JP2008257235A - プラガブル光トランシーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はホストシステムのケージからプラガブル光トランシーバを抜去するための新たな解除機構を開示する。
【解決手段】トランシーバは、光レセプタクルと、ケージの係止穴へラッチするフックを備えたアクチュエータと、レセプタクルの前で回転するように装着されたベールと、リリースボタンとを含む。ベールを回転するか、またはリリースボタンを押すと、アクチュエータにシーソー運動を起こし、フックを係止穴からはずし、トランシーバがレセプタクル前にあるベールを摘んでケージから抜去できる。
【選択図】図1
【解決手段】トランシーバは、光レセプタクルと、ケージの係止穴へラッチするフックを備えたアクチュエータと、レセプタクルの前で回転するように装着されたベールと、リリースボタンとを含む。ベールを回転するか、またはリリースボタンを押すと、アクチュエータにシーソー運動を起こし、フックを係止穴からはずし、トランシーバがレセプタクル前にあるベールを摘んでケージから抜去できる。
【選択図】図1
Description
本出願は、本出願人の「Releasing mechanism of pluggable transceiver」と題する2005年4月29日出願の米国特許出願第11/117,695号、「RELEASING MECHANISM OF PLUGGABLE TRANSCEIVER FROM CAGE」と題する2006年3月8日出願の米国特許出願第11/372,230号に関連するものである。
本発明は、ケージと着脱可能なプラガブル光トランシーバの機構に関する。
いわゆるプラガブル光トランシーバは、ホストシステムのケージに挿入される。ケージは、一端に装置の外部に向かった開口部を有する金属の箱である。このケージは、ホストシステム上の電気コネクタがケージの奥端にセットされ、開口部がホストシステムのフェースパネルから露出するようにホストシステムに搭載される。この様に、プラガブル光トランシーバはホストシステムのフェースパネル側からケージに挿入されて、プラガブル光トランシーバの後方端に備えられている電気コネクタプラグが、ケージの奥端に配置された電気コネクタと係合される。
ホストシステムをシャットダウンすること無くケージとの脱着が可能なプラガブル光トランシーバを、特にホットプラガブル光トランシーバと呼ぶ。プラガブル光トランシーバには、ケージと係止するためのラッチ機構が必要である。光コネクタがプラガブル光トランシーバの光レセプタクルへ接続されているときには光トランシーバをケージから抜去することは不可能にし、光コネクタが光レセプタクルに接続されていないときにだけ、プラガブル光トランシーバをケージから抜去できる機構が求められている。いくつかの先行文献がそのような機構を開示している。
例えば、米国特許番号第7,186,134号では、ワイヤーフレーム状のベールとブロックを組み合わせて構成したラッチ機構を開示している。ブロックの端部に設けたロックピンが、上下に動いてピンがケージに設けられた係止穴から外れる。ベールはつまむためのグリップ部と、前記ブロックの下に潜り込むショルダー部と、グリップ部とショルダー部とを連結するボディ部から成る。
ショルダー部の中央は、ワイヤを内方に曲げてカムを形成し、このカムを含むショルダー部はブロックの下に配置される。ブロックは回動軸を中心にシーソー運動を行う。すなわちベールを回転すると前記カムが溝内で回転し、カムの頭部がレセプタクルを外に向けて押す。この様にブロックがシーソー運動を起こすと、カムからみて回転軸をはさんだ反対側に設けられたロックピンは内側に引き込まれ、ロックピンとケージとの係止は解除する。このトランシーバは、底部からブロックが脱落しないように保持するフィンを備えている。
また米国特許公開番号第2003/0142917号は、別のラッチ機構を開示している。その機構はベールとアクチュエータから成り、ベールはアクチュエータを前後にスライドさせる取手の機能だけを備える。ベールの回転運動はアクチェータの前後運動、もしくは係止用突起の上下運動への変換を行わない。アクチュエータの先端は、トランシーバがケージに挿入され係合された際、トランシーバ本体側に形成された窪みに収容される楔形状を有する。窪みの側面は傾斜しており、ベールを操作してトランシーバをケージから抜去する際に、前記楔がこの傾斜面をスライドしてケージの係止タブを押し上げる。このように、トランシーバの係止用突起と、ケージの係止用タブとの係止が解除される。アクチュエータは、楔が前記窪みに収容されている時をアクチュエータの初期位置とするようにスプリングを備える。
