JP2008256061A - ウォーム歯車および電動パワーステアリング装置 - Google Patents

ウォーム歯車および電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 高強度化と小型化を両立したウォーム歯車を提供する。
【解決手段】 歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフトと、前記ウォームシャフトと噛合い、歯先面、歯元面およびこれら歯先面および歯元面との間に形成される歯面から構成され、ピッチ円と交差する歯面における法線が、前記歯元面よりも中心側を通るウォームホイールとを有することとした。
【選択図】 図13

Description

本発明は、ウォーム歯車およびウォーム歯車を適用した電動パワーステアリング装置に関する。
従来、特許文献1にはウォーム歯車を適用した電動パワーステアリング装置が開示されている。一般的にウォーム歯車における歯面のプロファイルはインボリュート曲線が用いられており、特許文献1には詳細に記載されてはいないがこのインボリュート曲線を用いていると考えられる。
特開2006−142400号公報
近年、電動パワーステアリング装置を大型車両に適用するために高出力・高トルクに耐えうる強度を持ちつつ小型化を達成したウォーム歯車が望まれている。しかしながらインボリュート歯車を用いたウォーム歯車にあっては、高強度化を図るためにはウォーム歯車自体を大型化する必要があり、これに伴って電動パワーステアリング装置も大型化するという問題があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、高強度化と小型化を両立したウォーム歯車を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフトと、前記ウォームシャフトと噛合い、歯先面、歯元面およびこれら歯先面および歯元面との間に形成される歯面から構成され、ピッチ円と交差する歯面における法線が、前記歯元面よりも中心側を通るウォームホイールとを有することとした。
よって、高強度化と小型化を両立したウォーム歯車を提供できる。
以下、本発明のウォーム歯車および電動パワーステアリング装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本願ウォーム歯車を適用した電動パワーステアリング装置のシステム構成図である。電動パワーステアリング装置は、モータ制御装置1、ステアリングホイールSW、ステアリングシャフトSS、トルクセンサTS、入力軸IN、ラック&ピニオン(操舵機構:ラックR、ピニオンP)、転舵輪FL,FRを有する。モータ制御装置1内にはモータMが設けられ、電源BATTにより駆動される。
運転者によりステアリングホイールSWが操舵されると、ステアリングシャフトSSおよび入力軸INを介して操舵トルクがトルクセンサTSにより検出される。検出された操舵トルクに基づき、モータ制御装置1内の制御基板300(図2参照)はモータMに対し駆動信号を出力し、モータ制御装置1内のモータMが駆動されてピニオンPが回転し、ラックRを軸方向移動させて操舵アシストを行う。
[軸方向断面図]
図2はモータ制御装置1の軸方向断面図、図3は径方向断面図である。モータ制御装置1は、トルクセンサTS、モータハウジング6、ウォームハウジング7、モータMを有する。入力軸INの軸方向をy軸とし、ピニオンPと反対方向を正とする。また、モータMから入力軸IN側をx軸正方向とする。
なお、本願ではウォームホイール100の歯にかかる圧力を低減するため、ウォームホイール100およびウォームシャフト200は一般的なインボリュート歯形ではなく、歯面を曲面とするニーマン歯形とする。すなわち、ウォームシャフト200の歯面を凹曲面とし、ウォームホイール100の歯面はインボリュート歯面よりも外側に凸である曲面とする。
このため、ウォームホイール100およびウォームシャフト200の噛合いにおける圧力角は噛合い位置で変化し、ウォームホイール100の歯にかかる曲げ応力が低減される。
トルクセンサハウジング5内には入力軸INが設けられ、ウォームハウジング7内にはピニオンPが設けられている。モータハウジング6内には、ブラシレスタイプのモータMが収装され、入力軸IN及びピニオンPに対し径方向から組み付けられている。なお、モータMはブラシレスタイプでなくともよい。
