JP2008255538A - バンダナ風キャップ - Google Patents

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Atsuko Matsumura
敦子 松村
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Abstract

【課題】従来の機能性やファッション性を損なうことなく、長時間の着用や運動時にも自由端部が緩みにくいアジャスターリングを改善したバンダナ風キャップを提供する。
【解決手段】布生地を頭部に着用可能な立体形状に縫製した帽体の額からこめかみ周りに相当する腰部の左右両端それぞれを前記帽体に未縫着の状態で後方に延成した一対の自由端部と、この一対の自由端部を交差させて挿通可能に前記帽体の後頭部側に設けたアジャスターリングとからなり、このアジャスターリングは前記挿通した一対の自由端部を締め付け可能な弾力性を有する。また、腰部は、その下縁を上方に折り返してなり、当該折り幅を調整可能とした。さらに、帽体の天井部における前立て部分にタックを設けた。さらにまた、天井部の後頭部側縁端に伸縮ギャザーを設けることもある。
【選択図】図2

Description

この発明は、バンダナ風の布製キャップの改良に係るものである。
現在公知のバンダナ風の布製キャップ(以下、「バンダナ風帽子」とも言う。)として、例えば、特許文献1および2に開示のものがある。何れも頭部全体を覆うように縫製された帽体の後頭部側に左右一対の自由端部を形成してなり、使用にあたっては、帽体を頭部に装着後、この自由端部を後頭部側で結束することによって、あたかも三角折りしたバンダナを頭に巻いて結んだような体裁を醸すものである。
そして、このバンダナ風帽子は、バンダナを巻くのと同じ感覚で、老若男女を問わず手軽におしゃれを楽しむことができる。こうしたファッション性の他、バンダナ風帽子は、バンダナを巻くよりも頭部に深く被せることができるため装着感に優れるという機能性も兼ね備える。
特開平10−226914号公報 実用新案登録第3100549号公報
特許文献1のバンダナ風帽子は、インナーキャップ(内帽体)とアウターキャップ(外帽体)の二重構造であり、頭部への装着確保は専らインナーキャップの下縁に周設した伸縮バンドで行うものである。従って、アウターキャップに形成した自由端部はバンダナの結び目に見たてて設けた単なる飾りであり、前記伸縮バンドによって帽子のサイズが固定的となるから、頭部の大きさや、髪の多寡、額の広さなどの個体差に充分に対応しきれない。また、二重構造であるため、厚みが増す分、未使用時には小さく折りたためず携行不便であり、装着時には蒸れやすいという課題がある。
これに対して、特許文献2のものは、自由端部を帽体の後頭部側で交差させてアジャスターリング(挿通口)に挿通し、これを引っ張ることによってサイズ調整するものであるであるから、個体差に対応した完全にフリーサイズとなる。また、二重構造ではないため、携行や通気性に関して、特許文献1のような不都合はない。
ところで、特許文献2は本出願人による実用新案登録出願の登録公報であるが、さらに本出願人は当該登録実用新案に係るバンダナ風帽子を、主として闘病中に脱毛したり頭髪の手入れが意のままにならない入院患者や要介護者を対象として製品化した。その後、上述したファッション性と機能性が広く注目され、例えば、ヘアバンドの代わりに着用したり、ヘルメットのインナーとして着用するなど、スポーツ用やアウトドア用としても使用されるようになった。
しかし、このバンダナ風帽子は、上述のように、当初、入院患者など安静状態にある者の一時的な利用を想定して製品化されたものであったため、アジャスターリングによる自由端部の締め付けは必ずしも強いものではなく、長時間着用したり、運動をすると、自由端部が緩むことがあった。
本発明は上述した課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、従来の機能性やファッション性を損なうことなく、長時間の着用や運動時にも自由端部が緩みにくいアジャスターリングを改善したバンダナ風の布製キャップを提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明のバンダナ風の布製キャップは、布生地を頭部に着用可能な立体形状に縫製した帽体の額からこめかみ周りに相当する腰部の左右両端それぞれを前記帽体に未縫着の状態で後方に延成した一対の自由端部と、この一対の自由端部を交差させて挿通可能に前記帽体の後頭部側に設けたアジャスターリングとからなり、このアジャスターリングは前記挿通した一対の自由端部を締め付け可能な絞縮性を有する。この発明によれば、帽体を装着し、自由端部をアジャスターリングに交差させて挿通した後、この自由端部を左右に引っ張ることで腰部の絞り込みが可能となり、サイズ調整が行える。また、自由端部とアジャスターリングとがバンダナを結んだ形に見える。同時に、アジャスターリングの絞縮性によって自由端部が緩みにくい。なお、アジャスターリングの絞縮性の設定に当たり、自由端部が全く緩まないほどの締め付け力を発揮したのではキャップの着脱が困難になるばかりか、サイズ調整すら行えない。このため、本発明においてアジャスターリングの絞縮性は、着脱やサイズ調整に支障がない範囲で設定することとし、当該範囲内において、最も自由端部をきつく締め付けるような絞縮性とすることが好ましい。
具体的に、アジャスターリングは、帽体の後頭部側にエラスティック素材を輪状に縫着して構成(帽体と別体型)することができる。なお、「エラスティック素材」とは、伸縮性のある布地のことであり、ニット・ゴムを編み込んだ布地、伸縮性のある合成繊維を用いた織物などが該当する。
また、これとは別に、アジャスターリングは、帽体の後頭部側を舌状に延長した上、この舌状部をゴム紐と共に輪状に縫製して構成(帽体と一体型)することも可能である。
一方、腰部は、下縁を上方に折り返してなり、且つ、その折り幅を調整可能とすることが好ましい。つまり、この手段では、折り返した腰部を縫着することがないため、使用者の好みに応じて腰部の折り幅を自由に設定でき、深めのキャップとすることも、浅めのキャップとすることもできる。
