JP2008251252A - ケーブル接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の同軸ケーブルの中心導体を被接続部材に対して自動的に安定して位置決めしてヒータチップで接続する。
【解決手段】ケーブル接続装置1は、被接続部材3とこの被接続部材3の上に配列して接続される複数の同軸ケーブル15の中心導体17を載置する基台5と、この基台5上に載置された複数の同軸ケーブル15の中心導体17を押圧加熱して接続するべく昇降駆動されるヒータチップ7と、このヒータチップ7の昇降方向の側面に沿った位置で前記ヒータチップ7より先に前記複数の同軸ケーブル15の中心導体17に接触するように昇降可能なケーブル位置決め部材27であって、下端面に前記同軸ケーブル15の中心導体17を所定のピッチに並列して位置決めする複数の位置決め溝29を設けたケーブル位置決め部材27と、で構成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ケーブル接続装置に関し、特に例えば極細同軸ケーブルなどの同軸ケーブルをコネクタなどの被接続部材に半田接続する際に、前記同軸ケーブルを位置決めするケーブル接続装置であり、極細同軸ケーブルの各アセンブリ工程において利用される装置である。
従来、例えば主として携帯電話などの小型電気機器に使用される極細同軸ケーブルなどの同軸ケーブルがコネクタなどの被接続部材に半田接続される。
図8を参照するに、極細同軸ケーブル101の構造は、例えば直径φ0.048mmの中心導体103の周囲に例えば直径φ0.125mmの樹脂からなる絶縁体105が設けられる。この絶縁体105の外周に例えば直径φ0.175mmの外部導体107(シールド部)がシールドされ、この外部導体107の外周には例えば直径φ0.24mmの樹脂からなるジャケット層109が設けられている。
年々、携帯電話の小型化や高機能化が進むにつれ、内部配線に使用されるコネクタ111や極細同軸ケーブル101そのものも小型化並びに細密化している。
通常、上記の極細同軸ケーブル101は、例えば20〜50芯程度を組み合わせて配線される。図6〜図8は、その組み合わせた極細同軸ケーブル101の一例を示すもので、複数本の極細同軸ケーブル101はほぼ平行に並列にされた状態でラミネートテープによってフラットケーブル113にまとめられている。
また、上記の複数の極細同軸ケーブル101は、外部導体107にグランドバー115を接続し、中心導体103をコネクタ111の複数の各コンタクト部117の接続位置に対応する所定のピッチに揃えた上でコネクタ111に半田接続される。
上記の半田接続作業を効率良く、かつ精度良く行うためにケーブル接続装置119が使用されている。
図6を参照するに、従来のケーブル接続装置119としては、例えばコネクタ111などの被接続部材を載置する基台121が設けられており、この基台121の上方には、図示していないが、例えばエアシリンダやモータ駆動などの昇降駆動装置により上下動するリフローヘッドが設けられており、電源から通電されて加熱されるヒータチップ123が前記リフローヘッドの下端に備えられたシャンク部125に、例えばボルトなどの固定具127で取り付けられている。しかも、前記ヒータチップ123の下面は前記コネクタ111に配列された複数の中心導体103をその全体に亘って押圧加熱する構成である。
そこで、コネクタ111が基台121上に載置され、このコネクタ111の複数の各コンタクト部117の接続位置に対応して複数の極細同軸ケーブル101の中心導体103が配列される。この複数の中心導体103の上には、図6及び図7に示されているように、その全長に亘って糸半田129が載せられる。
次いで、ヒータチップ123が下降して前記糸半田129の上から複数の中心導体103を押圧加熱することにより、図8に示されているように、溶融した半田129Aが表面張力により各中心導体103の周囲に集められて各中心導体103がコネクタ111の複数の各コンタクト部117の接続位置に同時に半田接続されることになる。
また、従来の他のケーブル接続装置に関連する特許文献1では、熱圧着用のヒータチップの構造が示されている。個々のヒータチップ毎に、サーモカップルの検温部の熱溶着状態にバラツキがあっても、加熱圧接部の発熱度合にはバラツキが生ぜず、かつ、耐久性も向上させるヒータチップを提供することにある。
また、特許文献2では、極細同軸ケーブルのコネクタ接続方法であり、コネクタの内部にケーブル位置決め構造を有しているものである。
