JP2008252763A - インジケータ及び自動調光装置 - Google Patents

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Masashi Fukuda
昌史 福田
Nozomi Kikuchi
望 菊池
Mitsuhiro Kosaka
満宏 小坂
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Abstract

【課題】映像表示装置に設けられ、周囲の明るさに影響されることなく見やすく、視聴の邪魔になったり違和感を感じことのない輝度で表示を行うインジケータを提供する。
【解決手段】映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号Sdを出力する照度センサー2と、映像表示装置の動作状態を発光表示する発光素子1と、照度検出信号Sdのレベルに応じて発光素子1の発光輝度を調整する制御部3を備えて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばテレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置に設けられるインジケータとその自動調光装置に関する。
テレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置には、電源のオン/オフ、スタンバイ電源のオン/オフ等、動作状況を視認可能に表示するためインジケータが設けられ、インジケータの光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が設けられている。
一般には、光出射面の小さい発光ダイオードが映像表示装置の画面よりずれた視認性の良好な前面パネル部等に設けられ、一定輝度で発光させて動作状態を表示するようになっている。
ところで、経験的に知られているが、テレビジョン受像機で放送番組等を視聴する際、周囲が暗い環境のときほど発光ダイオードがぎらついて見えるため、違和感を感じたり、視聴の邪魔になり、周囲が明るい環境のときほど見難くなるという問題があった。
本発明は、こうした従来の映像表示装置における問題に鑑みてなされたものであり、周囲の明るさに影響されることなく見やすく、視聴の邪魔になったり違和感を感じることのないインジケータと、その調光装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示するインジケータであって、前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、前記動作状態を発光表示する発光素子と、前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示するインジケータであって、前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、前記動作状態を発光表示する発光素子と、前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示する発光素子の発光輝度、を調節する自動調光装置であって、前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示する発光素子の発光輝度、を調節する自動調光装置であって、前記動作状態を発光表示する発光素子と、前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の好適な実施形態について図1を参照して説明する。図1(a)は、テレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置に設けられた場合のインジケータの取り付け位置等を例示するための説明図、図1(b)はインジケータの構成を表したブロック図、図1(c)はインジケータの機能を説明するための説明図である。
図1(b)において、本実施形態のインジケータは、発光源となる発光素子1に発光ダイオードが用いられ、周囲環境の照度を検出する照度センサー2と、その照度センサー2の検出出力に基づいて発光素子1の発光輝度を自動調節する制御部3とを有して構成されている。また、照度センサー2には、人の視感度に近い分光感度特性を有するフォトダイオードやフォトトランジスタ等の光電変換素子が用いられ、制御部3には、マイクロプロセッサ(MPU)又はハードウェア構成の電子回路が用いられている。
そして、図1(a)に例示するように、テレビジョン受像機やモニタ装置等の画面からずれた視認性の良好な前面パネル部に、発光素子1が光出射面を外に向けて設けられ、更に前面パネル部の画面中央の部分等に、照度センサー2が光入射面を外に向けて設けられる。
次に、本実施形態のインジケータの機能について説明する。
制御部3は、テレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置の動作状態を示す信号、例えば電源オン等の動作状態を示す信号(以下、「モード信号」と称する)Smodが入力され、モード信号Smodに従って発光素子1に駆動電流Idを供給することで発光させ、電源オフとなってモード信号Smodが入力されなくなると電流供給を遮断して消灯させる。
更に、制御部3は、照度センサー2から出力される照度検出信号Sdのレベルを計測し、計測したレベルに応じて、発光素子1に供給している駆動電流Idの電流値を自動的に増減調整する。
ここで、制御部3は、次に述べる処理によって駆動電流Idの電流値を自動的に増減調整する。
まず、闇の状態を最低照度(0ルックス)、映像表示装置の画面に表示される映像を良好な状態で視聴できる周囲環境の限界の照度を最大照度(約500ルックス)とし、周囲環境の照度が最低照度から最大照度まで変化した際に、照度センサー2から出力される照度検出信号Sdのレベル変化の範囲をダイナミックレンジWに決めておく。そして、最低照度から最大照度までの範囲内で、人が暗いと感じる範囲から明るいと感じる範囲の照度を複数段階(本実施形態では3段階)に分割し、その分割したそれぞれの照度範囲に対応させて上述のダイナミックレンジWを分割する。これにより、ダイナミックレンジWを暗い照度範囲WLOW、中間的な明るい照度範囲WMID、明るい照度範囲WHIGHに区分し、暗い照度範囲WLOWと中間的な明るい照度範囲WMIDとの境界レベルを閾値TH1、中間的な明るい照度範囲WMIDと明るい照度範囲WHIGHとの境界レベルを閾値TH2に決めておく。
具体的に例示すると、照度が0(lx:ルックス)から20(lx)の範囲を暗い照度範囲WLOWとして、20(lx)に対応するダイナミックレンジWにおける閾値をTH1、照度が20(lx)から150(lx)の範囲を中間的な明るい照度範囲WMIDとして、150(lx)に対応するダイナミックレンジWにおける閾値をTH2に決める。
以上のようにして決められた閾値TH1,TH2が、予め制御部3に初期設定され記憶されている。
制御部3は、照度センサー2から出力される照度検出信号Sdの所定時間T毎の平均レベルLを演算して閾値TH1,TH2と比較し、周囲環境の照度を判定する処理を繰り返す。こうして、照度検出信号Sdの平均レベルLを演算することで、照度検出信号Sdに混入しているノイズを除去すると共に、周囲環境の照度が短時間で変化した場合に、駆動電流Idを急激に増減調整しないようにしている。
そして、平均レベルLと閾値TH1,TH2との比較の結果、図1(c)に示すように、平均値レベルLが、0≦L<TH1の範囲のときには、周囲環境の照度Dが暗い範囲内にあると判定し、発光素子1に低輝度(LOW)で発光させる駆動電流Id(LOW)を供給する。
また、平均値レベルLが、TH1≦L<TH2の範囲のときには、周囲環境の照度Dが中間的な明るい範囲内にあると判定し、発光素子1に中間輝度(MID)で発光させる駆動電流Id(MID)を供給し、また、平均値レベルLが、TH2<Lの範囲のときには、周囲環境の照度Dが明るい範囲内にあると判定し、発光素子1に高輝度(HIGH)で発光させる駆動電流Id(HIGH)を供給する。
以上に説明したように、本実施形態のインジケータによれば、照度センサー2によって周囲環境の照度を逐一検出し、その検出結果を制御部3が平均化して所定の閾値TH1,TH2と比較することで、人に与える周囲環境の明るさを判定することとなる。そして、周囲環境の照度が暗い範囲のときには、発光素子1に供給する駆動電流IdをId(LOW)に低減することで低輝度発光させ、周囲環境の照度が中間的な明るさの範囲のときには、発光素子1に供給する駆動電流Idを中間の電流値Id(MID)に設定することで中間輝度で発光させ、周囲環境の照度が明るい範囲のときには、発光素子1に供給する駆動電流Idを大きな電流値Id(HIGH)に設定することで高輝度発光させるので、周囲環境の照度の変化に相応させて発光素子1の輝度を調整させることができる。
このため、周囲環境が低照度のときには、発光素子1が低輝度発光することで、テレビジョン放送等を視聴しているユーザーに対して「ぎらつき」等を防止し、違和感を感じさせることなく、視聴させることができる。更に、周囲環境が低照度のときには、発光素子1が低輝度発光しても輝度不足とはならずに視認性を確保することができ、インジケータとしての機能を損なうことがない。
