JP2008252259A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの上昇を抑えつつ、表示部などの被操作部と操作部とを分離して、操作部により、表示部などの被操作部に対する遠隔操作を可能とし、被操作部の動作制御を行えるようにした電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器40は、互いに着脱自在な筐体41、42を備える。筐体41は電源部を備え、筐体42を制御するための情報を入力することができ、入力された情報を電磁波で送信する。また、筐体42では、送信された情報に基づいて制御が行われる。筐体42は、筐体41から離脱した場合に装着装置50に装着され、この装着装置50から電力供給を受ける。筐体41を遠隔操作手段として用い、受信部を設けた装着装置50を介して筐体42の表示部42aを制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、互いに着脱自在な複数の筐体を備えた電子機器、例えば、携帯電話などにおいてテレビジョン放送又は画像を視聴する際の使い勝手を向上させる電子機器に関する。
従来から、携帯電話などの電子機器に赤外線通信機能をもたせて、その操作性を向上させる技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の技術では、携帯電話とは別個の装置であるリモコン部を用いて、赤外線通信を介して携帯電話部を操作する構成としている。また、特許文献2に記載の技術では、携帯電話に対して着脱自在に取り付けられるキーユニットを用いて、赤外線通信を介して携帯電話における撮影を制御する構成としている。
特開平4−56428号公報 特開2005−268978号公報
しかしながら、従来の一般的な電子機器では、コストの上昇を抑えつつ、表示部と操作部とを分離して、操作部による遠隔操作で表示部の画像を視聴する(つまり、被操作部を動作させる)ことができなかった。その理由として、一般的な電子機器では、表示部と操作部には単一電源から電力が供給されるため、両者を分離して使用することがなく、また、両者を分離して使用するためのアプリケーションも無かったことが挙げられる。
さらに、上記特許文献1に記載の技術のように、電子機器とは別にリモコン部を設ける構成の場合、操作ボタンなどの部材がリモコン部と電子機器との間で重複して必要となり、その結果、部品点数が増加しコストが高くなるという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載の技術のように、携帯電話に対して着脱自在なキーユニットにより携帯電話を制御すると、携帯電話とキーユニットとの双方に電源を搭戴する必要があり、携帯電話のコストが高くなるという問題点がある。
ところで、地上デジタル放送を受信可能な携帯電話などの電子機器が今後普及するにつれて、遠隔操作で家庭のテレビ番組を視聴するように、携帯電話などの電子機器の画面を遠隔操作し、使い勝手を良好にしたいという要望が強くなってくる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、コストを抑えつつ、使用者の使い勝手を良好にすることができる電子機器の提供を目的とする。
本発明は、互いに着脱自在な第1の筐体と第2の筐体とを備えた電子機器であって、前記第1の筐体は、前記電子機器の電力を供給するための電源部と、前記第2の筐体を制御するための情報を入力する入力部と、前記入力部により入力された情報を電磁波により送信する送信部と、を備える。
そして、本発明において、前記第2の筐体は、前記送信部から送信された情報に基づいて前記第2の筐体を制御する制御部と、前記第1の筐体から離脱した場合に装着される装着装置からの電力を入力するための電力入力部と、を備える。
また、前記第1の筐体は、前記電子機器を操作するための操作部を備えることが好ましい。
また、前記第2の筐体は、画像を表示する表示部を備えることが好ましい。
前記第2の筐体の制御において、前記装着装置は、前記送信部から送信された情報を受信するための受信部と、前記受信部が受信した情報を前記第2の筐体に送信する情報送信部と、を備えることが好ましい。
また、前記第1の筐体と第2の筐体との電気的な接続については、前記第1の筐体が、前記第2の筐体と電気的に接続するための第1の接続部を備え、前記第2の筐体が、前記第1の筐体と電気的に接続するための第2の接続部を備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに接続されている場合に、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを介して電気的に互いの情報を送受信することが好ましい。
そして、使用者の利便性を高めるために、前記装着装置は、ハンズフリー通話のためのマイクロホン及びスピーカを備えることが好ましい。この場合に、前記第2の筐体が、前記装着装置に装着されている状態で着信し、前記第2の筐体をハンズフリー通話状態とするハンズフリー制御情報を前記装着装置が前記第1の筐体から受信した場合に、前記マイクロホンと前記スピーカを用いたハンズフリー通話状態となる。
本発明によれば、コストを抑えつつ、使用者の使い勝手を良好にすることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下では、電子機器として携帯電話機を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、互いに着脱自在な複数の筐体を備えた電子機器としての、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノート型パーソナルコンピュータなどに幅広く適用可能である。
