JP2008257125A - プロジェクションシステム、形状測定装置、および光学特性評価装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のプロジェクションシステムは、第1のパターン2と、第1のパターン2から射出された光を投射レンズ5に向けて透過させ、投射レンズ5から射出されたスクリーン3からの光を反射させる光路分岐手段(ハーフミラー6)と、光路分岐手段によって反射された光を捉える撮像素子7と、スクリーン3の結像面、もしくは撮像素子の結像面(近傍)に配置された第2のパターン4と、が備えられ、投射レンズ5により第1のパターン2の像がスクリーン3上に投射され、投射レンズ5によりスクリーン3上の第1のパターン2の像が撮像素子7上に投射され、第1のパターン2の像と第2のパターン4の像との干渉により生じるモアレ縞を撮像素子7により検出する。
【選択図】図1
Description
この構成によれば、例えばスクリーンが若干撓んでいたり、光学系の光学特性が理想状態からずれていたとしても、画像補正手段によってスクリーンに投射される画像が補正され、良好な画像を得ることができる。
この構成によれば、投射光学系に加えて反射光学系を含む光学系全体の評価を行うことができ、画像信号側で補正を行うことなく、反射光学系の反射面を例えば機械的に変形させることによって、比較的容易に画像を補正することができる。
この構成によれば、投射光学系から取り込んだ像を拡大または縮小できる、すなわち、第1のパターンの像と第2のパターンの像のピッチを変更できる。その結果、モアレ縞の強度を変えることができ、モアレ縞の検出をより高精度に行うことができる。
この構成によれば、投射光学系の負荷を軽減させることができ、投射光学系の性能を高めることができる。投射光学系の後端から光変調素子の結像面までの距離を一般的に「バックフォーカス」と呼び、この距離が長いほど投射光学系の設計が困難になる。本発明の投射光学系の場合、光変調素子と投射光学系との間に光路分岐手段という光学要素を配置しているため、従来のプロジェクタの構成に比べてバックフォーカスが長くなる傾向にある。そのため、投射光学系の性能を高めるのが難しく、高精度の検出が行いにくくなる。そこで、この課題を解決するために、光変調素子と投射光学系との間で第1のパターンを一旦結像させ、中間像を作ることによって投射光学系のバックフォーカスが短くなり、投射光学系の設計が容易になる。また、中間像を小さくすることで投射光学系を小型化することができる。
この構成によれば、第1のパターンの中間像を拡大または縮小でき、第1のパターンの像と第2のパターンの像のピッチを変更できるため、モアレ縞の強度を変えることができ、モアレ縞の検出をより高精度に行うことができる。
この構成によれば、第1のパターンを設けるために特別な部材を準備することがなく、光変調素子に備えられた遮光パターンを有効利用することができる。例えば、液晶ライトバルブ等の光変調素子には一般的にブラックマトリクスが備えられているため、このブラックマトリクスを第1のパターンとして利用すればよい。この場合、光変調素子の全面で白表示を行いさえすれば、スクリーン上に格子状の第1のパターンの像を投射することができる。
この構成によれば、第1のパターンが固定されたものでなく、第1のパターンの形状やピッチを自由に変化させることができるため、モアレ縞の発生状態を適宜変化させて検出しやすくすることができる。
この構成によれば、遮光パターンを備えた光透過性板体、例えば格子状の遮光パターンを描いた透明板を準備しておくだけで、第1のパターンを所定の位置に配置することができる。
この構成によれば、遮光パターンを備えた光透過性板体、例えば格子状の遮光パターンを描いた透明板を準備しておくだけで、第2のパターンを所定の位置に配置することができる。
この構成によれば、第2のパターンを配置するために特別な部材を準備することがなく、撮像素子の画素間領域を有効利用することができる。
前記第1のパターンと前記光路分岐手段との間に、前記第1のパターンの中間像を生成する中間像生成光学系が備えられていても良い。
前記中間像生成光学系に、ズーム機能が備えられていても良い。
前記第1のパターンを、前記光変調素子に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第1のパターンを、前記光変調素子により表示されたパターン像で構成しても良い。
前記第1のパターンを、前記光変調素子に隣接配置された光透過性板体に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第2のパターンを、前記撮像素子に隣接配置された光透過性板体に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第2のパターンを、前記撮像素子の画素間領域で構成しても良い。
これらの構成を備えたことによる作用、効果は、上記本発明のプロジェクションシステムの場合と同様である。
前記第1のパターンと前記光路分岐手段との間に、前記第1のパターンの中間像を生成する中間像生成光学系が備えられていても良い。
前記中間像生成光学系に、ズーム機能が備えられていても良い。
前記第1のパターンを、光変調素子に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第1のパターンを、光変調素子により表示されたパターン像で構成しても良い。