近年、時にオプティカルハブシステムと呼ばれる新しいシステムが提唱され、このシステムでは多数のプラガブル光トランシーバが縦横に高密度に実装される。例えば、48チャンネル伝送システムでは上下2列、横方向24列のプラガブル光トランシーバが並べて実装される。このような装置では、着脱したいプラガブル光トランシーバの周りに、光コネクタが接続されたプラガブル光トランシーバが並んでいるとこれらが邪魔となって、目的のプラガブル光トランシーバのベールを摘む、あるいは、回す操作をして、抜去することは困難である。
本発明は、多数のケージが高密度に配置され、かつ、かつ各ケージに光コード付きコネクタが装着されたプラガブル光トランシーバが収容されていても、目的のプラガブル光トランシーバを容易に抜去できる機構を提供するものである。
本発明のトランシーバは、光レセプタクルと、アクチュエータと、ベールと、リリースボタンとを備える。これらアクチュエータ、ベールおよびリリースボタンは光レセプタクルに組立てられている。アクチェータは、フック部、支持部、本体部を含み、フック部と本体部とは、支持部を軸とするシーソー運動を行う。フック部はその先端にケージの係止穴に係合されるフックを有し、本体部は第1のアーチ面を備える。
ベールは一対の脚とそれらを連結するブリッジを有する。脚には軸穴とカム突起を備える。カム突起は、ベールの軸穴を中心とした回転動作に合わせ、第1のアーチ面上をスライドしてアクチュエータのシーソー運動を誘起する。
リリースボタンは、それが押された際、アクチュエータの本体部に潜り込んでこれを押し上げ、その結果、アクチュエータにシーソー運動を生じさせ、同時に、リリースボタンはベールのカム突起を押し、ベールに回転運動を誘起する。
図1は、本発明の一実施例におけるプラガブル光トランシーバ(以下、トランシーバ)の斜視図である。トランシーバ1は、ベール10とアクチュエータ20と光レセプタクル30とカバー40と接地タブ70とリリースボタン80とを備える。ここで、トランシーバ1の光レセプタクル側を前方、その反対側を後方とする。さらに、図1では見えない面、すなわち光レセプタクル30がアクチュエータ20を装着する側を下方、その反対側、開放端として描かれている側、を上方とする。このように定義した前後上下方向は、トランシーバがケージに実際に挿着されたときの方向と一致する。
ケージは、ホスト基板上に搭載されており、図1には示していないトランシーバ1の後端にある電気プラグが、ケージの奥端に配置されたホストシステムの電気コネクタに接続するように、トランシーバ1の後方側を収容する。こうしてホストシステムの回路とトランシーバ内の回路とが通信可能となる。ホストシステムの前面パネルは開口を設けており、ケージに挿着されたトランシーバの光レセプタクルは前記開口を通して外部に露出し、光ファイバ付きコネクタは、この開口から光レセプタクルと係合することができる。
レセプタクル30は、その下面にベール10とアクチュエータ20とリリースボタン80を備える。アクチュエータ20は、ケージの底面に設けられた係止穴に掛合するフック23aを備える。ベール10はレセプタクル30の前方で回動するように装着される。ベールが前方へ回転すると、ベール10が備えるカム突起11bは、アクチュエータ20の前側を押し下げてアクチュエータ20のシーソー運動を生じさせ、その結果、アクチュエータ20の反対側のフック23aをトランシーバ本体に引き込み、フック23aとケージの係止穴との係合を解除する。
図1に示す構成を有するトランシーバが縦横に高密度に多数配置された光ハブシステムで、目的のトランシーバの周囲のケージにそれぞれトランシーバが収容され、その上、それら周囲のトランシーバに光コネクタが挿着されている状況では、周囲のトランシーバおよびそれらトランシーバに装着された光コネクタがあるため、ケージからトランシーバを引き抜くためにベールを回動することも、回動後にベールを摘むことも困難になる場面にしばしば遭遇する。本発明では、ベールを摘むのが困難となるその種の状況でも、トランシーバ1が、ケージとの係合を解除するベール10だけでなく、リリースボタン80を備える。ボタン80を押すことは、アクチュエータ20の前部の下降動作を誘発し、これはフック23aとケージの係止穴との係合を解除するためのアクチュエータ20のシーソーオン運動を起こす。
アクチュエータのフック23aと、接地タブ70は、カバー40の前端部よりも突き出ており、光レセプタクル30の本体とカバー40との間にはギャップがある。既述したように、トランシーバ1はケージの係止穴にフック23aが掛合してケージ内にセットされる。接地フィンガ40については、トランシーバ1がケージに適切にセットされた時にケージに接触し、これは、トランシーバの接地電位を安定化させるとともに、トランシーバ1からケージ2への放熱経路を確保する。
