JP2008254043A - コルゲートフィン製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、フィン部材がブロック間で座屈・変形して詰まるのを防止できるコルゲートフィン製造装置の提供。
【解決手段】 成形ロール部2と、成形ロール部2から送出されたフィン部材7を、一対のブロック8,9間に通過させて該フィン部材7のフィン頂部をガイドするフィンガイド部5と、ピッチ詰めロール部3と、形状出しロール部4と、を備え、フィンガイド部5の両ブロック8,9を近接及び離間する方向に移動可能に構成し、フィン部材7をピッチ詰めロール部3へ最初に送り出す際に、両ブロック8,9を近接させてフィン部材7の波の頂部に当接させると共に、該フィン部材7の波の起立と同調して離間させるようにした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、コルゲートフィン製造装置に関する。
従来、連続して搬送されるベルト状のフィン部材を第1コルゲートフィン形状に成形する成形ロール部と、成形ロール部から送出されたフィン部材を、フィン押さえ板と跳ね出し板が交互に積層された一対のブロック間に通過させて該フィン部材のフィン頂部をガイドするフィンガイド部と、フィンガイド部から送出されたフィン部材のフィン頂部同士を圧接して第2コルゲートフィン形状とした後、フィン部材の圧接されたフィン頂部同士を分離して該第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状とするピッチ詰めロール部と、ピッチ詰めロール部から送出されたフィン部材を目標コルゲートフィン形状に成形する形状出しロール部とを備えるコルゲートフィン製造装置の技術が公知になっている(特許文献1参照)。
特開2005−262315号公報
しかしながら、従来の発明では、フィンガイド部の両ブロック間が第2コルゲート形状のフィン部材の高さ(フィン部材の波の頂部の高さ)と同じか、あるいはこの寸法に僅かなクリアランスを加えた寸法(0.1mm程度)となっているため、フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、第2コルゲート形状のフィン部材より低い高さに形成されている第1コルゲート形状のフィン部材と両ブロック間には大きな隙間が形成されることとなる。
これにより、ピッチ詰め工程により両ブロック間でフィン部材の波が起立して第2コルゲート形状に形成される際に、フィン部材が両ブロック間で座屈・変形して詰まるという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、フィン部材がフィンガイド部の両ブロック間で座屈・変形して詰まるのを防止できるコルゲートフィン製造装置を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、連続して搬送されるベルト状のフィン部材を第1コルゲートフィン形状に成形する成形ロール部と、前記成形ロール部から送出されたフィン部材を、一対のブロック間に通過させて該フィン部材のフィン頂部をガイドするフィンガイド部と、前記フィンガイド部から送出されたフィン部材のフィン頂部同士を圧接して第2コルゲートフィン形状とした後、フィン部材の圧接されたフィン頂部同士を分離して該第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状とするピッチ詰めロール部と、前記ピッチ詰めロール部から送出されたフィン部材を目標コルゲートフィン形状に成形する形状出しロール部と、を備えるコルゲートフィン製造装置において、前記フィンガイド部の両ブロックを近接及び離間する方向に移動可能に構成し、前記フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、両ブロックを近接させてフィン部材の波の頂部に当接させると共に、該フィン部材の波の起立と同調して離間させるようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、連続して搬送されるベルト状のフィン部材を第1コルゲートフィン形状に成形する成形ロール部と、前記成形ロール部から送出されたフィン部材を、一対のブロック間に通過させて該フィン部材のフィン頂部をガイドするフィンガイド部と、前記フィンガイド部から送出されたフィン部材のフィン頂部同士を圧接して第2コルゲートフィン形状とした後、フィン部材の圧接されたフィン頂部同士を分離して該第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状とするピッチ詰めロール部と、前記ピッチ詰めロール部から送出されたフィン部材を目標コルゲートフィン形状に成形する形状出しロール部と、を備えるコルゲートフィン製造装置において、前記フィンガイド部の両ブロックを近接及び離間する方向に移動可能に構成し、前記フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、両ブロックを近接させてフィン部材の波の頂部に当接させると共に、該フィン部材の波の起立と同調して離間させるようにしたため、フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、フィン部材がフィンガイド部の両ブロック間で座屈・変形して詰まるのを防止できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のコルゲートフィン製造装置を示す全体図(一部省略)、図2は本実施例1の成形ロール部の成形歯を説明する拡大図、図3は本実施例1のピッチ詰めロール部の成形歯を説明する拡大図、図4は本実施例1の形状出しロール部の成形歯を説明する拡大図である。
図5は本実施例1のフィンガイド部を示す斜視図、図6は本実施例1の上下ブロックの分解斜視図、図7は本実施例1の上下ブロックとフィン側面押さえ板の分解斜視図、図8は本実施例1の上下ブロックの作動を説明する図(フィン側面押さえ板は省略)、図9は本実施例1の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1のコルゲートフィン製造装置1では、成形ロール部2と、ピッチ詰めロール部3と、形状出しロール部4と、フィンガイド部5,6等が備えられている。
また、成形ロール部2の上流側(図中左側)には、ベルト状のフィン部材7が巻き取られた図外の供給ローラが設けられると共に、この供給ローラにセットされたフィン部材7が、図外の送りロール等により引き出されて、連続して成形ロール部2へ移送されるように構成されている。
成形ロール部2は、上下一対の成形ロール2a,2bで構成される他、各成形ロール2a,2bの表面には、図2に示すように、それぞれ複数の成形歯2c,2dが形成されている。
そして、成形ロール部2の成形ロール2a,2bが、図外のモータにより矢印方向に回転駆動すると共に、該成形ロール2a,2b間にベルト状のフィン部材7が供給されることにより、フィン部材7が成形歯2c,2dによってコルゲートフィン形状(以下、第1コルゲートフィン形状という)に成形されるようになっている。
なお、両成形歯2c,2dは、波の成形時にフィン部材7が破断しないように、目標とするフィン高さ、フィンピッチのコルゲートフィン形状(以下、目標コルゲートフィン形状という)に比べてフィンの高さが低く、山のピッチが広くなるように設定されている。
ピッチ詰めロール部3は、上下一対のピッチ詰めロール3a,3bで構成されると共に、これら両ピッチ詰めロール3a,3bの表面には、図3に示すように、それぞれ複数の成形歯3c,3dが形成されている。
そして、成形ロール部2から送出されたフィン部材7は、ピッチ詰めロール部3の入口側で一時的に堰き止められることでフィン頂部同士が圧接されたコルゲートフィン形状(以下、第2コルゲートフィン形状という)に成形されるようになっている。
この第2コルゲートフィン形状において、各フィン頂部は略半円形となっている。
この状態でピッチ詰めロール3a,3bが図外のモータにより矢印方向に回転駆動すると、成形歯3c,3dの山部分が圧接されたフィン頂部間に入り込む一方、谷部分がフィン頂部を全面で押さえながらフィン頂部同士を分離させる。
これにより、出口側ではフィン頂部同士が分離して、第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広いコルゲートフィン形状(以下、第3コルゲートフィン形状という)に成形されるようになっている。
形状出しロール部4は、上下一対の形状出しロール4a,4bで構成されると共に、これら両形状出しロール4a,4bの表面には、図4に示すように、それぞれ成形歯4c,4dが形成されている。
両成形歯4c,4dの山部分は、上述した第3コルゲートフィン形状に成形されたフィン部材7のフィン頂部間に入り込み、フィンを搬送方向へ引張する。
即ち、ピッチ詰めロール部3から送出された段階で第3コルゲートフィン形状となっているフィン部材7は、各ロール部2〜4が同期駆動されることによってピッチ詰めロール部3と形状出しロール部4との間で引張され、最終的に形状出しロール4a,4bに形成された成形歯4c,4dのピッチとほぼ同じピッチまで伸ばされた状態で搬送されるようになっていう。
