JP2008252410A - 情報表示システム、情報提供サーバ、および情報表示方法 - Google Patents

情報表示システム、情報提供サーバ、および情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】動画コンテンツに表示できる対象物の情報は限定的である。
【解決手段】コンテンツ表示装置14の対象物指定部26においてユーザが対象物の指定を画面上で行うと、その識別情報と、その際の動画コンテンツにおける状況データとが情報提供サーバ12に送信される。情報提供サーバ12の候補選定部32は、参照頻度記憶部40を状況データに基づき検索し、あらかじめ状況に応じて設定された表示頻度の重み付けを表すポイントおよび表示制限に則り表示するメタデータを選定する。表示情報送信部36は、表示するメタデータをメタデータ記憶部18から読み出し、コンテンツ表示装置14に送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は情報表示技術に関し、特に動画コンテンツに出現する対象物に係る情報を表示する情報表示技術およびそれに適用される情報表示方法に関する。
近年、テレビ番組、映画、個人が録画したビデオなどの動画コンテンツは、無線、有線を問わず様々な媒体によって容易に楽しめるようになってきた。従来は単に視聴するのみであったテレビ番組も、ネットワーク環境を含む近年の情報処理分野の技術革新により、視聴者が投票を行ったりすることで番組に参加することのできる双方向型のサービスが現実のものとなってきている。
その一例として、テレビ画面に映し出された映像内のポイントを指定すると、当該画面の座標および時刻がテレビ局のサーバに送られ、視聴者がポイントした位置に表示された商品を提供できるメーカのURL(Uniform Resource Locator)をサーバから送信することにより、サブ画面に表示する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2003−204539号公報
ところが上記のような技術においても、表示される情報は商品名やメーカのURLなど一意的かつ限定的なものであった。そのため、視聴者が所望の情報を得るには、結局、コンピュータでホームページにアクセスし直すなどの作業が必要となり、手間がかかると同時に、必要な環境を持たない視聴者にはそれ以上の情報を取得する手段が絶たれる結果となっていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが所望とする多様な情報を動画コンテンツを表示する装置のみで容易に取得できる技術を提供することにある。
本発明のある態様は、情報表示システムに関する。この情報表示システムは、動画コンテンツおよび当該動画に出現する対象物に係る対象物情報を表示するコンテンツ表示装置と、対象物情報を管理し、そのうち少なくとも一部の対象物情報をコンテンツ表示装置に送信する情報提供サーバと、を含む情報表示システムであって、コンテンツ表示装置は、対象物の指定入力を受け付け、指定された対象物の識別情報とともに、指定入力時に表示していた動画コンテンツに係る状況データを情報提供サーバに送信する対象物指定部を備え、情報提供サーバは、動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントに基づき、コンテンツ表示装置に送信する、前記識別情報に対応する対象物の対象物情報を、状況データに応じて選定する候補選定部を備えたことを特徴とする。
ここで「動画コンテンツ」はテレビ番組、映画、コマーシャル、ビデオなど、動画を含む表示対象であればその種別や単位はいかなるものであってもよい。
本発明の別の態様は、情報提供サーバに関する。この情報提供サーバは、動画コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に、当該動画に出現する対象物のうちユーザが指定した対象物に係る対象物情報を送信する情報提供サーバであって、動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し前記対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントを記憶した表示制限記憶部と、ユーザが対象物を指定した際にコンテンツ表示装置に表示されていた動画コンテンツに係る状況データに基づき表示制限記憶部を参照し、ユーザが指定した対象物に係る対象物情報からポイントに基づき選定した対象物情報をコンテンツ表示装置に送信する表示情報送信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のさらに別の態様は、情報表示方法に関する。この情報表示方法は、表示中の動画コンテンツに出現する対象物の指定を受け付けるステップと、表示中の動画コンテンツに係る所定の状況データを取得するステップと、指定された対象物に係る対象物情報から、動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントに基づき、表示する対象物情報を状況データに応じて選定するステップと、選定した対象物情報を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザは動画コンテンツを視聴しながら多様な情報を容易に取得することができる。
実施の形態1
図1は本実施の形態における情報表示システムの構成を示している。情報表示システム10は、ネットワーク16に接続した複数のコンテンツ表示装置14および情報提供サーバ12を含む。なおコンテンツ表示装置14の数は図1に示したものに限らない。
情報提供サーバ12は、コンテンツ記憶部20とメタデータ記憶部18とを備える。コンテンツ記憶部20には、情報提供サーバ12がネットワーク16を介してコンテンツ表示装置14に配信する動画コンテンツが記憶されている。メタデータ記憶部18には、動画コンテンツに登場する人、物、場所、時間(以後、「対象物」と呼ぶ)などに関する情報、すなわちメタデータが、対象物ごとに記憶されている。
情報提供サーバ12は、コンテンツ記憶部20に記憶された動画コンテンツを、ネットワーク16を介してコンテンツ表示装置14に配信する。コンテンツ表示装置14側で動画コンテンツを視聴しているユーザが、登場する対象物の指定をコンテンツ表示装置14に対し行うと、情報提供サーバ12はそれを検知し、指定された対象物のメタデータをメタデータ記憶部18から抽出してコンテンツ表示装置14に送信する。なお、同図では動画コンテンツの配信と対象物のメタデータの提供を一の情報提供サーバ12が行うように表現しているが、本実施の形態はそれに限らない。すなわち動画コンテンツを配信するサーバとメタデータを提供するサーバとは異なるサーバであってよく、さらには異なる会社内のサーバであってもよい。また、複数のテレビ局などのコンテンツ製作会社あるは配信会社と、複数の情報提供会社がそれぞれ動画コンテンツの配信や対象物の情報提供を行ってもよい。
