を含むそれぞれ微調整機構を有する構造が開示されている。
特許文献3の段落0009には、
「可動金型が固定される可動プラテンの調心面板を中心軸に直交する平面上で直交する2方向にそれぞれ微調整可能に構成して固定金型の中心軸と可動金型の中心軸を一致させ、さらに中心軸を中心にして回転方向にも微調整可能とすることにより、可動金型と固定金型の中心軸の位置決めすなわち調芯を高精度に効率よく行うことのできる射出成形機の金型取付装置を提供することを目的としている。また、中心軸に直交する平面上の2方向と回転方向のそれぞれの微少移動を表示する表示装置を設けることにより、煩雑な位置決め作業を定量的に確認しながら迅速に行うことが可能な射出成形機の金型取付装置を提供することを目的とする。」(引用文4)
と記載されている。
さらに、特許文献3の段落0035〜0038には、
「第1ないし第3調心面板310,320,330の微調整量は、図1,図2,図6および図7に示すような位置表示装置60を設けておくことにより、定量的に、かつより高精度に調整することが可能となる。この位置表示装置60は、図9に示すように、各調心面板の微調整する方向に平行に、それぞれ設けられる同一構成のものであり、図9でその代表例として第1微調整機構31に設けられた位置表示装置60を示している。
この位置表示装置60は、例えばダイヤルゲージ61等の測長器が好適である。可動プラテン2側に固定するブラケットとして用いられる横方向保持部材312に、ダイヤルゲージ61の測定子63が調心面板31の端面に当接するように配置され、第1調心面板310の可動プラテン2に対する位置が表示部に表示されるようになっている。
ダイヤルゲージ61は、最小目盛りが1または2μm程度、最大目盛りが±0.5mm程度のものが好適である。そして、上記調心面板310,320と各保持部材312,322との隙間、あるいは第3調心面板330の突出部334と調整部材72との隙間が例示のように0.5mmに調整されるときに、ダイヤルゲージ61はその目盛りが0を示すように調整され、セットボルト64によって固定される。したがって、微調整代は±0.5mmとなる。この範囲を超える隙間の位置に上記調心面板がある場合には、当然その位置が計測されないが、本発明の目的とするところは、精密な金型位置の調整にあるから±0.5mmの測定ができれば充分である。なお、上記調心面板を保持部材の間に最初にセットするときに組み立てが容易になるように、上記の隙間0.5mmを最大1mm程度の隙間にすることもできるが、このときには、上記隙間1mmとなる位置で目盛りが0を示すように調整され、その位置を基準に±0.5mm程度の範囲の位置が計測されればよい。また、位置表示装置60が本型締装置に備えられていない場合には、手持ちのダイヤルゲージを可動プラテン2に取り付けて、第1ないし第3の調心面板310,320,330あるいは可動金型12の位置を確認する。
次に、上述した構成の金型取付装置の取り付け調整手順について説明する。第1調心面板310は、最初に可動プラテン2に固定された横方向保持部材312,313とキー314,315とによって可動プラテン2上で支持される。第2調心面板320は、先に第1調心面板310に固定されている縦方向ガイド部材322,323とキー324,325とによって第1調心面板310上で支持される。さらに、第3調心面板330は、その突出部334が予め第2調心面板320に固定されている調整部材72または73の間に位置した状態で、筒状軸部材326に中心位置に挿入され、第2調心面板320上に支持され、仮止めボルト4によってこれらの面板が固定プラテン2に仮止めされる。次に、3枚の調心面板310〜330は、それぞれの位置表示装置60の指示目盛りが0を示した状態になるように、すなわち各調心面板がガイド部材や調整部材との隙間が0.5mmになるように、各調心装置の押しボルト51によってそれらの位置が微調整されて調芯がなされ、この状態でロックボルト6によって固定される。
このようにして、3枚の調心面板がそれぞれの方向に芯出しされて可動プラテン2に組み込まれたときに、これらの中心がプラテン中心と一致するように、金型取付装置の各構成部材の形状や寸法は、あらかじめ所定の公差内に収まるように形成されている。」(引用文5)
と記載されている。
特開平4−348916 特開2000−309037 特開2001−47477
