JP2008262066A - 画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】コストが高騰することなく、画質の補正を適切に実施できる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】画像表示装置としてのプロジェクタ3を構成する制御装置33は、画像出力装置2から出力される画像情報に基づく画像を画像投射部31に表示させる表示制御部333と、操作手段32に画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を画像出力装置2に対して送信させる送信制御部334と、操作手段32に画質補正情報が入力され、表示制御部333にて画像投射部31の表示状態が一時停止されている際に、画質補正情報に基づいて、画像情報に基づく画像の画質を補正する画像データ処理部332とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】画像表示装置としてのプロジェクタ3を構成する制御装置33は、画像出力装置2から出力される画像情報に基づく画像を画像投射部31に表示させる表示制御部333と、操作手段32に画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を画像出力装置2に対して送信させる送信制御部334と、操作手段32に画質補正情報が入力され、表示制御部333にて画像投射部31の表示状態が一時停止されている際に、画質補正情報に基づいて、画像情報に基づく画像の画質を補正する画像データ処理部332とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システムに関する。
従来、画像を表示する表示手段を有するプロジェクタやテレビジョン装置等の画像表示装置では、一般的に、表示画像の画質を補正する機能を有している。
ここで、例えば、画像表示装置が動画像を表示している場合には、表示画像が短い間隔で連続的に切り替わるため、利用者は画質の補正操作を適切に実施することが難しいものである。そこで、従来、画質を補正する際に静止画像を表示して、画質の補正を適切に実施できる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、画像表示装置を構成する画像処理装置に、入力される映像データを記憶するメモリを搭載している。そして、画質を補正する際に、メモリに記憶された1フレームの映像データに基づく静止画像を表示して、利用者に画質の補正操作を促している。
ここで、例えば、画像表示装置が動画像を表示している場合には、表示画像が短い間隔で連続的に切り替わるため、利用者は画質の補正操作を適切に実施することが難しいものである。そこで、従来、画質を補正する際に静止画像を表示して、画質の補正を適切に実施できる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、画像表示装置を構成する画像処理装置に、入力される映像データを記憶するメモリを搭載している。そして、画質を補正する際に、メモリに記憶された1フレームの映像データに基づく静止画像を表示して、利用者に画質の補正操作を促している。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、画像表示装置に、画質補正を実施する際に用いる映像データを記憶するメモリ、利用者による操作により映像データをメモリに記憶させる処理機能、メモリに記憶された映像データを表示させる処理機能等を付加する必要があるため、画像表示装置全体のコストが高騰してしまう、という問題がある。
本発明の目的は、コストが高騰することなく、画質の補正を適切に実施できる画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システムを提供することにある。
本発明の画像表示装置は、画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、前記制御手段は、前記画像出力装置から出力される画像情報に基づく画像を前記表示手段に表示させる表示制御部と、前記操作手段に前記画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、前記画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信させる送信制御部と、前記操作手段に前記画質補正情報が入力され、前記表示制御部にて前記表示手段の表示状態が一時停止されている際に、前記画質補正情報に基づいて、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する画質補正部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、画像表示装置を構成する制御手段は、表示制御部と、送信制御部と、画質補正部とを備えているので、以下に示すように、画像の画質を補正できる。
送信制御部は、利用者により操作手段に画質補正情報が入力された場合に、一時停止情報を画像出力装置に対して送信させる(送信制御ステップ)。一時停止情報を受信した画像出力装置は、画像情報の出力状態を一時停止し、一時停止情報を受信した時点での画像情報(以下、停止画像情報)を継続して画像表示装置に出力する。
そして、表示制御部は、画像表示装置から出力された停止画像情報に基づく画像(静止画像)を表示手段に表示させる。
画質補正部は、利用者により操作手段に入力された画質補正情報に基づいて、停止画像情報に基づく画像の画質を補正する(画質補正ステップ)。
すなわち、利用者は、表示手段に表示された静止画像を確認しながら、操作手段に画質補正情報を入力することで、静止画像の画質を適宜、変更できる。
送信制御部は、利用者により操作手段に画質補正情報が入力された場合に、一時停止情報を画像出力装置に対して送信させる(送信制御ステップ)。一時停止情報を受信した画像出力装置は、画像情報の出力状態を一時停止し、一時停止情報を受信した時点での画像情報(以下、停止画像情報)を継続して画像表示装置に出力する。
そして、表示制御部は、画像表示装置から出力された停止画像情報に基づく画像(静止画像)を表示手段に表示させる。
画質補正部は、利用者により操作手段に入力された画質補正情報に基づいて、停止画像情報に基づく画像の画質を補正する(画質補正ステップ)。
すなわち、利用者は、表示手段に表示された静止画像を確認しながら、操作手段に画質補正情報を入力することで、静止画像の画質を適宜、変更できる。
以上の構成により、画像表示装置は、画質を補正する際に静止画像を表示するため、利用者に画質の補正を適切に実施させることができる。また、画像表示装置は、一時停止情報を画像出力装置に送信することで画像情報の出力状態を一時停止させ静止画像を表示するため、従来のように、画質補正を実施する際に用いる映像データを記憶するメモリ、利用者による操作により映像データをメモリに記憶させる処理機能、メモリに記憶された映像データを表示させる処理機能等を付加する必要がなく、画像表示装置全体のコストが高騰することがない。
したがって、コストが高騰することなく、画質の補正を適切に実施できるため、本発明の目的を達成できる。
したがって、コストが高騰することなく、画質の補正を適切に実施できるため、本発明の目的を達成できる。
本発明の画像表示装置では、前記画像出力装置は、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する際に用いられる補正画像に関する補正画像情報を記憶する補正画像情報記憶部を備え、前記送信制御部は、前記操作手段に前記画質補正情報が入力された場合に、前記一時停止情報とともに、前記補正画像情報の出力指示に関する出力指示情報を前記画像出力装置に対して送信させ、前記表示制御部は、前記画像出力装置から前記補正画像情報が出力された際に、前記補正画像情報に基づく補正画像を前記表示手段に表示させることが好ましい。
ここで、補正画像としては、例えば、種々の色が順に形成された、所謂カラーバーや、白から黒までが所定の階調で形成された、所謂グレースケール等の画像が例示できる。
ここで、補正画像としては、例えば、種々の色が順に形成された、所謂カラーバーや、白から黒までが所定の階調で形成された、所謂グレースケール等の画像が例示できる。
本発明では、画像表示装置は、利用者により操作手段に画質補正情報が入力された場合に、一時停止情報とともに出力指示情報を画像出力装置に対して送信し、画像出力装置から出力された補正画像情報に基づく補正画像を表示する。このことにより、利用者は、表示手段に表示された補正画像を確認しながら、操作手段に画質補正情報を入力することで、画質の補正操作を実施できる。このため、単に一時停止した際の静止画像に基づいて画質の補正操作を実施する場合と比較して、画質の補正をより適切に実施できる。