前記第1のパターンを、光透過性板体に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第2のパターンを、前記撮像素子に隣接配置された光透過性板体に備えられた遮光パターンで構成しても良い。
前記第2のパターンを、前記撮像素子の画素間領域で構成しても良い。
これらの構成を備えたことによる作用、効果は、上記本発明のプロジェクションシステムの場合と同様である。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態は、液晶プロジェクタの光学特性、中でも投射光学系である投射レンズの光学特性を、レンズ単体ではなく、他の光学部品とともに全体的な光学系として測定、評価する装置の例である。
図1は本実施形態の光学特性評価装置の概略構成図である。図2は同装置の要部の拡大図である。図3は同評価装置で用いる画像処理のアルゴリズムを示す図である。なお、図1、図2においては、プロジェクタの各種光学部品のうち、本装置に光学的に関係する液晶ライトバルブと投射レンズのみを図示し、残りの光学部品の図示は省略する。
図1の装置構成を用いて第1の格子パターン像9(2点鎖線で示す)を投射したスクリーン3を撮像素子7で撮像した様子を示したのが図3の上の図(A)である。上述したように、第1の格子パターン像9と第2の格子パターン4(実線で示す)がずれているとモアレ縞11が発生する。なお、この図は説明のためにモアレ縞11をわかりやすく描いたものであり、実際に発生するモアレ縞のイメージとは異なることを注記しておく。なお、以上の説明では、スクリーン3上の第2の格子パターン4は第1の格子パターン像9の位置および寸法に合わせて描いてあること、すなわち、スクリーン3上で第1の格子パターン像9と第2の格子パターン4を一致(互いのピッチを一致)させることを前提としている。しかしながら、実際は第1の格子パターン像9と第2の格子パターン4をずらした方がモアレ縞11が拡大し、測定が容易になるため、第1の格子パターン像9と第2の格子パターン4とを意図的にずらしてもよい。
まず一つとして、投射レンズ5の歪曲を測定することができる。従来の測定方法の場合、スクリーン上に投射された画像のうち、例えば画面内9点の測定ポイントにおいて、理論的な基準位置に対して画素がどれだけずれているかを数えていた。したがって、測定ポイントでの歪曲は測定できるものの、光学系全体がどのような傾向で歪曲収差を持っているかは、測定ポイントでの測定値から全体を推測するしかなかった。ところが、近年の光学系では非球面や自由曲面の形状を持つレンズやミラーを多用する傾向があり、数点の測定ポイントのみの測定値で全体を推測するのは危険である。具体的には、球面の場合は、両端の測定値があればその間は直線で補間しても大きな問題とはならないが、非球面や自由曲面の場合、画面の中に測定値の変曲点があるため、大雑把な測定ポイントではこれらの変曲点を捉えることは難しい。
上記第1実施形態では、液晶ライトバルブ1の全面で白表示を行い、この画像をスクリーン3上に投射したときにできる第1の格子パターン2の像とスクリーン3上の第2の格子パターン4とでモアレ縞を発生させた。すなわち、液晶ライトバルブが有しているブラックマトリクスを利用している。本実施形態では、この構成に代えて、例えば各液晶ライトバルブ1で第1の格子パターンの像を表示し、これをスクリーンに投射したときにできる像とスクリーン3上の第2の格子パターン4とでモアレ縞を発生させてもよい。
以下、本発明の第3の実施の形態を図4を参照して説明する。
本実施形態は、プロジェクタの投射レンズの光学特性を、装置全体ではなくレンズ単体として測定、評価する装置の例である。勿論、プロジェクタ以外の光学機器の光学系(レンズ)の測定、評価にも適用できる。
図4は本実施形態の光学特性評価装置の概略構成図である。なお、図4において図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第4の実施の形態を図5を参照して説明する。
本実施形態は、投射レンズの光学特性をレンズ単体で測定、評価する方法の例であるが、格子線を描いたスクリーンを用いない点で第3実施形態と異なっている。
図5(a)、(b)は本実施形態の光学特性評価装置の概略構成図である。なお、図5(a)、(b)において図4と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第5の実施の形態を図6を参照して説明する。
本実施形態の光学特性評価装置の基本構成は第1実施形態と略同様であり、格子パターンを撮像素子に設けた点が第1実施形態と異なっている。
図6は本実施形態の光学特性評価装置の要部の概略構成図である。なお、図6において、第1実施形態で用いた図2と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第6の実施の形態について説明する。
第5実施形態では光学特性評価装置の例を示したが、構成は全く同じであっても投射光学系の光学性能が十分に高いものであれば、この装置を用いてスクリーンの撓みの検出や任意の被測定物の形状の測定を行うことができる。具体的には、例えばスクリーンに撓みが生じた場合、スクリーン上に投射される液晶ライトバルブの格子パターンの像もスクリーンの撓みの状態に応じて歪む。そのパターンの画像を取り込み、撮像素子側の格子パターンと干渉させると、スクリーンの撓みに応じたモアレ縞が発生する。このモアレ縞を画像処理することによってスクリーンの撓み量を知ることができる。被測定物の形状測定の場合も、スクリーンの撓み検出の場合と原理は同様である。