これにより、各ロール部2〜4を同期駆動したときに、ピッチ詰めロール部3からフィンが1山送出される毎に形状出しロール部4からフィンが1山送出されることになる。
そして、形状出しロール部4から送出されたフィン部材7は、引張されたフィンピッチがバネ復元力により縮まって、最終的な目標コルゲートフィン形状に成形されるようになっている。
このように、形状出しロール部4では、フィン部材7の弾性域を利用して、フィンピッチが目標値よりも広くなるように引張している。
そして、成形ロール部2とピッチ詰めロール部3の間、ピッチ詰めロール部3と形状出しロール部4との間には、フィン部材7の厚み方向及び幅方向への斜行を抑制するとともに、各部のロールに形成された成形歯からフィン部材7を分離するためのフィンガイド部5,6が配置されている。
先ず、フィンガイド部5について詳述する。
図5、6に示すように、フィンガイド部5は、それぞれフィン部材7の幅方向へ交互に積層された複数のフィン押さえ板5a及び跳ね出し板5bを有する上下一対の上下ブロック8,9が備えられている。
また、フィンガイド部5のフィン部材7の幅方向両側には後述するフィン側面押さえ板5cがそれぞれ備えられている。
フィン押さえ板5aは、フィン部材7の上下方向(フィン部材7の波の頂部の高さ方向)への斜行を抑制するためのガイド部材であり、一つおきに跳ね出し板5bを挟んで積層された状態で共に図示を省略する螺子で固定されている。
跳ね出し板5bは、各ロールの成形歯2c,2d、3c,3dからフィン部材7を分離するためのガイド部材である。
そして、両ブロック8,9の四隅にはそれぞれ対応するフィン押さえ板5aと一体的に形成された連結部10,11が形成されると共に、これら各連結部10,11間に介装されたスプリング12によって上ブロック8が下ブロック9に弾性支持されている。
なお、スプリング12の両端部は連結部10,11に固定されているが、この限りではない。
また、上方から各連結部10を貫通した状態でそれぞれ対応する連結部11に螺子13の先端が螺合されることにより、上ブロック8の上下方向のガイドと上限の規制が行われるようになっている。
また、各連結部10,11間に略円柱状のストッパブロック14が介装されることにより、上ブロック8の下限の規制が行われるようになっている。
なお、ストッパブロック14は連結部11に固定されているが、この限りではない。
各フィン側面押さえ板5cは、フィン部材7の横方向(幅方向)への斜行を抑制するためのガイド部材であり、図5、7に示すように、ブロック9のフィン部材7の幅方向両側に配置されたフィン押さえ板5aに2箇所の螺子5dで固定されている。
なお、フィン押さえ板5aの形状は適宜設定でき、下ブロック9との組み付け順序は、両ブロック8,9の組み付け前後のどちらでも良い。
従って、図8(a)に示すように、上ブロック8は下ブロック9に対してスプリング12で自重を弾性支持された状態で設けられる他、両ブロック間8,9間にはフィン部材7の第1コルゲート形状の高さと同一の隙間H1が形成されている。
なお、この際、上ブロック8は必ずしも下ブロック9に弾性支持される必要はなく、ストッパブロック14に支持されるようにしても良い。
また、図8(b)に示すように、上ブロック8は螺子13に規制される位置まで上方へ移動して両ブロック8,9間をフィン部材7の第2コルゲート形状の高さと同一の隙間H2に変更可能となっている。
フィンガイド6は、前述したフィンガイド5の連結部10,11が省略されて両ブロック8,9間がフィン部材7の第3コルゲート形状の高さと同一の隙間を有した状態でフィン側面押さえ板5cと共に固定されること以外はフィンガイド5と同様であるため、その説明は省略する。
なお、成形ロール2a,2bの成形歯2c,2dには、跳ね出し板5bの先端部と嵌合する位置に図示しない4箇所の溝部が、またピッチ詰めロール3a,3bの成形歯3c,3dには、跳ね出し板5bの先端部と嵌合する位置に図示しない4箇所の溝部がそれぞれの外周上に形成されている。
さらに、形状出しロール4a,4bの成形歯4c,4dにもフィンガイド5の両ブロック8,9における跳ね出し板5bの先端部と嵌合する位置に図示しない4箇所の溝部がその外周上に形成されている。
その他、本実施例1のコルゲートフィン製造装置1は、前述した各ロール部2〜4及びフィンガイド部5,6が1つのベース15に組み付けられているが、この限りではない。
次に、作用を説明する。
このように構成されたコルゲートフィン製造装置1を用いてコルゲートフィンを製造する際には、先ず、成形ロール2aを上方に移動させた状態として、ベルト状のフィン部材7を形状出しロール部4の出口付近まで通過させる。
そして、成形ロール2aを定位置に戻して、成形ロール部2の成形ロール2a,2bを回転駆動する。