本実施例に係るアクチュエータ20、光レセプタクル30、リリースボタン80、ベール10は樹脂モールドで形成している。ベール10は金属製であっても構わない。さらに、カバー40は切削、曲げ、その他の方法で加工してもよい。溶接も接着も用いられていない。次に、付属する図を参照しつつ、ベール10、アクチュエータ20、リリースボタン80、光レセプタクル30について詳しくのべる。
a.アクチュエータ;
図2(A)は本発明の実施例におけるアクチュエータ20の斜視図である。図2(B)は下面図であり、図2(C)はアクチュエータの側面図である。アクチュエータ20は、概略本体部21と、支持部22と、フック部23と、弾性部24を備える。本体部21は、その両側に一対の側部21aを備え、ブリッジ21dは側部21aを連絡する。弾性部24は、U字切り欠き21pに囲まれており、ブリッジ21dから後方へ伸びている。この実施例のアクチュエータ20は、これらの各部が樹脂で一体に形成されている。
図2(A)は本発明の実施例におけるアクチュエータ20の斜視図である。図2(B)は下面図であり、図2(C)はアクチュエータの側面図である。アクチュエータ20は、概略本体部21と、支持部22と、フック部23と、弾性部24を備える。本体部21は、その両側に一対の側部21aを備え、ブリッジ21dは側部21aを連絡する。弾性部24は、U字切り欠き21pに囲まれており、ブリッジ21dから後方へ伸びている。この実施例のアクチュエータ20は、これらの各部が樹脂で一体に形成されている。
側部21aは、ベール10のカム突起11bにそれぞれ接する複数の面を有する。すなわち、側部21aは、その上面に、ガイド溝21bとこのガイド溝21bから膨らんだガード21eを備える。側部21aは、さらにガード21eとガイド溝21bとに連なる別の曲面21qを有する。曲面21qとガード21eとの間には小さな隆起を備える。ベール10は、ベール10のカム突起11bが曲面21qとガード21eの間の隆起部を乗り越えるときにスナップアクションを起こす。
ガイド溝21bはカム突起11bのガード11cを収容し、一方、ガード21eはカム突起11bの凹部11dに収容される。さらに、アクチュエータ20は、側部21aの後部に、光レセプタクル30の底面に設けられた凸面31dに向かい合う曲面22bを有する。本明細書で後述する様に、該曲面22bは面31dと接し、同時に、曲面を有するフランジ22aが光レセプタクル30の凹部31oに嵌合し、これにより、光レセプタクルはアクチュエータを組み立てる。すなわち、光レセプタクル30は、面22aと面22bを、面31dと凹部31oとの間に置いてアクチュエータ20を搭載する。
ブリッジ21dの前部上端は斜面21oを成す様に面取りされている。リリースボタン80が押されると、リリースボタン80の斜面82bがこの斜面21oを持ち上げて、アクチュエータ20のシーソー運動を誘起し、フック23aをトランシーバ1の本体に引き込んでとケージとの係止を解除する。
弾性部24は、本体部の主面21mに対してわずかな角度を為す様に形成される。すなわち、弾性部24は、突起24aが形成された先端部が主面21mから持ち上がる様に、主面21mに対して3.5度の角度で曲げられている。アクチュエータ20は、弾性部24が押圧される様に光レセプタクル30へ装着される。当初の曲げにより起こされる反発力は光レセプタクル30の凹部31oに吸収される。しかしながら、シーソー運動のためのフランジ22aの位置が弾性部24の根元からずれているため、この反発力が略アクチュエータ20の前部21cを持ち上げる。すなわち、アクチュエータ20の前部21cは光レセプタクル30の底面へ自動的に押しつけられる。このように、側溝21rに設けられた突起21nは、光レセプタクル30のレール31jに当接し、側溝21rはレール31jを収容する。
弾性部24の先端は、ブリッジ21dから突設されて支持部22を越えて、フック部23まで伸びている。弾性部24の先端は、T字断面の突起24aを備える。この突起24aは、光レセプタクルの中央隔壁にある凹部31fへ嵌合することによって、アクチュエータの前後の動きを制限する。さらに、アクチュエータ20が、その本体部21と係止部23とがシーソー運動を行なうとき、突起24aと凹部31fとの嵌合は、該シーソー運動への反発力を生じる。従って、フック23aとケージの係止穴との係合がはずれるようにアクチュエータ20にシーソー運動が生じても、アクチュエータ20は自動的に初期位置へ戻り、そこでは、ベール10を離す操作によって弾性部24による反発力によってフック23aは最も突き出る。