本実施の形態においてコンテンツ表示装置14で指定できる対象物は、上述のとおり商品に限らず、登場する人物、動物、場所、建物などでもよいし、図形、色、数式など、画面上で指定ができ、かつメタデータ記憶部18にその情報を記憶できるいかなるものをも含めることができる。また提供されるメタデータも、名前やURLに限らず、プロフィール、来歴、所属、関係団体に関する情報、広告、告知など、当該対象物に関わるいかなる情報であってもよい。
このようにあらゆる情報をメタデータとして表示するようにすると、情報量が膨大化し、逆に所望の情報を得られにくくなる可能性がある。そこで本発明者は、動画コンテンツ内において対象物が出現する状況、および過去の参照実績、の2つをパラメータとして導入し、現在の状況に合致した種類の情報を優先させて表示することにより、ユーザが必要とする情報の効率的な絞込みを行う技術を提案する。
ここで番組に出演する芸能人を例に説明する。ある芸能人はドラマの中ではその役名の人物であるが、歌番組の中ではバンドの一員であり、バラエティ番組では一人で司会をしているとする。このような場合、ユーザがバラエティ番組を視聴しながら、司会をしている当該芸能人の情報を得たいと考えたとしても、ドラマの中の役名を知りたいと思っている可能性は低い。あるいは歌番組を視聴している場合は、バンドとしての情報を得たいと思っている可能性が高くなる。このように動画コンテンツ内での対象物の状況に応じて、その対象物に対する視聴者の見方、すなわち所望の情報が変化する現象は、対象物が人物か物かに関わらず発生することに本発明者は想到した。
そこで本実施の形態では、各対象物に係る対象物情報、すなわちメタデータを、対象物を多角的に捉えた際の側面ごとに分類してメタデータ記憶部18に記憶させておく。ここで一の分類に属するメタデータがすなわち一度に表示させるメタデータの単位となる。そしてユーザが指定した対象物のメタデータのうち、コンテンツ表示装置14から送信される、現在の動画コンテンツの状況に適合していると考えられるメタデータを過去の参照実績から導出し、候補として提示する。ユーザは当該候補から、最終的に表示するメタデータ(以後、「表示メタデータ」と呼ぶ)を選択することにより、多様な情報から効率的に所望の情報を取得することができる。ここで参照実績は、ユーザに関わらずネットワーク16に接続した複数のコンテンツ表示装置14における参照実績を蓄積したデータである。
過去の参照実績を蓄積するためには、情報提供サーバ12において、各対象物を動画コンテンツやコンテンツ表示装置14によらず共通の識別情報で管理する必要がある。以下、それを実現するための技術の一例を説明する。図2は動画コンテンツを作成する際に適用される技術の一例を説明するための図である。この例では、動画を撮影する際、対象物である被写体、人物150aや物150bに、自らの識別情報を含む信号を発信する無線タグ152a、152bを装着する。同一の人物150aが装着する無線タグ152aが発信する識別情報は、動画コンテンツが異なっても常に同じとする。物150bが装着する無線タグ152bが発信する識別情報は、例えば商品ごとに固有とする。
そして無線タグ152a、152bから発信される信号の角度と、それに含まれる識別情報とを取得するIDリーダ160を用意し、ビデオカメラ162で動画を撮影する際、IDリーダ160もその動きに連動させる。すなわちビデオカメラ162の画角に含まれる方向から発信される無線タグ152a、152bの信号を、撮影と同時に取得していく。そしてデータ生成装置164が、IDリーダ160が取得した信号の角度とビデオカメラ162の画角とから、人物150aや物150bのフレーム内での位置を算出し、ビデオカメラ162が取得した画像データに識別情報とともに対応づけていく。これにより、通常の画像データに対象物の位置とその識別情報とが埋め込まれたストリームデータが生成される。生成されたストリームデータは、適宜圧縮符号化されて動画コンテンツのデータとしてコンテンツ記憶部20に記憶される。
図3は上述の技術によって生成されたストリームデータを構成する一のフレームのデータ構造を示している。同図に示すように、フレームデータ200は、フレームを識別するフレーム番号202、そのフレームの画像データ204、音声データ206に加え、対象物識別情報208および対象物位置情報210を含む。対象物識別情報208と対象物位置情報210との対は、フレーム内に存在する対象物の数だけ記録される。このようなフレームデータ200が時系列順につながり、動画コンテンツをなす一のストリームデータが形成される。これにより、当該動画コンテンツを表示しているコンテンツ表示装置14において、ユーザがフレーム内の位置を指定する入力を行うと、その位置の近傍に表示された対象物の識別情報を、対象物位置情報210、対象物識別情報208と辿ることにより特定することができる。
図4は本実施の形態におけるコンテンツ表示装置14および情報提供サーバ12の詳細な構成を示している。図4において、様々な処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、データベースやネットワークへのアクセス機能を有するプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
コンテンツ表示装置14は、動画コンテンツおよび指定された対象物のメタデータを表示する表示部24、対象物の指定をユーザより受け付ける対象物指定部26、情報提供サーバ12から提示されたメタデータの候補リストからの表示メタデータの指定をユーザより受け付ける表示情報選択部28、および、各種データの送受信を、ネットワーク16を介して情報提供サーバ12と行うインターフェースである通信部30を含む。
表示部24は、コンピュータや携帯端末などで一般的に用いられるディスプレイとそれを制御するディスプレイコントローラなどを用いることができる。ユーザがメタデータの表示を希望しない期間は、表示部24には動画コンテンツのみが一般的な手法で表示される。ユーザが対象物のメタデータ表示を希望した場合など必要に応じて、表示部24には一般的な手法でカーソルなど画面上の位置を指定できる図形が表示される。さらに情報提供サーバ12から送信された、表示メタデータの候補リストや表示メタデータそのものが適宜表示される。候補リストおよび表示メタデータは、動画コンテンツの画面上にポップアップウィンドウで表示させたり、動画コンテンツと重ならない別枠に表示させたりするなど、ディスプレイの大きさと情報量との関係などに応じて適宜選択してよい。