特許文献1では、移動金型と固定金型の軸心を一致させることに関係するものであり、そのなかでもタイバーの構造に起因する問題点を抽出し、タイバーと移動ダイプレート支持体との隙間を少なくするようにし、移動ダイプレートの傾きが小さくなり、結果として高精度の型合わせを可能にするものであり、移動金型自体の固定金型に対する姿勢を直接検出して修正するというものではない。
特許文献2では、その図1、2に示されるように、移動ダイプレートすなわち、可動プラテン2と可動金型取付板14の間に調心面板31が設けられ、同調心面板31は可動プラテン2の移動方向と垂直な面内の所定範囲で水平および鉛直方向に調整移動できるようになっており、そのために水平平衡案内手段40と鉛直平衡案内手段50と位置表示手段70が設けられている。また調整移動のため、図4に示されるように、押しボルト61が設けられ対向側には与圧を与えるばね52が設けられている。さらに、図6に示されるように、水平鉛直案内手段180が設けられ、上記の引用文1、3に記載のように、ねじれを防止するようにし、金型位置決装置20による可動金型と固定金型の芯合わせが正常に行われるようにするものである。
しかしながら、この特許文献2では、可動金型の水平、鉛直方向の変位を位置表示手段で常時表示しその値がゼロから変位しているとき押しボルトを調整するものであって、作業者により調整を行う必要があり、調整に際しては射出成形機の運転動作を中断しなければならない。
また、特許文献3では、可動プラテン2と可動金型12との間に3枚の調心面板310、320、330が設けられ、調心面板310、320はそれぞれ水平、鉛直方向用、調心面板330は回転用であり、その各調心面板の微調整機構31、32、33は、特許文献2とほぼ同様な押しボルトと予圧用のばねとからなるものであり、引用文5に記載されるように、位置表示装置としてのダイヤルゲージを有する構成であって、調整作業は作業者が表示装置を見ながらおこなうようになっており、調整時にはやはり、射出成形機の運転を中断しなければならない。
また、特許文献2、3のいずれも金型位置決め手段20を構成するガイドピン21とガイドブッシュ22とにより芯出しを行うものとして説明されているが、本発明者等の知見によれば、こうしたガイドブッシュおよびガイドピンによる金型位置決め手段を備えない一対の金型を使用する場合もある。またこうしたガイドブッシュおよびガイドピンを備えていてもそれは型閉じ動作時の一応のガイド機能を遂行するものであり、両者は数十ミクロン程度の緩い嵌合状態であり、したがって、この金型位置決め手段のガイドブッシュおよびガイドピンが正常に嵌合しているからといって、可動金型と固定金型との軸芯が高精度に一致しているというわけではない。
本発明者等は上述した種々の問題点を鋭意検討した結果、射出成形機に搭載されている固定金型に対する移動金型の姿勢を自動的に測定しその検出信号を利用することによって、圧電素子を備えた微調整機構を介して移動金型の姿勢を自動的に調整することで前記問題点は基本的に解決できることを見出した。
従って、本発明の目的は、固定金型に対する移動金型の調芯を高精度且つ自動的に遂行する移動金型の姿勢制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による射出成形機における移動金型の姿勢制御装置は、
射出成形機の固定ダイプレートに搭載固定された固定金型に対し移動ダイプレートに搭載固定された移動金型を所望の姿勢に制御する姿勢制御装置であって、同姿勢制御装置は、
前記移動金型を固定保持する金型取付盤と前記移動ダイプレートの間に介在させた複数の調芯プレートと、
前記固定金型に対する移動金型の姿勢を測定する測定手段と、
前記移動ダイプレートに対し前記各調芯プレートを所定軸方向へ相対的に変位させる複数の圧電素子ユニットと、
前記測定手段により得られた検出信号に基づいて前記各圧電素子ユニットを駆動するための電気信号を生成する制御手段と、
を備えて構成することを特徴とする。
その場合、前記測定手段は、前記固定金型近傍部位または前記移動金型近傍部位に設けられたマークと、同マークに対向して前記前記移動金型近傍部位または前記固定金型近傍部位に配置された受光部と、を備えて構成することができる。