支持部22は概ね円筒状の面を有するフランジ22aを備える。凹部31oの内壁も円筒状をしているので、光レセプタクル30の凹部31oへこのフランジ22aを収容すると、フランジ22aと凹部31oを軸としたアクチュエータ20のシーソー運動が実現される。
フック部23の先端はフック23aを形成する。このフック23aは、トランシーバの後側に緩やかな勾配面23cを有し、一方、フック23aの前側は急な勾配面23dを有する。トランシーバ1は、ケージに挿入されたとき、勾配面23cは係止穴を備えた係止タブを押しだして、トランシーバ1の本体をケージへスムースに挿着させる。一方、一旦ケージへ挿入されたトランシーバは、少なくとも本発明の解除機構がなければ、急な勾配面23dと面上の係止穴との引っ掛かりのために抜去することは難しい。フック部23の上面は、斜面を有する幅広の溝23bを備える。この溝23bは、アクチュエータ20がトランシーバ1の本体へフック部23を引き込むシーソー運動を行なうときに、光レセプタクル30の中央隔壁32dをその中に収容して、シーソー運動の振れ幅を大きくする。
図2(C)は、アクチュエータ20の側面図であり、図が明らかに示す様に、側部21aが前側に第1の曲率を有する曲面21qと、後側に第2の曲率を有するガイド壁の他の曲面21eを備える。後で述べるように、ベール10のカム突起11bをこの第1の曲面と第2の曲面、21qと21e、上をスライドされることが、アクチュエータ20のシーソー運動を誘起することになる。加えて、側部21aはさらに光レセプタクル30の円筒面31dと接してアクチュエータ20のシーソー運動をスムースに行わせる第3の曲面22bを備える。
b.光レセプタクル
図3(A)は、本発明実施例の光レセプタクルの下面図である。図3(B)は、下方から見た光レセプタクルの斜視図である。一方、図3(C)は、上方から見た斜視図である。図3(A)と図3(B)に陽に見えている面が、光レセプタクルの底面に対応する。図示した光レセプタクル30は、これは樹脂成形で作られているが、レセプタクル部31とOSA実装部32と接続部33を含む。レセプタクル部31は、それぞれ、光コネクタが接続される送信器用と受信器用の一対の開口31aと31bを備える。内側の寸法、すなわち幅と奥行き、と開口間の間隔は光コネクタの規格によって厳密に定められている。
図3(A)は、本発明実施例の光レセプタクルの下面図である。図3(B)は、下方から見た光レセプタクルの斜視図である。一方、図3(C)は、上方から見た斜視図である。図3(A)と図3(B)に陽に見えている面が、光レセプタクルの底面に対応する。図示した光レセプタクル30は、これは樹脂成形で作られているが、レセプタクル部31とOSA実装部32と接続部33を含む。レセプタクル部31は、それぞれ、光コネクタが接続される送信器用と受信器用の一対の開口31aと31bを備える。内側の寸法、すなわち幅と奥行き、と開口間の間隔は光コネクタの規格によって厳密に定められている。
光レセプタクル部31の側部は、ベール10の回転軸となる軸突起31cを備える。光レセプタクル部31の底面は、アクチュエータ20のフランジ22aを収容して、アクチュエータ20のシーソー運動の軸となる凹部31oを備える。凹部31oは、フランジ22aの円筒外形をなぞる半円筒状の内部形状をしている。光レセプタクル部31の後端は、ベール10の後端11eが接してベール10のスナップアクションを生む段差31eを備える。この段差31eはベール10の回転のストッパとしての機能も有する。
レセプタクル部31の側部はさらに2つの凹部、31mと31n、を備える。前者の凹部31mは、カム突起11bと当接してベール10の回転のストッパとして働く。一方、後者の凹部31nは、ベール10の脚11の内側に設けられた段差11gと嵌合して、ベール10の初期位置を決める。すなわち、凹部31nはほぼ直方体に形成される。一方、ベール10の脚11の内面は、ほぼ直方体の段差11gを備える。ベール10が初期位置、すなわち、ブリッジ12が開口、31aと31b、の上方にあるとき、ベール10の段差11gはレセプタクル部31の凹部31nへ嵌合して、ベールのがたつきを防ぎ、スナップアクションを実現する。
OSA実装部32は、2つの収容部、32aと32b、を備え、これらにはTOSA(Transmitter optical sub-assembly)とROSA(Receiver optical sub-assembly)が実装される。2つの側壁32cと中央隔壁32dが、これら2つの収容部、32aと32b、を形成し、OSAを保持するために、曲面や突起などの様々な構造がその中に設けられる。中央隔壁32dは、その前端にアクチュエータの弾性部24の後端に設けられたT字形状をした突起24aを収容する凹部を備える。さらに、この隔壁32dの厚みは、アクチュエータ20のフック部23の幅広溝23bが壁32dを収容できる値に設定される。実装部32の外側32cは、カバー40のタブ板と嵌合する突起32fを有する。