対象物指定部26は、ポインティングデバイス、トラックボール、ボタン、タッチペンなど、コンピュータや携帯端末、テレビなどで一般的に用いられる入力装置のいずれを含んでもよい。例えばユーザは動画コンテンツの視聴中、対象物指定部26に含まれる所定のボタンを押下することにより表示部24の画面上にカーソルを表示させる。そして対象物指定部26に含まれる方向指示ボタンによってカーソルを移動させ、所望の対象物上にカーソルが位置した際に確定ボタンを押下することによって対象物の指定を行う。
対象物指定部26はさらに、ユーザが指定した対象物の識別情報を上述した技術などを利用して特定し、さらにその時点で表示されている動画コンテンツの状況のデータ(以後、単に「状況データ」と呼ぶ)を特定する。状況データは上述のように、適格な種類の情報をユーザに提供するための拠り所であり、必要な状況データはあらかじめ定めておく。対象物指定部26は、定められた状況データを動画コンテンツのデータ自体から読み出してもよいし、番組表などの情報を別に取得し、そこから取得するようにしてもよい。
状況データとしては例えば、動画コンテンツの属性情報であるコンテンツのカテゴリ、番組名、撮影場所、配信時刻、監督や演出者などの製作スタッフ、背後に流されている曲名など、あるいは、指定された対象物と共に出現している他の対象物、といったデータから適宜選択する。撮影場所は例えばビデオカメラにGPSを取り付けるなどして、ストリームデータに逐次記録させておいてもよい。
さらにコンテンツ表示装置14にあらかじめ登録してあるユーザの情報や、GPSなどを用いて取得できるコンテンツ表示装置14の現在位置など、コンテンツ表示装置14自体の情報を状況データに含めてもよい。このようにして、動画コンテンツのデータやその周辺から得られる状況データの中から、適宜選択したものをあらかじめ定めておく。そして対象物指定部26は、特定した対象物の識別情報と状況データとを、通信部30を介して情報提供サーバ12に送信する。
表示情報選択部28もまた、コンピュータや携帯端末、テレビなどで一般的に用いられる入力装置のいずれを含んでもよく、対象物指定部26の入力装置と兼用してもよい。表示情報選択部28はまず、情報提供サーバ12から送信されたメタデータの候補リストを通信部30を介して取得し、それを表示部24に表示させる。この際候補リストとして表示する情報は、分類された各メタデータの題名ともいうべき、分類の区別を一見して把握できる程度に簡易なもの、かつメタデータの内容を象徴するものであることが望ましい。上述の芸能人の例で言えば、芸名、ドラマ内の役名、バンド名など、当該芸能人が有する異なる名前の一覧を候補リストとして表示してもよい。メタデータの題名はメタデータを分類した際に付与してもよいし、メタデータそのものからキーワード抽出を行って候補リスト作成時に自動的に付与するようにしてもよい。
そしてユーザは、表示情報選択部28に含まれる方向指示ボタンおよび確定ボタンなどによって、表示されたリストから一のメタデータを選択することにより、表示メタデータを指定する。表示情報選択部28はユーザが指定したメタデータの識別情報を特定し、通信部30を用いて情報提供サーバ12に送信する。メタデータの識別情報は、メタデータを分類した際に付与したもの、あるいは候補リストを作成した際に付与したものなどを、候補リストと共に情報提供サーバ12から取得しておく。
一方、情報提供サーバ12は、図1で示したメタデータ記憶部18およびコンテンツ記憶部20、および、動画コンテンツをコンテンツ表示装置14に送出するコンテンツ送出部22の他、参照頻度記憶部40なるデータベースを備える。参照頻度記憶部40は、コンテンツ表示装置14から対象物の識別情報とともに送信される状況データを構成する状況のカテゴリごとに、メタデータの参照頻度を状況別に蓄積して記憶する。以下の説明で「参照頻度」は、一の対象物についてある状況でメタデータを表示した全回数、すなわち各メタデータの表示回数の合計に対する、あるメタデータが表示された回数の割合とする。「参照頻度」の具体例は後に述べる。なお、参照頻度を表すパラメータであれば、回数そのもの、分散などいかなる数値を用いてもよい。
この参照頻度記憶部40を有効に機能させるため、情報提供サーバ12は候補選定部32、参照頻度更新部34、表示情報送信部36、およびネットワーク16を介してコンテンツ表示装置14と各種データの送受信を行うインターフェースである通信部38を含む。候補選定部32は、コンテンツ表示装置14から送信された対象物の識別情報および状況データに基づき参照頻度記憶部40を参照し、メタデータの候補リストを作成する。このとき、同一の状況において過去に参照された頻度が高い方から順に所定数のメタデータを選定し、その識別情報および題名を抽出、または付与して、候補リストを作成していく。
これにより、コンテンツ表示装置14における現在の状況と関連性の高いメタデータを抽出することができる。複数の状況データを用いる場合は、例えば全ての状況のカテゴリにおける参照頻度をメタデータごとに合計し、合計値が最も高いメタデータから順に選定する。あるいは、状況のカテゴリに対しあらかじめ重み付けを行ったうえで合計することにより、重視したい状況のカテゴリにおける参照頻度を優先させるようにしてもよい。そして候補選定部32は作成した候補リストを、通信部38を介してコンテンツ表示装置14に送信する。このとき候補選定部32は、今回コンテンツ表示装置14から送信された対象物の識別情報および状況データを参照頻度更新部34に与えておく。
表示情報送信部36は、表示メタデータをコンテンツ表示装置14に送信する。具体的には、コンテンツ表示装置14から送信された、候補リストからユーザが選択した一のメタデータの識別情報を通信部38を介して取得し、メタデータ記憶部18から対応するメタデータを読み出して通信部38を介してコンテンツ表示装置14へ送信する。この際、表示情報送信部36は、今回選択されたメタデータの識別情報を参照頻度更新部34に与えておく。
参照頻度更新部34は、今回のコンテンツ表示装置14におけるメタデータの表示結果をもって、参照頻度記憶部40を更新する。すなわち、候補選定部32が取得した、対象物の識別情報および状況データと、表示情報送信部36が取得した、表示メタデータの識別情報とを用いて、該当する状況における該当するメタデータの表示回数を1つ増加させ、参照頻度を計算し直す。
