JP2008261079A - フットカバー - Google Patents

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JP2008261079A
JP2008261079A JP2007106091A JP2007106091A JP2008261079A JP 2008261079 A JP2008261079 A JP 2008261079A JP 2007106091 A JP2007106091 A JP 2007106091A JP 2007106091 A JP2007106091 A JP 2007106091A JP 2008261079 A JP2008261079 A JP 2008261079A
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knitting
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knitted
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Michiro Mukai
道郎 向井
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YOSHITANI KUTSUSHITA KK
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YOSHITANI KUTSUSHITA KK
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Abstract

【課題】 履口が広く底が浅いパンプス用のフットカバーは着用時に靴の中に隠れるため夏季においてパンプスの履口から素足が見え美しく又、ストッキングを着用した場合に比べ素足感覚であるため足が蒸れないが、反面、歩行時にずれて脱げ易い
【解決手段】 丸編み機シリンダの全周正回転で伸縮性を有する口ゴム部11から編み始め、口ゴム部11に続いて爪先部12をシリンダの半周正逆往復回転で浅く且つ土踏まず部13に達する小さい袋状に編成し、口ゴム部11と爪先部12の編成後シリンダの全周正回転で少なくとも1コースの繋ぎ編部14を編成し、繋ぎ編部14に続いて爪先部12より深くヒールアップし且つ土踏まず部13に達する踵部15を大きい袋状に編成し、土踏まず部13における爪先部12の最終編目と踵部15の最終編目をリンキング手段等で綴編16したフットカバー10。
【選択図】 図4