また、特許文献3では、複数の被接合部品を互いに重ね合わせて挟持し、互いに位置合わせされた被接合部品を接合する接合装置であり、特に、互いに重ね合わせられた被接合部品に付与する荷重が偏り無く加圧面全体に均等にかかるようにするものである。そのために、平行度調整機構を直列に配置した3つのブロックで構成し、これらの2つの接触面をそれぞれ左右方向の円弧と前後方向の円弧にする。さらに、前記両円弧は、何れもその支点を接合ツールの加圧面の中心に設定し、かつ両円弧による前記加圧面の中心に設定し、且つ両円弧による前記加圧面の平行度調整及びその結果の保持固定は個別に行えるようにしている。
特開2005−66636号公報 特開2004−192817号公報 特開2003−197685号公報
ところで、前述したように、年々、ケーブルの細径化やコネクタ111の小型化が進んでおり、コネクタ111の複数の各コンタクト部117の接続位置の上に複数の極細同軸ケーブル101の中心導体103をセットすることが、非常に重要かつ困難な作業となってきている。
例えば、図8において複数の極細同軸ケーブル101の中心導体103のピッチPは例えば0.4mmであり、コンタクト部117の幅寸法Aは例えば0.25mmであり、コンタクト部117の長さ寸法Bは例えば0.5mmである。このようにコンタクト部117の極めて小さい接続点に中心導体103を半田接続するには、まず、前記コンタクト部117に対して極細同軸ケーブル101の中心導体103のセッティングを行うことが重要である。
しかし、従来のケーブル接続装置119においては、上記のセッティングを行うときに、各中心導体103の曲がりや、中心導体103のピッチの不揃いがあると、セッティングすることがままならず、従来では作業者が顕微鏡でのぞきながら極細同軸ケーブル101の中心導体103を一本一本ピンセット等でセットする作業を行っていた。また、前述したように複数の極細同軸ケーブル101の狭ピッチ化が進むにつれて、半田129Aや中心導体103がコンタクト部117からはみ出し、隣接するコンタクト部117へ接続する、所謂ショートサーキットの危険性が増加しているという問題点があった。
また、特許文献1では、ヒータチップの構造であり、ケーブルの位置決め機構はない。また、特許文献2では、コネクタの内部に設けたケーブル位置決め構造であるので接続作業性は優れているが、所謂、ヒータチップによって複数本の極細同軸ケーブルの中心導体をコネクタに同時に半田接続する構造ではないので、アセンブリの観点から見ると、これではコネクタに限定されてしまい、コネクタ接続を行わない場合では有効ではなくなる。また、複数本の極細同軸ケーブルの中心導体のピッチが変更になった場合は、容易に対応ができないという問題点があった。
また、特許文献3では、接合装置のリフローヘッドにおけるヒータチップの当て面の調整機構を付加することに言及しているが、複数本の極細同軸ケーブルの中心導体をコネクタに位置決めする機構ではない。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明のケーブル接続装置は、被接続部材とこの被接続部材の上に配列して接続される複数の同軸ケーブルの中心導体を載置する基台と、この基台上に載置された複数の同軸ケーブルの中心導体を押圧加熱して接続するべく昇降駆動されるヒータチップと、このヒータチップの昇降方向の前面又は後面に沿った位置で前記ヒータチップより先に前記複数の同軸ケーブルの中心導体もしくはその近傍のケーフル外径に接触するように昇降可能なケーブル位置決め部材であって、下端面に前記複数の同軸ケーブルの中心導体もしくはその近傍のケーフル外径を所定のピッチに並列して位置決めする複数の位置決め溝を設けたケーブル位置決め部材と、で構成されることを特徴とするものである。
また、この発明のケーブル接続装置は、前記ケーブル接続装置において、前記ケーブル位置決め部材を、その下端面が前記ヒータチップの下端面より下方に位置するように常時下方へ付勢する付勢手段を介して前記ヒータチップの側面に設けていることが好ましい。
また、この発明のケーブル接続装置は、前記ケーブル接続装置において、前記位置決め溝の断面が、U字形状又はV字形状であることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、ケーブル位置決め部材の複数の位置決め溝により、複数の同軸ケーブルの中心導体もしくはその近傍のケーフル外径を被接続部材に対して自動的に安定して位置決めしてからヒータチップで接続することができる。その結果、作業者が同軸ケーブルを被接続部材の接続位置に合わせてセットする必要が無くなる。したがって、ケーブル接続作業の効率向上、単純化、省力化を図ることができる。