これにより、図2に示すように、フィン部材7は第1コルゲートフィン形状に成形される(一次成形工程)。
この際、ピッチ詰めロール部3及び形状出しロール部4のロールは停止させておく。
次に、フィン部材7の第1コルゲートフィン形状に形成された部分は、やがてピッチ詰めロール部3に達して、ピッチ詰めロール3bに突き当たる。
この際、図9(a)に示すように、フィン部材7はその頂部が両ブロック8,9に当接した状態となる。
次に、更に成形ロール2a,2bを回転駆動すると、第1コルゲートフィン形状に成形されたフィン部材7は、ピッチ詰めロール部2の入口側で一時的に堰き止められて、成形ロール部2からのフィン送出力により波が起立すると共に、フィン頂部同士が圧接されて第2コルゲートフィン形状に形成される。
その後、成形ロール2a,2bを回転駆動し続けると、フィン部材7の第2コルゲートフィン形状の部分がフィンガイド部5の両ブロック8,9間に溜まることになる。(この工程をピッチ詰め工程と称す)。
ここで、従来の発明にあっては、フィンガイド部の両ブロック間が第2コルゲート形状のフィン部材の高さと同じか、あるいはこの寸法に僅かなクリアランスを加えた寸法(0.1mm程度)となっているため、フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、第1コルゲート形状のフィン部材と両ブロック間には大きな隙間が形成されることとなる。
これにより、ピッチ詰め工程により両ブロック間でフィン部材の波が起立した際に、フィン部材が両ブロック間で座屈・変形して詰まるという問題点があった。
これに対し、本実施例1では、図9(b)、(c)に示すように、フィン部材7の波の起立によって上ブロック8が上方へ持ち上げられることにより、両ブロック間8,9が広がり(隙間H1→隙間H1'→隙間H2)、これによって、両ブロック間8,9とフィン部材7との間に隙間が形成されず、フィン部材7のフィン頂部を常にガイドできる。
従って、フィン部材7が両ブロック8,9間で上下方向に逃げることがなく、座屈・変形して詰まるのを防止できる。
また、本実施例1では、フィン部材7の波が起立する力を利用して上ブロック8を上方へ移動させるため、上ブロック8を上方へ移動させる駆動装置や制御装置が必要なく、上ブロック8を簡単に波の起立と同調させて下ブロック9から離間できる。
そして、成形ロール部2とピッチ詰めロール部3との間で総てのフィン頂部同士が圧接した段階で、各ロール部2〜4を同期駆動して、上記各ロール部2〜4からフィン部材7を1山ずつ下流側に送出する。
この同期駆動を開始した後は、フィン部材7を成形ロール部2とピッチ詰めロール部3との間に一時的に堰き止める必要はなく、成形ロール部2から送出される第1コルゲートフィン形状の1山が成形ロール部2とピッチ詰めロール部3との間で順に圧接され、1山ずつ第2コルゲートフィン形状に成形される。
上記同期駆動により、図3に示すように、ピッチ詰めロール3a,3bに形成された成形歯3c,3dでは、山部分がフィン部材7の圧接されたフィン頂部間に入り込み、谷部分がフィン頂部を全面で押さえながらフィン頂部同士を分離して、第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状に成形される(二次成形工程)。
続いて、図4に示すように、フィン部材7は形状出しロール4a,4bの成形歯4c,4dにより、第3コルゲートフィン形状に成形されたフィン頂部間が引っ張られ、形状出しロール4a,4bに形成された成形歯4c,4dのピッチとほぼ同じピッチまで伸ばされた状態で搬送される。
この際、ピッチ詰めロール3から送出されたフィン部材7は、その厚み方向と幅方向のそれぞれの端部をフィンガイド部6によってガイドされつつ、形状出しロールへ移送される。
その後、形状出しロール部4から送出されたフィン部材7はフィンピッチが縮まり、目標コルゲートフィン形状に成形される(三次成形工程)。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1のコルゲートフィン製造装置にあっては、連続して搬送されるベルト状のフィン部材7を第1コルゲートフィン形状に成形する成形ロール部2と、成形ロール部2から送出されたフィン部材7を、フィン押さえ板と跳ね出し板が交互に積層された一対のブロック8,9間に通過させて該フィン部材7のフィン頂部をガイドするフィンガイド部5と、フィンガイド部5から送出されたフィン部材7のフィン頂部同士を圧接して第2コルゲートフィン形状とした後、フィン部材7の圧接されたフィン頂部同士を分離して該第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