またその場合、前記受光部の受光領域はCCD素子群で形成され、各CCD素子の受光、非受光の状態は、該CCD素子の受光領域位置に対応したアドレスを有する第1メモリに保持されるよう構成することができる。
また、前記測定手段は、前記射出成形機と独立に設けられ先端部に接触検知センサを備えた3次元位置検出装置であって前記移動金型または金型取付盤の予め定められた複数の位置へ前記センサを接触させることにより測定を行うことができる。
さらにまた、前記制御手段には前記移動金型の姿勢を定義する複数の座標軸の各軸方向における前記固定金型に対する移動金型の基準状態に対応する第1データを予め設定する第2メモリと、測定された前記検出信号から前記各座標軸方向の成分データを生成し、さらに前記各圧電素子ユニットに指令する修正変位量を形成するため前記各成分データと前記各座標軸方向の第1データとの差を算出する演算部と、前記各圧電素子ユニットの圧電素子へ供給する入力電圧とその変位量との関係を定義する圧電素子特性部と、同特性部を介して前記修正変位量に対応する入力電圧を特定し前記電気信号を生成する変位−電圧変換部と、からなるよう構成することができる。
さらにその場合、前記複数の調芯プレートには前記移動ダイプレートの移動方向と垂直な面内で互いに直交方向への移動が許容されるよう構成した一対のX−Yテーブルを含むよう構成することができる。
さらに、その場合、前記複数の調芯プレートには前記移動ダイプレートの移動方向と垂直な面内で所定範囲の回転が許容されるよう構成した回転テーブルを含むよう構成することができる。
本発明によれば、射出成形機の運転動作中の適宜タイミングで移動金型の姿勢を自動測定すると共にその検出信号から生成した電気信号により圧電素子を備えた微調整機構を介して移動金型の固定金型に対する姿勢を自動調整することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に基づく1実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による移動金型の姿勢制御装置10の主な機能を説明するブロック図である。同図において、参照符号10aは、移動金型の所望の姿勢すなわち、移動金型の軸芯が固定金型の軸芯と一致した状態(以下本発明では基準状態と称する)における移動金型の姿勢を定義する座標軸の各軸方向の成分データ、例えば値ゼロを設定する設定部、参照符号10bは、射出成形機の稼動中における移動金型の姿勢を測定し検出信号を生成する測定部、参照符号10cは、その検出信号から各軸方向の成分を生成し、設定部10aからの、移動金型の基準状態の姿勢に対応した成分データとの差分を演算する演算部、参照符号10dは、各軸方向に対応した圧電素子駆動部10eを有する微調整機構である。
図2は、本発明が適用される横型射出成形機の型締装置部分の側面図である。同図2において、ベースフレーム20の右端部には固定ダイプレートFXPが立設して固定されている。一方、ベースフレーム20の左端部側には移動ダイプレートMVPがリニアガイド22を介して図の左右方向(以下ではZ方向という)に移動可能に設けられている。移動ダイプレートMVPおよび固定ダイプレートFXPのコーナー部にはタイバーTBが貫通しており、移動ダイプレートMVPはタイバーTBにガイドされて図示しない移動手段によりZ方向に移動するとともに、所定の型閉じ位置で公知のクランプ機構50によりクランプされるようになっている。参照符号24は移動金型MVDをその所定位置に取付固定する移動金型取付板であって、移動ダイプレートMVPとの間には調芯プレート26、28が配設されている。
固定ダイプレートFXPには取付板32を介して固定金型FXDが取付固定されている。参照符号CLはZ方向における移動金型MVDと固定金型FXDの中心軸線を示す。射出成形機の運転動作中においては両者の軸芯が一致していることが良品成形のため必要である。
前記調芯プレート26は、移動ダイプレートMVPの右端面上において上下方向であるY方向の所定範囲で移動可能に取り付けられている。参照符号26aは移動ダイプレートMVPのY方向に形成されたV字状の案内溝であり、同案内溝26aには調芯プレート26の摺動部26bが対向して摺動可能に設けられている。参照符号30は移動ダイプレートMVDに取り付けられた駒であって、図示のように、調芯プレート26の鍔26cと所定間隙をもって対向している。この所定間隔は数十ミクロン程度である。この駒30は調芯プレート26が移動ダイプレートMVDから離脱するのを防止するものである。また、参照符号sprは調芯プレート26に対し上方へ予圧を与えるばねである。なお、図示しないが、前記駒30は調芯プレート26の上部または側部の適宜箇所にも設けられている。
