JP2008259994A - 油水分離器 - Google Patents

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Toshiyuki Seki
利行 関
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Abstract

【課題】 フロートにより開閉される弁孔を強制的に開閉できる油水分離器を提供する。
【解決手段】 本体1と蓋2から成る分離器ケーシングに油水の流入口4及び液溜部3と水の流出口13を形成する。液溜部3と流出口13を連通する弁孔5を開けた弁座12を液溜部3に形成する。液溜部3内に水よりも小さく油よりも大きな比重を有するフロート6を上下動自在に配置し、フロート6の底面7で弁座12の弁孔5を直接開閉する。蓋2を気密的に貫通して進退操作可能に強制操作棒14を配置する。強制操作棒14の内端にフランジ18を設けると共にフロート6に固着した連結棒15にフランジ19を設ける。強制操作棒14の位置に応じてフロート6を弁座12に着座させて弁孔5を閉じあるいはフロート6を弁座12から離座させて弁孔5を開きあるいはフロート6の浮上降下を妨げないように強制操作棒14とフロート6を連結する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油貯蔵タンク等において混入した水を自動的に分離し系外へ排出することのできる油水分離器に関し、特に液溜部内に配置したフロートにより弁孔を開閉するものに関する。
従来の油水分離器としては、例えば、特開平10−28801号公報に示されたものがある。これは、分離器ケーシングに油水の流入口及び液溜部と水の流出口を形成し、液溜部と流出口を連通する弁孔を開けた弁座を液溜部に形成し、液溜部内に水よりも小さく油よりも大きな比重を有するフロートを上下動自在に配置し、フロートの底面で弁座の弁孔を直接開閉して液溜部内の水を流出口から排出するものである。
上記従来のものは、液溜部の水位に応じて浮上降下するフロートにより弁孔を開閉して水を自動的に排出できるものであるが、強制的に開弁させるためには、分離器の外に設けたバイパス流路に強制的に開弁させるバルブを配置しなければならず、また、強制的に閉弁させるためには、油水の流入口あるいは水の流出口に強制的に閉弁させるバルブを配置しなければならず、設備費用が嵩む問題点があった。
特開平10−28801
解決しようとする課題は、フロートにより開閉される弁孔を強制的に開閉できる油水分離器を提供することである。
本発明は、分離器ケーシングに油水の流入口及び液溜部と水の流出口を形成し、液溜部と流出口を連通する弁孔を開けた弁座を液溜部に形成し、液溜部内に水よりも小さく油よりも大きな比重を有するフロートを上下動自在に配置し、フロートの底面で弁座の弁孔を直接開閉して液溜部内の水を流出口から排出するものにおいて、分離器ケーシングを気密的に貫通して進退操作可能に強制操作棒を配置し、強制操作棒の内端とフロートにフランジを設けて、強制操作棒の位置に応じてフロートを弁座に着座させて弁孔を閉じあるいはフロートを弁座から離座させて弁孔を開きあるいはフロートの浮上降下を妨げないように強制操作棒とフロートを連結したことを特徴とする。
本発明の油水分離器では、強制操作棒を進退操作せしめることにより、フロートを弁座に着座させて弁孔を閉じたりフロートを弁座から離座させて弁孔を開いたりフロートの浮上降下を妨げないようにできる。そのため、別途バルブを設けずに強制的に開弁あるいは閉弁させることができ、設備費用を低減できるという優れた効果を生じる。
本発明の油水分離器は、分離器ケーシングを気密的に貫通して進退操作可能に強制操作棒を配置し、強制操作棒の内端とフロートにフランジを設けて、強制操作棒の位置に応じてフロートを弁座に着座させて弁孔を閉じあるいはフロートを弁座から離座させて弁孔を開きあるいはフロートの浮上降下を妨げないように強制操作棒とフロートを連結したものである。そのため、強制操作棒をフロートの浮上降下を妨げない位置に操作すると、フロートが液溜部の水位に応じて浮上降下し弁座に離着座して弁孔を開閉する。強制操作棒をフロートを弁座に着座させて弁孔を閉じる位置に操作すると、フロートにより開閉される弁孔を強制的に閉じることができる。強制操作棒をフロートを弁座から離座させて弁孔を開く位置に操作すると、フロートにより開閉される弁孔を強制的に開くことができる。