次にこれまで述べた構成を実現するためのデータ構造の例について説明する。図5は、コンテンツ表示装置14の対象物指定部26から送信され、情報提供サーバ12の候補選定部32が取得する、ユーザが指定した対象物の識別情報および状況データを含むデータの構造例を示している。対象物識別情報および状況データ62は、対象物ID欄64、番組名欄66、撮影地域欄68、時間欄70、および他のID欄72を含む。対象物ID欄64には、ユーザが指定した対象物の識別情報が記録される。同図では識別情報が「10001」なる番号の対象物が指定されたことを示している。
また同図の例では、状況データとして番組名、撮影地域、放映時間、および共演者が設定されており、それぞれ番組名欄66、撮影地域欄68、時間欄70、および他のID欄72に、番組名「番組A」、撮影地域「日本」、放映時間「8:00」、共演者の識別情報「10002」および「10006」が記録されている。上述のとおり、必要とする状況データを構成する状況のカテゴリはあらかじめ設定しておく。
図6は、参照頻度記憶部40に記憶されるデータの構造を模式的に示している。参照頻度記憶部40は、上述した参照頻度を階層構造で記憶する。すなわち、対象物の識別情報ごとに分けて用意された記憶領域に、状況のカテゴリごとに参照頻度のテーブルが記憶される。同図の例では、対象物の識別情報である「ID」が「10001」、「10002」、「10003」、・・・を有する複数の対象物ごとに異なる記憶領域42が与えられている。そして各記憶領域、例えば「ID」が「10001」である対象物の領域に、番組名、撮影地域、放映時間、共演者、という状況のカテゴリごとに、参照頻度を状況別に表した参照頻度のテーブルが、「番組名」テーブル44、「撮影地域」テーブル46、「時間」テーブル48、「他のID」テーブル50として記憶されている。
図7は、図6に示した構造で参照頻度記憶部40に記憶される、参照頻度のテーブルのデータ構造例を示している。参照頻度テーブル80は、状況欄84、参照頻度欄82、および状況別合計欄86を含む。状況欄84には、当該テーブルが示す状況のカテゴリにおける具体的な状況が記録される。同図は状況のカテゴリが「番組名」の場合を示しており、これは図6の「番組名」テーブル44に対応する。そのため状況欄84には状況として「番組A」、「番組B」、「番組C」、・・・といった番組名が記録される。当該欄は、状況のカテゴリが撮影地域であれば具体的な地域名、放映時間であれば時刻、共演者であれば共演者の識別情報が記録される。
参照頻度欄82には、各メタデータの参照頻度が状況別に記録される。同図は、上述の例の如く対象物をある芸能人とし、メタデータとして、その芸能人としての情報、ドラマの役柄としての情報、およびバンドとしての情報などが記憶されている場合を示している。したがって参照頻度欄82の最上段にはメタデータの題名として、芸能人の名前、役柄の名前、バンドの名前がそれぞれ「芸能人A」、「役柄B」、「バンドC」と記録されている。そして状況欄84の各欄との交点にあたる欄に、各状況における各メタデータの参照頻度が記録される。同図では参照頻度欄82に、各メタデータが表示された回数も記録され、一の状況における表示回数の割合である参照頻度がカッコ内にパーセント表示で示されている。
状況別合計欄86には、参照頻度欄82に表示された全メタデータの表示回数の合計、および参照頻度の合計が、状況別に記録される。参照頻度欄82に記録される参照頻度は、状況別合計欄86に記録された、表示回数の合計に対する、各メタデータの表示回数の割合である。例えば同図において、「番組A」でこの芸能人が対象物として指定された回数は合計「1168」回であり、そのうち、ユーザの選択により「芸能人A」のメタデータが表示された回数は「724」回である。したがって、「番組A」の状況における「芸能人A」のメタデータの参照頻度は、724/1168≒62%となる。なお状況別合計欄86のカッコ内に示される参照頻度の合計は当然、「100%」となる。
図8は候補選定部32がメタデータの候補リストを作成するために参照頻度を比較したデータの構造例を示している。当該データは実際にはテーブルとして記憶しなくてもよく、同様の計算を行って参照頻度の比較を行えれば、レジスタなどを用いて一部のデータを一時的に保持するのみでもよい。参照頻度比較テーブル90は、状況欄94、参照頻度欄92、および合計ポイント欄96を含む。候補選定部32は、コンテンツ表示装置14から送信された対象物の識別情報に基づき参照頻度記憶部42の対応する記憶領域を検索し、同時に送信された状況データを構成する状況のカテゴリに対応する参照頻度テーブル80などから、送信された状況における全メタデータの参照頻度を抽出していく。
そして参照頻度比較テーブル90の状況欄94および参照頻度欄92には、参照頻度テーブル80の状況欄84および参照頻度欄82から抽出した、一の状況における参照頻度が状況のカテゴリごとにそのまま記録される。図8の例では、図5に示した、対象物の識別情報および状況データ62に含まれる状況によって抽出した参照頻度が記録されている。具体的には、状況のカテゴリ「番組名」に対し「番組A」なる状況、状況のカテゴリ「撮影地域」に対し「日本」なる状況、状況のカテゴリ「時間」に対し「8:00」なる状況、状況のカテゴリ「他のID」に対し「10002」および「10006」なる状況が状況欄94に記録される。そして各状況における各メタデータの参照頻度、例えば「番組A」の状況に対し「芸能人A」のメタデータの参照頻度が「62%」、「役柄B」のメタデータの参照頻度が「28%」、「バンドC」のメタデータの参照頻度が「10%」、などが参照頻度テーブル80から抽出され、参照頻度欄92に記録される。
合計ポイント欄96には、各メタデータについて全ての状況における参照頻度を合計した値が合計ポイントとして記録される。例えば「芸能人A」のメタデータについて全ての状況における参照頻度を合計した合計ポイントは「216」である。この合計ポイントが高いほど、現在表示中の動画コンテンツにおける対象物の状況により適合した情報であるといえる。したがって候補選定部32は、参照頻度比較テーブル90によってメタデータの比較を行い、合計ポイントの上位であるメタデータを候補として選定し、リストを作成する。
例えば図8の例では、「芸能人A」のメタデータおよび「役柄B」のメタデータを候補とする。この際、あらかじめ定めておいた候補の数だけ選定してもよいし、合計ポイントにしきい値を設け、それを上回るメタデータを候補としてもよい。また上述のように、各状況のカテゴリに対し重み付けを設定しておき、それに従い重み付けされた参照頻度を合計して合計ポイントとしてもよい。