図1から図3により、携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態(開状態)における正面図を示す。また、図2(A)は、携帯電話機1を開いた状態における左側面図を示し、図2(B)は、携帯電話機1を開いた状態における右側面図を示す。また、図3は、携帯電話機1を開いた状態における背面図を示す。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3とを備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは所定のヒンジ機構を有する連結部4を介して連結されているが、操作部側筐体2及び連結部4と、表示部側筐体3とを分離点Dにおいて分離した状態と、両者を連結した状態とで、携帯電話機1を選択的に使用することができる。つまり、表示部側筐体3が被操作部に相当し、これを操作部側筐体2及び連結部4から分離点Dにおいて分離して、操作部側筐体2により、表示部側筐体3に対する遠隔操作を行うことが可能であり、その詳細については後述する。
携帯電話機1では、これを開状態及び閉状態に変形可能である。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bにより構成される。この操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するための音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。ここで、操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能などの各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメールなどの文字、各種情報を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロールなどを行う決定操作キー15と、から構成されている。また、音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側とは反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1の開状態において一方の外端部側に配置される。
操作キー群11を構成する各キーには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態などの変形状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。携帯電話機1において、操作キー群11を構成する各キーが使用者により押圧されることで、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。なお、キー割り当てにおいて、操作部側筐体2を遠隔操作手段として、表示部側筐体3を制御する場合の制御指令や設定用コマンドなどが含まれる。
操作部側筐体2における一方の側面には、図2(A)に示すように、外部機器(例えば、ホスト装置)とデータの送受信を行うためのインターフェース16と、ヘッドホン/マイク端子17と、着脱可能な外部メモリのインターフェース18と、内蔵バッテリを充電するための充電端子19とが設けられている。なお、インターフェース16、ヘッドホン端子/マイク端子17及びインターフェース18は、不使用時において着脱可能な防塵対策用のキャップで覆われている。
操作部側筐体2における他方の側面には、図2(B)に示すように、一対のサイドキー20と、撮像時に使用される操作キー21と、電波の受信角度を調整可能な放送波受信用の外部アンテナ22とが配置される。このサイドキー20には、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態などの変形状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。ここで、上述と同様に、サイドキー20が使用者により押圧されることで、携帯電話機1においてサイドキー20に割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
操作部側筐体2のリアケース2bには、図3に示すように、被写体に光を照射するライト部23と、被写体を撮像するカメラ部24とが露出して配置される。このライト部23とカメラ部24とは、操作部側筐体2における連結部4側に配置される。また、操作部側筐体2におけるリアケース2bには、バッテリを装着して収容するための開口部が形成されると共に、該開口部を塞ぐようにリッド25が配置される。
また、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、図1から図3に示すように連結部4を介して連結される。この連結部4における一方の面(裏面)には、図3に示すように、副操作キー群33が携帯電話機1の幅方向、つまり長手方向に対して直交する方向において一列に並んで配置される。この副操作キー群33を構成する各キーには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態などの変形状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。携帯電話機1において、操作キー群11を構成する各キーが使用者により押圧されることで、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
