JP2008264024A - 咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法 - Google Patents

咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置及び時刻とに基づいて咬合特性を分析することができる咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法を提供する。
【解決手段】咬合特性分析装置100は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測する圧力計測部11と、圧力計測部11が圧力を計測した時刻を計時する計時部23と、圧力計測部11が計測した圧力及び位置の情報と計時部23が計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する記憶部24と、記憶部24に記憶されている情報に基づいて咬合特性を分析する咬合特性分析部25と、咬合特性分析部25による分析結果を表示する表示部26とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法、特に、上の歯と下の歯での咬み合わせ時の咬合特性を分析するための咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法に関する。
従来から、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを検出する圧力検出シートが知られている。この圧力検出シートは、それぞれ異なる薬品が封入された2種類のマイクロカプセルが埋め込まれており、圧力検出シートに圧力が加わると、2種類のマイクロカプセルが破壊され、マイクロカプセル内に封入された薬品が反応して、赤色に発色するものである。圧力検出シートの変色の状態により、圧力検出シートにどの程度の圧力が加わったのかについて利用者は知ることができる。
しかしながら、従来から使用されていた圧力検出シートでは、圧力検出シートにどの程度の圧力が加えられたかについて知ることはできるものの、圧力検出シートに加えられる圧力が時間の経過とともにどのように変化したかについては知ることができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置及び時刻とに基づいて咬合特性を分析することができる咬合特性分析装置及び咬合特性分析方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測する圧力計測部と、前記圧力計測部が圧力を計測した時刻を計時する計時部と、前記圧力計測部が計測した圧力及び位置の情報と前記計時部が計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている情報に基づいて咬合特性を分析する咬合特性分析部と、前記咬合特性分析部による分析結果を表示する表示部とを備えることを特徴とする咬合特性分析装置である。
本発明では、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置及び時刻とに基づいて咬合特性を分析することができる。
また、請求項2に記載の発明は、時刻の情報の入力を受け付ける時刻情報入力部を更に備え、前記咬合特性分析部は、前記時刻情報入力部に入力された時刻の情報に対応する圧力の情報と位置の情報とを前記記憶部から読み出し、前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した圧力と位置との関係を表示することを特徴とする請求項1に記載の咬合特性分析装置である。
本発明では、時刻情報入力部に入力する時刻での圧力と位置との関係を表示部に表示することができ、所定の時刻にどの位置でどの程度の圧力が加わっていたのかについて利用者が表示部を参照することにより把握することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記圧力計測部が計測した圧力が予め設定された圧力以上の領域の面積を算出する面積特定部を更に備え、前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した圧力と位置との関係とともに前記面積特定部が特定した面積を表示することを特徴とする請求項2に記載の咬合特性分析装置である。
また、請求項4に記載の発明は、位置の情報の入力を受け付ける位置情報入力部を更に備え、前記咬合特性分析部は、前記位置情報入力部に入力された位置の情報に対応する時刻の情報と圧力の情報とを前記記憶部から読み出し、前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した時刻と圧力との関係を表示することを特徴とする請求項1に記載の咬合特性分析装置である。
本発明では、位置情報入力部に入力する位置での時刻と圧力との関係を表示部26に表示することができ、時間の経過に伴って所定の位置に加わる圧力がどのように変化するかについて利用者が表示部を参照することにより把握することができる。