次に、コンテンツ表示装置14の表示部24に含まれるディスプレイに表示される画面例について説明する。図9は候補リストを表示した画面の例を示している。これに先立ちユーザは、人物150aや物150bが登場する動画コンテンツを表示した状態で、対象物指定部26により画面上にカーソル56を表示させ、人物150aを対象物として指定したとする。するとその対象物の識別情報と状況データが、情報提供サーバ12に送られる。そして情報提供サーバ12において上述のような処理が行われ、当該対象物のメタデータの候補リストが返信されると、ディスプレイには図9に示すような候補リスト表示画面が表示される。
候補リスト表示画面54は例えば、対象物として指定された人物150aが出現している動画コンテンツのフレーム上に当該人物150aを指す吹き出し状に表示された候補リスト表示欄58を含む。同図の例では、候補リスト表示欄58内に、表示するメタデータの候補としてその題名が「芸能人A」および「役柄B」と表示されている。これらのメタデータは、図8で示したような各メタデータの参照頻度比較でその合計ポイントが高かったものを候補選定部32が選定したものである。
ユーザは表示情報選択部28により、候補リスト表示画面54において候補リスト表示欄58の行頭に表示されたチェックボックスのいずれかをチェックすることにより、表示されたメタデータの候補の中から所望のひとつを選択する。すると表示情報選択部28は選択されたメタデータの識別情報を特定してそれを情報提供サーバ12に送信する。情報提供サーバ12の表示情報送信部36は、選択されたメタデータの識別情報に基づきメタデータ記憶部18から当該識別情報に対応づけて記憶されたメタデータを読み出し、表示メタデータとしてコンテンツ表示装置14に送信する。
図10は表示メタデータを表示した画面の例を示している。メタデータ表示画面55は例えば、動画コンテンツのフレームを表示した領域の下に、表示メタデータを表示したメタデータ表示欄60を含む。同図の例では、図9に示した候補リストの中から「芸能人A」のメタデータが選択されたとして、「芸能人A」を構成するメタデータ、「芸名」、「本名」、「生年月日」、「所属」、「URL」が表示されている。メタデータ表示欄60は図10で示した形状および位置に限らず、動画コンテンツのフレームを表示した領域の上下左右のいずれかの位置、あるいはフレームを表示した領域に重ねた位置などのいずれでもよい。
次に、以上述べた構成によってなされる情報表示システム10の動作について説明する。図11は、情報表示システム10が行う情報表示の処理手順を示している。まずユーザはコンテンツ表示装置14において、一般的な手法によって動画コンテンツの送信指示の入力を行うと(S6)、情報提供サーバ12のコンテンツ送出部22はコンテンツ記憶部20から動画コンテンツのデータを読み出し送信する(S8)。送信された動画コンテンツのデータはコンテンツ表示装置14の表示部24に含まれるディスプレイに表示される(S10)。なお動画コンテンツは一般的にストリーム形式のデータであり、有限の時間で連続して表示されるものであるため、以後の処理手順の最中も、S8の動画コンテンツデータ送信およびS10の動画コンテンツ表示のステップは継続していてよい。
次にユーザが対象物指定部26によって、表示された動画コンテンツの、あるフレームにおける所望の対象物を指定すると(S12)、対象物指定部26は当該対象物の識別情報およびそのときの状況データを取得し、情報提供サーバ12に送信する(S13)。情報提供サーバ12の候補選定部32は、送信された対象物の識別情報に基づき参照頻度記憶部40の当該対象物に用意された記憶領域を検索し、各メタデータの参照頻度を状況ごとに抽出して合計ポイントを算出し、それに基づき候補リストを作成してコンテンツ表示装置14に送信する(S14)。
コンテンツ表示装置14では送信された候補リストが表示部24に表示される(S16)。ユーザが表示情報選択部28によって候補リストから表示メタデータを選択すると、表示情報選択部28は選択されたメタデータの識別情報を情報提供サーバ12に送信する(S18)。情報提供サーバ12の表示情報送信部36は、送信されたメタデータの識別情報に基づきメタデータ記憶部18から対応するメタデータを読み出し、コンテンツ表示装置14に送信する(S20)。コンテンツ表示装置14の表示部24は、送信された表示メタデータをディスプレイに表示する(S22)。情報提供サーバ12ではさらに、参照頻度更新部34が、選択されたメタデータの識別情報に基づき、参照頻度記憶部40を更新する(S24)。この処理は上述のとおり、候補選定部32がS13の処理によって取得した、対象物の識別情報および状況データと、表示情報送信部36が取得した、表示メタデータの識別情報とを用いて、参照頻度テーブル80の該当する状況における該当するメタデータの表示回数を1つ増加させ、参照頻度を計算し直す。
S22のメタデータ表示は、表示開始から所定時間経過後や、対象物がフレームアウトあるいは退場した際、あるいはユーザが所定の入力を行った際などに適宜その表示を停止してよい。S12からS24までの情報表示に係る処理は、動画コンテンツが表示されている間(S26のN)は、ユーザの入力によって随時開始してよい。そしてユーザが動画コンテンツの表示を終了させた際などに全ての処理を終了する(S26のY)。
以上述べた本実施の形態によれば、動画コンテンツに出現する様々な対象物の情報をメタデータとして記憶させ、ユーザが対象物を指定することによりその一部を画面に表示させる。ここで表示させるメタデータは、ユーザが指定した際の、動画コンテンツにおける対象物の状況を参照し、同様の状況での過去の参照実績に基づき決定する。これにより、膨大な量のメタデータを用意したとしても、ユーザが希望する可能性の高いメタデータを適格に絞り込むことができ、結果として多様な情報の中から、状況に即した情報を容易に取得することができる。表示するメタデータの最終選択は候補リストからユーザ自身が行うため、ユーザの意思を一部反映した臨機応変な情報表示が可能となる。
結果的にユーザは、一つの対象物についても様々な側面の情報を状況に応じて取得することができ、自分の興味のある人物や物を多角的な視野で把握することができる。これにより、元来知りたいと思っていた情報を取得できるほか、ある対象物について思いもよらなかった新たな発見をする可能性もあり、動画コンテンツを視聴しながら情報表示が与える娯楽性をも享受することができる。またユーザにとっては、動画コンテンツを表示するコンテンツ表示装置のみで多くの情報を取得することが可能となるため、コンピュータを用いてホームページにアクセスし直すなどの手間をかけずに知りたい情報を取得できる確率が増加する。
さらに最終的に選択されたメタデータについて参照実績として記憶していくことにより、ユーザがどの状況でどの対象物のどのような情報を欲しているかを表すデータベースが必然的に形成される。当該データベースによってユーザの興味の対象が状況ごとに把握でき、マーケティングにおける有用な情報となる。