また、表示部側筐体3は、外面がフロントケース3aとリアケース3bにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3aには、図1に示すように、各種情報を表示するための所定形状のディスプレイ30と、通話の相手側における音声を出力する音声出力部31とが露出するように配置される。ここで、音声出力部31は、表示部側筐体3の長手方向における連結部4とは反対の外端部側に配置される。つまり、音声出力部31は、携帯電話機1の開状態において他方の端部側に配置される。なお、表示部側筐体3に、表示画面の選択などの制御を行うためのキーなどの操作部を設けることもできる。
また、表示部側筐体3のリアケース3bには、図3に示すように、各種情報を表示するためのサブディスプレイ32が露出して配置される。ディスプレイ30及びサブディスプレイ32のそれぞれは、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライトなどの光源部とから構成される。
上記のような構造を有する装置において、本発明では、該装置を構成する各筐体を分離することができ、この分離状態では、操作機能を有する筐体により、被操作部側の筐体の動作を制御することができるように構成する。そして、操作側となる第1の筐体に電源を具備し、被操作側となる第2の筐体を装着装置に装着した状態で、この装着装置から第2の筐体が電力を受けられる構成にする。例えば、携帯電話などの操作部をリモートコントローラとして用いて、表示部を遠隔操作可能にすると共に、表示部を置き台などの装着装置に接続して表示部に電力を供給することにより、表示部内に電源を設ける必要がなくなり、コスト削減や小型軽量化に効果的である。
図4及び図5は、本発明による電子機器40の基本的な構成について説明するための概略図である。図4(A)は電子機器40を構成する第1の筐体41と第2の筐体42とが連結した状態を示し、図4(B)は第1の筐体41と第2の筐体42とが分離した状態を示す。図1〜図3に示される例でいえば、第1の筐体41が操作部側筐体2及び連結部4に該当し、第2の筐体42が表示部側筐体3に該当する。また、図5は、第1の筐体41と第2の筐体42との各接合面を概略的に示す。なお、筐体41と筐体42との間の脱着可能な連結構造については、機械的な摩擦や嵌合、係合などを利用した既知の技術を用いることができる。
第1の筐体41は、操作キーなどを含む操作部41aを備えており、上記操作部側筐体2及び連結部4に相当する。筐体41は、バッテリや、赤外線送信モジュールのような、操作や第2の筐体42への指令に必要な最小限の部品を含んでおり、簡易な構成とされる。
また、第2の筐体42は、液晶パネルなどの表示デバイスを含む表示部42aを備えており、上記表示部側筐体3に相当する。筐体42には、キー操作及びバッテリ以外の略全ての機能、例えば、メインアンテナや信号処理回路などの通信機能を実現する部品、DTV(デジタルテレビジョン)チューナなどの部品が含まれる。
図5に示すように、第1の筐体41において、第2の筐体42との接合面には、コネクタなどの接続部41bと送信部41cが設けられている。そして、第2の筐体42において、第1の筐体41との接合面には、コネクタなどの接続部42bが設けられており、これは接続部41bに対応する。
図4(A)に示すように、第1の筐体41と第2の筐体42とが連結した使用状態では、各筐体の接続部41bと42bとが接続された状態であり、よって、操作部41aからの指令や情報が、表示部42aに対して有線送信される。つまり、操作部41aと表示部42aとは、両者が接続された状態においてコネクタ接点を用いて電気的に情報の送受信が可能であり、コネクタを介して確実に情報の送受信を行うことができる。また、表示部42aへの電源供給についても、第1の筐体41内の電源部から接続部41b、42bを介して行われる。
これに対して、図4(B)に示すように、第1の筐体41と第2の筐体42とが分離した使用状態では、操作部41aを遠隔操作手段として用いた無線通信によって表示部42aの動作制御が行われるようになっており、そのために、第1の筐体41には送信部41cが設けられている。この送信部41cは、例えば、赤外線送信部又は電磁波送信部とされる。
第1の筐体41と第2の筐体42とを分離した使用状態では、第1の筐体41以外の給電手段から表示部42aへの電源供給を行う必要がある。このため、第2の筐体42が第1の筐体41から離脱した場合に、第2の筐体42が装着されて、これに電源供給を行うための装着装置(置き台、クレイドルなど)が使用される。
図6は、そのような装着装置50の一例を概略的に示したものであり、第2の筐体42が装着された状態を示す。
装着装置50には、受信部51と音声入出力部52が設けられている。受信部51は、第1の筐体41の送信部41cから発信された信号(電磁波)を受信する。装着装置50に受信部51を設けることは、電子機器40のコスト低減に寄与する。
また、音声入出力部52は、マイクロホン及びスピーカを備えており、後述するハンズフリー通話(手放しで通話できること)のために必要とされる。
図示は省略するが、装着装置50には、第2の筐体42の接続部42bに対応する接続部が設けられており、第2の筐体42を装着装置50に装着させた場合に両接続部が接続され、装着装置50から表示部42aへの電源供給や信号伝送などが行われる。また、第2の筐体42を装着装置50に装着した使用状態では、表示部42aが外部から見やすい構造とされ、その際に、例えば、電話機としての機能が損なわれることはない。