図7は、第1の格子パターン2を液晶ライトバルブ1R,1G,1Bのブラックマトリクス、第2の格子パターン22を撮像素子7の入射側に隣接配置した透明格子板21で構成した例である。
図8は、第1の格子パターン16を液晶ライトバルブ1R,1G,1Bの射出側に隣接配置した透明格子板15、第2の格子パターン22を撮像素子7の入射側に隣接配置した透明格子板21で構成した例である。
図9は、第1の格子パターン2を液晶ライトバルブ1R,1G,1Bのブラックマトリクス、第2の格子パターン24を撮像素子7のセルギャップで構成した例である。
図10は、第1の格子パターン16を液晶ライトバルブ1R,1G,1Bの射出側に隣接配置した透明格子板15、第2の格子パターン24を撮像素子7のセルギャップで構成した例である。
以下、本発明の第7の実施の形態を図11を参照して説明する。
本実施形態の光学特性評価装置の基本構成は第5、第6実施形態と略同様であり、第2の格子パターンを撮像素子側に設けたものである。
図11は本実施形態の光学特性評価装置の要部の概略構成図である。なお、図11において、第5実施形態で用いた図6と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第8の実施の形態を図12を参照して説明する。
本実施形態の光学特性評価装置の基本構成は第5〜第7実施形態と略同様であり、第2の格子パターンを撮像素子側に設けたものである。
図12は本実施形態の光学特性評価装置の要部の概略構成図である。なお、図12において、第5実施形態で用いた図6と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第9の実施の形態を図13、図14を参照して説明する。
本実施形態は、装置構成は上記実施形態と同様であるが、測定対象が非球面ミラー、自由曲面ミラー等を用いた反射光学系の反射面の形状である点が特徴的である。
図13は本実施形態の光学特性評価装置を説明するための概略構成図である。なお、図13において図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図14は上記の反射光学系を含む超短焦点光学系を備えた近接投射プロジェクタの概略構成図である。
このプロジェクタ2200は、プロジェクタ外部の壁Wに設置したスクリーン2260に画像信号に応じた光を投射し、スクリーン2260で反射する光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるフロント投射型のプロジェクタである。筐体2270の内部の底面80には、光学エンジン部10が投射レンズ20を上向きにして設置されている。光学エンジン部10は、画像信号に応じて変調された光を投射レンズ20を通して上方に射出する。
以下、本発明の第10の実施の形態を図15、図16を参照して説明する。
第9実施形態では、非球面ミラー、自由曲面ミラー等を用いた反射光学系の反射面の形状を測定する形状測定装置について説明した。第9実施形態の装置と同一の構成において反射光学系の成形精度が十分に確保されている場合には、スクリーンの撓みを検出することができる。
図16に示すように、スクリーンへの光の入射角度αが80°のとき、スクリーン3が3mm撓むと(撓んだ状態のスクリーン3Tを破線で示す)、図15のグラフから、画面(映像)がスクリーンの投射面上で18mm移動する。フルハイビジョン(1080P)の80インチのスクリーンを想定すると、この18mmという移動量は16画素分に相当し、画像として成立しなくなってしまう。
以下、本発明の第11の実施の形態を図17を参照して説明する。
本実施形態は、装置の基本的な構成は第9実施形態と同様であるが、検出結果を非球面ミラーや自由曲面ミラーの形状にフィードバックする点で第9実施形態と異なる。
図9は本実施形態の光学特性評価装置の概略構成図である。なお、図17において図13と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
非球面ミラーを用いる光学系は、一般的に超広角光学系であることが多い。よって、非球面ミラーは映像光を高倍率で拡大することから、非球面ミラーの形状誤差や形状変化が画像の歪曲、フォーカスに大きく影響する。また、一般的に非球面ミラーは樹脂で成形されることが多いため、周囲の温度変化で形状が変化しやすく、画像に影響を及ぼすこともある。ところが、本実施形態のシステム110によれば、光学特性の評価結果をミラー形状にフィードバックするので、非球面ミラー29に形状誤差(加工誤差)があっても個体ごとに形状を再調整することができる。また、温度変化によって非球面ミラー29が変形しても、適宜対応することができる。
Claims (15)
- 光源と、前記光源からの光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投射する投射光学系を含む光学系と、前記光学系からの光が投射されるスクリーンと、が備えられたプロジェクションシステムであって、
前記光学系の光入射側に配置され、前記光源からの光が入射される所定のピッチを有する第1のパターンと、
前記第1のパターンと前記光学系との間に設置され、前記第1のパターンから射出された光を前記光学系に向けて透過させ、前記光学系から射出された前記スクリーンからの光を反射させる光路分岐手段と、
前記光路分岐手段によって反射された光を受光する撮像素子と、