また、ヒータチップで接続される直前に、ケーブル位置決め部材の複数の位置決め溝で複数の同軸ケーブルの中心導体の位置決め補正を行うので、接続以外の要因で複数の同軸ケーブルの位置が乱れることを防ぐことができる。
また、ヒータチップの昇降方向の側面に沿った位置で昇降するケーブル位置決め部材を設けたので、例えば被接続部材や複数の同軸ケーブルの製品仕様が変更になった場合でも、ヒータチップは交換する必要がなく、ケーブル位置決め部材を簡単に交換することで容易に対応が可能となる。その結果、加工コストの低減並びに加工納期の短縮を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないしは図5を参照するに、この実施の形態に係るケーブル接続装置1は、例えばコネクタ3などの被接続部材を載置する基台5が設けられており、この基台5の上方には、図示していないが、例えばエアシリンダやモータ駆動などの昇降駆動装置により上下動するリフローヘッドが設けられており、電源から通電されて加熱されるヒータチップ7が前記リフローヘッドの下端に備えられたシャンク部9に、例えばボルトなどの固定具11で取り付けられている。したがって、ヒータチップ7は前記昇降駆動装置により昇降駆動される。しかも、前記ヒータチップ7の下面は、図1及び図5に示されているように前記コネクタ3の複数の各コンタクト部13の接続位置に配列された複数の同軸ケーブルとしての例えば極細同軸ケーブル15の中心導体17をその全体に亘って押圧加熱する構成である。
なお、この実施の形態で用いられている極細同軸ケーブル15の構造は、図5に示されているように、例えば直径φ0.048mmの中心導体17の周囲に例えば直径φ0.125mmの樹脂からなる絶縁体19が設けられる。この絶縁体19の外周に例えば直径φ0.175mmの外部導体21(シールド部)がシールドされ、この外部導体21の外周には例えば直径φ0.24mmの樹脂からなるジャケット層23が設けられている。そして、図1及び図4に示されているように、複数本の極細同軸ケーブル15がほぼ平行に並列にされた状態で通常はラミネートされてフラットケーブル25にまとめられている。
さらに、例えば、図5において複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17のピッチPは例えば0.4mmであり、コンタクト部13の幅寸法Aは例えば0.25mmであり、コンタクト部13の長さ寸法Bは例えば0.5mmである。
さらに、ケーブル接続装置1には、図1に示されているように、上記のヒータチップ7の昇降方向の前面に沿った位置で昇降可能なケーブル位置決め部材27が設けられている。しかも、前記ケーブル位置決め部材27は、前記ヒータチップ7より先に前記複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17に接触する構成であり、ケーブル位置決め部材27の下端面には前記複数の中心導体17を所定のピッチに並列して位置決めするための複数の位置決め溝29が設けられている。なお、この実施の形態では、図2に示されているように、ケーブル位置決め部材27が上部の本体部27Aと下部の位置決め部27Bで構成されており、位置決め部27Bが前記本体部27Aから容易に交換可能に設けられている。
この実施の形態では、ケーブル位置決め部材27は、その下端面が前記ヒータチップ7の下端面より下方に位置するように常時下方へ付勢する付勢手段としての例えば圧縮スプリング31を介して前記ヒータチップ7の一面側に沿ってスライド自在に設けられている。
より詳しくは、ヒータチップ7の側面には2つのスプリング取付部材33が突設されており、圧縮スプリング31の上端が前記スプリング取付部材33に固定され、前記圧縮スプリング31の下端に前記ヒータチップ7の上部が取り付けられている。しかも、前記ケーブル位置決め部材27の下端面がヒータチップ7の下端面より下方に位置している。