図7は、第1の筐体41と第2の筐体42とを連結した使用状態において、電子機器40の回路構成の一例を示す。
第1の筐体41は、電源部60、入力部61を有する操作部63、送信回路部62を含む。電源部60は、電子機器40の電力を供給するものであり、バッテリを含む。また、入力部61は、第2の筐体42を制御するための情報の入力用に設けられる。そして、送信回路部62は、入力部61により入力された情報を電磁波により送信するための回路であり、上記送信部41cと共に無線送信手段を構成する。操作部63は、操作キーなどを有し、入力部61としても機能する部分を含む。
第2の筐体42は、制御部70、操作部71、表示回路部72、電力入力部73を含む。制御部70は、入力部61により入力された情報、又は、送信部41cから送信された情報に基づいて第2の筐体42の動作や機能などを制御するために設けられており、中央処理装置(CPU)などを用いて構成される。また、筐体42内の操作部71は、その操作によって、第2の筐体42の動作や機能などを直接的に制御するために設けられており、筐体41が近くに見当たらない場合、あるいはその電源低下や電池消耗などが発生した場合であっても筐体42の操作を行うことができる。
表示回路部72には、表示部42aの駆動回路などが含まれ、表示デバイスと共に画像表示手段を構成する。
第1の筐体41と第2の筐体42とが互いに接続されている場合、両筐体間の情報伝達については、上記した接続部41b、42bを介して行われる。つまり、接続部41bは、第2の筐体42と電気的に接続するための第1の接続部であり、接続部42bは、第1の筐体41と電気的に接続するための第2の接続部である。これらの第1の接続部と第2の接続部を介して、筐体間で電気的に互いの情報を送信し、また受信することができる。そして、電源部60から第2の筐体42内の回路部への電源供給についても同様に第1の接続部41bと第2の接続部42bを介して行われる。
電力入力部73は、第2の筐体42が第1の筐体41から離脱した場合に装着される装着装置50からの電力を入力するために必要とされる。すなわち、第2の筐体42が第1の筐体41と連結した使用状態では、電源部60から接続部41b、42bを介して第2の筐体42内の回路部に電源供給が行われる。そして、第2の筐体42が第1の筐体41から離脱した場合には、第2の筐体42内の回路部への電源供給が装着装置50から行われる。
図8は、第1の筐体41と第2の筐体42とが分離した使用状態において、第1の筐体41と、第2の筐体42が装着された装着装置50の回路構成の一例を示す。
装着装置50は、電源部80、受信回路部81、情報送信部82、音声入出力回路部83を含む。
電源部80は、装着装置50内の回路部や第2の筐体42内の回路部に必要な電源電圧を供給するために設けられている。この電源部80としては、AC電源又は充電池のいずれか、又は、双方から構成することができ、例えば、商用交流源から所定の電源電圧を生成するためのコンバータや、充電回路などを含む。
受信回路部81は、第1の筐体41の送信部41cから送信された情報を受信するための回路部を含み、受信部51と共に無線受信手段を構成する。
情報送信部82は、受信部51で受信した後に受信回路部81によって処理された情報を、第2の筐体42に対して送信するために設けられている。例えば、情報送信部82は、装着装置50の接続部と第2の筐体42の接続部42bを介して、第2の筐体42の制御部70に信号を送信することによって、第2の筐体42の動作や機能などを制御することができる。
音声入出力回路部83は、上記音声入出力部52に関する信号処理を行うために設けられている。
上記のように、装着装置50は、ハンズフリー通話のためのマイクロホン及びスピーカ(例えば、スピーカーホン)を備えている。第2の筐体42が、装着装置50に装着されている状態で着信した場合に、第2の筐体42をハンズフリー通話状態とする制御情報(ハンズフリー制御情報)が第1の筐体41の送信部41cから受信部51に受信されると、装着装置50のマイクロホンとスピーカとによりハンズフリー通話状態となる。例えば、装着装置50に第2の筐体42が装着されている状態で、その表示部42aの映像及びスピーカの音声出力に関して使用者が視聴している最中に、着信(この場合、第2の筐体42で着信する)があった場合には、操作部41aのハンズフリーボタンの押下により、赤外線通信などを介して第2の筐体42(被操作部)の動作を制御することでハンズフリー設定処理が行われ、ハンズフリーでの通話が可能となる。これよって、さらなる操作性の向上がもたらされる。この場合、視聴中の映像表示及び音声出力が一時的に中断されるか、又は音声出力が一時的に中断される。なお、第2の筐体42が備えるハンズフリーボタンの押下によりハンズフリー設定処理が行なわれ、ハンズフリーでの通話が可能となる機能を有するとしても良い。
なお、装着装置50には、第1の筐体41に設けられるバッテリの充電装置を含めることができる。
以上のように、着脱可能な筐体構造を採用することにより、第2の筐体42の機能を充分に発揮させることが可能となる。例えば、携帯電話などへの適用において、その表示部(被操作部)と操作部とを着脱可能にし、表示部については置き台などの装着装置から電源供給を行い、この表示部を操作部により遠隔操作する。遠隔操作の方法として、操作部には、例えば、バッテリと赤外線送信モジュールを設け、装着装置には、赤外線受信モジュールを設けると共に、操作部からの赤外線を受信し外部インターフェースを介して信号を表示部に送ることができる。このように、操作部を有する第1の筐体41を、遠隔操作手段として使用することにより、家庭でテレビ番組を視聴するように、携帯電話などの電子機器の画面を操作できるようになる。よって、さまざまなスタイルで各種機能(テレビジョン映像や画像、音声の視聴など)を使いこなすことができ、使用者の利便性が高まる。