参照符号40は圧電素子PEを有する圧電素子ユニットであって、圧電素子PEの下端部は調芯プレート26の上端面に当接している。この圧電素子PEに対し所定の電圧を与えることにより圧電素子PEは変位し調芯プレート26を下方へ変位させることができる。
この圧電素子PEは、ピエゾ圧電効果を利用するもので、応答性のよさ、大きな耐荷重、高いエネルギー効率を有しており、例えばサブミクロンの精度で位置決めする場合、数トンの荷重に耐え、数百ミクロンの変位を瞬時に遂行させることが可能である。一般的に多用されるダイレクトアクチュエータとしては積層されたピエゾスタックがケースに収められているものがある。
参照符号28は調芯プレート26の右端面上でY方向と直角のX方向に移動可能に取り付けられているもう1つの調芯プレートである。参照符号28aは調芯プレート26の取付面のX方向に形成されたV字状の案内溝であり、同案内溝28aには調芯プレート28のV字状の摺動部28bが対向して摺動可能に設けられている。参照符号42は、調芯プレート28の離脱防止用駒であって前記駒40と同様に、調芯プレート28に設けられた鍔28cに対向している。参照符号40aは前記圧電素子ユニット40と同様な圧電素子ユニットであって、図示では、圧電素子PEは調芯プレート28の手前側の面を紙面に垂直な方向へ押すように取り付けられている。
参照符号34は移動金型取付板24に取り付けられた姿勢測定手段を構成する受光部であり、参照符号38は固定ダイプレートFXD側の取付板32上に設けられたマークである。同受光部34の受光領域には、デジタルスチールカメラ等で使用されているCCD(電化結合素子)が単位画素としてマトリックス状に多数配置され、その各CCDの位置がアドレスに対応したメモリを備えるよう構成されている。なお、受光部34とマーク38の取り付け位置を逆にしてもよい。
図2では調芯プレート28と移動金型取付板24は一体的に固定結合されており、移動金型MVDの姿勢として回転を測定するメカニズムはなかった。
図3は、移動金型MVDの姿勢のうち基準中心軸CLに対する回転を扱う場合の例を示す図である。同図において、調芯プレート28の中心部にはステム28fが一体的に形成され移動金型取付板24はステム28fの周りを回転可能に取り付けられている。参照符号44は鍔28eと対向する離脱防止用の駒である。
図4は、図3の矢視イから見た圧電素子ユニットの配置を示す図である。同図において、調芯プレート28上部側に形成された側面SF1には、移動金型取付板24上に固定されている圧電素子ユニット40bの圧電素子PEの一端部が当接されている。また、調芯プレート28下部側に形成された側面SF2には、移動金型取付板24上に固定されている支持体46に設けられたばねsprの一端部が当接し予圧が与えられている。
図5は、前記受光領域を説明する模式図である。同図において、参照符号Aは受光部34の受光領域を示す。この受光領域Aには、前述した射出成形機の軸芯CLとそれぞれ直角方向の座標軸x、yが定義されている。座標軸x、yの原点近傍にある画素の黒い部分Bはマーク38が円形のマークの場合であって、同円形マークを受光したときの受光像である。参照符号Cは受光領域Aのうち非受光状態の画素の部分を示す。なお、図5では、説明用の模式図として、各CCD素子に対応する升目を表示した関係上、円形マークに対応する受光像Bの外形は完全な円に記載してないが、実際の受光領域は数百万〜1000万画素以上となる精細なCCD素子を配置することが可能であり、受光像Bの外形もほぼ完全な円とみなすことができる。同図5の場合、x、y方向の変位量は、黒い画素の部分Bすなわち、受光状態にある領域の重心位置を求めることにより定めることができる。重心位置の算出方法としては、例えば図の黒い画素部分を1の重みがあるとして、x座標、y座標それぞれ黒い画素のある座標値の総和を、黒い画素数の総和で除した値となる。