実施の形態2
実施の形態1では、過去の参照実績に基づき表示するメタデータの候補を選定するという、いわばユーザ主体の選定手法をとっていた。本実施の形態では、情報を提供する側の意思を重視してメタデータの選定を行う。以後、実施の形態1と相違する点に主眼を置いて説明する。
本実施の形態の情報表示システムは、図1および図4に示した実施の形態1の情報表示システム10と同様の構成を有してよい。一方、情報提供サーバ12は、情報を提供あるいは管理する側の複数のサーバとさらに接続していてもよい。情報を提供する側とは例えば、商品のメーカ、小売店、芸能人の所属事務所、コンテンツの配給会社、コンテンツの製作会社、レコード会社、放送局など、対象物の関連企業や関連団体である。
情報を提供する会社によっては、ある番組では特定のメタデータのみを表示させたい、ある時間帯では特定のメタデータを表示させたくないなど、状況によって表示するメタデータに制限を与えたい場合がある。そこで制限を与えたいメタデータについては、その制限に則った表示を行う。具体的には、参照頻度記憶部40に記憶されるテーブルにおいて、制限を与えるメタデータを識別できるようにする。当該テーブルは、情報を提供する側のサーバからアクセスして制限情報を更新できるようにしてもよい。
さらに本実施の形態では同テーブルに、実施の形態1の参照頻度に代わり、情報を提供あるいは管理する側が状況ごとに各メタデータに対しあらかじめ与えた重み付けのポイントを記録しておく。ここで重み付けのポイント(以後、単に「ポイント」と呼ぶ)とは、一の状況において各メタデータを表示させたい度合いをそれぞれ表した相対的な値である。さらに状況のカテゴリごとにポイントの数値範囲を変化させれば、実施の形態1で述べたように状況のカテゴリごとの重み付けとしても利用できる。候補選定部32は、参照頻度と同様に、状況データに含まれる全ての状況のカテゴリにおけるポイントをメタデータごとに合計し、合計値が最も高いデータから順に選定する。
このように本実施の形態では、情報を提供あるいは管理する側があらかじめメタデータに与えた制限情報やポイントをテーブルとして保持する。以後の説明ではこのテーブルを表示制限のテーブルと呼び、参照頻度のテーブルと区別するが、情報表示システム10が行う処理手順における表示制限のテーブルの参照のされ方は参照頻度のテーブルの場合と同様である。また、この表示制限のテーブルを記憶する記憶ユニットは、参照頻度記憶部40に代わり表示制限記憶部とも表現できるがその機能は参照頻度記憶部40と同様である。
図12は表示制限のテーブルのデータ構造例を示している。表示制限テーブル180は、状況欄184、および表示制限欄182を含む。状況欄184には、図7の参照頻度テーブル80における状況欄84と同様、当該テーブルが示す状況のカテゴリにおける具体的な状況が記録される。表示制限欄182には、基本的には各状況においてメタデータのそれぞれに与えられたポイントが記録される。例えば「番組B」なる状況においては、「芸能人A」の欄に「300」、「役柄B」の欄に「100」、「バンドC」の欄に「50」なるポイントが記録されており、「番組B」では「芸能人A」のメタデータを優先して表示したい、といった、情報を提供または管理する側の意思を反映できるようになっている。
そのほか、例えば「番組A」なる状況における「芸能人A」の欄において「○」が、「番組C」なる状況における「バンドC」の欄において「×」が記録されている。この例において「○」を記録されたメタデータは、当該状況において必ず表示する、という制限が与えられたものとする。したがって同図の例では、「番組A」においては必ず「芸能人A」のメタデータのみが表示されるため、当該状況におけるその他のメタデータ、すなわち「役柄B」および「バンドC」のメタデータはポイントのデータを持たないことが「−」で示されている。一方、「×」を記録されたメタデータは、当該状況において表示を不可とする、という制限が与えられたものとする。図12の例では、「番組C」の状況において「バンドC」のメタデータは表示されない。
図13は、コンテンツ表示装置14から送信された状況データの中に、あるメタデータを必ず表示するとの制限が与えられた状況が存在する場合に、ポイントを比較したデータの構造例を示している。ポイント比較テーブル190は、実施の形態1の図8で示したのと同様、状況欄194、ポイント欄192、および合計ポイント欄196を含む。ポイント比較テーブル190の全体的な構成は、参照頻度をポイントとした以外は図8において説明したのと同様であるが、「番組名」が「番組A」である状況において、ポイント欄192の「芸能人A」の欄に「○」が記録されており、「番組A」においては「芸能人A」のメタデータのみが表示可能であることを示している。
この場合、送信された状況データに含まれる他の状況のカテゴリにおいて他のメタデータがいかなるポイントを有しようとも、必ず「芸能人A」のメタデータのみが表示される。したがって情報提供サーバ12の候補選定部32は、ポイント比較テーブル190のような比較結果であった場合には候補リストを作成しない。そして「芸能人A」のメタデータの識別情報を直接、表示情報送信部36に与える。表示情報送信部36が当該識別情報に対応するメタデータをメタデータ記憶部18から読み出しコンテンツ表示装置14に送信することにより、コンテンツ表示装置14の表示部24には、候補リストの表示なく、直接「芸能人A」のメタデータが表示される。
なおポイント比較テーブル190において、送信された状況データに含まれる複数の状況のカテゴリで、異なるメタデータに「○」が記録される場合、すなわち、必ず表示する、という制限が同時に2以上のメタデータに与えられてしまう場合に備え、状況のカテゴリにはあらかじめ優先順位を定めておいてもよい。例えば「番組名」を「他のID」より優先させる場合、「他のID」が「10002」のときに必ず表示させるメタデータより、「番組A」のときに必ず表示させるメタデータを優先して表示するようにする。
図14は、コンテンツ表示装置14から送信された状況データの中に、あるメタデータを表示不可とするとの制限が与えられた状況が存在する場合に、ポイントを比較したデータの構造例を示している。ポイント比較テーブル290は、実施の形態1の図8で示したのと同様、状況欄294、ポイント欄292、および合計ポイント欄296を含む。ポイント比較テーブル290の全体的な構成は、参照頻度をポイントとした以外は図8において説明したのと同様であるが、「時間」が「8:00」である状況において、ポイント欄292の「バンドC」の欄に「×」が記録されており、「8:00」においては「バンドC」のメタデータを表示不可とすることが示されている。