また、図2及び図3を参照するに、この実施の形態では上記のヒータチップ7の下端面に設けた複数の各位置決め溝29はそれぞれU字形状をなしている。さらに、前記各U字形の位置決め溝29のピッチP’が複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17の所定のピッチPと同じ0.4mmであり、U字形の幅寸法Cは例えば0.25mmで、U字形の上部の曲率半径は例えば0.12mm(=D/2)、すなわち極細同軸ケーブル15の外径寸法Dの例えば0.24mmが入る寸法となっており、例えば直径φ0.048mmの中心導体17より幅広であるので、中心導体17が曲がっていても位置決め溝29に入りやすく形成されている。したがって、各U字形の位置決め溝29は例えば直径φ0.048mmの中心導体17を押圧すると、スムーズにU字形の頂点部に位置決めすることができる。
なお、この実施の形態では各位置決め溝29はU字形状をなしているが、複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17を押圧して位置決め可能であれば、V字形状あるいは他の形状であっても良く、特に限定されない。
また、前述した実施の形態では、ケーブル位置決め部材27はヒータチップ7の側面に沿った位置でヒータチップ7に取り付けた圧縮スプリング31を介して昇降可能に設けられているが、他の実施の形態としてはケーブル位置決め部材27が図示しないリフローヘッドに昇降可能に取り付けられても、あるいは別途に設けた図示しない昇降駆動装置により昇降可能に設けられても良い。ただし、何れの場合も、上述の説明ではケーブル位置決め部材27はヒータチップ7の昇降方向の前面に沿った位置で昇降する構成で説明したが、ケーブル位置決め部材27をヒータチップ7の昇降方向の後面に沿った位置で昇降する構成でもよい。この場合には中心導体17の近傍のケーブル外径である絶縁体19やジャケット層23を押さえて位置決めすることも可能である。
次に、この実施の形態のケーブル接続装置1における作用を説明する。
なお、上記の複数の極細同軸ケーブル15は、図4及び図5に示されているように、外部導体21にグランドバー35を接続し、中心導体17が被接続部材としての例えばコネクタ3の複数の各コンタクト部13の接続位置に対応する所定のピッチPに揃えた上でコネクタ3に半田接続されるものである。
そこで、図1に示されているように、上記のコネクタ3が基台5上に載置され、このコネクタ3の複数の各コンタクト部13の接続位置に対応して複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17が配列される。この複数の中心導体17の上には、図1及び図4に示されているように、その全長に亘って糸半田37が載せられる。
次いで、図示しない昇降駆動装置によりリフローヘッドが下降することで、リフローヘッドの下部のシャンク部9に固定したヒータチップ7が下降する。これに伴って、ケーブル位置決め部材27が下降し、まず、ケーブル位置決め部材27の下端面の複数の位置決め溝29が複数の同軸ケーブルの中心導体17もしくはその近傍のケーブル外径例えば絶縁体19やジャケット層23に接触することになる。
すなわち、複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17もしくはその近傍のケーブル外径例えば絶縁体19やジャケット層23は、たとえ、曲がりやピッチの不揃いがあるとしても、ケーブル位置決め部材27の複数の位置決め溝29で押圧されることで、所定のピッチP(=P’)に整列されてコネクタ3の複数の各コンタクト部13の接続位置の上に確実に位置決めされる。
引き続きヒータチップ7が下降すると、ケーブル位置決め部材27が2つの圧縮スプリング31の付勢力により複数の位置決め溝29で複数の極細同軸ケーブル15の中心導体17もしくはその近傍のケーブル外径例えば絶縁体19やジャケット層23を押圧しながら、ヒータチップ7が下降して前記糸半田37の上から複数の中心導体17を押圧加熱する。その結果、図5に示されているように、溶融した半田37Aが表面張力により各中心導体17の周囲に集められて各中心導体17がコネクタ3の複数の各コンタクト部13の接続位置に同時に半田接続されることになる。
以上のことから、複数の位置決め溝29を備えたケーブル位置決め部材27がヒータチップ7やリフローヘッドに直接付加されることで、ヒータチップ7やリフローヘッドが降りてくると、複数の極細同軸ケーブル15がケーブル位置決め部材27の複数の位置決め溝29により自動的に所定のピッチPに精度良く、安定して位置決めされるため、従来のように接続前に複数の極細同軸ケーブル15の位置を確認したり、コネクタ3に対して複数の極細同軸ケーブル15を整列させたりする作業が不要となる。すなわち、ケーブル接続作業の効率向上、単純化、省力化を図ることができる。