入力軸INとピニオンPはトーションバー3により一体とされ、ピニオンPにはウォームホイール100が組み付き、y軸正方向からウォームハウジング7に格納されている。また、ウォームハウジング7にはモータハウジング6が組み付けられている。
ウォームシャフト200はモータMの出力軸とジョイント9によって接続するとともに、ウォームホイール100と噛合う。入力軸INはトルクセンサハウジング5に支持されるとともに、ピニオンPの端部によって相対回転可能に支持される。
トルクセンサハウジング5の内周にはトルクセンサTSが格納され、運転者の操舵によりトーションバー3が捩れて入力軸INとピニオンPが相対回転すると、トルクセンサ信号を出力する構成となっている。
ピニオンPはウォームハウジング7に支持され、外周にはウォームホイール100が設けられてモータMに接続されたウォームシャフト200と噛合う。
制御基板300はマイクロコンピュータを有し、各種車両信号、トルクセンサTS、モータMの制御回路を一体とした回路基板であって、モータMの制御を行う。制御基板300にはモータMの回転を検出する回転位置センサ130が設けられている。
[ウォームシャフトの詳細]
図4はウォームシャフト200の径方向正面図、図5はウォームシャフト200の歯部210におけるC−C断面図(歯部210に対する直角方向断面図)、図6は従来例(台形歯形)のウォームシャフトの歯部210'に対する直角方向断面図である。
上述のように本願ウォームシャフト200はニーマンウォームであり、歯部210の直角方向断面における歯面形状は半径Rの凹円弧形状である。一方、従来例は台形歯形であって歯部210'は直線形状である。したがって同一ピッチであれば、従来例よりも本願の歯部210のほうが歯元幅Sfは大きく、歯先幅Saは小さいこととなる。
[ウォームホイールの詳細]
(正面図及び断面図)
図7はウォームホイール100の径方向部分断面図、図8はウォームホイール100の軸方向断面図である。ウォームホイール100は金属歯車である芯金101に樹脂で形成された被覆部102を施した歯車であり、被覆部102は芯金101の歯部全周にわたって被覆されている。
芯金101を設けることでウォームホイール100全体としての高強度化と滑らかな噛合いを実現するものである。なお、芯金101は切削により形成してもよいし、焼結により形成してもよい。
このウォームホイール100の歯部110はニーマン形状であるウォームシャフト歯部210の凹円弧形状に対応する凸円弧形状の歯型を有する。これにより、ウォームホイール100とウォームシャフト200とでニーマンウォームを形成する。また、被覆部102はガラス繊維等の強化繊維を含まない樹脂材料で形成される。
ウォームホイール100は樹脂材料で被覆されることにより、噛合い時において弾性変形するとともに熱膨張してバックラッシュが減少する。また、凸円弧形状とすることで歯部110の歯厚が大きくなるため、ウォームホイール100の強度が増す。そのため、被覆部102に強化繊維を混入させなくとも十分な強度を確保可能である。
また、芯金101は、歯部110の歯底よりも歯先方向に延設された歯芯部101aを有する。歯部110の内部まで熱伝達性能に優れた金属材料で形成された歯芯部101aを延設することにより、被覆部102が強化繊維を含まない樹脂材料であっても充分な強度を確保するとともに、歯部110周辺に発生する熱を効率よく放熱するものである。
[ウォーム曲率半径]
図9は噛合い時におけるウォームシャフト軸方向拡大断面図である。ウォームシャフト200は切削加工により形成され、ウォームホイール100の歯型を形成する切削加工の範囲の曲率半径をR、ウォームシャフト200の歯部210の外径曲率半径をrとすると、ウォームホイール100とウォームシャフト200との噛合い領域Dの曲率半径は、ウォームシャフト200の外径曲率半径rとなる。
ここで、本願のウォームホイール100およびウォームシャフト200では、R>rの関係にある。したがって、曲率半径の大きいウォームホイール100には高度な加工精度を要求する必要がない。これにより、ウォームホイール100を低い加工精度で形成したとしても噛合い性能を満足させるものである。
また、ウォームシャフト200には塑性加工による表面仕上げが施されている。塑性加工によってウォームシャフト200表面を滑らかにすることで、ウォームホイール100側を傷つけることがない。