本発明の実施例について説明する。本体1に蓋2をボルトで締結して油水分離器の分離器ケーシングを形成し、内部に油水の液溜部3を形成する。本体1は下部側面に油水の流入口4と底部中央に水の流出口13を有する。本体1の下部中央に液溜部3と流出口13を連通する弁孔5を開けた弁座12をねじ結合する。液溜部3は流入口4と連通すると共に、その空間部に縦長の円柱形状のフロート6を配置する。フロート6は底面7の中心部で弁孔5を直接開閉するように、本体1に設けた複数のガイド8,9,10,11に沿って上下動自在な自由状態で配置する。フロート6はステンレス鋼薄板をプレスと溶接で中空フロートとして製作することも、あるいはポリプロピレンやポリエチレン等の比較的比重の小さな合成樹脂で製作することもできる。フロート6の比重は水よりも小さく且つ油よりも大きい値とされ、水の中では浮上するが油の中では浮上することがないようにする。
蓋2に強制操作棒14を貫通してねじ結合する。蓋2に強制操作棒14との間の気密を保つためのOリング20を配置する。強制操作棒14は外端に面を形成してスパナ等の工具を掛けて回転できるようにする。これにより、強制操作棒14をねじ進退操作可能にする。強制操作棒14の内端に穴を開け、フロート6の上端に固着した連結棒15を挿入する。連結棒15の先端にフランジ19を設け、強制操作棒14の穴の下端にスナップリング等を嵌めて内向きのフランジ18を設け、強制操作棒14とフロート6を連結する。これにより、強制操作棒14をねじ込めば、その内端の孔の奥壁が連結棒15のフランジの上面に当接し、フロート6を弁座12に着座させて弁孔5を強制的に閉じる。強制操作棒14を引き上げれば、強制操作棒14のフランジ18の上面が連結棒15のフランジ19の下面に当接し、フロート6を弁座12から離座させて弁孔5を強制的に開く。強制操作棒14を上記の中間位置にすれば、フロート6は強制操作棒14に妨げられずに液溜部3の水位に応じて浮上降下し弁座12に離着座して弁孔5を開閉する。フロート6の下方にフロート6が弁座12に当接したときに支持する支持座16,17を設ける。本体1の上部にバルブ21を介して液溜部3と連通する均圧管22を接続する。
図1は強制操作棒14が中間位置に操作され、フロート6が下方へ降下して弁座12に着座し弁孔5を閉じた状態を示している。流入口4から液溜部3内へ流入してきた油水は比重の大きな水が下部に比重の小さな油が上部に分離して溜る。液溜部3内の水が増えて、フロート6の浮上水位に達するとフロート6が浮上し弁座12から離座して弁孔5を開く。これにより、液溜部3内の下部に溜った水を流出口13から器外へ排出する。水が排出されて水位が低下するとフロート6が降下し弁座12に着座して弁孔5を閉じる。これにより、油を漏出することがない。弁孔5を強制的に閉じるときは、強制操作棒14をねじ込んでフロート6を弁座12に着座させる。弁孔5を強制的に開くときは、強制操作棒14を引き上げてフロート6を弁座12から離座させる。
本発明の油水分離器の実施例を示す断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋
3 液溜部
4 流入口
5 弁孔
6 フロート
7 フロートの底面
12 弁座
13 流出口
14 強制操作棒
15 連結棒
18 強制操作棒のフランジ
19 操作棒のフランジ
20 Oリング

Claims (1)

  1. 分離器ケーシングに油水の流入口及び液溜部と水の流出口を形成し、液溜部と流出口を連通する弁孔を開けた弁座を液溜部に形成し、液溜部内に水よりも小さく油よりも大きな比重を有するフロートを上下動自在に配置し、フロートの底面で弁座の弁孔を直接開閉して液溜部内の水を流出口から排出するものにおいて、分離器ケーシングを気密的に貫通して進退操作可能に強制操作棒を配置し、強制操作棒の内端とフロートにフランジを設けて、強制操作棒の位置に応じてフロートを弁座に着座させて弁孔を閉じあるいはフロートを弁座から離座させて弁孔を開きあるいはフロートの浮上降下を妨げないように強制操作棒とフロートを連結したことを特徴とする油水分離器。
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WO2012063996A1 (en) * 2010-11-12 2012-05-18 Gk Co., Ltd Sump device for improving water quality
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