また、複数の位置決め溝29を備えたケーブル位置決め部材27がヒータチップ7やリフローヘッドに直接付加されることで、前述したコネクタ3に拠らず他の形態の被接続部材であっても、複数の極細同軸ケーブル15を所定のピッチPに精度良く、安定して位置決めすることができる。
なお、ケーブル位置決め部材27は、ヒータチップ7やリフローヘッドではなく、別途に設けた昇降駆動装置により昇降可能に設けられた場合であっても、ヒータチップ7やリフローヘッドに設けた場合と、同等の効果が得られる。
また、接続直前に複数の極細同軸ケーブル15を位置決めするので、接続以外の要素で極細同軸ケーブル15の位置がずれることが少なくなる。
また、複数の極細同軸ケーブル15の外径や配列ピッチなどの寸法が変更になった場合でも、対応するケーブル位置決め部材27を容易に取替えることが可能である。一方、複数の極細同軸ケーブル15を接続する被接続部材の形態が変更になっても、ケーブル位置決め部材27そのもの、あるいはケーブル位置決め部材27の下部の複数の位置決め溝29を有する位置決め部27Bを変更することで容易に対応可能となる。
実際、被接続部材には幾種類もの形態があり、複数の極細同軸ケーブル15の外径や配列ピッチなどの寸法にもいくつもの組合せがあるが、ヒータチップ7自体を交換する必要がなく、上述したようにケーブル位置決め部材27を簡単に取り替えることで、加工コストを低減することができ、加工納期を短縮することができる。
また、ヒータチップ7の側面に圧縮スプリング31などの付勢手段を介して昇降可能に取り付けたケーブル位置決め部材27は、簡単な構造であるので取替えが容易であり、しかも効果的な構成であるので望ましい。
この発明の実施の形態のケーブル接続装置を示す概略的な斜視図である。 図1のケーブル位置決め部材の概略的な正面図である。 図2のIII部の詳細な拡大正面図である。 図1のケーブル位置決め部材の基台に載置された状態のコネクタと複数の極細同軸ケーブルを示す部分的な斜視図である。 図4の部分的な平面図である。 従来のケーブル接続装置を示す概略的な斜視図である。 図6のケーブル位置決め部材の基台に載置された状態のコネクタと複数の極細同軸ケーブルを示す部分的な斜視図である。 図7の部分的な平面図である。
符号の説明
1 ケーブル接続装置
3 コネクタ(被接続部材)
5 基台
7 ヒータチップ
9 シャンク部
11 固定具
13 コンタクト部
15 極細同軸ケーブル(同軸ケーブル)
17 中心導体
19 絶縁体
21 外部導体
23 ジャケット層
25 フラットケーブル
27 ケーブル位置決め部材
27A 本体部
27B 位置決め部
29 位置決め溝
31 圧縮スプリング
33 スプリング取付部材
35 グランドバー
37 糸半田

Claims (3)

  1. 被接続部材とこの被接続部材の上に配列して接続される複数の同軸ケーブルの中心導体を載置する基台と、この基台上に載置された複数の同軸ケーブルの中心導体を押圧加熱して接続するべく昇降駆動されるヒータチップと、このヒータチップの昇降方向の前面又は後面に沿った位置で前記ヒータチップより先に前記複数の同軸ケーブルの中心導体もしくはその近傍のケーブル外径に接触するように昇降可能なケーブル位置決め部材であって、下端面に前記複数の同軸ケーブルの中心導体もしくはその近傍のケーブル外径を所定のピッチに並列して位置決めする複数の位置決め溝を設けたケーブル位置決め部材と、で構成されることを特徴とするケーブル接続装置。
  2. 前記ケーブル位置決め部材を、その下端面が前記ヒータチップの下端面より下方に位置するように常時下方へ付勢する付勢手段を介して前記ヒータチップの側面に設けてなることを特徴とする請求項1記載のケーブル接続装置。
  3. 前記位置決め溝の断面が、U字形状又はV字形状であることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル接続装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8878062B2 (en) 2010-06-10 2014-11-04 Hitachi Metals, Ltd. Cable connection structure and cable connection method

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