また、請求項5に記載の発明の前記圧力計測部は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを圧電シートにより計測することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の咬合特性分析装置である。
また、請求項6に記載の発明は、前記圧力計測部は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを感圧ゴムシートにより計測することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の咬合特性分析装置である。
また、請求項7に記載の発明は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測する圧力計測過程と、前記圧力計測過程で圧力を計測する時刻を計時する計時過程と、前記圧力計測過程で計測した圧力及び位置の情報と前記計時過程で計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する記憶過程と、前記記憶過程で記憶した情報に基づいて咬合特性を分析する咬合特性分析過程と、前記咬合特性分析過程での分析結果を表示する表示過程とを有することを特徴とする咬合特性分析方法である。
本発明によれば、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置及び時刻とに基づいて咬合特性を分析することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の外観図である。咬合特性分析装置100は、圧力計測装置10、分析装置本体20を備えている。圧力計測装置10と分析装置本体20とは、電気コード30により接続されており、圧力計測装置10と分析装置本体20は電気コード30を介して有線通信を行う。なお、圧力計測装置10と分析装置本体20とを電気コード30で有線接続せずに、無線通信を行うようにしてもよい。
圧力計測装置10は、ゴムからなるマウスピース12と、圧電素子を備える圧力計測部11などを備えている。マウスピース12は、咬み合わせ時の上の歯と下の歯の間の圧力計測時に、利用者の口の中に設置される。
マウスピース12の内部には、圧力計測部11が埋め込まれており、利用者の咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測し、計測した圧力と位置の情報を対応付けて、電気コード30を介して、分析装置本体20に送信する。分析装置本体20は、入力部27、表示部26などを備えている。
図2(a)は、本発明の実施形態による圧力計測部11の構造を示す断面図である。ここで、図2(a)は、図1の圧力計測部11のA−A断面図である。
圧力計測部11は、下部電極支持部40、下部電極41(41a、41b、41c、41d、41e、41f、41g、41h、41i、・・・)、圧電シート42、上部電極43(43a、・・・)、上部電極支持部44からなる。
なお、図2(b)は、本発明の実施形態による上部電極43等の構成を示す斜視図であり、図2(c)は、本発明の実施形態による下部電極41等の構成を示す斜視図である。なお、圧力計測部11は、U字の平板状の構造をしているが、図2(b)及び図2(c)では、圧力計測部11の部分的な構造のみを示している。なお、圧力計測部11は、U字の平板状の構造ではなく、円盤状等のその他の構造とすることもできる。
下部電極支持部40は平面状の絶縁性のゴムからなり、その下部電極支持部40の上に短冊状の互いに絶縁された下部電極41a、41b、41c、41d、41e、41f、41g、41h、41i、・・・が設けられている。
また、上部電極支持部44は平面状の絶縁性のゴムからなり、その上部電極支持部44の上に短冊状の互いに絶縁された上部電極43a、43b、43c、43d、43e、43f・・・が設けられている。
下部電極支持部40と上部電極支持部44は、導電ゴムにより形成された圧電シート42を挟んで、下部電極41と上部電極43とが向かい合うように重ね合わされている。
圧電シート42は、例えば、ライターによる着火時に高圧の電気を発生する際や、ガスレンジによる着火用の電圧を発生する際に利用されている。本実施形態では、圧電シート42として、柔軟性のある有機圧電フイルム材料であるポリフッ化ビニリデンを用いている。
圧電シート42は、圧電シート42の両面に圧力が加えられることによって、圧電シート42の内部に電気的な分極が生じるものであり、その分極の程度は加えられた圧力の大きさに関係する。この分極の変化によって上部電極43と下部電極41との間に電圧が発生する。
したがって、上部電極43と下部電極41との間に発生した電圧を測定し、その電圧を積分することによって加えられた圧力を算出することができる。
なお、本実施形態では、圧力計測部11に圧電シートを用いているが、圧力計測部11に感圧ゴムを用いるようにしてもよい。この場合、導電性を持たせた感圧ゴムの両面に上部電極と下部電極とを取り付け、それらの電極の間に電圧を印加する。