本発明の画質補正方法は、画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置の画質補正方法であって、前記制御手段が、前記操作手段に前記画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、前記画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信する送信制御ステップと、前記操作手段に前記画質補正情報が入力され、前記表示手段の表示状態が一時停止している際に、前記画質補正情報に基づいて、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する画質補正ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の画質補正方法は、上述した画像表示装置によって実施されるものであるので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画質補正方法は、上述した画像表示装置によって実施されるものであるので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画質補正プログラムは、画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置の画質補正プログラムであって、上述した画質補正方法を前記制御手段に実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上述した画質補正プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする。
以上のような構成の画質補正プログラムおよび記録媒体は、上述した画質補正方法を実施するために利用されるので、上述した画質補正方法と同様の作用および効果を享受できる。
また、上述した画質補正プログラムを記録媒体に記録させるので、プログラムの取り扱いが容易となる。
また、上述した画質補正プログラムを記録媒体に記録させるので、プログラムの取り扱いが容易となる。
本発明の画像表示システムは、画像情報を出力可能とする画像出力装置と、前記画像出力装置と情報を伝送可能に接続される上述した画像表示装置とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像表示システムは、上述した画像表示装置を備えているので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明によれば、画像表示システムは、上述した画像表示装置を備えているので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画像表示システムでは、前記送信制御部は、前記操作手段に前記画質補正情報が入力された場合に前記一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信させるとともに、前記画質補正部による画質補正が完了した場合に前記画像出力装置に対して画質補正が完了した旨の補正完了情報を前記画像出力装置に対して送信させ、前記画像出力装置は、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、前記テレビジョン放送信号に基づく画像情報を順次、記憶する映像記憶部と、前記テレビジョン放送信号に基づく画像情報を順次、前記画像表示装置に対して出力させる出力制御部とを備え、前記出力制御部は、前記一時停止情報を受信した場合に前記画像表示装置に対する前記画像情報の出力状態を一時停止するとともに、前記補正完了情報を受信した場合に前記一時停止情報を受信した時点から前記映像記憶部に記憶された画像情報を順次、前記画像表示装置に対して出力させることが好ましい。
ところで、画像表示システムとして、画像出力装置がテレビジョン放送信号に基づく画像情報を画像表示装置に出力し、画像表示装置が画像情報に基づく画像(テレビジョン映像(動画像))を表示する構成とした場合には、画質の補正を実施する際にテレビジョン映像の表示を一時停止し、画質の補正を完了した際に一時停止を単に解除すると、利用者は、画質を補正している期間のテレビジョン映像を見逃すこととなる。
本発明では、画像出力装置は、受信手段と、映像記憶部と、出力制御部とを備える。そして、画像出力装置は、画像表示装置から一時停止情報を受信した場合に画像表示装置に対する画像情報の出力状態を一時停止するとともに、画像表示装置から画質補正が完了した旨の補正完了情報を受信した場合に一時停止情報を受信した時点から映像記憶部に記憶された画像情報を順次、画像表示装置に対して出力させる(タイムシフト再生)。このため、画像表示装置は、画質の補正を完了した後、画質の補正を開始した時点からのテレビジョン映像を表示することとなる。したがって、画像出力装置がタイムシフト再生を実施することで、利用者は、画質を補正している期間のテレビジョン映像を視聴することができ、利便性の向上が図れる。
本発明では、画像出力装置は、受信手段と、映像記憶部と、出力制御部とを備える。そして、画像出力装置は、画像表示装置から一時停止情報を受信した場合に画像表示装置に対する画像情報の出力状態を一時停止するとともに、画像表示装置から画質補正が完了した旨の補正完了情報を受信した場合に一時停止情報を受信した時点から映像記憶部に記憶された画像情報を順次、画像表示装置に対して出力させる(タイムシフト再生)。このため、画像表示装置は、画質の補正を完了した後、画質の補正を開始した時点からのテレビジョン映像を表示することとなる。したがって、画像出力装置がタイムシフト再生を実施することで、利用者は、画質を補正している期間のテレビジョン映像を視聴することができ、利便性の向上が図れる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔画像表示システムの構成〕
図1は、第1実施形態における画像表示システム1の構成を示すブロック図である。
画像表示システム1は、図1に示すように、画像出力装置2と、画像表示装置としてのプロジェクタ3とを備え、画像出力装置2から出力される画像情報に基づいて、プロジェクタ3から画像光をスクリーン(図示略)に拡大投射させ、スクリーン上に前記画像情報に基づく画像を表示するシステムである。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔画像表示システムの構成〕
図1は、第1実施形態における画像表示システム1の構成を示すブロック図である。
画像表示システム1は、図1に示すように、画像出力装置2と、画像表示装置としてのプロジェクタ3とを備え、画像出力装置2から出力される画像情報に基づいて、プロジェクタ3から画像光をスクリーン(図示略)に拡大投射させ、スクリーン上に前記画像情報に基づく画像を表示するシステムである。
〔画像出力装置の構成〕
画像出力装置2は、画像表示システム1を利用して、画像を表示させるための画像情報を出力する装置である。この画像出力装置2としては、種々の機器を用いることができ、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビジョンチューナ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、テレビジョンチューナ内蔵のハードディスクレコーダやDVDレコーダ等のビデオレコーダ等が例示できる。
本実施形態では、画像出力装置2は、ビデオレコーダで構成されている。この画像出力装置2は、図1に示すように、受信手段としてのチューナ21と、制御装置22とで大略構成されている。
画像出力装置2は、画像表示システム1を利用して、画像を表示させるための画像情報を出力する装置である。この画像出力装置2としては、種々の機器を用いることができ、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビジョンチューナ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、テレビジョンチューナ内蔵のハードディスクレコーダやDVDレコーダ等のビデオレコーダ等が例示できる。
本実施形態では、画像出力装置2は、ビデオレコーダで構成されている。この画像出力装置2は、図1に示すように、受信手段としてのチューナ21と、制御装置22とで大略構成されている。