この場合、情報提供サーバ12の候補選定部32は候補リストを作成する際、表示不可となっている「バンドC」のメタデータを除き、他のメタデータから候補を選定する。候補の選定手法は実施の形態1で述べた参照頻度を用いた演算と同様、全状況のカテゴリにおけるポイントを合計して得られた合計ポイントに基づいてよい。その後の処理も同様に、候補リストをコンテンツ表示装置14に送信し、そこから選択された一のメタデータをメタデータ記憶部18から読み出してコンテンツ表示装置14にさらに送信する。これにより、あるメタデータが表示不可となった状況においてコンテンツ表示装置14に当該メタデータが表示されることがなくなる。また、各状況のカテゴリから総合的に判断して、情報を提供または管理する側が優先的に表示させたいメタデータが優先的に選定されることになる。このことは、表示不可とする制限が与えられたメタデータがポイント比較テーブル290に含まれていなくても同様である。
なお、送信された状況データに含まれる異なる状況のカテゴリにおいて、同一のメタデータに「○」と「×」が記録されてしまう場合、すなわち必ず表示するメタデータと表示不可のメタデータとが同一となってしまった場合は、状況のカテゴリに優先順位を定めたり、表示不可の制限を優先させたりするなどの規則をあらかじめ定めておくことにより解決することができる。
このように、状況に応じてある種のメタデータを必ず表示させたり、ある種のメタデータを表示させなかったりする制限付与を可能にすることで、商品や人物の売り出し戦略、商品イメージなどに即した効果的な情報表示が行えるため、ブランド管理が容易になる。また、メタデータを表示することで動画コンテンツが表現する世界を損なったり公共の利益に反したり、といった悪影響の発生を回避することができる。また情報を提供する側同士の契約などを反映させることもできる。さらに番組の内容や時間帯などの状況に応じて最も効果的な広告を自動的に選別して表示させることができ、低コストで多大な商業的効果をもたらすことができる。
同様に、状況ごとにメタデータに対し重み付けのポイントを与えることにより、上述の制限付与ほど絶対的な制限を与えずに、メタデータの表示頻度の割合をおよそ設定しておくことができる。例えば、缶コーヒーが出現する動画と、缶コーヒーの広告のメタデータとを紐付けしたいとき、朝なら朝バージョンの広告と紐付ける、夕方なら夕方バージョンの広告と紐付けるといった設定を、概ね行うことができる。そして「時間」以外の「番組」や「場所」といった様々な状況のカテゴリを総合的に考慮し、最も効果的と思われる広告等を自動的に選別することができ、低コストで多大な商業的効果をもたらすことができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば本実施の形態では、複数のコンテンツ表示装置14における参照実績を蓄積していくことにより表示するメタデータの候補を選定した。この参照実績の集計は、ネットワーク16に接続した全てのコンテンツ表示装置14を対象としてもよいが、ある地域に属するコンテンツ表示装置14、ある団体に属するコンテンツ表示装置14、あるいは個々のコンテンツ表示装置14で異なる集計を行ってもよい。あるいはそれらのコンテンツ表示装置14の集合パターンのいずれの参照実績を用いるかをユーザが選択できるようにしてもよい。これにより、ある集合や個人の嗜好やニーズの傾向に対応した情報表示を臨機応変に行うことができる。
さらに、本実施の形態では、参照実績の高い方から、表示するメタデータの候補を選択した。一方、例えば個人ごとに参照実績を記憶する態様などにおいては、既に表示させた情報を再度表示しないように参照実績の低いメタデータを候補として選定したり、同じ対象物についてメタデータを何度も表示させるユーザには、表示回数に応じてさらに詳細なメタデータを表示させたりするなど、参照実績のデータに基づき候補の選定を様々な規則で行ってよい。この場合も、ユーザのニーズにより即した情報表示を行うことができる。
また本実施の形態では、一例として動画を撮影する際、登場する人物や物に無線タグを装着することにより、対象物の位置および識別情報を動画コンテンツのデータに埋め込み、それによってユーザの画面上での位置の指定を対象物の識別情報に変換した。一方、情報提供サーバにて各場面の対象物の位置と識別情報とを保持するようにし、コンテンツ表示装置からはユーザが指定した画面上の位置が情報提供サーバに送信されるようにしてもよい。この場合は、画面上の位置から指定された対象物の識別情報への変換を情報提供サーバ側で行う。このようにしても、本実施の形態で述べたのと同様の効果を得ることができる。
本実施の形態における情報表示システムの構成を示す図である。 本実施の形態において動画コンテンツを作成する際に適用される技術の一例を説明するための図である。 図2の技術においてストリームデータを構成する一のフレームのデータ構造を示す図である。 本実施の形態におけるコンテンツ表示装置および情報提供サーバの詳細な構成を示す図である。 本実施の形態においてコンテンツ表示装置から情報提供サーバに送信される、対象物の識別情報および状況データを含むデータの構造例を示す図である。 本実施の形態において参照頻度記憶部に記憶されるデータの構造を模式的に示す図である。 図6に示した構造で参照頻度記憶部に記憶される、参照頻度のテーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施の形態において候補選定部が候補リストを作成するために参照頻度を比較したデータの構造例を示す図である。 本実施の形態において候補リストを表示した画面の例を示す図である。 本実施の形態においてメタデータを表示した画面の例を示す図である。 本実施の形態において情報表示システムが行う情報表示の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態において、状況内容に応じてメタデータの表示に制限を与えた場合の、表示制限のテーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施の形態において、あるメタデータを必ず表示するとの制限が与えられた状況内容が存在する場合に、ポイントを比較したデータの構造例を示す図である。 本実施の形態において、あるメタデータを表示不可とするとの制限が与えられた状況内容が存在する場合に、ポイントを比較したデータの構造例を示す図である。
符号の説明