感圧ゴムの内部には、金属粉や黒鉛粉が含まれており、感圧ゴムに圧力が加えられると、金属粉や黒鉛粉の配置が変化し、粉と粉との間隔が変化することによって抵抗が変化するため、感圧ゴムの導電性が向上する。このため、感圧ゴムに圧力を加えることにより、圧電ゴムの導電性が変化し、電気抵抗が下がる。したがって、一定の電圧を上部電極と下部電極との間に印加した状態で電流値を測定することによって、その電流値から感圧ゴムに加えられている圧力を測定することができる。
また、本実施形態では、圧力計測部11に圧電シートを用いているが、圧力計測部11に平板センサを用いるようにしてもよい。この場合、誘電膜の表面と裏面とに、平行パターンの電極を形成し、表面と裏面とではその平行パターンの方向が90度になるように平板センサを形成する。そして、表面の電極と裏面の電極とをそれぞれ選択して、それらの電極間の電気容量(キャパシタンス)を測定する。選択した表面の電極と裏面の電極とが交差する位置の電気容量を計測する。
表面の電極と裏面の電極とを順次選択することによって、誘電膜からなる面全体の電気容量の分布を計測することができる。誘電膜に厚さ方向から力が加われば誘電膜の厚さが変化する。その誘電膜の厚さは直接、電気容量として測定することができるので、その位置に加えられた力を測定することができる。この原理を利用して、咬み合わせ時に加わる圧力や、その圧力の変化、その圧力が加わった位置を特定することができる。
圧力計測部11を、図2(a)〜図2(c)のような構造とすることにより、上部電極43と下部電極41とが交わる領域における圧力を計測することができる。このため、圧力計測部11をU字状の形状とすることにより、図3に示すように、U字状の領域を多数の格子状の領域に分割し、その各領域に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測することができる。
図4は、本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の概略ブロック図である。咬合特性分析装置100は、圧力計測装置10と分析装置本体20とを備えている(図1参照)。
圧力計測装置10は、圧力計測部11を備えている。また、分析装置本体20は、制御部21、計測情報取得部22、計時部23、記憶部24、咬合特性分析部25、表示部26、入力部27、面積特定部28を備えている。
圧力計測部11は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測し、その圧力と位置とを対応付けて、分析装置本体20の計測情報取得部22に送信する。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)などの制御機器を備えており、計測情報取得部22、計時部23、入力部27から出力される情報に基づいて、記憶部24、咬合特性分析部25、表示部26、面積特定部28を制御する。制御部21の具体的な処理内容については、図6を参照して後述する。
計測情報取得部22は、圧力と位置とが対応付けられた各領域における情報を、圧力計測装置10の圧力計測部11から受信し、その受信した情報を制御部21に出力する。
計時部23は、クロックを備えており、制御部21の制御に基づいて、圧力計測部11が圧力を計測した時刻を計時し、計時した時刻を制御部21に出力する。
記憶部24は、メモリなどの記憶機器を備えており、制御部21の制御に基づいて、圧力計測部11が計測した圧力及び位置の情報と、計時部23が計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する。
図5は、本発明の実施形態による記憶部24が記憶する情報の一例を示す図である。図5に示すように、記憶部24は、圧力(例えば、40(N))と、その圧力を測定した位置(例えば、(x,y)=(x1,y1))と、その圧力を測定した時刻(例えば、13時15分30秒)を対応付けて記憶する。なお、本実施形態では、U字の平板状の圧力計測部11に平行面をx−y平面に設定しており、U字の圧力計測部11の所定の点を(x,y)=(0,0)に設定している。
図4に戻り、咬合特性分析部25は、記憶部24に記憶されている情報に基づいて咬合特性を分析し、その分析結果を制御部21に出力する。
表示部26は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示機器を備えており、咬合特性分析部25による分析結果を表示画面に表示する。
入力部27は、キーボードなどの入力機器を備えており、時刻情報入力部27aと位置情報入力部27bとを有している。時刻情報入力部27aは、時刻の情報や位置の情報を、利用者の操作に基づいて受け付ける。
面積特定部28は、圧力計測部11が計測した圧力が予め設定された圧力以上の領域の面積を算出し、算出した面積を制御部21に出力する。
図6は、本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の処理を示すフローチャートである。始めに、利用者の操作に基づいて、入力部27に測定開始指示が入力されたか否かについて制御部21が判定する(ステップS01)。
測定開始指示が入力されていない場合には、ステップS01で「NO」と制御部21が判定し、ステップS01に進む。一方、測定開始指示が入力された場合には、ステップS01で「YES」と制御部21が判定し、ステップS02に進む。