チューナ21は、アンテナANTを介して受信されるテレビジョン放送信号のうち、制御装置22による制御の下、所定のチャンネルに係る周波数のテレビジョン放送信号を選択して受信する。そして、チューナ21は、受信したテレビジョン放送信号を一定周波数の信号に変換して制御装置22に出力する。
制御装置22は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、メモリに記憶された制御プログラムにしたがって、画像出力装置2全体を制御する。この制御装置22は、図1に示すように、映像処理部221と、映像記憶部222と、送受信部223と、出力制御部224等を備える。これら各構成要素221〜224は、図示しないバスにより接続され、必要な情報が伝送可能に構成されている。
制御装置22は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、メモリに記憶された制御プログラムにしたがって、画像出力装置2全体を制御する。この制御装置22は、図1に示すように、映像処理部221と、映像記憶部222と、送受信部223と、出力制御部224等を備える。これら各構成要素221〜224は、図示しないバスにより接続され、必要な情報が伝送可能に構成されている。
映像処理部221は、チューナ21により変換された信号から、画像信号を抽出し、画像信号を画像出力に適合する1フレーム毎の画像データ(画像情報)に変換して出力する。
映像記憶部222は、ハードディスクまたはDVD等で構成され、映像処理部221から出力される画像データを適宜、記憶する。
映像記憶部222は、ハードディスクまたはDVD等で構成され、映像処理部221から出力される画像データを適宜、記憶する。
送受信部223は、信号線Sg(図1)を介してプロジェクタ3と接続し、プロジェクタ3との間で情報を送受信可能とする部分である。この送受信部223は、信号線Sgに対応した規格(本実施形態では、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格)で情報の送受信を実施する信号変換回路である。そして、送受信部223は、プロジェクタ3から信号線Sgを介して受信した情報に対して所定の入力インターフェース処理を実施して出力する。また、送受信部223は、出力制御部224による制御の下、送信する情報に対して所定の出力インターフェース処理を実施して、信号線Sgを介してプロジェクタ3に送信(出力)する。
なお、本実施形態では、信号線Sgは、HDMI規格であるため、画像データ(デジタルデータ)および制御コマンドを一括して伝送可能に構成されている。
なお、本実施形態では、信号線Sgは、HDMI規格であるため、画像データ(デジタルデータ)および制御コマンドを一括して伝送可能に構成されている。
出力制御部224は、送受信部223を駆動制御して、映像処理部221から出力される画像データや、映像記憶部222に蓄積された画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信(出力)させる。
ここで、出力制御部224は、送受信部223を介してプロジェクタ3から後述する一時停止コマンドを受信した場合には、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの送信状態を一時停止させる。
また、出力制御部224は、送受信部223を介してプロジェクタ3から後述する補正完了コマンドを受信した場合には、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、映像処理部221から出力される画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信させる。
ここで、出力制御部224は、送受信部223を介してプロジェクタ3から後述する一時停止コマンドを受信した場合には、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの送信状態を一時停止させる。
また、出力制御部224は、送受信部223を介してプロジェクタ3から後述する補正完了コマンドを受信した場合には、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、映像処理部221から出力される画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信させる。
〔プロジェクタの構成〕
プロジェクタ3は、入力した画像データに対して所定の画像データ処理を施し、処理を施した画像データに基づいて、光源から射出された光束を光学的に処理して画像光を形成し、スクリーンに拡大投射する。このプロジェクタ3は、図1に示すように、表示手段としての画像投射部31と、操作手段32と、制御手段としての制御装置33とで大略構成されている。
画像投射部31は、制御装置33による制御の下、画像光を形成してスクリーンに拡大投射する。この画像投射部31は、図1に示すように、光源装置311と、光変調装置312と、投射光学系313等を備える。
光源装置311は、制御装置33による制御の下、光束を光変調装置312に向けて射出する。この光源装置311は、図1に示すように、光源ランプ3111と、光源駆動部3112とを備える。
プロジェクタ3は、入力した画像データに対して所定の画像データ処理を施し、処理を施した画像データに基づいて、光源から射出された光束を光学的に処理して画像光を形成し、スクリーンに拡大投射する。このプロジェクタ3は、図1に示すように、表示手段としての画像投射部31と、操作手段32と、制御手段としての制御装置33とで大略構成されている。
画像投射部31は、制御装置33による制御の下、画像光を形成してスクリーンに拡大投射する。この画像投射部31は、図1に示すように、光源装置311と、光変調装置312と、投射光学系313等を備える。
光源装置311は、制御装置33による制御の下、光束を光変調装置312に向けて射出する。この光源装置311は、図1に示すように、光源ランプ3111と、光源駆動部3112とを備える。
光源ランプ3111は、超高圧水銀ランプにて構成されている。なお、超高圧水銀ランプに限らず、メタルハライドランプ、キセノンランプ等の他の放電発光型の光源ランプを採用してもよい。さらに、放電発光型の光源ランプに限らず、発光ダイオード、レーザダイオード、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
光源駆動部3112は、制御装置33による制御の下、所定の駆動電圧で光源ランプ3111を駆動する。
光源駆動部3112は、制御装置33による制御の下、所定の駆動電圧で光源ランプ3111を駆動する。
光変調装置312は、制御装置33からの駆動信号に基づいて、光源ランプ3111から射出された光束を駆動信号に応じて画像光に変調して投射光学系313に射出する。
投射光学系313は、光変調装置312から射出された画像光をスクリーンに向けて拡大投射する。
投射光学系313は、光変調装置312から射出された画像光をスクリーンに向けて拡大投射する。
操作手段32は、図示しないリモートコントローラや、プロジェクタ3に備えられたボタンやキーにより構成され、利用者による入力操作を認識して所定の操作信号を制御装置33に出力する。例えば、この操作手段32は、図1に示すように、スクリーンに表示された画像の画質(色相、色度、コントラスト、シャープネス、輝度等)を補正する旨の画像補正情報を入力するための開始入力部321、補正入力部322、および終了入力部323を備える。
開始入力部321は、画質補正を開始するための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を開始する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
補正入力部322は、画質補正を実施する(画質補正処理を実施するための補正パラメータを変更する)ための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を実施する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
終了入力部323は、画質補正を終了するための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を終了する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