また、ウォームシャフト200とウォームホイール100とは、モータMによって操舵アシストされない状態において、互いに噛み合う噛合い面以外において干渉しないこととする。アシストが付与されない状態においては、ウォームホイール100に高負荷がかかり、同様に運転者の操舵負荷も増大する。この状態において噛合い面以外で干渉しないことにより、非アシスト時における運転者の操舵負荷を軽減する。
[歯面転移量の比較]
図10〜図12はウォーム歯車(ウォームホイールおよびウォームシャフト)の歯面断面形状を示す図である。図10は本願のニーマン歯形で形成されたウォーム歯車100,200、図11は従来例の一般的なインボリュート歯形のウォーム歯車100',200'、図12は比較例として本願とは異なる設計値のニーマン歯形のウォーム歯車100'',200''を示す。図10〜図12のいずれの図も同一スケールであって、数値(単位は省略)は互いに対応する。
本願のウォームホイール100はニーマン歯形であって、歯面111は凸形状である。また、本願のウォームホイール100の歯部110はプラス転位(図のスケールでは+0.5程度)とされており、従来例および比較例(転位量ゼロ)と比べて歯丈Cは短く、歯幅は大きく形成されている。プラス転位とすることにより、従来例および比較例と比べて歯丈が短く、歯幅が大きくなるため、高強度なウォームホイール100が得られる。
[歯面形状の詳細]
図13はウォームホイール100における歯部110の創成図である。また、図14はウォームホイール100とウォームシャフト200との噛合い面の変化を示す図である。また、図15は従来例における一般的なインボリュート歯形のウォームホイール100'の創成図であり、図16は比較例のニーマン歯形のウォームホイール100''の創成図を示す。
本願ウォームホイール100における歯面111の曲率は、ウォームホイール100のピッチ円Rpよりも歯先面112側の歯面111上の法線N1が、歯元面113よりもウォームホイール100の中心軸側を通るよう設けられている。
ウォームシャフト200からのトルク伝達によりたわみが生じるのは主に歯先側であるため、本願ウォームホイール100においてはピッチ円Rpよりも歯先側の法線N1が歯元面113よりもウォームホイール100の中心軸側を通るようにウォームホイール100を設計する。
これにより、ウォームホイール100とウォームシャフト200歯部110,210の噛合い面において、ウォームホイール歯部110の歯先側にかかる圧力は歯元面113よりも中心軸側に作用する。よって、歯元面113にかかる応力が緩和され、歯部110のたわみを低減して高強度なウォームホイール100を得るものである。
同様に、ピッチ円Rpよりも歯元側の法線N2、およびピッチ円Rpと交差する歯面111における法線N3も歯元面113よりも中心軸側を通るよう設計され、さらに高強度化を図る。
また、ウォームホイール100の歯面111における噛合い面111aの歯先幅をA、噛合い面111aの歯元幅をB、歯丈をC、モジュールをmとし、以下の(a)式で示される関係が成立するよう本願ウォームホイール100を設計する。
0.825≦(A/B)×(m/C)・・・(a)
このように各数値を決定することで、歯面111における歯先側、歯元側およびピッチ円Rpとの交点における法線N1,N2およびN3が、全て歯元面113よりもウォームホイール100の中心軸側を通ることとなる。これにより上記法線N1,N2,N3が確実に歯元面113よりも中心軸側を通るようなウォームホイール100を設計可能となる。
従来例のインボリュート歯形では歯面111'における歯先側の法線N1が歯元面113の外径側を通るため、歯先側にかかる力が歯元面113'に作用して歯部110'のたわみが生じ、ウォームホイール100'の強度が落ちる。
一方、比較例(図12および図16参照)のように、ニーマン歯形であっても上記(a)式を満たさないもの((A/B)×(m/C)=0.75)は法線N1,N2,N3のいずれか(図16ではN1)が歯元面113''よりも外径側を通るため、歯面111''の歯先側にかかる力が歯元面113''に作用して歯部110''のたわみが生じ、ウォームホイールの強度が落ちることとなる。
したがって、強度を確保して操舵フィーリングを向上させるためには単にニーマン歯車とするだけでは不十分であり、上記(a)式を満たす設計が必要である。
なお、実施例1では
噛合い面歯先幅A=2.8
噛合い面歯元幅B=1.2
歯丈C=3.55
モジュールm=2.13
とするが、上記(a)式を満たす数値であればよく特に限定しない。