以上に説明した構成によって得られる利点をまとめると、以下のようになる。
電子機器の操作部を遠隔操作手段に兼用することで、リモートコントローラを別途に用意する必要がなくなり、コスト低減に有効である。
また、操作部を含む第1の筐体内に電子機器の電源を備え、表示部を含む第2の筐体(被操作部)への電源供給については、装着装置から行えるので、電子機器の操作部と表示部との双方に電源を搭載する必要がなくなり、コスト低減に有効である。
また、操作部の消費電力は、赤外線などでの送信操作に必要な電力量で済むために少なく、他方、表示部では大容量の電池又はAC電源からの電源供給が可能となるため、表示部での長時間の動画像や音声、音楽などの視聴が可能となり、しかも、操作部での長時間の操作が可能になる。
また、第2の筐体を装着装置に装着した状態で表示部の画像を視聴している最中に、着信があった場合、ハンズフリーでの通話が可能となり、操作性がさらに向上する。
さらに、電子機器の充電に用いる装着装置(置き台など)を、操作部に対する受信装置として活用することにより、別個の遠隔操作専用の装置が不要となり、コスト上昇の防止に効果的である。
携帯電話機を開いた状態の正面図である。 (A)携帯電話機を開いた状態を示す左側面図、(B)携帯電話機を開いた状態を示す右側面図である。 携帯電話機を開いた状態の背面図である。 (A)本発明による電子機器を構成する第1の筐体と第2の筐体とが連結した状態を示す概略図、(B)第1の筐体と第2の筐体とが分離した状態を示す概略図である。 第1の筐体と第2の筐体との各接合面を示す概略図である。 本発明による装着装置の一例を示す概略図である。 第1の筐体と第2の筐体とを連結した使用状態において、電子機器の回路構成の一例を示すブロック図である。 第1の筐体と第2の筐体とが分離した使用状態において、第2の筐体が装着された装着装置及び第1の筐体の回路構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
40 電子機器
41 第1の筐体
41b 第1の接続部
41c 送信部
42 第2の筐体
42a 表示部
42b 第2の接続部
50 装着装置
52 音声入出力部(マイクロホン、スピーカ)
51 受信部
60 電源部
61 入力部
63 操作部
70 制御部
71 操作部
73 電力入力部
82 情報送信部

Claims (6)

  1. 互いに着脱自在な第1の筐体と第2の筐体とを備えた電子機器であって、
    前記第1の筐体は、
    前記電子機器の電力を供給するための電源部と、
    前記第2の筐体を制御するための情報を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された情報を電磁波により送信する送信部とを備え、
    前記第2の筐体は、
    前記送信部から送信された情報に基づいて前記第2の筐体を制御する制御部と、
    前記第1の筐体から離脱した場合に装着される装着装置からの電力を入力するための電力入力部とを備える、ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の筐体は前記電子機器を操作するための操作部を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の筐体は画像を表示する表示部を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記装着装置は、
    前記送信部から送信された情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した情報を前記第2の筐体に送信する情報送信部とを備える、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1の筐体は、前記第2の筐体と電気的に接続するための第1の接続部を備え、
    前記第2の筐体は、前記第1の筐体と電気的に接続するための第2の接続部を備えており、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに接続されている場合に、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを介して、電気的に互いの情報について送受信を行う、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記装着装置は、ハンズフリー通話のためのマイクロホン及びスピーカを備え、
    前記第2の筐体が、前記装着装置に装着されている状態で着信し、
    前記第2の筐体をハンズフリー通話状態とするハンズフリー制御情報を前記装着装置が前記第1の筐体から受信した場合に、前記マイクロホンと前記スピーカとによりハンズフリー通話状態となる、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
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JPH048744A (ja) * 1990-04-26 1992-01-13 Toyoda Gosei Co Ltd ポリプロピレン樹脂成形品
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