開始入力部321は、画質補正を開始するための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を開始する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
補正入力部322は、画質補正を実施する(画質補正処理を実施するための補正パラメータを変更する)ための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を実施する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
終了入力部323は、画質補正を終了するための入力部であり、利用者による入力操作を認識し、画質補正を終了する旨の操作信号を制御装置33に出力する。
制御装置33は、CPUを含んで構成され、メモリ335に記憶された制御プログラム(画質補正プログラムを含む)にしたがって、プロジェクタ3全体を制御する。なお、制御装置33の構成としては、スクリーンに表示された画像の画質を補正する処理機能を主に説明し、その他の機能については説明を省略する。この制御装置33は、図1に示すように、送受信部331と、画質補正部としての画像データ処理部332と、表示制御部333と、送信制御部334と、メモリ335等を備える。これら各構成要素331〜335は、図示しないバスにより接続され、必要な情報が伝送可能に構成されている。
送受信部331は、画像出力装置2の送受信部223と同様のものであり、信号線Sgに対応した規格(本実施形態では、HDMI規格)でプロジェクタ3と情報の送受信を実施する信号変換回路である。
画像データ処理部332は、送受信部331を介して受信した画像データに対して、メモリ335に記憶された各種補正パラメータに基づいて、解像度を光変調装置312の解像度(画素数)に合わせる解像度変換処理、拡大・縮小等の画像サイズ調整処理、色相、色度、コントラスト、シャープネス、および輝度等の画質補正処理、台形歪補正処理、ガンマ補正処理等の各種の画像データ処理を実施する。なお、具体的な図示は省略したが、画像データ処理部332は、上述した画像データ処理を実施する際の画像メモリを有している。前記画像メモリは、入力した画像データをバッファリングする部分であり、例えば、1画面分の画像データを全て記憶するフレームバッファや、水平方向の1ライン分の走査データを記憶するラインバッファ等を採用できる。
なお、メモリ335に記憶された各種補正パラメータのうち、上述した画質補正処理を実施するための補正パラメータは、利用者による補正入力部322の入力操作により、書き換えられるものである。
画像データ処理部332は、送受信部331を介して受信した画像データに対して、メモリ335に記憶された各種補正パラメータに基づいて、解像度を光変調装置312の解像度(画素数)に合わせる解像度変換処理、拡大・縮小等の画像サイズ調整処理、色相、色度、コントラスト、シャープネス、および輝度等の画質補正処理、台形歪補正処理、ガンマ補正処理等の各種の画像データ処理を実施する。なお、具体的な図示は省略したが、画像データ処理部332は、上述した画像データ処理を実施する際の画像メモリを有している。前記画像メモリは、入力した画像データをバッファリングする部分であり、例えば、1画面分の画像データを全て記憶するフレームバッファや、水平方向の1ライン分の走査データを記憶するラインバッファ等を採用できる。
なお、メモリ335に記憶された各種補正パラメータのうち、上述した画質補正処理を実施するための補正パラメータは、利用者による補正入力部322の入力操作により、書き換えられるものである。
表示制御部333は、画像データ処理部332にて画像データ処理が施された画像データ(以下、処理済画像データ)から光変調装置312を駆動するための駆動信号を生成し、光変調装置312に駆動信号を出力することで画像(画像光)を形成させる。
送信制御部334は、送受信部331を駆動制御して、所定の制御コマンドを画像出力装置2に対して送信させる。
例えば、送信制御部334は、利用者による開始入力部321の入力操作により、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、画像データの出力状態を一時停止させる旨の一時停止コマンド(一時停止情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
また、例えば、送信制御部334は、利用者により終了入力部323の入力操作により、終了入力部323から画質補正を終了する旨の操作信号が出力された場合に、すなわち、画像データ処理部332による画質補正処理が完了した場合に、送受信部331を駆動制御して、画質補正が完了した旨の補正完了コマンド(補正完了情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
送信制御部334は、送受信部331を駆動制御して、所定の制御コマンドを画像出力装置2に対して送信させる。
例えば、送信制御部334は、利用者による開始入力部321の入力操作により、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、画像データの出力状態を一時停止させる旨の一時停止コマンド(一時停止情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
また、例えば、送信制御部334は、利用者により終了入力部323の入力操作により、終了入力部323から画質補正を終了する旨の操作信号が出力された場合に、すなわち、画像データ処理部332による画質補正処理が完了した場合に、送受信部331を駆動制御して、画質補正が完了した旨の補正完了コマンド(補正完了情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
〔画質補正方法〕
次に、上述した画像表示システム1を利用した画質補正方法を図面に基づいて説明する。
図2は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
先ず、画像出力装置2は、受信したテレビジョン放送信号に基づく1フレーム毎の画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する(ステップS1)。
ステップS1の後、プロジェクタ3は、画像出力装置2から送信された画像データを順次、受信する(ステップS2)。
次に、上述した画像表示システム1を利用した画質補正方法を図面に基づいて説明する。
図2は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
先ず、画像出力装置2は、受信したテレビジョン放送信号に基づく1フレーム毎の画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する(ステップS1)。
ステップS1の後、プロジェクタ3は、画像出力装置2から送信された画像データを順次、受信する(ステップS2)。
ステップS2の後、プロジェクタ3は、受信した画像データに対して画像データ処理を施し、処理済画像データに基づく駆動信号により光変調装置312を駆動して、処理済画像データに基づく画像光を順次、形成させる。そして、プロジェクタ3から画像光が拡大投射され、スクリーン上に処理済画像データに基づく画像(テレビジョン映像(動画像))が表示される(ステップS3)。
ステップS3の後、プロジェクタ3の送信制御部334は、利用者により開始入力部321が操作され、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号を入力したか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS3の後、プロジェクタ3の送信制御部334は、利用者により開始入力部321が操作され、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号を入力したか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、プロジェクタ3は、「N」と判定した場合には、ステップS3にてテレビジョン映像(動画像)の表示を継続する。
一方、ステップS4において、送信制御部334は、「Y」と判定した場合には、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドを画像出力装置2に対して送信させる(ステップS5:送信制御ステップ)。