接続部33は、接地フィンガ70を光レセプタクル30に組付ける。図1に示すように、接地フィンガ70は、カバー40を光レセプタクル30へ組み立てたあとでさえ、光レセプタクル30とカバー40との間のギャップから突き出ており、トランシーバ1をケージに収容したときに、フィンガ70がケージの壁へ直接接触することが出来て、したがって、トランシーバ1の接地は強化される。この光レセプタクル30は樹脂で形成されているが、ケージと直接接触している接地フィンガ70は、接地電位のみならず、EMIシールド機能も強化する。
本実施例の光レセプタクル30は機構、すなわち、その底部にリリースボタン80を保持する構造を備える。その機構は、中央凹部31l、一対のスライド溝31hと一対のレール31jである。光レセプタクル30にリリースボタン80を組み付ける機構と、ボタンの操作とアクチュエータ20への働きについては後述する。
さらに、レセプタクル部31の底は、面22bと接してアクチュエータ20のシーソー運動をスムースにする円筒面31dを備える。円筒面31dの内側は、アクチュエータ20のフランジ22aを収容する凹部31oを備える。
c.ベール;
図4(A)は、本発明の実施例のベール10を下方から見た斜視図である。図4(B)はベール10の正面図である。ベール10は、一対の脚11と、前記脚11を連結するブリッジ12を備え、U形の断面を有する。ブリッジ12は、その内面に2つの凹部、12aと12b、を備える。これらの凹部、12aと12b、はそれぞれ光レセプタクル30の開口、31aと31b、に対応しており、ベール10が初期位置のときに組み合わせて一対の開口を形成する。
図4(A)は、本発明の実施例のベール10を下方から見た斜視図である。図4(B)はベール10の正面図である。ベール10は、一対の脚11と、前記脚11を連結するブリッジ12を備え、U形の断面を有する。ブリッジ12は、その内面に2つの凹部、12aと12b、を備える。これらの凹部、12aと12b、はそれぞれ光レセプタクル30の開口、31aと31b、に対応しており、ベール10が初期位置のときに組み合わせて一対の開口を形成する。
それぞれの脚11は、光レセプタクル30の軸突起31cが挿通される孔11aをその中央に備える。ベール10は、軸突起31cと孔11aとを回転の軸にして回転する。脚11は、孔11aの下側にカム突起11bを備える。ベール10が回転すると、このカム突起11bはアクチュエータ20の面、21bと21eと21q、上をスライドして、アクチュエータ20のフック23aと係止穴との係止解除するシーソー運動を誘起する。
詳しく述べると、カム突起11bは、ガード11cと凹部11dを組み合わせた形状を有する。ガード11cはガイド溝21bに収容され、一方、凹部11dはガード21eを収容する。さらに、カム突起11bのこの複合形状は、ベールがアクチュエータ20と光レセプタクル30から脱落することを防ぐ。すなわち、ベール10が光レセプタクル30の前方で回転したときでも、ガード11cがガード21eの内面に当接するので、脚11が外へ広がることを防ぐ。
脚11の後端11gは、ベール10が初期位置、そこではベール10のブリッジ12が光レセプタクル30の上側に位置する、にあるときにレセプタクル30の段差31eに当接する直線形状を有する、脚11の先端11fはベール10が最も回転したときに段差31eに当接して、回転ストッパとして機能する。
本実施例のベール10は、脚11の内面にほぼ直方体の段差11gを備える。この段差11g、その平面形状はレセプタクル30の側部に設けられた凹部31nの断面に対応している、はベール10が初期位置から回転するときにスナップアクションを生じる。ベール10が初期位置にあるとき、段差11gは凹部31nへ嵌合している。ベール10が回転するとき、段差11gは、凹部31nから外れて、その後ベール10はスムースに回転する。このように段差11gと凹部31nはベール10のスナップアクションを生じる。
d.リリースボタン
図5(A)と図5(B)は本発明の実施例のリリースボタン80の斜視図である。図5(A)は下方から観た図で、一方、図5(B)は上方から観た図である。リリースボタン80は、その前方側に押圧部81、その後方側に作動部を含む。押圧部81は、ベール10のブリッジ12の幅にほぼ対応した幅を有し、光レセプタクル30の前部形状をなぞる後ろにわずかに引っ込んだ前部と、後部にアーチ面81bとを備える。