なお、「キャップ」とは一般的に縁なしで、クラウンのみから構成される帽子を意味する。また、部位として、頭部を覆い被すドーム状部分を天井、その下縁周りの帯状部分を腰と呼称し、天井は帽体の主体、腰は帽体を頭部に固定する機能を持つ。これに倣い、本発明の帽体は、前記天井に相当する天井部と、前記腰に相当する腰部を別布として、両者を立体形状に縫製し、且つ、前記天井部の前立て部分にタックを設けることもある。タックは、形が潰れやすい天井部の前立て部分に腰を与え、見た目に一定の量感を付与するものである。
さらに、本発明では、天井部の後頭部側の縁端に伸縮ギャザーを設けることもあり、当該手段によれば、伸縮ギャザーによって、仮に自由端部が緩んだとしても脱げにくいキャップとすることができる。
このように、本発明によれば、自由端部とアジャスターリングによってバンダナを結んだような意匠を醸し、且つ、自由端部を引っ張るのみでサイズ調整が行える点に関しては、本出願による従来技術と同じファッション性および機能性を踏襲するものの、アジャスターリングに自由端部を締め付ける絞縮性を付与したので、長時間着用したり、運動時にも自由端部が緩みにくく、サイズ調整後の状態が維持されるバンダナ風の布製キャップを提供することができた。また、アジャスターリングは自由端部を適度に締め付けるものであるため、脱着やサイズ調整も容易に行うことができる。このアジャスターリングは、エラスティック素材や、帽体の後方を舌状として、ゴム紐と共に輪状に縫製することによって、容易に構成することができる。
こうした根本的な効果の他、腰部を折り幅調整可能に折り返す手段では、髪の量や額の大きさ、さらに眉の濃さや目元隠しなど、使用者の好みに応じて腰部の幅を調整できる。さらに、天井部の前立て部分にタックを設ける手段では、薄い生地によって扁平に潰れやすい天井部に腰を与え、立ち上がりの立体形状を保持して、例えば、髪の量が少ない者が着用した場合でも、前頭部に一定の量感を付与することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は、一つの実施形態に係るバンダナ風キャップの展開図であって、同図中、1は頭頂部を覆うための天井部、2は額からこめかみにかけて巻かれる腰部であり、両者1・2を別布から構成すると共に、頭部に被せられるように立体形状に縫製してなる。このとき腰部2は、その左右両端を天井部1に未縫着の状態で後方に延成して一対の自由端部3・3を構成している。
また、天井部1の後頭部側の縁端には、図2に示したように、伸縮ギャザー4が設けられると共に、左右方向に開口するアジャスターリング5が設けられている。これらの具体的構成は、図3に示したように、天井部1の後部縁端をゴム紐4aを内包して縫製することで伸縮ギャザー4とし、同時に、一定幅のエラスティック素材を輪状として前記縁端に縫着することでアジャスターリング5としている。なお、図中の点線は、縫着線を示している。
上記構成における伸縮ギャザー4は、本キャップを着用するにあたり、伸び縮みするため、その伸縮力に見合った装着感を得ることができる。
一方、アジャスターリング5は、一対の自由端部3・3を交差させて挿通するもので、エラスティック素材からなるため、自由端部3・3を弾性的に絞縮可能な挿通口6aを形成する。
即ち、本キャップは、先ず伸縮ギャザー4の伸縮力を利用して仮着用した後、アジャスターリング5に挿通した自由端部3・3を、図4に示すように、左右に引っ張ることで腰部2を絞り、頭部に固定するものであって、この要領で着用することによって、図5に示すように、全体の形状、特に、自由端部3・3とアジャスターリング5の結束の態様が、あたかもバンダナを頭部に巻き、両端を結び合わせたように看取されるものである。さらに、自由端部3・3を絞った後は、アジャスターリング5の弾力力によって自由端部3・3が緩みにくく、当初の着用態様を長時間保持するものである。
さらに、この実施形態では、腰部2を天井部1に未縫着の状態で上方に折り返しているため、折り幅の調整が可能である。この点、図5の状態は、表と裏の幅がほぼ同一となるように腰部2を折り返して着用した状態を示したものであるが、図6に示したように、これよりも腰部2の折り幅を小さくすれば、深めのキャップとすることができ、額や眉を隠すように着用することができる。
さらにまた、この実施形態では、天井部1と腰部2を縫製するにあたり、各図からも明らかなように、天井部1の前立て部に縦方向のタック6を形成しているため、前記前立て部の腰が補強され、例えば、前髪の量が少ない者が着用した場合でも、図7に示すように、タック6によって前立て部の立体形状が保持され、一定の量感を得ることができる。ここで、タック6は4本としたが、本数は限定しない。
なお、上記実施形態では、天井部1と腰部2を別布から構成したが、一枚の布生地により天井部1と腰部2を一体にした帽体を構成してもよい。また、使用する布生地は、通気性や吸湿性を有することが好ましく、さらに抗菌性を有することが最適であるが、その素材を限定するものではない。
さらに、上記実施形態では、帽体(天井部1および腰部2)とは別体のエラスティック素材によりアジャスターリング5を構成したが、図8に示したように、天井部1の後頭部を舌状に延長した上、この舌状部1aをゴム紐1bと共に輪状に縫製することによりアジャスターリング5を構成することもできる。
ここで、アジャスターリング5による自由端部3・3の絞縮性は、エラスティック素材やゴム紐等の弾性力もしくは挿通口の口径や長さ方向の幅を調整することによって設定が可能であるが、その際、手で自由端部3・3を絞ったり、緩めたりすることができることが必要であり、長時間の着用や運動時に、不用意に自由端部3・4が緩まない程度とする必要がある。
本発明の一実施形態に係るバンダナ風キャップの展開平面図 同、後頭部側の要部拡大図 同、後頭部側の要部断面概略図 同、着用方法を示した要部拡大図 同、一の着用例を示した(a)前方斜視図および(b)後方斜視図 同、他の着用例を示した前方斜視図 同、タックの要部を示した上方斜視図 アジャスターリングの他の構成例を示した要部断面概略図
符号の説明
1 天井部
2 腰部
3 自由端部
4 伸縮ギャザー
5 アジャスターリング
6 タック