状とするピッチ詰めロール部3と、ピッチ詰めロール部3から送出されたフィン部材7を目標コルゲートフィン形状に成形する形状出しロール部4と、を備えるコルゲートフィン製造装置において、フィンガイド部5の両ブロック8,9を近接及び離間する方向に移動可能に構成し、フィン部材7をピッチ詰めロール部3へ最初に送り出す際に、両ブロック8,9を近接させてフィン部材7に当接させると共に、該フィン部材7の波の起立と同調して離間させるようにしたため、フィン部材7をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、フィン部材7がフィンガイド部5の両ブロック間8,9で座屈・変形して詰まるのを防止できる。
また、フィン部材7の波が起立する力を利用して両ブロック8,9を離間させるようにしたため、両ブロック8,9を簡単に波の起立と同調させて離間できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では、上ブロック8を下ブロック9に対して移動させたが、両ブロック8,9が相対移動すれば良い。
また、本実施例1では、スプリング12の両端部が連結部10,11に固定されることにより、起立するフィン部材7の波の頂部に上ブロック8の自重とスプリング12の付勢力が伴うが、スプリング12の少なくとも一方側端部を連結部10,11に固定しない構成とすれば、この付勢力は無くすことができる。
また、スプリング12と螺子13を同軸配置してスプリング12の固定とガイドを図っても良い。
本発明の実施例1のコルゲートフィン製造装置を示す全体図(一部省略)である。 本実施例1の成形ロール部の成形歯を説明する拡大図である。 本実施例1のピッチ詰めロール部の成形歯を説明する拡大図である。 本実施例1の形状出しロール部の成形歯を説明する拡大図である。 本実施例1のフィンガイド部を示す斜視図である。 本実施例1の上下ブロックの分解斜視図である。 本実施例1の上下ブロックとフィン側面押さえ板の分解斜視図である。 本実施例1の上下ブロックの作動を説明する図(フィン側面押さえ板は省略)である。 本実施例1の作用を説明する図である。
符号の説明
1 コルゲートフィン製造装置
2 成形ロール部
2a、2b 成形ロール
2c、2d 成形歯
3 ピッチ詰めロール部
3a、3b ピッチ詰めロール
3c、3d 成形歯
3e、3f 溝部
4 形状出しロール部
4a、4b 形状出しロール
4c、4d 成形歯
5、6 フィンガイド部
5a フィン押さえ板
5b 跳ね出し板
5c フィン側面押さえ板
5d 螺子
7 フィン部材
8 上ブロック
9 下ブロック
10、11 連結部
12 スプリング
13 螺子
14 ストッパブロック
15 ベース

Claims (2)

  1. 連続して搬送されるベルト状のフィン部材を第1コルゲートフィン形状に成形する成形ロール部と、
    前記成形ロール部から送出されたフィン部材を、一対のブロック間に通過させて該フィン部材のフィン頂部をガイドするフィンガイド部と、
    前記フィンガイド部から送出されたフィン部材のフィン頂部同士を圧接して第2コルゲートフィン形状とした後、フィン部材の圧接されたフィン頂部同士を分離して該第2コルゲートフィン形状よりもフィンピッチの広い第3コルゲートフィン形状とするピッチ詰めロール部と、
    前記ピッチ詰めロール部から送出されたフィン部材を目標コルゲートフィン形状に成形する形状出しロール部と、
    を備えるコルゲートフィン製造装置において、
    前記フィンガイド部の両ブロックを近接及び離間する方向に移動可能に構成し、
    前記フィン部材をピッチ詰めロール部へ最初に送り出す際に、両ブロックを近接させてフィン部材の波の頂部に当接させると共に、該フィン部材の波の起立と同調して離間させるようにしたことを特徴とするコルゲートフィン製造装置。
  2. 請求項1記載のコルゲートフィン製造装置において、
    前記フィン部材の波が起立する力を利用して両ブロックを離間させるようにしたことを特徴とするコルゲートフィン製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102397926A (zh) * 2011-11-14 2012-04-04 王新华 一种“巧克力块”不锈钢箔滚压成型装置
CN106345871A (zh) * 2016-08-25 2017-01-25 上海爱斯达克汽车空调系统有限公司 一种用于热交换器的翅片和扁管总成的制造方法

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