図5(A)と図5(B)は本発明の実施例のリリースボタン80の斜視図である。図5(A)は下方から観た図で、一方、図5(B)は上方から観た図である。リリースボタン80は、その前方側に押圧部81、その後方側に作動部を含む。押圧部81は、ベール10のブリッジ12の幅にほぼ対応した幅を有し、光レセプタクル30の前部形状をなぞる後ろにわずかに引っ込んだ前部と、後部にアーチ面81bとを備える。
ボタン80を押すことが、フック23aをケージの係止穴から解除するアクチュエータ20のシーソー運動を起こす。ボタンを押すと、押圧部81の後部のアーチ面81bが、カム突起11bと当接してベール10の回転を生じる。すなわち、リリースボタン80は、アクチュエータ20のシーソー運動だけでなくベール10の回転も誘起する。
作動部82は、光レセプタクル30のレール31j直下の壁31kの間隔とほぼ等しい幅の主面82aと、主面82a上に押圧部81から連続した複数の斜面、82bと82c、を備える。中央斜面82cは、側斜面82bから延びており、アクチュエータ20の前部形状20cをなぞる。リリースボタン80を押すと、ボタン80の両側のサイド斜面82bは、アクチュエータ20の前端の面取りされた端21oに接触しこの上をスライドし、この動作がアクチュエータ20の前部を押し下げてシーソー運動を起こす。主面82aの両端82iは、レセプタクルのレール31jに収容され、このように、リリースボタン80は上下方向には動かない。
一方、図5(B)に示すように、上面82eは光レセプタクル30の中央凹部31lに収容される中央突起82fと、開口82hの中に中央から突き出た一対の弾性片82dとを備える。弾性片82dの端部は突起82gを備える。この弾性片82dは、リリースボタン80を押すと、突起82gが光レセプタクル30のスライド溝31hの端部をなぞりつつ、水平方向に曲がり、これがリリースボタン80に反発力を生じさせる。したがって、ボタン80を離すと、ボタンは自動的に、中央突起82fの前端がスライド溝31hの前側壁に接する初期位置を回復する。
次に各構成要素の働きについて詳しく述べる。
e.リリースボタンとアクチュエータのシーソー運動
図6(A)から図6(D)は、リリースボタン80を押すと生じるアクチュエータ20のシーソー運動の仕組みを示す。図6(A)と図6(B)は、リリースボタン80が初期位置のときの断面である。一方、図6(C)と図6(D)は、リリースボタン80が押されたときの状態を示す。図6(B)と図6(D)に示す断面は、図2(A)、図3(B)、図5(A)に示された線A−A‘にそったものである。
図6(A)から図6(D)は、リリースボタン80を押すと生じるアクチュエータ20のシーソー運動の仕組みを示す。図6(A)と図6(B)は、リリースボタン80が初期位置のときの断面である。一方、図6(C)と図6(D)は、リリースボタン80が押されたときの状態を示す。図6(B)と図6(D)に示す断面は、図2(A)、図3(B)、図5(A)に示された線A−A‘にそったものである。
リリースボタン80が初期位置のとき、これは図6(A)と図6(B)に示されている、アクチュエータ20の前端の面取りされた斜面21oは、斜面82b上にない。この位置では、弾性片82dは、その先端突起82gがスライド溝31hの第1側部31pと接しており、曲げられていない。第1側部31pは、トランシーバ1の長手方向のX軸に平行であり、それぞれの溝31hの中の第1側部31pの間隔は弾性片82dの先端の間隔と等しい。
リリースボタン80を押すと、前部の面取りされた斜面21oがリリースボタン80の斜面82b上を動き、これが、アクチュエータ20の前部を押し下げ、軸22a回りのシーソー運動を起こす。アクチュエータ20は、曲面22bがレセプタクルの円筒面31dをなぞりつつシーソー運動を起こす。
同時に、リリースボタン80の弾性片82dは、その先端の突起82dがスライド溝31hの第2側壁31qに当接して曲げられる。それぞれのスライド溝31hの第2側壁31qの間隔が、正確に言うと、この間隔はボタン80が進むにしたがって狭くなっているので、ボタン80は常に反発力を受ける。すなわち、ボタン80を離すと自動的に初期位置へ戻った中央突起82fが、レセプタクル30の中央凹部の前端にある位置、を回復する。アクチュエータ20に関しては、弾性部24が曲げて組み立てられていることが回復力を生じるため、アクチュエータ20は、リリースボタン80が元へ戻るのと同時に、自動的に初期位置を回復する。
リリースボタン80は、その側部82iがレール31jの中をスライドしかつ保持されているため、光レセプタクル30から外れることはない。
f.リリースボタン、ベールの回転、アクチュエータのシーソー運動