前記スクリーン上、もしくは前記撮像素子の結像面または結像面近傍に配置された所定のピッチを有する第2のパターンと、が備えられ、
前記光学系によって前記第1のパターンの像が前記スクリーン上に投射され、かつ、前記光学系によって前記スクリーン上に投射された前記第1のパターンの像が前記撮像素子上に投射され、
前記第1のパターンの像と前記第2のパターンの像との干渉により生じるモアレ縞を前記撮像素子によって検出することを特徴とするプロジェクションシステム。 - 前記モアレ縞の発生状況から前記スクリーンの撓みの状態を検出することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクションシステム。
- 前記モアレ縞の発生状況から前記光学系の光学特性を検出することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクションシステム。
- 前記スクリーンの撓みの状態、もしくは前記光学系の光学特性の検出結果に応じて前記スクリーンに投射される画像を補正する画像補正手段が備えられたことを特徴とする請求項2または3に記載のプロジェクションシステム。
- 前記光学系が、投射光学系から投射された光を前記スクリーンに向けて反射させる非球面ミラーもしくは自由曲面ミラーを有する反射光学系を含み、
前記画像補正手段が前記反射光学系の反射面を変形させることによって前記画像を補正することを特徴とする請求項4に記載のプロジェクションシステム。 - 前記光路分岐手段と前記撮像素子との間に、ズーム光学系が備えられたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第1のパターンと前記光路分岐手段との間に、前記第1のパターンの中間像を生成する中間像生成光学系が備えられたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記中間像生成光学系が、ズーム機能を備えたことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第1のパターンが、前記光変調素子に備えられた遮光パターンであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第1のパターンが、前記光変調素子により表示されたパターン像であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第1のパターンが、前記光変調素子に隣接配置された光透過性板体に備えられた遮光パターンであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第2のパターンが、前記撮像素子に隣接配置された光透過性板体に備えられた遮光パターンであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 前記第2のパターンが、前記撮像素子の画素間領域からなることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
- 光源と、前記光源からの光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投射する投射光学系と、前記投射光学系からの光が投射される被測定物と、が備えられ、
前記投射光学系の光入射側に配置されて前記光源からの光が入射される所定のピッチを有する第1のパターンと、
前記第1のパターンと前記投射光学系との間に設置され、前記第1のパターンから射出された光を前記投射光学系に向けて透過させ、前記投射光学系から投射された前記被測定物からの光を反射させる光路分岐手段と、
前記光路分岐手段によって反射された光を受光する撮像素子と、
前記被測定物の表面、もしくは前記撮像素子の結像面または結像面近傍に配置された所定のピッチを有する第2のパターンと、が備えられ、
前記投射光学系によって前記第1のパターンの像が前記被測定物上に投射され、かつ、前記投射光学系によって前記被測定物上に投射された前記第1のパターンの像が前記撮像素子上に投射され、
前記第1のパターンの像と前記第2のパターンの像との干渉により生じるモアレ縞の発生状態を前記撮像素子によって検出することにより前記被測定物の表面形状を測定することを特徴とする形状測定装置。 - 光源と、前記光源からの光が入射される光学系と、前記光学系からの光が投射される被投射面と、が備えられ、
評価対象としての前記光学系の光入射側に配置されて前記光源からの光が入射される所定のピッチを有する第1のパターンと、
前記第1のパターンと前記光学系との間に設置され、前記第1のパターンから射出された光を前記光学系に向けて透過させ、前記光学系から投射された前記被投射面からの光を反射させる光路分岐手段と、
前記光路分岐手段によって反射された光を受光する撮像素子と、
前記被投射面上、もしくは前記撮像素子の結像面または結像面近傍に配置された所定のピッチを有する第2のパターンと、が備えられ、
前記光学系によって前記第1のパターンの像が前記被投射面上に投射され、かつ、前記光学系によって前記被投射面上に投射された前記第1のパターンの像が前記撮像素子上に投射され、
前記第1のパターンの像と前記第2のパターンの像との干渉により生じるモアレ縞の発生状態を前記撮像素子によって検出することにより前記光学系の光学特性を測定することを特徴とする光学特性評価装置。
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