ステップS5の後、画像出力装置2は、プロジェクタ3から送信された一時停止コマンドを受信する(ステップS6)。そして、画像出力装置2の出力制御部224は、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態を一時停止させる(ステップS7)。すなわち、出力制御部224は、一時停止コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、一時停止コマンドを受信した時点での1フレームの画像データ(以下、停止画像データ)をプロジェクタ3に対して継続して送信させる。
一方、ステップS4において、送信制御部334は、「Y」と判定した場合には、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドを画像出力装置2に対して送信させる(ステップS5:送信制御ステップ)。
ステップS5の後、画像出力装置2は、プロジェクタ3から送信された一時停止コマンドを受信する(ステップS6)。そして、画像出力装置2の出力制御部224は、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態を一時停止させる(ステップS7)。すなわち、出力制御部224は、一時停止コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、一時停止コマンドを受信した時点での1フレームの画像データ(以下、停止画像データ)をプロジェクタ3に対して継続して送信させる。
ステップS7の後、プロジェクタ3は、前記停止画像データに対して画像データ処理を施し、処理済画像データに基づく駆動信号により光変調装置312を駆動して、処理済画像データに基づく画像光を形成させる。そして、プロジェクタ3から画像光が拡大投射され、スクリーン上に前記停止画像データに基づく画像(静止画像)が表示される(ステップS8)。
ステップS8の後、画像データ処理部332は、利用者による補正入力部322の入力操作により順次、書き換えられた補正パラメータを用いて、前記停止画像データに対して画質補正処理を施す(ステップS9:画質補正ステップ)。すなわち、利用者が補正入力部322を入力操作すると、画像データ処理部332が画質補正処理を施し、ステップS8において表示されている前記停止画像データに基づく静止画像の画質(色相、色度、コントラスト、シャープネス、輝度等)が適宜、変更されることとなる。
ステップS8の後、画像データ処理部332は、利用者による補正入力部322の入力操作により順次、書き換えられた補正パラメータを用いて、前記停止画像データに対して画質補正処理を施す(ステップS9:画質補正ステップ)。すなわち、利用者が補正入力部322を入力操作すると、画像データ処理部332が画質補正処理を施し、ステップS8において表示されている前記停止画像データに基づく静止画像の画質(色相、色度、コントラスト、シャープネス、輝度等)が適宜、変更されることとなる。
そして、送信制御部334は、利用者により終了入力部323が操作され、終了入力部323から画質補正を終了する旨の操作信号を入力したか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10において、プロジェクタ3は、「N」と判定した場合には、ステップS9にて前記停止画像データに基づく静止画像の画質補正を継続する。
一方、ステップS10において、送信制御部334は、「Y」と判定した場合には、送受信部331を駆動制御して、補正完了コマンドを画像出力装置2に対して送信させる(ステップS11)。
ステップS11の後、画像出力装置2は、プロジェクタ3から送信された補正完了コマンドを受信する(ステップS12)。そして、出力制御部224は、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、ステップS1に戻って、補正完了コマンドを受信した時点からのテレビジョン放送信号に基づく1フレーム毎の画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する。
ステップS10において、プロジェクタ3は、「N」と判定した場合には、ステップS9にて前記停止画像データに基づく静止画像の画質補正を継続する。
一方、ステップS10において、送信制御部334は、「Y」と判定した場合には、送受信部331を駆動制御して、補正完了コマンドを画像出力装置2に対して送信させる(ステップS11)。
ステップS11の後、画像出力装置2は、プロジェクタ3から送信された補正完了コマンドを受信する(ステップS12)。そして、出力制御部224は、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、ステップS1に戻って、補正完了コマンドを受信した時点からのテレビジョン放送信号に基づく1フレーム毎の画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する。
上述した第1実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、プロジェクタ3は、画像データ処理部332と、表示制御部333と、送信制御部334とを備えているので、画質を補正する際に一時停止コマンドを画像出力装置2に送信することで画像データの出力状態を一時停止させ静止画像を表示でき、利用者に静止画像を確認させながら画質の補正を適切に実施させることができる。また、従来のように、画質補正を実施する際に用いる映像データを記憶するメモリ、利用者による操作により映像データをメモリに記憶させる処理機能、メモリに記憶された映像データを表示させる処理機能等をプロジェクタ3に付加する必要がなく、プロジェクタ3全体のコストが高騰することがない。
本実施形態では、プロジェクタ3は、画像データ処理部332と、表示制御部333と、送信制御部334とを備えているので、画質を補正する際に一時停止コマンドを画像出力装置2に送信することで画像データの出力状態を一時停止させ静止画像を表示でき、利用者に静止画像を確認させながら画質の補正を適切に実施させることができる。また、従来のように、画質補正を実施する際に用いる映像データを記憶するメモリ、利用者による操作により映像データをメモリに記憶させる処理機能、メモリに記憶された映像データを表示させる処理機能等をプロジェクタ3に付加する必要がなく、プロジェクタ3全体のコストが高騰することがない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図3は、第2実施形態における画像表示システム10の構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、画像表示システム1は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、表示されているテレビジョン映像(動画像)を一時停止する。そして、一時停止した際の静止画像を利用者に確認させながら、画質補正を促している。
これに対して第2実施形態では、画像表示システム10は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、表示されているテレビジョン映像(動画像)を一時停止するとともに、所定の補正画像を表示させる。そして、表示された補正画像を利用者に確認させながら、画質補正を促す。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図3は、第2実施形態における画像表示システム10の構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、画像表示システム1は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、表示されているテレビジョン映像(動画像)を一時停止する。そして、一時停止した際の静止画像を利用者に確認させながら、画質補正を促している。
これに対して第2実施形態では、画像表示システム10は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、表示されているテレビジョン映像(動画像)を一時停止するとともに、所定の補正画像を表示させる。そして、表示された補正画像を利用者に確認させながら、画質補正を促す。
図4は、補正画像Fgの一例を示す図である。
画像表示システム10を構成する画像出力装置20は、図3に示すように、前記第1実施形態で説明した画像出力装置2と同様の構成(チューナ21、制御装置22(映像処理部221、映像記憶部222、送受信部223)の他、出力制御部225と、補正画像Fgに関する補正画像データ(補正画像情報)を記憶する補正画像情報記憶部226とを備える。