そして、利用者の操作に基づいて、入力部27から測定時間TAの入力を受け付ける(ステップS02)。次に、各領域における圧力と位置とを圧力計測部11により計測する(ステップS03)。
そして、ステップS03で圧力を計測した時刻を計時部23により計時する(ステップS04)。次に、ステップS03で計測した圧力及び位置と、ステップS04で計時した時刻とを対応付けて、記憶部24に記録する(ステップS05)。
そして、ステップS02で入力された測定時間TAが測定開始時刻から経過したか否かについて制御部21が判定する(ステップS06)。
測定時間TAが経過していない場合には、ステップS06で「NO」と判定し、ステップS03に進む。一方、測定時間TAが経過した場合には、ステップS06で「YES」と判定し、ステップS07に進む。
次に、利用者が入力部27から入力する情報に基づいて、圧力と位置との関係を分析するか否かについて制御部21が判定する(ステップS07)。
圧力と位置との関係を分析しない場合には、ステップS07で「NO」と判定し、後述するステップS13に進む。一方、圧力と位置との関係を分析する場合には、ステップS07で「YES」と判定し、ステップS08に進む。
そして、利用者の操作に基づいて、分析する時刻の情報を、入力部27を介して制御部21が取得する(ステップS08)。次に、ステップS08で取得した分析する時刻に対応する圧力と位置の情報を、記憶部24から読み出す(ステップS09)。
そして、ステップS09で読み出した圧力と位置の情報に基づいて、圧力と位置との関係を表示部26に表示する(ステップS10)。なお、本実施形態では、記憶部24に下の歯の画像データを記憶させておき、圧力と位置との関係を表示部26に表示している。
なお、圧力の強弱の度合いに応じて、その圧力に対応する領域の色を変化させるようにしてもよい。例えば、圧力が小さい領域ではその領域を青く表示させ、圧力が大きい領域ではその領域を赤く表示するようにしてもよい。
また、制御部21は、全領域で測定した圧力の平均値を算出して表示部26に表示したり、全領域で測定した圧力の中で最大の圧力を算出してその最大の圧力を示した位置とともに表示部26に表示したりするようにしてもよい。
図7は、図6のフローチャートのステップS10で表示部26に表示される画像の一例を示す図である。図6では、ステップS09で読み出した圧力が所定値以上の位置に相当する領域を四角い小領域(例えば、小領域R1)で示している。
図6に戻り、ステップS09で読み出した圧力のうち、圧力が所定値Pth(例えば、Pth=40(N))以上の領域の面積を算出する(ステップS11)。
そして、ステップS11で算出した面積を表示部26に表示する(ステップS12)。そして、図6のフローチャートによる処理を終了する。
なお、ステップS10で表示部26に表示する圧力と位置との関係と、ステップS12で表示部26に表示する面積は、同時に表示部26に表示するようにしてもよいし、所定の時間間隔(例えば、1秒)ごとに表示部26に表示するようにしてもよい。
圧力と位置との関係を分析しない場合には、ステップS07で「NO」と判定し、利用者が入力部27から入力する情報に基づいて、時刻と圧力との関係を分析するか否かについて制御部21が判定する(ステップS13)。
時刻と圧力との関係を分析しない場合には、ステップS13で「NO」と判定し、図6のフローチャートによる処理を終了する。一方、時刻と圧力との関係を分析する場合には、ステップS13で「YES」と判定し、ステップS14に進む。
そして、利用者の操作に基づいて、分析する位置の情報を、入力部27を介して制御部21が取得する(ステップS14)。
次に、ステップS14で取得した分析する位置に対応する時刻と圧力の情報を、記憶部24から読み出す(ステップS15)。
そして、ステップS15で読み出した時刻と圧力の情報に基づいて、時刻と圧力との関係を表示部26に表示する(ステップS16)。そして、図6のフローチャートによる処理を終了する。
図8は、図6のフローチャートのステップS16で表示部26に表示される画像の一例を示す図である。図6では、横軸に時間(秒)をとり、縦軸に圧力(N)をとっている。
図8に示すように、圧力の計測開始から0.2秒経過後に、最大圧力130(N)が計測されている。
従来の圧力検出シートでは、圧力の測定を1回しか行うことができず、また、圧力の時間変化を把握することができなかったが、本実施形態では、記憶部24に記憶されている情報を消去することにより、何度でも咬み合わせ時の圧力を測定することができ、また、圧力の時間変化を測定することができる
なお、上述した実施形態では、咬み合わせ時の圧力と位置との関係を分析する場合(図6のステップS07)や、咬み合わせ時の時刻と圧力との関係を分析する場合(図6のステップS13)について説明したが、このような分析に限定されるものではなく、その他の分析を行うようにしてもよい。
例えば、歯軋りに関する分析を行ってもよい。この場合、図6のステップS06で「YES」と判定した後に、記憶部24が記憶している情報に基づいて、圧力計測部11が圧力を計測するU字状の領域の中で、所定の圧力(例えば、100(N))以上の圧力を計測した時間を算出して、表示部26に表示するようにしてもよい。また、所定の圧力以上の圧力を計測してから、所定の圧力以下となるまでを歯軋りが1回生じたと判定し、測定時間TA中に歯軋りが発生した回数を表示部26に表示するようにしてもよい。