また比較例では転位量=0であるため、歯面創成時に歯元面113''の両側がアンダカットされてアンダカット部115''が形成され、歯面111''において歯先側のアンダカットされない部分とアンダカット部115''との間が不連続曲面となって周方向に凸形状の高面圧部114''が形成される。
この高面圧部114''は歯面111''上において他の部分よりも周方向に凸形状となっているため、歯部110''がウォームシャフト歯部210''と噛み合う際、歯面111''上の他の部分と比べ高面圧となり、この高面圧部114''と噛み合うたびに噛合い時の面圧が増大して面圧変動が大きくなり、噛合いが不安定となる。一方本願では、歯部110を転位させているためアンダカットは比較例よりも低く抑えられ、噛合い時の面圧変動も小さくなって噛合いは安定する(図20、図22参照)。
また、ウォームシャフト200とウォームホイール100の噛合率は、1より大きく1.5以下とする。噛合い率が2以上であればより高い強度が得られるが、その分ウォームホイール100が大径化する。したがって噛合い率を1より大きく1.5以下とすることで、ウォームホイール100の大径化を回避しつつ、必要充分な強度を得るものである。
[歯元応力および歯元たわみ変動の比較]
図17〜図19は、ウォーム歯車の回転に伴う歯元応力および歯元たわみの変動を示す図である。図17は本願ニーマン歯車、図18は従来例のインボリュート歯車、図19は比較例のニーマン歯車を示す。なお、図17〜図19のスケールは同一単位である。また、♯1、♯2はそれぞれn枚目、n+1枚目の歯面を示す(n:自然数)。
単にニーマン歯形とした比較例では歯元応力および歯元たわみの変動は従来例のインボリュート歯形と大きく変わらないが、本願では上記(a)式の関係を満たすことで噛合いが安定するため、歯元応力および歯元たわみは全体的に従来例および比較例よりも低く抑えられ、最大値も小さくなっている。
[歯面圧変動の比較]
図20〜図22は、ウォーム歯車の回転に伴う歯面圧の変動を示す図である。図20は本願ニーマン歯車、図21は従来例のインボリュート歯車、図22は比較例のニーマン歯車を示す。歯元応力と同様に図20〜図22各図のスケールは同一単位であって、♯1、♯2はそれぞれn枚目、n+1枚目の歯面を示す(n:自然数)。
歯元応力および歯元たわみと同様、歯面圧変動においても本願は従来例および比較例に対し低く抑えられ、噛合い時の面圧変動も小さくなって歯部110のたわみ量が低減することで噛合いが安定し、操舵フィーリングが確保される。
また、比較例では歯面創成時のアンダカットにより歯面111''が不連続曲面となって周方向に凸形状の高面圧部114''が形成されるため、ウォームシャフト歯部210''が高面圧部114''と噛み合うたびに噛合い時の面圧が増大し、歯面圧の極大値は本願および従来例と比べて突出して大きくなる。すなわち、比較例のように単にニーマン歯形とするだけでは歯面圧変動を抑制できないばかりかかえって増大させる場合もあるため、歯面圧変動低減のためにも上記(a)式の条件を満たすことが重要となる。
[実施例1の効果]
(1)歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフト200と、ウォームシャフト200と噛合い、歯先面112、歯元面113およびこれら歯先面112および歯元面113との間に形成される歯面111から構成され、ピッチ円と交差する歯面111における法線N3が、歯元面113よりも中心側を通るウォームホイール100とを有することとした。
歯面111においてピッチ円Rpと交差する領域はウォームシャフト200と噛み合う部分であり、ウォームシャフト200からのトルクはここからウォームホイール100へ伝達される。よって、このピッチ円Rpと交差する領域における法線N3を歯元面113よりもウォームホイール100の中心軸側を通るように設計することにより、ウォームホイール100の高強度化と小型化を両立することができる。
(2)歯面111がインボリュート曲線よりも外に凸であって、歯先面112の幅Aとモジュールmの積を歯元面113の幅Bと歯丈Cで除した値が、0.825以上であることとした。これにより、従来のインボリュート歯車および単にニーマン歯車としただけの比較例と比べ、高い剛性を得ることができる。