補正画像情報記憶部226が記憶する補正画像データに基づく補正画像Fgとしては、例えば、図4に示すように、左側から右側にかけて白から黒までが所定の階調で形成された、所謂グレースケールを採用できる。
また、出力制御部225は、前記第1実施形態で説明した出力制御部224と略同様の処理を実行するとともに、送受信部223を介してプロジェクタ30から後述する出力指示コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、補正画像情報記憶部226に記憶された補正画像データをプロジェクタ30に対して送信させる。
画像表示システム10を構成する画像出力装置20は、図3に示すように、前記第1実施形態で説明した画像出力装置2と同様の構成(チューナ21、制御装置22(映像処理部221、映像記憶部222、送受信部223)の他、出力制御部225と、補正画像Fgに関する補正画像データ(補正画像情報)を記憶する補正画像情報記憶部226とを備える。
補正画像情報記憶部226が記憶する補正画像データに基づく補正画像Fgとしては、例えば、図4に示すように、左側から右側にかけて白から黒までが所定の階調で形成された、所謂グレースケールを採用できる。
また、出力制御部225は、前記第1実施形態で説明した出力制御部224と略同様の処理を実行するとともに、送受信部223を介してプロジェクタ30から後述する出力指示コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、補正画像情報記憶部226に記憶された補正画像データをプロジェクタ30に対して送信させる。
画像表示システム10を構成する画像表示装置としてのプロジェクタ30は、図3に示すように、前記第1実施形態で説明したプロジェクタ3と同様の構成(画像投射部31、操作手段32、制御装置33(送受信部331、画像データ処理部332、表示制御部333、メモリ335))の他、送信制御部336を備える。
送信制御部336は、前記第1実施形態で説明した送信制御部334と略同様の処理を実行するとともに、利用者による開始入力部321の入力操作により、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドとともに、補正画像データの出力指示に関する出力指示コマンド(出力指示情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
送信制御部336は、前記第1実施形態で説明した送信制御部334と略同様の処理を実行するとともに、利用者による開始入力部321の入力操作により、開始入力部321から画質補正を開始する旨の操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドとともに、補正画像データの出力指示に関する出力指示コマンド(出力指示情報)を画像出力装置2に対して送信させる。
次に、上述した画像表示システム10を利用した画質補正方法を図面に基づいて説明する。
図5は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
なお、本実施形態は、前記第1実施形態に対して、補正画像Fgを表示させ、該補正画像Fgに基づいて、利用者に画質補正を促す点が異なるのみであるため、以下では、該処理のみを主に説明し、その他の処理については説明を省略する。
ステップS4において、送信制御部336は、「Y」と判定した場合、すなわち、利用者により開始入力部321に入力操作が実施された場合には、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドとともに、出力指示コマンドを画像出力装置20に対して送信させる(ステップS5A:送信制御ステップ)。
図5は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
なお、本実施形態は、前記第1実施形態に対して、補正画像Fgを表示させ、該補正画像Fgに基づいて、利用者に画質補正を促す点が異なるのみであるため、以下では、該処理のみを主に説明し、その他の処理については説明を省略する。
ステップS4において、送信制御部336は、「Y」と判定した場合、すなわち、利用者により開始入力部321に入力操作が実施された場合には、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンドとともに、出力指示コマンドを画像出力装置20に対して送信させる(ステップS5A:送信制御ステップ)。
ステップS5Aの後、出力制御部225は、プロジェクタ30から送信された一時停止コマンドおよび出力指示コマンドを受信すると(ステップS6A)、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ30に対する画像データの出力状態を一時停止させる(ステップS7)とともに、補正画像情報記憶部226に記憶された補正画像データを読み出し、プロジェクタ30に対して送信させる(ステップS13)。
ステップS13の後、プロジェクタ30は、画像出力装置20から送信された補正画像データを受信すると(ステップS14)、補正画像データに対して画像データ処理を施し、処理済画像データに基づく駆動信号により光変調装置312を駆動して、処理済画像データに基づく画像光(補正画像Fg)を形成させる。そして、プロジェクタ30から画像光が拡大投射され、スクリーン上に補正画像データに基づく画像(補正画像Fg)が表示される(ステップS8A)。
そして、ステップS9において、利用者が補正入力部322を入力操作すると、画像データ処理部332が画質補正処理を施し、ステップS8Aにおいて表示されている補正画像Fgの画質(色相、色度、コントラスト、シャープネス、輝度等)が適宜、変更されることとなる。
そして、ステップS9において、利用者が補正入力部322を入力操作すると、画像データ処理部332が画質補正処理を施し、ステップS8Aにおいて表示されている補正画像Fgの画質(色相、色度、コントラスト、シャープネス、輝度等)が適宜、変更されることとなる。
上述した第2実施形態においては、前記第1実施形態と同様の効果の他、以下の効果がある。
本実施形態では、プロジェクタ30は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、一時停止コマンドとともに出力指示コマンドを画像出力装置20に対して送信し、画像出力装置20から送信された補正画像データに基づく補正画像Fgを表示する。このことにより、利用者は、補正画像Fgを確認しながら、補正入力部322を入力操作することで、画質の補正操作を実施できる。このため、前記第1実施形態のような単に一時停止した際の静止画像に基づいて画質の補正操作を実施する場合と比較して、画質の補正をより適切に実施できる。
本実施形態では、プロジェクタ30は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に、一時停止コマンドとともに出力指示コマンドを画像出力装置20に対して送信し、画像出力装置20から送信された補正画像データに基づく補正画像Fgを表示する。このことにより、利用者は、補正画像Fgを確認しながら、補正入力部322を入力操作することで、画質の補正操作を実施できる。このため、前記第1実施形態のような単に一時停止した際の静止画像に基づいて画質の補正操作を実施する場合と比較して、画質の補正をより適切に実施できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図6は、第3実施形態における画像表示システム100の構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、画像表示システム1は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に表示されているテレビジョン映像を一時停止し、利用者により終了入力部323が入力操作された場合にテレビジョン映像の一時停止を解除し、画質補正が完了した時点からのテレビジョン放送信号に基づくテレビジョン映像を表示している。
これに対して第3実施形態では、画像表示システム100は、利用者により開始入力部321が入力された場合に表示されているテレビジョン映像を一時停止し、利用者により終了入力部323が入力操作された場合にテレビジョン映像の一時停止を解除し、一時停止した時点から録画しているテレビジョン映像を表示するタイムシフト再生を実施する。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図6は、第3実施形態における画像表示システム100の構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、画像表示システム1は、利用者により開始入力部321が入力操作された場合に表示されているテレビジョン映像を一時停止し、利用者により終了入力部323が入力操作された場合にテレビジョン映像の一時停止を解除し、画質補正が完了した時点からのテレビジョン放送信号に基づくテレビジョン映像を表示している。