また、周囲環境が中間的な照度のときにも、その照度に相応して発光素子1が中間輝度発光することで、テレビジョン放送等を視聴しているユーザーに対して「ぎらつき」等を防止し、違和感を感じさせることなく、視聴させることができる。更に、周囲環境が中間的な照度のときには、それに相応して発光素子1も中間輝度で発光するため、輝度不足または輝度過大とはならずに視認性を確保することができ、インジケータとしての機能を損なうことがない。
また、周囲環境が明るい範囲の照度のときには、その照度に相応して発光素子1が高輝度発光することで視認性を向上させ、高輝度発光であっても周囲環境が明るいので、テレビジョン放送等を視聴しているユーザーに対して「ぎらつき」等を防止し、違和感を感じさせることなく、視聴させることができる。更に、周囲環境が明るい範囲の照度のときには、それに相応して発光素子1も高輝度発光するため、輝度不足または輝度過大とはならずに視認性を確保することができ、インジケータとしての機能を損なうことがない。
このように本実施形態のインジケータは、人の視感に相応させて発光素子1の輝度を自動調整するので、テレビジョン放送等を視聴するユーザーに対して、周囲の明るさに影響されることなく見やすく、視聴の邪魔になったり違和感を感じさせることなく、視聴を続けさせることができ、優れた効果を発揮するものである。
なお、以上の説明では、発光素子1と照度センサー2と制御部3を含めてインジケータとしているが、照度センサー2と制御部3を、発光素子1の輝度を調整する自動調光装置として提供することも可能である。
また、制御部3は、上述したように、プログラムで操作するマイクロプロセッサ(MPU)で形成してもよいし、ハードウェア構成としてもよい。また、本実施形態のインジケータは、ディシタル信号処理を行う構成によっても、アナログ信号処理を行う構成によっても実現することが可能である。
次に、上述した実施形態をより発展させた実施例について、図2を参照して説明する。図2(a)は、本実施例のインジケータの構成を表したブロック図、図2(b)〜(d)は、機能を説明するための説明図である。
図2(a)において、本実施例のインジケータでは、テレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置が映像表示する際に生成する映像信号(輝度成分の信号)Savと、ユーザーが映像表示装置に設定した「映像の最大輝度」を示す調整信号Scntが、制御部3に入力されるようになっている。
制御部3は、入力した映像信号Savを時間平均演算することで、複数n(nは固定値)のフレーム期間又は複数m(mは固定値)のフィールド期間毎の映像の平均輝度を求め、上述した調整信号Scntに基づいてその平均輝度を正規化して平均輝度レベル信号LAVを生成する。つまり、上述した映像の最大輝度を基準として、映像の最大輝度に対する平均輝度を平均輝度レベル信号LAVとして生成する。これにより、平均輝度レベル信号LAVのダイナミックレンジAと、映像の輝度が0%から最大輝度100%まで変化する輝度範囲との対応付けがなされることとなる。
更に、制御部3は、上述した調整信号Scntによって示される映像の最大輝度を平均輝度レベル信号LAVのダイナミックレンジAにおける最大値として、そのダイナミックレンジAを複数分割(本実施例では3分割)することで、そのダイナミックレンジAを暗い輝度範囲ALOW、中間的な明るい輝度範囲AMID、明るい輝度範囲AHIGHに区分し、暗い輝度範囲ALOWと中間的な明るい輝度範囲AMIDとの境界レベルを閾値TA1、中間的な明るい輝度範囲AMIDと明るい輝度範囲AHIGHとの境界レベルを閾値TA2とする。
ここで、制御部3は、実施形態で説明した閾値TH1,TH2と同様の範囲設定に基づいて、閾値TA1,TA2も設定する。つまり、実施形態で説明した照度に関するダイナミックレンジWにおける閾値TH1,TH2に比例させて、平均輝度レベル信号LAVのダイナミックレンジAにおける閾値TA1,TA2を演算する。これにより、映像の輝度に関する暗い輝度範囲ALOWと中間的な明るい輝度範囲AMIDと明るい輝度範囲AHIGHが、周囲環境の照度に関する暗い輝度範囲ALOWと中間的な明るい輝度範囲AMIDに対応付けられることとなり、映像の輝度についても周囲環境の照度と同様に、人の視感に合わせた設定がなされることとなる。
更に、制御部3は、実施形態で説明したように、照度センサー2から出力される照度検出信号Sdの平均レベルLを演算し、閾値TH1,TH2と比較することで、周囲環境の照度が照度範囲WHIGH,WMID,WLOWの何れに属するか判定し、照度範囲WHIGHのときには、駆動電流Idの電流値を候補値Id(HIGH)、照度範囲WMIDのときには、駆動電流Idの電流値を候補値Id(MID)、照度範囲WLOWのときには、駆動電流Idの電流値を候補値Id(LOW)とする。