(3)転舵輪FL,FRに連係されたラックPおよびピニオンP(操舵機構)に操舵アシスト力を付与する電動モータMと、電動モータMを駆動制御する制御基板300(電動機制御手段)と、電動モータMの出力軸に設けられ、歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフト200と、ラックPおよびピニオンPに設けられ、ウォームシャフト200と噛み合うことにより電動モータMの操舵アシスト力をこのラックPおよびピニオンPに伝達し、歯先面112、歯元面113、およびこれら歯先面112および歯元面113との間に形成される歯面111から構成され、この歯面111が樹脂で形成され、かつインボリュート曲線よりも外に凸であるウォームホイール100とを有することとした。
電動パワーステアリング装置の操舵フィーリングを滑らかにするために樹脂で被覆されたウォームホイールを用いる場合、ウォームホイールにたわみが生じる。このたわみ量が大きくなるとウォームの噛合い性能が低下するおそれがあるため、ウォームホイール100を上記のような形状とすることで剛性を向上させ、適切なウォーム歯車の噛合い性能を得ることができる。よって、電動パワーステアリング装置の操舵フィーリングを向上させることができる。
(4)ウォームホイール100のピッチ円Rpよりも歯先面112側の歯面における法線N1が、歯元面113よりも中心側を通ることとした。
ウォームシャフト200からのトルク伝達によりたわみが生じるのは主に歯先側であるため、ピッチ円Rpよりも歯先面112側の法線N1が歯元面113よりも中心側を通るようにウォームホイール100を設計することにより、さらに高強度なウォームホイール100を得ることができる。
(5)ウォームホイール100の歯元面113における法線N2が、歯元面113よりも中心側を通ることとした。
ピッチ円Rpよりも歯先面112側に加え、歯元面113側の法線N2も歯元面113より中心側を通るようにウォームホイール100を設計することにより、さらに高強度なウォームホイール100を得ることができる。
(6)(13)ウォームシャフト200とウォームホイール100の噛合率は、1より大きく1.5以下であることとした。
噛合い率が2以上であればより高い強度が得られるが、その分ウォームホイール100が大径化する。したがって噛合い率を1より大きく1.5以下とすることで、ウォームホイール100の大径化を回避しつつ、必要充分な強度を得ることができる。
(7)(14)ウォームホイール100は、プラス転位された歯形形状であることとした。プラス転位とすることにより、歯丈Cが短くなり、歯幅が大きくなるため、高強度なウォームホイール100を得ることができる。
(8)(15)ウォームホイール100の歯面は合成樹脂で形成されることとした。
ウォームシャフト200との滑らかな噛合いを得ることができる。また、ウォームホイール100の適度なたわみが生じるため、噛合い率が増加し、その結果ウォームホイール100の許容荷重を高めることができる。
(9)(16)ウォームホイール100は、歯面の内部に設けられ、金属材料で形成された歯芯部101aを有することとした。ウォームホイール100全体としての高強度化と滑らかな噛合いを実現することができる。
(10)(17)ウォームホイール100の歯面を構成する合成樹脂は、強化繊維を含まないこととした。ウォームホイール100の歯形を上記形状とすることにより、強化繊維を含まない樹脂材料であっても充分な強度を確保することができる。
(11)(18)(20)ウォームホイール100は切削加工により形成され、この切削加工の範囲の曲率半径Rはウォームシャフト200との噛合い領域の曲率半径rよりも大きいこととした。
ウォームホイール100の切削領域の曲率半径Rをウォームシャフト200とウォームホイール100との噛合い領域の曲率半径rよりも大きくすることによって、低い加工精度であっても噛合い性能を満足させた歯車を得ることができる。
(12)ウォームシャフト200は、塑性加工による表面仕上げが施されていることとした。ウォームシャフト200表面を滑らかにすることで、ウォームホイール100側を傷つけることがない。
(19)ウォームシャフト200とウォームホイール100とは、電動モータによって操舵アシストされない状態において、互いに噛み合う噛合い面以外において干渉しないこととした。
電動モータのアシストが付与されない状態においては、ウォームホイール100に高負荷がかかり、同様に運転者の操舵負荷も増大する。この状態において噛合い面以外で干渉しないことにより、非アシスト時における運転者の操舵負荷を軽減することができる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば図23、図24に示すように、上記(a)式を満たすものであれば、A,B,Cおよびmは他の数値を用いてもよい。