1 情報表示システム、 12 情報提供サーバ、 14 コンテンツ表示装置、 18 メタデータ記憶部、 20 コンテンツ記憶部、 24 表示部、 26 対象物指定部、 28 表示情報選択部、 32 候補選定部、 34 参照頻度更新部、 36 表示情報送信部、 40 参照頻度記憶部、 54 候補リスト表示画面、 55 メタデータ表示画面、 58 候補リスト表示欄、60 メタデータ表示欄、 200 フレームデータ、 208 対象物識別情報、 210 対象物位置情報。

Claims (11)

  1. 動画コンテンツおよび当該動画に出現する対象物に係る対象物情報を表示するコンテンツ表示装置と、
    前記対象物情報を管理し、そのうち少なくとも一部の対象物情報を前記コンテンツ表示装置に送信する情報提供サーバと、を含む情報表示システムであって、
    前記コンテンツ表示装置は、
    前記対象物の指定入力を受け付け、指定された対象物の識別情報とともに、前記指定入力時に表示していた動画コンテンツに係る状況データを前記情報提供サーバに送信する対象物指定部を備え、
    前記情報提供サーバは、
    動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し前記対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントに基づき、前記コンテンツ表示装置に送信する、前記識別情報に対応する対象物の対象物情報を、前記状況データに応じて選定する候補選定部を備えたことを特徴とする情報表示システム。
  2. 前記対象物指定部は、動画コンテンツに係る複数種類の状況データを前記情報提供サーバに送信し、
    前記情報提供サーバは、対象物ごとに、各対象物情報の前記ポイントを、前記動画コンテンツに係る複数種類の状況データの状況別に記憶した表示制限記憶部をさらに備え、
    前記候補選定部は、前記表示制限記憶部を参照し、前記コンテンツ表示装置から送信された複数種類の状況データのそれぞれにおける、各対象物情報の前記ポイントを、状況データの全種類で合計し、その値の高い順に候補として選定することを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記候補選定部は、
    動画コンテンツに係る状況に応じて前記対象物情報にあらかじめ与えられた表示制限に則り、前記対象物情報の選定を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  4. 前記表示制限は、前記状況データに所定の状況を含むに場合においては、所定の対象物情報のみを表示可能とする制限であることを特徴とする請求項3に記載の情報表示システム。
  5. 前記表示制限は、前記状況データに所定の状況を含むに場合においては、所定の対象物情報を表示不可とする制限であることを特徴とする請求項3に記載の情報表示システム。
  6. 前記対象物指定部は、前記指定入力時に表示していた動画コンテンツに出現する、指定された対象物以外の対象物に係る情報を前記動画コンテンツのデータより特定し、前記状況データとして前記情報提供サーバに送信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報表示システム。
  7. 前記対象物指定部は、前記指定入力時に表示していた動画コンテンツの所定の属性情報を前記動画コンテンツのデータより特定し、前記状況データとして前記情報提供サーバに送信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報表示システム。
  8. 前記動画コンテンツのデータは、各フレームに含まれる対象物のフレーム上の位置情報と当該対象物の識別情報とを各フレームに対応づけた対象物位置情報を含み、
    前記対象物指定部は、入力されたフレーム上の位置に基づき前記対象物位置情報を参照することにより、指定された対象物の識別情報を取得して前記情報提供サーバに送信し、
    前記情報提供サーバは、前記識別情報に基づき各対象物の前記対象物情報を管理することを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  9. 動画コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に、当該動画に出現する対象物のうちユーザが指定した対象物に係る対象物情報を送信する情報提供サーバであって、
    前記動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し前記対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントを記憶した表示制限記憶部と、
    ユーザが対象物を指定した際に前記コンテンツ表示装置に表示されていた動画コンテンツに係る状況データに基づき前記表示制限記憶部を参照し、ユーザが指定した対象物に係る対象物情報から前記ポイントに基づき選定した対象物情報を前記コンテンツ表示装置に送信する表示情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする情報提供サーバ。
  10. 表示中の動画コンテンツに出現する対象物の指定を受け付けるステップと、
    前記表示中の動画コンテンツに係る所定の状況データを取得するステップと、
    指定された対象物に係る対象物情報から、動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し前記対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントに基づき、表示する対象物情報を前記状況データに応じて選定するステップと、
    選定した前記対象物情報を表示するステップと、
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  11. ユーザの操作端末から、表示中の動画コンテンツに出現する対象物の指定を受け付けるとともに前記表示中の動画コンテンツに係る所定の状況データを取得する機能と、
    メモリに記憶された、指定された対象物に係る対象物情報から、動画コンテンツに係る状況のそれぞれに対し前記対象物情報にあらかじめ与えられた、表示頻度の重み付けを表すポイントに基づき、表示する対象物情報を前記状況データに応じて選定する機能と、
    選定した前記対象物情報を、前記メモリから読み出し前記操作端末に送信する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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