図7(A)〜図7(E)は、リリースボタン80と、ベール10の回転と、アクチュエータ20のシーソー運動の仕組みを示す。図7(A)に対応する初期位置において、ベール10は、そのブリッジが、2つの開口、31aと31b、を露出するように光レセプタクル30の上部にある。ブリッジの内側の2つの凹部、12aと12b、は開口、31a、31b、に一致し、光コネクタがこれらの開口、31aと31b、へ挿入しやすくする。脚11の内側の段差11gは、光レセプタクル30の側部の凹部31nに一致する。
図7(A)〜図7(E)は、リリースボタン80と、ベール10の回転と、アクチュエータ20のシーソー運動の仕組みを示す。図7(A)に対応する初期位置において、ベール10は、そのブリッジが、2つの開口、31aと31b、を露出するように光レセプタクル30の上部にある。ブリッジの内側の2つの凹部、12aと12b、は開口、31a、31b、に一致し、光コネクタがこれらの開口、31aと31b、へ挿入しやすくする。脚11の内側の段差11gは、光レセプタクル30の側部の凹部31nに一致する。
リリースボタン80を押すと、ボタン80のアーチ面81bは、脚のカム突起11bへ当接し、カム突起11bを後方へ押し、これが、光レセプタクル30の軸突起31c周りの回転モーメントを脚に生じさせる。このように、図7(B)に示すように、ベール10は、初期位置から、ブリッジ12が開口、31aと31b、を隠す方向へ回転を始める。同時に、カム突起11bはアクチュエータ20の第1のアーチ面21q上をスライドし始める。
さらにリリースボタン80を押すと、図7(C)に示すように、カム突起11bが第1と第2のアーチ面、21qと21e、の境目の凸部を乗り越え、同時に、脚11の内側の段差11gは光レセプタクル30の凹部31nから外れ、ベールの回転のスナップアクションを生じる。この状態は、ボタン80を離したあとも続き、したがって、ベール10のブリッジ12は、開口、31aと31b、の手前で容易に摘める。
リリースボタン80をさらに押し込むことはできないが、ベール10は軸突起31cを軸として自由に回転し、カム突起11bは第2のアーチ面上をスムースにスライドする、なぜなら脚11の段差11gが光レセプタクル30の凹部31nから外れているからである。ベール10を連続的に回転すると、図7(D)に示すように、アクチュエータ20にシーソー運動を連側的に生じる。ブリッジ12が開口、31aと31b、の前にくるまでベール10を回転すると、トランシーバ1をケージから抜去するために、ブリッジ12を摘む操作が容易になる。
ベール10の回転は、カム突起11bが光レセプタクル30の面31mに当接したところで、ストップする。ベール10のこの位置は、脚11の先端11fが、レセプタクル30の段差31eに当接した状態に対応する。
ここまで、リリースボタン80を押したときにベール10が回転する場合について述べた。しかしながら、ベール10の回転は、リリースボタン80の押すこととは独立していてもよい。すなわち、ブリッジ12を、図7(A)に示すように、初期位置から前方へ引っ張ることによって、ベール10は、カム突起11bが第1のアーチ面21q上をスライドしながら回転できる。ベール10の回転に連動して、アクチュエータ20はシーソー運動を開始して、フック23aをトランシーバ1の本体側に引き寄せ、フックと係止穴との係止を外す(図7(C))。ベール10の動きとアクチュエータ20の動きは、したがって、リリースボタン80の位置や状態とは独立している。ベール10の回転を続けると、ブリッジの操作は前で述べたように容易になる。
Claims (10)
- ホストシステムに実装されて係止穴を備えたケージへの着脱が可能なプラガブル光トランシーバであって、
光コネクタを収容する光レセプタクルと、該光レセプタクルに装着されたアクチュエータ、ベール、及びリリースボタンと、を備え、
前記アクチュエータはフックを有するフック部と、支持部と、第1のアーチ面を有する本体部とからなり、前記フック部と前記本体部は前記支持部を軸としたシーソー運動をすることにより前記フックと前記ケージの係止穴とを係合させ、かつ前記フックを前記係止穴から脱着させ、
前記ベールは一対の脚と該脚とを連結するブリッジを含み、該脚は軸穴とカム突起を有し、該カム突起は、前記軸穴を中心とした前記ベールの回転に連動して、前記アクチュエータの前記第1アーチ面上をスライドし前記アクチュエータのシーソー運動を誘起し、
前記リリースボタンは、該ボタンが押された時、前記アクチュエータの本体部に潜り込み、前記アクチュエータのシーソー運動を誘起し、前記カム突起を押して前記ベールの前記回転運動を誘起する、ことを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項1に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記リリースボタンは、押圧部と、作動部とを含み、