図6は、マーク38として十字状のクロスマークを用いた場合の受光領域の模式図であって、黒い部分はクロスマークの受光像である。この図では、移動金型MVDが固定金型FXDに対しθ0だけ回転変位し、且つ、重心の位置がX方向へxg、Y方向へyg変位した場合を例示している。
図6の回転変位の求め方としては、重心(xg、yg)を原点として、極座標展開((x、y)→(r、θ))をおこない、傾き角度ゼロの基準状態における十字画像データとθを変化させたときの十字画像データとの相関を計算し、それらが最も一致したときのθを傾き角度とするものである。図7が図6を極座標展開したときのグラフである。横軸がθ、縦軸がrである。なお、図7、図8は図6と比べ画素数が多い時を想定したグラフで、量子化の影響は少なくしている。
図8の波形Wは、図7のグラフと傾き角度ゼロの基準状態における十字画像の極座標展開のグラフとを回転角度を変化させて相関を計算したもので、横軸が回転角度θ、縦軸が相関の値Fである。θの角度で相関の値F1がほぼ最大となっており、クロスマークの十字画像が水平に対しθだけ左回りに傾斜していることを示している。
以上の説明では、移動金型の姿勢測定手段として、マークの像を光学的に測定する例を説明したが、図3の右下方に示すような、Z方向移動部100b、X方向移動部100c、Y方向移動部100dからなる3次元座標測定装置100を利用してその先端部に設けられた触針部100aを移動金型MVD側面の適宜位置に設けられ基準面S1、S2と接触させその接触信号を発生したときの3次元座標測定装置100のX、Y、Z方向の座標値を上記各移動部の移動量として読み出すようにし、変位量を検出することも可能である。例えば、移動金型MVDの手前側の側面SF上の基準面S1、S2に接触したときのX方向の座標値に差があれば、移動金型MVDは回転変位していることがわかる。また、差がなくても基準状態における座標値と比較して差があれば、移動金型MVDはX方向に変位していることがわかる。同様な関係で、移動金型MVDの上面UFに設けられた基準面(図示略)を利用して遂行することも可能である。さらに、もう1つの基準面S3での測定をすることにより、側面SFの傾斜の向き、傾斜量を簡単な演算を行うことにより算出することができる。なお、図2、図3では、圧電素子ユニットはX、Yおよび回転に対する修正駆動用として設けられ、傾斜に対する修正駆動用の圧電素子ユニットの配置は例示していない。
本発明による移動金型の姿勢制御装置は上述した構成、好適にはマークの像を測定する測定手段を備えているので、測定は瞬時に行われ、続いて電気的な演算処理により圧電素子に対する駆動指令が瞬時に生成されその指令に基づいて各調芯プレートの修正が遂行されるようになっており、作業者が修正操作に介在する必要がなく、射出成形機の運転を中断することも要しない。また、測定は一対の移動金型、固定金型が型開き中、型閉じ中、型締め中のいずれの状態においても、瞬時且つ任意の時刻に遂行することができるので、特に型締め状態で実際に成形が行われている場合の測定値を、型開き、型閉じ時の測定値と対比することにより、移動金型の固定金型に対する相対的変位の傾向や原因を分析するのに有用である。
以上本発明の好適な実施例について図面を参照して説明したが、当業者であれば、上記各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、種々の変形を実施することができる。例えば、図2で案内溝26a、28aはV字状として説明したが、逆V字状の溝にすることにより離脱防止が可能となり、駒30、42は不要である。また、マークは円形、十字形状のものに限定されない。例えば、回転変位とX、Y方向の変位が同時に存在する場合、四角形状のものや、多角形など円以外の形状であっても、基準状態との相関が周期的に最大になる角度を特定することができればその角度を回転変位として定めることができる。
本発明による姿勢制御装置の主な機能を説明する機能ブロック図である。 本発明が適用される横型射出成形機の型締装置部分の側面図である。 移動金型の姿勢のうち基準中心軸に対する回転を扱う場合の受光領域を説明する模式図である。 図3の矢視イから見た圧電素子ユニットの配置を示す図である。 円形のマークを用いた場合の受光領域を説明する模式図である。 十字状のクロスマークを用いた場合で、回転変位とX、Y方向変位の両方が存在する受光領域の模式図である。 図6を極座標展開したときのグラフである。 横軸を回転変位θ、縦軸を相関の値Fとしたときの相関関数を示すグラフである。