なお、以上説明した実施形態において、図4の圧力計測部11、制御部21、計測情報取得部22、計時部23、記憶部24、咬合特性分析部25、表示部26、入力部27、面積特定部28の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより咬合特性分析装置100の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の外観図である。 本発明の実施形態による圧力計測部11の構造を示す断面図等である。 本発明の実施形態による圧力計測部11について説明するための図である。 本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の概略ブロック図である。 本発明の実施形態による記憶部24が記憶する情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態による咬合特性分析装置100の処理を示すフローチャートである。 図6のフローチャートのステップS10で表示部26に表示される画像の一例を示す図である。 図6のフローチャートのステップS16で表示部26に表示される画像の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・圧力計測装置、11・・・圧力計測部、12・・・マウスピース、20・・・分析装置本体、21・・・制御部、22・・・計測情報取得部、23・・・計時部、24・・・記憶部、25・・・咬合特性分析部、26・・・表示部、27・・・入力部、28・・・面積特定部、30・・・電気コード、40・・・下部電極支持部、41(41a、41b、41c、41d、41e、41f、41g、41h、41i、・・・)・・・下部電極、42・・・圧電シート、43(43a、・・・)・・・上部電極、44・・・上部電極支持部、100・・・咬合特性分析装置

Claims (7)

  1. 咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測する圧力計測部と、
    前記圧力計測部が圧力を計測した時刻を計時する計時部と、
    前記圧力計測部が計測した圧力及び位置の情報と前記計時部が計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づいて咬合特性を分析する咬合特性分析部と、
    前記咬合特性分析部による分析結果を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする咬合特性分析装置。
  2. 時刻の情報の入力を受け付ける時刻情報入力部を更に備え、
    前記咬合特性分析部は、前記時刻情報入力部に入力された時刻の情報に対応する圧力の情報と位置の情報とを前記記憶部から読み出し、
    前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した圧力と位置との関係を表示することを特徴とする請求項1に記載の咬合特性分析装置。
  3. 前記圧力計測部が計測した圧力が予め設定された圧力以上の領域の面積を算出する面積特定部を更に備え、
    前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した圧力と位置との関係とともに前記面積特定部が特定した面積を表示することを特徴とする請求項2に記載の咬合特性分析装置。
  4. 位置の情報の入力を受け付ける位置情報入力部を更に備え、
    前記咬合特性分析部は、前記位置情報入力部に入力された位置の情報に対応する時刻の情報と圧力の情報とを前記記憶部から読み出し、
    前記表示部は、前記咬合特性分析部が読み出した時刻と圧力との関係を表示することを特徴とする請求項1に記載の咬合特性分析装置。
  5. 前記圧力計測部は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを圧電シートにより計測することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の咬合特性分析装置。
  6. 前記圧力計測部は、咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを感圧ゴムシートにより計測することを特徴とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の咬合特性分析装置。
  7. 咬み合わせ時に上の歯と下の歯との間に加わる圧力とその圧力が加わった位置とを計測する圧力計測過程と、
    前記圧力計測過程で圧力を計測する時刻を計時する計時過程と、
    前記圧力計測過程で計測した圧力及び位置の情報と前記計時過程で計時した時刻の情報とを対応付けて記憶する記憶過程と、
    前記記憶過程で記憶した情報に基づいて咬合特性を分析する咬合特性分析過程と、
    前記咬合特性分析過程での分析結果を表示する表示過程と、
    を有することを特徴とする咬合特性分析方法。
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