そして、平均輝度レベル信号LAVと閾値TA1,TA2とを比較した結果、平均輝度レベル信号LAVが、0≦LAV<TA1の範囲のときには、候補値Id(HIGH)を選択して駆動電流Idの上限電流値に決め、駆動電流Idが0ないし候補値Id(HIGH)の範囲内の電流値に収まるように、駆動電流Idを平均レベルLに線形比例させた電流値に無段階調整しつつ、発光素子1に供給して発光させる。つまり、ダイナミックレンジWとAに相当する範囲内で、駆動電流Idを平均レベルLに線形比例させた電流値に無段階調整しつつ、発光素子1に供給して発光させる。
これにより、図2(b)に示すように、候補値Id(HIGH)を上限として、平均レベルLに線形比例した駆動電流Idが発光素子2に供給され、発光素子2は、実施形態で説明した高輝度(HIGH)を上限として発光する。
また、制御部3が平均輝度レベル信号LAVと閾値TA1,TA2とを比較した結果、平均輝度レベル信号LAVが、TA1<LAV≦TA2の範囲のときには、候補値Id(MID)を選択して駆動電流Idの上限電流値に決め、駆動電流Idが0ないし候補値Id(MID)の範囲内の電流値に収まるように、駆動電流Idを平均レベルLに線形比例させた電流値に無段階調整しつつ、発光素子1に供給して発光させる。
これにより、図2(c)に示すように、候補値Id(MID)を上限として、平均レベルLに線形比例した駆動電流Idが発光素子2に供給され、発光素子2は、実施形態で説明した中間輝度(MID)を上限として発光する。
また、制御部3が平均輝度レベル信号LAVと閾値TA1,TA2とを比較した結果、平均輝度レベル信号LAVが、TA2<LAVの範囲のときには、候補値Id(LOW)を選択して駆動電流Idの上限電流値に決め、駆動電流Idが0ないし候補値Id(LOW)の範囲内の電流値に収まるように、駆動電流Idを平均レベルLに線形比例させた電流値に無段階調整しつつ、発光素子1に供給して発光させる。
これにより、図2(d)に示すように、候補値Id(LOW)を上限として、平均レベルLに線形比例した駆動電流Idが発光素子2に供給され、発光素子2は、実施形態で説明した低輝度(LOW)を上限として発光する。
なお、上述した駆動電流Idが0ないし候補値Id(HIGH)の範囲内の電流値に収まるように、駆動電流Idを調整するための技術的手法として、0ないし候補値Id(HIGH)の範囲と照度に関するダイナミックレンジWとの比例関係に基づいて係数Kを決め、平均レベルLを係数Kで線形比例させて駆動電流Idを容易に設定することができるため、本実施例では、分圧抵抗(分割抵抗)を用いて、平均レベルLに比例した駆動電流Idを生じさせるようにしている。ただし、自動利得制御回路(AGC)や利得可変増幅器を用いてもよい。
また、平均輝度レベル信号LAVと閾値TA1,TA2とを比較した結果、候補値Id(MID)又はId(LOW)を選択した場合にも、上述した平均輝度レベル信号候補値Id(HIGH)を選択した場合と同様に、本実施例では、分圧抵抗(分割抵抗)を用いて、平均レベルLに比例した駆動電流Idを生じさせるようにしている。
以上に説明したように、本実施例のインジケータによれば、照度センサー2によって周囲環境の照度を逐一検出し、その検出結果を制御部3が平均化して閾値TH1,TH2と比較することで、人に与える周囲環境の明るさの影響を判定し、更に、映像信号Savも逐一検出し、その検出結果を制御部3が平均化して閾値TA1,TA2と比較することで、人に与える映像表示装置の画面に映し出される映像の明るさの影響も判定することとなる。そして、両者の判定結果に基づいて、発光素子1に供給する駆動電流Idを調整するので、周囲環境の照度と映像表示装置の画面に映し出される映像の輝度との変化に相応させて、発光素子1の発光輝度を自動調整することが可能である。
このため、周囲環境が低照度ないし高照度の何れの照度であってもその照度に相応し、且つ映像表示装置の画面に映し出される映像の輝度に相応して、発光素子1の発光輝度が変化するので、テレビジョン放送映像などを視聴しているユーザーは、周囲環境が暗い場合や明るい場合を問わず、発光素子1の発光に対して違和感を感じることなく、視聴の邪魔とならず、テレビジョン放送映像などを視聴することができる。
特に、映像表示装置の画面に映し出される映像の輝度が低下すると、発光素子1の発光輝度も低下し、映像表示装置の画面に映し出される映像の輝度が上がると、発光素子1の発光輝度も上がることになるため、テレビジョン放送映像などを視聴しているユーザーに対して、良好な視聴環境を提供することができる。
なお、本実施例においても、照度センサー2と制御部3を、発光素子1の輝度を調整する自動調光装置として提供することが可能である。