前記押圧部は、前記ベールの前記カム突起と当接する面を備え、
前記作動部は、前記アクチュエータの前記本体部に潜り込む斜面を含むことを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項2に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記リリースボタンの前記作動部は、一対の弾性梁と一対の開口部をさらに含み、
前記弾性梁は先端に突起を備え、前記開口部の中に突設されており、
前記光レセプタクル部は、一対のレールとスライド溝を備え、
前記レールは前記作動部の両側端を収容し、
前記スライド溝は前記弾性梁の先端の前記突起を収容し、前記スライド溝はそれぞれ前記弾性梁の前記先端突起と接する第1の側壁面と、第2の側壁面とを有し、
前記第1の側壁面の間隔は一定であり、
前記第2の側壁面の間隔は、前記リリースボタンを押すと前記弾性梁の前記先端突起が前記第2の側壁面に当接し、前記弾性梁に曲げを生じ、その反発力によって、前記リリースボタンが、前記弾性梁の先端の前記突起と前記第1の側壁面とが当接する初期位置まで自動的に戻るように、前期リリースボタンが押される方向に向かって徐々に小さくなっていることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項3に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記リリースボタンの前記作動部はさらに中央凸部を備え、前記光レセプタクルはさらに前記リリースボタンの該中央凸部を収容する中央凹部を備え、
前記リリースボタンが初期位置にあるとき、前記中央凸部は、前記中央凹部の端部に位置することを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項1に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記アクチュエータの前記本体部はさらに前記第1のアーチ面と連続する第2のアーチ面を備え、
前記第1のアーチ面と前記第2のアーチ面とは、それぞれ異なる曲率を有し互いの境界に隆起を形成し、
前記ベールの前記カム突起は、前記隆起を乗り越える時にスナップアクションを起こしつつ前記アクチュエータの前記第1のアーチ面と前記第2のアーチ面をスライドすることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項1に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記ベールの前記脚は段差を有し、前記光レセプタクルは前記ベールの前記段差の断面に対応した形状の凹部を備え、
前記ベールが初期位置にあるときに、前記段差は前記凹部内に挿入されることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項6に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記アクチュエータはさらに第3のアーチ面を備え、
前記光レセプタクルは、前記アクチュエータのシーソー運動を滑らかにするように前記第3のアーチ面に接する円柱面を備えることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項1に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記アクチュエータはさらに前記本体部から前記フック部に向かって伸びる弾性部をさらに備え、
前記弾性部は前記本体部の主面と所定の角度を為していることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。 - 請求項8に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記弾性部と前記アクチュエータの前記主面との前記角度は、前記アクチュエータが前記レセプタクルに装着されたときに、前記アクチュエータが所定の初期位置に自動的に戻る反発力を生じることを特徴とするプラガブル光トランシーバ。
- 請求項1に記載のプラガブル光トランシーバであって、前記ベールの前記カム突起はさらにガードと凹部を含み、前記アクチュエータはガードとガイド溝を含み、
前記ベールの前記凹部は前記アクチュエータの前記ガードを収容し、
前記アクチュエータの前記ガイド溝は前記ベールの前記ガードを収容することを特徴とするプラガブル光トランシーバ。
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120223 |