JP2008255978A - 人や車の移動を利用した発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】人や車の移動を利用した発電機を提供する。
【解決手段】歩道や車道の下に、通行により生ずる重さの変化を利用した発電機を設置る。構造は踏み板１に歯の付いたシャフト２が固定されており、その歯にギア４が噛み合いギア４のシャフト５はラチェット機構６を介してフライホイル７そして発電機８に繋がっている。従って人が踏み板を踏むと発電機が回り、人が通り過ぎるとバネにより踏み板は元に戻る、人が通る度にこの動作が繰り返され発電される構造となっている。車が通る場合も同様に発電される。この発電機構を歩道や道路の下に１台以上敷き詰め、その上に鉄板やゴムシートを敷いて、路面の凹凸をなくして人や車が通り易いようにすると良い。また発電機は整流器及びレギュレータを通してバッテリーに繋がり蓄電されるここで蓄えられた電気は照明やその他の電気機器の電源として利用できる。
【選択図】図１

Description

本発明は、環境破壊を少なくするため自然のエネルギーを使った発電機に関する
今まで自然のエネルギーを利用した発電は水力や風力、そして太陽光を使った物はあるまた自転車でペダルを漕いで発電機を廻してライトを点けるような人力を利用した物もある
人や車の移動を利用した発電機は無かった
上記目的を達成するためには、歩道や車道の下に、人や車の通行により生ずる重さの変化を利用した発電機を設置すれば良い。
構造は踏み板に歯の付いたシャフトが固着されており、その下にバネが取り付けてある。シャフトの歯にギアが噛み合うようになっておりギアのシャフトはラチェット機構を介してフライホイルそして発電機に繋がっている。従って人が踏み板を踏むと発電機が回り人が通り過ぎるとバネにより踏み板は元に戻る。人が通る度にこの動作が繰り返され発電される構造となっている。車が通る場合も同様に発電される。
またラチェット機構とフライホイルは、発電機の構造及び回路により必要としない場合もある。
請求項２は発電機の代わりにコイルを使った物である。構造は踏み板にシャフトが固着されており、そのシャフトに永久磁石が取り付けてありその下にバネを固着する。永久磁石の外側には筒状のコイルが配置してあり踏み板を踏むとコイルの起電力で発電する、人が通り過ぎるとバネにより踏み板は元に戻る、人が通る度にこの動作が繰り返され発電される構造となっている。また逆にコイルをシャフトに取り付け共に動かして磁石は固定するようにしてもよい。
これらの発電機構を歩道や道路の下に設置し、その上に鉄板やゴムシートを敷いて、路面の凹凸をなくして人や車が通り易いようにする。設置する発電機の数が多いほど発電量も増える。
これらの発電機は整流器及びレギュレータを通してバッテリーに繋がり蓄電される。ここで蓄えられた電気は照明やその他の電気機器の電源として利用できる。また整流器は発電機の構造により不要の場合もある。
この発電機構を駅構内の通路等に敷設することにより、既存商用電力の大きな節電効果が期待できると共に環境破壊を少なくするのに貢献できる。
以下、本発明の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。
図１に発電機構を示す、１は踏み板でそれに歯の付いたシャフト２が固着されその歯にギア４が噛み合いギアのシャフト５はラチェット機構６を介してフライホイル７そして発電機８に繋がっている。従って人が踏み板１を踏むと発電機８が回り人が通り過ぎるとバネ３により踏み板１は上に戻る。人が通る度にこの動作が繰り返され発電される構造となっている。車が通る場合も同様に発電される。またラチェット機構６により発電機８は決まった方向に回転するようになっているが発電機の構造又は回路に依っては該機構は不要の場合もある。
図２に請求項２の発電機構を示す、構造は踏み板９にシャフト１０が固着されており、そのシャフトに永久磁石１１が取り付けてありその下にバネ１３を設置する。永久磁石１１の外側には筒状のコイル１２が配置してあり踏み板９を踏むとコイル１２の中を永久磁石１１が動く為コイルに起電力が発生し発電する。
図３は図１又は図２の発電機構を歩道又は道路の下に敷設した図である。コンクリートの基礎部１７の上に発電機構１６が敷設してありその上に鉄板１５及びゴムシート１４を敷き路面の凹凸をなくして人や車が通り易いようになっている。
図４に発電機の接続図を示す、発電機は整流器及びレギュレータを通してバッテリーに繋がり蓄電される。ここで蓄えられた電気は照明やその他の電気機器の電源として利用できる。発電機の構造に依っては、整流器が不要の場合もあるが、各発電機間のアイソレーションは必要である。
請求項１の実施形態を示す発電機構図 請求項２の実施形態を示す発電機構図 本発明の実施形態を示す歩道断面図 発電機接続図
符号の説明
１ 踏み板
２ 歯の付いたシャフト
３ バネ
４ ギア
５ シャフト
６ ラチェット機構
７ フライホイール
８ 発電機
１１ 永久磁石
１２ コイル
１４ ゴムシート
１５ 鉄板
１６ 発電機構
１７ コンクリート基礎部

Claims (2)

  1. 踏み板に歯の付いたシャフトが固着されており、その下にバネが取り付けてある。シャフトの歯にギアが噛み合うようになっておりギアのシャフトはラチェット機構を介してフライホイルそして発電機に繋がっている。この発電機構を歩道や道路の下に敷設し、その上に鉄板やゴムシートを敷いて、路面の凹凸をなくして人や車が通り易いようにする。人や車の移動により生ずる重さの変化を利用した発電システム。
  2. 踏み板にシャフトが固着されており、シャフトには永久磁石が取り付けてある。そしてその下にバネを取り付ける。永久磁石の外側には筒状のコイルが配置してあり、踏み板を踏むと磁石がコイルの中を動く為コイルの起電力で発電するようになっている。また逆にコイルをシャフトに取り付けて動かし磁石は固定するようにしてもよい。この発電機構を請求項１のように歩道や道路の下に取り付けた発電システム。
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