符号の説明
10 姿勢制御装置
20 ベースフレーム
22 リニアガイド
24 移動金型取付板
26、28 調芯プレート
30、42、44 駒
32 取付板
34 受光部
38 マーク
40 圧電素子ユニット
46 ばね支持体
50 クランプ機構
100 3次元座標測定装置
FXD 固定金型
FXP 固定ダイプレート
MVD 移動金型
MVP 移動ダイプレート
PE 圧電素子
spr ばね
TB タイバー

Claims (7)

  1. 射出成形機の固定ダイプレートに搭載固定された固定金型に対し移動ダイプレートに搭載固定された移動金型を所望の姿勢に制御する姿勢制御装置であって、同姿勢制御装置は、
    前記移動金型を固定保持する金型取付盤と前記移動ダイプレートの間に介在させた複数の調芯プレートと、
    前記固定金型に対する移動金型の姿勢を測定する測定手段と、
    前記移動ダイプレートに対し前記各調芯プレートを所定軸方向へ相対的に変位させる複数の圧電素子ユニットと、
    前記測定手段により得られた検出信号に基づいて前記各圧電素子ユニットを駆動するための電気信号を生成する制御手段と、
    を備えた射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  2. 前記測定手段は、前記固定金型近傍部位または前記移動金型近傍部位に設けられたマークと、同マークに対向して前記前記移動金型近傍部位または前記固定金型近傍部位に配置された受光部と、
    を備えたことを特徴とする射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  3. 前記受光部の受光領域はCCD素子群で形成され、各CCD素子の受光、非受光の状態は、該CCD素子の受光領域の位置に対応したアドレスを有する第1メモリに記憶保持されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載された射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  4. 前記測定手段は、前記射出成形機と独立に設けられ先端部に接触検知センサを備えた3次元位置検出装置であって前記移動金型または金型取付盤の予め定められた複数の位置へ前記センサを接触させることにより測定を行うことを特徴とする請求項1に記載された射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記移動金型の姿勢を定義する複数の座標軸の各軸方向における前記固定金型に対する移動金型の基準状態に対応する第1データを予め設定する第2メモリと、測定された前記検出信号から前記各座標軸方向の成分データを生成し、さらに前記各圧電素子ユニットに指令する修正変位量を形成するため前記各成分データと前記各座標軸方向の第1データとの差を算出する演算部と、前記各圧電素子ユニットの圧電素子へ供給する入力電圧とその変位量との関係を定義する圧電素子特性部と、同特性部を介して前記修正変位量に対応する入力電圧を特定し前記電気信号を生成する変位−電圧変換部と、からなることを特徴とする請求項1に記載された射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  6. 前記複数の調芯プレートには、前記移動ダイプレートの移動方向と垂直な面内で互いに直交方向への移動が許容されるよう構成した一対のX−Yテーブルを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載された射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
  7. 前記複数の調芯プレートには、前記移動ダイプレートの移動方向と垂直な面内で所定範囲の回転が許容されるよう構成した回転テーブルを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載された射出成形機における移動金型の姿勢制御装置。
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