これに対して第3実施形態では、画像表示システム100は、利用者により開始入力部321が入力された場合に表示されているテレビジョン映像を一時停止し、利用者により終了入力部323が入力操作された場合にテレビジョン映像の一時停止を解除し、一時停止した時点から録画しているテレビジョン映像を表示するタイムシフト再生を実施する。
画像表示システム100を構成する画像出力装置200は、図6に示すように、前記第1実施形態で説明した画像出力装置2と同様の構成(チューナ21、制御装置22(映像処理部221、映像記憶部222、送受信部223)の他、記憶情報設定部227と、出力制御部228とを備える。
記憶情報設定部227は、送受信部223を介してプロジェクタ3から一時停止コマンドを受信した場合に、一時停止コマンドの受信をトリガとして、映像処理部221から出力される画像データを映像記憶部222に順次、記憶(録画)させる。
出力制御部228は、前記第1実施形態で説明した出力制御部224と略同様の処理を実行するとともに、送受信部223を介してプロジェクタ3から出力指示コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、映像記憶部222に記憶された画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信させる(タイムシフト再生)。
記憶情報設定部227は、送受信部223を介してプロジェクタ3から一時停止コマンドを受信した場合に、一時停止コマンドの受信をトリガとして、映像処理部221から出力される画像データを映像記憶部222に順次、記憶(録画)させる。
出力制御部228は、前記第1実施形態で説明した出力制御部224と略同様の処理を実行するとともに、送受信部223を介してプロジェクタ3から出力指示コマンドを受信した場合に、送受信部223を駆動制御して、映像記憶部222に記憶された画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信させる(タイムシフト再生)。
次に、上述した画像表示システム100を利用した画質補正方法を図面に基づいて説明する。
図7は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
なお、本実施形態は、前記第1実施形態に対して、タイムシフト再生を実施する点が異なるのみであるため、以下では、該処理のみを主に説明し、その他の処理については説明を省略する。
画像出力装置200は、プロジェクタ3から送信された一時停止コマンドを受信すると(ステップS6)、出力制御部224がプロジェクタ3に対する画像データの出力状態を一時停止させる(ステップS7)とともに、記憶情報設定部227が映像記憶部222への映像処理部221から出力される画像データの録画を開始させる(ステップS14)。
また、画像出力装置200は、プロジェクタ3から送信された補正完了コマンドを受信すると(ステップS12)、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、ステップS1に戻って、映像記憶部222に記憶された一時停止コマンドを受信した時点からの画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する(タイムシフト再生)。
そして、スクリーン上には、現状で受信しているテレビジョン放送信号に基づくテレビジョン映像よりも前のテレビジョン映像が表示されることとなる。
図7は、画質補正方法を説明するフローチャートである。
なお、本実施形態は、前記第1実施形態に対して、タイムシフト再生を実施する点が異なるのみであるため、以下では、該処理のみを主に説明し、その他の処理については説明を省略する。
画像出力装置200は、プロジェクタ3から送信された一時停止コマンドを受信すると(ステップS6)、出力制御部224がプロジェクタ3に対する画像データの出力状態を一時停止させる(ステップS7)とともに、記憶情報設定部227が映像記憶部222への映像処理部221から出力される画像データの録画を開始させる(ステップS14)。
また、画像出力装置200は、プロジェクタ3から送信された補正完了コマンドを受信すると(ステップS12)、送受信部223を駆動制御して、プロジェクタ3に対する画像データの出力状態の一時停止を解除し、ステップS1に戻って、映像記憶部222に記憶された一時停止コマンドを受信した時点からの画像データをプロジェクタ3に対して順次、送信する(タイムシフト再生)。
そして、スクリーン上には、現状で受信しているテレビジョン放送信号に基づくテレビジョン映像よりも前のテレビジョン映像が表示されることとなる。
上述した第3実施形態においては、前記第1実施形態と同様の効果の他、以下の効果がある。
本実施形態では、画像出力装置200は、チューナ21と、映像記憶部222と、記憶情報設定部227と、出力制御部228とを備え、タイムシフト再生を実施する。このため、プロジェクタ3は、画質の補正を完了した後、画質の補正を開始した時点からのテレビジョン映像を表示することとなる。したがって、利用者は、画質を補正している期間のテレビジョン映像を視聴することができ、利便性の向上が図れる。
本実施形態では、画像出力装置200は、チューナ21と、映像記憶部222と、記憶情報設定部227と、出力制御部228とを備え、タイムシフト再生を実施する。このため、プロジェクタ3は、画質の補正を完了した後、画質の補正を開始した時点からのテレビジョン映像を表示することとなる。したがって、利用者は、画質を補正している期間のテレビジョン映像を視聴することができ、利便性の向上が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、操作手段32として、開始入力部321、補正入力部322、および終了入力部323の3つを備えた構成としていたが、これに限らず、開始入力部321および終了入力部323を省略した構成としても構わない。この場合には、送信制御部334,336は、利用者による補正入力部322の入力操作により、補正入力部322から操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンド、出力指示コマンドを送信させる。また、送信制御部334,336は、利用者による補正入力部322への入力操作が終了した場合、すなわち、補正入力部322から操作信号が出力されなくなった場合に、送受信部331を駆動制御して、補正完了コマンドを送信させる。
前記各実施形態では、操作手段32として、開始入力部321、補正入力部322、および終了入力部323の3つを備えた構成としていたが、これに限らず、開始入力部321および終了入力部323を省略した構成としても構わない。この場合には、送信制御部334,336は、利用者による補正入力部322の入力操作により、補正入力部322から操作信号が出力された場合に、送受信部331を駆動制御して、一時停止コマンド、出力指示コマンドを送信させる。また、送信制御部334,336は、利用者による補正入力部322への入力操作が終了した場合、すなわち、補正入力部322から操作信号が出力されなくなった場合に、送受信部331を駆動制御して、補正完了コマンドを送信させる。
前記各実施形態では、画像出力装置2,20,200およびプロジェクタ3,30は、HDMI規格により画像データや制御コマンドを一括して伝送可能に接続されていたが、これに限らない。例えば、USB(Universal Serial Bus)規格等のその他の規格により伝送可能に接続してもよく、有線でなく無線媒体(電波、音、赤外線等)を介して伝送可能に接続しても構わない。また、画像データおよび制御コマンドを一括して伝送する構成に限らず、別々の伝送路にて伝送する構成としても構わない。
前記第2実施形態において、補正画像Fgとしては、前記第2実施形態で説明したグレースケールに限らず、種々の色が順に形成された、所謂カラーバー等の他の画像を採用しても構わない。
前記第3実施形態では、記憶情報設定部227は、一時停止コマンドの受信をトリガとして、映像処理部221から出力される画像データを映像記憶部222に順次、録画させていたが、これに限らない。例えば、映像記憶部222が順次、録画している状態で、一時停止コマンドを受信した場合に、映像記憶部222の記憶領域上の一時停止コマンドを受信した時点に相当する記憶位置にフラグを立てる。そして、プロジェクタ3から出力指示コマンドを受信した場合に、フラグの記憶位置に記憶された画像データから順に、プロジェクタ3に対して送信させる。