本願ウォーム歯車を適用した電動パワーステアリング装置のシステム構成図である。 モータ制御装置1の軸方向断面図である。 モータ制御装置1の径方向断面図である。 ウォームシャフト200の径方向正面図である。 ウォームシャフト歯部210におけるC−C断面図(直角方向断面図である。 従来例(台形歯形)のウォームシャフト歯部210'におけるC−C断面図(直角方向断面図である。 ウォームホイール100の径方向部分断面図である。 ウォームホイール100の軸方向断面図である。 歯部のD−D断面図である。 本願ニーマン歯形のウォームシャフト200およびウォームホイール100の歯面断面形状を示す図である。 従来例の一般的なインボリュート歯形のウォームシャフト200およびウォームホイール100の歯面断面形状を示す図である。 比較例(本願とは異なる設計値)のニーマン歯形の歯面断面形状を示す図である。 ウォームホイール100における歯部110の拡大断面図である。 ウォームホイール100とウォームシャフト200との噛合い面の変化を示す図である。 従来例における一般的なインボリュート歯形の拡大断面図である。 比較例(本願とは異なる設計値)のニーマン歯形の拡大断面図である。 ウォーム歯車の回転に伴う歯元応力および歯元たわみの変動を示す図である(本願ニーマン歯車)。 ウォーム歯車の回転に伴う歯元応力および歯元たわみの変動を示す図である(従来例のインボリュート歯車)。 ウォーム歯車の回転に伴う歯元応力および歯元たわみの変動を示す図である(比較例のニーマン歯車)。 ウォーム歯車の回転に伴う歯面圧の変動を示す図である(本願ニーマン歯車)。 ウォーム歯車の回転に伴う歯面圧の変動を示す図である(従来例のインボリュート歯車)。 ウォーム歯車の回転に伴う歯面圧の変動を示す図である(比較例のニーマン歯車)。 他の実施例を示す図である。 他の実施例を示す図である。
符号の説明
1 モータ制御装置
3 トーションバー
5 トルクセンサハウジング
6 モータハウジング
7 ウォームハウジング
100 ウォームホイール
101 芯金
101a 歯芯部
102 被覆部
110 歯部
111 歯面
111a 噛合い面
112 歯先面
113 歯元面
114 高面圧部
115 アンダカット部
200 ウォームシャフト
210 ウォームシャフト歯部
300 制御基板
A 噛合い面歯先幅
B 噛合い面歯元幅
C 歯丈
FL,FR 転舵輪
IN 入力軸
M モータ
m モジュール
N1,N2,N3 法線
P ピニオン
R ラック
Rp ピッチ円

Claims (20)

  1. 歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトと噛合い、歯先面、歯元面およびこれら歯先面および歯元面との間に形成される歯面から構成され、ピッチ円と交差する歯面における法線が、前記歯元面よりも中心側を通るウォームホイールと
    を有することを特徴とするウォーム歯車。
  2. 歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトと噛合い、歯先面、歯元面およびこれら歯先面および歯元面との間に形成される歯面から構成され、この歯面がインボリュート曲線よりも外に凸であって、前記歯先面の幅とモジュールの積を前記歯元面の幅と歯丈で除した値が、0.825以上であること
    を特徴とするウォーム歯車。
  3. 転舵輪に連係された操舵機構に操舵アシスト力を付与する電動モータと、
    前記電動モータを駆動制御する電動機制御手段と、
    前記電動モータの出力軸に設けられ、歯の断面形状が凹円弧形状を有するウォームシャフトと、
    前記操舵機構に設けられ、前記ウォームシャフトと噛み合うことにより前記電動モータの操舵アシスト力をこの操舵機構に伝達し、歯先面、歯元面、およびこれら歯先面および歯元面との間に形成される歯面から構成され、この歯面が樹脂で形成され、かつインボリュート曲線よりも外に凸であるウォームホイールと
    を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの前記ピッチ円よりも前記歯先面側の前記歯面における法線が、前記歯元面よりも中心側を通ること
    を特徴とするウォーム歯車。