Description

本発明は、履口が広く底が浅い女性用の靴であるパンプスのインナーソックスとして着用するフットカバーに関する。
1. パンプスのインナーソックスは靴の中に隠れるため夏季においてパンプスの履口から素足が見え美しく又、ストッキングを着用した場合に比べ素足感覚であるため靴の内部において足が蒸れないが、反面、歩行時にずれて脱げ易い。この欠点を解決するためインナーソックスの踵部側の履口内面に滑り止め材を固着した、例えば特許文献1、(図1)がある。
2. 開口部が広く靴の中に隠れ易いと共に、前後各方面から着用できることで被覆度を選択可能なフートカバーの編成方法として、例えば特許文献2がある。即ち、
円形編機を使用して、口編部、身編部、第1袋部、膨大部、第2袋部を連続編成し、かがり部を綴じるフートカバーの編成方法において、口編部、身編部は円形編機の全針を使用するシリンダの周回編成で筒状に連続編成し、この編成後シリンダの略半周の針を作用入とするシリンダの半周往復回転で台形編地31を、次いで台形編地31の編成時に不作用にしていた針を作用入として台形編地32を台形編地31に編み綴じし、次いで台形編地32の編成時に不作用にしていた針を作用入として台形編地32に台形編地33を編み綴じするというふうに台形編地を連続編成して各編み綴じ部位にゴアラインが現出する第1袋部を編成。膨大部は第1袋部の最終コースに連続するシリンダの半周往復回転編成部位の両端の針数を増やして編幅を増大させた台形編地41を編成し、この編成の途中で身編部の最終コースの内、第1袋部の編成時に不作用にしていた針の中で第1袋部に近い針間の針により台形編地41の斜辺を身編部の最終コースに編み綴じし、更に台形編地41の最終コースに続いて該コース幅より狭い頂辺と幅広の底辺を有する台形編地42を編成すると共に、その斜辺を台形編地41の底辺両端部に編み綴じしてゴアラインが現出する膨大部とし、膨大部の最終コースの両端の針を不作用にし狭い編み幅としてからシリンダの半周往復回転毎に編み幅を減じた台形編地51を編成し、台形編地51に次いで複数の台形編地52〜54を、その短辺と長辺同士を接続させて連続編成し、最初の台形編地5と最後の台形編地を対称の形状として綴じ合わすことでゴアラインが現出する第2袋部を編成し、第2袋部と膨大部の台形編地42の間に開口している、かがり部6をリンキングコース等の手段で閉鎖した例えば特許文献2がある。(図7、図9)0017
3. 図5及び図6に示す公知のフットカバーは、袋状の踵部1を短く、踵部1に続く長い身部2と、身部2に続く袋状の爪先部3を編成した後、履口を形成するため踵部1、身部2及び爪先部3の側部を扁平にカットして開口部Aを形成し、その開口部Aに別製のリング状に編成した口ゴム部Bを一体的に縫着している。
特許第2942433号公報 特許第3809778号公報
1.特許文献1に係る発明は、穿口部をニットインにより編成し、続いて足首部を丸編みで編成した後、踵部を袋状に編成し、更に丸編みを行って元生地を形成し、この元生地を裏返して踵部の下方から穿口部に略平行に裁断、縫製することにより爪先部を形成した後、表に返して熱セットし、再び裏に返して踵部側の穿口部の近傍内側に滑り止め材を固着する数工程の手間を要する。
2.特許文献2に係る発明は、口編部と身編部を筒状に編成する通常の工程と、身編部に連続する袋部及び膨大部を編成するため複数の台形編地を編成して各台形編地の編地端を綴じ編みする複数の工程を要すると共に、第2袋部と膨大部の台形編地42間に生ずる開口をリンキングコースや捨編コース等の手段で閉鎖する、かがり部6がリンキングライン等となつて踵部に現出し、かがり部6が着用時に足の踵に触れ違和感を生ずる
3.公知のフットカバーは、踵部、身部及び爪先部からなる本体を編成後、本体の側部を扁平にカットして、形成される開口部Aに別製のリング状に編成した口ゴム部Bを縫着する編成とカットと縫製の異種工程が必要であると共に、開口部Aに縫着した口ゴム部Bが足甲の側部に触れ違和感があるためヒット性が良くない。
丸編機を用い、シリンダの全周正回転で伸縮性を有する口ゴム部から編み始め、口ゴム部に続いて爪先部をシリンダの半周正逆往復回転で浅く且つ土踏まず部に達する長手の小さい袋状に編成し、口ゴム部と爪先部の編成が終了した後、シリンダの全周正回転で少なくとも1コースの繋ぎ編部を編成し、繋ぎ編部に続いて爪先部より深くヒールアップし且つ土踏まず部に達する踵部を大きい袋状に編成し、土踏まず部における爪先部の最終編目と踵部の最終編目をリンキング手段等で綴編みしたパンプス用の足底の浅いフットカバーを編成するものであり、着用時に爪先部が足の爪先に浅くフィットし、踵部が足の踵を深く被覆してパンプスを脱げ難くくすると共に爪先部と踵部が口ゴム部を前後に伸張させるため、歩行時にフットカバーが履口が広く底の浅いパンプスの外部に現出しないようにすると共に、土踏まず部にのみリンキングライン等の綴編み部が現出して歩行時に足裏を押圧しないフィット感の良いフットカバーを提供することを目的とする。
フットカバーがパンプスの中に隠れるため夏季においてパンプスの履口から素足が見え美しく又、丈の長いストッキングを着用した場合に比べ短く素足感覚であるため足が蒸れない。又、歩行時に前後に伸びる口ゴム部が足甲の側面に圧接し、踵部が足の踵を深く被覆するためパンプスが脱げる恐れがない。爪先部と踵部をかがるリンキングライン等の綴編み部が土踏まず部にのみ現出しているため歩行時にリンキングライン等が足裏を押圧せず違和感がない。
図1は本発明の正面図、図2は同、平面図、図3は本発明を着用した状態を示す要部切欠正面図、図4は本発明の編成工程を示す模式図、図5は公知のフットカバーの半製品を示す分解正面図、図6は同、完成品を示す正面図であり、本発明の実施例は、
丸編機を用い、シリンダの全周正回転で伸縮性を有する口ゴム部11から編み始め、口ゴム部11に続いて爪先部12をシリンダの半周正逆往復回転で浅く且つ土踏まず部13に達する長手の小さい袋状に編成し、爪先部12と口ゴム部11の編成後にシリンダの全周正回転で少なくとも1コースの繋ぎ編部14を編成し、繋ぎ編部14に続いて爪先部12より深くヒールアップし且つ土踏まず部13に達する踵部15を大きい袋状に編成し(半月形の半製品10a)土踏まず部13における爪先部12の最終編目と踵部15の最終編目をリンキング手段等で綴編み16して土踏まず部13にリンキングラインが現出するパンプス17用のフットカバー10を編成したであり、歩行時に爪先部12が足の爪先に浅くフィットし、ヒールアップした踵部15が足の踵を深く被覆し、爪先部12と踵部15が口ゴム部11を前後に伸張させ口ゴム部11が足甲の側部に圧接するため、フットカバー10が脱げ難くく、フットカバー10が底が浅く且つ履口の広いパンプスの靴の中に隠れて外部に現出しないようにすると共に、土踏まず部にのみリンキングライン等の綴編み16が現出するため歩行時にリンキングラインが足裏に圧接せず違和感がないので履き心地が良い。図中、18はゴアライン、19は着用の際に爪先部12側を知らせる目印であり、口ゴム部11の一部に柄編して表現している。
本発明の正面図。 同、平面図。 本発明を着用した状態を示す要部切欠正面図。 本発明の編成工程を示す模式図。 公知のフットカバーの半製品を示す分解正面図。 同、完成品を示す正面図。
符号の説明
10 フットカバー 11 口ゴム部 12 爪先部
13 土踏まず部 14 繋ぎ編部 15 踵部
16 綴編み(リンキングライン)
17 パンプス 18 ゴアライン、19 目印

Claims (1)

  1. 丸編機を用い、シリンダの全周正回転で伸縮性を有する口ゴム部11から編み始め、口ゴム部11に続いて爪先部12をシリンダの半周正逆往復回転で浅く且つ土踏まず部13に達する小さい袋状に編成し、口ゴム部11と爪先部12の編成後シリンダの全周正回転で少なくとも1コースの繋ぎ編部14を編成し、繋ぎ編部14に続いて爪先部12より深くヒールアップし且つ土踏まず部13に達する踵部15を大きい袋状に編成し、土踏まず部13における爪先部12の最終編目と踵部15の最終編目をリンキング手段等で綴編16して成るフットカバー10。
JP2007106091A 2007-04-13 2007-04-13 フットカバー Pending JP2008261079A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115066523A (zh) * 2020-01-16 2022-09-16 圣东尼股份公司 以圆编机制造筒状纺织物品特别是鞋袜的上半部的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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