また、制御部3は、プログラムで操作するマイクロプロセッサ(MPU)で形成してもよいし、ハードウェア構成としてもよい。また、本実施例のインジケータにおいても、ディシタル信号処理を行う構成によっても、アナログ信号処理を行う構成によっても実現することが可能である。
次に、上述した実施形態をより発展させた他の実施例について、図3(a)を参照して説明する。
本実施例のインジケータは、複数の発光素子1a〜1dを備え、映像表示装置における複数の動作項目について、それぞれ個別に発光素子1a〜1dによってインジケートすることを可能にするものである。例えば、映像表示装置における電源のオン/オフ、スタンバイ電源のオン/オフ、就寝時に設定されるお休みタイマーのオン/オフ、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたことの有無(オン/オフ)などをインジケートすることを可能にするものである。
制御部3は、ユーザーが映像表示装置に設定した上述の動作項目を示すモード信号Smodが入力されるように接続されており、基本的には、図1に示した実施形態と同じ機能を有している。
ここで、図1に示した実施形態との相違点を述べると、制御部3には、複数個の発光素子1a〜1dの存在に対応させて、個別に駆動電流Ida〜Iddを供給するための電流源が設けられている。
更に、発光素子1a〜1dの各発光色が異なり、例えば、発光素子1aは青色、発光素子1bは赤色、発光素子1cは橙色、発光素子1dは緑色となっている。そして、上述した複数の各動作項目に対応して、発光素子1a〜1dに駆動電流Ida〜Iddを供給する。
なお、モード信号Smodは、各動作項目毎のオン/オフを示す信号であり、各動作項目を選択するための信号ではない。したがって、例えば発光素子1aを発光させると、他の発光素子1b〜1dを消灯させると言うことではなく、モード信号Smodは個々の発光素子1a〜1dを個別に、それぞれの動作項目に従ってオン/オフ指定する信号となっている。
次に、動作を説明する。
照度センサー2によって周囲環境の照度を逐一検出し、その照度検出信号Sdを制御部3が入力して平均レベルLを演算し、平均レベルLと閾値TH1,TH2との比較結果に基づいて、図1(c)に示したように候補値Id(HIGH),Id(MID),Id(LOW)のうち、周囲環境の照度に相応する候補値を選択する。そして、制御部3は、発光素子1a〜1dのうち、モード信号Smodに従って動作状態がオンとなって発光素子への駆動電流の供給を遮断しておき、候補値Id(HIGH)を選択した場合には、その候補値Id(HIGH)と等しい駆動電流を、オンとなっている発光素子へ供給してさせる。また、候補値Id(MID)を選択した場合には、その候補値Id(MID)と等しい駆動電流を、オンとなっている発光素子へ供給してさせ、候補値Id(LOW)を選択した場合には、その候補値Id(LOW)と等しい駆動電流を、オンとなっている発光素子へ供給してさせて発光させる。そして処理を繰り返す。
以上に説明した本実施例によれば、複数の発光素子1a〜1dを備えることで、映像表示装置における複数の動作項目について、それぞれ個別に発光素子1a〜1dによってインジケートすることができる。
更に、個々の発光素子1a〜1dの輝度を、人の視感に相応させて自動調整することができ、テレビジョン放送等を視聴するユーザーに対して、周囲の明るさに影響されることなく見やすく、視聴の邪魔になったり違和感を感じさせることなく、視聴を続けさせることができ、優れた効果を発揮する。
また、以上の説明では、個々の発光素子1a〜1dに供給する駆動電流Ida〜Iddは、周囲環境の照度に相応して同じ電流値の駆動電流としているが、発光素子1a〜1dの発光輝度特性が相互に異なっているため、周囲環境の照度に相応して均一の発光輝度で発光するように、駆動電流Ida〜Iddの個々の電流値を調整して発光素子1a〜1dを駆動してもよい。かかる構成とすると、発光素子1a〜1dの輝度が揃うので、視覚効果を高めることができる。
また、以上の説明では、図1に示した実施形態の変形例としての実施例を説明したが、図2に示した第1の実施例に係る変形例とすることも可能である。
つまり、図3(b)に示すように、図3(a)に示した制御部3に映像信号Savを入力し、照度センサー2から供給される照度検出信号Sdに対する信号処理を図1に示した実施形態と同様に行う構成とし、周囲環境の照度に相応する候補値を候補値Id(HIGH),Id(MID),Id(LOW)から選択して、その選択した候補値の駆動電流を、モード信号Smodに基づいてオンに設定した発光素子に供給すればよい。