  5. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの前記歯面における法線が、前記歯元面よりも中心側を通ること
    を特徴とするウォーム歯車。
  6. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームシャフトと前記ウォームホイールの噛合率は、1より大きく1.5以下であること
    を特徴とするウォーム歯車。
  7. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは、プラス転位された歯形形状であること
    を特徴とするウォームホイール。
  8. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの歯面は合成樹脂で形成されること
    を特徴とするウォーム歯車。
  9. 請求項8に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは、前記歯面の内部に設けられ、金属材料で形成された歯芯部を有すること
    を特徴とするウォーム歯車。
  10. 請求項8に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの前記歯面を構成する合成樹脂は、強化繊維を含まないこと
    を特徴とするウォーム歯車。
  11. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは切削加工により形成され、この切削加工の範囲の曲率半径は前記ウォームシャフトとの噛合い領域の曲率半径よりも大きいこと
    を特徴とするウォーム歯車。
  12. 請求項1に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームシャフトは、塑性加工による表面仕上げが施されていること
    を特徴とするウォーム歯車。
  13. 請求項2に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームシャフトと前記ウォームホイールの噛合率は、1より大きく1.5以下であること
    を特徴とするウォーム歯車。
  14. 請求項2に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは、プラス転位された歯形形状であること
    を特徴とするウォーム歯車。
  15. 請求項2に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの歯面は合成樹脂で形成されること
    を特徴とするウォーム歯車。
  16. 請求項15に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは、前記歯面の内部に設けられ、金属材料で形成された歯芯部を有すること
    を特徴とするウォーム歯車。
  17. 請求項15に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールの前記歯面を構成する合成樹脂は、強化繊維を含まないこと
    を特徴とするウォーム歯車。
  18. 請求項2に記載のウォーム歯車において、
    前記ウォームホイールは切削加工により形成され、この切削加工の範囲の曲率半径は前記ウォームシャフトとの噛合い領域の曲率半径よりも大きいこと
    を特徴とするウォーム歯車。
  19. 請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記ウォームシャフトと前記ウォームホイールとは、前記電動モータによって操舵アシストされない状態において、互いに噛み合う噛合い面以外において干渉しないこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  20. 請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記ウォームホイールは切削加工により形成され、この切削加工の範囲の曲率半径は前記ウォームシャフトとの噛合い領域の曲率半径よりも大きいこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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