Claims (6)

  1. 布生地を頭部に着用可能な立体形状に縫製した帽体の額からこめかみ周りに相当する腰部の左右両端それぞれを前記帽体に未縫着の状態で後方に延成した一対の自由端部と、この一対の自由端部を交差させて挿通可能に前記帽体の後頭部側に設けたアジャスターリングとからなり、このアジャスターリングは前記挿通した一対の自由端部を締め付け可能な絞縮性を有することを特徴としたバンダナ風キャップ。
  2. アジャスターリングは、帽体の後頭部側にエラスティック素材を輪状に縫着してなる請求項1に記載したバンダナ風キャップ。
  3. アジャスターリングは、帽体の後頭部側を舌状に延長した上、この舌状部をゴム紐と共に輪状に縫製してなる請求項1記載のバンダナ風キャップ。
  4. 腰部は、その下縁を上方に折り返してなり、当該折り幅を調整可能とした請求項1、2または3記載のバンダナ風キャップ。
  5. 帽体は、天井部と腰部を別布として縫製してなり、前記天井部の前立て部分にタックを設けた請求項1から4のうち何れか一項記載のバンダナ風キャップ。
  6. 天井部の後頭部側縁端に伸縮ギャザーを設けた請求項1から5のうち何れか一項記載のバンダナ風キャップ。
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