前記第3実施形態では、記憶情報設定部227は、一時停止コマンドの受信をトリガとして、映像処理部221から出力される画像データを映像記憶部222に順次、録画させていたが、これに限らない。例えば、映像記憶部222が順次、録画している状態で、一時停止コマンドを受信した場合に、映像記憶部222の記憶領域上の一時停止コマンドを受信した時点に相当する記憶位置にフラグを立てる。そして、プロジェクタ3から出力指示コマンドを受信した場合に、フラグの記憶位置に記憶された画像データから順に、プロジェクタ3に対して送信させる。
前記各実施形態での光変調装置312としては、透過型の液晶パネル、反射型の液晶パネル、あるいは、ディジタル・マイクロミラー・デバイス(テキサス・インスツルメント社の商標)等を採用してもよい。
前記各実施形態では、画像表示装置としてフロント投射型のプロジェクタ3,30を採用していたが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、プラズマテレビ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示手段を備えたテレビ受信機、背面投射型のリアプロジェクタとしても構わない。
本発明は、コストが高騰することなく、画質の補正を適切に実施できるため、プレゼンテーションやホームシアタに用いられるプロジェクタ等の画像表示装置に利用できる。
1,10,100・・・画像表示システム、2,20,200・・・画像出力装置、3,30・・・プロジェクタ(画像表示装置)、21・・・チューナ(受信手段)、31・・・画像投射部(表示手段)、32・・・操作手段、33・・・制御装置(制御手段)、222・・・映像記憶部、224,225,228・・・出力制御部、226・・・補正画像情報記憶部、332・・・画像データ処理部(画質補正部)、333・・・表示制御部、334,336・・・送信制御部、Fg・・・補正画像、S5,S5A・・・送信制御ステップ、S9・・・画質補正ステップ。
Claims (7)
- 画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、
前記制御手段は、
前記画像出力装置から出力される画像情報に基づく画像を前記表示手段に表示させる表示制御部と、
前記操作手段に前記画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、前記画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信させる送信制御部と、
前記操作手段に前記画質補正情報が入力され、前記表示制御部にて前記表示手段の表示状態が一時停止されている際に、前記画質補正情報に基づいて、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する画質補正部とを備えている
ことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記画像出力装置は、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する際に用いられる補正画像に関する補正画像情報を記憶する補正画像情報記憶部を備え、
前記送信制御部は、前記操作手段に前記画質補正情報が入力された場合に、前記一時停止情報とともに、前記補正画像情報の出力指示に関する出力指示情報を前記画像出力装置に対して送信させ、
前記表示制御部は、前記画像出力装置から前記補正画像情報が出力された際に、前記補正画像情報に基づく補正画像を前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする画像表示装置。 - 画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置の画質補正方法であって、
前記制御手段が、
前記操作手段に前記画像情報に基づく画像の画質を補正する旨の画質補正情報が入力された場合に、前記画像情報の出力状態を一時停止させる旨の一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信する送信制御ステップと、
前記操作手段に前記画質補正情報が入力され、前記表示手段の表示状態が一時停止している際に、前記画質補正情報に基づいて、前記画像情報に基づく画像の画質を補正する画質補正ステップとを実行する
ことを特徴とする画質補正方法。 - 画像情報を出力する画像出力装置と情報を伝送可能に接続され、入力された前記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、入力操作をする操作手段と、前記表示手段および前記操作手段を制御する制御手段とを備えた画像表示装置の画質補正プログラムであって、
請求項3に記載の画質補正方法を前記制御手段に実行させる
ことを特徴とする画質補正プログラム。 - 請求項4に記載の画質補正プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする画質補正プログラムを記録した記録媒体。
- 画像情報を出力可能とする画像出力装置と、
前記画像出力装置と情報を伝送可能に接続される請求項1または請求項2に記載の画像表示装置とを備えている
ことを特徴とする画像表示システム。 - 請求項6に記載の画像表示システムにおいて、
前記送信制御部は、
前記操作手段に前記画質補正情報が入力された場合に前記一時停止情報を前記画像出力装置に対して送信させるとともに、前記画質補正部による画質補正が完了した場合に前記画像出力装置に対して画質補正が完了した旨の補正完了情報を前記画像出力装置に対して送信させ、
前記画像出力装置は、
テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
前記テレビジョン放送信号に基づく画像情報を順次、記憶する映像記憶部と、
前記テレビジョン放送信号に基づく画像情報を順次、前記画像表示装置に対して出力させる出力制御部とを備え、
前記出力制御部は、
前記一時停止情報を受信した場合に前記画像表示装置に対する前記画像情報の出力状態を一時停止するとともに、前記補正完了情報を受信した場合に前記一時停止情報を受信した時点から前記映像記憶部に記憶された画像情報を順次、前記画像表示装置に対して出力させる
ことを特徴とする画像表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007105382A JP2008262066A (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | 画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007105382A JP2008262066A (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | 画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008262066A true JP2008262066A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39984572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007105382A Withdrawn JP2008262066A (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | 画像表示装置、画質補正方法、画質補正プログラム、記録媒体、および画像表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008262066A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018022013A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法 |
-
2007
- 2007-04-13 JP JP2007105382A patent/JP2008262066A/ja not_active Withdrawn
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