かかる構成によれば、周囲環境の照度と映像表示装置の画面に映し出される映像の輝度とに相応させて、個々の発光素子1a〜1dを輝度調整することができる。
なお、以上の説明では、発光素子1と照度センサー2と制御部3を含めてインジケータとしているが、照度センサー2と制御部3を、発光素子1の輝度を調整する自動調光装置として提供することも可能である。
また、制御部3は、プログラムで操作するマイクロプロセッサ(MPU)で形成してもよいし、ハードウェア構成としてもよい。また、本実施形態のインジケータは、ディシタル信号処理を行う構成によっても、アナログ信号処理を行う構成によっても実現することが可能である。
図1(a)は、実施形態における、テレビジョン受像機やモニタ装置等の映像表示装置に設けられた場合のインジケータの取り付け位置等を例示するための説明図、図1(b)はインジケータの構成を表したブロック図、図1(c)はインジケータの機能を説明するための説明図である。 図2(a)は、実施例1のインジケータの構成を表したブロック図、図2(b)〜(d)は、機能を説明するための説明図である。 図3(a)は、実施例2のインジケータの構成を表したブロック図、図3(b)は変形例のインジケータの構成を表したブロック図である。
符号の説明
1…発光素子
2…照度センサー
3…制御部

Claims (8)

  1. 映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示するインジケータであって、
    前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、
    前記動作状態を発光表示する発光素子と、
    前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、
    を有することを特徴とするインジケータ。
  2. 映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示するインジケータであって、
    前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、
    前記動作状態を発光表示する発光素子と、
    前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、
    を有することを特徴とするインジケータ。
  3. 映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示する発光素子の発光輝度、を調節する自動調光装置であって、
    前記映像表示装置の周囲環境の照度を検出して照度検出信号を出力する照度センサーと、
    前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、
    を有することを特徴とする自動調光装置。
  4. 映像表示装置に設けられ映像表示装置の動作状態を表示する発光素子の発光輝度、を調節する自動調光装置であって、
    前記動作状態を発光表示する発光素子と、
    前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記発光素子の発光輝度を調整する制御手段と、
    を有することを特徴とする自動調光装置。
  5. 前記発光素子は、複数の動作項目の動作状態を表示する複数の表示素子からなり、
    前記制御手段は、前記照度検出信号のレベルに応じて、前記複数の表示素子の発光輝度を調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載のインジケータ。
  6. 前記発光素子は、複数の動作項目の動作状態を表示する複数の表示素子からなり、
    前記制御手段は、前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記複数の表示素子の発光輝度を調整すること、
    を特徴とする請求項2に記載のインジケータ。
  7. 前記発光素子は、複数の動作項目の動作状態を表示する複数の表示素子からなり、
    前記制御手段は、前記照度検出信号のレベルに応じて、前記複数の表示素子の発光輝度を調整すること、
    を特徴とする請求項3に記載の自動調光装置。
  8. 前記発光素子は、複数の動作項目の動作状態を表示する複数の表示素子からなり、
    前記制御手段は、前記映像表示装置に表示される映像の輝度と前記照度検出信号のレベルに応じて、前記複数の表示素子の発光輝度を調整すること、
    を特徴とする請求項4に記載の自動調光装置。
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